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パウエル調停、事実上の失敗〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 17 日 23:24:33:

(回答先: 米の和平仲介、事実上の失敗 中東問題〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 17 日 23:01:04)

【エルサレム17日=久保健一】
パレスチナ危機の調停努力を続けてきたパウエル米国務長官は17日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマッラで、アラファト・パレスチナ自治政府議長と会談後、エルサレムで記者会見、調停の最大の目的であった停戦が実現できなかったことを認めた。
同長官は「現段階では、停戦と呼ぶにはふさわしくない」と述べた。
長官は、イスラエルのシャロン首相から、パレスチナ自治区からの軍撤退に関し「タイムライン(日程)の提示を受けた。1週間程度で撤退が実現するだろう」と述べるにとどまった。これにより、12日以来の調停は事実上失敗に終わった。長官は、米国がさらに調停を継続する方針を強調したが、パレスチナ情勢は出口の見えないまま、一層深刻化することは必至だ。
会見で長官は、今回の調停を「前進させる」ため、中東を再訪する意向を表明、さらに、ジニ中東特使、テネット米中央情報局長官を近く派遣する考えを示した。また、6月開催が浮上している中東和平国際会議の詳細について、帰国後、ブッシュ米大統領と協議すると述べた。一方、長官は会見で、「これまでの(アラファト議長が行ったテロ放棄についての)声明はどれも不十分だ」と述べ、議長からテロ放棄の確約が得られなかったことを認めた。
調停では、アラファト議長にパレスチナ過激派のテロ抑止を確約させると同時に、イスラエル軍の自治区からの全面撤退を実現できるかが最大の課題だった。
しかし、パレスチナ側のテロ放棄を盛り込んだ米国・パレスチナの共同声明も合意できず、イスラエルの自治区全面撤退も実現せず、調停の主目的を果たすことができなかった。
長官は17日午後、カイロに立ち寄りエジプト、ヨルダン両国外相と会談した後、10日間に及ぶ欧州・中東訪問を終え、帰国の途につく。
(4月17日23:04)

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