現在地 HOME > 掲示板 　★阿修羅♪

次へ　前へ

11/25 08:29 イラク統治は３段階で　米政権が占領計画立案　見解　外信09

　【ニューヨーク２４日共同＝伊藤英一】二十五日発売の米誌ＵＳ
ニューズ・アンド・ワールド・リポート最新号は、米ホワイトハウ
ス直轄の対イラク政策運営委員会がフセイン政権転覆後に（１）米
軍直接統治（２）国際的な文民統治（３）イラク新政府樹立―の三
段階の戦後処理計画を立案したと報じた。　　　　　　　　　　　
　米軍統治は最長でも一年間とし、二年以内にイラク国内の各民族
で構成する新政府樹立にこぎつけたい意向だが、国務省内にはより
柔軟なスケジュール設定を求める意見もあり、調整が続いている。
　また、反体制組織のイラク国民会議に主要な役割を期待する国防
総省に対し、国務省と米中央情報局（ＣＩＡ）は「信用できない」
と難色を示すなど、国防総省と国務省との間でかなりの見解の開き
がある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　同誌によると、運営委は国防総省や統合参謀本部、国務省、ＣＩ
Ａ、国家安全保障会議（ＮＳＣ）などの幹部クラスで構成、対イラ
ク戦争と戦後処理問題を協議・調整する。　　　　　　　　　　　
　占領と同時に始まる第一段階は、米将軍をトップに米軍が統治。
人道物資の供給に加え、多数派のイスラム教シーア派と少数派なが
ら政権を担ってきたスンニ派の抗争を阻止するなど、治安の維持に
努める。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　軍トップの役割は、第二次大戦直後に日本を統治した連合国軍総
司令部（ＧＨＱ）最高司令官として、強大な権力を行使したマッカ
ーサー元帥をモデルとはせず、イラクの官僚機構を活用する。　　
　第二段階の国際文民統治は、国連による暫定統治方式が有力だが
、国連統治以外の形態を模索する動きもある。この後、制憲議会を
経て第三段階のイラク人による新政府が樹立される。戦後処理をめ
ぐり国防総省と国務省の間で大きな見解の開きがあり、国防総省は
イラク原油の輸出収入で費用を賄いたい意向という。　　　　　　
（了）　　０２１１２５　０８２９　　　　　　　　　　　　　　
[2002-11-25-08:29]

　次へ 　前へ

フォローアップ:

• 米が対イラク情報戦本格化　ＣＩＡが北部に拠点と米誌 倉田佳典 2002/11/25 18:27:32 (0)

★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ 　since 1995
　題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。