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Re: 小泉純一郎「瀬戸際外交の一環」
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投稿者 WW 日時 2003 年 3 月 05 日 05:48:23:

(回答先: Re: 米、北朝鮮に公式抗議へ 戦闘機接近で [CNN] 投稿者 RT 日時 2003 年 3 月 04 日 21:52:00)

2003年も、既に2ヶ月が経過したと言うのに、アメリカとその衛星諸国によるイラク侵攻計画の発動は、遅れに遅れているね。イラク侵攻は、アメリカ帝国とその衛星諸国の生き残りを懸けた戦略であるのだがね。そのイラク「石油資源」侵略計画も、益々足並みが乱れている。ワシントンで、ダブヤ政権の高官共の一部が、戦争回避のオプションは無いだろうかと、駆けずり回っていると言うのも、故無しとしないね。去年の「ニュ−ズウィーク」で、アメリカの歴史学者が懸念していたように、アメリカにはその「退場の時」が来たと言えるね。

しかし、アメリカが、世界の三流国家や「属州」の支援を受けて進めているイラク侵攻計画は、あくまで、実戦を発動せざるを得ないだろうね。発動しなければ、アメリカ政府は、イラクの「戦わずして勝つ兵法」に敗北したと言う事を、世界に対して認める事になるのでね。これは、アメリカやイギリスだけでなく、日本のような属州にとっても、21世紀世界の利権を失う事を決定付ける事になる。それでは、ダブヤもパウエルも、ライスもラムズフェルドも、小泉も福田も海上保安庁長官も、戦争犯罪と大量殺人で国際法廷に引き渡される事になる。となると、彼らも、内心は死に物狂いだね。

日本の小泉や福田や海上保安庁長官なども、それだけはどうにか避けたいのでは無いのかね。小泉や福田や海上保安庁長官が、どうにか命だけは助かりたいと言う一心でいる事は、間違い無いね。それを、ここに来て、今更のように、北朝鮮を挑発しない報道を求めるなどと言うのは、愚の骨頂なのだね。既に、手遅れとなっているのだからね。

今更報道を抑制できても、それしきの事で、彼らが2001年12月の東シナ海で犯した大量殺人エトセトラの罪を免れる事ができる筈も、無いのだね。この日本の有象無象共は、既に、サイを投げたのだ。あとは、「人殺し」として裁きを受けるか、更に無差別殺戮でも重ね、その悲惨な末路を飾るかだね。それしか、道は無いのでね。この似非「権力者」共も、やはり悪は、こうして滅びるのだと、判っただろうがね。

反戦気分をメディアが伝える事がタブーとなった「軍事独裁国家」のアメリカですら、CNNが、2月の反戦デモを終日「中継」せざるを得なかったみたいだね。それ程までに、アメリカとその衛星諸国陣営では、イラク侵攻にも、またこの一年半ばかりの「世界資源戦争」にも、すでに厭戦気分が高まってしまったと言う事なのでね。アメリカとイギリスでは、経済力の悪化も顕著になったね。到底、イラク侵攻計画の実行は、不可能となっているのだね。アメリカ政府高官ですら、匿名を条件に、イラク侵攻の実戦は、3日になるか、それとも3年になるか、丸で不明だと新聞に告白したらしいからね。

イラク侵攻計画については、遂にNATOの尖兵であるトルコ政府までもが、「戦線離脱」を決めてしまったね。これで、イラク北部の油田地帯を先制攻撃で制圧すると言うアメリカ軍の作戦計画は、ふいになってしまった。今のアメリカ軍は、Bプランを立てているとも言うがね。しかし、これでは、イラク侵攻計画を十分に発動できる筈も無いのだね。

南朝鮮ですら、新大統領の就任と共に、反北プロパガンダのブレーキをかけているらしいね。新大統領就任式では、北朝鮮がミサイルの「祝砲」を撃ったにもかかわらずね。それでも、南朝鮮は、北朝鮮と外交交渉で「統一」を果たしたいと声言し、アメリカ政府の軍事威嚇を牽制する。つまりそれは、そこに日本人などが介入する事は出来ない、「民族の悲願」を達成すると言う意味だがね。「兄弟垣にせめげども」と、言う事でね。

まことに、「悪は、こうして滅亡する」のだね。アメリカとイギリス軍の周辺では、徐々にその「衛星国」が脱落して行った。そして、最後に残ったのは、国連安保理では、三流国家のスペインとブルガリア位。そして、「国家」未満の「帝国属州」に過ぎ無い日本の半人前政治屋エトセトラが、「死んでも支援する」と約束しているだけでね。これで、まだ長期戦を発動できると考えているとしたら、それは、アメリカとイギリスの自殺願望だと言うべきでね。

アメリカの陣営内で、今でも活発なのは、去年末に「再選を目指さない」と発表し、「事実上の退陣声明」を発した筈のフィリッピン大統領アロヨ位だろうね。女丈夫を気取っていた筈が、未練がましいと言うべきだね。アロヨとダブヤは、米軍をフィリッピンで戦闘任務に就かせるの就かせないのと、今になって云々しているね。そして、昨日の「爆弾テロ」事件では、またしても、軍用爆薬「C4」が使われていると言うね。かのジェームズ・ボンドも使うと言う「C4」は、基本的に、政府筋の破壊工作部隊か政府の第五列である「組織」が使う物なのだがね。

今の日本政府は、「崖っぷち」政治を繰り広げていると言えるだろうね。しかし、小泉純一郎や日本のメディアでは、「北朝鮮の瀬戸際外交」なる言葉を頻繁に日本国民に流しているみたいだね。この「瀬戸際外交」なる物は、日本政府筋だけが使っているプロパガンダ用語である事は、言うまでも無いだろうがね。

先進国から配信されている「国際報道」の中では、この手の日本政府筋のプロパガンダやプロパガンダ用語が取り上げられる事すら、無いね。過去1年の間に無くなったと、言うべきかどうかね。いずれにしろ、日本政府は、その存在を認知されなくなったと言えるね。これが、あの「湾岸戦争」から12年後の、日本の姿であるのだね。バブル経済で失敗したからと、今度は軍事力の行使でもって、世界に認知してもらおうと足掻いた挙句の、ぶざま極まる「国家未満」情況なのだがね。尤も、石破ナニガシと言う「お宅」もどき防衛庁長官が、北朝鮮に対して「先制攻撃をする」と発言したなどと「国際報道」されているのだから、日本が国家として「認知」されなくなるのは、当然だろうがね。

「ハイテク兵器」とやらの誇大宣伝を真に受け、その「威力」なる物に取りつかれた1990年代の馬鹿な日本人大衆が、「湾岸戦争ショック」の後から、軍事力信仰を持ちはじめた事は、言うまでも無いね。そして、アメリカ政府の世界一元支配戦略を真に受けた、馬鹿な日本の政治屋と官僚屋は、先制攻撃と軍事力を行使するだけの「普通の国家」に戻ろうとしたのだったね。

しかし、その「普通の国家」戦略の末路がどうなるのかは、火を見るより明らかだった筈だがね。そして、日本の現在は、アメリカ帝国の属州に過ぎ無い情況だ。若者の失業者が当たり前と言う、恥ずべき情況でね。これは、1990年代の妄想を今も引き摺っているような、その点でも底無しの「半人前」に過ぎ無い日本の政治屋や官僚屋が、日本メディアの奴隷どもにかしづかれて、ようやく一人前を気取っているだけなのだね。そこに在る物は、敗者ばかりだと、言う所以だね。

しかし、小泉や福田や日本の防衛庁や海上保安庁は、そう言う事を理解できてい無いみたいだね。これは、もともと、能力不足の人材どもだからだと言う事でもあるがね。「国をどう再建するか」などと言う問題は、アフガニスタンやイラクの問題では無い。それは、「帝国」の国家意思に従った挙句に、経済も政治も精神も崩壊させた「大国」日本のような「属州」や、資本主義を優先させる為に自由と言う「国家精神」を葬り去ったアメリカ合衆国のような国の問題なのだね。アフガニスタンやイラクは、少なくとも、「属州」では無いからね。

日本の事実上の「国営放送」であるNHKサイトが、3月4日14時付でニュースとして掲載している情報によると、日本の川口と言う外務大臣は、「イラクの判断は甘い」と発言したらしいね。「川口外務大臣は、記者会見で、イラクの大量破壊兵器の廃棄を巡って、国連安全保障理事会の意見が割れていることが、イラク側にまだ時間があると思わせており、そのことがイラクに甘い判断をさせているという認識を示しました。」とね。川口は、宗主国であるアメリカ政府の意を汲み、イラク侵攻と言う「戦争犯罪」を正当化する為に、日本の世論を操作する外務官僚屋や国営放送などと結託して発言しているみたいだね。

しかし、民間人出身大臣などと喧伝されている川口なる者は、「出戻り官僚」であるのに過ぎ無い。民間企業に入る前は、官僚だったらしいからね。官僚としての出世競争に敗れた為、官僚から民間企業に下ったのだからね。そのような者が、人材不足の「小泉政権」とやらに拾われ、馬鹿な日本人大衆を騙す客寄せの為に大臣となったのだったね。

その手の「人材」が、このイラク侵攻計画に反対する「元同盟国」フランスやドイツと言った世界の先進国と肩を並べ、イラク侵攻に関する何らかの「発言」などをし得る筈も無いのだね。フランスやドイツがイラク侵攻に反対するのは、自らが関与し、そして失敗した「アフガン侵攻」の失敗に懲りているからなのでね。そして、イラク侵攻で少しでもしくじれば、自分も身の破滅である事を理解しているからなのだね。フランスは、1980年代から、アフガン「ムジャヒディン」や「アルカイダ」支援もしていたからね。それは、英米だけで無く、イラク侵攻に反対する中国政府も、同じ事だがね。

日本の外相である川口ナニガシは、戦後の東京裁判で裁かれ、死刑に処せられた「外務大臣」がいた事を知らないみたいだね。「外務」大臣だから戦争犯罪人として裁かれる事は無いなどと、勘違いをしているみたいでね。川口のこの発言は、アメリカ軍の侵略を正当化するものだから、十分に、イラクに対する侵略戦争の責任、つまり戦争犯罪の責任があると見なされる。自分の運命について「甘い判断」をしているのは、イラクではなく、川口自身だ。

やはり、馬鹿につける薬は、無かったみたいだね。と言っても、川口のようなもともとが無能な出戻り官僚には、侵略戦争が戦争犯罪となる法理も戦犯追及の必然性も、理解できないだろうがね。その能力があるのならば、そもそも、日本で官庁を辞めて民間企業に下る必要も無かっただろう。自分が戦争犯罪に問われるよりかは、外相を辞任した方が良いと言う選択も、川口某ごときには、考えもつかないだろうがね。

そして、同じNHKサイトの3月4日07時付ニュースによると、「米偵察機に北朝鮮戦闘機接近」と言うお馴染みの情報もあるね。「アメリカ国防総省は、2日北朝鮮に近い日本海の上空を警戒飛行していたアメリカ軍の電子偵察機に、北朝鮮の戦闘機4機が異常に接近し、アメリカ軍機にレーダーの照準を合わせるなどしたあと飛び去ったことを明らかにしました。」と言うね。日本メディアの報道は、どれもが、この程度の意味不明情報なのかね。これでは、日本には、石破某のように、「北朝鮮を先制攻撃する」と口走る程度の阿呆しかいなくなるだろうね。そもそも、作戦中の軍用機同士の事件なのだから、「ニアミス異常接近」と言う用語を用いるのは、間違いでね。

この事件は、国際報道を読めば判るように、北朝鮮軍機が「飛び去った」のでは無いね。北朝鮮軍機が20分以上も追跡した為、アメリカ軍機がスパイ任務を中止し、嘉手納基地に帰ってきたと言う事件なのだがね。20分以上も続いた北朝鮮軍機の追跡にたいし、在日米軍も日本自衛隊も、「F15」と言う「ハイテク」戦闘機を発進させなかったと言う事が、重要でね。日本で、この14ヶ月の間「反北朝鮮」キャンペーンをしてきた、「お宅」系の戦争狂マスメディアどもが、その事さえ理解してい無いらしいのは、笑うべき事だと言える。

しかも、この「レーダーの照準を合わせるなどした」と言う発表は、虚報らしいね。これは、今後の詳報に待つべき所もあるがね。「レーダー」に、「照準」は存在しないから、この日本語記事その物が、阿呆な記事でね。米軍の最初の発表では、北朝鮮軍機が米軍機に「レーダー・ロック」をしたと言ったのが、後で「レーダーに捕らえられた」だけだと訂正したらしいのだね。これでは、北側の戦闘機に攻撃の意思があったとも、言えなくなるがね。いかな国際的に認知され無い「日本」政府だとは言え、この程度の記事は、国際水準の正確な記事で伝えられ無いといけないね。

小泉は、自らの政治生命延命の為、北朝鮮攻撃を事としてきたのだったね。その挙句に、東シナ海での大量殺人や、その後の反北朝鮮キャンペーンを仕掛ける事となった。それでも、小泉の支持率などは、上がりもしなかったみたいだがね。そして今度は、北朝鮮軍戦闘機のスクランブルと米軍機追跡にたいし、小泉としては何もし得ず、居すくんで「腰を抜かす」だけの結果となった。これは、たしかに、小泉などにとり、「あまり挑発的な報道はしてもらいたくない」事件であるのは、間違いが無い。と言うよりか、小泉は、自分たちが一連の北朝鮮攻撃キャンペーンで、後に引けない所に来てしまった事に、ようやく気が付いたのだね。

今更気付いても、遅過ぎるとは、この事だね。既に、小泉や福田エトセトラが、東シナ海の大量殺人事件の「人殺し」であり、大量殺戮の責任問題でも抜き差しならぬ立場に立たされている事は、間違いが無いからね。そして、日本の宗主国アメリカが、その国家的威信を懸けて実行せざるを得ない「イラク侵攻計画」が、時限爆弾のように、彼らの足元を脅かしているのだね。小泉が、報道に「手加減」を求めるのも、故無しとしない。これは、小泉が、既にその政治生命も終えた事を意味するのだがね。

アメリカの「イラク侵攻」も、アメリカ政府高官自らが認めるように、「勝てない戦争」に過ぎ無い情況にある。アメリカが3日で勝つ、などと阿呆な宣伝を鵜呑みにしているのは、世界広しと言えども、日本人だけでは無いかね。アメリカは、アフガニスタンでも、既に事実上の撤退をはじめているのだからね。

アフガニスタンの暫定元首となったカルザイは、最近も、アメリカがアフガニスタンを見捨てないようにと、ワシントンまで懇願に行っているね。ちなみに、アフガニスタン復興支援の拠出金は、日本政府肝いりの東京会議にもかかわらず、十分に集まらなかったらしい。「東京」が、世界での地位を低下させているからには、それも故無しとしないがね。アフガンに空爆の悪夢を持ち込み、アフガンの無辜の民衆を殺戮し、それによってアフガニスタンを「復興」しうると称した、日本人をはじめとする「文明諸国」は、タリバン政権に完全に「敗北」したと言えるだろう。

世界資源戦争の現実情況がこうであっても、あのダブヤは、「戦闘開始」命令を出さざるを得ないだろうね。と言うよりか、こうであるから、イラク侵攻を急がざるを得ないと考えているのだね。そして、アメリカの「軍事機械」の歯車が少し食い違う事でもあると、アメリカと言う「帝国」その物が、滅亡に向かう事になる。

確か、「親亀がこけたら、小亀も孫亀もこけた」と言う、日本の俗謡があったね。その歌の通り、アメリカ帝国が躓く事は、日本の小泉エトセトラの運命が躓く事だね。小泉エトセトラが、日本の最高権力者を装っていられるのも、今の内だけだと言う事になる。これを、「天命」と言うのだね。

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