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日本の国家主義台頭で会議 米国務省情報局 共同
投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 11 月 11 日 18:06:36:

(回答先: Re: 慎太郎、アメリカは全然批判せず。米英指導層と連携(工作員)しているためだろう。 投稿者 アメリカ工作員 日時 2002 年 11 月 11 日 14:51:39)

11/11 16:46 日本の国家主義台頭で会議 米国務省、懸念表明も  外信36

 【ワシントン11日共同】日本のナショナリズム(国家主義)の
高まりが外交・安全保障、国内政治などに与える影響を探るため、
米国務省の情報調査局が九月末に米中央情報局(CIA)を含む米
政府内外の専門家を一同に集めて研究会を開催、政府関係者が懸念
を表明していたことが分かった。複数の会議参加者や米政府当局者
が十一日までに明らかにした。                
 日本のナショナリズムに関する研究会と相前後して、国務省は今
秋、世界の反米主義についての研究会も開いた。これらの会議開催
は、米政府が昨年の米中枢同時テロ後、国際情勢の変化に神経をと
がらせ、日本のナショナリズム台頭の動きに関心を払っていること
を示している。                       
 研究会は九月二十六日にワシントン市内で開かれた。国務省、C
IA、国防総省などの専門家のほかマサチューセッツ工科大のジョ
ン・ダワー教授ら日本研究の「最高権威ともいえる顔ぶれ」(参加
者の一人)が参加。「日本のナショナリズムとアイデンティティー
に関する会議」をテーマに話し合った。            
 情報調査局は(1)戦前の日本のナショナリズムが現在の状況と
関連しているのか(2)国家のアイデンティティーという考え方は
現在の日本外交・安保政策などに影響しているか(3)将来的には
どうか―という三つの懸念を設問とし、研究者らの意見を聴いたと
いう。                           
 しかし複数の参加者によると、政府関係者が懸念を表明する一方
で、研究者の多くは「日本のナショナリズムは懸念するほどではな
い」との意見で、「日本的価値観や自身の存在の確認」がナショナ
リズムの高まりのように見えているだけではないかとの見解を述べ
たという。                         
(了)  021111 1645              
[2002-11-11-16:45]

11/11 17:32 日本を標的にしてない  外信38

 国務省当局者の話 情報調査局が毎年開く十以上の研究会の一つ
で、日本だけを標的に選び出したわけではない。日本国民は何を考
えているか、自身や世界、その役割をどうみているのかが議題だっ
た。ナショナリズムそのものより、日本は自国の現状をどうみてお
り、どこへ進むのかということが議論の中心だったと考えてほしい
。(ワシントン共同)                    
(了)  021111 1731              
[2002-11-11-17:32]

11/11 17:34 「石原人気」が背景に 米、日本の先行き読めず  外信37

 【ワシントン11日共同】米国務省が「日本のナショナリズム」
に関する研究会を開いた背景には「石原慎太郎・東京都知事の人気
が示す(国家主義台頭の)傾向に米政府が懸念を持っている」(参
加者の一人)ことがある。                  
 さらに、長引く不況、中国の軍事・経済的台頭、朝鮮民主主義人
民共和国(北朝鮮)問題を抱える日本が今後どう進むのか、米政府
が日本の先行きを読みにくくなっている事情もある。      
 参加者らによると、会議では特に結論は出ず、日本研究者側は「
悪性のナショナリズムが高まる懸念はあまりない」(オロス・ワシ
ントンカレッジ助教授)といった意見で一致したようだ。    
 この時期にこうした研究会が開かれたことに対し、参加者のマサ
チューセッツ工科大のジョン・ダワー教授は「心配すべきはむしろ
米国のナショナリズムだ」と逆に指摘、政府当局者らが黙り込む場
面もあったという。                     
 しかし、「日本の経済の現状なら右翼がもっと台頭してもおかし
くない」(オロス助教授)という疑問も投げ掛けられるなど、国務
省が会議を開いたのは意義があったと参加者の多くはみている。 
 「ナショナリズム」という簡単な言葉では説明しきれない「日本
人の自己認識の変化への動き」(ショッパ・バージニア大助教授)
や「ナショナリズムと混同しやすい、日本的価値やアイデンティテ
ィーのある種の肯定的とらえ方」(オロス助教授)が起きていると
の指摘もある。                       
 日本自身がそうした動きの意味を探ることこそ、「悪性のナショ
ナリズム」を避けるための道だろう。             
(了)  021111 1733              
[2002-11-11-17:34]

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