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2019年7月29日23時48分 〜
記事 [アジア23] “輸出規制措置”への対抗策? 韓国が「日本人防衛駐在官スパイ事件」を政治利用か
https://bunshun.jp/articles/-/13043
文春オンライン
2019/07/27
福山 隆


30年前にもあった韓国の「常套的手法」を当事者が明かす #1


 7月16日、韓国紙「東亜日報」は次のように報じた。「韓国軍情報司令部の元幹部H氏と北朝鮮関連団体代表L氏の入手した北朝鮮に関する軍事機密74件が、ソウルの日本大使館に勤務する2人の防衛駐在官へ流出したことが、7月15日に明らかになった」


 東亜日報が入手した判決文によると、2013〜17年の間に日本の武官に渡った3級機密情報には、「咸南・平南地域ミサイル武器貯蔵室の位置及び貯蔵量」(※咸南は北朝鮮の咸鏡南道、平南は平安南道)、「北朝鮮の海外ミサイル技術者採用」、「北朝鮮のSLBM潜水艦開発」、「対北制裁品目密搬入の動向」といったタイトルのものが含まれており、日本の武官はこうした情報提供の対価として2320万ウォン(約210万円)を支払ったという。


韓国の抗議で日本の防衛駐在官が帰国
 東亜日報によると、韓国の検察は昨年韓国軍情報司令部の元幹部らを起訴し、国家情報院などと協議した上で、ウィーン条約に基づき日本の防衛駐在官1人には「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)に準ずる措置が必要と判断。韓国外交部を通じてその事実を日本側に伝えたところ、日本側はこれを受け入れ、該当武官を早期に帰国させた。また、加担の程度が低いもう1人の防衛駐在官も韓国側の抗議により6月に帰国したという。


 今年1月、情報を流したH氏とL氏は1審でそれぞれ懲役4年、懲役2年・執行猶予3年の判決を宣告され、裁判部は国家安保を理由に判決文を非公開としたという。


 一方、ソウルの日本大使館は共同通信の取材に対し、「そのような事実はない」と説明している。


日本との合意を破り、韓国がリークしたのではないか?
 東亜日報の報道によれば、本件において「裁判部は国家安保を理由に判決文を非公開とした」はずで、本来このように表面化することは無かっただろう。おそらく日韓両政府は水面下で交渉し、日本側はスパイ事件の事実関係を一定程度認めた。そして1人の防衛駐在官を「ペルソナ・ノン・グラータ」として帰国させ、もう1人を3年の任期終了を待って密かに帰国させたのだ。すなわち、日韓両国は諸般の理由で「本件を表に出さない」という合意をしていたものと推察される。


 ところが、このタイミングで記事が世に出た。これは、韓国側が日本との合意を破り、情報をリークしたからではなかろうか。


 文在寅政権は、日本政府による半導体関連素材の輸出規制措置で韓国経済がダメージを受け、財界や国民から批判されることを回避したいはずだ。あえて今、日本の防衛駐在官によるスパイ事件をクローズアップさせることで、批判の目を逸らしたいという思惑が透けて見える。


30年前にも同様の「スパイ事件」があった
 実は、私はこれに似た構図のスパイ事件を防衛駐在官だった約30年前に経験している。以下、私が遭遇したスパイ事件の真相を明らかにし、今回の事件と合わせて韓国がスパイ事件を政治利用する「常套的手法」について述べたい。


 なお、あえて申せば、私の後に続いた韓国駐在の防衛駐在官たちが、わが国の安全に資する情報を積極果敢に収集していたことに、私は心から満足している。今回問題とされた2人の駐在武官は帰国後、冷たい仕打ちに遭っている可能性がある。諸外国と異なり、日本の行政組織は情報の意味や価値を深く理解していないところがあるが、ソウルで奮闘した2人の武官の処遇は誤らないことを祈りたい。


 本題に移ろう。私の遭遇した「スパイ事件」の顛末だ。


 1993年6月8日、私は3年間の韓国における防衛駐在官の任務を終え、帰国した。成田空港に飛行機が着陸した瞬間、「無事に帰れた!!」と心が高揚し、なぜか全身からどっと汗が噴出したのを覚えている。「1000日余りをきわどくも全力で駆け抜けたが、韓国当局から指弾されることもなく、私はついに無事に帰国できたのだ」という思いが潜在的にあったのだろう。


 ところが、そのまま無事には終わらなかった。


「日本の防衛駐在官、韓国でスパイ事件」
 帰国直後、フジテレビのAソウル支局長と韓国国防部の情報将校B海軍少佐が、スパイ容疑で韓国当局に逮捕されたのだ。1993年2月に発足した金泳三文民政権の新しい空気の中で、韓国のメディアは一斉に「日本大使館武官・福山大領(一佐)によるスパイ事件」と、まるで逮捕された2人を私が黒幕としてコントロールしていたかのようなニュアンスで書きたてた。


 A支局長逮捕を報じた7月14日付の韓国大手紙「朝鮮日報」は一面トップで「日本のA記者拘束、機密27件日本武官に渡す」と題し、次のように報じていた。


「A支局長は、軍事機密を入手すると、陸軍武官福山隆・一陸佐などに電話で知らせた後、これを伝達するなど、取材活動を逸脱し、軍事上の諜報活動をした嫌疑を受けている」


 事件が報じられた朝、私はいつものようにトイレに新聞を持ち込んで読んでいた。社会面まで読み進むうちに、「日本の防衛駐在官、韓国でスパイ事件」という見出しの記事を見つけた。一瞬のうちに、さまざまな思いが頭のなかを駆け巡った。逮捕された2人に対しては大変申し訳ないが、「最も恐れていた事態ではなかった」という安堵感のほうが強かった。


 なぜならば、私はこの事件に主導的には関与していなかったからだ。私は結果的には情報を頂いていたが、それは自ら2人に積極的に働きかけてやったものではなかった。2人に対しては心から同情したが、私が“お世話”になったほかの方々に累がおよばなかったことでいささかホッとした、というのが偽らざる心境だった。


韓国海軍将校の模範のような男
  わが国の新聞・メディアの世界においては、戦後のよき伝統として、「ペンの独立」が確立されている。従って、A支局長はすべて自らの信念で活動されていたことを私はここで明らかにしておきたい。A支局長が私と会うのは、当然のことだが、朝鮮半島情勢などについて意見交換をするのが主目的であった。


 A支局長の逮捕後、私は、支局長のお父様から切々とその心痛を訴えるお手紙や電話をいただいた。私は、2人に申し訳ないと思い、八方手を尽くしてなんとか少しでも救いの手を差し伸べられないだろうかと、あれこれ思案した。ある有力な方に相談もした。しかし、私のような者の立場ではいかんともしがたいことを悟り、無念にも沈黙するほかなかった。


 韓国軍のB海軍少佐とは一度だけ会ったことがある。私が他用で韓国のあるホテルに行った際、偶然ロビーでA支局長を見つけて挨拶したのだが、そのときB海軍少佐が一緒にいたのだ。彼は結婚式を終えた直後だった。その場でB海軍少佐を紹介されたが、迂闊にも彼がいかなる人物なのか、私は咄嗟のことで気が付かなかった。


 そのB海軍少佐と再会したのは、事件後10年以上も経った2000年代半ば頃であった。当時私は、東京から遠く離れた佐賀県の目達原にある陸上自衛隊九州補給処に勤務していた。再会は、電話を通じてのものだった。B元海軍少佐は受話器越しに、日本に来ていることと、今の生活の様子を伝えてきた。


 その後、東京に出張した時にB元海軍少佐と会った。市ヶ谷のホテルのロビーで彼と話して、初めて人となりが良く分かった。礼節などの徳義から見て、まるで韓国海軍将校の模範のような男だった。また、向学心に燃え、日本の大学の修士課程への進学を希望していた。日・韓・米の緊密な関係の重要性についても、確固たる信念を持っていた。


日本のスパイと疑われ、夜通しの尋問を……
 B元海軍少佐は韓国海軍士官学校から海軍大学を出た、生粋の海軍将校で、仁川港を母港とする韓国海軍第2艦隊所属の高速艇隊長として北朝鮮の不審船(武装スパイ船)を発見・追跡し撃沈したこともある「文武両道」歴戦の勇士であった。また、国防部海外情報部で日本担当官のほかに北朝鮮担当官も経験し、北朝鮮海軍についての知識も豊富だった。


 B元海軍少佐はその後いくつかの本を上梓したが、ある本の中で、このスパイ事件のことを詳しく書いていた。私が今まで知らなかった事実や彼の苦悩などが連綿と書かれていた。これを読んだ私は、名状しがたい、やるせない思いに捉われた。


 以下、B元海軍少佐の著書より引用する。


◆◆◆


 順調かの様に見えたわたしの軍人生活が暗転したのは、忘れもしない1993年6月24日だった。


(中略)


「B少領! 直ちに私の部屋に出頭してくれ!」


 何らかの特命が下りるのではないか――。胸騒ぎがして、高鳴る鼓動を抑えながら上官の部屋に足早に向かった。


 すると、現役将軍(少将)である上官は、今まで見たこともない険しい表情で、いきなり私の階級章を奪い取って大声で怒鳴った。


「少領は日本のスパイか?」


「部長! 何をいっているのですか。わけがわかりません。一体、どういうことですか?」


「B少領が日本のスパイじゃないとしたら、これから当局に積極的に協力してくれたまえ」


 事態が飲み込めず、呆然と立ち尽くす私に、少将は続けた。


「当局に行けば、理由が分かるはずだ」


 それから間もなく、私は捜査員に連行され、連日、夜通しの尋問に耐えなければならなかった。


◆◆◆


 私はこのくだりを読んで、B元海軍少佐の無念を思うと、胸が締め付けられるようだった。では、なぜ韓国はこのようなスパイ事件を“作り上げた”のか。私は自分なりに分析を行った。


 福山隆氏も参加した「文藝春秋」4月号の座談会、「『日韓断交』完全シミュレーション」では、元韓国大使の寺田輝介氏、韓国富士ゼロックス元会長の高杉暢也氏、同志社大学教授の浅羽祐樹氏、産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏が登場し、現実的な「日韓のあり方」を詳細に検討している。


30年前にもあった韓国の「常套的手法」を当事者が明かす #2
https://bunshun.jp/articles/-/13044


30年前にもあった韓国の「常套的手法」を当事者が明かす #3
https://bunshun.jp/articles/-/13045

http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/823.html

コメント [政治・選挙・NHK263] 「れいわ旋風」は強まれど、弱まる気配はなし!  赤かぶ
5. 乳良〜くTIMES[1170] k_uXx4Fggq1USU1FUw 2019年7月29日 23:48:13 : d5yICqLO3g : TDRhdjMxN2I3Y0E=[17]
>>4
ちょっと前に岩田明子に朝鮮の民族衣装を着せた合成写真が出てたな。

アレを作った人に拍手。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/760.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK263] 非民主主義的な日本の放送行政(上) − 政府直轄の中国、北朝鮮、ロシアなどと並ぶ −(ちきゅう座) 肝話窮題
8. 2019年7月29日 23:52:05 : 5Z9h4TefSc : Ym5HLlRVazUveS4=[6]
 アメリカ合衆国のFCCに同等の組織機関団体でな。
http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/752.html#c8
コメント [経世済民122] カップ麺、食べてはいけない可能性…国が注意喚起へ マスコミが報じない医療のはなし(Business Journal) 赤かぶ
45. 日本はひとつのチーム[52] k_qWe4LNgtCCxoLCgsyDYIFbg4A 2019年7月29日 23:54:16 : pK3eDHvmzl : RmlOeVJhamlCb1U=[5]
日本人の食文化の神髄は「ウマミとコク」=調味料(アミノ酸等)だ。
これをたっぷり使わないと日本人の舌に合わないんだよな。

> 健康には天然塩が一番

最近流行のマイクロプラスチックとの関係はどうなんかね。


http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/379.html#c45

コメント [国際26] 6年間追い続けて確信 ファーウェイは巨大な諜報機関だった…中国、5G通信主導で世界諜報インフラ完成へ 怪傑
12. 2019年7月29日 23:54:40 : gV98lAs3hA : bkJwZWRFSGZkZnc=[1]
>>3
>ITビジネスアナリスト深田萌絵さん「ファーウェイに技術を盗まれて、私の会社は倒産した」

????? ですな。
アメリカに警戒されるレベルのファーウェイが、なんで「無名」のIT企業なんか盗聴するのかね?
まあ、第一に疑うべきはストーカーだな、第二は日本の公安部門、第三は 1さんの書く通り米国関係。

>> ファーウェイは単なる「シギント」機関ではなく、「ヒューミント」機能を有している。それどころか、ポーランドの諜報機関や、MI6(英・秘密情報部)、FBI(米・連邦捜査局)などにも影響力を持っていた

まあ、ここまで書けば信憑性が限りなくゼロに近くなるな。
MI6だFBIにも影響力? すげー。
ならなんでトランプに叩かれてるんだよwww。

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/886.html#c12

コメント [カルト22] 5・内閣府政務官・太郎の政策は正しく、全て実現可能、このままだと自民は負ける。石破新党は今がラストチャンスである。 ポスト米英時代
2. 2019年7月29日 23:54:53 : 5dLMxRXxbY : NmtER0xMOXc4aFU=[1]
おれもそんなかんじ
自民党の大臣経験者から激励、って名前も名乗らず、何の価値もない
前川さんや鳩山さんの尻の毛でも煎じて飲めよ 名前も出せないような玉なし野郎に用はない
蓮池さんとか要職についてもらいたいし、れいわはこれからも「当事者」ばかりどんどん出して
世の中に無名の、志ある、有能な人材はいくらでもいるんだ
税金を食うだけの職業政治屋を駆除してもらいたい
http://www.asyura2.com/19/cult22/msg/153.html#c2
コメント [経世済民132] かんぽ保険料月40万円の局員も…カラ契約、自腹営業が横行 「土下座せえ」幹部から恫喝指導も(西日本新聞) 赤かぶ
11. 2019年7月29日 23:55:16 : L9Ud8FMmiM : eVpKQ2gzTk53cmc=[18]
郵政民営化は日本の財産を外国のハゲタカに売り渡すために行われた行為。マスコミに煽られ小泉を勝たせ竹中平蔵のいうとおりになった。実際に起こったことは売国。

今も別の洗脳が行われている。
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/786.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK263] <素晴らしい! NHK政治マガジン>れいわ旋風が問うものは 「4億円の悲鳴」 衆議院で議席を取る  赤かぶ
50. 2019年7月29日 23:55:40 : vMNtzDTMck : bW1Sc0RRbXJWSVE=[2]

発表すると世界的規模でパニックになるから出来なかった らしい。
時速5万4000マイル(時速約8万7000キロメートル)で飛んでくる隕石を破壊する手段が無い。
軌道を速やかに変えるようなテクノロジーが無い。
ないない無い何にも無い。
この時何故か生臭い話題がスーと消えたのも不思議でした。
この状態で我日本国の首相閣下はお気楽に下手なゴルフをしておられたようです。
野党も含めて本当にどう考えたらいいんでしょうか。
宇宙的スケールでは衝突しないで良かった ラッキー と猿レベルの脳味噌で喜ぶだけのようです。
この投稿は後出しジャンケン丸分かりの単純な瓦斯抜きなんだからお気楽になって拘らない。
暑いのでこれでも見たら背筋がゾクゾクするでしょう 長文御免。


天文学者も数日前まで気付かず…… 直径約130メートルの小惑星が地球とニアミスしていた
Aylin Woodward
https://www.businessinsider.jp/post-195493

直径427フィート(約130メートル)の小惑星が7月25日、地球から4万5000マイル(約7万2000キロメートル)ほどの距離を通過した。
小さいとはいえ、小惑星の衝突の威力は大量の核兵器にも匹敵し、いくつもの都市を破壊することになるだろう。
アメリカ航空宇宙局(NASA)やその他の専門機関は、宇宙のこうした物体を見つけるツールを持っているが、地球に接近する全ての小惑星を追跡するのは難しい。
中でも、今回の小惑星「2019 OK」には、天文学者たちは接近の数日前まで気付いていなかった。
この時点で、既存の技術を用いて小惑星を破壊したり、その軌道を変えさせるのに十分な時間は残っていなかった。
直径130メートルの小惑星が7月27日、地球の約7万2000キロメートルほどの距離を通過した。
遠く離れた場所の出来事のように思えるかもしれないが、天文学者にとって約7万2000キロは"ニアミス"だ。
この距離は地球と月の距離の5分の1以下なのだ。
今回の小惑星の接近は、少なくともここ2、3年で最も『アルマゲドン』的なシナリオに近いものだった。
そして、「2019 OK」と名付けられたこの小惑星が地球の脅威になるかもしれないと科学者たちが気付いたときには、この巨大な宇宙の岩にわたしたち人類が何かするには遅すぎた。
天文学のコミュニティーで、この小惑星を追跡している者は誰もいなかった。
オーストラリアの天文学者マイケル・ブラウン(Michael Brown)氏は、この小惑星が「どこからともなく現れた」ようだと、ワシントン・ポストに語った。
小惑星は地球に向かって、時速5万4000マイル(時速約8万7000キロメートル)で迫っていた。
次の動画は、いかに「2019 OK」が地球に接近したかを示すものだ。まさにニアミスだ。
小惑星は「シティ・キラー」
「2019 OK」は、その直径が自由の女神の高さより大きいとはいえ、6600万年前にメキシコに落下し、恐竜を絶滅させた直径6マイル(約9.7キロメートル)の隕石に比べれば、かなり小さい。
NASAはこうした類の大型の小惑星(直径0.5マイル、つまり約800メートル以上)の約90%を追跡している。
だが、小惑星はそれほど大きくなくても、甚大な被害を出し得る。
1908年には「2019 OK」より少し小さめの隕石が地球に接近、シベリアのツングースカで爆発した。
これにより、ニューヨーク市の2倍近い広さの地域で木々が倒れた。
科学者たちはこうした小惑星を「シティ・キラー(city killer)」と呼んでいる。
アメリカでは2005年、連邦議会がNASAに対し、2020年までに直径140メートル以上の地球に接近する小惑星の90%を追跡するよう指示した。
だが、12月の時点で地球上や宇宙にある望遠鏡が見つけたのは、こうした地球近傍天体(NEO)の3分の1以下だった。
小さな小惑星に目を光らせておくのは難しい。
NEOを追跡するには、科学者たちは正しい時間に正しい場所へ望遠鏡を向けるしかないからだ。
望遠鏡はこうした小惑星の反射する太陽光を検出するが、小惑星が小さければ小さいほど、その反射はかすかで、小惑星を特定するのは難しくなる。
科学者は「2019 OK」について、ほぼ警告せず「2019 OK」が接近しているとブラジルとアメリカの研究チームが気付いたのは、小惑星が地球のそばを通過するほんの数日前のことだった。
天文学者らは、小惑星の大きさやその進む方向について、地球のそばを通過する直前まで情報を公表しなかったと、ブラウン氏はワシントン・ポストに語った。
「何が起きたのか人々が認識したのは、小惑星がわたしたちを通過したあとのことだ」と、同氏はつけ加えた。
差し迫る小惑星の衝突をできるだけ早く察知することは、どのようにして小惑星の軌道を変えるか、科学者がその方法を見つけるためにも、必要不可欠だ。
「数日もしくは1週間前では、かなりまずい状況になるだろうが、もう少し前に分かれば選択肢もある」と、ブラウン氏はThe Conversationの記事で書いた。
こうした選択肢の1つが、物体を打ち上げて、迫りくる小惑星に宇宙空間で衝突させるというものだ。
もう1つは「重力トラクター」と呼ばれるもので、宇宙船を飛ばして、長期(NASAによると、数年から数十年)にわたって小惑星と並行して飛び、ゆっくりとその軌道を地球から引き離す。
しかし、重力トラクターを機能させるには、科学者たちはNEOについて、数年前から知っておく必要がある。そして、そのためにはNASAのような宇宙の専門機関の研究者たちが、"小惑星の探知"というタスクの優先度を上げなければならない。
オーストラリアの天文学者アラン・ダフィー(Alan Duffy)氏は、「わたしたちは、恐竜と同じ道をたどる必要はない」とワシントン・ポストに語った。
「わたしたちには実際、こうした小さな小惑星を見つけ、その軌道を変える技術がある。今、それにコミットすれば」

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/735.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK263] <素晴らしい! NHK政治マガジン>れいわ旋風が問うものは 「4億円の悲鳴」 衆議院で議席を取る  赤かぶ
51. 2019年7月29日 23:57:21 : HXM80uotac : ay9RT0FMYmJYWTI=[32]
>>25

ワープアを何年もやってると障碍者さえ妬ましいってか。
こんなとこで泣き言ってねぇで、這い上がってこいよ。
クソが。

http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/735.html#c51

コメント [国際26] 6年間追い続けて確信 ファーウェイは巨大な諜報機関だった…中国、5G通信主導で世界諜報インフラ完成へ 怪傑
13. 2019年7月29日 23:59:01 : gV98lAs3hA : bkJwZWRFSGZkZnc=[2]
>警察に持ち込んでも、頓珍漢な対応に終始したという

持ち込まれた警察も頭抱えたろうな。

ビジネスジャーナルもこんなのに書かせて大丈夫なのか?

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/886.html#c13

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