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<地震電流>解説 伝達速度に着目 直下型地震もとらえる
投稿者 mainichi 日時 2002 年 11 月 10 日 14:04:24:

(回答先: <地震電流>発生と同時に初観測 揺れ前の対応可能に 科技研  投稿者 心配性 日時 2002 年 11 月 09 日 16:21:53)

地震電流:解説 伝達速度に着目 直下型地震もとらえる

 防災科学技術研究所(茨城県
つくば市)が、地殻が滑るとき
に流れる電流の変化を、地震発
生とほぼ同時に観測することに
初めて成功した。あらゆる地震
に対応する実用的な地震予知が
まだ確立されていない中で、わ
ずかな時間的余裕とはいえ、大
きな被害を少しでも抑える緊急
対応を可能にすることが期待で
きる。

 これまでの地震情報は、地震
波のP波(秒速約6キロ)がS波(同約4キロ)より早く届くことを利用していた。同研究
所の「リアルタイム地震情報」や気象庁の「ナウキャスト(即時的)地震情報」は、全国の
観測網でまずP波をとらえ、大きな揺れを伴うS波到達前に、地震規模、震度、到達時間を
予測することを目指し、試験運用や研究が進められている。

 これに対して、電気信号は地中でも秒速約100キロという高速で広がる。このため、直
下型地震のように、震源が近くてP波とS波の到達時間の差がほとんどなく、対応が「お手
上げ」だった地震も、わずか数秒ながら揺れる前にとらえることが可能になる。

 溝上恵・地震防災対策強化地域判定会会長は「電気信号のスピードは、地震発生を一刻も
早く知るために大きなメリットになる。まだ研究段階のデータとはいえ、面白い発見だ」と
話す。

 ただ、地震発生の瞬間に流れる電流は微弱なため、現状の測定方法では確実に検出するこ
とは難しい。今回も東日本に設置した13カ所の観測点のうち1カ所でしかキャッチできな
かった。今後のデータ蓄積が実用化の鍵を握る。研究チームは「効果的な観測方法の開発に
取り組みたい」と話している。 【永山悦子】

[毎日新聞11月9日] ( 2002-11-09-15:01 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20021109k0000e040071000c.html

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