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http://www.asyura.com/2003/gm5/msg/126.html
最新の狂牛病ニュースより転載
投稿者 てんさい(い) 日時 2003 年 1 月 15 日 02:51:53:

最新の狂牛病ニュースより転載
http://www.geocities.jp/forelle2003/index_html/newmad.html

2002年12月7日12月1日のイギリスthe Gurdian紙によると、これまでヤコプ病を引
き起こす危険部位は、脳とか脊椎のように神経細胞が集まっているところとされてい
たが、どうも筋肉部、ようするに私たちが食する肉にも集中する可能性があることを
プリオン病でノーベル賞を受賞した高名なサンフンランシスコ大学のrusiner教授が述
べたという記事が載っている。そこの部分は次のところだ。

Eating meat 'may still pose CJD risk'

Robin McKie, science editorSunday December 1, 2002


Muscle and flesh of cattle and sheep may harbour deadly levels of prions tha
t cause variant CJD. This stark prospect, raised by the Nobel Prize winner w
ho first discovered that these infective particles can cause brain illnesses,
suggests eating meat may still pose a serious health risk.

The prospect that a timebomb may still be ticking in our kitchens was raised
by Stanley Prusiner, who revealed yesterday that experiments at the Univers
ity of California in San Francisco had shown that scrapie-infected mice have
unexpectedly high concentrations of prions in their muscles.

'These are just mouse models, but they raise the obvious worry that cows and
sheep could be similarly affected,' said Prusiner, who received the 1997 No
bel Prize for medicine for discovering that degenerative brain diseases such
as Creutzfeldt-Jakob Disease are caused by prions.

Until now, scientists had assumed that only brains and spinal columns of cow
s and sheep contain dangerous levels of prions. But it appears that cuts of
beef and lamb, which largely consist of muscle, could also be affected.出典は
http://www.observer.co.uk/uk_news/story/0,6903,851481,00.html


2002年12月2日
 狂牛病の研究で有名なロンドン・カレッジのCollinge教授の研究が12月28日の
英国の高級紙the Gurdianに乗っていた。BSEは第二のヤコプ病の原因であるかもしれ
ないという記事である。
 この記事の中で明らかにされたのは、これまで狂牛病とは無関係とされてきた孤発
性のヤコプ病ももはや牛肉が原因ではないと言えないと結論づけている点である。こ
のCollinge教授の研究は恐ろしい仮説を指摘している。統計上,日本でも孤発性のヤ
コプ病は増え続けているが、これまではそれは人間型狂牛病、即ちヴァリアント・ヤ
コプ病とは無関係とされてきた。それが根本から見直す必要がある。もう数多くの死
者が実は日本でも出ている可能性を匂わす記事である。この辺りの研究を速急に日本
政府も大学も行うべきである。また、この記事には下の記事で述べたように、スクレ
イピーも牛由来のものがあり、果たしてこれまで通り安全といえるかどうか疑う必要
性を書いている。出典http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,849062,00.
html同様に記事は同日のイギリスのIndependent紙にも書かれている。出典http://ww
w.independent.co.uk/story.jsp?story=356501上の記事では英国でも孤発性のヤコプ
病が増えていることを示唆している。血友病の患者への輸血が狂牛病伝播との関連で
如何に危険かも指摘している。

2002年11月24日今月の19日の英国ガーデアン紙によると、英国で羊に見られるプリ
オン病であるスクレイピーに耐性があるとされている羊の脳に牛の狂牛病であるBSEに
罹った牛のプリオンを注射したところ、羊は狂牛病に罹って死亡したと言うことであ
る。スクレイピーに耐性を持っていた羊は、持たなかった羊に比べて比較的な長生き
したのであるが、結局は牛の狂牛病のプリオンに負けてしまったのである。牛のBSEが
羊に伝播することが証明されたのであるが、このこと自体は前から分かっていたこと
だという。出典http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,842846,00.html
の記事を少し解説すると、これまで羊のスクレイピーは人間には伝播しなくて安心し
て良いとされてきた。牛の狂牛病はスクレイピーに罹った羊の肉骨粉を牛に与えたか
らではないかとされていたが、逆に狂牛病に罹った牛の肉骨粉を与えられた羊が発症
しているのは、これまでスクレイピーだと言われていたが、狂牛病の可能性があると
いうことに繋がる実験である。

2002年11月13日 11月3日のワシントン・タイムズによるとイリノイ州で鹿の挙動
がおかしいので射殺したところ、鹿の狂牛病に罹っていたことが判明した。プリオン
病は深く進行している。

2002年10月26日 少し古いがSeptember 22, 2002 日付のConnecticut Post紙に次のよ
うな記事がある。'Mad cow' tainted blood a risk Expert: 'Might be 21st centur
y's AIDS epidemic'という記事で、要するに献血された血液が混ぜ合わされて血液製
剤や、輸血に使われる。アメリカでは現在鹿の狂牛病が吹き荒れており、鹿の肉を食
べた人の血液が汚染され、汚染された血液が献血されると、直ぐには病状が表れなく
ても、その内に表れる。そこで狂牛病は21世紀のエイズだという記事である。出典
http://organicconsumers.org/madcow/aids92202.cfmである。抜本的な措置をとれ
ず、いつも利害の調整でしかない日本の政治手法は、狂牛病というような問題に対し
ては、正しく対処出来ないという悲観主義を筆者は取っている。20年、30年とい
うスパンで考えないといけない問題を、次の選挙のことしか頭にない政治家は正しく
取り組むことが出来るのであろうか。

2002年10月15日 狂牛病テストを病死した牛に対して行うのは、どの程度の汚染率が
あるのか、異型プリオンの連鎖を完全に断ち切れたかを測定し、狂牛病の感染ルート
解明するためであって(どの会社が不正に配合飼料に牛由来の肉骨粉を混入させたか、
あるいは代用乳に牛由来の血漿や肉骨粉を混入させていたかなど)、必ずしも牛肉の
安全性を証明するものでないのにも拘わらず、日本では、それを牛肉の安全性という
一点にのみ使用して、国民の中に誤った心理的安心感を植え付ける。狂牛病テストは、
もう既に発病しているか、病気の潜伏期間中で発病直前の6ヶ月前ぐらいの牛しか見
つけることができない。つまり狂牛病に罹っていても、まだ異型プリオンが十分な濃
度で脳に集まってこないと、テストをしても潜伏期間の場合は、陰性しか示さない。
それゆえ、完全に安全ではないのだ。発病7ヶ月前の牛なら陰性で安全だ、1ヶ月後
の6ヶ月前なら陽性で危険だというのがテスの実体である。7ヶ月前の牛は安全だか
ら食べなさいというと、消費者は食べるだろうか。つまりそのようなテストだと言う
ことをしっかり認識して欲しい。もっとも仮に狂牛病に罹っていても筋肉質の部分は
安全だという乱暴な説があるが、この牛は狂牛病に罹っていますが、肉は安全です、
さあお食べ下さいと言っているている国は、世界1つもない。そんなことで消費者は
納得できない。狂牛病の発現は60ヶ月以上の月齢の牛に見つかることから、英国で
は30ヶ月以上の牛は食肉にすることを禁止している。つまり即処分されるのである。
しかしここに決定的に日本と異なることが二点ある。1つはそのような処分され、焼
却される牛の狂牛病テストを全て行っていること、そもそも牛の肉骨粉の動物への使
用は日本と違って禁止なのである。つまり発病直前にもかかわらずテストで陰性とな
る可能性を遮断しているのである。これなら安全だと言えるのである。日本のように
全頭検査というまやかしの言葉で、安全が確保されるのではない。もちろん狂牛病テ
ストが不要だと言ってるのではない。24ヶ月以上の牛は、念のために狂牛病テスト
をするのも良かろう。また死亡したり、病気になった牛は完全に狂牛病テストをして
欲しい。日本では病死したりした牛は処分しているが、食肉に加工しないからという
理由で、狂牛病テストを行わないで焼却処分にしている。感染ルートの究明が大切か
と前の農水大臣は主張し、失笑を買い、国民の前で謝ったのであるが、実質は狂牛病
隠しを、したがって感染ルート隠しを行っている。来年からはそのような牛にも狂牛
病テストを行うと言ってるが、これも本当は体制が整い次第今年6月からから行うと
言っていたのを来年にしている。ヨーロッパの例を見ればわかるのだが、本気になれ
ば体制は1ヶ月後ぐらいで直ぐに整うはずだ。何らかんらと理由を付けて検査を引き
延ばしにしている。狂牛病隠しには当然、健康な牛を病死として届けて保険請求でき
るような、獣医の協力、そしてそのようなことを要求する生産農家、廃用牛を持ち込
まれてはかなわないと言う、解体業者、それを容認する農協と各県の畜産健康課、農
水省と厚生労働省など、国と地方行政、生産農家と獣医、農業保険業者と農協、解体
業者と生産農家の暗黙の協力体制、そしてそのような事実を報道しないマス・メディ
アと、無知に置かれる国民という構造がなければ成り立たない図式だ。狂牛病とは、
牛が狂っているのではない。狂っているのはまさに人間である。何故農林水産省は病
死牛の狂牛病テストを引き延ばすのであろうか。これには深い読みがある。日本で肉
骨粉の牛への使用禁止を通達したのが1996年。廃用牛は大体6歳で処分される。
つまり2002年を経過すれば、狂牛病に罹った牛の数は減るというのが、農水省は
認めないだろうけど、隠れた意図だろうと筆者は睨んでいる。そして狂牛病の牛が少
なくなると、もはや責任を追求するルートもあやふやになる、それが業者を見逃し、
農水省の責任すら隠すことになると、ひねくれ者の筆者としては役人の深謀遠慮すら
嗅ぎつけるのである。

2002年10月12日 一年に、もしも狂牛病などが発生していなかったら、日本ではどれ
だけの牛が病死するのであろうか。狂牛病発生後、日本で毎年10万頭も病死してい
る事実、つまり病死したと偽って、強制的にと殺し、闇から闇に葬っている。ドイツ
ではこのような牛こそ狂牛病テストの対象になるのである。そのために平均一月に1
0頭の狂牛病に罹った牛が見つかっている。ヨーロッパ(EU)では2001年1月か
ら死亡牛の強制的狂牛病テスト導入が2000年6月5日にEU委員会で決定している。
また2000年11月21日のEU農業委員会でも30ヶ月以上の病死や死亡した牛の
狂牛病テストは義務づけられたのである。日本は狂牛病発生国にもかかわらず、頑な
にこのようなテストを完全に行おうとしない。日本では廃用牛はほとんど"病死"する。
そして狂牛病になるはずのない若い牛を馬鹿みたいに検査して、つまり税金を無駄に
使って、日本は狂牛病がほとんど発生していない国だという誤った印象を国民に植え
付けようとしている。その結果国民はまんまとその陥穽に陥るのである。これが責任
を取らずに職務を全うした武部農水大臣である。またそのような政策を小泉政権は認
めたのである。そのことに対して注意を喚起しないマス・メディアも同様の無責任と
いう罪を犯している。牛肉の消費は狂牛病前に戻っている。消費者は騙されていると
いう感覚がない。実に哀れである。狂牛病の広がりをまともに調査し、牛肉の由来な
ど、不正ができないような制度と罰則を設けてからでも、牛肉を食べるのは遅くない
のである。

2002年10月10日 2年前の今頃のドイツのdie Welt紙の記事を読んではっとするもの
に出くわした。それはドイツで狂牛病が発生する2週間前ぐらいの記事なのであるが、
死亡した牛と、歳取った牛(30ヶ月以上と言う意味)に対して狂牛病テストを20
01年1月より行うと決定したという記事である。実際にはその後2週間後にドイツ
生まれの牛に実際に狂牛病が発生するのである。そのために2000年12月から狂
牛病テストが前倒しで実行された。ここで理解して欲しいのは、自らの国にまだ狂牛
病が発生していなくても、その恐れがあると思ったり、多分発生していると思ったら、
狂牛病を発生している可能性の高い牛を検査する決定を下したという事実である。肉
牛は平均すると生後18ヶ月でと殺されて牛肉になる。こんな牛は狂牛病テストする
こと自体が無駄なのである。30ヶ月以下の牛には、狂牛病テストしても、かりにそ
れらが汚染されていても、まだテストに引っかかるほど異型プリオンが脳の閂ぬき部
に蓄積されないから陰性の反応しか示さない。従って30ヶ月以上の牛は、雄の種牛
でなければ、雌牛ばかりで、乳が出が悪くなると、5歳から6歳ぐらいで廃用牛と言
って食肉にされる。まさにそのような牛に狂牛病が発生している、あるいは、潜在的
に狂牛病に汚染されている可能性が高いのである。ところが日本ではまさにそのよう
な牛が出荷されなかったり、あるいは出荷を拒まれて、病死扱いで闇から闇に葬られ
る。病死と届けられると、その牛に対して政府は補助金を出して損失を補填している
のである。狂牛病が見つかるかも知れないことを恐れる畜産農家が、あえてそのよう
な牛を出荷する勇気はなかろう。そして絶対に狂牛病が見つかるはずのない牛ばかり
を全頭検査と称して行っている。こんな茶番は狂牛病の本家イギリスではありえない。
20万頭近くも狂牛病が発生したイギリスでは、30ヶ月以下の若い牛には狂牛病テ
ストを行わないのである。若い牛は狂牛病テストすることなく、食用になるのだ。そ
んな無駄なところに、検査して、得られるのはなにか。ようするに日本の牛は安全だ、
狂牛病のかかっている牛の割合は極めて少ないという、統計上の操作、国民を欺くと
いう、日本がこれまで行ってきた馴染みの政治手法である。そのような茶番のために
何百億、何千億の税金が使われていること自体、日本のマス・メディアは糾弾するこ
ともない。また農林水産省や、厚生労働省からそのような手法に対して意義をとなえ
る役人もいない。日本全体が嘘で固まった国である。
 もちろん悪いのは国だけではない。業者も消費者を騙すという点では負けていない
のである。伊藤忠の子会社の台湾産のウナギを国産と偽って不正に6000万円の利
益を上げていたという記事があったが、食品の生産地など品質に関する表示が信用で
きないとしたら、食の安全は根底から崩れてしまう。いくら安全な食糧生産を行って
も、安価な、検査や品質管理の目をかいくぐった商品が、販売されると、安全性は根
本から崩れる。そのような品質保証表示に違反する行為は、罰則規定を厳しくし、そ
のような不正が決して引き合わないことを思い知らせるしかない。
 新聞広告で牛肉の安全性をアピールする前にやるべきことはあるはずだ。

2002年10月7日 今日、始めてドイツに狂牛病が発生した2000年11月以前のドイ
ツでの政府の政策と,日本の狂牛病発生前の政府の政策の違いを調べるために、両国
の狂牛病発生前の1ヶ月間の新聞を読んでみた。イギリスやフランスで狂牛病が蔓延
しているのにほとんどまともな対策を講じてこなかったという点でドイツはほとんど
眠っていたといえるのだが、もしもドイツが眠っていたと表現すれば、日本のそれは
冬眠していたと言える。ドイツは自国で狂牛病が発生する20日ほど前に、政治家は
狂牛病のテストを要求したし、死亡牛の検査を要求した。そのような雰囲気の中で狂
牛病が発生し、これらの計画を前倒しにして、目を見張るような対応を行ったのであ
る。日本での狂牛病発生はドイツに遅れる10ヶ月。日本はイギリス、フランス、ド
イツの例を知りながら、自由安全措置を取れる時間的余裕も、情報も持ちながら、無
為、無策を続けた。狂牛病が発生する前の4ヶ月も前に、ヨーロッパから日本でも狂
牛病が起こる可能性を指摘されたら、その事実を国民に事実を知らせず、ほおかむり、
変に危険を煽らないでくれとばかり、その報告の公表を拒否した。危険性を無視する
だけでなく、今日に至るまで、死亡牛の検査を大々的に行おうとしない。日本では年
間10万頭近くも牛が"死亡"しているのは不思議ではないのか。そんなに多くの牛が
病死するのは、よほど日本の牛舎の衛生状態が悪いのか。要するに病気で食肉用にな
らないと、狂牛病テストを迂回する目的で、殺されている牛の数だ。それを知ってい
て一頭につき1万5千円の補償を払い続ける農林省。そのことを問題視しないマス・
メディア。日本の牛は安全だと宣言する農水省。狂牛病が発生して1年以上も経つの
にこのていたらく。都合が悪くなると抹殺する。最近話題になっているどこかの国の
手法に似ていないか。死人に、おっと死牛に口なし。

2002年10月6日 羊を使った実験だが、狂牛病に罹った牛の血液を羊に輸血したところ、
これらの羊は狂牛病になったという実験結果があり、先月にイギリスのGurdian紙でそ
のような記事を読んだことがある。これまで予想していたよりも輸血の危険性が大で
あることを示唆している。イギリスに3ヶ月以上滞在した人の献血は禁止だと言うこ
とを前にも何度も書いたが、ここで注意をしなければならないのは、その牛の狂牛病
が潜在期でも、その血液は危険だと言うことである。牛自体はまだ健康で、狂牛病の
兆候を示していなくても、血液はもう汚染されているという事実である。これはエイ
ズを発病していないからその人の血液を輸血しても大丈夫だと主張することがどれほ
どばかげているかということと同じである。押さえておかなければならないのは狂牛
病テストをして分かるのは、その牛がまだ病気が発病していないという点だけである。
狂牛病テストをして安全だからといってその牛の血液は安全かはなんら保証の限りで
はないのだ。牛肉を食すというのはその血液も一緒に食べると言うことだけは確実で
ある。輸血すれば危険だから、食べれば安全だと言えるのか。蛋白質を体内に取り入
れるという点では全く同じであって、この理屈が素人目には理解できないのである。
筆者に分かることは、牛肉に動物性蛋白質を一切与えずに育てた牛のみが安全だと言
うことである。廃用牛が淘汰されるのは8年程度はかかると思われる。もしも日本が
完全に肉骨粉とか、代用乳の使用を完璧に守って8年経てば、牛肉には安全宣言が出
せるであろう。ただ、昨今の農業のスキャンダルを見ていると、本当にそのような指
導が守られるのか心許ないのである。禁止しても、収益が上がるというのなら使うの
かも知れない。作ることも、輸入も完全に禁止しなければならない。
 もう一つまだ引っかかっていることがある。それはヨーロッパでは肉骨粉の養殖魚
への使用を禁止している。それは肉骨粉を魚に与え、その魚から作られる肉骨粉はそ
れは牛や羊由来でないからと言う理由で、今度は飼料として牛や羊に与えられる。ヨー
ロッパが何故禁止をしているかというと食物連鎖を断つ必要からそうしている。この
点、日本はどうかである。筆者が知る限り、禁止されてはいないはずである。読者諸
賢でこの辺りの事情を知っている方に是非情報を与えていただきたい。

2002年9月30日 日本でこれまで発見された狂牛病に罹った牛は全て子牛のときに代用
乳を与えられたのが原因だとされているが、母牛は生まれた子供に飲ませるために牛
乳を生産するのだから、それを人間が取り上げるので、子牛は代用乳を飲まざるを得
ない。その代用乳には高蛋白にするために牛から取った乾燥血液プラズマが使われて
いる。血液が狂牛病を伝染させる経路として可能性が高いので例えばヨーロッパに長
期間(イギリスでは3ヶ月以上)滞在した人の輸血は禁止されている。その牛から採
った血液を乾燥させたものが代用乳の原料として使われていたわけである。そのよう
な乾燥血液プラズマを原料として代用乳を製造することはアメリカでも禁止されてい
ないのである。昨今の原発のデーター改竄、ミドリ十字スキャンダルを見ていると分
かるが、なにか利害をもつ業者が自発的に行うことに、信頼を寄せるのは危険である。
きっちりとした管理システムの構築ができる国家のみが危機に対して予防的な政策を
取れるのだということをこの間学習させられた。小泉首相は本当にそのような管理シ
ステムを導入できるような人間なのかどうか。国民の安全と健康が問題になるとき、
利害の調整という側面だけでの従来型政治家の手腕はもう要らない。

2002年9月7日 今日で狂牛病が日本で発生して丁度一年、その2日後に世界貿易セン
タービルの多発テロが起こった。狂牛病のホーム・ページを立ち上げ、警戒してこれ
で1年9ヶ月目に入っている。日本に警戒を発し、日本の省庁に後悔質問状を送り、
マス・メディアにも警戒を指摘した者として、やはり今日は何かを書かねばならいと
思う。過去を振り返って思うに、日本の省庁は公共性が欠如し、結局業界団体の利益
代表であると言うことが浮き彫りにされた。今日の読売新聞に書いているように、狂
牛病対策として使われた3千億円以上のお金のほとんどは、業界救済費であり、もし
も適切な処置、例えばイギリスで狂牛病が発生したときに、取っていれば無用のお金
であったと書いているが、このホーム・ページの読者は筆者が口を酸っぱくして同じ
事を主張し続けたことを読んでいるはずである。しかも狂牛病隠しで、その実体をい
まだに明らかにせず、責任の所在も明確にしない。次に業界である。狂牛病以降、食
品業界を始め、最近では東京電力の原子力発電所の不正な記載もあった。業界団体は、
消費者や国民の安全よりも、利益のことしか念頭にないことが浮き彫りにされたので
ある。次々とスキャンダルが明らかにされる。そのほとんどが内部告発である。内部
告発を報奨金で進めるような制度を導入しないとこの国は良くならないようだ。次に
マス・メディアである。マス・メディアは後追いしかできずに、結局のところ、政府
発表と検察官の発表をただ、正義面して発表して国民に媚びを売るだけだというのも
この間分かってきたのである。長野県の田中知事に不信任が出されるときに、田中氏
に対する誹謗めいた内容の記事が続き、再選されると、市民に承認されたと言うこと
で、今度は反対派を面白可笑しく追いかける。要するに常に勝ち馬に乗るだけ。信念
というものがないようだ。このような省庁と業界とマス・メディアが同じ船に乗り込
んで舵を切って運行しているのが、日本である。

2002年8月31日 今日の読売新聞の記事は衝撃的だ。「牛肉偽装、恒常的に」では雪印
食品が狂牛病騒ぎで詐欺行為を働いただけではなくて、産地偽装、品質期限のごまか
し、輸入牛の国産牛乳の偽装は恒常的に行われていたというのだ。それも1989年
頃から恒常的に行われていたというのだ。狂牛病騒ぎで国内の牛の販売が減少し、だ
ぶついた肉を政府が買い取るという、そんななかでの犯罪と同情する向きがその当時
あったかも知れないが、筆者は雪印食品の偽装工作は、日常的な偽装の延長にあると
しか思えないと、当時書いたが、それを裏付けたものになっている。しかも、このよ
うな偽装は、雪印食品だけではなくて、日本の食品業界に蔓延している、従った、倫
理も麻痺している、通常のやり方ではないかと書いたことも、そのごそれが真実であ
ることが次々と明るみに出された。狂牛病で業者が可哀想なのではなくて、可哀想な
のは、消費者なのである。業者よりの政策しかこれまで取ってこなかった行政、業者
には甘く、指導ですませ、いわば不正もやり得の状態を放置して、たまたま狂牛病で
世間の目が厳しくなったから、営業停止を続けて、監督庁のふりをしている農林水産
省や厚生労働省は醜い。国民の健康よりも、また健康な食品を提供するよりも、何よ
りも業界団体の利益を守り、自分たちの天下り先を作ってきた省益にしか目が行かな
い行政の最大の犠牲者は国民ではないのか。そのような状態を何十年放置して平気の
感覚、そして自ら責任を取らず、こんな省庁に私たちの生命を預けて良いのだろうか。
何度も言う。不正を働いた業者は会社を潰されると言うことを学習させること、それ
によってのみ社会は良くなるのである。省庁が無策であり、不作為であるとき、商品
ボイコットこそが私たちが行動できる唯一の事ではないのか。私たちの健康は自ら守
るという信念のもと、行動する市民が、社会を変化させるのであって、相手任せで社
会は良くならない。そのためにも、勇気ある内部告発者を保護し、あるいは報償しな
ければならない。今回の原子力発電所の不正隠し(2年前に内部告発があり、それで
もその事実を自ら明らかにできなかった)、東海村の痛ましい事故など、業界の内部
調査などか、いかに証拠隠滅と嘘にしか寄与しないということが分かったはずである。

2002年8月30日 ドイツで200頭以上のBSEの牛が見つかったと8月19日の南ドイ
ツ新聞は伝えている。今年に入って68例。つまり一月あたり9頭弱の狂牛病が見つ
かっている計算になる。

2002年8月27日 これまでの汚名挽回の政治的ハーフォーマンスとばかり、日本ハムを
責め立てている武部農林大臣は、もっと根本的な措置を早く講じるべきではないのか。
みずから認めるように、つかみ金、ばらまき金というといも納税者に説明がつかない
ような業界に甘い措置を講じてきた自らの責任を転嫁しないで頂きたい。どうじに日
本の産業のモラルのなさはもう目を覆いたくなる。なにかまるで日本の社会が監視な
しで自ら律するという性善説に立って、結局それは権力者に奉仕するだけではなかっ
たのか。透明でかつ説明責任を自覚する社会の構築を行わない限り、一体日本の食は
信用できるのか。

2002年8月23日 日本で5頭目の狂牛病がでた。これまで擬似牛は何度も出ていたの、
その内出るだろうと思っていたので、筆者としては当然のことと受け止めている。た
だし、年に10万頭近くもある死亡牛の検査は進まないでいる。今年4月の農水省の
発表などを読んでいると、いよいよ直ぐに始めると思っていたのに、今日の読売新聞
によると本格的には来年からで、これまでようやく700頭を検査しただけだという。
口に入る牛は、全頭検査を始めたのに、狂牛病の牛が見つかる死亡牛の検査は意図的
に遅らしているのだろう。最近武部農水省大臣は消費者に軸足を置いただの、日本ハ
ム事件では、経営者の責任の取り方に腹を立てただの、過去の汚名挽回と頑張ってお
られるようであるが、狂牛病隠しをする体質にはみじんも変わりがないと言うことな
のか。
 日本の狂牛病発生源として代用ミルクが原因だと言われている。代用ミルク、よう
するに自分の子供に与えるべきミルクを母牛から人間が奪って飲んでいるのが、いわ
ゆる牛乳なのであって、子供を育てるために牛に高蛋白の代用ミルクを与えている。
その脂肪として死亡した牛や、解体した残余をレンダリングした油脂、タローが使わ
れているのが原因だとされる。従来見つかった日本の狂牛病は群馬で生産された代用
ミルクが原因だと言われている(典拠http://www.asahi.com/english/national/K200
2051400539.html)。恐らく途方もない数の多くの牛に代用ミルクは与えられているは
ずである。高崎の工場の出荷伝票を辿れば、この病気の潜在的広がりが明らかにされ
ると思うのだが。発生があまりにも少ないのをいぶかしがるのである。もちろん、こ
のようにして育てられた牛が、狂牛病が発生する前に、つまり潜在期間中に、全頭テ
ストと銘打って検査され、安全性を宣言され、牛肉として店頭に並ぶ。雌牛は牛乳生
産のために潜在期間を超えて飼育される。がそれらは病死として処分され、テストを
免れている。これが実は現状なのではないのか。「勇気ある」生産農家が持ち込んで
発覚するとしたら、日本の真の病気の蔓延ぶりは隠されたままではないか。この日の
テレビで、神奈川件のケースを狂牛病として断定した品川教授も、病死の牛の検査の
必要性を強調していた。そしてマス・メディアが報道しないことから、国民が安全を
信じ、また業界は国民の不安が沈静化するのを待っているというのが現状である。こ
んなことをいつまで繰り返しているのか。食品の不当表示も繰り返される。何故罰則
強化と、抜本的対策が打ち出せないのか。エイズの時もそうだが、最初の数人のとき
はマス・メディアが過剰に報道し、その後急に報道がしぼんできた。今日の狂牛病報
道も、扱いが非常に低い。しかしエイズでも分かるように、問題が解決されているわ
けではない。問題が陰湿化し、深く潜航し、広がり、そして私たちの意識が眠ってい
るだけなのである。ダチョウが砂に頭を突っ込んでいるような生活をしているだけで
はないのか。


2002年8月15日 8月12日づけのドイツ・シュピーゲル誌によるとアメリカで狂牛病
に似た鹿の慢性消費病(CWD)での人間の死者が出た模様である。CWDというのはBSEに
極めて似た病気で、これまでこのホーム・ページで度々アメリカでの蔓延を報じてき
たのであるが、ウィンスコシン州南部では2万5千頭の鹿を射殺し焼却処分にした。
BSEの世界的に有名でプリオン病で1997年にノーベル医学賞を受賞したプリュシナー
教授によると、CWDの感染力は極めて強いらしい。また、その感染ルートもまだ未知の
部分が多いとのことである。Archives of Neurologyという雑誌の最新号によるとこれ
ましだアメリカでは1997年から2000年に3人がCWDで死亡したとのことである。
このシュピーゲル誌によるとまた、実験レベルではCDWが人間のプリオン蛋白を変性さ
せる、つまり人間に感染することが証明されている。また、鹿の角は粉にされて強壮
剤としてアジアに売却されていることも指摘している。出典はhttp://www.spiegel.d
e/spiegel/0,1518,209178,00.html

2002年8月14日 日本ハムなど一連の消費者を馬鹿にした犯罪は、何度も言うように、
消費者がこれらの商品をボイコットして市場から撤退させることを、業者に学習させ
るのが一番である。株価も連日のストップ安、大いに慶賀とするところである。とこ
ろで今日の読売新聞の朝刊を見て驚いたのである。クローンで作り出した牛を、科学
上問題がないとして農水省は販売を認めるというのである。世界で最初にクローン技
術で作り出した羊ドーリーの例でも分かるように、体細胞から作り出したクローン生
物は、欠陥動物として死ぬ運命がある。それは生殖細胞と体細胞のもつDNAレベルでの
根本的な発生メカニズムにの差にその原因があるとされている。とにかくまだ不明な
点が多いのである。そのようなものを安全だと食べさせる政府も政府であるが、クロー
ンで作った牛肉であると言うことの表示を業者の全くの任意にしたという報道に二度
びっくりしたのである。有機農法でつくられたものかどうか、どんな農薬や、ホルモ
ン剤、抗生物質が使われているか、遺伝子組み替え技術で作られたものかどうか、そ
のようものを正しく明示することで、消費者はそれなりの対価を払うのである。安全
は安く手に入らないと言うことを狂牛病を通して消費者は学んだのである。そのよう
なものを一切明示しないと言うことは、一体どういうことであるのか。このような感
覚の省庁に本当に食の安全を任せておけるのか。業界の気配りばかりするような官僚
に何ができるのか。狂牛病ももう発生することはあるまい。闇から闇に葬ろうとして
いるのが日本である。2002年8月9日 カナダで初の人間型ヤコプ病の患者が発生した
とロイターは伝えている。この人物はイギリスにも滞在したことがあり、カナダに狂
牛病が存在していることをカナダ政府は否定している。まあ、どこの国も否定したい
だろう。出典 http://organicconsumers.org/madcow/canadamadcow.cfm2002年7月21
日 今日の日付のヴェルト日曜版によるとこれまで孤発性のヤコプ病が、実は狂牛病
のヴアリアントヤコプ病と同じように牛肉を食べることから生じている危険性をスイ
スの学者が述べている。スイスで孤発性のヤコプ病が増大していることから、ヤコプ
病は新しい感染ルートを見つけたのではないかと考えられるのだという。「新しい人
間への感染ルート」出典はhttp://www.welt.de/daten/2002/07/14/0714ws344311.htx?
search=BSEである。筆者も人間で孤発性のヤコプ病が増大している事実に憂慮してい
たが、この辺り、科学者が調べる必要がある。

2002年7月12日 昨年9月に狂牛病が発生したとき、狂牛病テストが導入されない牛肉
はとりあえず冷凍処理して保管させるようにし、冷凍による商品価値の価格補填とし
て支払った金額の内、およそ26億円が支払う必要が無かった額だという指摘が会計
検査院から指摘されたとの記事「56%超が助成不要」が、今日の読売新聞に掲載さ
れていた。良く読むと噴飯ものなのは、元もと冷凍された状態で仕入れた肉すらも、
その対象にしていたという杜撰ぶりが指摘されている。税金をかくも易々と支出する
役人の体質、いかに業界に弱いかを示している。まともな予防措置を取ることの無能
さだけではなくて、金さえばらまけばいいという無策ぶりも露呈している。日本はよ
く産業は1流、官僚は2流、政治家は3流と言われているが、この間産業は瞬く間に
空洞化し、失業者をまき散らしている。また食品業会がいかに公共性を失い、不正を
働いているかが明らかにされ、官僚の無能ぶりも目を覆いたくなるほどである。なる
ほどこの政治家にして、この官僚あり、この官僚にしてこの業界あり。これでなるほ
どと納得できる。無責任体質が覆い尽くしているののだろうか。成熟した民主主義に
は国民の健全なシニシズムが必要だというこは筆者にも分かる。がしかし、日本を覆
い尽くしているのは健全なシニシズムだろうか。疑問は残る。

2002年7月8日 今日のdie Welt紙「これはスキャンダルだ」によるとオランダから輸
入された豚肉にホルモン剤が見つかったということである。私たちの国に入るものに
次々と不正が見つかっている。今日の読売には一度解凍したてしまったシュウマイを
再度冷凍して出荷していたという話も載っている。生産農家、食肉産業、流通のどの
場面でも不正は起こり得る。なぜなら、利潤と健康な食糧の提供は矛盾命題だからだ。
見つからなければそれでいい。大都会で売られているコシヒカリがなぜかくもまずい
のか。相当混ぜものが混入している。そして狂牛病問題も突き詰めていけば、モラル
ハザードだけではなくて、コントロールシステムの欠如に行き着くのである。本来は
それは役所、官庁の仕事であるが、天下り、政治というものが本来の仕事を有名無実
化させ、官庁に対する不信感は猖獗を極めているのである。このようなときに監督庁
をつくっても、天下り先を作るだけ、ようするに言葉は悪いが焼け太りになるだけで
ある。行政の失敗による損金は、公務員の給料から天引きする制度を要求する。そう
すれば、税金が他人の金だという意識とかばらまき行政とか、そんな手法は取れなく
なるはずだ。真に必要な、見返りのある、国民に支持されるようなお金の使い方をす
るように学習するはずである。入試の採点ミスで、国立大学教官は何千万円も給料か
ら捻出して、被害にあった受験生に償いを行い、お詫び行脚に出かけたと聞いている。
日本の肉は安全だとパーフォーマンスする農林大臣あり。狂牛病対策を正しく取らな
かったことで発生したと思われる税金、7000億円の3分の一程度、農林省や厚生
省は職員の給料から捻出すべきではないのか。それが責任の取り方というものであろ
う。そう言えばイギリスに狂牛病が吹き荒れていたとき確か小泉首相もかつては厚生
大臣として日本の健康を預かっていたはずである。この支出が真に必要か、予防的措
置は今必要なのかどとうかを為政者、政治家、官僚は常に判断すべきであって、何十
年前にもダムを建設する計画を立てたから、是が非でも行わなければならないと考え
るどこかの県会議員の判断は狂っているのである。

2002年7月1日 昨日のドイツ対ブラジル戦ワールド・カップで大挙してドイツからサ
ポーターが駆けつけたが結果はご覧の通りである。このサポーターが帰国したら一週
間は家畜に近づかないようにバイエルンの農業組合は要求している。そのような記事
を6月29日の南ドイツ新聞は伝えている。それは大韓民国に蔓延している口蹄病の
ためであるという。家畜のペストとも言われている口蹄病の恐ろしさに対する過剰反
応と言えばそれまでであるが、酪農王国はその恐ろしさを知っているのであろう。イ
ギリスで昨年口蹄病が蔓延したとき、ガソリンをかけて燃やされた数百万等の牛の光
景がまだ鮮明である。出典 http://szarchiv.diz-muenchen.de/REGIS_A14262409;in
ternal&action=hili.action&Parameter=BSE

2002年6月28日 ここ最近のドイツの新聞を読んでいると、ドイツでも緑の農業政策と
企業の利害とは対立構造にあって、あのスーパー・スター、消費者保護兼農業大臣の
キュナストも立ち往生しているらしいのである。人の体に入るもの、様々や食品や食
品添加物、ホルモン、抗生物質、保存料、着色料、そして最近は香料が問題になって
いるが、それに遺伝子組み替えの問題もある。このようなものが消費者不在のなかで
知らないところで決定され、使用され、そしてそれらの使用の存在とコントロールさ
え不透明になっている。単に着色料が含まれているとしてもその中身が分からない。
また企業としてはその組み合わせを秘密にしておきたい。よく考えてみれば、消費者
は自分の体内に入るものを知る権利があるはずだ。組み合わせのパーセントとまでは
言わないにしても、成分を知る権利がある。それすらないとうのならそんな企業は撤
退して貰うしかない。
 狂牛病をはじめとする様々な一連の不祥事を見ていると、自分の体の中に入るもの
さえ知らされていないと言う、考えてみれば恐ろしい状態になっていることが分かる。
それらをチェックし、分析し、不正を告発する、消費者サイドに立った、査察権を持
つ独立官庁を早く立ち上げる必要がある。そして不正かの゛発覚した業者は撤退して
貰う、そのような制度の導入がなければやはり安心できないのである。
 正直な製品はどうしても高くなるし、大量で安く作られたものと、緑の製品とはや
はり何等かの形で峻別し(例えばドイツの質と安全のレッテルQ&S)それが消費者に分
かる形で命じしなければならない。したがってレッテルの書き換えなどあってはなら
ないし、これらは発覚すれば最初は注意、繰り返し行えば罰則というような生ぬるい
ものであっては、結局正直者が馬鹿を見る。正直が一番長く生きるというドイツの諺
があるが、そのような社会を実現したいものである。

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