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06/19 15:45 北朝鮮脱出者で公聴会 21日に米上院、中朝に圧力 外信60
 【ワシントン19日共同】米上院は十八日、朝鮮民主主義人民共
和国(北朝鮮)からの脱出者に関する公聴会を二十一日に開催する
ことを決めた。中国・瀋陽の亡命者連行など一連の脱出事件に絡み
、米政府当局者や非政府組織(NGO)関係者を招いて証言を聴く
。議会当局者が共同通信に明らかにした。           
 公聴会は、司法委員会の下で難民問題を扱う出入国管理小委員会
(エドワード・ケネディ委員長、民主党)で行われる見通し。  
 同小委メンバーの上院議員事務所は「中国に逃げた北朝鮮住民の
第三国行きが認められないことは人権上、無視できない。中朝両国
に圧力をかけたい」と公聴会開催の理由を説明した。      
 証言するのは、アーサー・デューイ国務次官補(難民・移民問題
担当)、北朝鮮脱出者の外国公館への駆け込みをNGOとともに支
援しているドイツ人医師のノルベルト・フォラツェン氏、NGO「
北朝鮮の人権に関する米国委員会」のジェームズ・リドラー副委員
長ら。                           
 米議会では、瀋陽事件を契機に北朝鮮脱出者への関心が高まって
おり、下院本会議は今月十一日、中国政府が脱出者の強制送還を中
止し、適切な保護を与えるよう求める決議を圧倒的多数で採択。上
院でも脱出者への人道的対応を求める決議案が提出されている。 
(了)  020619 1545              
[2002-06-19-15:45] 
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。