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日米安全保障体制の虚実
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投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 14 日 21:48:16:

(回答先: Re: 補足 投稿者 たった 日時 2003 年 2 月 13 日 23:58:43)


たったさん、こんばんわ。


>安全保障のほぼ全てを米国に依存している日本としては、
>やはり攻撃支持しか選択肢が無いような・・・。

日米安全保障体制は、「安全保障のほぼ全てを米国に依存している」ものというより、それにより米国から安全を脅かされることなく、米国との通商関係も維持できるものと考えています。

そして、この意味では、主権国家の尊厳に関わる外国軍隊の領土駐留を認める条約体制も、あながち間違った選択ではないと思っています。

戦後世界で、領土回復名目や植民地独立阻止の戦争ではなく、価値観(政治体制)や経済権益のために軍事力を行使してきた国家は、米国とソ連だけと言ってもいいでしょう。
さらに、防衛(反撃)や条約履行ではないかたちで外国領土に侵攻して軍事力を行使してきた国家は米国だけです。(ベトナム戦争はいちおう条約に基づくものです)

日米安保体制は、もっとも危険な国家である米国から攻撃を受けないで済むということで意義があると思っています。

日本の自立した軍事力行使を抑止しつつアジア地域での展開力を確保するという米国の世界戦略に入り込むことで日本は自国の“平和”を維持してきたわけです。
このような体制のおかげで、資金不足であった高度成長期も、対米抑止力を考えれば膨大な費用にならざるを得ない軍事費を注ぎ込む必要がなく、経済成長に邁進することできました。(日米安保体制のおかげで不足していた資金を借り入れることもできました)

ソ連の経済崩壊・北朝鮮の経済苦境・中国の混迷の過去と現在の通貨不足などは、“対米恐怖症”に基づく軍事費負担によって引き起こされたものです。

(よく一国平和主義と言葉が左翼反戦派に向けられますが、ベトナム戦争に代表される戦闘活動に自国領土を提供することで一国=自国の平和を維持してきたのは戦後の政治的支配層というのが実態です)


米国が自国を犠牲にしても日本を防衛すると考えるのは夢想です。
それが米国自身の利益と判断され、それによって米国本土が被害を受けることはないと予測されたときのみ“日本防衛”が実行されると思っています。
(日本が独自の判断で動いた結果生じた危機であれば、まず放置でしょう)

それ以前に、米国の拙い外交戦略に日本が与することが日本の安全保障を脅かす最大の原因になると考えています。(米国が何かを仕掛けることでそれに同調した日本が攻撃される状況が生まれる)

日本が主体的に合理的な外交政策を展開するほうが、安全保障はずっと高まります。

憲法を改正した後にICBM+核で武装すべきだと考えていますが、その現在的主要目的は対米抑止力です。
もちろん、歴史的変化のなかで第2第3の米国が出現しないとも限らないと思っています。

(そんな危険な道を歩むのはイヤだという判断が国民多数であれば、外交と国際機関に頼るのも悪くないとも思っています)


米国支配層の実相が明瞭に見えた今、米国の国際戦略に付き従う道は、日本の“国益”に叶うものではありません。

たったさんの「これから、まともな国家戦略を持っていなかったツケを払うときが来たのではないでしょうか? 」に対しては、日本は今、国家戦略を軌道修正する最大のチャンスを手にしていると応えます。

このチャンスを逃すと、米国の大義なき戦争にずるずると引きずり込まれ、支援負担能力を失ったときに国家としての名誉も失いながら見捨てられることになります。

米軍の駐留がなくなったら米国との関係までもきちんと維持できないのではないかという“ビビリ症”をなくすことが先決ですが...


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