【ニューヨーク上村幸治】
国連のアナン事務総長は4日、ブッシュ米大統領の声明を歓迎し、米国がパレスチナ情勢への関与を強めていることを喜んでいると述べた。
アナン氏は記者団に対し、ブッシュ大統領がイスラエル軍のパレスチナ自治区からの撤退を促したことを「重要な呼びかけだと思う」と述べた。
また、米国を含む国連安保理の14カ国が、イスラエル軍の撤退を求める決議に賛成したことを「忘れるべきではない」と強調するとともに、イスラエルの指導者に対し「ブッシュ大統領の話に耳を傾け、安保理決議を実行するよう」促した。
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