現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産２０ > 360.html 　★阿修羅♪

次へ　前へ

　金融庁は３０日、自民党保険問題小委員会で、生命保険会社が契約者に約束した利回り（予定利率）を破たん前に引き下げる制度に関して、「引き下げは生保各社の自主判断が基本」などとする制度の論点を初めて示した。

　また、予定利率の引き下げ手続き中でも、その生保が新規契約などの営業を続けられるとするとともに、引き下げ手続き期間は３か月程度とし、経営破たんした場合の手続き期間の半分に短縮する案も示した。

　この日の会合では、各社一斉に引き下げる方式や金融庁が引き下げ会社を指定する勧告方式ではなく、生保が自主判断で申請する方式が妥当とする意見が大半を占めた。ただ、引き下げを申請した経営陣の責任追及については、金融庁が法制化に難色を示し、自民党側も賛否両論に分かれた。

　経営陣の責任について、相沢英之・元金融再生委員長は「経営改善の努力をして首になるのではどこもやらない。論外だ」と述べ、退陣を引き下げの条件とする考えを否定した。

　金融庁の論点によると、破たん前の予定利率引き下げは、実際の運用利回りが予定利率を下回って損失が出る「逆ざや」を解消し、将来の破たんを予防することを目的としている。

　その上で、手続き完了まで解約を停止し、契約者の合意を得るために総代会の決議や異議申し立て制度を導入したり、予定利率の引き下げ限度や第三者の専門家が再建計画を点検する仕組みを設ける案も盛り込んだ。

　一方、予定利率引き下げ時に、銀行が生保に拠出している基金などの債権放棄を求める案については、「銀行が無傷で、契約者だけが不利益を被るのもどうか」（金子一義衆院議員）との意見があり、今後の検討課題とした。

(1月30日22:57)

　次へ 　前へ

国家破産２０掲示板へ

フォローアップ:

• Re: 生保予定利率下げ「各社自主判断」、金融庁が論点提示　［読売新聞］ あっしら 2003/1/31 16:11:58 (0)

★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ 　since 1995
　題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。