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09/11 22:09 中枢テロの着想10年前から 「カルロス」が指摘 外信132
 【カイロ11日共同】パリ郊外の刑務所で服役中の国際的テロリ
スト、カルロスことイリイッチ・ラミレス・サンチェス受刑者は、
十一日付のロンドン発行のアラブ紙アルハヤトに寄せた手記で、米
中枢同時テロの「旅客機で地上の標的を攻撃するという着想」は、
一九九一年の湾岸戦争でイラクが空爆された直後から具体的に存在
していたことを明らかにした。                
 手記によると、空爆直後に同受刑者は、さまざまなイデオロギー
を代表する「反帝国主義者の幹部会議」に出席。その席で、米国で
爆弾テロを起こすことが必要だという結論が出た。       
 会議では、パキスタンの原理主義組織の幹部(故人)が、「ワシ
ントンだけでなくニューヨークの世界貿易センターを航空機で攻撃
する」という、中枢同時テロをそのまま予告するアイデアを提案し
ていたという。                       
 同受刑者は、ウサマ・ビンラディン氏について「まだ生きている
と思う。殉教を果たしていない以上、今後も(国際テロ活動で)中
心的な役割を果たすと思う」と手記を結んだ。         
(了)  020911 2209              
[2002-09-11-22:09] 
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。