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【デュマ前仏外相が暴露】米露が湾岸戦争後もサダム・フセニンを権力の座に据え続ける事前密約をしていた! 投稿者 佐藤雅彦 日時 2002 年 8 月 24 日 03:25:09:

●イスラム系通信社のIslamic Republic News Agency(IRNA)が23日、
 ベルリンからのニュースとして、フランスのローラン・デュマ前外相が
 日刊紙『ベルリナー・ツァイトゥング』のインタビュー記事のなかで
 米露の驚くべき密約を暴露しました。
● な……なななんと! ペルシャ湾岸戦争の終結後もサダム・フセインを
 イラクの権力の座に据えておこうと、大ブッシュとゴルビーが開戦前に
 秘密の取り決めをしていたんですと。
●この話が本当だとすると、サダム・フセインは米露が中東に政治的・軍事的
 介入をするための“常設窓口”として、サダム・フセインという“憎まれ役”
 を意図的に設定していたことになりますな。
●第二次世界大戦の時には米国の参戦前にあらかじめ戦後世界管理構想(国際連盟
 に変わる“連合国戦後世界管理機構(The United Nations)”――日本では
 「国際連合」などと誤訳され続けてきたいわゆる“国連”――を代行機関(agent)
 に用いた世界管理の実現)という青写真を描いて、この構想にそって連合国の
 メンバー集めを行なって大勢でなぐり込みをかけたわけでしたが、こういう
 やりかたは一貫してますね。
●大ブッシュのオヤジ(爺ブッシュとでも呼ぶか【笑】)はヒットラーが率いる
 ナチスを育成しました。そして大ブッシュはサダム・フセイン、小ブッシュ
 はウサマ・ビン・ラディンをそういう“公衆の敵ナンバーワン”に育てる
 つもりのようだし……、(苦笑) イェール大学の骸骨団特有の政治哲学である
 「創造的破戒」を押し進めるには、大衆が恐れる“悪魔”が常に入り用な
 わけでして……。爺のプレスコットも、大ブッシュもダブヤも、三代にわたる
 骸骨ちゃんですから、さすがにこの教義に忠実ですな、バカがつくほど。(笑)

●サダム・フセインを米露による中東介入の道具として“飼い続ける”という
 戦略は、イスラエルに対してはどのような思惑があったのか? それも
 興味深い問題ですな。


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Islamic Republic News Agency
http://www.irna.com/en/head/020823163715.ehe.shtml

Ex-French FM reveals US-Russian deal to keep Saddam in power
【フランスのデュマ前外相が
 米露がサダムを権力の座に据えておく密約を結んでいたと暴露した】

Berlin, Aug 23, IRNA -- Former French Foreign Minister Roland Dumas here Friday said there was a secret American-Russian deal to keep Iraqi President Saddam Hussein in power following his defeat in the 1991 Persian Gulf War.
【ベルリン・8/23――フランスのローラン・デュマ前外相が金曜(23日)に、米露がサダム・フセインを91年の湾岸戦争敗北後もイラク大統領の座に据え続ける密約を結んでいたと暴露した。】

"It's clear to us today that there was a secret agreement between (former) US President George W. Bush and his Soviet counterpart Mikhail Gorbatchov," Dumas told the daily Berliner Zeitung in an interview.
【「いまや我々には歴然としているが、米国のブッシュ前大統領とソ連のゴルバチョフ書記長との間には密約が存在していた」――デュマ氏は日刊紙『ベルリナー・ツァイトゥング』のインタビューでそう語った。】

"He (Gorbatchov) consented to the liberation of Kuwait on the condition that allied troops were not to march into Baghdad and overthow Saddam Hussein. One cannot speak of a mistake, it was agreed in advance," he added.
【「ゴルバチョフは、連合軍がバグダッドに進軍したりサダム政権を転覆したりしない、という条件付きでクウェート解放に同意した。これは間違いじゃない。事前にそういう合意ができていたのだ」――デュマ氏はそう付け加えた。】

Dumas who was France's Foreign Minister from 1988 through 1993, warned the US against attacking Iraq, saying it would trigger a "political earthquake" not only in the Arab world but also in Europe.
【デュマ氏は1988年から93年末までフランス外相を務めていたが、米国にイラク攻撃を行なってはならないと警告を発していた人物である。そんなことをすればアラブ世界ばかりでなく欧州にも「政治的な激震が起きる」と警鐘を鳴らしていた。】

OT/HZ/KS

End
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●ついでに、このニュースソースとなった通信社の
 記事リストを紹介。いろいろと興味深いニュースが並んでいます。

 Islamic Republic News Agency ( I R N A )HeadLines News
  http://www.irna.com/en/head/index.shtml

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●もうひとつついでに、爺ブッシュがナチスをどのように
 育てたか、その手口の紹介記事を出しておきます。
 この出典元「緊急・海賊版 海外情報資料室」
 ( http://www2.starcat.ne.jp/~delphyne/guerre0.htm )
 も、有用な記事の宝庫です。
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http://www2.starcat.ne.jp/~delphyne/guerre018.htm

ハイル・ブッシュ

リチャード・ドレアム 10月4日

リチャード・ドレアムは政治ジャーナリスト。このテクストは10月4日に
執筆者名義でインディメディアに投稿されたものだが、内容から見て少し
前の執筆だと考えられる

    *************************************************
大統領候補者ジョージ・W・ブッシュは、どうやって数千万ドルもの資金
を用意することができたのだろうか。議論が上手なからではない。だいたい
議論は避けてきたのである。世界情勢に詳しいからでないのは確かだ。世界
情勢について質問されると、罠にはまったと思い込むくらいの人物である。
(彼が、その問題なら詳しいです、と言う時は必ず、その文章が終わるか
終わらないうちに、実はそうではありませんと、訂正することになるのである)

いいや、ジョージ、こちとらはとっくに目が覚めているんだ。ブッシュが金を
集められたというのも、家の資産が昨日今日のものでなく、莫大で、しかも
ウォールストリートの一番の有力筋と前世紀からのつながりがあるだ。もっと
悪いことには、それほど金があるのには、じいさんのプレスコット・ブッシュが
ナチスとの金銭的な深いつながりあったことが大きい。

1942年の10月20日に、合衆国外国人資産管理委員会は、「敵との通商に関する
法律」に基づいて、ユニオンバンキング社の株券を押収した。プレスコットは
同社の経営者の一員で、大株主でもあった。最大の株券保有者はE.ロナルド・
ハリマンだった。(ブッシュはウォールストリートの投資会社ブラウンブラザ
ース・ハリマンの緊密な取引相手でもあった)

ユニオンバンキングはアメリカ資本をドイツに送って、ナチス政権下のドイツ
産業を建て直すために造られた会社である。ドイツ側の受け手の中心人物は、
ナチス資本家として著名なフリッツ・ティセンであった。ティセンは、そういう
ことをしていたことを、「私はヒトラーに払った」と題する著書で、大筋認めている。

ユニオンバンキングの投資を受けていた会社のなかに、サイリーシャ・アメリカン社
がある。これもプレスコットと、妻の父のジョージ・ハバート・ウォーカの経営で
あった。同社はナチス系の軍需産業に石炭を精力的に供給していた。この会社も
ナチス協力会社として、1942年11月17日に、資産差し押さえを受けている。ユニオン
バンキングの一番の投資先はドイツ・スチール・トラストで、ナチスの鉄資材や爆薬
の3分の1ないしは2分の1は、同社の製造である。

プレスコット・ブッシュはハリマン・フィフティン社(同社の株は大部分、ロラン
の兄弟のエイヴァレル・ハリマンの所有)の経営者でもあった。同社は統合サイリ
ーシャ鉄鋼会社を保有していた。株の残りは、フリードリヒ・フリスク(ヒムラー
のSS資金援助団体「友達の輪」のメンバー)がもっていた。

共和国大統領候補ブッシュの曽祖父、バート・ウォーカはハリマンがハンブルク=
アメリカ航路会社への投資を組織するのを助けた。祖父プレスコットは同社の経営者
になった。同社は、ナチスのプロパガンダをアメリカに流通させ、扇動家を送り込ん
だ疑いで、1942年8月28日に資産を差し押さえられている。また同社は、政権奪取前
のナチス民兵向けに銃器を輸出していた。

もっとうんざりするひどい例が幾らもある。それにしても、これだけの悪魔の財務
取引がありながら、いったいどうやってプレスコットは、のちに上院議員になること
ができたのだろう。そしてジョージ・H・Wはどうして大統領になれたのだろう。
さてさて、ブッシュ=ハリマン=ナチスのコネクションを仕切っていたのは、のちに
アイゼンハウア政権の国務長官ジョン・フォスタ・ダルスと、のちのCIA長官アレン・
ダルスだったのである。

プレスコットの父サミュエル・P・ブッシュは、バッキー鋳造社を所有していた。
同社は、ハリマン兄弟の父(EHハリマン)の経営していた鉄道会社に、部品を
供給していた。ハリマンの鉄道への投資は、ウィリアム・ロクフェラの支援を
受けていた。彼の兄弟のジョン・D・ロクフェラはスタンダード石油の創立者で、
その油を鉄道は行なっていた。(これがジョージ父子の油ビジネスに手を染める
発端となる)

サミュエル・ブッシュはウッドロウ・ウィルスン大統領の「戦時社会主義」の
リーダーになり、軍需産業協議会(同協会は第一次大戦の間、アメリカ産業界の、
価格協定カルテルの調整役を果たしていた)の小型武器と弾薬の責任者に就任した。
ここでブッシュは、パーシ・ロクフェラ(ウィリアムの息子)が小型銃器製造業者
を管理するのを補佐していた。

年上のほうのジョージ・ブッシュは、一家の伝統を守って、全体主義政府を支援した。
大統領として、共産主義中国を国連の場で支援し、軍事援助も行なったのである。

若いほうのジョージ・ブッシュは大きな政府を支持しつづけるのか、それとも自由
市場の支援に回るのだろうか。彼が一番最初に取った政策は、野球場建設支援のため
の増税であった。メキシコ政府への不良債権をめぐる、アメリカンバンクの支援策
をめぐって、共和党の自由主義派と保守派が対立したとき、テキサス知事は支援派
にまわった。その理由はウォールストリートの銀行筋とのコネクションである。

こうしたことが、共和党の現在進行中の歴史と、相互に連関している。共和党は
1850年に創立された。高い税金を取り、コネクション内部のビジネスへの補助金と
するのが、設立の趣旨であった。過去50年間に共和党から出た大統領はすべて、
政府の規模を増大させ、自由市場への援助を弾劾し、減税は常にただのレトリック
以上ではなかった。テキサス知事ジョージ・ブッシュはこの伝統を守りつづける
ことだろう。


海賊訳:Massa
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