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改憲で自衛隊明記―自民 解散権制約議論を―中道(東京新聞デジタル)
http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/556.html
投稿者 達人が世直し 日時 2026 年 5 月 05 日 17:07:56: iuMpjLXhf.DAA kkKQbIKqkKKSvIK1
 

https://www.tokyo-np.co.jp/article/486025?rct=politics






憲法記念日を挟むこの連休は、アウトドアを楽しむもよし、家族そろって一家団欒に時間を過ごすもよし、また静かに憲法というものを考える時間を持つのもよし。

われらは、貴重な時間をそれぞれが思い思いに過ごす「自由」が憲法で保障されている。

ということで、静かに憲法というものを考える時間を持つこととしたい。


憲法を考えるとき、「憲法とは何か?」を自分自身の意識の中にはっきりと構築していなければならない。

日本に住む私達にとって、日本国憲法は何故必要なのか、なぜ存在しているのか。

例えば、戦前の「大日本帝国憲法」は、明治政府が、天皇の権威を利用して、国民を支配するために、天皇を主権者とし、国民は支配されるべき臣民とする、そんな支配体制を確立する目的で作られたものだ。

現在の日本国憲法はどうか。

「大日本帝国憲法」とは全く違って、主権がわれら国民にあると宣言し、この憲法を確定した。

日本国憲法に限らず、近代立憲国家の憲法は自然権思想に基づいて組み立てられている。

自然権思想は、「人は生まれながらに「生存権」と、その生存権が脅かされたときには、それに抗う「抵抗権」を持つ」というものだ。

その「生存権」を一人で守ることは難しいことから、人が集まり、国家を作り、その国家を運営する代表者を選んで為政者とし、その為政者に一定の権力を信託して、「国民の生存権」を守らしめることとした。

そして、国民が国家を運営する為政者に一定の権力を信託するにあたり、為政者が「しなければならないこと」、為政者が「してはならないこと」をしたため、それを国の最高法規としての憲法とした。

これが、日本国憲法の成り立ちの考え方であり、存在理由だ。

すなわち、為政者が暴走し、国民の信託と違う行動を起こさないようにしたものであり、「権力を縛るもの」と言われる所以だ。

したがって、憲法を変えようとするその内容が主権者・国民にとって正当なものかどうかの判定は、為政者が「しなければならないこと」、為政者が「してはならないこと」を記すものかどうかをチェックすればいいことになる。

例えば、7条解散といわれるような「総理大臣の解散権の乱用を禁じる」、あるいは「53条の規定に基づく臨時国会の召集期限の明示」などは、為政者が憲法の条文を曲解する隙を与えないために加筆的に明確化することであり、為政者が「してはならないこと」、「しなければならないこと」を記すことになる。

すなわち、憲法7条を根拠に衆議院を解散「してはならない」。

すなわち、53条の規定に従って臨時国会の召集を求められた場合は、(10日)以内に臨時国会を召集「しなければならない」。

などなど。

一方で、政府・自民党が憲法の変更を迫る場合は警戒しなければならない。

権力者が、その権力を縛る憲法を変えたいとする「動機」は、「権力行使を縛るものを取り除く」ことだ。

例えば、「緊急事態条項」の創設。

「緊急事態条項」で規定するとしている内容は、主権者である国民の権利を制限するものであり、為政者に信託した権力の強化を要求するものだ。

そこには、為政者が「してはならないこと」、「しなければならないこと」とは無縁の事項が並ぶに違いない。

憲法改変を狙う彼らは、そのことによって、日本国憲法を大日本帝国憲法同様に、「国民を支配するための道具」にしようとしているわけだからだ。

仮に法的根拠を必要とするならば、そんなものは憲法に記すのではなく、憲法の理念に損なわない範囲で一般法令に委ねるべきなのだ。




以下に記事(共同通信配信)の全文を転載する。


与野党は3日放送のNHK番組で憲法改正を巡り議論した。自民党の小野寺五典元防衛相は「しっかり自衛隊を位置付けることが安全保障上、重要だ」と述べ、9条への自衛隊明記を主張した。中道改革連合の階猛幹事長は「(衆院)解散権の制約や、臨時国会召集の円滑化を議論すべきだ」と求めた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、緊急事態時の国会議員任期延長と参院選の「合区」解消を挙げた。

 日本維新の会の前原誠司安全保障調査会長は、戦力不保持を定めた9条2項の削除を提起した。

 参政党の神谷宗幣代表は「憲法を通じて日本文明を再定義する必要がある」と提唱。チームみらいの古川あおい政調会長は、改憲に関する国民投票を行う際の投票環境の整備が重要だとした。

 立憲民主党の小西洋之憲法調査会長は「自衛隊を憲法に明記したら、武力行使できる組織を書くことになる」と訴えた。公明党の西田実仁幹事長は、デジタル時代の人権保障や情報アクセス権の議論を深めるべきだと指摘。共産党の山添拓政策委員長と、れいわ新選組の奥田芙美代共同代表は改憲に反対した。


記事の転載はここまで。




自民党の小野寺元防衛相は「・・・9条への自衛隊明記」を主張した。

小野寺氏は隠しているが、この主張には、もう一つおまけが付いている。

自民党の自衛隊明記案の骨子は、

・9条の規定は、必要な自衛の措置をとることを妨げない

・そのための実力組織として、自衛隊を保持する

というものだ。

これは憲法を後から上書きすることで、これまでの規定を無効化する、姑息な手法だ。

「9条の規定は、必要な自衛の措置をとることを妨げない」

この規定が書き加えられたらどうなるか。

試してみよう。

すなわち、

・自衛権の発動による戦争は放棄していない。

・自衛権の発動による場合は、武力による威嚇又は武力の行使は、放棄していない。

・自衛権を行使する場合は、9条2項の規定は適用されない。

すなわち、自衛軍、あるいは国防軍といった自衛のための軍隊の保有は憲法9条の禁じるところではなくなり、自衛権の発動にあたっては「国の交戦権」は認められる・・・。


吉田茂首相の国会答弁での言葉・・・

「・・・従来近年の戦争は多く自衛権の名に於て戦われたのであります、満洲事変然り、大東亜戦争亦然りであります、・・・」

その反省に立って出来た「憲法9条」。

憲法前文に記されている・・・。

「・・・、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。・・・」

と。

「9条の規定は、必要な自衛の措置をとることを妨げない」

と加筆することが、あからさまに平和憲法を冒涜するものであり、どれほど重大な「憲法違反」か分かろうというものではないか。

我らは宣言している。

「・・・われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。・・・」





吉田茂首相の当時の答弁を一読することは参考になる。

【昭和21年6月26日衆議院本会議における吉田茂首相の答弁より引用】

「次に自衛権に付ての御尋ねであります、戦争抛棄に関する本案の規定は、直接には自衛権を否定はして居りませぬが、第九条第二項に於て一切の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、又交戦権も抛棄したものであります、従来近年の戦争は多く自衛権の名に於て戦われたのであります、満洲事変然り、大東亜戦争亦然りであります、今日我が国に対する疑惑は、日本は好戦国である、何時再軍備をなして復讐戦をして世界の平和を脅かさないとも分らないと云うことが、日本に対する大なる疑惑であり、又誤解であります、先ず此の誤解を正すことが今日我々としてなすべき第一のことであると思うのであります、又此の疑惑は誤解であるとは申しながら、全然根底のない疑惑とも言われない節が、既往の歴史を考えて見ますると、多々あるのであります、故に我が国に於ては如何なる名義を以てしても交戦権は先ず第一自ら進んで抛棄する、抛棄することに依って全世界の平和の確立の基礎を成す、全世界の平和愛好国の先頭に立って、世界の平和確立に貢献する決意を先ず此の憲法に於て表明したいと思うのであります(拍手)」

(※出典:衆議院本会議 昭和21年6月26日(第6号)|衆議院憲法審査会





 

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コメント
1. 2026年5月05日 18:57:16 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[1839] 報告
■こないだの衆院選

 高市自民のせんきょ公約は

 *「日本列島を、強く豊かに。」 を掲げ、

   食料品の消費税2年間対象外の検討、

   27年9月末までの政治改革(議員定数1割削減、政治資金の透明化)。

 ・・・だったよね!

 勝ったから 拳法改正かね! 

 ちょっと おふざけが すぎゃ〜しませんか!と思うよ!

 まじめにやれ! まじめに!


2. ノーサイド[7682] g22BW4NUg0ODaA 2026年5月05日 19:33:05 : k7guAWZPsE : YXNraUlHd2RKbkE=[19] 報告

自衛隊を明記しつつ戦力不保持は維持って国民は理解できんよ。
(大笑)
  
3. 新共産主義クラブ[-9399] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2026年5月05日 20:39:34 : hzDentjx1k :TOR MzhaNmtCLzIxY1E=[19] 報告
>改憲で自衛隊明記―自民 (東京新聞)
 

「自衛隊明記」を見出しに挙げているところで、既に東京新聞は自民党の手中に陥(はま)っていますね。

自民党が本当にやりたいことは「集団的自衛権明記」です。

修飾語を付けずに憲法の条文に「自衛権」を明記すれば、その自衛権には集団的自衛権が自動的に含まれるものとして解釈されるはずだ、という思惑です。

「自衛権明記」は、集団的自衛権の有無の憲法解釈が、裁判の俎上に上がったときのための、裁判対策です。
 

4. 道化る愚か者[1029] k7mJu4Lpi_CCqY7S 2026年5月05日 22:19:16 : FVRO5D1a0M : ekVrMDlCUGhvSzY=[497] 報告
韓国の悪口散々言ってきたのに日本国憲法に自衛隊明記して韓国の憲法みたいにしようとするハメルーンみたいな”弱者”のことを理解するのムツカシイわ。(嘲)
5. ひとみBB[261] gtCCxoLdQkI 2026年5月06日 06:06:08 : uCsjwksQrU : T3M5b1hDeDZYb1E=[1] 報告
(」^。⋅_⋅。^⌊) 憲法に一切手をつけない。これがトランプのようなトンデモ同盟国から日本を守るのです。それだけ日本国憲法は崇高であるのだと☆

どんな形であろうと一度憲法に手をつけてしまえばトランプのような輩同盟国などから『日本は我が国に協力すべきだ。憲法が足枷なら変えたらいいだろ?この前変えたじゃないか。今回もそれで頼む♪』となる。

憲法には手をつけず絶対遵守。
法律とは性格を異にする国家の屋台骨なのだから。為政者を縛る決まりである。それなくして私たちの代理人としての議員を選出するなど有り得ない★

為政者が【憲法改正】など言い出すこと自体が許されないと知りましょう。言い出した時には為政者がトランプのような頭になっているということ。戦争が始まります★

6. たぬき和尚[2980] gr2CyoKrmGGPrg 2026年5月06日 10:33:11 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[2580] 報告
<△28行くらい>
安倍カルト信者の筆頭として、安倍が生前に主張していた「憲法9条への自衛隊明記」を強行する。自衛隊は安倍の暴挙の一つである集団的自衛権の閣議決定で事実上海外派兵の道が開けている。さらに憲法に書き込めば、正式に表記されなくても自衛隊は事実上の日本国軍である。狂っている。
書いていて思い出したが、ゴールデンウイークに狭い山道に白色のワゴン車を何台も止めて、地元と揉めていたカルトがあったな、パナウェーブとかいう。あの教祖の千野とかいう狂った女教祖を思い出した。ゴールデンウイークに狂人女の愚行。同じだ。

改憲して自衛隊を戦場に送り出す。当然のごとく戦死する。國の代わりに今度は半島カルトが作った怪しげな宗教施設に祀るのではないか? 高市狂人カルト政権ならやりかねんだろう。

改憲もそうだしスパイ防止法や日本版CIAや皇室典範改訂。狂っているとしか思えないが、なぜこうもやすやすと通るのか? カネの力だ。
統一教会がスポンサーか? 宗教法人解散命令が出て資産保全の決定もなされた。となると簡単にカネを動かすことはできない。
そこで登場するのが統一教会の守護神的存在の「キリストの幕屋」。ユダヤ系カルトの一つであり、かつて参政党の神谷が理事を務めていたことでも知られる。
ユダヤ王国イスラエルは今、空前の軍需景気に沸いている。ガザ侵攻に加えてイラン戦争まで始めたからだ。性能では世界首位を争う兵器を各国に売り、自国軍にも提供している。これで収益はうなぎのぼりのウハウハだ。
この莫大なユダヤマネーが、統一教会と日本会議を通じて自民党に流れ込んでいるのではないか? ありそうな話だ。総裁選のときの8千万円に上る高市SNS広告費はここから出たのではないか?
統一教会の源流はイスラエル修道院というユダヤカルト。全部つながっている。統一教会は解散命令によって失われた金を、キリストの幕屋によって補填してもらっている。今はおとなしくしているが、いずれ復活して来る。恐ろしい話だ。

7. ちばどの[975] gr@CzoLHgsw 2026年5月06日 16:19:27 : VWugc09tsU : VVhZV3MuSlNPYVU=[245] 報告
<▽30行くらい>
  自衛とは他国と軍事的対決で国土を守るのみならず、徹底した外交政策もあり戦国時代のような無欠落城手段もある。軍と軍の激突による自衛は本来国際社会であるべき姿ではなく、軍産複合体が産業として立ち上がった時点の毒素である。軍需産業は産業のジャンルには入るが受容と供給の関係や他産業との競合に遭う要素は無い。軍需産業の顧客は唯一国で、国民が福祉目的で預けた公金の財布を抱えているからだ。よって一国の政府が使用機会を作り出せば次に自ら必要資金を供給する自家中毒型循環構造で国家に利益を生み出す訳がない。汲んだ水はバケツに入るがそれを自分で飲めば次は無い。軍事対決を自衛と称し武器兵器で対抗し更なる兵器増産を促したとて資金提供は自国民の公金で担う循環は、いずれ国民の気力体力を奪い戦闘意欲も喪失させ国力を減退させる。この何が自衛か、国家を唯一の顧客とする軍需産業の成長が逆に国家の消耗を助けるのは間違いない。
  自衛隊を憲法に入れたとて防衛装備を要する以上防衛装備品の顧客は国という堂々巡り、自分で自分の手足を食う姿が国民の目に明らかになるだけだ。
  最低限の自衛措置は正当防衛として個人にも自然体で備わる。故に永世中立を謳う国も防衛装備は持っている。例えばネゴシエーターが丸腰で銃を床に置くも銃は所持している。日本の丸腰外交を旨とする憲法でも自衛装備は持ち得るとの解釈は可能だが、自衛隊の出自が旧警察予備隊である以上、国民の命と安全を守る他組織体と同一の重みであるべきだ。よって警察や消防の存在意義を軽視するような自衛隊の格上げは許されない。警察や消防は貢献の割には関係者の儲けが無いが防衛は産業であり関係者が儲けるから憲法に掲げ尊重する状況は見るに堪えない。
  現実に合わないなら現実を理想の方向に維持するのが人類の存在意義で、地球環境保護への国際社会の尽力はそのためである。防衛産業の成長の為に使用機会を増やさねばならない、それが現実の正体だ。戦争を辞さず唯一の顧客である国が国民から徴税した公金を投入し軍需産業を支えるのは自衛とは真逆である。 
8. 第n次嫌々期(仮)[4882] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2026年5月07日 19:18:48 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[16368] 報告
前文は条文の根拠である。
前文に反する条文は無効である。

……てなこと書くと、前文から書き換えようとするわけだね、あいつらは。

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