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持ち直しに向けた動き弱まる、判断を2カ月連続で下方修正=月例報告 【ロイターニュース】
投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 19 日 00:07:26:

(回答先: 米10月の貿易赤字、5.5%減 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 19 日 00:06:06)


 [東京 18日 ロイター] 竹中経済財政・金融担当相は、12月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。同報告では、景気の基調判断を、「景気は持ち直しに向けた動きが弱まっており、おおむね横ばいで推移している」とし、2カ月連続で下方修正した。

 内閣府幹部によると、基調判断を下方修正した最大の理由は、輸出の景気に対するけん引力が弱まっていることを背景に、生産の動きが鈍化していることだという。


 月例経済報告の基調判断は、11月に1年ぶりに下方修正され、続いて12月も下方修正されることとなった。2カ月連続の下方修正は、2001年6月以来で、この時は、2月から6月まで5カ月連続して下方修正された。


 前月11月の基調判断は、「景気は、引き続き持ち直しに向けた動きがみられるものの、そのテンポはさらに緩やかになっている」だった。内閣府幹部によると、輸出の弱い動きが続くなか、生産が前月よりさらに鈍化し、「持ち直しに向けた動き」が前月よりも限られてきたという。12月の基調判断は、「景気は、持ち直しに向けた動きが弱まっており、おおむね横ばいで推移している」となった。「横ばい」という表現を用いるのは、初めてのことだという。

 内閣府幹部は、「持ち直しの動きが消えておらず、すべてが平らなわけではない」とし、先行きも含めて、「持ち直しの動きに期待すれば、景気は一時的な踊り場にあり、峠ではない」との認識を示した。


 先行きについては、「世界経済が緩やかに回復すれば、景気は引き続き持ち直しの動きに向かうことが期待される。一方、米国経済等への先行き懸念や、わが国の株価の低迷など、厳しい環境が続いており、わが国の最終需要が下押しされる懸念が存在している」となった。

 先行きの見方は変わらないが、内閣府幹部によると、「先行きを巡る環境が厳しくなっており、前提条件を付けるべきだと思った」ことから、持ち直しの動きの前提として、世界経済の回復を明記したという。


 各論では、生産、雇用、倒産の3項目を下方修正する一方、企業収益、国内卸売物価の2項目が上方修正された。

 輸出の判断は、「弱含んでいる」と据え置きとなったが、引き続き「輸出が弱含んでおり、景気に対するけん引力が弱まっている」(内閣府幹部)ことを主因に、生産の判断は、前月の「持ち直しの動きがさらに緩やかになっている」から、「横ばいとなっている」に下方修正された。内閣府幹部によると、生産は9月、10月と2カ月連続で前月比微減となり、四半期ベースでは、これまでの小幅プラスから、10―12月には、よくて横ばいとみているという。

 雇用については、11月までは所定外労働時間などで改善がみられたが、生産の鈍化を背景に、改善が求人に限定され、下方修正となった。内閣府幹部は、「雇用の改善が限られてきており、景気回復の広がりが弱まっている」としている。


 また、倒産は、「高い水準となっている」から、「減少している」となり、改善方向と判断された。

 一方、企業収益は、日銀短観や法人企業統計季報でも「改善の兆しが確認された」(内閣府幹部)ことから、上方修正となった。

国内卸売物価も、鉄鋼業界などで在庫調整が進展したことなどから、「弱含んでいる」から、「横ばいとなっている」との判断に上方修正された。

(12/18 18:14)

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