宮沢賢治の作品をヒンディー語に訳しているインド人
http://www.asyura2.com/2us0310/dispute14/msg/128.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 10 月 09 日 23:21:31:WjxaaVdW72Wrk
(回答先: 天心とタゴール 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 10 月 09 日 22:43:43)
追伸
インドを歩いていたころ、旅の人からの紹介で、ヴァーラーナシーからちょっと離れた町の人の家にお世話になった事があります。
彼はインドのごく当たり前の中流家庭の方でしたが、自力で宮沢賢治の作品をヒンディー語に翻訳していました。彼のところで一緒に食事をしたり、話したり、映画を見に行ったりしていますと、地味で寡黙な中の人の深いロマンチスムを感じます。ごく当たり前に自然と響きあっている彼らの生活に、宮沢賢治を翻訳している事の必然性や共鳴性を感じました。
こういう言語化しにくい部分から、インド亜大陸やアジアの文化的共有基盤のようなものを、再評価していく事が必要だろうと想っています。
次へ 前へ
議論14掲示板へ
フォローアップ:
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。