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日銀総裁後任、中原元東燃社長が急浮上 キーワードは「民間人」「デフレ退治」 [株ZAKZAK]
投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 18 日 18:33:13:


インフレ目標も絡むポスト速水の日銀新総裁レース。左から福井俊彦、田中直毅、急浮上の中原伸之、尾崎護、小川是の各氏
 来年3月で任期満了となる速水優日銀総裁(77)の後任選びが本格化してきた。金融界には早ければ、来週中にも内定者が出るとの観測も。総裁レースは旧大蔵(財務)省と日銀各OB、経済オンチで丸投げの小泉純一郎首相が大好きな民間人の三つ巴(どもえ)の争いというのが、永田町や霞が関の見立て。「民間人」と「デフレ退治」のインフレ目標をキーワードに、元東燃社長で日銀審議委員も務めた中原伸之氏(67)が急浮上、「1馬身リード」しているという。水面下の暗闘の行方を追った。

 日銀総裁レースは、臨時国会が閉会(13日)に近づくにつれ本格化して、永田町や霞が関では有象無象の情報が駆け巡るようになった。

 「12月11日夜、小泉首相は次期日銀総裁の有力候補の1人、田中直毅氏と会食している。小泉首相はポスト速水について、経済ニュース専門放送の日経CNBCのインタビューで『デフレ克服に向けて積極的な人が望ましい』と述べ、翌12日の全国紙は田中氏の『金融、混迷からの脱出に向けて』と題する大論文を掲載している。これは総裁レースを意識した行動」(日銀関係者)

 「竹中平蔵氏が最近、金融再生プログラムをまとめた竹中プロジェクトチームのメンバー、中原伸之氏の総裁本命情報を盛んに流しているようだ」(財務省関係者)

 次期総裁内定者の発表が遠くないことを印象付けるように、小泉首相は16日に、具体的な人選や決定時期は名言しなかったものの、「まず見識を持っている方。それとデフレ退治に積極的な方(が望ましい)」との認識を示した。

 翌17日には、塩川正十郎財務相が「民間の人から選びたい。現在民間人の人だ」と言い、日銀や官僚OBも排除しない意向を示した。小泉首相も「民間人。できたらいいですね」と述べた。

 来春の金融再生プログラム始動を前に、金融政策の要(かなめ)でもある総裁選びは「いろいろな名前が取りざたされているが、旧大蔵OB、日銀OB、民間人の三つ巴の争いに集約される」(日銀関係者)との見方で一致する。

 純粋な民間人では、小泉内閣の私的諮問機関「郵政の在り方について考える懇談会」座長を務める田中直毅・21世紀政策研究所理事長(57)のほか、東燃出身の中原伸之・アメリカ研究振興会理事長が急浮上している。

 中原氏は平成10年4月から今年3月まで金融政策を決める日銀政策委員会審議委員を務め、「日銀の金融政策決定会合では反対ばかりしていたことで有名」(日銀幹部)な人物。「結局は、日銀が中原氏の提言を後追いしてきた側面もある」(金融関係者)という。

 この10月からは、金融再生プログラムを取りまとめた竹中平蔵金融・経済財政担当相(51)のプロジェクトチームのメンバーになっている。

 「首相官邸のほか、塩川財務相、自民党にもつながりがあるのが強み」(官邸筋)

 日銀審議委員時代は徹底した金融緩和を主張し、現在も積極的な「インフレターゲット(目標)」論者とされる。

 小泉首相は後任の資質に「デフレ退治」と「民間人」を挙げる。これは「インフレ目標を導入してくれる人を意味している」(金融関係者)と解釈する向きが多い。

 そこで、首相発言は「暗に中原氏本命と示唆しているのでは」(同)とも受け取られている。

 ちなみに、インフレ目標とは、日銀が期限を区切って物価安定目標を明示し、その目標達成のため市中に大量に資金を供給することである。

 物価下落(デフレ)によって企業収益などが悪化、景気低迷の元凶になっており、こうしたデフレ不況状況から脱却するため登場してきた。

 『通貨の番人』日銀は、通貨価値を下落させるインフレを嫌う傾向にあり、経済のインフレ誘導には抵抗感が根強い。

 確かに状況は異なるも、欧州での一部の成功例はあるが、インフレに誘導するあまり、インフレに歯止めがかからなくなる恐れもある。

 決定的な処方箋(せん)がないなか、小泉首相は、日銀のアレルギーを乗り越え、インフレ目標を導入してくれそうな人物を日銀の次期総裁に選ぶとみられる。

 民間人ではこのほか、道路公団民営化推進委員会の委員長だった今井敬新日鉄会長(日本経団連名誉会長)(72)の名前も挙がっていた。

 だが、委員会の高速道路建設推進派と慎重派の意見を集約できず、委員長辞任に追いこまれ、後任総裁の可能性は「限りなくゼロになった」(日銀関係者)とされる。

 塩川財務相は4日、今井氏について「(高速道路建設を推進したい)国土交通省のいいなりになっている感じだな」と痛烈に批判している。

 霞が関や永田町では、この発言を「今井氏を日銀総裁レースから外したい財務省が塩ジイに言わせた」(国交省関係者)とみる向きが多い。

 その財務(旧大蔵)省OBでは、尾崎護・国民生活金融公庫総裁(67)や、小川是(ただし)日本たばこ産業会長(61)ら事務次官経験者の名前が挙がる。

 日銀OBでは、“総裁候補常連組”の元日銀副総裁、福井俊彦・富士通総研理事長(67)がエントリー。永田町の金融通の間では、こんな会話もささやかれる。

 「日銀が『禁じ手』の銀行保有株式の買い取りを決める際、福井氏が日銀と政界の橋渡し役をしたとのウワサがある。本気で総裁のイスを狙っているようで、福井氏はインフレ目標の導入も飲むのではないか」(与党ベテラン議員)

 これまでは、日銀と旧大蔵省のOBが交互に総裁に就任する『たすき掛け人事』だった。

 速水総裁は日銀出身だから、次は旧大蔵出身者となるところだが、先行きは不透明である。

 後任総裁選びの今後のスケジュールについて、外資系金融機関からはこんな予測も出ている。

 「20日の速水総裁の定例会見でも次期総裁人事の質問が殺到する。速水氏は明言を避けるものの、近々、総裁候補が決定するとコメントするのではないか」

 「21日からの3連休中に具体的な人選が新聞辞令で報道される。3連休明けの24日か25日に政府が報道を追認する形で、次期総裁が内定する」とも。

 日銀総裁は政治の世界から独立・中立といわれるが、衆参両議院の同意を得たうえで、内閣が任命する。

 与党との対立が深刻化する小泉政権だけに、日銀総裁レースは、下馬評をよそに、ひと波乱もふた波乱もありそうだ。

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