ハマス幹部の妻、息子の自爆テロを拒否〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 8 月 02 日 22:28:42:
パレスチナのイスラム過激派ハマスの幹部の妻が、武装活動家から息子に自爆作戦を実行させると電話で知らされ「勉強で忙しい」と拒否した。このやりとりの録音テープが1日夜、イスラエルのアラブ諸国向けのアラビア語放送で流された。自治政府筋もテープを本物と認めた。
自爆作戦を断ったのは、ガザ自治区在住のハマスの政治指導者でガザのイスラム大学講師のアブドルアジズ・ランティシ氏の妻。ランティシ氏はハマス幹部の中でも、自爆テロを肯定する強硬派として知られている。
イディオトアハロノト紙によると、ハマスの武装部門の活動家がランティシ氏宅に電話で「あなたの息子は我々の戦士の一人だ。神の助けを借りて、彼は我々に名誉をもたらすことになろう」と言ったところ、母親は「そんな名誉に興味はない。息子は勉強のことで頭がいっぱいだ」と答えた。活動家が「聖戦の道は開かれ、あなたの息子は神の道を進んでいる」と続けると、母親は「私は殉教の民とはかかわりたくない」と言って電話を切ったという。
自治政府筋によると、テープは自治政府の情報機関が盗聴し、春以降のイスラエル軍による侵攻作戦で自治政府の施設から押収されたものだという。 (21:44)
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