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双方の大使代行を追放 印パ関係再び緊迫か
http://www.asyura.com/2003/war23/msg/505.html
投稿者 倉田佳典 日時 2003 年 2 月 09 日 20:04:33:

(回答先: 代理大使の退去命令で応酬=再び関係緊張化の可能性も−印パ [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 09 日 04:11:51)

02/08 21:05 双方の大使代行を追放 印パ関係再び緊迫か  外信103

 【カトマンズ8日共同】インドのサルナ外務省報道官は八日、分
離主義者に資金提供したとしてジラニ・パキスタン大使代行と大使
館員四人の計五人に対し、四十八時間以内に国外退去するよう命じ
たと発表した。                       
 これに対抗してパキスタン政府も同日、イスラマバード駐在のビ
アス・インド大使代行ら五人に国外退去を命じた。       
 両国は先月下旬、外交官追放合戦を繰り広げたが、大使レベルの
国外退去で両国関係が再び緊迫化する恐れがある。       
 現地からの報道によると、インド警察は七日、パキスタン大使館
から出てきた分離主義活動家の男を逮捕し、この男が三十七万ルピ
ー(約九十三万円)をジラニ大使代行から受け取ったと供述したと
発表。これに対し、同大使代行は否定し「パキスタンを中傷するキ
ャンペーンの一環」と反論していた。             
 しかし、サルナ報道官は「われわれには確かな証拠がある。外交
官としてふさわしくない行動があった」と指摘。退去命令の正当性
を主張した。                        
 両国は独立以来、カシミール地方の帰属をめぐって対立。インド
は、パキスタンがカシミールの分離独立を求めるイスラム過激派ら
の活動を支援していると批判を繰り返してきた。パキスタンは、解
放闘争への精神的支援はしているが、武器、資金援助はしていない
としている。                        
 一昨年十二月のインド国会襲撃事件を機に、核兵器を保有する両
国の関係は軍事衝突寸前まで緊張が高まった。         
(了)  030208 2104             [2003-02-08-21:05]

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