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太田龍の時事寸評:「2.15 ロンドンイラク反戦集会二百万人」の、意味するもの  [週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/2003/bd24/msg/641.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 28 日 19:09:29:


投稿 平成15年02月28日00時45分

太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)二月二十七日(木)
(第五百一回)

○二月十五日のイラク反戦集会に、
 ロンドンは、百万人、参加、
 いや、二百万人かも知れない、
 と言われる。

○この報道は、さすがの日本人にも、少々は、驚きを与えたよ
 うだ。

○しかし、この事実、ないし、現象は、英国賛美一色の白痴化
 痴呆化しつつある日本人には、到底、理解出来ない。

○「スペクトラム」二〇〇二年十二月号、七十八頁。
 アル・マーチンが、
 「先月(二〇〇二年九月)、ブリテンで行われた世論調査は、
 ブレア政権に対して、深刻な衝撃を与えた。この調査によれば、
 ブリテンの人々の五十四パーセントは、もし可能であれば、ブ
 リテンから他の国逃げ出したい、と思って居ると。

○「ブリテン」は、日本人が言って居るような「イギリス」とは違う。
 従って、わざと「ブリテン」、とここでは、表記して置く。

○ブリテンの経済は衰退し続け、国民は高い税金にくたびれ切って
 居る、と。

○「ブリテンの自殺率は、第一世界、先進工業国の中で最高である」
 と。

○これらの事実と、
 二月十五日、ロンドンのイラク反戦集会とデモに、二百万人、と
 言う事実と、その二つは、底流で、結び付いて居るとも考えられる。

○それでは、「時事寸評」(491回)で、論評した、オックスフォード
 大学歴史学教授、ナイアル・ファーガソンの「エンパイア」、そして
 二〇〇三年一月早々に、ロンドン・タイムズ、その他のブリテンの
 マスコミが開始した、二十一世紀の新しい大米英世界帝国の
 プロパガンダ、これは、どう説明さるべきか。

○「三百人委員会」の主席宣伝家ウィリアム・リース・モッグ卿は、
 「主権者としての個人」(未邦訳)、その他の著作の中で、今、
 生じつつある技術革命によって、彼等(グローバル・エリート)
 が、再び、圧倒的に優勢な軍事的支配力を獲得するであろう、
 そしてその技術によって、
 新しい世界帝国を樹立する、
 などと論じて居る。

○この新しい世紀(二十一世紀)の世界帝国の雛形は、既に、
 米国に、生まれようとして居る。

○アル・マーチンは、
 「人口の頂点一パーセントが、全米国の個人資産の三分の二
 を支配する、と言う、ブッシュ一味の第一目標は、既に、実現
 された」(「スペクトラム」二〇〇二年十二月号、七十六頁)、
 と述べて居る。

○ジョン・コールマン著「三百人委員会」(KKベストセラーズ刊)、
 四十八頁以下。
 (悪魔の地球支配網領二十一ヵ条)、参照のこと。

○二月十五日、ロンドンのイラク反戦集会に参加した二百万人は、
 米英のイラク戦争が、まさしく、この「世界人間牧場」へと自分
 たちが狩り立てられて行く、決定的な一歩となるであろうことを、
 たとえ、ぼんやりとでも感付いて居るのかもしれない。
 
 (了)

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