現在地 HOME > 掲示板
> 戦争２４ > 819.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 戦争２４ > 819.html
★阿修羅♪
|
|
http://www.webactice.com/pacifica/demnow/dn20030218.html
先日ニューヨーク大学での政治と哲学についての会議に招かれたギリシアの大学の教授（ギリシア人）が、米国ケネディー空港に到着するや、FBI係官に拘束されがんちがらめにされたうえ、こう聞かれたという。
あなたは反アメリカか。あなたはイラク戦争に反対か否か。
彼がどう答えたのかは書かれていない．その際、当局はもう一度インタビューをしたい、といってきたため、キャンパス内ならＯＫだと了承したが、ホテルに戻るや電話メッセージがあり、邪魔が入らなくてたすかるのでFBIオフィースに来てくれということだった。教授は無視し、講演終了後、そそくさとアメリカを発ったとのこと。
講演では、アメリカに対して苦言を申し立てている。
米国に入国する知識人に対して、いちいちFBIに拘束され、反米か否か、米国推進の戦争に反対か否かを問いつめられる状況にいよいよ突入したといえる。
平和、民主主義の価値を訴える者は、潜在的なテロ、とされ、愛国者法の取締対象になりつつある。この愛国者法のあまりに異常な性格のひとつは、対象を米国人外国人と区別していないところにある。当局が、こいつは潜在的テロリストだ、ときめれば、あとは人権保障手続きの保護から自動的にはずされる。令状は一切取られず、裁判での審判に書けなくても拘束できるのである。
今後日本の知識人も、同様な扱いをうけていくだろう。
アメリカに厳しい言論を公表している場合、入国審査が厳しくなり、勾留されてしまうこともあり得ることの先駆け的現象がこれだ。
アメリカでは平和を語り、民主主義を語ると、それは、反アメリカであり、アメリカの敵であり、潜在的テロリストと定義されつつあるのである。これが米政権の最も狙っている状況なのである。
オーウェルのコンセプト、戦争こそ平和、というものが定着しつつあるのだ。
ちなみにかれはshackleされた、と書いてあるが、これは手錠までかけられた可能性もある．手錠をかけられないまでも自由を相当に奪われた拘束度の高い状況に置かれたことを意味する。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。