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瀬戸際戦術、エスカレート 北朝鮮(産経新聞)
投稿者 TORA 日時 2002 年 12 月 24 日 11:13:08:

(回答先: 「北指導部は大バカ」米国防長官がついに切れた! 投稿者 TORA 日時 2002 年 12 月 24 日 10:51:54)

北朝鮮は、核開発再開問題について米国との直接対話を強く望んでいる。「核施設の稼働」宣言(十二月十二日)、核関連施設の封印撤去(同二十一日)、二十二日の燃料棒貯蔵庫など四施設の封印撤去−と続いた動きは、「核開発本格着手」という危機を創出して対米対話の糸口をさぐる北朝鮮の瀬戸際外交の序盤とみることができる。北朝鮮は米国に「不可侵条約の締結」(十月二十五日外務省スポークスマン談話)という“金正日政権の体制保障”を求めている。これと引き換えなら核開発は凍結するとの事実上の提案だ。しかし米ブッシュ政権は「不動」の構えだ。米国はあくまで「北の核開発中止が交渉の前提」との立場である。
 米国は不動の姿勢を崩さない方針であるため、今後北朝鮮は行動をエスカレートさせるだろう。現在、寧辺で監視作業中のIAEAの査察官二人の国外追放や、ついで核査察の国際法的裏付けである核拡散防止条約(NPT)からの脱退宣言、さらに再処理施設の稼働などだ。一九九三−九四年の核危機のときはこうした危機創出戦術が功を奏して九四年十月、米朝枠組み合意が成立した。

 しかし、今回も「北の瀬戸際外交」が成就するとはかぎらない。前回は米クリントン政権が相手であり、何より北朝鮮は「核開発宣言」を行っていなかった。ブッシュ政権は対話に応じないどころか、この核危機を安保理決議に訴え、経済制裁などの国際世論を喚起していくだろう。

 一方で、「実は北朝鮮は、米国との話し合いより核保有を優先しているのではないか」(防衛研究所・武貞秀士主任研究官)との見方もある。前回の核危機以後、インド、パキスタンが核実験して核保有国となった。北朝鮮がNPTを脱退すれば国際法上はこの二国と同列になる。また、隣国韓国への被害が不可避な軍事制裁はさらに困難になる−という「核保有シナリオ」もあるからだ。

 北朝鮮が挑発的な対米攻勢に出た要因には、韓国の盧武鉉政権誕生の影響というのも専門家の共通した見方だ。太陽政策継続により、今後、韓国が北朝鮮危機の重要な仲介役になることは確実だからだ。いずれにしても北朝鮮は、封印を解くという行動で、核危機への第一歩を踏み出した。(久保田るり子)

http://www.sankei.co.jp/news/morning/24iti002.htm

◆アメリカのニュース報道はイラク問題一辺倒、日本のニュース報道は拉致被害者報道一辺倒、しかし現在一番問題なのは北朝鮮が核開発の再開を宣言したことであり、核施設の封印を撤去したことだ。これは安保理で北朝鮮の非難決議となり、国際世論から完全に孤立する。
ブッシュ政権は核による先制攻撃を否定していない。つまり朝鮮半島は核戦争の瀬戸際にあるということだ。それにも拘らず小泉首相は何のアクションも起こさず、優雅な連休を過ごしている。
北朝鮮から何時日本へミサイルが飛んでくるかも知れない。その時日本の政治家はどのような反応を示すのか?東京に細菌兵器が着弾した時、自衛隊はどうするのか。日本政府は何の対策も立てていない。有事立法すらいまだに成立していない。
日本の政治家は眠ってしまっている。あるいは北朝鮮の脅しに脅えて何も出来なくなって沈黙してしまったのだ。

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