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マイケル・A・ホフマン、モーシェ・リーバーマン共著(週刊日本新聞)(太田龍の時事寸評)
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/1113.html
投稿者 中央線 日時 2003 年 3 月 18 日 18:24:47:

マイケル・A・ホフマン、モーシェ・リーバーマン共著、
 太田龍監訳「パレスチナ大虐殺」(成申書房)、三月二十日出版へ


投稿 平成15年03月18日01時02分

太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)三月十七日(月)
(第五百十九回)

○マイケル・A・ホフマン、モーシェ・リーバーマン共著、太田龍
 監訳「パレスチナ大虐殺(英文原題、イスラエルのパレスチ
 ナ人に対するホロコースト)」(成申書房、千七百円、プラス
 税、二百四十九頁)が、三月二十日以降、書店へ。

○地方では、三月二十四日以降に、店頭に出回るであろう。

○英文原著(二〇〇二年九月)の全訳。
 更に、
 原著者、モーシェ・リーバーマンの日本語版への序文(「世界の
 仲裁者、日本人へ)、
 マイケル・A・ホフマンの日本語版への序文(「日本の読者に
 知らせたいこと」)、及び、マイケル・A・ホフマンの「日本語
 版へのあとがき」、が、付加されて居る。

○巻末に、かなり長い(十頁)「監訳者解説」あり。

○マイケル・A・ホフマン。
 この人は、米英レビジョニスト(歴史修正学派)の中核を担う、
 すぐれた著述家、ジャーナリストである。

○モーシェ・リーバーマン。
 この人は、米国生まれのユダヤ人、ユダヤ教徒。ヘブライ大学
 で、イスラエル・シャハク教授の助手を務めた。ユダヤ人哲学
 者スピノザの研究者で、スピノザの伝記を著述中と。

○この本は、イスラエル、又はシオニスト・ユダヤの悪事(パレ
 スチナ人へのホロコースト)に対する痛烈な批判と告発の書、
 である。

○とくに、二〇〇二年三月二十九日から四月十八日まで、イス
 ラエル軍によってなされたパレスチナにおける集団殺害の事実
 を、克明に記録して居る。

○イスラエル人は嘘をつく。
 しかし、それは宗教に起源がある。この重要問題については、
 とくに本書の八十八頁参照。

○「あとがき」の中で、マイケル・A・ホフマンは、

 アメリカのシオニスト・リーダーたちは「ウォールストリート・
 ジャーナル」の論説で明言している。イラクをねじ伏せたら、
 次はシリア、イラン、サウジアラビアを屈服させるのだと。
 (二百三十五頁)と述べて居る。

○この「シオニスト・リーダーたち」のことは、もちろん、単なる
 脅かし(ブラフ)、ではない。

○チョムスキーが、
 「次はイランだ」、
 と警告したこと、その件については、当時事寸評(五百十回、
 三月八日)参照。

 (了)

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