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1975年フランス国内の原子炉の前に佇(ただず)む若き日のシラクフとセイン。フランスの反イラク戦争政策は81年フランス製原子炉破壊されたことの国家的遺恨・意趣返しか。
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/465.html
投稿者 ボンジュールムッシューざます 日時 2003 年 2 月 21 日 19:23:08:

http://www.worldtribune.com/worldtribune/toptease_4.html

このサイトの写真を御覧ください。1975年フランスです.左が現フランス大統領シラク。そのとなりがサダムフセインです(若いですねえ)。フランスの原子炉の前にみな立っています。フセインはイラクで、核兵器のためのプルトニウムを製造する原子炉の見学にきているのです。

で、見事契約実って,フランスがイラクに原子炉建設をします。その建設中、1981年6月に,イスラエルが先制攻撃を加え思いきり破壊したのです。


この破壊のための空軍のパイロットの中に,先日シャトルに乗り込み,墜落でなくなった宇宙飛行士イラン=ラモンが今した(当時25才).彼の作業は,戦闘機からニセ信号を出し、あたかも民間航空機が接近しているかのごとく状況を設定することでした。彼はこの先制攻撃の一員として,当時英雄扱いされました。


さて,今一度考えてみますと,不思議です。現フランス大統領と,イラク大統領は,いわば27年間の知己だったわけです。81年,フランスが手掛けていた原子炉がイスラエルに壊されたわけで,当時フランスがイスラエルに恨みを持ったことは確実です。

フランスが米英(イスラエル)連合のイラク戦争に反対する背景には国家的遺恨がひとつあるようなのです。シラク・フランスにとってフセイン・イラクは上得意の顧客という関係にあったわけです。これは当時の米国の原子炉製作会社とコンペで競ってやっと勝ち取った,契約だったことでしょう。フランスは勝利の美し酒に酔っていたかもしれません。しかし、81年、フランスとイラクのメンツを潰したのがイスラエルだったわけです。イスラエルの先制攻撃を許可したのは当然米英です。つまり、

米英イ vs イラク−フランス

という対立関係が歴史的にあるわけです。イラクとフランスはこのように友好関係にあり、それもあり、イラクとフランスは石油受給契約を結んでいます。イラクへの米英主導による国連の経済制裁が解除されたあかつきに、その契約が発効する内容になっています。つまり、歴史的に従来よりイラク−フランスは非常な友好関係にあるということです。

阿修羅でもどなたかが紹介されていますが、シャトル墜落は電磁波兵器によるものであり、打ち落としたのはフランスだ、などというとてもにわかには信じ難いニュースがインターネット上見られるようです。これは極端な説と思います。しかし、フランスが米英イスラエル連合のコロンビアを狙撃し、イラク戦争開始を思いとどまらせ、あわせて、イラン=ラモンを殺害し、20年来の遺恨を晴らす、米英イに一杯泡をふかす、また、NASA技術の低さを演出し、フランス技術の印象をそれにより相対的にあげていく、という動機があってもおかしくはない、ということになります。

まあ,これは極端説で深読みに過ぎます。しかし、イラク戦争を猛烈に押しとどめようとするフランス。その背後にこうした国家的遺恨の問題も一つ横たわっている,ということは非常に興味深いことではないでしょうか。

シラクとフセイン。不思議な縁(えにし)で結ばれています。イラン=ラモンもそうですね。阿修羅では,彼のコロンビアでの軍事ミッションが,新型特殊カメラによるイラク国内の化学兵器工場の探索と撮影だったとの記事が紹介されていますね。


イラク戦争とコロンビア墜落.どうしても切り離せないのです。


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