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株式日記と経済展望:漫画を見れば国際政治がわかる 米国のイラク攻撃の可能性は無い <コメント:踏み込んだ予測ですね(笑)>
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/630.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 22 日 21:54:07:


2003年2月22日 土曜日

ロサンゼルス・ウィークリーの漫画:http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu44.htm

NYTに限らず、米国のマスコミにはユダヤ系の人が多い。これは、彼らが米国(に限らず世界のどこでも)少数派(非主流派)であることと関係している。どこの国にも、何代にもわたってその国に主流派(多数派)の一員として住み続け、その国と運命をともにする名門家系などで構成されるエスタブリッシュメント(米国の場合おもに共和党、石油資本、国防総省、製造業などの「保守本流」)が政財界に君臨し、彼らが「そう簡単には外国のスパイには買収されない」(売国奴にならない)気概(愛国心)を持ち続けることで、国家は国家として成り立っている。

民主主義国家では少数派(非主流派)の自由や人権は広範に保障されるべきではあるが、かといって明らかに外国の手先(と思われる非主流派)にまで無制限な(スパイ工作の)自由を認めたら、その国は外国に乗っ取られてしまうので、どこの国でも公安当局(米国ならCIAやFBI、日本なら警視庁公安部や公安調査庁)に半ば非合法な活動をさせてでも非主流(反体制)派には警戒を怠らない。

自由主義国家から社会主義国家まで、程度の差こそあれ国家統治の現実とはこういうもので、このことは「非主流派はいつまでも非主流派」であることを意味している。そして、どこの国でも国力の基本は製造業であり、それはまさに保守本流の牙城だ。だから、18世紀のアメリカ建国にはほとんど参加せず、あとになってはいってきた少数派にすぎないユダヤ人がこの業界で力を持ちえなかったのは当然だった。

逆に、彼らは世界中のどこでも少数派で、「迫害されたら即亡命」といつも身構えていたために、財産を亡命しやすい形で蓄えることが多かった。工場や農場などの不動産を持って逃げるのは難しいが、宝石、預貯金、有価証券、著作権、才能、専門知識などの「動産」は容易に持ち出せるので、彼らは貴金属、金融・証券、芸術、学問、マスコミ、弁護士や医師の世界での成功に力を注いだ。この結果米国では、多数派のWASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント派キリスト教徒)が主流派・保守本流(共和党や製造業)、少数派のユダヤ系、黒人、カソリック教徒などが非主流派・リベラル派(民主党や金融・マスコミ界)に多く集まるようになった。
(自ら偏向報道を認めたニューヨークタイムズ 佐々木敏)

日本では外交評論家から軍事評論家まで、そろってアメリカ軍のイラク攻撃は時間の問題としている。20万人も湾岸に軍隊を展開させて、ここでアメリカ軍が撤退したら、ブッシュの政治的権威が失われるとしている。ブッシュ政権がここまでイラク攻撃態勢を整えたのは、ブッシュ政権が親イスラエル勢力に固められているからである。共和党の主流派を代表しているのはパウエル一人しかいない。

あとはチェイニー副大統領以下、ラムズフェルド国防長官、ウォルホビッツ国防副長官やライス大統領補佐官など、共和党とは言いながら親イスラエル勢力に乗っ取られた形になっている。さらには石油利権派閥や軍需産業派閥などが相乗りしているから、ブッシュ政権にイラク攻撃を思い止まらせるのは容易な事ではない。マスコミも親イスラエル派が圧倒的であり、日本のマスコミも彼らと連携している。

日本にはユダヤ人はいないが、彼らと連携している在日朝鮮人が多くおり、ユダヤ人のホロコーストと南京大虐殺や朝鮮人強制連行などのキャンペーンなどは、彼らと連携したプロパガンダである。イスラエルの存在と極東の北朝鮮は立場がよく似ている。イスラエルがアメリカからの援助なしには成立しないのと同じく、北朝鮮も中国や日本の同胞からの援助なしには成り立たない。だからこそ両国とも工作員を送り込んで政権の乗っ取りを企んでいる。アメリカの場合それが成功してしまった。

しかしアメリカにおいても「声なき声」が国民のあいだから沸きあがってきている。それが先月の18日の反戦デモであり、今月の15日の反戦デモである。政府やマスコミがイラク攻撃一色なのに、あのように数十万人も動員できる反戦デモは、共和党の主流派たちが背後で煽っているのだろう。本来ならば民主党が反戦デモの中心になるはずだが、民主党議員もユダヤ人の活動家も動かない。これらの反戦デモは警察とのトラブルも起こさず紳士的に行われている。従来の反戦デモなら活動家が警察とのトラブルを起こしてマスコミを煽るはずである。

アメリカの政治漫画を見ると、反戦の漫画が増えてきた。アフガニスタン攻撃の時には反戦の漫画はほとんど無かった。政治漫画を描いている漫画家は、政治評論家と同じく専門家だから、国民世論の動向に敏感だ。政府やマスコミが煽っても、国民がついて来なくなってきているのだろう。日本の専門家達がアメリカのイラク攻撃必至であると分析しているが、漫画を見るかぎりイラク攻撃は当面は延期されるだろう。もし第二の9,11があれば別だが、FBIやCIAが必死になって捜索しているから難しいだろう。それともモサドは出し抜くことが出来るのか。

自ら偏向報道を認めたニューヨークタイムズ 佐々木敏:http://plaza12.mbn.or.jp/~SatoshiSasaki/y2002/irqwar.html#02

マイアミ・ヘラルドの漫画:サイトでどうぞ

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