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五十嵐仁氏「転成仁語」:世界のイラク攻撃反対デモ状況
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/214.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 17 日 18:32:19:


http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/iga2/home2.htm

2月16日(日)

全世界600都市1000万人以上が参加したといいます。米英による対イラク戦争に反対する反戦集会です。
 戦争が始まる前に、これだけの人が反戦運動に立ち上がりました。これで戦争を防ぐことができれば、これこそ21世紀における新しい反戦運動であり、人類の進歩を信ずることができます。


 この地球を一周した反戦集会の盛り上がりは、2月14日の国連査察団の追加報告の後に行われました。この報告が世界の人々を説得することも納得させることもできなかったことは明らかです。
 国連でのフランスの発言の方が説得力があったということになります。ブッシュ米大統領は追い込まれつつあります。
 もはやどのようにしても、対イラク戦争反対の声を押しつぶすことはできないでしょう。開戦が近くなればなるほど、その声は大きくなるにちがいありません。
 一昨日まで、私はブッシュによる対イラク戦争は避けられないと思っていました。しかし今日は、この戦争は避けられるかも知れない、避けなければならない、と思うようになりました。


 ブッシュの催眠術によって忠実な飼い犬になってしまったブレア首相のイギリスでも、各地でイラクへの武力行使に反対するデモが行われ、主催者は「参加者は、予想の2倍以上の100万人になった」と発表しました。警察は50万人以上が参加したと見ています。
 ロンドンでは、中心部のハイドパークが参加者で埋まったそうです。集会では、ロンドン市長や米国の黒人運動指導者ジェシー・ジャクソン師などが演説しました。
 この日の参加者は史上最大規模だといいますから、かつての反核集会を上回ったようです。イギリスでの反戦運動の盛り上がりはブレアを引き留める力になりうるものです。
 イギリスのブレアが手を引けば、ブッシュは孤立し、イラクに戦争を仕掛けられなくなります。もう少しです。
 労働党の歴史に汚点を残してはいけません。「イギリス労働党がんばれ」と言いたい気持ちです。


 ドイツの首都ベルリンでも反戦デモが行われ、約50万人が行進しました。シュレーダー首相は閣僚には参加自粛を要請したそうですが、トリッティン環境相ら2閣僚のほか、ティールゼ連邦議会議長がデモに参加しました。
 ドイツ左翼の真価を示す行動だといってよいでしょう。シュレーダー首相はブッシュの戦争に反対を表明することによって、第1次世界大戦で戦争に荷担した先輩たちを乗り越え、その誤りを償ったと言えます。


 イタリアのローマ市で行われた反戦デモには、地元メディアの推計で約100万人が参加しました。参加者はイタリア全土から集まり、虹色の「平和の旗」などを手に「戦争反対」のスローガンを叫んで市内を練り歩いたそうです。
 また、アパートやオフィスなど市内の至る所に「平和の旗」が飾られました。有力紙「コリエレ・デラ・セラ」の最新の世論調査では、「国連の支持なしでのイラク攻撃に反対」と答えた人は85%に達しています。
 イタリアのベルルスコーニ政権は対イラク強硬姿勢を支持しています。この政権と世論の間には大きなみぞがあることが明らかになりました。


 このほか、対イラク攻撃に強く反対しているシリアではダマスカス市内を約20万人が行進し、タイではバンコク中心部の米英両大使館前で約2000人がシュプレヒコールを叫びました。イスラム教徒が多い南部パタニでは少なくとも1万人が戦争反対を訴えたといいます。
 オーストラリアとニュージーランドの各都市で数千人規模の集会が開かれ、南アフリカ・ケープタウンでも閣僚3人を含む数千人がデモ行進しました。戦争反対の声は世界中に満ちています。ただ一カ所、わが日本を除いては……。


 ただし、日本でも14日に、作家の井上ひさしさんら文化人16人が呼びかけて明治公園で集会が開かれ、2万5千人が参加しました。世界の反戦集会に呼応する形で、15日にも反戦行動が取り組まれています。
 これらの行動に私も参加したわけではありませんので大きなことは言えませんが、ヨーロッパでの行動に比べれば見劣りすることは否定できません。渋谷に集まった人の数は5000人にすぎなかったわけですから……。
 ヨーロッパの都市での50万人とか100万人という数から比べれば、桁違いに少ないといわざるをえません。こうなると、私も集会にでも行かずばなるまいという気分になってきますが、近々そういう機会があるのでしょうか。


 国連安保理事会の多数は、すぐに武力行使をすることには否定的で、3月1日にもう一度、査察団の報告を聞くことにしました。アナン国連事務総長は、「ボールはイラクに投げ返された」と述べています。
 イラクの出方次第では、戦争が不可避になるということなのでしょうか。それとも、戦争を回避できるということなのでしょうか。
 いずれにしても、次の焦点は3月1日です。この日までは、アメリカも戦端を開くことはないでしょう。


 ということは、戦争反対の運動にとっても、3月1日までが勝負だということになります。この日までに、戦争には反対だという声をもっともっと大きくしなければなりません。
 もしイラクが大量破壊兵器をもっているとしたら、それをさっさと廃棄処分することを求めたいと思います。もし、そのようなものは無いというのであれば、包み隠さず、国連の要求通りの査察に応ずるべきでしょう。
 あと2週間の間に、21世紀の地球の進路が決まってしまうかも知れません。愚かな戦争の世紀となるのか、人類の英知に従う平和の世紀となるのか……。


<別テーマの後半未転載>

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