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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202606020000157.html
政府あるいは行政に対する市民団体などの抗議行動に対して、警備の警察官による威圧的な行動が後を絶たない。
時として、暴動や騒擾などを鎮圧することを目的とする「機動隊」まで動員されることも珍しくなくなっている。
自衛隊と並ぶ国家の実力組織である警察・・・。
日本国憲法下における本来の目的・存在理由を見失ってはいまいか。
戦前の大日本帝国においては、すべての国家権力は「天皇」に由来し、その国家権力をもって臣民を支配・統治し、臣民の生存権を奪い、自由を制限し、もって天皇独裁の国家体制を維持するために振るわれてきた。
新しい国に生まれ変わった日本、その日本で主権者となった国民が確定した日本国憲法、その日本国憲法下における国家の全ての公権力は、主権者である国民の「生存権」を守らしめるために、国民が一定の権力を国の為政者に信託したことに由来するものであるとの認識を持つことが必要だ。
しかし、今では
国家権力をもって国民の自由を制限し、もって公共の秩序を維持する作用ばかりが強化され、国民の「生存権」を守るという本来の目的から大きく乖離してしまっている。
すなわち、為政者が国民を支配・統治するための合法的な実力組織に堕し、国民が信託した権力の趣旨に逸脱している、戦前のごとき現状がそこにある。
記事を読む前に予備知識として・・・。
警察法第2条(警察の責務)
警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
2 警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。
第3条(服務の宣誓の内容)
この法律により警察の職務を行うすべての職員は、日本国憲法及び法律を擁護し、不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする。
(警察法の引用はここまで)
現下の警察の行き過ぎた警備行動は、社会や公共の秩序の維持を口実に、国民の「生存権」を脅かすものとなっているのではないか。
今の日本は、大日本帝国に非ず。
以下に記事の全文を転載する。
中道改革連合の有田芳生衆院議員、共産党の山添拓参院議員、社民党の福島瑞穂党首、無所属の高良沙哉参院議員は1日、国会前での市民団体などの抗議行動に対して警備の警察官による威圧的な行動があるなどとして、警視庁に抗議を申し入れたことを明らかにした。
4人の連名による文書を公開。「国会前警備に関する抗議と申し入れ」と題し、「高市早苗政権による『国論を二分する』政治に対して、市民による国会前抗議行動が、各種団体によって定期的に行われています。私たちはそれぞれ集会に参加あるいは弁護士としてトラブルがないように現場を見守っています」と事態を説明した。続けて「ところがとくに4月以降の警視庁による警備に大いに問題があることを目撃してきました。たとえば参加者が国会正門前に向かうのにわざわざ遠回りをさせる、青信号で道路を渡ろうとすると警察官が身体を張って阻止する、参加者に対して暴言を吐いて威圧する、などなどです」と指摘した。
抗議文では「もとより警備は、警察法第2条1項『公共の安全と秩序の維持』をはかるためのものですが、2項にあるように『警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあってはならない』に反するものと言わざるをえません」とした。
その上で「私たちは現状の警備に抗議するとともに以下の点に留意、改善を求めるもので」と以下の3項目を列記した。
1.国会正門前に至る道路をコーンなどで半分に塞ぐことなく、参加者も通行人も普通に歩ける態勢にすること。
2.警察官の威圧的な対応を改めること。
3.地下鉄駅構内での歩行規制を緩めること。
抗議文は「現場の警察官が職務に忠実で献身的なことは理解しています。しかしスマートな警備体制が構築されていないため、その努力が大いに毀損されています。過度な警備体制がネットで拡散する時代です。警視庁(本庁)においても現場の実態を把握して改善が図られることを申し入れるものです」と結んでいる。
記事の転載はここまで。
「国会前警備に関する抗議と申し入れ」に対して、警視庁はどのような回答をしたのだろうか。
まさか、「そのような事実は確認されませんでした・・・」ではなかろうと思いたい。
今ではほとんどの国民がスマホを携帯している。
そのスマホは動画を撮影し、記録に残し、SNSで拡散し、目の前で繰り広げられている抗議行動と共に警察の行き過ぎた警備行動をも、広く国民の目に触れてもらうこともできる。
今後の抗議活動においては警察の警備行動の行き過ぎには監視を強め、証拠映像の取得に努めようではないか。
人は、恥ずべき行動を自覚した時、本能的に顔を隠す。
昔は黒頭巾、覆面、頬被り、現代では目出し帽、フルフェイスヘルメット、サングラス、そしてマスク。
最近は警備の警察官の中にもよく見かける・・・。
警察官も勤務中のサングラスの着用を認められているそうな。
その威圧感は半端じゃないぜ。
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