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Re: 年金問題で貧富の差が更に拡大
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投稿者 しばやん 日時 2003 年 3 月 06 日 22:43:59:

(回答先: Re: 年金問題で貧富の差が更に拡大 投稿者 れい 日時 2003 年 3 月 06 日 01:39:03)

れいさん、早速のレスありがとうございます。

私はれいさんの予想とは違い団塊の世代から8歳ほど下の「気の毒」な世代で、同世代が様々な企業でリストラの直撃に会っているところです。
れいさんの意見の大部分は私の考えに近いのですが、年金制度と教育については私は別の考え方を持っています。
れいさんだけでなく多くの人は、「先に受給権を得た世代は世代は逃げきれるが、団塊の世代より下の世代ほど大損となる」という意見(印象)をお持ちのよいですが、この考え方は年金制度が何らかの形で継続する事を前提としなければ成立しないのではないでしょうか。
今後若い世代が「大損」することを認識しながら老後までまじめに保険料を支払い続けると考えるか考えないかで結論は全く異なります。
私は若い現役世代が保険料の支払いの縮小と、受給者に対する年金額の大幅削減を主張するようになり、遠くない将来にそれが実現すると考えています。一言で言うと「団塊世代ジュニア以降の世代が、年金制度をはじめとする老人優遇制度を崩壊させる」のではないかということです。
杞憂であることをひたすら祈ってはおりますが、少子化が進む国家に老後の生活を保証できるはずがなく、家族でもない老人世代に対して若者が暖かき手を差し伸べてくれる事など期待できるはずがないと考えています。
しかし年金制度が崩壊するとなると、支払い始めて日が浅い若い世代ほど傷が浅く、ぎりぎりまで払いつづけた世代程大損となります。特にポスト団塊の世代は悲惨な状態になることが考えられます。私の前後の世代はいつまでたってもなかなか年金を受取れず、70才になっても働きつづけなければならない覚悟が必要ではないかと思っています。さすがに働けないような歳になれば、それなりの年金が受取れるとは思いますが、自分で貯蓄した方が多分良かった程度のものしか受給できないのではないでしょうか。
よくよく考えると、少子化が進めば進むほど明確になると思いますが、年金制度を支持するよりも年老いた親は同居して面倒を見ることが社会全体では割安で合理的です。親が亡くなれば負担はゼロになるのに、年金制度は受給権が得られる頃まで保険料を払い続ける必要があります。自分の払う保険料はアカの他人と公務員の給料に使われるだけです。
私の親の世代は自分の子供を一人前に育てる事が自分の老後を幸せにしてくれるとの考え方だったと思います。私もそういう考え方を一部引継いでいるわけですが、家族の力で家計を支える考え方が欧米流の世代間の贈与システムである年金制度を安易に導入して、現在こうして行き詰まりそうな現実を見るにつけても、福祉の行き過ぎに歯止めがかかっていずれは伝統的な考え方に帰っていくような気がしてならないのです。
教育については学歴神話が崩壊して、一流大学に行くために勉強ばかりしても意味のない時代がすでに来ています。自分の特技を生かして社会に役に立つとの志が求められるのであり、万人に知識の詰め込み教育が必要なのではありません。志がしっかりあれば自然に子供はしっかり育つものだと思います
子供の潜在能力を見極めて、それを引き出すためには親の愛情が必要不可欠で、何も有名校に進学させることが教育ではないと考えています。

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