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「３遺体」キャンプ場管理の元社長、他に保険金横領か

　山梨県都留市朝日曽雌のキャンプ場から成人男性３人の遺体が見つかった殺人、死体遺棄事件で、キャンプ場を経営していた都留市内の建設会社「朝日建設」（今年８月倒産）の元社長（５４）＝横領容疑で逮捕＝らが、逮捕容疑となった元従業員の保険金の横領事件以外にも、事故などで下りた元従業員らの多額の保険金を横領していた疑いがあることが７日、県警の調べでわかった。

　県警は、元社長が、元事務員の女（４２）と元社員の男（５０）とともに、今年６月、都留市内の銀行で元従業員の男性（５６）名義の口座から交通事故の損害保険金１００万円を引き出して着服したとして、９月２６日に横領容疑で逮捕した。

　調べによると、同社は従業員を雇う際、労災などの保険金を振り込むための口座を必ず作らせ、通帳は元社長らが一括管理していた。今回の横領事件では、元従業員は事故後、障害が残り、自分名義の口座に振り込まれた障害補償などの保険金は計１０００万円以上にのぼるが、保険金をまったく受け取っていなかった。このため、元従業員は今年夏ごろ、都留署に被害届を提出した。

　県警では、別の元従業員の交通事故や労災で、こうした口座に振り込まれた保険金は計数千万円にのぼるとみているが、本人に保険金などが支払われなかった疑いが強いとみて、押収した同社の従業員名簿や関係書類の分析を進めている。

　都留労働基準監督署によると、同社は日給８０００円で従業員を雇用。このうち寮費（１日約２５００円）や、寮での飲食費などを差し引いた額が、翌月末に現金で支払われていた。賃金を払ってもらえずに辞める従業員も多かった。

　◆「社長の指示で埋めた」証言通り遺体発見◆

　「朝日建設」が経営するキャンプ場の駐車場に埋められていた男性３人の遺体は、「元社長に指示され、重機で穴を掘り、箱のようなものを埋めた」と県警に申し出ていた元同社従業員の重機オペレーターの証言通りの場所から発見されていたことが７日、わかった。県警では、重機オペレーターから、指示を受けた経緯などについて、さらに詳しく事情を聞くとともに、元社長が殺人、死体遺棄事件に関与している疑いがあるとみて追及する。

　都留市内では今年７月ごろから、キャンプ場に遺体が埋められているとのうわさがあり、不安になった重機オペレーターが今年８月、県警に「うち明けたいことがある」と事件について証言した。それによると、重機オペレーターは２０００年５月ごろ、元社長からキャンプ場に来るよう指示を受けた。キャンプ場には重機が用意されていて、現場にいた同社社員から２か所に穴を掘って箱のようなものを埋めるよう指示されたという。県警は重機オペレーターの証言が具体的で信ぴょう性が高いと見て、６日、重機オペレーターを立ち会わせて捜索を始めた。その結果、７日までに証言通りの２か所から遺体が見つかった。（読売新聞）
[10月8日3時16分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000201-yom-soci

この事件も相当、酷い事件だな。

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• 元幹部、現場で指示　山梨の死体遺棄　［産経新聞］ あっしら 2003/10/08 18:13:06 (0)

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