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【ヘレン・カルディコット医師からの緊急行動参加要請】ローマ法王のバグダッド滞在を実現させて対イラク戦争を阻止しよう!
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/467.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 3 月 09 日 12:43:47:


●反核運動の国際的指導者として知られるヘレン・カルディコット
 医師が緊急アピールを発信しました。私自身は、参加している
 下記の宇宙軍拡反対運動のメーリングリストで、6日の早朝に
 このメッセージを受け取りました。
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From: "novi dyen"
To:
Sent: Thursday, March 06, 2003 3:56 AM
Subject: [globenet] fwd: Urgent Appeal From Helen Caldicott
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【上記の宇宙軍拡反対運動の本拠は下記の通り】
Global Network Against Weapons & Nuclear Power in Space
PO Box 90083
Gainesville, FL. 32607
(352) 337-9274
http://www.space4peace.org
globalnet@mindspring.com

-----------------------------------------------------------

 また、カルディコット氏のメッセージは、下記のサイトでも読むことが出来ます。
 http://www.rise4news.net/Pope.html
 http://www.rense.com/general35/topope.htm

●カルディコット医師の緊急アピールは重要かつ緊急のものなので、
 即座に呼びかけ文とローマ法王庁に提出する嘆願書の文面を邦訳
 したのですが、送り先がヴァチカンの記者室のようでもあり、
 これでいいのかどうか疑問を持ったので、カルディコットさんに
 メールを出して質問を送り、確認がとれるまで発表を控えようと
 考えました。……というのは、インターネットではデマ情報も
 流される危険性があり、情報ソースを確認することが必要だと
 感じたからです。

 カルディコットさんからの返事はまだ受け取っていませんが、
 カナダの新聞が下記のような記事を出したので、この呼びかけ
 は“本物”であろうと見なして、とりあえず邦訳で紹介します。

●6日付けのカナダ『トロント・スター』紙記事↓
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http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1035778698449&call_page=TS_News&call_pageid=968332188492&call_pagepath=News/News

Mar. 6, 2003. 01:00 AM

Peace activist implores Pope to be `ultimate human shield'
`Only person' who can stop Iraq war Helen Caldicott sets up campaign
【 平和運動家がローマ法王に「究極の人間の楯」になってほしいと懇願。
  対イラク戦争を阻止できる「唯一の人物」
  ヘレン・カルディコットさんが運動を開始 】

LESLIE SCRIVENER
FAITH AND ETHICS REPORTER
【レスリー・スクリーヴナー/本誌・宗教倫理問題担当記者】

Dr. Helen Caldicott, one of the world's most determined peace activists, is imploring Pope John Paul II to go to Baghdad as he is the "only person on earth who can stop this war" in Iraq.
【決然たる態度で平和運動に献身し、世界的に名を知られたヘレン・カルディコット医師が、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世にバグダッド訪問を実現するように懇願している。彼がイラクにいれば「戦争を阻止できる地上で唯一の人間」となるからだ。】

Caldicott has organized a letter writing and e-mail petition, urging people around the world to write to the 82-year-old Pope asking him to travel to Baghdad and stay there until peace has been achieved.
【ローマ法王は82歳と若くはない。しかし彼がバグダッドを訪れ、平和が達成されるまで現地に滞在するよう、世界中の人々が書簡や電子メールを送って法王を説得することを願って、この運動を組織した。】

"Your physical presence in Baghdad will prevent the impending slaughter of hundreds of thousands of human beings," her letter says.
【「あなたが、この戦争を止められる地球上でただ一人の人物でありましょう。実際にあなたがバグダッドを訪問されるなら、今まさに起ころうとている何十万人もの人々の殺戮[さつりく]を阻止できるでありましょう」――ローマ法王宛の手紙は、このような懇願が記されている。】

The Australian-born Caldicott, who has written extensively on the nuclear threat, is a former Harvard professor, founder of Physicians for Social Responsibility and subject of the award winning film If You Love This Planet.
【カルディコットさんはオーストラリア生まれで、これまでに核エネルギー利用の危険性を警告するさまざまな著作を発表してきた。ハーヴァード大学の教授を務めたこともあり、「社会的責任をはたす医師の会」の創設者でもある。彼女の講演を記録した短編映画『この星を愛するのなら」はアカデミー賞を受けている。】

In her letter, circulated on the Internet, she urges ordinary people to make their opposition to war known and send a "mountain" of letters, e-mails, faxes and phone calls to the Vatican to persuade the Pope of the need for his immediate, unprecedented action.
【戦争反対の声をローマ法王庁に知らせるために「山のような」手紙や電子メールやファックスや電話を集中させて、法王がただちにこの前例なき行動に乗り出す必要があることを彼自身に知ってもらおう――インターネットを通じて回覧されて文章のなかで、カルディコットさんは人々にそう呼びかけている。】


"The Pope's presence in Iraq will act as the ultimate human shield," she writes. Though the Bush administration has shown "no reservations about slaughtering up to 500,000 innocents in Iraq, there is one person whose life they absolutely will not risk. That person is Pope John Paul II."
【「イラクに法王が文字どおりいらっしゃることになれば、それは究極の“人間の楯”になるでしょう」と彼女は訴えている。ブッシュ政権は「50万人にのぼるであろう罪なきイラク国民を無条件に大量虐殺すると、すでにはっきりと表明しています。しかし、そんな政府の連中でさえ、ぜったいにいのちを脅かすことができない人物がひとりいます。その人物とは、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世です」】

The Pope's travel schedule is usually set months, sometimes years in advance. He had hoped to travel to Iraq in 1999 and 2000, though trips were cancelled.
【ローマ法王の外国訪問は、通常、何ヶ月もまえに予定が組まれる。場合によっては何年もまえに予定されることもある。法王自身も99年と2000年にイラク訪問を望んでいたが、その予定は二回ともキャンセルされた経緯があった。】

During Ash Wednesday services yesterday in Rome, the Pope called on Catholics to pray and fast for peace during Lent, the 40-day season of penitence leading to Easter.
【昨日ローマで四旬節の初日である大斎始日の儀式が執り行われたが、そのなかで法王はカトリックの信者たちに、復活祭にいたるこの四旬節の40日間、悔い改める日々のなかで平和を求めて祈りなさいと説教した。】

And the Pope's emissary, Cardinal Pio Laghi, met with U.S. President George Bush in Washington yesterday. A White House spokesperson said Bush rejects the argument there's no moral justification for a war.
【法王の密使であるピオ・ラーギ枢機卿は昨日ワシントンDCでジョージ・ブッシュ米国大統領と会見を行なった。ホワイトハウスの広報官によれば、戦争を正当化できる道理など皆無である、という主張をブッシュは聞き入れなかったという。】

Canadian church leaders marked Ash Wednesday by releasing a letter to Prime Minister Jean Chretien, asking him to redouble Canada's efforts to prevent a war in Iraq and announcing a March 22 ecumenical peace vigil at St. Michael's Cathedral.
【カナダの教会の指導者たちは、大斎始日にジャン・クレティエン首相に書簡を送り、対イラク戦争の阻止にむけたカナダ政府の努力を倍増するように嘆願を行なった。さらに3月22日には聖ミカエル大聖堂で教派の枠組みを越えた徹夜の祈りを実施すると告知を出した。】

The 18 leaders, including Archbishop Michael Peers, Primate of the Anglican Church, and Bishop Jacques Berthelet, President of the Canadian Conference of Catholic Bishops, stress their "firm belief that war on Iraq, even with explicit Security Council authorization, would be the worst option."
【英国国教会のマイケル・ピアーズ大司教やカナダ司教会議の議長を務めるジャック・ベルトレ司教など18人の宗教指導者たちは「イラクに対する戦争は、たとえ国連安全保障が明白なお墨付きを与えたとしても、最悪の選択であることにかわりない」と力説している。】

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●ついでに上記の記事に対して、『トロント・スター』(8日付け)に
 寄せられた反響がこれです。↓
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http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1035778834865&call_page=TS_Letters&call_pageid=968332189003&call_pagepath=News/Letters

Mar. 8, 2003. 01:00 AM

Bush, Powell, Rice are better shields
Peace activist implores Pope to be `ultimate human shield'
【ブッシュとパウエルとライスのほうが「楯」に使うにはもってこい。
 ――平和運動家がローマ法王に「究極の人間の楯」になって
   ほしいと懇願している件について】

March 6.

Helen Caldicott believes putting the Pope in Baghdad would "prevent the impending slaughter of hundreds of thousands of human beings." Forgive my cynicism, but I believe the American dogs of war would bomb first and apologize later, Pope or not. The absolute preventative would be to put George Bush, Dick Cheney, Donald Rumsfeld, John Ashcroft, Condoleezza Rice and Colin Powell in Baghdad. You can bet on it, there would be no order to bomb.
【ヘレン・カルディコットさんはローマ法王をバグダッドに滞在させれば「今まさに起ころうとている何十万人もの人々の殺戮[さつりく]を阻止できる」と考えている。冷笑的な物言いで恐縮ではあるが、アメリカの戦争の犬どもは、とりあえず爆撃しておいて後から謝罪するというやりかたをしてくるだろう。法王であれ誰であれ、連中はおかまいなく殺す。だから戦争阻止の究極の「人間の楯」はジョージ・ブッシュとディック・チェイニーとドナルド・ラムズフェルドとジョン・アシュクロフトとコンドリーザ・ライスとコリン・パウエルをバグダッドに誘致すればいい。それなら絶対、爆撃命令は出ないだろうね。】

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Jenny Thomas, Burk's Falls, Ont.
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●ヘレン・カルディコットさんの活動歴を下記に紹介して
 おきます。
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【ヘレン・カルディコットさんのプロフィール】

 ヘレン・カルディコット医師は核兵器や原発の軍事的・環境的危険性を告発する世界的な市民運動の指導者として、30年以上にわたって啓蒙活動を行なってきた。元々は嚢胞性線維症[のうほうせい・せんいしょう]の専門医で、1975年にオーストラリアのアデレイド小児病院に“嚢胞性線維症”専門科を開設した。米国で活動していた当時は80年までハーヴァード大学医学部の教員とボストン医療センターの臨床医として活躍していた。

 反核運動への取り組みは早く、1971年にはオーストラリアにおけるフランスの太平洋核実験への反対運動で主導的な役割を果たし、75年には同国の労働組合と力をあわせて核燃料サイクル、とりわけウラン採掘の医学的な危険性を労働者に知らせる活動を繰り広げた。77〜86年には米国に住んでいたが、ここで「社会的責任をはたす医師の会」(Physicians for Social Responsibity)を結成した。同会は2万3000人の医師が参加し、原子力発電や核兵器や核戦争の危険性を同僚医師に知らしめる活動を開始した。その後、世界各地をまわり多くの国でこれと同様の反核医師組織の結成を手伝い、それらは80年に「核戦争防止国際医師の会」(IPPNW)というかたちにまとまっていった(82年には日本支部も誕生)。IPPNWは85年にノーベル平和賞を受賞している。

 彼女は80年に「核兵器廃絶を求める女たちの行動」(Women's Action for Nuclear Disarmament)という組織も創立した。87年にオーストラリアに帰国し、無所属候補として連峰議会選挙に出馬したが国民党のチャールズ・ブラントに600票の僅差で惜敗している。平和運動への貢献が讃えられ、これまでに19件の名誉学位と多くの賞をうけている。ノーベル平和賞受賞者ライナス・ポーリング博士(生化学者)からの推薦で同賞の候補にあがったこともある。

 1979年の著作『Nuclear Madness』は『核文明の恐怖:原発と核兵器』という表題で岩波書店から出版された。ほかに本邦未訳だが『Missile Envy』(ミサイル羨望症、1984年)、『If You Love This Planet』(この星を愛するのなら、1992年)、『A Desperate Passion: An Autobiography』(命がけの情熱:自叙伝、1996年)を表わしている。湾岸戦争後に刊行された『劣化ウラン弾――湾岸戦争で何が行われたか』(邦訳版は1998年に日本評論社刊)の寄稿者の一人でもある。
 現在はカリフォルニア州を拠点として世界的活動をしている「核政策研究所」(NPRI、http://www.nuclearpolicy.org)の所長として米国とオーストラリアの両方で活躍している。

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●ここから、カルディコットさんが発した(とされる)緊急アピール
 と、世界中の人々がローマ法王庁の送るための嘆願書のひながたを
 紹介します。↓
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Urgent Appeal From Helen Caldicott
【ヘレン・カルディコットさんからの緊急アピール】

Dear Friends
【親愛なる皆さま】

I write this appeal for your help as a pediatrician, a
mother, and a grandmother -- and I am writing about
the lives of tens of thousands of children.
【私はいま、ひとりの小児科医として、母として、そして孫をもつ
“母親の母親”として、皆さまにご協力いただきたく、この呼びかけ文
を書いています。そしてまた、何万人もの子どもたちのいのちを心配
しながら、これを書いているところです。】


Although the current administration has demonstrated
it has no reservations about slaughtering up to
500,000 innocents in Iraq, there is one person whose
life they absolutely will not risk. That person is
Pope John Paul II.
【(アメリカの)現政権は50万人にのぼるであろう罪なきイラク国民を
無条件に大量虐殺すると、すでにはっきりと表明しています。しかし、
そんな政府の連中でさえ、ぜったいにいのちを脅かすことができない人物が
ひとりいます。その人物とは、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世です。】

While the Pope has already formally denounced the
proposed war, calling it a defeat for humanity, as
well as sent his top spokesperson to meet with Saddam
Hussein, he now must take a historically unprecedented
action of his own and travel to Baghdad. The Pope's
physical presence in Iraq will act as the ultimate
human shield, during which time leaders of the world
nation can commit themselves to identifying and
implementing a peaceful solution to this war that the
world's majority clearly does not support.
【すでにローマ法王は、いま提唱されている(アメリカによる)戦争に
公然と非難を下されました。法王は、この企みを「人としての心を放棄
した自暴自棄の行ないである」と糾弾し、サダム・フセインのもとに特使
を差し向けられました。しかしいまや、法王ご自身が、先例なき歴史的一歩
に踏み出さねばならないのです。それはご自身の足で、バグダッドの土を
踏むということです。イラクに法王が文字どおりいらっしゃることになれば、
それは究極の“人間の楯”になるでしょう。法王がイラクにいらっしゃる
あいだ、世界の国々の指導者たちは、この「戦争」という世界の大多数の
人々がはっきりと不支持の意思表示をしている手段に代わる、平和的な
解決法を見つけだして実施に移すことが可能になるでしょう。】


To persuade the Holy Father to take this unusual but
potent action, he must hear from you and millions of
others around the world who have already been inspired
to stand up and speak out for peace. A mountain of
surface mail, email, faxes, and phone calls are our
devices to inspire him. Please understand that your
taking just a few minutes right now to communicate
with him may ultimately spare the lives of thousands
of innocent people who at this moment live in complete
terror from the threat of an imminent U.S.-lead
military strike on their homeland.
【この行動は尋常ではありませんが、望みを秘めています。それを
実行していただくよう法王を説得しようとするなら、まずもって
平和を願って決然と情熱的に意思表示を行なっているあなたや
世界中の無数の人々の声を、法王の耳元に届ける必要があります。
郵送書簡や電子メールやファックスや電話で、彼に山のような
メッセージを届けましょう。それが我々の用いることができる、
彼にやる気を起こさせるための道具なのですから。
どうかご理解ください。いまあなたがほんのちょっと時間をさいて
法王にメッセージを送れば、それはすぐにでも始まりかねない米国
主導の軍事侵略の脅威におびえながら今を生きている何千人もの
罪なき人々のいのちを救うことになるのかも知れないのです。】


So here is what you can do to be a part of this
powerful final action to Stop the march to war in
Iraq.
【雪崩のように止めどなく進行しつつある対イラク戦争への動きに
 とどめを刺すための、この強力な究極の行動を実現するために
 あなたができることを、これから書いていきます。】

1. Do not forward the letter below. Its power depends
upon your sending it directly, as a personal
communication to the Pope.
【手順1.下記に法王あての手紙を示しました。これを誰かに転送する
 だけ、ということにはしないでください。この試みが力をもつか
 どうかは、あなた自身が法王への私信として、この手紙をじかに
 法王に送るかどうかにかかっているのです。】


2. Simply cut and paste the letter below into a new
email. Also cut and paste the Vatican email address we
have provided.
【手順2.下記の法王あての(英文の)手紙の部分だけをカット&
 ペースト(コピペ)して、ヴァチカン宛の電子メールを
 新規作成してください。その電子メールの宛先は、手順4で
 示します。】


3. At the close of the letter, type in your name, city
and state--no need to include your address.
【手順3.もし電子メールでなく(下記の英文メールをプリントアウト
 して)郵送で法王あてに送るばあいは、手紙の末尾にあなたの
 お名前と住んでいる国と都市名を(ローマ字で)書き込んで下さい。
 あなたの住所まで詳しく書く必要はありません。】


4. Either email, (accreditamenti@pressva.va) FAX
([from USA] 011-39-06698-85378--from other countries
drop the 011 prefix -- or send a hardcopy of this
letter to the addresses in the letter below. DO NOT
put "Italy" anywhere on the envelope, as this will
send your mail into the Italian mail system which is
independend of the Vatican system. Should you wish to
phone the Vatican directly, (from USA) dial
011-39-06-69-82--all other countries must use their
appropriate international prefix.
【手順4.メッセージの宛先は、電子メールの場合は
  accreditamenti@pressva.va
 アメリカからファックスする場合はファックス番号
 011-39-06698-8537となります。
 [日本からファックスを送る場合の宛先は下記を参照。]
 ヴァチカンの郵便事情はイタリアとは別ですから、まちがってイタリアに
 送ることのないように。電話をかけてバチカンにじかにあなたの声を伝えたい、
 という場合は、米国からだと直通番号は011-39-06-69-82になります。
 [日本から電話をかける場合は下記を参照。] 】

-----------------------------------------------------------
【訳注:日本からの国際ダイヤル通話】
日本からヴァチカン市国に国際ダイヤル通話をするには
冒頭の「国際電話識別番号」は「010」です。つまり――

※日本→バチカン市国
[010(国際電話識別番号)-39(国番号)-0- 市外局番6-電話番号]

ですから、日本からヴァチカンの教皇庁に直通でメッセージを送る場合、
・直通のファックス番号は:010-39-06-6988-5378
・直通の電話番号は:010-39-06-69-82
  (ただしこの電話番号は通じない可能性があります。)

・郵便で手紙を送る場合の宛先は
  His Holiness John Paul II

  Apostolic Palace
  00120 Vatican City State
  Europe

……………………………………………………………………
カルディコット氏が指定した電子メールのアドレスは法王庁の
プレス担当になっています。

ちなみに法王庁記者室の連絡先はつぎのとおり――

SALA STAMPA SANTA SEDE
Joaquin NAVARRO VALLS Direttore
P. Ciro BENEDETTINI Vice Direttore
Tel. 06698921
Fax 0669885178
Sito Internet: http://www.vatican.va/index.html

Ufficio di Accreditamento
Via della Conciliazione, 1 - SCV - 00120 CITTA’ DEL VATICANO
Tel. 0669892434/443/442
Fax 0669892337/342
E-mail: accreditamenti@pressva.va

-----------------------------------------------------------


5. Pass this original email on to as many people you
can so as to assure a critical mass is reached in this
action.
【手順5.この(カルディコット氏の呼びかけの)電子メールを
 できるだけ多くの人に送って、法王のバグダッド滞在が実現
 するように多くのメッセージをヴァチカンに集中させましょう。】

6. Note that as you and others begin sending your
letters, faxes and emails, there will be a
simultaneous effort to alert the media of this action,
so as to be sure it is publicly known throughout the
world.
【手順6.あなたが手紙なり、ファックスなり、電子メールを
 送るころには他の人々も送り出し始めているわけで、その結果、
 いっせいにヴァチカンへのメッセージが送られることになり、
 メディアはこの動きに注目することになるでしょう。そうなれば
 世界中にこの動きが知れ渡ることになるのは確実です。】


Thank you for participating in this formal request of
the Pope.
【ローマ法王への正式な行動要請に、あなたもぜひご参加ください。】

We just may stop this war in Iraq -- and save these
childrens' lives.
【我々はイラクに向けられたこの戦争をやめさせることができるかも
 しれないのです。そうすれば、かの国の子どもたちのいのちを
 救えるかもしれないのです。】

Dr. Helen Caldicott
【ヘレン・カルディコット医師】
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●以下は、法王に送る手紙のひながたです。
 英文なので、ここでは参考のために対訳をつけました。
 発送用の英文手紙は、このすぐ下にあらためて提示しておきます。
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His Holiness John Paul II
【ヨハネ・パウロ2世法王さま】

Apostolic Palace
00120 Vatican City State
Europe
【ヴァチカン市国00120、教皇庁
 (郵送の場合は、これ[英語表記]が送り先になります。
  その場合の宛名は上記の英語表記の「ヨハネ・パウロ2世法王さま」です)】

"Father, why has thou forsaken me?"
【主よ、何故に、我等のもとを去りたもう】

Your Holiness:
【拝啓、法王さま】

I write to you today out of a sense of great urgency.
As you know the United States of America is on the
verge of launching what may be one of the most
cataclysmic wars in history using weapons of mass
destruction upon the Iraqi people, fifty percent of
whom are less than 15 years of age.
【本日は、非常に切迫した危機感に駆られて、お手紙をお送りしました。
ご存じのように、アメリカ合衆国はいま、史上もっとも破壊的な戦争を
開始しようとしています。この戦争はイラクの人民に大量破壊兵器を
用いるものですが、そのイラクの国民というのは半数が15歳未満の
子どもたちなのです。】


Conservative estimates are that such a war will result
in the death of 500,000 Iraqis. It seems clear that,
at this time, you are the only person on Earth who can
stop this war. Indeed, your physical presence in
Baghdad, will prevent the impending slaughter of
hundreds of thousands of human beings, and force the
international community of nations to identify and
implement a truly peaceful resolution to this
unprecedented, preemptive aggression.
【控えめに見積もっても、この戦争が始まれば50万人のイラク国民が
 死ぬであろうと予測されています。今この状況においては、
 あなたが、この戦争を止められる地球上でただ一人の人物でありましょう。
 実際にあなたがバグダッドを訪問されるなら、今まさに起ころうと
 している何十万人もの人々の殺戮[さつりく]を阻止できるで
 ありましょうし、これによって世界の国々からなる国際共同体が
 この未曾有の先制攻撃に代わりうる、真に平和的な解決策を見いだして
 それを実施できる状況が作り出されるのです。】


I implore you to travel to Baghdad and to remain there
until a peaceful solution to this crisis has been
implemented. The lives of the people of Iraq rest in your
hands - as does the fate of the world.
【あなたがバグダッドを訪れ、この危機への平和的解決が実施されるまで
 現地にとどまることを、心から懇願いたします。イラク国民の生死は
 今やあなたにかかっているのです。……そして世界の運命も。】

With hope,
【希望をもって。敬白】

(your name)
【ここにあなたの名前をローマ字で記してください】


=====

War is just a racket. A racket is best described, I believe, as something that is not what it seems to the majority of people. Only a small inside group knows what it is about. It is conducted for the benefit of the very few at the expense of the masses.
【戦争というのは“闇商売”に他ならない。“闇商売”と呼ぶのが
ぴったりだと思うよ。庶民が考えてる戦争の姿とは大違いさ。ごく
少数の連中だけが、本当は戦争がどういう稼業かを知っている。
ほんの少数の者が利益を得るために、大衆を犠牲にするのが戦争
なんだよ。】

--Major General Smedley Butler, USMC
 【米国海兵隊、スメドリー・バトラー少将】

【訳注:このバトラー少将の箴言[しんげん]は、次のサイトで
 より詳しく知ることができます:
 http://www.wagingpeace.org/articles/02.08/0814butler_warracket.htm.
__________________________________________________


●以上がカルディコットさんからの提案です。
 下記のノコギリ線ではさまれた英文手紙を、電子メール(または
 ファックスか郵送)でヨハネ・パウロ2世に送ってください。
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His Holiness John Paul II

Apostolic Palace
00120 Vatican City State
Europe

"Father, why has thou forsaken me?"


Your Holiness:


I write to you today out of a sense of great urgency.
As you know the United States of America is on the
verge of launching what may be one of the most
cataclysmic wars in history using weapons of mass
destruction upon the Iraqi people, fifty percent of
whom are less than 15 years of age.


Conservative estimates are that such a war will result
in the death of 500,000 Iraqis. It seems clear that,
at this time, you are the only person on Earth who can
stop this war. Indeed, your physical presence in
Baghdad, will prevent the impending slaughter of
hundreds of thousands of human beings, and force the
international community of nations to identify and
implement a truly peaceful resolution to this
unprecedented, preemptive aggression.


I implore you to travel to Baghdad and to remain there
until a peaceful solution to this crisis has been
implemented. The lives of the people of Iraq rest in your
hands - as does the fate of the world.


With hope,

  (このカッコを消して、あなたの名前をローマ字で書き入れる)

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

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■■■■@■■■.■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

●上記がカルディコットさんからの提案です。
 参考資料として、ローマ法王庁がこの戦争危機に対して
 最近おこなった行動のニュース記事を紹介しておきます。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030306-00000642-reu-int

ローマ法王、イラク問題の平和的解決へ米大統領に親書 [ロイター]

 [ワシントン 5日 ロイター] ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が派遣した特使が、イラク問題をめぐる戦争の回避と平和的解決を要請する法王の親書を、ブッシュ米大統領に手渡した。

 特使として派遣されたラーギ枢機卿は、ブッシュ大統領と40分にわたって会談し、イラク問題に関する同大統領の考えなどについて話し合った。

 ラーギ枢機卿は、親書の内容は公表しないとしながらも、結びの部分を朗読。この部分には、「貴殿(ブッシュ大統領)に、人類の最も高貴な試みである、安定的平和への道を探求する気持ちを呼び覚まさせるよう、主に祈ります」と書かれていた。

 ブッシュ家と個人的に親交があるラーギ枢機卿は、ホワイトハウスでの会談について、“良好な”雰囲気で、ブッシュ大統領は法王のメッセージに耳を傾ける姿勢を見せた、と述べた。

 同枢機卿は記者会見で、「(ブッシュ)大統領は(親書に)関心を示し、私の話に耳を傾けた。われわれはともに、極めて率直かつ明確に対話した。大統領は無論、この問題を解決する方法を模索する法王の努力に、深い理解を示していると思う。解決の方法は、まだわれわれの選択肢として存在していると思う」と語った。

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カトリック中央協議会
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/news/index.htm#pope

■教皇 イラク問題で特使を急派

ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世は、2月10日、特使としてR・エチェガレイ枢機卿をバグダッドに派遣。国際協力への再考を促す教皇のメッセージをイラク当局者に伝える。

教皇は、9日(日)正午、バチカンで行った「アンジェラスの祈り」の中で、全世界の信者に向け、ロザリオの祈りで、神の恵みである 平和を求めるよう呼びかけた。

教皇は、2月7日、ドイツのフィッシャー外相と会談し、イラク問題について意見を交わした。

さらに教皇は、14日にはイラクのアジズ副首相と会談する予定になっており、今月末には国連のアナン事務総長と会談する。

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クリスチャン・ニュース
http://www.crossmap.jp/ch_news/worldtopic0224_1.htm

教皇、英首相にイラク問題の平和的解決へ「あらゆる努力を」

【CJC=東京】 教皇ヨハネ・パウロ2世は2月22日、トニー・ブレア英首相と会談した。 バチカン(ローマ教皇庁)によると、教皇は新たな世界の分裂をもたらすイラク攻撃を回避し、国際法に基づく国連との協力態勢によってイラク問題を平和的に解決するため、「あらゆる努力」を行うよう要請した。
会談前の21日、ブレア首相は「最後の選択肢の戦争を望まない点で、教皇の戦争反対の立場と共通点はある」と語っていた。

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クリスチャン・ニュース
http://www.crossmap.jp/ch_news/worldtopic0224_2.htm

聖座は平和主義ではなく平和調停者、とソダノ枢機卿

【バチカン市=ZENIT・CJC】 聖座(バチカン)は平和主義ではないが、しかし平和調停者なのだ、と国務長官アンジェロ・ソダノ枢機卿が語った。2月18日付けのイタリアの新聞『アッヴェニール』で、イラクでの戦闘回避のため、教皇ヨハネ・パウロ2世が努力していることの意義を説明する中で述べたもの。「聖座は、国家の合法的な自衛を認めており、どう見ても平和主義者ではない』と付け加えた。

 「言わなければならないことは、紛争の発生を阻止するため強力に働いており、聖座が常に平和調停者だということだ」と、バチカンで教皇の右腕とされている同枢機卿は語った。「教皇と彼のすべての協力者は、戦争の発生を避けるために、紛争の当事者に訴え 続ける」と言う。

 「カトリック教会の各教区もこの路線に立っている」として同枢機卿は、「最近のことだ が、ロサンゼルス大司教のロジャー・マホニー枢機卿が、戦争は中東問題を解決しないし、それは『最悪の解決』だと指摘している』と述べた。

 「教皇ヨハネ・パウロ2世は、現在の緊張を克服するためのあらゆる可能性を探るため、 バグダッドにロジャー・エチェガレイ枢機卿を派遣した。この働きを続けることは必要だ」 と言う。

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