★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
犯罪心理学者 福島章さんが考えるテレビの悪影響 投稿者 てんさい(い) 日時 2002 年 9 月 08 日 15:03:08:

(回答先: テレビから子どもを守ろう 投稿者 てんさい(い) 日時 2002 年 9 月 08 日 14:59:49)

犯罪心理学者 福島章さんが考えるテレビの悪影響
http://www.ne.jp/asahi/contact/hoikuen/video3.html

 テレビっ子と注意欠陥多動障害

 「シュタイナー教育法は独特の幼児教育で定評がある。そのシュタイナー学校のあ
る教師は、教師が担任する学童に童話、聖書、伝記、神話などを読んで聞かせること
が子どもの心の成長に大切であると考えているが、彼女はまた、テレビやテレビゲー
ムが未成熟な子どもに大きな影響を与えることを明敏に観察し、次のように警告して
いる。 「テレビやテレビゲームで遊んでいる子どもはすぐわかります。とくに男の
子に多いのですが、リモコンで操作されたようにぎこちない動きになるし、視線が定
まらず、キョロキョロしていて、集中しません。このような子どもに絵を描かせても、
ふつうの人間ではなく、エイリアンみたいなものを描いてしまうのです。子どものた
めにはテレビを見せない方がよいと思います。」 (横川和男「もうひとつの道」共
同通信社) つまり、幼児教育の専門家は、テレビを見て育った子どもは総じて注意
欠陥多動障害(ADHD)のような言動を示し、人というもののイメージが崩壊して
しまうことを指摘しているのである。環境ホルモンと同様に、テレビもまた子どもの
性格形成や行動パターンに大きな影響を与え得ることを見抜いているのであろう。」

 テレビは基本的な脳のシステムを変えてしまう

 「しかし、変化は脳のつくりの問題だけではない。脳が働く基本的なプログラム、
つまりコンピューターに喩えていうなら、そのオペレーション・システム(OS)と
いうべきものも現代では大きく変わってきていることに注目しなければならない。
 オペレーション・システムは、脳のハード完成と、平行してつくられる。発達心理
学的にいうなら子どもが言葉を獲得する生後の2〜3年間、精神分析的にいうならば
ほぼエディプス期に、完成しつつある脳の形態・構造と、それまでに入力される情報
の質と量によって、どのようなOSになるかがきまる。」

 「まず質的な変化である。昔は、母親の乳児に対する語りかけのような、人間的・
言語的・二人称的な情報が主であった。今は、赤ちゃんが産院から家に戻ってきた瞬
間から、テレビからの映像や音響などの機械的・イメージ的な情報を一方的に受容す
るようになるという「情報の質」の変容が注目される。子どもは絶え間なく情報を発
信する小箱を眺めて、その多彩なイメージを入力し、またバック・グラウンド・ミュー
ジックのように鳴りつづけるその音を知覚しながら、いわゆるバーチャルな情報にさ
らされつつ毎日を過ごすことになる。」

 2歳まではテレビを見せない  

 「もちろん、だからといって、日本をテレビのない半世紀前の時代にもどすことは
できない。だから、この情報化社会の中でも工夫をし、子どものパーソナリティが短
い期間に劇的に変わらないような工夫をしなければならない。 第一は、親が個人と
してできることがある。それはまず、乳児期にはテレビを子どもから隔離することで
ある。つまり、乳児がいる部屋にはテレビをおかない。人生の最初期(1から3年)
の情報入力の量と質こそが、脳のOSの形成やその発展に大きな影響を与えるからで
ある。とくにその中でも、乳児期(0〜2)が最も大切なのである。 さらに、幼児
期になってテレビを見せる場合も、その視聴時間は1日1時間以内に制限するのがよ
いだろう。子どもが見る番組は、親が選択することが望ましい。これは、子どもの人
格形成に親が責任を持つ、ということにほかならない。」

 「しかし、子どもが幼稚園や学校に行くようになれば、テレビをまったく見ないわ
けにはいかない。テレビの人気番組を見ていないと、その子どもは仲間との会話に困
るエイリアンになってしまう。したがって、この時期になったら、あまり極端な制限・
禁止は良識的とはいえない。さらに4〜5歳ともなれば、いわゆる脳のOSの基本は
既にできあがっているから、もしテレビから悪い影響を受ける部分があったとしても、
それは親子関係やカウンセリングで矯正が可能である。」

 「子どもの脳があぶない」福島章 PHP新書

 

 神経心理学者 ジェーンハーリーさんが考える悪影響

 テレビの見すぎは うつ気分を呼ぶ

「知能を最大限に発揮するためには、右脳と左脳がうまく協調して働かなければなら
ないが、それには数多くの連結を発達させなければならない。動きの速い、主に視覚
的なソフト(コンピューターゲームなど)の中には、左脳を犠牲にして右脳を刺激す
るものがあり、それをやりすぎると言語能力などの左脳の技能に支障がでるのではな
いかと疑われている。新しい研究によると、情緒の発達にも影響を及ぼすようである。
右脳の活動には否定的な気分(悲しみ、無気力、ゆううつ)が伴うこと、そして幸せ
だったり気持が高揚しているときには左脳が活発に働いていることに科学者たちは気
づいている。また、テレビを見すぎるとしばしば否定的な影響が現れ、時には軽いう
つ状態になることも明らかになっている。ある心理学者は「一度にテレビを見る時間
が長くなるほど、気分はますます落ちこんでくる」と言っている。また、長期にわた
って右脳を働かせる人はうつ状態や不安障害に陥りやすく、さらにはほかの病気にも
かかりやすくなるという。右脳の過度の活動は免疫系を抑制する傾向があるからであ
る。」

 「右脳ばかりを酷使して左脳をあまり使わないようなソフトを使っているコンピュー
ターっ子は、特に危険が大きい。4歳児を対象にしたある研究によると、左脳の活動
が優勢な子どもは社会的能力が優れ、右脳が優勢な子どもは引きこもりがちだったと
いう。はたしてコンピューターの使用がそうした神経生理学的な変化と関係があるの
かどうかは興味深い問題である。」 情緒への影響 「創造的な発明の多くは、心的な
イメージ形成力」がもとになる。しかし、映像刺激づけの今の子どもたちは心に独自
の像をつくったり、創造的な表象を発展させることができない、と教師たちは報告し
ている。今の幼い子どもたちの多くは象徴的な遊びや見立て遊びを教えてやらないと
できないと教師たちは嘆く。以前は精神的、情緒的な問題のある子どもの症状だった
ものが、今の子どもたちの多くに見られるのである。」

 「コンピュータが子どもの心を変える」ジェーン・ハーリー 大修館書店

 

 賢治の学校 鳥山敏子さんが考えるテレビの影響

 子ども自身のイメージ喪失

 「ところが、私がこれはもうやっていられないと思ったのは、テレビゲームやイン
ベーダーゲームのピコピコが、子どもたちのイメージを完全に切断したときでした。
そういうゲームを持っている子どもたちのイメージの中には、ぴこぴこしか出てこな
い。イメージしても、ゲームの画面上を歩く四角いものばかり思い浮かべるんです。
自然や宇宙とつながっていたイメージではまったくなくなってしまいました。 とく
に男の子たちがひどい状況になったんです。そうなると、ゲームの画面のイメージに
とどまらず、自分を表現する言葉を持てなくなり、人の言葉をイメージして聞く力も
萎えていってしまったようでした。彼らの言葉自体も、彼らのからだにとって力を持
たなくなったんです。そうすると、どんな言葉も彼らのからだに入っていきません。
子どもたちが言葉が入っていかないからだになってしまったことが、私に学校を辞め
る決心をさせたきっかけのひとつです。」

 子どものからだから抜け出る魂

 「私のなかでポケモン事件によってよりクリアーになってきたのは魂のことでした。
神戸のA少年の事件や、ワークに来る人たちのなかに起きていることは、魂の次元、
つまり霊的次元でみないと分からない。テレビやテレビゲームが怖いのは、それらに
夢中になっている時の子どもの表情を見れば分かります。テレビやゲームに夢中にな
っているとき、彼らの魂はからだから抜けてしまって、テレビやゲームのなかに吸収
されている。魂が存在しているほうに実感がありますから、彼らにとっては仮想世界
こそが現実になってしまっているんです。 ポケモン事件でわかったのは、魂が抜け
る怖さだけでなく、その魂に電子の操作が入っていることです。からだ全体で世界に
実際にふれる体験が少なくなった子どもたちが、いやなことを強要されることによっ
て魂が抜ける状態が多くなる上に、テレビやテレビゲームで魂が抜けていくことが重
なると、もう何が仮想で何が現実なのか分からなくなります。私は、魂が抜けっぱな
しにならないからだをどうつくるかということに早急に取り組まないと今後ますます
信じられないような犯罪が起きてくるだろうと思っています。」

 「豊かな社会の透明な存在」鳥山敏子 上田紀行 法蔵館

 (注:小見出しはホームページ作成者)


----------------------------------------------------------------------------
----


 「人はどんな瞬間にも、自分をある特定のチャンネル、その人の「主要」チャンネ
ルと同一化しており、他のチャンネルからは分離する傾向がある。意識の複合チャン
ネルの観点からユングの用語を用いて言うなら、思考タイプの人はフィーリングを認
識しないし、感覚タイプの人は直感をほとんど意識しない。基本的チャンネルに即し
て言えば、視覚タイプの人は、身体感覚が感じられないかもしれない。身体感覚のチ
ャンネルを使用しないのである。その結果、このチャンネルで起こる現象が、あたか
も視覚タイプの人の人格の外側で起こっているかのようになってしまう。」「プロセ
ス指向心理学」アーノルド・ミンデル 春秋社

 今、乳児期からラックに入れられて長時間ビデオを見ている子どもたちが育ってい
ます。脳がシステムづくりをする時期に、他の感覚が伴わない視覚刺激を、長時間受
け取っていた子どもは、視覚信号ばかりを脳に送ることになります。脳はその信号に
合わせて、システムづくりをしていきます。

 1秒間に6回以上点滅するデジタル刺激であるテレビやビデオを長時間見ていた子
どもの脳は、その刺激に合わせた視覚を形成する可能性が高いでしょう。乳幼児期(と
くに1歳半まで)の間長時間、ビデオやテレビを見ていた子どもが、手足が不器用で、
体のコントロールが苦手で多動で、人間には視線が合わず、直線や光るものにばかり
固執する子どもになるのは、当然の結果といえないでしょうか。

 次へ  前へ



フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。