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ラディン健在、人も金も無傷で温存〜組織も十分機能、第2次テロ着々?(ZAKZAK 2002/09/10) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 10 日 13:25:57:

「米国本土は安全からほど遠い」−。米中枢同時テロ事件から、あすで1年。ブッシュ政権はイラクのフセイン大統領打倒に向け、着々と布石を打つなか、米国民は今も不安におののいている。最大の理由は、テロの黒幕ウサマ・ビンラーディンが生きているとの観測が強まっているからだ。それどころか、ラディン率いるテロ組織アル・カイーダの人脈も金脈も無傷で温存されているというのだ。
神出鬼没のラディンの居場所として可能性が高いのは、アフガンとパキスタンの国境付近。ニューヨーク・タイムズ紙は先月末、米軍筋の情報として「ラディンは生きており、国境250マイル内の山中の隠れ家を行き来している」と報じた。
特殊部隊約1000人を含む米軍は今も、アフガンのナンガハル地区などでラディンの捜索を続行。史上最高の懸賞金2500万ドル(約30億円)をラディンの首にかけ、地元民にも情報提供を呼びかけている。
だが、地元民の情報は「確度が低い」(米軍関係者)。士気の低下が懸念される米軍内では一時、ラディンが昨年末のトラボラの大戦闘で腕を負傷したとの情報に希望的観測も加わって、ラディンの死亡説が台頭。
しかし、大量の遺体をDNA鑑定しても、ラディンの“断片”さえ発見されていない状況では説得力はない。
一方、英ガーディアン紙は今月4日、カブールの消息筋の話として、トラボラからの脱出の様子を詳細に伝えた。
それによると、ラディンら一行26人は昨年12月の第1週から2週に激しい戦闘が行われたトラボラの洞窟を8台か9台の「乗り物」に分乗し、この時期に脱出。パキスタンのトライバルエリアからの使者の先導で米軍のいる北ではなく、雪に覆われた南のルートを抜けた。米軍のオペレーションは「大きな穴だらけのスイス産チーズのようだった」という。
ブッシュ政権は公式にラディンの生死に触れていないが、米専門家の間では「健康状態こそ悪化しているが、生きている」との意見が支配的。
仮にラディンの健康に問題があるとしても、長男のサアドか、死亡説も流れたナンバー2のエジプト人医師アイマン・アル・ザワヒリが後を継ぐとみられる。
また、タリバンのオマル師も健在で、政情不安の続くアフガンでは「ラディン一派は今も必要物資や情報を難なく手に入れている」(欧州のテロ専門家)。
無線傍受などによるラディンの消息は年末以降途絶えているが、現在の連絡方法は「時間はかかるが、安全な“密使”に切りかえられている」(9日付のニューヨーク・タイムズ紙)。テロ発生後、世界では約2700人が逮捕されたが、半数が証拠不十分で釈放され、支援組織は今も十分機能しているようだ。
事実、今月5日にはアフガンのカイザル大統領の暗殺未遂や首都カブールで爆弾テロ事件が発生。両事件ともアル・カイーダの関与が指摘されている。
人だけでなく、金も健在だ。
ワシントン・ポスト紙は3日、アル・カイーダとタリバンが、ここ数週間でパキスタンに隠していた大量の金塊をイランなどを経由し、スーダンに運んだと伝えた。
これらの資金は約3億ドル(約354億円)とされるラディンの資産のほか、今も機能している麻薬の売買で稼いだもの。テロ後、米国は各国の協力でテロ資金の凍結を行ったが、欧州各国の金融当局は、資金の大半はそれ以前に金かダイヤモンドに換えられたとの結論に達しつつある。
ブッシュ政権がイラクのフセイン政権攻撃に向け、国際的合意を取りつつあるなか、アフガンの軍事作戦は当初の華々しい戦果にもかかわらず、「失敗」の声さえ漏れ始めているのだ。

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