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2019年10月27日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK266] 《辺野古判決》 「脱法行為」許した司法 / 国の不当性は拭えない / 地方自治の理念歪める

辺野古判決 「脱法行為」許した司法

 法の趣旨を踏みにじる政府の行いを、法を守らせるべき裁判所が追認する。とうてい納得できない判決だ。

 沖縄・辺野古の埋め立て工事をめぐり県と国が争っている訴訟で、福岡高裁那覇支部は県側敗訴の判決を言い渡した。

 昨夏、海底に軟弱地盤が広がっていることが発覚したのを受けて、県が埋め立て承認を撤回したのが発端だった。防衛当局は直ちに、埋め立て法を所管する国土交通相に対し県の措置の取り消しを求め、望みどおりの裁決を得て工事を強行した。

 このとき使われたのが、行政の誤った処分などから国民の権利・利益を守るために定められている行政不服審査法だった。まさに「奇策」というべきで、多くの行政法の研究者らから批判や疑問の声があがった。

 県側も、この法律に基づいて不服申し立てができるのは、個人や企業などの私人に限られると主張した。だが判決は、たしかに埋め立て法には私人と国とで扱いに異なる部分はあるが、本質において両者に違いはないと述べ、法の抜け穴をくぐる国のやり方を容認した。

 もう一つの争点をめぐる判断にもあきれる。県側は、同じ内閣の一員である国交相に公平中立な審査は期待できず、裁決は違法だと訴えていた。埋め立て事業は閣議決定のうえで進められており、その実現は政権の最重要課題になっている。

 これについても判決は「閣議決定があったからといって、大臣の判断を直ちに拘束するものとはいえない」として、県側の主張をあっさり退けた。

 建前はそうかもしれない。だが首相は閣僚の任免権を持つ。経緯や辺野古を取り巻く情勢を見れば、国交相に独自の判断ができないのは自明ではないか。

 判決は「首相からの具体的な指示などがなされたことをうかがわせる証拠はない」とも述べている。現実を見ず、県側に事実上不可能な立証を求めて、政府の不実を不問に付した判決。そういうほかない。br>
 今回の政府の手法が認められれば、この先、外交・防衛やエネルギー政策などの国策に関して国と地方が対立した際に、同じことが繰り返される恐れがある。決して沖縄だけの問題ではない。だからこそ玉城デニー知事は法廷で、「国と地方のあり方が正面から問われる」と訴えた。しかし裁判所がこの声に向き合うことはなかった。

 常識に照らしておかしくても、相応の理屈が通っていれば認めざるを得ないのが裁判だ、というのかもしれない。だが、物事の本質から目を背けた判断を続けていれば、司法に対する信頼は失われるばかりだ。 


朝日新聞社説 2019年10月26日
https://www.asahi.com/articles/DA3S14232027.html?iref=editorial_backnumber




沖縄辺野古訴訟 国の不当性は拭えない

 司法は沖縄にどうしろというのか。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、国土交通相が裁決で取り消した「埋め立て承認撤回」の効力回復を求めた訴訟の判決が、福岡高裁那覇支部であった。「訴訟の対象にならない」として沖縄県の訴えを却下している。

 政府は県のルールをないがしろにし、住民の反対を押し切って工事を進めている。和解を促すでもなく、国の主張を全面的に認める判断には納得できない。

   県が昨年8月、軟弱地盤の存在などを理由に辺野古沿岸部の埋め立て承認を撤回したのが、今回の訴訟の発端だった。

 防衛省は行政不服審査制度に基づき審査を請求。国交相はすぐに撤回の効力を停止し、今年4月に正式に取り消した。

 制度は、行政の不当な権限の行使から国民を守るためにある。県は制度の乱用を主張したが、高裁は「埋め立て承認や撤回について国の機関は一般私人と同様の立場だ」として退けている。

   同じ国の機関が審査することが「直ちに違法にはならない」とも断じた。選手と審判を兼ねるような手法はいかにも不自然だ。

 日米両国は1996年、普天間飛行場を日本に返し、代替施設を用意することで合意した。もともと米軍基地内にヘリポートを新設する内容だった代替施設は、普天間にはない強襲揚陸艦の接岸機能や弾薬搭載エリアを備える「新基地」建設にすり替わった。

 安倍晋三政権は、海洋環境を守る県の規則に反してまでも工事を強行してきた。国政選挙や県民投票で繰り返し示された移設反対の民意にも耳を貸さない。

 県知事が自由に使える一括交付金を過去最低額に下げ、国が直接市町村を支援する交付金は増額して予算面でも揺さぶりをかけている。姑息(こそく)というほかない。

   沖縄が度重なる裁判で訴え続けているのは、こうした国の不当性にほかならない。

 軟弱地盤の改良が必要になったことから、当初計画の工期5年、事業費2400億円の膨張は避けられそうにない。県の試算では工期13年、費用は最大2兆5500億円となっている。国民の理解を得られるのか。

   地方自治を度外視した手法がまかり通れば、国がいったん決めたら何でも造れるという悪しき前例になりかねない。全国知事会をはじめ地方6団体は、安倍政権に強く抗議し、対話という最低限の誠意を示すよう迫るべきだ。


信濃毎日新聞社説 2019年10月25日
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191025/KT191024ETI090003000.php




辺野古で県敗訴 地方自治の理念歪める

 沖縄県が辺野古新基地建設阻止のため国を相手に起こした訴訟で、県が敗訴した。法治の規範であるべき国が、法の恣意(しい)的運用で地方自治を封じ込める−。そんな手法を認めた判決は納得し難い。

 福岡高裁那覇支部が二十三日、判決を言い渡した裁判は「国の関与取り消し訴訟」と呼ばれる。

 新基地建設を巡り、県は昨年八月、埋め立て承認を撤回。防衛省沖縄防衛局は行政不服審査法(行審法)に基づき、埋め立てを所管する国土交通相に審査請求し国交相は四月、撤回を無効にする裁決をした。これを根拠に防衛局は埋め立て工事を進めている。

   県の主張は主に (1)行審法は国民(私人)の権利救済を目的としており防衛局は審査請求できない (2)防衛局と同じ内閣の一員である国交相が申し立てを審査するのは公正さを欠く の二点。国の手続きの是非のみを争点に違法な請求に基づく裁決を取り消せと訴えた。

 高裁判決は、国の言い分を全面的に認め、県の請求を却下した。

 埋め立ては民間業者も行う事業で、県もそれと同様に許認可を判断したのだから防衛局にも民間人と同じ権利がある、国交相の権限乱用もなかった、と認定した。

   防衛局が私人とはどう考えてもおかしい。海上保安庁が立ち入りを規制する海域で基地を建設するのは、国の専権事項である防衛のため。行審法はこうした「固有の資格」を持つ国の機関は審査請求ができないと定めている。国交相の裁決も「選手とアンパイアが同じ立場」という玉城デニー知事の主張の方に利がある。

 翁長前県政時代からの県と国との訴訟は八件に上るが、国の裁決に関して判決が出たのは初めて。 

 多くの行政法学者が「法治国家に悖(もと)る」と批判した強引な法の運用で自治体の決定を覆すことが許されるなら、憲法がうたう地方自治の理念は大きく歪(ゆが)む。三権分立の観点からも司法の中立的判断が期待されたが、県の主張は退けられた。県は上告する方針だ。

 県は並行して承認撤回の正当性を問う訴訟を那覇地裁に起こしており、来月弁論が始まる。

 七割超が辺野古埋め立てに反対した県民投票結果なども審理の対象となる。今回の訴訟の上告審と合わせて司法は、沖縄の民意や地方自治の在り方に向き合って審理を尽くすべきだ。

 政府も勝訴したとはいえ、玉城氏が弁論で訴えた国と地方の「対等・協力の関係」構築に向けた努力を怠ってはならない。


中日/東京新聞社説 2019年10月25日
https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2019102502000110.html
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019102502000143.html

 


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/766.html
記事 [政治・選挙・NHK266] 安倍ソンタクまかり通る検察は菅原一秀に動かず! 
安倍ソンタクまかり通る検察は菅原一秀に動かず!
https://85280384.at.webry.info/201910/article_271.html
2019年10月26日 半歩前へ

 タラコ男の菅原一秀は、地元の支持者らにタラコ、イクラ、スジコにメロン、蜂蜜などの贈答品を贈った。さらに自分の秘書に2万円入りの香典を持たせて通夜に参列させた。証拠の映像もある。

 れっきとした選挙違反、犯罪だ。ところが経産相を辞めただけでタラコ男は、いまだに国会議員として運転手付きの車で登院し、堂々と議事堂に出入りしている。 

 ジャーナリストの青木理が怒りに震えて、テレビのワイドショーでこう言った。

 「なぜ明らかな公職選挙法違反なのに検察が捜査しないのか? 検察も一強支配の政権に人事などを握られてソンタクがまかり通ってるんじゃないか。

 関電の金品の問題も、かんぽ問題も、本来は捜査機関が捜査すべきなんだけど、どうも政権の顔色を伺がっている」―。

 青木の言う通りである。安倍政権に影響を与える事犯には、検察も、警察も、尻込みし、手を出そうとしない。安倍政権以前にはここまで明らさまなソンタクはなかった。

 政権の顔色をうかがう捜査当局への国民の信頼は地に落ちた。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/767.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 菅原更迭で辞任ドミノ始まる 初入閣組の醜聞また弾けるか(日刊ゲンダイ)


 


菅原更迭で辞任ドミノ始まる 初入閣組の醜聞また弾けるか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263829
2019/10/26 日刊ゲンダイ


左から田中復興相、武田国家公安委員長、梶山経産相(C)共

 第2次安倍政権発足からおよそ7年。通算在任日数の歴代最長超えまで1カ月足らずだが、安倍首相の足元はグラグラだ。台風15号被害で千葉県が大規模停電に見舞われる中、強行した内閣改造で初入閣した菅原経産相が公選法違反疑惑で立ち往生。25日、事実上の更迭となった。腐臭漂う大臣は菅原氏にとどまらない。いよいよ辞任ドミノが始まり、安倍首相がブン投げ辞任に追い込まれた第1次政権を彷彿とさせる展開になりそうだ。

 菅原氏に浮上している疑惑は選挙区内の有権者へのメロン、カニ、イクラなどの金品バラまき、秘書給与のピンハネ、秘書に対する暴行など。「日本版タマネギ男」の名にたがわない不祥事が次から次へと噴出しているが、「金品とは現金のことだと思っていた」などとシラを切っていた。ところが、発売中の「週刊文春」が有権者買収の決定的証拠といえる写真を掲載。これがトドメになった。今月17日、東京・練馬の斎場で営まれていた菅原の支援者の通夜に公設秘書が参列。2万円入りの香典袋を手渡した様子を報じたのである。

「菅官房長官を囲む『令和の会』を取りまとめる菅原大臣は“菅人事”で入閣。疑惑噴出後も長官は菅原大臣をかばい続け、〈すでに時効だからどうってことない〉と静観の構えでしたが、文春報道で状況は一変。菅原大臣は日米貿易協定承認案が審議入りした24日の衆院本会議を欠席し、出席するとしていた25日の衆院経産委員会の開会直前に辞表を出した。大臣辞任で逃げ切り、議員辞職だけは避けたいとの思惑です」(与党関係者)

 トコトンふざけた男だ。公選法は本人が葬式や結婚式に出席する場合を除き、政治家が選挙区内で金品を贈ることを禁じる。違反には50万円以下の罰金のうえ、当選は無効。最長5年間、公民権は停止される。野党が議員辞職を求めるのは当然だ。

 先月11日に発足した第4次安倍再改造内閣の初入閣組は13人。醜聞を抱える大臣はまだまだいる。菅原氏ひとりのクビでコトは収まりそうにない。

「防災担当相を兼務する武田国家公安委員長と暴力団関係者との交際を巡る疑惑を週刊誌が追っています。来週にもはじけるのではないかともっぱらです」(永田町関係者)

 武田氏は過去に山口組系元組員から献金を受領した疑惑が報じられている。田中復興相と竹本IT担当相の3人のイニシャルを取って「魔の3T」とヤユされ、「誰が真っ先に辞任するか」と永田町で話題になっていた。田中氏は財務副大臣在任中の2006年に、自身の政治団体が開催した政治資金パーティーで指定暴力団・稲川会系の企業による40万円分のパーティー券購入が判明。竹本氏は山口組系幹部との写真をSNSにアップしていることが問題になった。 

 国民民主党の森ゆうこ参院議員の国会質問が事前に外部流出した問題で、北村地方創生相は内閣府からの漏洩が判明した場合は「責任を取る」と明言。きのうは「あくまで一般論として必要な対応を行うという趣旨」と釈明したが、支離滅裂だ。野党の一層の追及は免れない。

 菅原氏の後任として再入閣した梶山経産相にしたって、果たしてクリーンなのか。菅原問題について「政治家自らが襟を正していかなければならない課題。関係法令をしっかり理解、順守したうえで私は活動をしている」と胸を張ったが、17年の茨城県知事選で自民党県議45人に総額6000万円を配る金権選挙疑惑を報じられている。トカゲの尻尾切りも臭いモノにフタも、もうたくさんだ。










http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/768.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 文もリンテイゲツガも鳩山由紀夫も 「グズ病」 
文もリンテイゲツガも鳩山由紀夫も 「グズ病」
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51976927.html
2019年10月27日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


ああでもない こうでもない と
政治方向が定まらないで「よ」の字がアチコチしてしまう
理由は打算とロマンが癒着しているからだ

A鳩山氏は仙谷由人や小沢一郎より 裏喧嘩に弱いのに
自分が仲裁できると錯覚し
結局大喧嘩になり 逃げだした

B文大統領は 何を錯覚したか
@トランプと金正恩の仲人という「演技設定」をし
A「みんな仲良く」と 
Bシエフになろうとせず
C重心移動できず=米韓北軍事力調整
D事務屋のてたらくだ

cリンテイゲツガ氏は 器がないようだ
@女男関係ない 緊張場面で 男になる度胸がない
A修羅場をクグレナイ 理由は 小さくて弱いから
Bハゲタカ民主主義の欺瞞を認識する能力が欠落している

***

問題なのは 

@弱さを隠す為の「強見せ演技」時代の 
人間関係が絡まってしまい「変身」ができない
ことだ

A鳩山退陣は弱さの証明だったが
本人は「そうではない」から抜けられない

B鳩山予備軍が 
文大統領であり リンテイゲツガ氏でもある



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/769.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 森ゆうこ「あんなに威勢良く『責任を取る!』って、啖呵切っていたのに」 質問者リストも流出 内閣総務官室「政府からと推測」


質問者リストも流出 内閣総務官室「政府からと推測」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14232054.html
2019年10月26日05時00分 朝日新聞

 野党議員が政府に事前通告した国会質問の内容が外部に流出した問題に絡み、内閣官房内閣総務官室は24日、これとは別に質問者や質問時間などをまとめたリストが「(政府内から流出したと)推測される。内規に違反していると思う」との見解を示した。同日の野党による聞き取り調査で明らかにした。

 流出したのは、15日の参院予算委員会の質問者や質問時間などを政府がまとめたリスト。内閣総務官室や野党の説明によると、政府のイントラネットで閲覧できる。国会関係の仕事をする政府内の関係者にIDが広く共有されているが、「部外に漏れることを想定していない」という。

 元官房副長官の松井孝治慶大教授が自身のツイッターでリストを公開し、その後削除された。政府の聞き取りに、松井氏はツイッター上で入手したが、入手元の匿名アカウントは削除され、連絡が取れないと話しているという。

 北村誠吾地方創生相は25日の記者会見で、野党議員が質問した国家戦略特区などを担当する内閣府の職員が、松井氏に直接接触してリストを渡した事実はないとし、「(リストの件に対する)政府全体の対応は現在、別途検討中と承知している」と説明。内閣府からの情報流出が判明した場合に「責任を取る」とした、23日の衆院内閣委員会での北村氏自らの発言については、「あくまで一般論としての趣旨だ。適時、適切な対応を行うことが大臣の仕事であろうと認識している」と述べ、大臣辞任を想定した発言ではないと釈明した。(小林豪、野平悠一)




























http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/770.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 夕張山中に大量の「枯れ葉剤」 国有林に埋まる猛毒の謎(朝日新聞) 

夕張山中に大量の「枯れ葉剤」 国有林に埋まる猛毒の謎

写真・図版
林野庁空知森林管理署が立てた立ち入り禁止看板=2019年9月27日午後2時19分、北海道夕張市

写真・図版
「245T」剤が埋設された現場。雑草が生い茂った盛り土地が、鉄杭と有刺鉄線で囲まれていた=2019年9月27日午後2時2分、北海道夕張市

    写真・図版
    「枯れ葉剤の主成分の毒物が埋設された国有林の一角を視察する北九州市立大の原田和明さんら=2019年9月27日午後1時51分、北海道夕張市

    写真・図版
    北海道の国有林で枯れ葉剤(245T剤)が埋設されている市町村



     猛毒の化合物ダイオキシンを含む除草剤(枯れ葉剤)が全国の国有林に埋まっているのをご存じだろうか。1970年代、政府の手によって埋設された。何のために製造され、埋められたのか。ベトナム戦争との関係を指摘する声もある。

    雑草が生い茂る山中のくぼ地に……

     北海道夕張市南部の山中に、大量の除草剤が埋設されている――。

     こんな情報を北九州市立大国際環境工学部の職員、原田和明さん(60)から受け取った。記者は9月27日午後、原田さんの調査に同行し、国有林に入った。林野庁北海道森林管理局の許可を得て、ふだんは立ち入り禁止の未舗装道路を車で進んでいった。

     10分もたたないうちに雑草が生い茂ったくぼ地に出た。もともとは石炭の露天掘りをしていた場所で、鉄杭が刺さっているのが見えた。杭は有刺鉄線で囲まれ、立ち入り禁止の看板が2本。空知森林管理署の名で「この区域に2・4・5・T剤が埋めてありますので立入を禁止します」とある。

     林野庁などの資料では、夕張の国有林に埋められた245T剤の量は600キログラムに上る。

     245T剤とは、除草剤の一種…こちらは有料会員限定記事です。残り:2172文字/全文:2628文字。有料会員になると続きをお読みいただけます。


    http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/771.html
記事 [政治・選挙・NHK266] 菅原氏はトカゲの尻尾ですらない。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/10/blog-post_27.html
10月 27, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<菅原一秀経済産業相が25日、辞任した。菅原氏による「公職選挙法違反疑惑」報道が続く中、与党内でも早期辞任論が強まっていた。本人が国会で説明するとしていた当日朝の辞任劇には、自民党内からも官邸の対応の遅さを指摘する声が出ている。

 渦中の菅原氏が首相官邸のエントランスに姿を現したのは25日午前7時50分。

 「おはようございます」

 報道陣に淡々とした表情であいさつした菅原氏だったが、閣議終了後の同8時25分、菅原氏の入閣を後押しした菅義偉官房長官とともに首相執務室に入り、首相に辞表を提出した。

 菅原氏が出席し、疑惑について説明するとしていた衆院経済産業委員会の開会予定時間は午前9時。直前の交代によって幕引きをはかりたいという政権側の思惑がにじんだ。

 菅原氏をめぐっては今月上旬、選挙区の有権者らにカニやメロンなどを贈ったとする疑惑が報じられていた。与党内からは心配する声が上がったが、官邸側は問題視しない姿勢だった。

 しかし23日の週刊文春電子版の報道で風向きが大きく変わる。菅原氏の公設秘書が今月17日、選挙区内の支援者の通夜に参列し、香典2万円を渡したというもの。公選法は、政治家が選挙区内で金品を配ることを禁じている。過去には自民党衆院議員が選挙区内で線香を配り、議員辞職に追い込まれた例もあった。

 この報道に与党内からも批判が噴出。別の疑惑報道を警戒する声もあり、「もう持たない」(公明党幹部)などと早期辞任を求める声が強まっていった。しかし、官邸は更迭に向けた動きを見せなかった。

 菅原氏は24日に予定していた経産省登庁や東京モーターショーへの出席を取りやめ、午後1時からの衆院本会議も欠席したが、夕方には公務に復帰。記者団には「明日(25日)の国会で話します」と語った。菅氏は午後4時過ぎの記者会見で「政治家として大臣自身が必要な説明をすべきだ」と語った>(以上「朝日新聞」より引用)


 菅原一秀経済産業相が25日辞任したが、それで安倍自公政権がどうなるというのでもない。ただ菅原氏は国民に分かり易い「違法」を働いたから辞任に追い込まれただけだ。

 国民に分からない「違法」を働いたのなら、いつまでも権力の座に居座ることは出来たはずだ。安倍氏や財務官僚や官邸に巣食った安倍シンパ議員たちなどのように。口先で誤魔化せる「違法「を働いたのなら、菅原氏も辞任しないで済んだはずだ。

 菅原氏の後任もまた官房長官・菅氏の人脈だという。何のことはない、人事の盥回しをしているだけだ。しかしマスメディアは政権に配慮しているのか、そうした安倍自公政権のマイナスは一向に報じようとしない。

 菅氏たちが横浜市長の林氏を動かして横浜の山下埠頭にIR(カジノを含め右総合リゾート)を誘致しようとしている。それは安倍氏が米国トランプ大統領に約束した話だ。横浜こそが日本で最もカジノという博奕場を開帳して儲かる、と踏んだのはトランプ氏の親友でラスベガスでカジノを運営している人物の見立てだ。

 横浜にIR誘致を推進しているのは日本の骨の髄まで喰い尽くそうとする米国のハゲ鷹たちの餌食に日本を差し出そうとする安倍亡国政権の仕事だ。そうした絵に描いたような構図が明らかな案件に対しても、日本の言論界はそれほど批判の嵐を浴びせない。

 日本のマスメディアは腐り切っている。日本を亡国へと導く小泉・竹中「構造改革」路線を囃し立てたのもマスメディアだった。郵政民営化の剣が峰の総選挙を劇場型の見世物に仕立てて、小泉・竹中「構造改革」派を大勝させた。それにより国民の郵政という「社会インフラ」が分割され、郵貯の大半が米国のガラクタ金融商品に投じられた。いや郵貯だけではない。農協解体という圧力をかけて、農協中金の巨額資金も米国のガラクタ金融商品に投じられている。そのガラクタ振りはリーマン・ブラザーズが介在して売り捌いたのサブプライムローンの比ではない。

 安倍自公政権は自公政権に巣食う「構造改革」と称するグローバル化を策動する謀略の一環に過ぎない。自公政権を操っている米国のグローバリズム・ジャパンハンドラーたちから日本を取り戻さなければ、ついに日本はハゲ鷹たちにしゃぶられ尽くして衰亡するだろう。

 分断され貧困化している米国社会が日本の明日の姿だ。米国と同様に、安倍自公政権は日本を人種の坩堝にしようとしている。それがグローバル化だと考え、日本国民が英語を話すことがグローバル化だと考える愚かな政権が日本を破壊している。

 菅原氏が辞任したことで留飲を下げさせようというのが安倍自公政権とその取り巻きマスメディアの思惑だ。そうした明々白々な意図にマンマと乗せられてはならない。菅原氏はトカゲの尻尾ですらない。本体のトカゲを退治するには、野党が反・グローバル化で「政治理念」を擦り合わせ、「国民の生活が第一」の政策で合致しなければ始まらない。現在の段階では、安倍自公政権退治は何も始まっていないのと同じだ。野党は一致して小沢一郎氏を中心に据えた政権構想を一日も早く明確にすべきだ。グローバル化の流れから日本を取り戻す闘いは、生半可な若造たちで相手できる相手でないことをよくよく承知しておく必要がある。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/772.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 萩生田「身の丈」発言〜共通テストでの経済・地域格差を容認か&野党は英語民間試験の延期法案(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28666466/
2019年 10月 27日

【先週からフィギュアGPも始まっている。(**)
 mew的には、フィギュアがあまりジャンプ合戦のようにになるのは好ましくないのだが。でも、前季の最後に書いたように、今季は、男子は4回転を何種類飛べるか(コンビ込み)、女子は3Aや4回転をこなせるかどうかが、高得点をとって上位にはいる鍵になるだろう。<3回転だけだと、他の要素も含めて、全くミスが許されず。出来栄え点で、かなり稼がなくてはならない。>

 GP第一弾のSアメリカでは、まさにその通りの結果になった。
 男子で優勝したのは、何種類もの4回転をこなすNチェン(米)。日本は昨季、世界選手権に出場した若手の友野一希が5位、今季からシニア参戦した島田高志郎(木下グループ)が10位に終わった。チェンの総合点は299.09、友野は229.72点。70点も差がある。(-_-;)
 女子は、SPで坂上花織が2位、樋口若葉が3位と頑張ったのだが、2人ともフリーでは思うような演技ができず、総合4位、6位に終わった。(山下真瑚が12位。)
 優勝したのはSP4位だった15歳のシェルバコワ(ロシア)。4回転でもやや難しいルッツを2本決めて、フリーで160点台(坂上は129点)をマークし、大逆転の優勝を飾った。(・・)

 日本では今、まともに4回転数種をこなせるのは羽生、宇野、それなりのレベルの演技の中で3Aを飛べるのは紀平しかおらず。今年の日本勢は、他のジャンプや要素でよほど頑張らないと、苦戦するかも知れない。みんな、ケガに気をつけて、ガンバ!】

* * * * *

 少し前に、2021年1月からセンター試験の代わりに実施される予定の「大学入学共通テスト」(以下、共通テスト)について書いたのだが・・・。

 新たな共通テストのやり方が色々な点で問題になっていること、特に経済的な負担度や採点が不公平になる可能性が大きいことから、全国の高校の校長、教師、生徒、塾・予備校関係者などなどが、テスト実施の延期や中止を要望し続けている。

 このような動きを受けて、野党4党が、ついに臨時国会に、共通テストで英語の民間試験の導入を延期する法案を提出することになった。(・・)

 ただ、萩生田文科大臣は、先週もBSのテレビ番組で、予定通りに実施することを強調。しかも、2回の英語の民間試験受検が、地方の生徒や貧困家庭に負担が大きいことに関して、こんなことを言ったという。

「そこは、自分の身の丈に合わせて、・・・頑張ってもらえば」(゚Д゚)

* * * * *

『英検やTOEFLなど民間試験を使うことについて、反町さんが「お金や場所、地理的な条件などで恵まれている人が受ける回数が増えるのか、それによる不公平、公平性ってどうなんだ」との声があるとして、その部分についての見解をただしたときだ。

 萩生田氏は、議論を認めながらも、お金の懸念について、こう説明した。
「それ言ったら、『あいつ予備校通っていてズルいよな』と言うのと同じだと思うんですよね。だから、裕福な家庭の子が回数受けて、ウォーミングアップができるみたいなことは、もしかしたらあるかもしれないけれど、そこは、自分の身の丈に合わせて、2回をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえば」(J−CASTニュース19年10月25日)』

 下手すると、カネがないやつは、その実情に合わせてやるしかない。入試でも、裕福な生徒より不利な状況を強いられて、公平性が失われても仕方ない・・・という風に受け止められてもやむを得ないだろう。(-"-)

<立民党の枝野代表は「文科相としてあるまじき発言だ。菅原一秀前経済産業相の問題以上に深刻だ」と批判していた。mewもそう思う!(`´)>

 2020年度の共通テストから大きく変更される点は、1・英語で民間試験の結果を導入する(、共通テストの英語はリーディング100点とヒアリング100点で実施する)、2・国語と数学の一部に記述問題を導入することなのだが。

 2の記述問題に関しても、記述の採点を誰がどう行なうのか、採点基準などをきちんと決めて採点の公正、公平さが保たれるのかという点が大きな問題になっているのだが。<採点は民間の機関に委託。人数が足りず、能力不足の教師や学生バイトを雇うことが懸念されている。(-_-;)>

 やはり全国の高校の生徒や指導者が強く懸念しているのは、英語の試験のやり方だろう。(**)

 文科省は、使える英語力を身につけるために、リーディング、ヒアリング、ライティング、スピーキングの4技能を向上させることを目標にしている。

 しかし、大人数で一斉に行なう共通テストでは、リーディング、ヒアリングは出題、採点できるが、ライテイング、スピーキングは出題、採点するのが難しい。

 そこで、英語に関しては、英検、G−TEC、TEAPなど6つの民間の英語の検定試験を、高3の4〜12月の間に最大2回受検して、その成績を入試センター経由で各大学に送り、合否判断に加えてもらうことにしたのだ。

 しかも、2024年からは共通テストの英語の試験を実施するのはやめて、すべて民間試験の成績で代用することを計画しているのである。<もう国として、大学入試をやること自体を放棄しているに等しいよね。(-"-)>

* * * * *

 民間の英語試験の導入に反対する声が多い最大の理由は、生徒によって、受検の費用と労力の負担が大きくなってしまうことである。

 生徒たちは、共通テストの検定料(1万2〜8千円)とは別に(国公立の二次試験、私大入試の受験料とも別に)、民間試験の検定料を支払う必要が出て来る。

 6種の民間試験の受検料は、機関やレベルによるのだが、1回5800円〜25200円かかる。

受験生の多くが受検すると見られている英検2級S−CBTは1回7500円、準1級だと9800円だ。(まだ具体的な会場も決まっていないのに、もう来年1回目の予約申し込みが始まっている。)

 通常の英検のように、学校から申し込んで学校で受けることはできない。47都道府県、260の会場で実施すると予告しているが、富山や石川は2個所でしかやらない。3箇所でしかやらない県は多数ある。

 生徒の住んでいる場所によっては、英検の受検のために会場まで往復1万円以上の交通費がかかる、宿泊費も必要になる人もいるという。(-_-;)

 つまり特に地方の生徒の中には、英語の民間試験を2回受けるために、何万円も余計に費用がかかってしまう人がいるのである。試験会場までの移動時間が長くかかると、試験にも影響するかも知れない。_(。。)_

 ちなみに萩生田文科大臣は、『地方の受験生については、次のように述べた。「人生のうち、自分の志で1回や2回は、故郷から出てね、試験を受ける、そういう緊張感も大事かなと思う」(同上』(゚Д゚)

<何て緊張感のない発想、言い方なのか。別に英語の試験でなくとも、自分の志で他の試験を受けに行くし。・・・大体、八王子とはいえ(八王子の方々、ご容赦を)、東京出身で早実、明大のボン、加計学園系の教授のおまえに何がわかるって言うのよ!>

『萩生田氏は、「できるだけ近くに会場を作れるように今、業者や団体の皆さんにはお願いしています」「できるだけ負担がないように、色々知恵出していきたい」とも述べた。

「実施団体に受験料軽減もお願いしている」 萩生田氏の発言については、負担軽減策に期待する声もあった。しかし、民間試験導入について敏感な受験生らも多いようで、放送直後に疑問や批判を書き込んだいくつかのツイートは、「いいね」が5000件以上も付く反響を呼んでいる。

 ツイッター上ではその後も、「予備校と民間試験が一緒にされてんのは違う」「地方民は受験する身の丈もないということですか」「飛行機代とホテル代でいくらかかると」「経済状況による教育格差を助長する」といった意見が相次いで寄せられている。(同上)』

 離島の高校生の例も出ていて。文科省が、交通・宿泊費に充てる補助金を予算要求しているところだとか書いてあったのだが。あまりにハンデが大きいと思うし。

 経済困窮者の対策も、まだ明らかになっていないし。各民間試験の受検会場の詳細も、よくわからないし。

 おまけに10月21日になって、最終的に、20年度は大学の4割がこのシステムを活用しないと発表されたり。<北大、東北大などの国公立大学、慶応、明治、法政などの私立大学は、全くこのシステムを利用せず。東大、京大も二次の出願資格にはするが、合格判断には活用しないんだよね。(>_<)>

 今でも、詳しくわからないことが、あまりにもたくさんあるので、受験生も指導者の中には、どうしていいかわからず、困っている人たちが少なくないのだ。_(。。)_

<先週21日にも、全国高等学校長協会が「英語4技能の民間資格試験は混乱なく実施できるか」と題した緊急シンポジウムを東京・丸の内で主催。80人の校長が参加した。また機会があれば、書きたいが、高校生による反対集会なんかも開かれている。>
 
 また、この辺りも、できればまた書きたいけど。もし英語の民間試験で高得点をとりたいと思えば、各試験に合わせた対策をしてくれる予備校や塾に行った方がいいだろうし。高2のうちから、あちこち受けて、自分に合っていそうな試験を選んだり、試験慣れしたりしておく方が得策なわけで。<様々な民間試験の対策をきちんとできる高校は、そんなに多くはない。>

 ここにも、経済格差や地域格差が反映されてしまう可能性が大きい。(-_-)

* * * * *

 そこで、野党4党は英語の民間試験の導入を延期する法案を共同提出した。

『立憲民主党などの野党が、来年度から始まる大学入学共通テストで導入される英語の民間試験について、延期する法案を共同提出しました。

 来年度から始まる大学入学共通テストでは、英語の民間試験を大学の合否判定に利用するシステムが導入されますが、「公正・公平の確保が担保されていない」などと延期や再検討を求める声が上がっています。

 24日、立憲民主党などの野党は、民間試験の導入を延期したうえで、経済状況や住んでいる地域にかかわらず平等に試験を受けられるよう調査・検討を要求する法案を共同提出しました。

 野党側は、「より格差が拡大するような入試改革については一旦立ち止まって考えるべきで、法案提出を通して広く議論を喚起していきたい」などとしています。今後、この法案について臨時国会での審議を求めていくということです。(TBS19年10月25日)』

『法案作成に関わった無所属の山井和則衆院議員(比例近畿)は「この問題に政党は関係ない。とにかく審議させてほしい」と与党側へ協力を求めた』とのこと。(京都10.26)

 どうか自公の議員も、与野党の対立はヨコに置いて、各地域の中高生のことを考えて、この共通テストの問題に正面から取り組んで欲しいと願っているmewなのだった。(・・)

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/773.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 厚労省「パワハラ防止」トンデモ指針案 “該当せず”ズラリ 弁護士団体「使用者の弁解カタログ」(日刊ゲンダイ)



厚労省「パワハラ防止」トンデモ指針案 “該当せず”ズラリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263760
2019/10/26 日刊ゲンダイ


加藤厚労相(C)日刊ゲンダイ

 厚労省が公表したパワハラ防止の指針案が大ひんしゅくを買っている。誰がどう見ても、防止どころか、パワハラを助長する内容なのだ。

 今年5月、企業にパワハラ防止の取り組みを義務付ける「パワハラ防止法」が成立。1年以内の施行に向けて、厚労省は企業向けの指針をまとめているが、21日の労働政策審議会の分科会でトンデモナイ指針案が示された。

 指針案では、パワハラに該当しない事例を挙げている。

〈社会的ルールやマナーを欠いた言動・行動が見られ、再三注意してもそれが改善されない労働者〉や〈重大な問題行動を行った労働者〉に対し〈強く注意〉することはOKなのだ。

 社会的ルール、重大な問題行動、強く注意など使用者が都合よく解釈できる曖昧な表現だ。使用者は「パワハラではなく強い注意だ」と強弁できる。そもそも、どんなワル社員相手でもやっちゃいけないのがパワハラだ。

 さらに、パワハラ経営者が大喜びしそうな記載もある。

〈経営上の理由により、一時的に、能力に見合わない簡易な業務に就かせること〉はパワハラにあらずというのだ。

■弁護士団体「使用者の弁解カタログ」

 パワハラをやるぞと言ってパワハラをする経営者はいない。「経営上の理由」は、パワハラ経営者が言い逃れをする常套句だ。指針は言い逃れに国のお墨付きを与えようとしているのだ。

 指針案が公表されると日本労働弁護団は抜本的修正を求める緊急声明を出した。

〈使用者にパワハラに当たらないという言い訳を許し、かえってパワハラを助長しかねないものであり、「使用者の弁解カタログ」となるような指針などない方がましである〉

 厚労省は「いろいろな意見は承知しています。議論を続け、年内をめどにまとめたい。作成しているのは法律ではなく指針です」(雇用機会均等課)と答えたが、日本労働弁護団事務局次長の長谷川悠美弁護士が言う。

「法律ではありませんが、厚労省が示す指針はとても重たい。事実上の解釈のベースになります。パワハラをした経営者が、指針にのっとって行動したと言えば、安全配慮義務違反でないと認定される可能性は高くなってしまう。今以上にパワハラが許される社会になる恐れがあります」

 こんなムチャクチャな内容が正式な指針になれば、「パワハラ大国」まっしぐらである。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/774.html

記事 [政治・選挙・NHK266] YouTubeのチャンネル登録れいわ5万、立花50万! 
YouTubeのチャンネル登録れいわ5万、立花50万!
https://85280384.at.webry.info/201910/article_274.html
2019年10月27日 半歩前へ

 加計疑惑を追っかけ、批判し続けた黒川敦彦がこう言った。

 「れいわ支持者が、立花孝志をディスってるのを良く見かけますが、YouTubeのチャンネル登録では、れいわ5万、立花50万です。

 立花をディスる前に、どうやったられいわのチャンネル登録が伸びるか真摯に研究する方が先だと思う。支持者の力が上がらないと政党の支持も上がらないと思う」。  (以上 黒川)

*********************

 まさしく「正論」である。批判ばかりで行動しなければ状況は変わらない。黒川はそう言っているのだ。

 私がこう続けた。アナタはいつも本質を突く。そこが好きなところだ。どんどん行こう!

 サヨクらしき人は、フェイスブックで「いいね!」はするが行動が伴わない。何度言っても馬耳東風。だから国政選挙で安倍政権が連戦連勝だ。

「悔しくないのか」と言ったら、黙り込んだ。これが左翼らしき者たちの実態。

 内閣支持率が上がると「捏造だ」と叫ぶ。ところが下がると「捏造だ」とは絶対に言わない。ご都合主義。これでは安倍自民党に勝てない。

 現実と向き合うのを恐れている。本当に頑張っている人は1割いるかどうかだ。残りは全員傍観者。「なぜ、発言しないのか」と言っても黙ったままだ。気の抜けたビール。

 私はブログでドンドン発信している。いろんなところで転載してくれている。100人、1000人が私と同じことをすれば、少しは野党の議席が増えるのでは、と思うがフェイスブックの反応はない。

 だから私はこのフェイスブックには期待していない。何度も裏切られてきたからだ。勉強になった。見えないものが見えてきた。

 韓国の市民パワーが時の権力者を倒した。

 香港人は小中学生からお年寄りまでが命をかけて自由を守ろうと権力者のテロに立ち向かっている。

 日本はどうか? ウソとデタラメで塗り固められている。与党政治家が罪を犯しても検察や警察は動かない。教師が男女の若手教師に性交を強要してもクビにもならず、優雅に有給休暇を取っている。

 モラルも常識もあったものではない。どこもかしこもみんな狂っている。ところが、怒りの声は大きくならない。誰かが悪を退治してくれるだろうと、みんな模様眺めだ。

 日本は確実に衰退する。原因は政治家にあらず。無気力な国民一人一人にある。すでに日本は死んでいる。





中島 徹弥 今のままだとおそらく、今まで選挙に行かなかった人の支持を集めるのはN国党、保守系票の一部も取り崩す可能性あり。れいわには共産党や立憲、社民支持層から票が流れる。共産党と組んだれいわには、保守系支持票は流れない、野党票の拡大にはつながりにくいですね。


芳賀 卓 れいわのLINEは若い人達が動いていて、凄いですよ。確かにYouTubeも頑張らないと。次の選挙は目指せ600万票です。次は更に倍。


黒川敦彦 今、SNSで圧倒的に伸びているのがYouTubeです。そこで伸びてないということは、れいわはやり方間違ってるんです。


峯尾 裕幸 なる程ね。黒川敦彦 さんの言う事も一理あると思います。

しかし一方で、その事を分かっている筈の黒川さんのオリーブの木が1議席も取れなかったのは何故でしょうか?

おっと、誤解無く。私はれいわ信者じゃ有りません。オリーブの木が良いとも思っています。でも、議席を獲得出来ないのでは応援しても意味が無いと思っている者です。


寺尾介伸 登録者数=支持者だと考えるのは、短絡的すぎると思うけどね。大多数の人間は、立花が面白いから見るて感覚だけだと思うわ。ユーチューバーとして、立花を見てるだけだと思うな。オリーブの動画だって、金融破綻を煽った動画しかアクセス伸びてない。他の政治的な動画伸びないのは何故か?面白くないから伸びない。政治的な動画よりも、金融破綻を煽った動画の方が伸びるのは何故か?登録者=票になると考えるのは、どうかと思うな。


加賀ノ月亭 達司 確かにな意見ですね。
↑寺尾さんいう様に=支持者ではなくとも、いつも観てりゃ心は奪われる可能性は否めなく…

故にメディアとはあなどるなかれ、と感じます。


黒川敦彦 やはり、全くわかってない、youtubeの破壊力を。立花の成果をおとしめても、れいわの票は伸びません。


黒川敦彦 自分が理解できる範囲の情報しか取らないなら、結局、成長なんてしません。れいわ支持者がやってることが正にそれです。立花をディスる前に、山本太郎に今すぐ立花にチャンネル登録で勝てと突き上げる方が先ですよ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/775.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 青山繁晴ら自民党極右議員が「旧宮家男子を女性皇族の婿養子に」とカルト提言! 竹田恒泰が愛子内親王と結婚して天皇になる可能性も?(リテラ)
青山繁晴ら自民党極右議員が「旧宮家男子を女性皇族の婿養子に」とカルト提言! 竹田恒泰が愛子内親王と結婚して天皇になる可能性も?
https://lite-ra.com/2019/10/post-5046.html
2019.10.27 青山繁晴ら自民党極右が「旧宮家男子を女性皇族の婿養子に」とカルト提言 リテラ

    
    男系カルト!(青山繁晴事務所フェイスブックより)


 22日に行われた「即位礼正殿の儀」では、安倍首相の「天皇陛下万歳!」の雄叫びに合わせて自衛隊が空砲を連発。あらためて浮き彫りになったのは、この国の右派がいまだに「天皇を中心とした神の国」という戦中のカルト的思想を温存し、その復権を虎視眈々と狙っているという事実だった。

 一方、儀式を中継したテレビマスコミでしきりに語られていたのは、皇室の「後継者問題」だ。現状の皇室典範では〈皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する〉(第一条)と定められている。徳仁天皇の子息である愛子内親王に皇位継承権はなく、次世代の「男系男子」は秋篠宮家の悠仁親王ただ一人。このままでは先細りは免れない、ということで、「女性天皇・女系天皇」を認めるか否かの議論があるのは周知の通り。

 そんな「後継者問題」が盛り上がるタイミングを見計らい、自民党が満を持して“アンチ女系天皇”を打ち出してきた。あの“ネトウヨの尊師(グル)”こと青山繁晴参院議員が代表幹事を務める「日本の尊厳と国益を護る会」なる自民党の極右議員グループである。

 本サイト読者にはおなじみだろうが、青山氏といえば、日々、大ボラを吹きまくってネトウヨから絶大な支持を受けている御仁だ。そんな青山センセイが牽引する「日本の尊厳と国益を護る会」が23日、皇位継承をめぐって、「男系男子」を堅持すべしとの提言を発表したのだが、これがまた、まさに“カルト”としか言いようのないシロモノ。なんと、「男系男子」維持のため「旧宮家」の男子を現皇室の養子にしろ、などと本気で言っているのだ。

 提言では、「男系男子」について〈皇位の歴史が男系・父系による継承であるために、父を一系で辿ることができ、仁徳天皇や神武天皇にまで繋がる天皇家の皇統が続いてきた〉などと述べたうえで、〈今後もし女系天皇、母系天皇を認めれば天皇家の皇室は終わり、異質の王朝(皇室)、すなわち神武天皇から受け継ぐ祭り主ではない「天皇ならざる天皇」を生み出すことに直結する〉と主張する。

「天皇ならざる天皇」という言い回しなんか、いかにも青山センセイらしいハッタリの臭いがプンプンするが、問題は「提言」の後半、“男系男子の維持”の〈具体的な安定策〉としてこうぶちあげていることである。

〈(イ)養子および婿養子案
 旧宮家の男子が、現皇族の養子となられるか、女性皇族の婿養子となられる案。お生まれになる子が即位された場合、父が天皇の血を引くという男系・父系の原則を満たすことができる。〉

 さらに青山センセイたちは、旧宮家の10〜20代の「男系男子」に了承を得て、立法措置により皇族に復帰させるという「旧宮家の皇籍復帰案」もプラン(ロ)として提唱しているが、どっちも同じようなものだ。

 念のため説明しておくが、「旧宮家」とは、戦後の1947年、GHQに特権を享受する宮家の縮小を求められて皇籍離脱した11宮家のこと。当然、現在は一般人である。たとえば、あのネトウヨ丸出しのお騒がせ男である竹田恒泰氏も、この時に皇籍を離脱した旧宮家のひとつ竹田宮の子孫にあたる(ただし、竹田氏が生まれたときにはすでに宮家ではなかったので、竹田恒泰が皇族であった時期は存在しない。彼が一時期まで自己PRに使っていた「旧皇族」というのはウソである)。

 いずれにしても、青山センセイたちは、今の天皇から10親等以上離れた遠い親戚にあたる一般の家庭で生まれた男性を、ただ“男系で天皇の血を引いている”というだけで、世間とは隔絶され基本的人権を著しく制限される皇室にいれようというのである。

 まったく、どうかしているとしか思えない。とりわけ、「女性皇族の婿養子」という発想は、もはや狂気じみてさえいるだろう。

 現実に照らせば、その「旧宮家の男系男子」と結婚させられるのは、明仁上皇の孫である愛子内親王、秋篠宮の佳子内親王、小室圭さんと婚約している眞子内親王の3人と、大正天皇のひ孫である高円宮承子女王、三笠宮彬子女王、三笠宮瑶子女王の3人しか選択肢がないことになる。青山センセイたちは〈婚姻はご当人の自由意志に基づく自然なものでなければならない〉と予防線を張っているが、彼女たちが“男系天皇を絶やさないため”なる理由で旧宮家の男と結婚し、「男系男子」の子どもを産むことを強要されることに変わりはない。“現代の人身御供”と言わずしてなんと言うのか。

 もちろん、当人だけの問題ではない。事実、眞子内親王と小室圭さんの婚約の場合、二人が望む結婚が実現すれば眞子内親王は民間人になるわけだが、それでも、小室さんの母親スキャンダルなどで世間は“一億総姑状態”になってしまった。まして旧宮家の婿養子になるとすれば、“次世代の天皇の父親”というだけでなく、自身にも皇位継承権があるわけだから、到底、国民がすんなりと受け入れるとは思えない。

■男系男子を主張する竹田恒泰が「もし私が皇族になってしまったら」の妄想ツイート

 繰り返すが、「旧宮家」と言っても、すでに皇籍離脱から70年以上も経っており、若い世代は一般家庭とほとんど変わらない環境で育ったと推測される。そうした人たちがいきなり皇室に入るというのは普通に考えて無理がある。「天皇家の養子・婿養子案」にしても「皇籍復帰案」にしても、それこそ普通の感覚で言えば「天皇ならざる天皇」であることに変わりはない。

もしそれでも、養子や婿養子に名乗りをあげる旧宮家の人間がいるとしたら、それは相当にファナティックな復古主義者か天皇や皇室の権威を何かに利用しようという腹に一物のある人間だろう。

 いずれにしても、この提言通りになれば、竹田恒泰みたいな輩が佳子内親王や愛子内親王の婿養子になり、「天皇か天皇の父親」になる可能性がある、ということだ。実際、竹田氏自身、本人は「私は皇族にはなりません」などと嘯いているが、以前から「婿養子案」などを含む旧宮家男子の皇籍復帰を主張してきた。最近もこんなツイートをしている。

〈もし私が皇族になってしまったら、、、、悲劇である。
25万人が登録する「竹田恒泰チャンネル」は、Twitterアカウントは、4万人の会員がいる竹田研究会はどうなる?「そこまで言って委員会」「ゴゴスマ」は?文科省が検定中の中学歴史教科書はどうなる?本業のラーメン屋は?? 復帰などありえない。〉(10月21日)

 いや、何言ってんだ、この人。問答無用でナシに決まっているだろう。だいたい、竹田サンは例の「あいちトリエンナーレ」の件で大村秀章・愛知県知事を攻撃しており、「大村知事は即位礼正殿の儀に参列するな!」などとがなり立ててきたが、自称「天皇の親戚」であるにもかかわらず、ご本人はそもそも招待すらされなかったらしい。当然だろう。ようは、皇室からみても“お呼びでない”のである。

 ちなみに、竹田恒泰氏は“明治天皇の玄孫”と紹介されるが、実際には明治天皇の子女の家系なので“明治天皇の男系の玄孫”ではない。男系で辿ると実に南北朝時代にまで遡らなければならないらしく、ここまでくると現在の天皇家とは“男系的にほとんど他人”と呼んで差し支えないだろう。いずれにせよ、こんな“ネトウヨビジネスマン”が「天皇の親戚」と自称している時点で国辱モノなのに、ましてや皇籍復帰して皇位継承権を持つなど、考えるだけでも身の毛がよだつというものだ。

■男系男子カルトは青山繁晴や竹田恒泰だけではない! 安倍首相も女系天皇真っ向否定

 しかし、こうした“男系カルト”の妄言を垂れ流しているのは、青山センセイや竹田サンのようなトンデモ人士だけではない。実はこれ、日本会議周辺などが以前から主張してきたことで、ほかならぬ安倍首相自身が“男系カルト”主義者なのだ。

 実際、小泉政権下で「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、女性宮家創設の議論が盛り上がったときから、当時官房長官だった安倍首相は「反対派」の急先鋒として振る舞い、第一次安倍政権では女性宮家の議論を封印した。下野時には雑誌で〈二千年以上以上の歴史を持つ皇室と、たかだか六十年あまりの歴史しかもたない憲法や、移ろいやすい世論を、同断に論じることはナンセンスでしかない〉などと鼻息を荒くし、女系天皇を真っ向から否定。その後、民主党野田政権が女性宮家創設議論を復活させたが、安倍首相が政権に返り咲くとまたもや「白紙化」を宣言した。

 では、なぜ連中は「旧宮家男子を婿養子にする」などというイカれた発想を口にするほど、男系の血にこだわるのか。たとえば安倍首相の“ブレーン”のひとりで、直接、男系継承についてレクチャーしたこともあるという八木秀次・麗澤大学教授はこう語っている。

〈これ(男系継承)に手を加えるということは、国柄の崩壊、ひいては天皇制度そのものの否定に直結する。有識者会議メンバーの方々は、あの大東亜戦争で敗れても護持された国体に、マッカーサーでさえできなかったような空恐ろしいことをしようとしているのだという認識があるのかどうか、はなはだ疑問ですね。〉(文藝春秋「諸君!」2006年1月号での所功氏、長谷川三千子埼玉大学教授との鼎談)

 しかも八木氏に言わせれば、「神武天皇のY染色体を継承できるのは男系男子だけ」らしいが、言わずもがな実際に男性のY染色体を辿って行き着くのは“神話”ではなく類人猿だ。何度でも繰り返すが、完全にカルトである。

 いずれにしても、青山センセイや竹田恒泰サン、そして安倍首相のような“男系カルト”たちが言っているのは、「天皇は男系の血そのものである」なるグロテスクな血統主義だ。そして、連中が男系継承にこだわるのは、「神武天皇から続く万世一系」という文字通りの神話を利用して、戦中の「天皇を中心とした神の国」の復活を夢見ているからにほかならない。

 マスコミは「天皇の後継者問題」をしたり顔で議論する前に、まず、安倍政権とその周辺のイかれた戦前回帰思想をちゃんと検証するべきではないのか。

(宮島みつや)










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記事 [政治・選挙・NHK266] 遠のく憲法改正 所信表明原案でなかった「改憲」/古賀誠・元自民党幹事長直撃「9条堅持」のなぜ=ジャーナリスト・鈴木哲夫(サンデー毎日)

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遠のく憲法改正 所信表明原案でなかった「改憲」/古賀誠・元自民党幹事長直撃「9条堅持」のなぜ=ジャーナリスト・鈴木哲夫
https://mainichi.jp/sunday/articles/20191021/org/00m/010/001000d
2019年10月22日 03時00分 サンデー毎日 2019年11月3日号


衆院本会議で所信表明演説に臨む安倍晋三首相=国会内で2019年10月4日午後2時16分、手塚耕一郎撮影

 安倍政権の一丁目一番地である「憲法改正」が見通せない。「国づくりの道しるべ」と首相は強調するが、自民党の実力者は体を張って、「待った」をかける。

 10月4日、臨時国会初日。所信表明演説もいよいよ終わりに近づいたあたりで、安倍晋三首相は一層力を込めてこう主張した。

「令和の時代の新しい国づくりを、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。その道しるべは、憲法です。令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会ではないでしょうか」

 国会を取材している多くのマスコミは慌てた。なぜなら、各社が事前につかんでいた演説の概要には、そうした憲法改正に関するくだりが入っていなかったからだ。新聞記事の見出しには「改憲議論呼びかけ」と一斉に「改憲」の文字が躍った。

 安倍首相に近い自民党ベテラン議員はこんな裏があるとの見方を示した。

「事前にマスコミが得た演説要旨はわざと改憲の部分を控えめに書いたものを首相周辺が流したんだろう。本番でいきなり強い表現で首相が付け加えたとなると、みんな驚いてそこに惹(ひ)き付けられ、所信表明の記事はメインが改憲ということになった」

 今国会は、野党などは改憲よりも関西電力の金品受授問題や年金、消費増税、日米貿易の不平等などに照準を絞っている。これに対して、改憲の流れを着実に作りたい安倍政権が、「報道を改憲一色にするというメディア戦略があったのではないか」(同ベテラン議員)という。

 安倍首相が描いているとされる改憲スケジュールは、今国会で国民投票法改正案を成立させ、来年の通常国会で憲法審査会に自民党改憲案を示して野党を議論のテーブルにつかせ、来年秋の臨時国会で発議をするというもの。しかし、そううまく事が運ぶか?

 自民党の中で、この改憲を巡り、いま新たな権力闘争の構図が生まれつつある。それが壁となって、改憲は前へ進まないのではないかということなのだ。

 いまも自民党政局に影響力を持つ自民党岸田派(宏池会)名誉会長の古賀誠元幹事長が、9月末、『憲法九条は世界遺産』(かもがわ出版)を出版した。

 内容は、安倍首相に正面から挑む内容。首相が意欲を示す憲法9条改正について反対しているのだ。

 著書の中で古賀氏は自らが2歳の時に父が戦死したことを紹介。その後、苦労を重ねてきた母の姿を見てきたその経験から、政治家の原点は「戦争未亡人を再び生み出さない平和な国をつくりあげる」ことであり、憲法9条については「再び戦争を行わないと、世界の国々へ平和を発信している。これこそ世界遺産だ。一切改正してはダメだ」(抜粋)と書いている。

 私は10月12日、古賀氏と共にテレビ西日本の報道番組「CUBE」に出演し、真意を直接聞いた。

 古賀氏はこう述べた。

「憲法に自衛隊を書く、そして9条の1項も2項もそのままで何も変わらないというなら、いま書く必要はない。自衛隊を書くことになればいっぺんに変わっていく。蟻(あり)の一穴でも開けたら一気に広がっていく」

―安倍首相は、改憲スケジュールをいよいよ実行し始めようとしている。

「為政者が改憲について言い出すのはそもそもおかしい。審査会での改憲議論はやるべきだと思う。変えていくべきところは他にもある。野党もどんどん参加してやるべき。しかし、私はきちんと分けている。9条は違う。9条の改正は許さない。議論の中で平和主義と立憲主義は絶対に守れということだ。憲法は権力の乱用を縛るものだ」

―議論が進むことはイコール9条改憲につながっていくのでは?

「いや。9条改正については国民が許さない」

 さらに古賀氏は岸田文雄政調会長の後見人であり菅義偉官房長官との関係も近い。岸田氏も菅氏もポスト安倍の一人として名前が挙がるが、古賀氏が今後、ポスト安倍に向かってどんな仕掛けをするのか。

 古賀氏は昨年の総裁選で、岸田氏は出馬すべきだと動いていた。竹下派の実力者の青木幹雄元自民党参院議員会長とも連携し、岸田擁立を目指したが、岸田氏は決断できなかった。その後、安倍首相に歩み寄る。それは禅譲狙い路線にしか見えない。古賀氏は、そんな岸田氏に不満はないのか。番組で聞いた。

「岸田氏は首相に寄るだろう」

―岸田氏は昨年出るべきだった。もう少し戦う姿勢を見せるべきでは?

「メリハリがない」

―ポスト安倍として菅氏はどうか。

「総理総裁になるために必要なのは、やり遂げるという意思と長期政権。ただ安倍さんのように3期というのはちょっと長い」

 直接的な表現は避けたが、前出のベテラン議員は古賀氏が今後作り出すパワーバランスをこう読み解く。

「岸田氏のことは半ば見限った表現だ。昨年の総裁選断念の直後には『(宏池会の)後継会長にして正解だったのか』とまで言っている。そして、岸田氏は改憲については9条改正も含め安倍首相の改憲案の議論を進める考えを公言した。今回の古賀氏の9条堅持の明言で、岸田氏は古賀氏から離れ、安倍首相の方へ寄って行くだろう」

 一方、古賀氏が幹事長時代に菅氏は党総務として支えた。菅氏はいまも古賀氏の個人事務所を訪ねるなど信頼関係は厚い。

「古賀、菅両氏と近いのが二階俊博幹事長。二階氏は、先日の改造人事で安倍首相から幹事長を外されそうになり、ならば改憲で協力しないなどと言い返して留任を勝ち取った。首相とのわだかまりや不信感は残ったまま。つまり、今後9条など改憲の内容や進め方を巡って、古賀・菅・二階が結束、岸田氏は古賀氏からいよいよ離れ安倍首相寄りに。そのあと何が起きるか。古賀氏らが中心になってポスト安倍で菅氏を抱える動きが加速するかもしれない」(同ベテラン議員)

 改憲は9条改正の是非を大義にして党内に新たな軋轢(あつれき)を生むと同時に、改憲シナリオそのものも迷走するかもしれない。

(ジャーナリスト・鈴木哲夫)

すずき・てつお
 1958年生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経てフリー。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描く。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。近著『戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉』『石破茂の「頭の中」』










http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/777.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 26日、人間再生工場化するN国党、清原和博氏に衆院選出馬を要請 ホリエモンにも
26日、人間再生工場化するN国党、清原和博氏に衆院選出馬を要請 ホリエモンにも
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/seiji-keizai-gaikou/Nkokutouno-kouyaku-NHK-no-Scramble-housouka/wforum.cgi?mode=read&no=49&reno=no&oya=49&page=0#49

参照先 : https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201910250000539.html
N国、清原和博氏に衆院選出馬を要請 ホリエモンも

清原和博氏(2014年2月21日撮影)
https://gansokaiketu-jp.com/Gazou/NIKKANsport-keisaigazou-kiyohara-kazihiroshi-2019-10-27.jpg


NHKから国民を守る党(N国)が25日、次期衆院選で元プロ野球選手の清原和博氏(52)の擁立を目指し、ラブコールを送っている。

党首の立花孝志前参院議員(52)は「すでにお声かけをさせていただいています。しっかりと説明させていただきます」と、清原氏への出馬要請を明らかにした。西武、巨人などで活躍した清原氏は16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月(執行猶予4年)の判決を受け、現在はイベントなどに登場している。また「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文氏(46)にも次期衆院選への出馬を要請中で「いい感触です」(立花氏)と話している。

立花氏は参院埼玉選挙区補欠選挙(27日投開票)に出馬中で落選すれば、神奈川・海老名市の市長選(11月3日告示、同10日投開票)に立候補する。出馬理由は「そこに選挙があるから」とし、「NHKの受信料を未払いの世帯に年間5万円の助成金」「市役所職員の給与を現行の2倍にしてNHK職員並みとする」などの公約を掲げた。

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/778.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 糞喰らえ、観光立国。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/10/blog-post_74.html
10月 27, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<増えすぎた観光客が地域住民の生活に悪影響をもたらす「オーバーツーリズム(観光公害)」が世界的な課題になっている。観光業は将来有望な成長産業である一方、その副作用も無視できなくなりつつある。25〜26日開催の20カ国・地域(G20)観光相会合では観光業の持続的な成長に向け、成功した対応策を世界各国で共有することの重要性を確認した。

UNWTO(国連世界観光機関)の予測では、18年に14億人だった海外旅行者数は30年に18億人と3割増える。昨年3千万人を超えた日本でも訪日客の消費額は年間約4兆5千億円に達する。半導体など電子部品の輸出額を上回り、すでに日本経済にとって大きな位置を占める。

同時に観光客は一部の地域に集中する傾向があり、これらの地域ではごみや騒音、渋滞といった弊害が生じている。スペインのバルセロナでは1992年のオリンピック開催を機に観光客が急増。2017年には不満を抱いた住民らによる反観光デモが発生し、「これは観光ではない。侵略だ」といった声まで上がった。

北海道倶知安町で開いたG20会合でまとめた共同宣言では「安全や混雑、地域との関係性の観点から困難を生み出す」との認識を示した。議長を務めた赤羽一嘉国土交通相は記者会見で「ほとんどの国で地域とのあつれきや文化財の保護といった課題は共通している」と指摘。解決に向けては各国で成功事例を共有することが重要だと説明した。

観光庁はG20会合に合わせ、観光業の活性化や課題解決に貢献する企業のコンテストを開催した。観光ベンチャーのNOFATE(岐阜県飛騨市)は事前予約制の導入と周辺の観光地を推奨する機能を組み合わせ、混雑を平準化する技術を提案した。同社は今年の初めに岐阜県の白川郷でライトアップの完全予約制の導入を支援し、混雑を緩和した。

日本国内でもオーバーツーリズムの影響は出始めている。主要観光地を抱える自治体を対象にした国の調査によると、約4割で観光客のマイカーやバスによる混雑が課題となっているほか、ごみやトイレに関する問題も発生している。

京都・祇園では訪日客が芸妓(げいこ)や舞妓(まいこ)を無理やり追いかけたり、店の敷地内に踏み込んだりする迷惑行為が続出する。京都市などは9月末から観光客にスマホのプッシュ通知でマナーを周知したり、巡視員が注意したりする取り組みを始めた。人気漫画・アニメ「スラムダンク」の舞台とされる神奈川県鎌倉市も今春、写真撮影などを制限するマナー条例を定めた。市内に流入する外部の自動車に課金する仕組みの導入も検討中だ。

オーバーツーリズムの解消には一部の地域に集中する観光客の分散が有効とされる。世界最多の外国人旅行者を呼び込むフランスは体験型観光を充実させることで地方への誘客を進める>(以上「日経新聞」より引用)


 増えすぎた観光客が地域住民の生活に悪影響をもたらす「オーバーツーリズム(観光公害)」が世界的な課題になっている、という。観光業は将来有望な成長産業である一方、その副作用も無視できなくなりつつある、というのだ。

 そんなことは分り切っていたことではないか。嵐山の見事な竹林の竹が落書きだらけになり、由緒ある神社仏閣の参道が騒がしい異邦人の群れで埋め尽くされている。それが観光立国というのなら、飛んでもない文化遺産に対する棄損でしかない。

 安倍自公政権が進めて来た韓国律国策は日本に何をもたらしたか。そして来年の東京オリンピックへ向けて何をもたらそうとしているのか。そして多くの日本国民が「観光立国」を苦々しく思っている。

 休日に子供連れでチョットした観光地へ出掛けるのを敬遠するようになっている。ましてや旅館に宿泊しようとは思わなくなっている。なぜなら夜中まで異国語の怒鳴り合うようで騒がしい旅館に辟易したからだ。

 余りに外国人観光客に特化した対応していると、かつて中国人客が儲かるからと中国人に特化した対応を実施した百貨店が中国人客がいなくなると軒並み経営悪化した経験に学ぶべきだ。むしろ日本国民の観光客こそ大事にすべきではないか。

 なぜ日本政府は日本国民を大事にしないのだろうか。日本政府は日本国民にこそ便宜を図るべきだ。日本の文化や伝統は見世物ではない。日本国民の心のルーツだ。それを理解しない政治家たちに「観光立国」だと叫んで欲しくない。


 
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/779.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 萩生田「身の丈」発言〜共通テストでの経済・地域格差を容認か&野党は英語民間試験の延期法案
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12539736605.html
2019-10-27 10:13:12 honji-789のブログ

<政治混乱は結果責任、安倍の口先責任は主権者を冒とく!>

 首相官邸に品性などなくなって久しい。菅原のような事件発覚に対して、首相は一瞬の間だけ、殊勝な顔つきをして「任命責任は私。お詫びしたい」でやり過ごした。与野党の無力をいいことに、これまで何度も繰り返してきた。こんな腹黒い政治屋も珍しいが、政治混乱の収拾を口先だけで終わりにすることは、断じて許されない。口先責任は、主権者である国民を冒とくする、新たな犯罪的行為である。結果責任を国民に示す義務がある!

 それにしても、菅原のような悪辣な国民の代表を選んだ有権者にあきれるばかりだ。民度の低さは、房総半島や神奈川県・愛知県・福岡県などの、やくざが跋扈している地域に限らないことを知らしめている。東京都民の民度も問われている。

 そんな輩を、強引に押し出した幹事長の二階と官房長官の菅、それに応じた安倍晋三の三者の政治責任が、共に問われてもいる。官邸には、北村など捜査のプロが徘徊している。身体検査をする能力もあるのに、問題議員を入閣させたわけだ。官邸と自民党本部が腐りきっている証拠でもあろう。

 他方、自民党の右翼化と腐敗阻止に成果を出すだろうと期待されていた信濃町の公明党創価学会も、いつもながら傍観者を決め込んだ。信濃町も毒饅頭に慣れてしまったのか。恐ろしい日本の前途を暗示している。

<国政を停滞・混乱、国民に政治不信をもたらした罪は重大>

 安倍の任命責任は重い。国会審議から逃げ回っている安倍である。わずかな大事な国会審議を停滞させただけでも、政治責任は重い。

 ましてや関電疑獄を目の前にしての問題議員の起用である。東電福島の放射能汚染対策にも責任を負っている、さらには日韓貿易問題の処理にも責任のある重要ポストに菅原を起用した首相責任は、極めて重いものがある。

 一瞬の口先責任で許されるわけがない。

 主権者が納得できる責任の取り方で、国民に詫びる責任がある。財閥にのみ、甘い汁を吸わせてきた安倍内閣である。そこに弱者・庶民大衆には10%消費税の強行である。国民の怒りは天を衝く勢いである。宮中での贅を尽くした狂宴に多数国民は、胸にこみあげる怒りを抱え込んでいる。

<検察は適切な捜査で違法議員を刑に服させる責任>

 捜査当局は、憲法と法によって、国民に対して正義を貫く使命を帯びている。その代わりに国民は、税金で彼らの生活を保障している。国民のためのもので、権力者の手足ではない。

 菅原事件の捜査は、適正に行われなければならない。「韓国の検察は捜査するが、日本は放任する」と揶揄されている昨今である。日本の検察は地に落ちてしまっている。

 正義を貫けない検察は、国民による罷免の対象となる。

<一度も責任を取ったことがない田布施の心臓>

 安倍内閣を採点すると、それは国民のための内閣ではない。安倍のための私的な内閣との印象を与えている。現に安倍内閣で尊敬と信頼を集めた閣僚は一人もいない。

 したがって、いつでも総辞職に追い込まれる内閣といえる。それが7年も継続している。これの理由は明確である。

 本来、政権を厳しく監視する責任を負っている新聞テレビが、政府の宣伝機関に成り下がっているためである。最近は相当数の国民が理解してきている。

 悲しいことだが、彼らの多くは選挙で棄権している。主権者の権利を放棄している。救いがたい日本の実情ではある。

 いえることは、田布施の心臓は、この7年間、多くの問題を引き起こしてきたが、1回も責任を取ったことがない。高額報酬を国庫に返上したことがない。「もう血税である官房機密費を使っての会食を止める」ということさえも。

 この7年間、血税を60兆円も海外にばらまいてきた責任も巨大だ。拉致問題や北方領土問題では、1ミリも前進させることができなかった。むしろ大きく後退させてしまっている。

 アメリカからの武器弾薬の爆買いに対して、狂喜しているのは財閥のみである。

<国会は無責任首相を放任することは許されない>

 衆参の国会議員の責任が、いま問われている。国権の最高機関は議会にある。官邸の暴政を止める役割を担っている。裁判所も、である。三権を機能させる今である。議会は国民の信頼に応える時である。

2019年10月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/780.html

記事 [政治・選挙・NHK266] サイコパスと疑われる安倍氏は、配下の大臣の不祥事発覚の際、任命責任は自分にあると言いながら、責任を取ったためしがない:なぜ、野党はそれを追及しないのか!(新ベンチャー革命)
サイコパスと疑われる安倍氏は、配下の大臣の不祥事発覚の際、任命責任は自分にあると言いながら、責任を取ったためしがない:なぜ、野党はそれを追及しないのか!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4137879.html
2019年10月27日 新ベンチャー革命 2019年10月27日 No.2502


1.われら日本国民の頂点に立つあの安倍氏は、総理大臣にあるまじき究極の口先男(口だけ男)とは、もう絶句!

 あの安倍氏は、先日、彼が任命したばかりの菅原経産相の違法行為がばれて大臣辞任に追い込まれた際、国民に向かって、任命責任は自分にあると言い、深くお詫び申し上げますと、謝罪しています。

 ところが、安倍氏に限って、このような発言はほんとうに口先だけで、これまでも同じことを繰り返しているとテレビで指摘されています(注1)。

 日本国の総理大臣たるものが、全国民に向かって吐く言葉は本来、重いはずです。

 世間では“武士に二言はない”とよく言われますが、責任の重い任務に就いている人ほど、公の発言には、それなりの重みが要求されます。

 ところが、あの安倍氏の公言ほど、軽いものはありません。

 安倍氏はこれまでも、テレビや国会で“誰それの任命責任は自分にある”という公言を頻発させてきましたが、筆者個人は、それを聞くたびに、ドキっとします。そして、この人、それで、一体、どんなカタチで責任を取るつもりかと疑問に思いますが、その後、彼が、自分の政権閣僚の不祥事の責任を取ったためしがありません、すべて、その場限りの口先だけで終わっています。

 今回もおそらく、その繰り返しでしょう。

2.普通の常識人は、自分の責任に関する発言を安倍氏ほど、軽々しくクチにしない、なぜなら、自分の信用に係わるから

 一般的に、世の中で何か事が起きたときは、必ず、その責任は誰にあるのかが追及されます。

 そして、ことを起こした責任者は、それなりの責任を取らなければなりません。そして、責任を取らされる人間には、一定の罰が課されますから、普通の人は軽々しく、”自分が責任を取る“と発言することはありません。

 ところが、安倍氏の場合、日本でもっとも責任の重い総理大臣の地位に就いているわけですから、彼の任命した部下が不祥事を起こした際、“自分が責任を取る”と口走ったら、その責任ある地位を辞任するのが常識です。

 しかしながら、あの安倍氏に限って、日本一地位の高い人間であるにもかかわらず、平気で、責任云々を国民の前で口にしても、まったく責任を取らないのです。こんな軽い口先男の総理大臣は前代未聞です。

 こんなことが通用するなら、世の中の犯罪容疑者はみんな、口先で謝罪すれば、それで釈放されることになります。

3.安倍氏には、基本的な社会常識が生来、欠如しているのではないか

 さて、本ブログでは、安倍氏はサイコパスではないかと指摘しています(注2)。

 彼がサイコパスの特徴をもっとも発揮したのが、モリカケ事件のときです。

 彼は、森友学園事件への関与を国会で野党から追及されたとき、自分のみならず、妻が関与していても、総理大臣のみならず、議員も辞めると啖呵を切ったのですが、あれだけ、安倍夫妻の森友事件関与の証拠が突きつけられても、平気の平左でいまだに、総理の座に居座っています。

 この一件で、彼はもう国民から信用を失っているのですが、それを知らないし、知る気もないのです、もう、あきれてモノも言えません!

 このような人物はもう、到底、普通ではないのです、にもかかわらず、なぜ、マスコミはそれを指摘しないのでしょうか。

 ところで、その安倍氏の虚言癖は、子供の頃から変わっていないという指摘もあります(注3)。

 野党は、そろそろ、安倍氏の病的なウソ吐き(口先男:口だけ男)について、国会で言及してもよいのではないでしょうか。

注1:阿修羅“菅原経産相辞任で田崎史郎不在の『ひるおび!』が政権批判! 安倍首相の国民を舐めた姿勢とマスコミの責任を批判(リテラ)”2019年10月26日
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/755.html

注2:本ブログNo.2252『あらゆる組織にとって最悪なのは、サイコパスが間違って指導者の座につくことだそうだ:安倍政権下の日本はこのまま行くと、恐ろしいことになる!』2019年2月7日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2019-02-07.html

注3:阿修羅“子どものころから嘘つきだった安倍首相 天木直人”2019年10月26日
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/810.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/781.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 文春砲に狙われた菅原メロン経産相「ヤジ将軍」の恥ずかしい過去  新恭(まぐまぐニュース)
文春砲に狙われた菅原メロン経産相「ヤジ将軍」の恥ずかしい過去
https://www.mag2.com/p/news/421294
2019.10.25 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース




地元有権者に対して贈答品や香典などを配った疑いが週刊誌で報じられるなど、第4次安倍再改造内閣で初入閣を果たした菅原一秀経産相が窮地に立たされています。それが事実であるならば公職選挙法違反の罪は免れないところですが、そもそも菅原氏とは一体どのような政治家なのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、「ヤジ将軍」と呼ばれた菅原氏のこれまでの国会での行状を記すとともに、彼のようなタイプの政治家が経産相として相応しいのかとの疑問を呈しています。

ヤジ将軍、経産相になったのが運の尽き

議員バッジつけてふんぞりかえっていても、その中身たるや、知れたもの。耳障りなヤジの飛ばし屋や気色悪いゴマスリ屋のたぐいだけは国会にウヨウヨしている。

たまに質問をすれば、時間のほとんどを野党批判と政権へのヨイショで空費する。その半面、他人の質問には威勢のいい野次を連発するのも、たいがい、そんな連中だ。

自民党政調の議論を経て内閣が出してくる法案は、国会で審議するものではなく、国会を通すものだと心得違いしている自民党議員のなんと多いことか。

その代表格が、かの菅原一秀氏。このほど経産大臣という要職についたものの、はやくも「メロン大臣」とかなんとか言われ一部週刊誌で疑惑のスター扱いされている。

彼がメロンのようなのではない。メロンなどの贈答品を選挙区の有権者に送っていたという、公職選挙法違反(寄付行為の禁止)の疑いのある大臣という意味である。

この疑惑を最初にすっぱ抜いたのは、「週刊文春」。贈答品を送った先の有権者の名前、住所などを記したリストや、メロンの販売業者からFAXで送られた明細書などを入手したうえ、「代議士の指示でリストを作成した」と言う元秘書の証言をとっているから、記事の信ぴょう性はかなり高い。

新大臣のスキャンダルは野党にとって絶好の攻撃材料だ。11月11日の衆院予算委員会で本多平直議員はどこからもらったのか、このリストを手に菅原大臣を攻め立てた。

本多議員によると、贈答品リストのなかには50人の自民党有力政治家の名もあった。「安倍晋三先生にはローヤルゼリー大、塩崎先生には小」などと、菅原氏の軽重判断によるとみられる注意書きも細心に書き込まれていた。公職選挙法とは無関係だが、本多氏はそこから突いていく。菅原氏の政治手法の中心に鎮座する「情実」を見てとったからであろうか。


本多議員 「選挙区外の先輩や同僚にお歳暮、中元のようなものを配ることはないですか」

菅原大臣 「選挙区内はございません」

本多議員 「長い議員生活のなかで、本当にないですか」

菅原大臣 「選挙区外ならございます」



自民党暮らしも長くなると、誰もが“ごはん論法”の常習者になるのであろうか。中立であるべき棚橋泰文委員長までもが、菅原大臣が答弁を終えて着席するまで次の質問を認めなかったり、本多議員がA4用紙のリストを一瞬見せるようなしぐさをしただけで「理事会で提示を認めていない資料だ」とクレームをつけるなどして、質問時間削りの助太刀をする始末である。さて、そのリストの件。


本多議員 「大臣にもお渡ししたリストには239人の名前がのっている。政治家は50人、このなかには安倍総理も菅官房長官もいる。大臣の選挙区である練馬区の市民の方110人のリストもある。たとえば2006年でいうと練馬区の方にメロン24、カニ38、2006年の冬はミカン23、タラコ・スジコ66、2007年夏はメロン79を贈っている。このリストはおたくの事務所でつくったものではないのですか」

菅原大臣 「昨日、リストを本多事務所からいただきました。現在、確認をさせているところです」

本多議員 「安倍晋三先生にはローヤルゼリー大、塩崎先生には小、こんな判断、秘書にできるんですか…問題は有権者への贈答品だ。こんなリスト作る人、菅原さんしかいない」


これがでっち上げのリストなら、「確認させる」などと言わずに即座に否定するはずである。自分がやったことだから、時間稼ぎをしてごまかすのだ。

「安倍晋三先生にはローヤルゼリー大、塩崎先生には小」という露骨な贈答ランク付けは、情実の世界にどっぷりつかった菅原氏ゆえにできること。政治家に贈ったことを認めたのだから、同じリストに記載されている選挙区の有権者に贈ったことも認めなければならない。

週刊文春や本多議員が入手したリストは10年以上前のものだが、俗世間的に考えて、毎年送っていたギフトを取りやめるには、それなりのきっかけと決断が必要だ。文春のすっぱ抜きがなかったら、この冬の歳暮も同じようなことを繰り返すところだったのではないだろうか。

このように国会で攻め込まれている姿を見ると、これまでの菅原氏の国会審議中の行状が鮮やかな対照をなして浮かび上がる。

たとえば、ヤジ。有力政治家への贈答とともに彼の得意とする処世術だ。ヤジ将軍と異名をとることもある。なかでも“勇名”をはせたのは、「保育園落ちた日本死ね」ブログを山尾志桜里議員が国会でとりあげたさいだ。「誰が書いたんだよ」「匿名だよ、匿名」「ちゃんと本人を出せ」など、かまびすしいヤジの数々を主導したのが菅原氏である。

質問に立って野党批判を延々と続けるので有名なのは、同じ野党(ゆ党?)議員であるはずの足立康史議員(維新)だが、その点で決して負けることのない歴史的な質疑を2006年2月9日の衆議院予算委員会で、菅原氏が繰り広げた。筆者は勝手ながら「菅原君、早く質問を」事件と呼んでいる。

小泉政権の末期、第一次安倍政権が誕生する半年ほどまえのことだ。東京の区議や都議を経て衆院当選2期、自民党副幹事長になって間もない菅原議員はよほど当時の民主党が嫌いだったらしく、その日の予算委員会では、質問時間の大半を民主党批判に費やした。いつまで経っても閣僚への質問が始まらないため、当時の大島理森予算委員長から繰り返し叱責されるのだが、その回数が半端じゃない。

「質問者、どんどん質問してください」…「菅原君、早く質問をしなさい」…「菅原君、早く質問に入ってください」…「菅原君に申し上げます。早く質問に入りなさい」…「質問に入りなさい」…「質問に入るように」

大島委員長による計6回の催促でようやく質問に移ったのだが、安倍晋三氏にはこの時の長々とした民主党批判が好ましく映ったのであろう、同じ年の9月26日に発足した第一次安倍政権では厚生労働大臣政務官に取り立てられた。

筆者の見るところ、菅原氏の贈答もヤジも野党批判も、目上に気に入られたいためである。上司にこびへつらう人が部下にはつらくあたるというのはよく見られること。菅原氏も例外ではないようで、週刊文春によると、給与を事務所に上納するよう秘書に要求することがあった。元秘書の次のような証言が報じられている。

「私設秘書だった私はある時、菅原氏から『公設秘書にしてやる』といわれたのですが、同時に『国からの秘書給料は40万円程度だ。毎月10万円は事務所に入れなさい』と寄附を要求されました」

11日の予算委員会で、本多議員はそれに関連し「秘書給与を自分に寄付せよと勧誘、強要したら、法違反です。そのようなことをしたのではありませんか」と質問したが、菅原大臣は否定することもなく「確認してみたい」とその場をしのいだ。

さて、いちばんの問題は、菅原氏のようなタイプの政治家が経産相になって、大丈夫かということだ。関電の原発マネー還流問題などで浮かび上がったように、国のエネルギー政策の根幹が腐りかけているのだ。

関電は第三者委員会で調査すると言っているが、第三者といってもかたちだけで、実は経営陣が責任逃れするための隠れ蓑というケースがあまりに多い。

このような国民の支払う電気料や税金のからむ問題では、企業に任せることなく、経産大臣が指揮をとって全容解明を進めるべきである。それをやれるかどうかが、菅原氏をホンモノの政治家と評価できるかどうかの分かれ道になる。

image by: すがわら一秀 − Home | Facebook

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/782.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 天皇陛下、「即位礼正殿の儀」で国内外に即位を宣言 (BBC NEWS JAPAN)


https://www.bbc.com/japanese/50134600


天皇陛下、「即位礼正殿の儀」で国内外に即位を宣言


2019年10月22日



Reuters
「即位礼正殿の儀」で高御座に座った天皇陛下(22日、皇居)



今年5月の皇位継承にともない即位した天皇陛下(59)が即位を国内外に宣言する、「即位礼正殿の儀」が22日午後1時から、皇居・宮殿で行われた。朝からの強い雨と風は儀式の直前にやんだ。天皇即位は今年5月だが、伝統に即し政府が決定した一連の即位関連行事が続いている。

12日夜に伊豆半島に上陸し、約80人の犠牲者を出した台風19号「ハギビス」による影響が各地に残る中、22日午前9時から、即位礼関連儀式「即位礼当日賢所大前(かしこどころおおまえ)の儀」が皇居・宮中三殿で行われた。

天皇陛下は、重要な儀式で天皇のみが着用できる、黄色がかった茶色の装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」を身につけて高さ6.5メートルの「高御座(たかみくら)」に座った。

皇后雅子さまは十二単姿で「御帳台(みちょうだい)」に座った。




即位礼正殿の儀で天皇陛下は即位を内外に宣言



天皇陛下は、「さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに『即位礼正殿の儀』を行い、即位を内外に宣明いたします」とおことばを読み上げた。

さらに、「上皇陛下が30年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と続けた。

この後、安倍晋三首相が「寿詞(よごと)」と呼ばれる祝辞を読み上げた。続き、首相の万歳三唱のかけ声にあわせて、陸上自衛隊の礼砲部隊が即位を祝う礼砲を発射した。



Reuters
「即位礼正殿の儀」で高御座に座った天皇陛下




AFP
御帳台に座った皇后陛下




AFP
天皇陛下のおことばの後、安倍首相が祝辞を読み上げ、万歳を三唱した




AFP
天皇、皇后両陛下



天皇、皇后両陛下は午後19時20分から、外国要人らを招いた「饗宴の儀(きょうえんのぎ)」に出席した。「即位礼正殿の儀」を終えていったん赤坂御所に戻った両陛下は、洋装の正装姿で午後7時ごろに皇居に入った。車内から沿道の人たちに笑顔で手を振る姿が見られた。

当初は「即位礼正殿の儀」後に予定されていたパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」は、台風の犠牲者や家族への配慮から、11月10日に延期された。

即位の礼にあわせ、約55万人を対象に恩赦が実施される。対象者の大半は、罰金刑を受け、医師などの公的資格を制限された人への「復権」となる。


直前に青空と虹


「即位礼正殿の儀」には、英王室のチャールズ皇太子をはじめ、170以上の国と地域から外国要人が参列した。



Getty Images
即位礼正殿の儀に出席した、イギリスのチャールズ皇太子とデンマークのメアリ皇太子妃(22日、皇居)



78歳の男性はAFP通信に、「今日は新しい天皇、皇后両陛下にとって、大事な日。以前よりも天皇陛下に親しみを感じる(中略)平和への思いをお伝えしたい」と話した。



Reuters
皇居の前に集まった人たち



強い雨と風は儀式が始まる直前にやみ、青空がのぞいた。

ソーシャルメディアには、儀式の直前に上空に虹が出たという投稿も相次いだ。






1990年以来


この日の儀式は、1989年に天皇に即位した上皇陛下(明仁さま)の「即位礼正殿の儀」が執り行われた1990年以来だった。

上皇陛下は今年4月30日に退位した。天皇の譲位は202年ぶりで、陛下は「上皇」に、美智子さまは「上皇后」となった。



AFP
強い雨の中、皇居に到着された天皇陛下(22日朝、東京)




AFP
「賢所大前の儀」の会場に向かう秋篠宮さまをはじめ皇族方(22日午前、皇居)



がんを患い、心臓のバイパス手術も受けた上皇陛下は、健康悪化によって公務を果たすことができないと感じ、2016年8月に異例のお気持ちを表明するビデオメッセージを公開した。これを受けて、4月30日の「退位の礼」に法的根拠を付与することなどを盛り込んだ「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が施行された。

天皇は日本国の象徴だが、政治的権限はない。国民との交流や各国要人の歓迎、文化的行事や公の行事への出席など、儀式的な公務が多い。




雅子さま、これまでの重圧と新たな皇后像



すでに即位しているのでは?


徳仁さまは5月1日に新天皇に即位した。ジャパンタイムズによると、5月の儀式は「簡素化されたもので、皇位継承をただちに知らせるためのもの」だったという。

即位日から日にちをあけて「即位礼正殿の儀」が行われるのは珍しいことではない。1989年1月に昭和天皇の死去にともない天皇に即位した上皇陛下の時は、諒闇[りょうあん](喪に服す期間)が明けた翌年11月に儀式が執り行われた。



Getty Images
上皇陛下は、健康悪化によって公務を果たすことができないことを理由に生前退位した



「国民の天皇」の著者のケン・ルオフ氏は、「通常は、天皇の死去にともない新天皇がただちに即位するという流れなので、諒闇が明けるまでの間『即位礼正殿の儀』が行われないのはごく自然なことだ」と話す。

一方で、徳仁さまは200年ぶりの天皇の譲位によって新天皇に即位したため、今回は慶事として扱われている。

「国外からの代表者が来日し、信じられないほど綿密な宴会が開かれる。パレードも予定されていた。『もうやったんじゃないの?』と考えている国外では、この儀式は重要だと認識されてはいない。しかし、日本人にとっては大事なことなんです」と、ルオフ氏はBBCに話した。


(英語記事 Japan's Emperor Naruhito set to mark enthronement


関連トピックス 日本 アジア 皇室






http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/783.html
記事 [政治・選挙・NHK266] 日本:徳仁新天皇が即位を宣言する (RFI)


(Japon: le nouvel empereur Naruhito proclame sa montée sur le trône: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20191022-japon-le-nouvel-empereur-naruhito-proclame-montee-le-trone


日本宗教


日本:徳仁新天皇が即位を宣言する


記者 RFI


発表 2019年10月22日 更新 2019年10月22日10:43




賢所大前の儀と呼ばれる儀式での徳仁・日本新天皇、東京・皇居にて2019年10月22日。
Mandatory credit Kyodo/via REUTERS



10月22日火曜日、日本の徳仁・新天皇は日本第一の宗教・神道に関連する複数の壮麗な儀式を通して、菊の玉座に就いたことを宣言した。


報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル


火曜日、2,000人を超える招待者と100カ国を超える国の代表が見守る中で、日本の天皇がその伝統の重みを見せた。出席者の中にはイギリスのチャールズ皇太子、中国の王岐山副主席、フランスのニコラ・サルコジ元大統領らがいる。

徳仁天皇は皇居で非公開のうちに執り行われた最初の儀式で、日本の建国神話による皇室の生みの親・太陽の女神アマテラスから始まる先祖たちに自身の即位を知らせた。天皇は裾を長く引いた白い装束に身を包み、高さ60 cmの鶏冠のような飾りを載せた黒い帽子を被っていた。

日本は、複数の言語を話す外の世界に開かれた新しい天皇と皇后を戴くことになった。雅子皇后は元外交官で、青春時代を外国で過ごし見事なフランス語を話す。


現代的な天皇皇后夫妻


しかし、男女平等を尊重する現代的なこの天皇皇后夫妻は―例えば、雅子氏はこれまでの皇后のように夫の後に下がらない―宗教上のしきたりに従わねばならない。日本第一の宗教・神道では天皇は日本の教皇のような存在、人間界とあちらの世界の仲介者と見なされるからだ。

諸儀式の総費用は推計で2億4700万ユーロだが、これが皇室の中にまで批判を呼び起こした。天皇の弟・秋篠宮は天皇の儀式にこれほどの公金を使うことへの疑念を公に示した。

これらの儀式は神道に関連しているだけに尚のことだと、彼は付け加えた。日本司教協議会も、これは政教分離という憲法の原則に違反すると激しく批判している。


►これも読む:神道、私的な儀式だが国家の問題だ




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/784.html
記事 [政治・選挙・NHK266] 世耕参院議長、「統一教会の関連団体に所属」のツイートが「名誉棄損である」として提訴!→ネット「統一教会ってそんなヤバい組織なんだ」「安倍総理は統一教会を訴えないの?」(ゆるねとにゅーす)
世耕参院議長、「統一教会の関連団体に所属」のツイートが「名誉棄損である」として提訴!→ネット「統一教会ってそんなヤバい組織なんだ」「安倍総理は統一教会を訴えないの?」
https://yuruneto.com/sekou-touitu/
2019年10月27日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー



世耕弘成氏、名誉毀損と提訴 青学教授のツイッター投稿

ツイッターへの投稿内容が名誉毀損だとして、自民党の世耕弘成参院幹事長が、青山学院大の中野昌宏教授に150万円の損害賠償と謝罪文の掲載などを求めて東京地裁に提訴した。25日の第1回口頭弁論で、中野教授は請求棄却を求めた。

中野教授は昨年2月と今年7月、世耕氏が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体に所属していたと投稿。世耕氏は「所属したことはなく、投稿内容は虚偽だ」としている。

【共同通信 2019.10.25.】





















































安倍総理の側近・世耕参院議長が、安倍総理の祖父らが設立に尽力したカルト宗教・統一教会との関わりの”噂”について、異様なまでに”神経質”に!


出典:Wikipedia

※キャプチャー
https://yuruneto.com/sekou-touitu/




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/785.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 萩生田「自分の身の丈に合わせて」は文科大臣失格!ますます国は衰退して行く(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/10/post-b875d1.html
2019.10.27


「自分の身の丈に合わせて」発言は、 時の人(悪い意味で)の萩生田文科大臣がBSの番組で放った言葉。

始め聞いた時はびっくりしたが、BSフジの中の番組だから、さもありなん

「自分の身の丈に合わせて...」 受験生の反発買った萩生田文科相「民間試験」発言
           10/25(金) 19:38配信  J-CASTニュース

>大学入学共通テストに導入される予定の英語民間試験について、萩生田光一文科相がBSテレビの番組で行った発言が、ツイッター上などで波紋を広げている。

>それ言ったら、『あいつ予備校通っていてズルいよな』と言うのと同じだと思うんですよね。だから、裕福な家庭の子が回数受けて、ウォーミングアップができるみたいなことは、もしかしたらあるかもしれないけれど、そこは、自分の身の丈に合わせて、2回をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえば


安倍政権らしいと言えばそうだが、萩生田文科大臣の発想ではますます国は衰退して行く。

予備校と民間試験が一緒にされ論じているのもすごい違和感があるし。

一般国民ならともかく、文科大臣なら、教育基本法の 「すべて国民は、ひとしくその能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会「誰もが等しく教育を受ける権利を有する」くらい、分かっていると思っていたが、それさえも無視して私見を堂々と発表するとは。

この人は文科大臣の器ではない。

愛知トリエンナーレへの対応も、偏った考えのもと著しく公平性を欠いていたし。

今度はこれからの日本を担う若者に対して、夢も希望もない閉塞的な発言はなんなのか。

これでは日本の未来は真っ暗も同然だ。

これからいくらでも自分次第で未来を変えていくことができると思って貰いたい若者に、お前の未来はこれで決まりみたいな事を大人が、しかも文科大臣が若者に押し付けるとは。

何時代の発想かと思うほど、恐ろしく考えが後ろ向きだ。

これでは時代をリードして行くような大物は育たない。

立身出世と言う言葉ももはや死語に。

これが、安倍政権の言う「適材適所」と言うものなのか。

安倍首相は本当に人を見る目が無いというか、「適材適所」とは程遠い人事をしている。

これでは国が発展するわけもなく、ますます世界から取り残されていく。

外交もまったくひどい状態なのに、メディアの安倍外交礼賛報道を信じて、未だ「自民党しか政権を担えない」と頑なに思い込んでいるし、もうこの国は極東のガラパゴス国家と言っても過言ではない。

自民党支持者は、日本がどこまで堕ちたら気が付くのだろう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/786.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 前環境大臣・原田義昭氏激白。「統一教会イベントに自民党から10名が出席」<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第21回>(ハーバー・ビジネス・オンライン)
前環境大臣・原田義昭氏激白。「統一教会イベントに自民党から10名が出席」<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第21回>
https://hbol.jp/204962?cx_clicks_art_mdl=8_title
2019.10.26 鈴木エイト ハーバー・ビジネス・オンライン


 愛知県で10月初旬、相次いで統一教会(世界平和統一家庭連合)が大規模イベントを開催した。来賓出席した国会議員に質問書を送信したところ、5日のジャパンサミットで来賓あいさつをした前閣僚から直接、電話がかかってきた。その内容は驚くべきものだった。


統一教会のジャパンサミットで来賓挨拶する原田義昭前環境大臣(世界平和統一家庭連合=統一教会のサイト「PeaceTV」より)

前環境大臣本人からの「一本の電話」

 愛知での統一教会イベントの来賓国会議員へ13日日中に出席の経緯や支援の有無、道義的責任などを問う質問書をFAXしたところ、同日夜になって原田義昭前環境大臣本人から直接筆者に電話がかかってきた。統一教会やその関連団体と付き合いを続ける理由をここまで政治家が語った例は貴重だ。やり取りを整理し書き出してみた。

 以下、電話でのやり取りである。

「衆議院議員の原田義昭です。質問事項読みました。私は逆に疑問を感じているのですが、正面から答えることは次の理由でできません。なぜかというと私はこの種の会合、仕事柄無数に出ています。特定の宗教だからとか団体だからどうだとか、そういう立場にはないです。だから私たちも、あの時もずいぶん自民党、出てましたが、なぜ出たかとか、どう思っているかというのは、私たちの立場からすると、呼ばれれば誰でも出ていますし、たくさんの宗教団体とも結果的には付き合ってます」

――以前直接お話しさせていただいた時もいろいろ勝共連合とか選挙の絡みがあるから付き合っていると仰っていましたが。
〈参照:原田環境大臣、就任前に杉田水脈議員との講演会で韓国大統領を「文鮮明」と失言|HBOL〉

「行ったぐらいだから付き合いはありますよ、だからといって、それがどういう団体であるかとか、少なくとも社会的に何とか勢力みたいなものなら、もちろんあれしますけれども」

――統一教会の場合はやはり霊感商法などいろいろ問題になった団体じゃないですか。

「いやいやそれはそれぞれの歴史やらあるのか僕は詳らかじゃないけれども、しかし別に私共はちゃんとした組織としてちゃんとした活動をやっているのに対して、あなたは過去にこうだったからと詮索をしませんし」

――過去じゃなくて現在進行形でいろいろ問題を起こしている団体です。

「私はそれは存じません」

――そういうところとお付き合いされているのは問題ではないかという主旨で取材している。

「そのようですけどね、別に私どもはそんな風に聞いても認識もしていませんし、ちゃんと活動してらっしゃるし」

――そうなんですか?

「それはあなたがそういう風に研究してらっしゃるのかもしれませんが、そこは私どもは別にちゃんとした政治活動の中で話すことも話してます。だからねこういう風におかしい団体だからなぜ行ったんだと言われても、私どもからすれば特段の問題も感じてません」

――統一教会に関しては特に何も問題も感じてないということなんですか、原田先生は。

「過去は知らないけれども私は今どういう風にやっているかも聞いていませんし」

――霊感商法とか正体隠し勧誘とか。

「そんなこと言ったら別に僕は反論はしませんけれども、そんなこと言ったらどこの組織も団体でも政党でもですよ、私が今付き合っているところについては、そのように考えてます。だからなぜ行ったんだとか、どういう風に思っているかと言われても、それはコメントする立場にはないですから。それはそれぞれの人が考えていただければいいだけのことで」

「自民党の細田さんも含めて10人は出てる」

――原田先生はすごく多いですよね統一教会関係、UNITE*とかピースロード**とか。
<*勝共UNITE=国際勝共連合の傘下団体、メンバーは統一教会2世。参照
<**自転車でリレーをつないで日韓トンネルなどの荒唐無稽なプロジェクトを成功に導くための祈願として教団が毎年信者にやらせているもの>



「それはちょっと待ってくください、それはね私はちゃんとした活動でお呼びがかかれば時間の許す限り行きますよ。他のあれだってお呼び出しがかかればみんな行きますからね、ダメと思ったら」

――ほかの支援団体や業界団体と変わらず付き合っているというスタンスなんですね。

「もちろんそうですよ、宗教をとったってずいぶんありますし任意団体だってたくさんありますよ」

――この団体は宗教だからダメということではなくて、いろんな社会問題を現在も起こし続けてきて何億円も被害を受けている人が大勢いるんですよ。

「それはちゃんとそういうその普通の活動に対してですね」

――普通の活動?

「いやだから、こういう会合に出ていることをもって判断をしていただくのは構わないが、それがいいか悪いか、出ている以上は別に特段の反社会的行動とも思っていません。私ばっかりじゃなく、自民党の細田さんも含めてある程度10人ぐらいは出ている、みんなそこは鈴木さん、我々政治家は別に呼ばれたら行くというわけじゃないけどね、ただ普通の良識ある組織や団体なら、別にそのことを頭から言うのはあんまりしておりません」



――別に僕も普通の良識ある団体だったら何も言いませんよ。

「それは鈴木さん、他の方も聞いていただければいいだけのことで、私はそこで評価して、その霊感かどうかという立場にはありませんし、あなたと議論してもですよ、あなたはそういう風にね」

全国弁連の要望書は「知りません」

――弁護士団体からこういう要望書が届いているのは今回お読みになってないですかね?

「それは私は知りませんし、僕も弁護士でありますけども」

――最初、教団側は20人ぐらい国会議員が参加するという話をしてたんですよ、前もって。

「ああそうなんですか」

――実際は原田先生含めて9人だったじゃないですか。

「ああそうなんですか」

――だいぶ(参加を取り)やめた方も多いのではないかと。

「いえいえ私は別に全て自分の信念で、また自分の情報でやってますからね、それは鈴木さん、我々政治家になぜ出たかと聞かれても皆多分同じ答えになると思いますけどね。自分の政治的立場でやっているだけであって、また、人間としての活動でやっているだけであって、呼ばれたとか非難された方がいるかも知れんし僕はまあいくらでもやっていただければいいのであって、だからもうこれ以上は議論しませんが。出た事実があるのは事実ですからそこは評価していただいて構いませんから」

問題ある団対だと思っていないことが判明


――原田先生の仰ることは判りました。問題ある団体とは思ってないということですよね。それならそれで僕も報道します。それを読んだ有権者が次(の選挙の際)に判断するものですから。

「それはその通りです。ただそういうことでね、あなたに(質問書を)せっかくいただいたので」

――直接お電話いただいてありがとうございます。

「僕はやっぱりあんまり間接的に言ってね、誤解して人を介して言ってもいかんということで一言」

――自民党の議員からは無視されることが多くて、こうやって。

「いやいやむしろ私もその方がいいとは思いましたけど、やっぱりそういうご意見やらご疑問を持ってらっしゃることに対して、私たちはきちっと答えることも一つの姿勢だと思いますから」

――回答の内容は別にして、ちゃんと答えていただいたことには感謝しています。

「それはありがとう、いやいやどうもお邪魔いたしました」

誠実な回答も内容は現状認識に問題あり


 発言内容はさて置き、直接回答をするという原田前環境大臣の姿勢自体は評価できるものだ。ただし、統一教会の引き起こしてきた社会問題を「認識もしていません」「過去は知らない」と無視していることや、教団に対して「ちゃんとした組織としてちゃんとした活動をやっている」「普通の良識ある組織や団体」「特段の問題も感じていない」と捉えていることには驚きを禁じ得ない。「統一教会が問題ある団体である」という前提事項自体の共有ができていないということになる。これは国民の安全を守る政治家としては致命的な認識の欠如である。
 さらには「全て自分の信念」「自分の情報」「自分の政治的立場でやっているだけ」と、開き直りとも取れる発言もあった。

 原田前大臣はこうも答えている。

「出た事実があるのは事実ですからそこは評価していただいて構いません」

 であれば、次の選挙で有権者がどう投票判断をするかである。

(文中敬称略)

【来賓政治家一覧(敬称略)】

10/5 ジャパンサミット
・衆議院議員
細田博之元内閣官房長官、原田義昭前環境相、奥野信亮、工藤彰三
・参議院議員
北村経夫、江島潔、島村大
・前参議院議員
伊達忠一前参院議長

10/5 午後のセッション『太平洋文明圏時代―東アジアの平和と日韓米連携の展望―』
長尾敬衆議院議員

10/5晩餐会
大野功統元防衛庁長官

10/6 4万人大会
・衆議院議員
工藤彰三、池田佳隆
・元衆議院議員
鈴木克昌、東郷哲也
・地方議員
天野正基(新政あいち県議団)ら150名

・祝電知事
大村秀章(愛知)、杉本達治(福井)、鈴木英敬(三重)

10/7 ジャパンサミット&4万人大会祝勝会
天野正基(新政あいち県議団)


<取材・文/鈴木エイト>

鈴木エイト
すずきえいと●やや日刊カルト新聞主筆・Twitter ID:@cult_and_fraud。滋賀県生まれ。日本大学卒業 2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表〜主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め「週刊朝日」「AERA」「東洋経済」「ダイヤモンド」に寄稿。宗教と政治というテーマのほかに宗教2世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行う。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/787.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 参院埼玉補選 前埼玉県知事の上田清司氏が当選確実 出口調査、立花孝志氏を大きく引き離し極めて優勢 
参院埼玉補選 前埼玉県知事の上田清司氏が当選確実
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191027/k10012152651000.html
2019年10月27日 20時02分 NHK



ことし7月の参議院選挙のあと初めての国政選挙となった参議院埼玉選挙区の補欠選挙は27日投票が行われ、前の埼玉県知事の上田清司氏(71)が初めての当選を確実にしました。

参議院埼玉選挙区の補欠選挙の投票は午後8時に締め切られました。

NHKの事前の情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象にした出口調査などでは、上田氏がNHKから国民を守る党の党首で、前の参議院議員の立花孝志氏を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、上田氏の初めての当選が確実となりました。

上田氏は福岡県出身の71歳。旧民主党などで衆議院議員を3期務めたあと、ことし8月まで、埼玉県知事を4期16年務めました。

選挙戦で上田氏は知事としての経験や実績を強調するとともに、地方を重視する政治を実現することや、行財政改革の推進、それに将来にわたって安心できる社会保障制度を確立するための議論を深めていくと訴えました。

上田氏は政党の推薦は受けませんでしたが、立憲民主党と国民民主党の地方組織が実質的に支援したほか、党派を超えて国会議員が応援に入り支持を呼びかけました。

その結果、立憲民主党や国民民主党の支持層のだけでなく、自民党の支持層や、支持する政党を持たない無党派層からも支持を集めました。




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/788.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 鳩山元首相が「共和党」結成準備会合を開催(植草一秀の『知られざる真実』)

「共和党」結党を目指す鳩山元首相=東京都千代田区霞が関
※画像補足 https://digital.asahi.com/articles/ASMBT62BRMBTUTFK01Z.html


鳩山元首相が「共和党」結成準備会合を開催
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-99ff2b.html
2019年10月27日 植草一秀の『知られざる真実』


鳩山友紀夫元首相が10月25日、新たな政治団体「共和党」の結成に向けた初の準備会を東京都内で開かれた。

同党では鳩山氏が代表を意味する「棟梁(とうりょう)」に、首藤信彦元衆院議員が党首を指すという「物差(ものさし)」に就く見込みである。

鳩山首相は首藤信彦氏と共著



『次の日本へ−共和主義宣言−』(詩想社新書)
https://amzn.to/2ojxi3k

を刊行された。

鳩山氏は、本ブログ、メルマガでも紹介させていただいた



『脱大日本主義』(平凡社新書)
https://amzn.to/2RokgOq

を2017年に刊行されている。

この書のなかで鳩山元首相は、

「「大国への夢」が幻になろうとしている今、日本はいかにあるべきか」

を説いている。

鳩山氏はリージョナリズムで自立と共生の道を模索すべきであると述べる。

そして、その後、政治哲学についての考察を深め、「共和主義宣言」を発するに至った。

10月25日の会合で鳩山氏が講演し、いまなぜ共和主義宣言なのかを熱く語られた。

上掲書『明日の日本へ』あとがきで鳩山氏は次のように述べる。

「私たちが教科書で習った三権分立はいまや存在していない。

安倍首相自ら、自分は立法府の長と何度も申したように、議会は形骸化し、官邸の意のままに動く、熟議とはほど遠い状況となっている。

行政は内閣人事局の悪用により、官邸に戦々恐々で官邸を向いて行われている。

司法は砂川裁判を重視して国家の重要案件ほど最高裁は違憲性を判断しなくなっている。

たとえば、安保に関する国家対地方(沖縄)の裁判では必ず国家に軍配が上がることになってしまっている。」

「安倍長期政権が続くなかで、この国は全体主義国家化しつつあるのではないかとの不安を覚える。

安倍政権がメディアの首根っこを押さえているので、批判しないメディアがそれを助長させている。

さらには学界も官邸を忖度して、たとえば、福島で多発してしまった子どもたちの甲状腺がんは、原発事故によるものとは言えないとしている。

鯛は頭から腐ると言うが、日本は政治、行政、司法、メディア、学界などの中枢が腐りかけていると思えてならない。

その原因を突き詰めていくと、この国は真の意味で独立国ではないことに気づく。」

私は拙著『日本の独立』(2010年、飛鳥新社)
https://amzn.to/2Pw8y3h



副題を「主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘」としたが、この出版記念講演会に駆けつけて挨拶をしてくださった鳩山元首相が、「米・官・業・政・電」の五者に「学」が加わるのではないかと話されたことを鮮明に覚えている。

もちろん、鳩山元首相は2009年の政権交代による日本刷新を完遂できなかったことに対して痛切な反省を示されている。

「このような日本になってしまった責任を私は痛感している。

既得権益層の癒着に憤慨して、新しい政治を興せとの大きなうねりに乗って、2009年、国民の選挙による政権交代が実現した。

民主党政権は対米従属からより自立した日本へ、さらに政治、行政、メディアのあり方などを根本から変えようとしたが、私はアメリカへの依存の象徴である普天間の海兵隊の辺野古への移設を最低でも県外へと求めて失敗し、改革は頓挫した。

私の失敗を目の当たりにした後継の政権が、アメリカへの歩み寄りを強めて、アメリカという国体の下で全体主義的な色彩を濃くしてきたというのが事実であると考える。

本来ならば、そのような人間は政治の世界から足を洗うべきであるかと思う。そのつもりでもいた。

しかし私が政治から離れた7年間の政治の推移を見て、それに責任がある者として、居ても立ってもいられなくなったというのが正直な気持ちである。」

「かつて小渕首相は富国有徳を掲げておられたが、早世されてしまわれた。

いまこそ日本は、経済的にも政治的軍事的にも強い大日本主義を目指すのではなく、ミドルパワーの国として、人間にも自然にも愛をもって接する徳のある国を目指すべきではないか。

文字通り、あらゆるものと共に和する、しかしながら和して同ぜずの自立と共生の社会のリード役を日本が演じるのだ。」

鳩山氏と首藤氏による新著をぜひご高覧賜りたい。


関連記事
鳩山元首相「共和党」の結党を準備 現職議員の参加は…(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/740.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/789.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 上杉隆氏がN国幹事長兼選対委員長の辞任を明かす(日刊スポーツ)
上杉隆氏がN国幹事長兼選対委員長の辞任を明かす
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-10240368-nksports-soci
日刊スポーツ 10/24(木) 13:25配信


NHKをぶっ壊す! とアピールしたNHKから国民を守る党の立花孝志党首(中央)、辞任の意向を固めた上杉隆幹事長(右)と丸山穂高衆院議員(2019年8月13日撮影・大上悟)

「NHKから国民を守る党(N国)」の上杉隆幹事長が24日、自身のフェイスブックで「辞任の意志を固めました」と幹事長を辞任する考えを明らかにした。

理由について、同氏は「現在行われている参院埼玉補選での立花孝志候補の戦い方をみて決意しました」とつづった。また立花孝志党首には「昨夜伝達しています」という。上杉氏は「あすのN国党定例会見で正式発表の予定です」とし、翌25日に会見を行い、その席上で正式発表する見通しを示した。

上杉氏は8月13日に東京・千代田区の憲政記念館で開かれたN国の記者会見で幹事長兼選対委員長に就任した。席上で、来夏の都知事選に関して「現職が出ない首長選挙には出る可能性はある」としていた。

参院埼玉選挙区補欠選挙(27日投開票)は、立花党首と上田清司前知事(71)との一騎打ちとなっている。





※キャプチャー
https://www.facebook.com/search/top/?q=%E4%B8%8A%E6%9D%89%E9%9A%86&epa=SEARCH_BOX








http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/790.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 北原みのり「せめて政治家を変えたい」(週刊朝日) 

北原みのり「せめて政治家を変えたい」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

週刊朝日
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2019102400011_1

 

作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。今回は安倍首相に対する辻元清美議員の質問について。


北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表


イラスト/田房永子

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 10月11日の衆院予算委員会で辻元清美議員の質問が見事だった。例によって安倍晋三首相は「久々に辻元さんのご質問を受けて緊張しております」とニヤニヤと答え、その様子に自民党議員から野卑な笑い声があがった。

 辻元さんは、なにかあれば「悪夢のような民主党政権」とか、民主党政権と比べてどれだけ経済発展したかということを喧伝(けんでん)する安倍さんに、原発を安全だと言い続け原発大国にした自民党政権の責任を問い、人類史上最悪の原発事故を味わった政権時代の経済状況を鬼の首を取ったように批判するなと釘を刺した。

 また、憲法改正に意気込みを見せる安倍さんが、実は国会の憲法審査会(調査会)に、19年間でたった一度しか出席していないことを指摘した。それも代理として顔を出しただけで、自分が発言した後は他の人の意見を聞かずにすぐに帰ったことを、辻元さんは記憶していた。

 憲法審査会で、現職の議員で最も発言しているのは笠井亮氏の358回で、辻元さん自身は239回だという。また安倍さんの盟友だった中川昭一議員は辻元さんとは全く憲法の考え方は違ったが、共にヨーロッパに憲法調査に行き議論を戦わせたというエピソードも披露した。その中川氏は憲法審査会で209回発言していたという。

 数字を明確に述べた後、辻元さんは息をはくように重々しくこう言った。

「私たちはずっとやってきたんです」

 それに対し安倍さんは「議論が大切だ」とは言うが、今までの憲法論議の積み重ね、ご理解なさってないのではないですか? ちなみに岸田文雄政調会長も一度も参加していないという。

 辻元さんは、安倍さんの憲法改正についての「考え方、立場の異なるものが議論し、合意を形成するプロセスが政治」という発言を紹介した。それでも、そのような議論を避け、違う声を力と数で潰し、女性議員を鼻で笑うようにして逃げてきたのではないか。

 この翌日、台風が来た。また多くの人が亡くなり、多くの人が生活を奪われ、多くの人が絶望の淵に立たされている。絶望の淵に立たされても、未来が見えればそこは本当の絶望ではない。でも、原発事故後の処理や、アメリカからの武器の大量輸入などで金のない日本が、もはや古い電柱をなおす余力すらなくなっていることを、自然災害の度に突きつけられている今、未来が見えない。

 東日本大震災のとき、辻元さんは首相補佐官に就任し、ボランティア担当になられた。被災地のプライバシーが大切だと、すぐに4万枚のパーテーションを避難所にも送られている。残念ながら、多くの避難所がパーテーションを放置したままで、そしていまだに日本の避難所は、全く仕切りのない寒い体育館に人々が「放置」されている状況だ。

 人の命が軽い。言葉が軽い。本当のことを言うのは誰か。ウソをついているのは誰か。本当に働いているのは誰か。

 自然災害から逃れられないのであれば、せめて政治家を変えたい。

※週刊朝日  2019年11月1日号


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/791.html
記事 [政治・選挙・NHK266] 「即位礼」と沖縄・「皇室世論調査」が示すもの(アリの一言) 

 2019年10月27日
日曜日記72
 

 ☆「即位礼」と沖縄

 「即位礼正殿の儀」(22日)に王貞治や澤穂希、松本白鴎らが招待され、嬉々として参列したことは別に珍しくもないが、沖縄の相良倫子さん(15)が参列したことには心が痛んだ。
 相良さんは昨年の「沖縄慰霊の日」(6月23日)で「平和の詩」を読み上げた(当時中学3年)ことが“評価”されて招待された。儀式後、相良さんが「平和を祈り、願う気持ちは陛下も私も同じ」(23日付琉球新報)とコメントしたようすはテレビでも流された。;

 沖縄の青年が「陛下」(天皇への忠臣の表明)という言葉を使ってこうしたコメントをし、それを沖縄の県紙が好意的に大きく報じる。なんともやるせない。そう仕向けた「本土」の国家権力に怒りが湧いてくる。

 相良さんだけではない。NHKはこの日、朝の放送開始から深夜まで「即位礼」一色だったが、その中で何度か沖縄の国立戦没者慰霊碑と中継し、遺族代表に天皇賛美のコメントをさせた。

 明仁天皇の「在位30年記念式典」(2月24日)もそうだった。沖縄出身の三浦大知を起用し、天皇賛美の歌を歌わせた。天皇・皇室の重要な儀式があるたびに「沖縄」を引き込む。

 「沖縄」に負い目があるからだ。沖縄を捨て石にして地上戦の地獄をつくり、戦後は「天皇メッセージ」で沖縄をアメリカに売り渡したのは、天皇裕仁だ。その責任に一貫してほうかむりする一方、逆に「沖縄」を取り込もうとする。これは今日版皇民化政策にほかならない。

 琉球新報、沖縄タイムスを含め沖縄の人々がそれに疑問を持たず、むしろ歓迎しているようにみえるのはきわめて不幸なことだ。いや、そういう状況をつくりだしている「本土」の「日本人」こそ、罪が深い。

 ☆最新「皇室世論調査」が示すもの

  「即位の礼」の前日、NHKは皇室に関する世論調査結果を流した。それによれば、「皇室への親しみ」…「感じている」71%、「感じていない」27%。「皇室と国民の距離」…「近くなった」69%、「変わらない」24%、「遠くなった」3%。
  これをNHKは「7割が皇室に親しみ」との見出しで皇室が国民から親しみを持たれていると報じた。そうだろうか。

 2つの質問項目に対する回答傾向はぴったり一致している。27%の「国民」は皇室に「親しみ」を感じていない、距離も近くなったとは思っていない、ということだ。
 この数字はきわめて大きい。なにしろ、NHKはじめすべてのメディアが天皇・皇后、秋篠宮家をはじめとする皇室の動きを逐一賛美する報道を流し続けている中で、しかも「即位礼」を目前にして行われたNHKの世論調査だ。ほとんどが「親しみを感じている」と答えてもおかしくない。
 にもかかわらず約3割が「ノー」と答えた。国家・メディアがどんなに笛を吹いても、踊らない「国民」がこれだけいるということだ。

 憲法第1条は、天皇の「象徴の地位」は「主権の存する日本国民の総意に基づく」としている。「象徴天皇制」の土台だ。しかし、約3割の「国民」はそうは思っていないということだ。「親しみ」を感じられない「象徴」などありえない。少なくとも「象徴の地位」が「国民の総意」でないことは否定できない事実だ。「3割」はけっして無視できる数字ではない。「象徴天皇制」は根本から問い直されなければならない。


https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/70f5fff6518ffb757f016ef70308ec15
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/792.html
記事 [政治・選挙・NHK266] 説明責任は「安倍首相にも問われる」と産経新聞! 
説明責任は「安倍首相にも問われる」と産経新聞!
https://85280384.at.webry.info/201910/article_275.html
2019年10月27日 半歩前へ

 これが安倍政権の代弁者である産経の【主張】としって仰天した。

 「菅原経産相辞任 任命責任が軽すぎないか」と安倍晋三を真っ向から批判したのである。

 産経の怒りが収まらないほど安倍の人事は論外で常軌を逸している、と言うことである。

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産経の【主張】を要約して紹介する。

 菅原一秀経済産業相が就任からわずか1カ月半で辞任した。週刊誌に公職選挙法違反の疑いを指摘され、国会の場で説明責任を果たさぬままの、事実上の更迭である。
 
 安倍首相は「任命責任は私にある」と謝罪したが、安倍内閣では過去にも桜田義孝五輪相らが発言や疑惑をめぐり、相次いで辞任している。

 人を見る目がないのか、派閥の力学による人選の弊害なのか。いずれにせよ、「任命責任」があまりに軽い。大いに反省すべきである。

 週刊誌の報道によれば、菅原氏の公設秘書が今月、東京・練馬区内の葬祭場に香典を持参した。事務所から故人の枕元に供える枕花を発注した。あまりに古典的で、あからさまな手口である。

 大臣を辞めても、国会議員としての説明責任は果たされていない。

 菅原氏に対しては、過去にも同様の指摘や、別の醜聞報道があった。

 その上で、どのような根拠で大臣の資質を見極め、重責を担わせようとしたのか。説明責任は、安倍首相にも問われる。




http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/793.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 安倍氏が本気で憲法を改正しない内に安倍政治を終焉しなければならない。(かっちの言い分)
安倍氏が本気で憲法を改正しない内に安倍政治を終焉しなければならない。
https://31634308.at.webry.info/201910/article_24.html?1572184824

安倍内閣の支持率が何故か54%と横ばいである。この数字が真実なら二人に一人が支持していることになる。この数字はそら恐ろしい。自分の周りを見渡せば安倍内閣を支持する人がうじゃうじゃといるということになる。安倍内閣を支持する人たちは、今の野党と較べれば自民がましと考えているのだろう。今の野党は、安倍氏に言わせれば「昔の悪夢の民主党」に戻ったようなものだから、国民もそう期待はしていないかもしれない。希望の党で分解した党が、バラバラになりながらもパズル合わせのようにくっついた。希望の党は本当に余計だった。小池と前原の行為が国民の今の安倍政権の支持率を支えている。しかし、残念ながらとても今の立憲、国民で安倍政権を野党に追い込むような力はないと思っている。

安倍氏の悲願は憲法改正である。今の天皇陛下は「憲法に則り」を強調した。お父さんの上皇様の考えを踏襲したことで本当に国民は安心したと思う。民主党の政権時には、女性天皇の議論を一時期始めたが、安倍内閣になって凍結された状態である。今年の秋から女性天皇についても行うはずであったが、どんどん後回しにされているようだ。この議論を封印しようとしている。

女性天皇については以下の世論調査によれば81%が賛成である。この数字は安倍氏にとっては見たくない数字であろうが、至って妥当な話である。天皇が男子で良かった時代は一夫多妻の時代である。今そんなことを言っていれば天皇は居なくなる。安倍氏が同調している日本会議の人たちは男系天皇でないとだめと言っている。ヨーロッパは第一子が国王となることが定着している。つまり女性が第一子でも国王になる。日本もそれでいいのではないか。女系天皇はダメと言うが、エリザベス国王の子供のチャールズ皇太子が国王になったからと言って誰も違和感はない。日本もそうなるだろう。それがダメと言うのは安倍氏らの話である。安倍氏が本気で憲法を変える前に日本もそろそろ変わっていかなければならない。20年間デフレの社会はまちがっている。


「菅原氏議員辞職を」48% 女性天皇賛成は81% 共同通信世論調査
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20191027/k00/00m/010/207000c

毎日新聞2019年10月27日

 共同通信社が26、27両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、選挙区の有権者に秘書が香典を渡したなどとする公選法違反疑惑で経済産業相を辞任した菅原一秀氏は衆院議員も「辞職するべきだ」との回答は48・3%で、「辞職する必要はない」43・5%を上回った。政府が検討する予定の安定的な皇位継承策に関連し、女性天皇を認めることに賛成は81・9%、反対は13・5%だった。
 内閣支持率は前回調査(今月5、6両日)から1・1ポイント増の54・1%で横ばい。不支持率は34・5%だった。
 菅原氏の閣僚辞任については「当然だ」が75・0%、「必要はなかった」は17・8%。(共同)

http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/794.html

記事 [政治・選挙・NHK266] 懲りずに”不渡り手形”を乱発する安倍晋三! 
懲りずに”不渡り手形”を乱発する安倍晋三!
https://85280384.at.webry.info/201910/article_276.html
2019年10月27日 半歩前へ

 タラコ男、菅原一秀の経済産業相辞任について安倍晋三が「任命責任は私にある。深くお詫びする」と言った。

 けさ(27日)のTBS番組「サンデーモーニング」でゲストの谷口真由美が「責任を感じるといって責任をとらない!安倍首相が『責任』という日本語を軽い、軽いものにしてしまった」と言った。

 私は、晋三が「責任」と言う言葉の意味を理解していないと思う。

 責任については小学校で学んだはずだが、晋三は勉強ぎらいだ。先生の話を聴いていたかどうか分からない。

 だから首相が発する「責任」の「言葉の重さ」が分からない。責任を感じると言って、一度も責任をとらない。

 腹が立つというより、「こんな低能が私たちの国のトップなのか」と思うと情けない。

 不渡り手形は一度出すと終わりだが、懲りない晋三は何度でも、「責任」と言う名の”不渡り手形”を乱発する。

 有権者はこの無責任男に、いつまで首相をやらせるつもりなのか?
















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