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自爆テロ:イスラエルへの恨み浮き彫り 和平交渉は難航か[毎日新聞6月5日] ( 2002-06-05-20:31 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 05 日 21:58:10:

(回答先: イスラエルで自爆テロ、14人死亡〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 05 日 17:36:09)

【エルサレム海保真人】
イスラエル北部で5日に起きた爆弾テロは、パレスチナ人過激派のイスラエルに対する恨みの深さを改めて浮き彫りにした。イスラエル政府が新たな軍事報復作戦に乗り出せば、事態は再び4月時のようなパレスチナ危機に逆戻りしそうだ。米欧やアラブ諸国がもくろむ和平交渉復帰への道は険しいといえる。
5日は67年にイスラエルがヨルダン川西岸とガザなどを占領した第3次中東戦争(6日戦争)の発生記念日で、最近のイスラエル軍の絶えない侵攻策を見れば、パレスチナ過激派の反撃はある程度予想されていた。
実際、レバノンのテレビ局に寄せられたイスラム原理主義組織「イスラム聖戦」の犯行声明には「エルサレム陥落の35周年記念日にあたり、我々はシャロン(イスラエル首相)の『守りの壁』を粉砕し、シオニスト国家がパレスチナ領土を占領する限り安全を享受できないことを宣言する」というくだりがあった。
アラファト・パレスチナ自治政府議長は4日、テネット米中央情報局(CIA)長官と会談し、テロ防止を究極目標とした治安当局組織の改革を約束したばかりだった。しかし、またしても先鋭武装集団の行動に足元をすくわれた形で、無力さを露呈した。
イスラエルは5月初めに大規模軍事作戦「守りの壁」を一応終結して以来、テロのたびに自治区に軍事侵攻はしたが、長期の居座りは避けていた。その方針が今回のテロを受けて変わる可能性があり、中止していたガザ侵攻作戦が再浮上する目も出てきた。だが、同時に単なる侵攻策ではテロを根絶できないというジレンマをも抱えている。
米欧が歩調を合わせて中東外交を活発化し始め、ブッシュ米大統領とムバラク・エジプト大統領との会談が7、8日に、シャロン首相との会談が10日に迫ったタイミングでテロが起きた。双方の会談では、パレスチナ問題の解決を目指す中東和平会議の開催案が焦点となっていたが、事態の推移によってはしぼむ恐れもある。

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