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2002.12.17
Web posted at: 11:45 JST

- CNN/AP/REUTERS
ワシントン――日米両国の外交・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会（２プラス２）が１６日（日本時間１７日未明）、ワシントンの国務省で開かれ、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）に対して、核兵器開発の放棄を強く求める共同声明を発表した。米国はさらに、北朝鮮が求める不可侵条約の締結へ向けて交渉するつもりはないと言明した。

共同声明は北朝鮮に対して、「あらゆる核兵器プログラムを迅速かつ検証可能な方法で放棄する」ことを求め、「大量破壊兵器の使用があれば最も重大な結果を招く」と警告した。弾道ミサイルに関する活動の停止、生物・化学兵器禁止条約の順守や加盟も求めた。

終了後の記者会見でパウエル国務長官は「米国から北朝鮮を攻撃する考えはない。戦争の懸念が出るかどうかは北朝鮮次第だ」と述べ、北朝鮮との不可侵条約を交渉するつもりのないことを強調した。

北朝鮮が１２日に、凍結されていた核施設の再稼動を通告したことについて、長官は「残念な後退だ」と述べ、「（不可侵）条約が必要だというのはまるで、彼らの問題行動にわれわれが褒美（ほうび）を与えるべきだといわれているようだ。北朝鮮のふるまいに褒美を与えるようなことは決してしない」と強調した。

長官はその上で、「北朝鮮は核開発でなく、飢餓や電力不足など自国の経済問題に目を向けるべきだ」と述べ、核開発放棄が米朝対話再開の前提と強調した。

イラク問題では、共同声明は「イラクが自らの義務不順守の結果、深刻な結果に直面する」と警告し、「イラクの行動によって更に行動する必要が生じるなら、日米両国はさらに緊密に協調して行動する」と協力姿勢を明記した。委員会でも、川口外相は「武力行使が不可避となれば、日本として主体的に役割を考えたい」と述べ、イラク攻撃に至った場合、日本側が難民・避難民支援などで協力する考えを表明した。

　委員会には、日本側から川口外相、石破防衛庁長官が出席。米側からはパウエル国務長官と、風邪で欠席したラムズフェルド国防長官に代わりウォルフォウィッツ国防副長官が出席した。

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• 「北朝鮮核問題は交渉で解決」米議会を中心に提起 【韓国：中央日報 2002/12/17】 あっしら 2002/12/17 16:20:06 (0)

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