【ベルリン7日=宮明敬】
8日発売予定の独シュピーゲル誌によると、パキスタンのムシャラフ大統領は、帰属をめぐってインドとの間で軍事的緊張が続くカシミール問題に絡み、「最後の手段」として核兵器使用も辞さないとの姿勢を示した。大統領は同誌との会見で、「我々は責任ある態度で交渉に臨んでいるし、(武力衝突という事態になっても)通常戦力で防衛できる自信も持っている」としながらも、「パキスタン(の一部)が地図上から消える脅威にさらされれば、国民の核使用を求める声を抑えることはできないだろう」と語った。
(4月8日00:37)
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