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2019年11月10日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK267] あなたがつくったんじゃないですか?<コラム狙撃兵・長周新聞>
あなたがつくったんじゃないですか?
https://www.chosyu-journal.jp/column/14130
2019年11月9日 コラム狙撃兵 長周新聞


 やっと始まった衆院予算委員会で、またもや安倍晋三が自席から野党議員を指さしながらヤジを飛ばして紛糾し、審議が一時中断するハプニングが起こった。6日に問題になって謝罪したと思ったら、8日にもまたやった。国権の最高機関であるとか、憲政とはいったい何か? 等等を真面目に考えるのもバカらしくなるほど、この7年で国会審議は幼稚さと低俗の度を深めたものである。現役の総理大臣が気に入らない質問をされたり痛いことを指摘されると、挙動不審になりながらムキになって相手を指さしてヤジを飛ばしている光景など、安倍晋三以前には見たことも聞いたこともない。しかし、それが既に慣れっこになってしまい、「痛いとこ突かれると、いつもキョド(挙動不審)ってるよね」などと思ってしまうのである。アワアワと何をいっているのかわからないその後の答弁も含めて、「すっごく動揺してるよね」などと思ってしまうのである。あるいは、「日教組!」「共産党!」などと叫ぶことによって、なにかしら相手をおとしめている心象になる知性の持ち主なのだろう。

 モリカケは忘れ去りたい疑惑のようだが、やましいことがないのであれば、まず落ち着いて事訳をつまびらかに真摯かつ丁寧に説明し、真実を明らかにすることによって疑惑を払拭するほかない。ところが「丁寧に説明する」というだけでなにも丁寧に説明せずに逃げ回ったり、黒塗りの文書ばかり出てきたり、真相解明にさいして財務省職員が自殺したり、首相をかばった財務省の某局長は出世したり、「ちょっと待て」と思うようなことの連続だ。こうしてなにもかもが未解明なまま、闇に葬ろうとする力だけが働き、世間が飽きて忘れてくれるのを待っているかのような雰囲気すら漂っている。「まだモリカケを問題にするのか?」と−−。しまりもなく、ケジメのない政治である。

 それこそ世間はモリカケについて、首相が発した野党議員へのヤジをひっくり返して「あなた(安倍晋三や昭恵)がつくったんじゃないんですか?」を問題にしてきた。森友学園の国有地払い下げ問題に関しては、先日5600枚以上にも及ぶ公文書が出てきたものの、ほぼ黒塗りの状態だったという。「ほぼ黒塗り」だったことが物語っているのは、見られては困る文言だらけで、消しているうちに真っ黒になった。つまり、それだけ本件は「真っ黒である」と自己暴露しているようなものである。問題がないのであれば、真っ白な状態にして、世間に納得してもらうことが近道なのに、ますます真っ黒感を出してくるあたりに、やはり「真っ白ではないんだね」と重ね重ね思ってしまうのである。

 逃げ回り、誤魔化し続ける態度から、私たちはいつも黒黒としたオトモダチの私物化を思ってしまう。だって、白い文書も白を証明する説明も何もなく、自殺とか黒の文書とか、「男たちの悪巧み」の写真とか、首相夫人付きの谷査恵子さんの大活躍とか、黒ばかりを思わせるのだから。そしてなにより、首相本人が丁寧な説明をするどころか、ヤジを飛ばしているあたりに人間性であったり不誠実な態度があらわれているのである。  

吉田充春










http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK267] リーマン以後初 上場企業2年連続減益へ…製造業は2ケタ減 日本経済ボロボロ(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
リーマン以後初 上場企業2年連続減益へ…製造業は2ケタ減 日本経済ボロボロ(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/596.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK267] やってきました ↓成長 立憲は「牢内民主主義政党」です 

※画像補足 http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/364.html


やってきました▼成長 立憲は「牢内民主主義政党」です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51977444.html
2019年11月10日 自民党的政治のパンツを剥ぐ ※タイトル中の「▼」は禁止文字列なので「↓」に変換


10-12は▼ 
日本総合研究所は「5四半期ぶりのマイナス成長となる見込み」
もうここまで「堕落」しました

安倍政権とその仲間たちに待っているのは「夜」です
日没▼成長です 10−12月に墜落します

安倍政権と仲間たちは 
自分たちだけ天国に行ける と思い
やりたい放題です

***

こうなった最大の原因は 連合・枝野・野田・辻元・山尾人脈にあります
日本国は政治循環が機能不全となりました

理由
安倍政権の「黒幕の左側」が連合です
連合は 経団連の一部門です
CIAの謀略第2組合」が連合の出自ですから
反中・安保・原発・消費税が大好きなのです

共産党はここを刺激すれば村八分にされる
これが怖いので 屁理屈で立憲に抱き着くのです

***

立憲民主党の「裏機能」は 米国系黒幕の
「牢名主」として君臨する
「牢内民主主義政党」です

事実上日本は脳死状態です
石破氏も 生きることで精いっぱいのようです

明るい話は TV中毒で1億白痴化が進んでいることです
みんな笑いながら自滅しています 

***

われわれは 太郎を応援しつつ高見の見物です
反抗すれば 香港警察より100倍こわいですから
白線超えただけで 沖縄辺野古では逮捕ですから

日本では共産党でさえ 沖縄だんまり 香港テロ大拍手の
ありさまですから

石破&太郎&石垣がんばれ
バカヤロー立憲&共産


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リーマン以後初 上場企業2年連続減益へ…製造業は2ケタ減 日本経済ボロボロ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/596.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 今度は地元県議に現金配布 河井夫婦につきまとう黒い醜聞(日刊ゲンダイ)



今度は地元県議に現金配布 河井夫婦につきまとう黒い醜聞
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264490
2019/11/09 14:50 日刊ゲンダイ


仮面夫婦とのウワサも…(C)共同通信社

 7月の参院選での公選法違反疑惑を報じられ、初入閣から1カ月で辞任した河井克行前法相と妻の河井案里参院議員(広島選挙区)に新たな疑惑が浮上している。

■広島はピンクなウワサでもちきり

 4月の統一地方選の最中、地元の広島県議に現金を配り歩いていたというのである。これまた公選法違反の疑いが濃厚だ。8日の中国新聞が報じた。金権選挙の実態が次から次へと明るみになるこの夫婦、ピンクなウワサもつきまとう。追い詰められる前にケジメをつけた方が賢明なんじゃないか。

 中国新聞によると、案里氏が現金を渡したのは複数の自民党広島県議。広島県議選(3月29日告示、4月7日投開票)の期間中、「当選祝い」「激励」などの名目で配っていたという。県議だった案里氏は3月中旬に自民の公認を得ていた。公選法が禁じる買収の申し込みや寄付行為に当たる可能性がある。取材に応じた県議のひとりは、「数えてはいないが、50万円くらいだったと思う」と話し、参院選の話題は出ず、返したとしているが、それでチャラになるわけではない。

 政治とカネの問題に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。

「『参院選ではよろしく』などの具体的な便宜を求めなくても、選挙区内の有権者に対する寄付行為に該当します。公選法179条2項は〈財産上の利益の供与や交付、またはその約束〉を寄付行為としており、返金されたとしても、現金を渡した時点でアウトです。222条3項では公職候補者、陣営責任者、出納責任者が多数の有権者らへの寄付行為に対し、6年以下の懲役、または禁錮に処すると定めています」

 参院選では案里陣営がウグイス嬢に法定上限の2倍にあたる日当を支払っていた疑惑もくすぶる。違反は3年以下の懲役または50万円以下の罰金だ。いずれも違反によって当選無効、公民権停止となる。河井夫婦をめぐる醜聞は金権選挙にとどまらない。

「県議を4期務めた案里氏は同僚議員らとかなり懇意で、参院当選後、密会現場を撮られたとのウワサが飛び交っています。議員の間では“相手は誰だ?”“ひょっとしてオレか?”と上を下への大騒ぎだったという話もある。克行にも女性記者に対するセクハラ疑惑が持ち上がっている」(永田町関係者)

 河井氏は「私も妻もあずかり知らない」とスッとぼけ、案里氏は「説明責任を果たしてまいりたい」とコメントを出して以来、雲隠れ。有権者をどこまでナメているのか。


















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/271.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 側近が次々辞任…大ピンチ菅義偉の窮状を喜ぶ政治家たち(週刊FLASH)

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側近が次々辞任…大ピンチ菅義偉の窮状を喜ぶ政治家たち
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191109-00010001-flash-peo
SmartFLASH 11/9(土) 6:33配信  週刊FLASH 2019年11月19日号


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「自民党内で、『首相官邸の “中枢” が主導して、菅潰しが始まった』と囁かれている」

 ある自民党関係者はこう声を潜めて話す。いま、「令和おじさん」として、“ポスト安倍” の有力候補に躍り出た菅義偉官房長官(70)が、大ピンチに陥っている。

 妻の公職選挙法違反疑惑で、河井克行法相(56)が10月31日に辞任。菅原一秀前経産相(57)に続き、2週連続で閣僚が辞任する緊急事態だ。しかも2人は、菅氏の側近とされる。

 だが、任命責任が問われる安倍晋三首相(65)に、「危機感は見られない」と語るのは、ある自民党中堅議員だ。

「『セクシー』発言などで叩かれた小泉進次郎環境相も含め、“菅枠” で入閣した大臣たちに傷がついたことで、総理はむしろ安堵している。

 総理は、岸田(文雄・政調会長)さんに禅譲して、院政を敷きたい。最大の障壁は、その気になれば首相を目指せる、菅さんなんだ」

 菅氏が、同じ神奈川県選出という縁でかわいがってきた、進次郎氏へのバッシング。菅原氏と河井氏の相次ぐ辞任劇。この展開を、意外なことに、安倍首相は心待ちにしていたというのである。

「最近、官邸内では『総理は総裁4選にも、色気が出はじめてきた』と話す幹部も複数いますよ」(官邸関係者)

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏も、こう指摘する。

「入閣前の “身体検査” は、官房長官の仕事。菅原氏、河井氏には以前から “黒い噂” があったが、『乗り切れる』と入閣させた。その強引さが裏目に出た形といえます。菅氏が、“ポスト安倍” から一歩後退したのは間違いない」

 安倍首相のほかに、喜んでいる御仁がいる。麻生太郎副総理兼財務相(79)である。

「昔から麻生さんは、菅さんを『こそこそと暗いんだよ、あいつは』と記者に言い放つなど、不仲を隠さない。現在、麻生派の閣僚は、麻生さんを含めて3人。菅さん一派の数が減っただけでも、麻生さんはほくそ笑んでいます」(前出・自民党中堅議員)

 安倍首相と麻生副総理は、長年の “盟友” とされる。

「本当に2人は仲がいい。重要政策を2人で決めてしまい、菅さんにたしなめられることも多い」(自民党幹部)

 菅原氏の後任に、菅氏は梶山弘志・元地方創生相(64)を押し込んだ。菅氏が政治の師と仰ぐ、自民党の梶山静六元官房長官の長男だ。一方、河井氏の後任は、安倍首相の派閥・細田派の森雅子元少子化担当相に白羽の矢が。いずれにせよ、求心力低下は避けられない。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、背景をこう明かした。

「河井氏の辞任で、『安倍総理は、菅さんに貸しを作れた。これで菅さんは一歩、下がる。総理が優位に立てる』と、うそぶく安倍側近議員もいるくらいです」

 また、“子分” の辞任は、さらなる離反も誘発しかねない。
「菅原、河井両氏をすぐに辞めさせたことで、『菅さんはかばってくれない』と、若手議員が離れていく可能性が高い」(別の自民党関係者)

 11月20日に、“在職歴代最長” となる安倍首相。権力を維持するためには、仕掛けも必要――。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/272.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 11/15午後5時「いま消費税を問う!」緊急院内集会(植草一秀の『知られざる真実』)
11/15午後5時「いま消費税を問う!」緊急院内集会
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-d4d952.html
2019年11月10日 植草一秀の『知られざる真実』


抜けるような快晴の青空の下、新雪に美しく装われた富士山を展望する横浜・戸塚の里山に位置する明治学院横浜キャンパスで、

「しあわせの経済国際フォーラム」
http://economics-of-happiness-japan.org/program_day2

第2日目のプログラムが進行している。

2日目は分科会が中心となり、午後のセッションでオールジャパン平和と共生が企画するパネルディスカッションが行われる。

テーマは「グローバルからローカルへ」

サブタイトルは「日本における大転換への道筋」

である。

私たちは地球に存在する地球生物の一員である。

地球生物の一員である私たちが地球を私物化して地球を滅ぼそうとしている。

グローバルな営利活動を拡大させる多国籍企業、グローバル企業は利益追求を基軸において、地球の営みを根底から改変してしまっている。

その結果として、飢餓、貧困、孤独と孤立がもたらされている。

現状を変えるために私たちに何ができるのか。

その道筋を考えてみたい。

パネラーには、「しあわせの経済」主宰者であるヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん、山田正彦元農林水産大臣、国際ジャーナリストの堤未果さんを迎える。

大転換の道筋には三つのステップがあると思う。

第一のステップは私たち自身が変わること。

第二のステップは私たちの回りにいる人々が変わること。

そして、第三のステップが社会全体、政治が変わることである。

そのための道筋を考えてみたい。

話は変わるが、今週の金曜日、11月15日の午後5時から衆議院第二議員会館多目的会議室で緊急院内集会を開催する。

主催はオールジャパン平和と共生。

オールジャパン平和と共生は今後、略称を「政策連合」として表示することにした。

私たちは政治を変革する際の三つの基軸を定めている。

政策基軸、超党派、主権者主導

である。

政策を基軸にして政治運動を推進する。

党派を超えて同じ政策公約の旗の下に結集することを呼びかけている。

その主役に位置付けられるのが主権者自身である。

この運動を分かりやすく表現するために、新たに「政策連合」という表現を用いることにした。

緊急院内集会は「政策連合」主催で実施する。

私たちが掲げる政策目標のなかで、とりわけ重要な三つの政策公約を明示した。

本年7月の参院選では、この公約を明示する政治勢力、候補者を支援した。

その三つの政策とは、1.消費税廃止へ、2.最低賃金全国一律1500円、3.原発稼働即時ゼロ、である。

今回の緊急院内集会は、このなかの消費税問題に焦点を当てるものである。

ぜひ、一人でも多くの主権者の参集を求めたい。

い ま 消 費 税 を 問 う !
−専門家・野党代表者・市民による緊急院内集会−

2019年11月15日(金)午後5時〜7時半

衆議院第二議員会館多目的会議室

開会挨拶    原中 勝征(最高顧問、元日本医師会会長)

専門家問題提起 湖東 京至(税理士、不公平な税制をただす会)
菅  隆徳(税理士、不公平な税制をただす会)

国会議員・政党からの意見表明
立憲民主党   福田 昭夫(衆議院議員
        川内 博史(衆議院議員)
        初鹿 明博(衆議委議員、日程確認中)

川田 龍平(参議院議員、日程確認中)
        石垣のりこ(参議院議員、日程確認中)
国民民主党   篠原  孝(衆議院議員、日程確認中)
        後藤 祐一(衆議院議員、日程確認中)
        小宮山泰子(衆議院議員、日程確認中)
        屋良 朝博(衆議院議員、日程確認中)
日本共産党   1名   (調整中)
社会民主党   福島みずほ(参議院議員、日程確認中)
れいわ新選組  山本 太郎(前参議院議員、メッセージ参加)
        渡辺てる子(前参議院議員立候補者)
碧水会     嘉田由紀子(参議院議員、日程確認中)
前職・元職   福島 伸享(前衆議院議員、日程確認中)
        宮崎 岳志(前衆議院議員、日程確認中)

質疑応答    集会参加者
国民運動提言  斎藤まさし(運営委員)
まとめ     植草 一秀(運営委員)
閉会挨拶    山田 正彦(顧問、運営委員、元農林水産大臣)
司  会    佐久間敬子(顧問、運営委員)
        安田 節子(顧問、運営委員)
主催:政策連合(=オールジャパン平和と共生)
政策連合でガーベラ革命を推進!



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/273.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 表現は「弾圧との戦い」の歴史 求められる覚悟としたたか(日刊ゲンダイ)



表現は「弾圧との戦い」の歴史 求められる覚悟としたたか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264487
2019/11/09 日刊ゲンダイ


弾圧を屁とも思っていない(C)日刊ゲンダイ

 8日の昼すぎ、東京・文化庁の前にアーティストらが集まり、「文化を殺すな」などのメッセージを掲げていた。言うまでもなく、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付を文化庁が決めたことに対する抗議活動だ。不交付撤回を求めるネット署名も10万筆に達したという。

 今回は署名の提出は見送られたが、このところ「表現の自由」が脅かされる事態が相次いでいる。

 10月27日から神奈川県川崎市で行われた市民映画祭「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、慰安婦問題を題材にしたドキュメンタリー映画「主戦場」(ミキ・デザキ監督)の上映が中止になった。「あいトリ」で慰安婦を象徴する少女像を展示した「表現の不自由展・その後」が激しい攻撃を受けたのを見て、共催する川崎市が上映に「懸念」を表明したためだ。

 この映画祭に作品を出品していた是枝裕和監督が「行政の懸念だけで作品が取り下げになるなんて言語道断だ」と怒りの声を上げるなど、中止に対する反発が広がったことで、最終日の11月4日になんとか上映にこぎ着けた。

 だが、「あいトリ」の騒動が急速に自治体に懸念をもたらしていることには不穏なものを感じざるを得ない。

「安倍政権下では、従軍慰安婦はでっち上げだと主張する歴史修正主義者が跋扈しています。彼らが気に入らないものは認めようとしない。補助金の不交付など、権力側がカネで圧力をかけることもいとわずに表現の自由を侵害しにかかっているのは恐ろしいことです。安倍政権になって、表現の自由への圧力はどんどんエスカレートしている。国の意向に沿わない芸術は認めないということになると、自治体だけでなく芸術家も権力の顔色をうかがうようになるし、国家による事実上の検閲が横行してしまいます」(政治評論家・本澤二郎氏)

権力にとって表現の自由は邪魔

 最近では、映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督)への交付が内定していた助成金1000万円を文化庁関連団体が取り消すという出来事もあった。出演しているピエール瀧が麻薬使用で有罪判決を受けたため、「国が薬物を容認するようなメッセージを発信しかねない」というのが表向きの理由だが、この映画のプロデューサーは、官邸が煙たがっている東京新聞の望月衣塑子記者の著書をモチーフにした映画「新聞記者」の製作者でもあり、助成金取り消しは“意趣返し”だという見方も出ている。

「こうしたニュースが大きく取り上げられないことも不気味です。国粋主義で独裁的な安倍政権は、気にくわない表現を弾圧することなど屁とも思っていません。表現の自由なんて統治の邪魔だと考えているのです。権力の意に沿わない芸術にはカネを出さないということが常態化すれば、政権に批判的な人物には表現の場が与えられなくなる。そういう不条理にあらがうべき言論界も、自分たちが標的にされないように、形ばかりの問題提起で逃げてしまうようになる。権力への忖度がはびこり、国民に真実が知らされない翼賛体制が出来上がってしまう。戦時中がそうだったように、この国のメディアは権力側の思惑におめおめと乗っかってきた歴史があるだけに心配です」(本澤二郎氏=前出)

 メディアだけではない。国民もすっかり飼いならされてはいまいか。政府のやり方に異を唱えると“反日”などとレッテルを貼るのは思考停止の自殺行為だ。何度でも言うが、安倍政権が日本国なのではない。この国をおかしくする政府ならば、一刻も早く取り除くのが愛国者の務めではないのか。為政者の思考に同調し、すべて受け入れて従っていたら、いつの間にか国が破滅に向かっていたという事例は、歴史を振り返ればゴマンとある。


文化庁前での抗議活動は続く(C)共同通信社

表現者のギリギリの挑戦にこそ芸術の神髄がある

 マサチューセッツ工科大名誉教授のノーム・チョムスキー氏は著書「メディア・コントロール」で、権力のプロパガンダについてこう書いている。

<国家による組織的宣伝は、それが教育ある人びとに支持されて、反論し難くなったら、非常に大きな効果を生む。この教訓は、のちにヒトラーをはじめとして多くの者が学び、今日にいたるまで踏襲されている>

<愚かな大衆は自分で状況を理解する頭がないと見なされて、指導者の意のままに未来へと誘導されるのである>

 古今東西、権力者は都合の悪い情報を隠し、プロパガンダによる国民洗脳にいそしんできた。そのために、芸術や言論も利用してきた。言論界を味方につけて自らの権威を高めたり、芸術のパトロンとなって正義の顔をする。あるいは、一定の表現にお墨付きを与えることで、言論を支配し、国民を洗脳しようと企図することもある。

 古代ギリシャに魅せられたヒトラーは、ピカソやゴッホの近代芸術を弾圧。スパルタ人がアーリア人の先祖であるという印象を植え付けようと、1936年のベルリン五輪でオリンピアから聖火を運ぶ儀式を始めた。その一方、ピカソは1937年に代表作の「ゲルニカ」を描いて反戦を表現している。

 芸術は、いつの時代も権力との戦いなのだ。ブルースやロックが体制にあらがう中から生まれたように。弾圧を嘆き、悲観しているのではなく、出し抜く知恵や諧謔から新しい文化が生まれることもある。

 そういう表現者のギリギリの挑戦にこそ、芸術の神髄があるのではないか。

権利を守るには不断の努力が必要

 1972年に雑誌「面白半分」に掲載されて摘発を受け、わいせつ文書裁判で有名になった「四畳半襖の下張」の作者は、「金阜山人」を名乗った永井荷風作といわれているが、荷風の真骨頂は1917年から1959年までつづり続けた日記「断腸亭日乗」にあるだろう。戦時中の世相や、軍部への批判を丹念に書きとどめ、当局に目を付けられぬよう、友人にも見せなかったという。静かなレジスタンスである。

 弾圧を逆手にとったという点では、明治時代のジャーナリスト、宮武外骨もあっぱれだった。反権力の「滑稽新聞」を創刊するも、名目上の発行人は三好米吉。外骨が当局に摘発されても発行できるように別人を立てたのだ。外骨は「小野村夫」のペンネームで執筆した。

 日露戦争が勃発して当局の検閲が厳しくなり、報道は伏せ字だらけになると、外骨は伏せ字になる語句を多用した記事をあえて書く。伏せ字を飛ばして読むと意味が通じるようにしたのだ。「当局者の○○○○○尻の○○穴の○○狭い○はなしで度胸が○○○無さ○○○過ぎる○○○○様○○○○だ」という具合である。

 ベストセラーになった「老人力」でも知られる前衛芸術家の赤瀬川原平は、「千円札の模型」を芸術作品として制作し、起訴されたが、冒頭陳述の際に紙幣に類似する作品を裁判所内に多数陳列させ、法廷を美術館に仕立て上げた。

 権力が常に介入の機会をうかがっているのなら、その裏をかく軽やかな工夫もまた必要なのである。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)もこう言う。

「戦後日本では、権力者が表現の自由を露骨に弾圧することはなかったのに、現政権は基本的人権への侵害をものともしない。芸術なんて自分には関係ないと傍観していたら、気づいた時には自由にものを言えなくなる社会になってしまいます。権利や自由は、主張し、行使しなければ取り消される宿命にある。憲法第12条には『憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない』と書かれていますが、基本的人権を守るためには、国民の努力が必要なのです。ましてや、選挙時に政権に不利な報道をしないようにメディアに圧力をかけた人物が文科相ですから、より多くの国民が表現の自由を守るために戦わなければならない時代になったということです」

 正攻法で通じる相手でないならば、表現者の側にもシタタカさが必要だ。文明国としては悲しく、情けない状況ではあるが、そこで立ち上がってこその民主主義である。その覚悟が、われわれ主権者に問われている。




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/274.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「秘書の香典」が悪事なら検察は関電幹部を逮捕しろ!(サンデー毎日)

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「秘書の香典」が悪事なら検察は関電幹部を逮捕しろ!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2019/11/17/1117-07.html
サンデー毎日 2019年11月17日号

牧太郎の青い空白い雲/742

 菅原一秀さん(前経済産業相)は「秘書が地元有権者に香典を配ったかど」で、大臣を辞任した。しかし、それほどの「悪事」なのか?甚だ疑問である。

「香典(香奠)」は、故人に対する供物。同時に「不意の事態に遭遇した故人の家族」への支援でもある。その昔、貧しい農村部では葬式になると「食料」を故人の家族に送り、僧侶や葬儀参加者の食事に充てた。香典は「美しい日本」の文化である。

 国会議員が日ごろ、厄介になっている地元の人の葬儀に参列するのはごく普通のことだ。「義理堅い」と評価されるし、「香典」を出すのも法的に何ら問題は無い。

 でも、議員が「今日も葬式! 明日も葬式!」で、国会を留守にしたら困る。代わりに秘書が参列する「香典代行」はごく普通の知恵である。悪事ではない(民間では業界団体、大企業のトップが秘書に「香典代行」をさせる)。

    ×  ×  ×

 民間人にとって許される!と言うより「評価」される「香典」という美風を政治家(の秘書)が遂行すれば「悪事」になる不思議?

 その昔、荒船清十郎という「地元ファーストの政治家」がいた。1966(昭和41)年8月、第1次佐藤栄作内閣第2次改造内閣の運輸相に抜擢(ばってき)されると、荒船センセイ、国鉄(現JR)に自分の選挙区(当時の埼玉3区)の深谷駅を急行停車駅にしろ!と命令。世論の批判を浴び、辞任せざるを得なかった。

 その時も、地元の利用者のために急行を止めるのが悪事なのか?という意見もあった。

 この荒船センセイは「香典のアラフネ」「ネクタイのアラフネ」と言われた人物。選挙区にまんべんなく香典を配る。農作業をしている有権者に、締めていた新品のネクタイを外して「あんたに似合う」とプレゼントする。(かつて、ご本人から聞いた話だが)荒船センセイの「香典」「ネクタイ」は厳密に言えば買収行為かもしれないが、政治家は手を替え品を替え、選挙違反スレスレのことをやっている。

 いずれにしても「秘書の香典」は悪事!といっても「小さい悪事」である。

    ×  ×  ×

 それに比べて、関西電力幹部が福井県高浜町の森山栄治元助役から金品を受領していた事件は間違いなく「大きな悪事」である。

 何しろ、関電幹部20人が受け取ったのは約3億2000万円。うち2人は1億円超である。「押し付けられ、恫喝(どうかつ)されたから受け取った」と言うが、そんな言い分、信じるだろうか。誰もが「毒まんじゅう」(ワイロ)と知っていたはずだ。

 どう考えても、刑事責任が問われる「大きな悪事」だろう(最近、150万円相当の飲食接待を受けた文部科学省官僚が起訴され、近く判決が下される予定だ。それと比べても「大きな悪事」だ!)。

 ところが、である。この問題を調査した関西電力社内調査委員会委員長の小林敬弁護士は報告書にこんな「所感」を加えていた。

〈結局、本件の本質は、個人の問題ではなく、事なかれ主義というべき会社の体質の問題にほかならず、この改善と対策が焦眉(しょうび)であることが銘記されるべきである〉

 要するに金品は「不適切ではあるが、それは会社の体質。個人の行動としては違法ではない」という論法である。

「悪事」ではない!というのだ。

    ×  ×  ×

 そんな理不尽な結論がまかり通るのは、多分、関電と関西検察OBが「極めて親しい間柄」にあるからだろう。関電の社外監査役を長年務めていたのは「関西検察のドン」と言われる土肥孝治元検事総長。その後任は元大阪高検検事長の佐々木茂夫弁護士。例の関電調査委員会委員長の小林敬弁護士も元大阪地検検事正である。

 この堂々たる検察OBの陣容を見ると、後輩の捜査陣が「まともな捜査」をするかどうか? 不安になる。

    ×  ×  ×

「法の下の平等」とは、個々の条件にかかわらず機械的に均等に扱う絶対的平等と、同一条件のもとにおいて均等に扱う相対的平等がある。世の中、「小さい悪事」「大きな悪事」が混在する。それを見極め「大きな悪事」を追及するのが「法の相対的平等」ではあるまいか?

「秘書の香典」はどうでもよい。

 モリ・カケ騒動で明るみに出た「公文書偽造」も罪にならない。国有財産を安売りしようとしても罪にならない。それに加えて、関電幹部が「おとがめなし!」となると、もはや、日本は「無正義の国家」になるだろう。

 追及すべきは「秘書の香典」より、権力者たちに充満している「毒まんじゅう」である。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/275.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 恥を知れ、安倍晋三。(澤藤統一郎の憲法日記)

※画像補足 拡大→http://img.asyura2.com/x0/d9/25256.jpg
https://twitter.com/sinsuke_nakata/status/1192912579024150528


恥を知れ、安倍晋三。
http://article9.jp/wordpress/?p=13730
2019年11月9日 澤藤統一郎の憲法日記

昨日(11月8日)の参院予算委。質疑の中で、またまた安倍晋三の醜態が明らかとなった。改めて思う。こんな人物を行政府の長としている、わが国のみっともなさと不幸を。そして、最近よく聞く「安倍晋三こそ国内最大のリスク」というフレーズに同感する。

安倍の「醜態その1」は、一昨日の衆院予算委に続いての閣僚席からの野次である。
毎日が、簡潔にこう伝えている。「安倍首相、再びやじ 質問議員指さして」「金子参院予算委員長『厳に慎んで…』」
https://mainichi.jp/articles/20191108/k00/00m/010/282000c

首相が8日の参院予算委員会で、質問する立憲民主党の杉尾秀哉氏を指さしながらやじを飛ばしたとして、杉尾氏が抗議する一幕があった。首相は6日の衆院予算委でも野党議員にやじを飛ばし、棚橋泰文衆院予算委員長が不規則発言を慎むよう要請した。

杉尾氏によると、放送局に電波停止を命じる可能性に言及した2016年の高市早苗総務相の発言について質問した際、首相が自席から杉尾氏を指さして「共産党」とやじ。金子原二郎参院予算委員長が「不規則発言は厳に慎んでほしい」と注意した。

杉尾氏は取材に「国会は政策を論議する場であり、やじは首相の適性や品格に関わる問題だ」と語った。

安倍にとっては、「共産党」が悪口なのだ。戦前の天皇制時代に作られた時代感覚そのままの恐るべきアナクロニズム。それにしても、立憲民主党の杉尾秀哉氏を指さしながらの「共産党」である。意味不明。というよりも、理解を超えた発言。他人ごとながら、「この人、ほんとに大丈夫かね」と心配になる。

安倍の「醜態その2」は、共産党・田村智子議員の質問によって、明らかになった醜行。本日(11月9日)の赤旗トップ記事になっている。

「桜見る会を安倍後援会行事に」「参加範囲は『功労・功績者』のはずが」「税金私物化 大量ご招待」「田村氏追及に首相答弁不能」という大見出し。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-09/2019110901_01_1.html

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-09/2019110903_01_1.html

「安倍内閣のモラルハザード(倫理の崩壊)は安倍首相が起こしている」―。日本共産党の田村智子議員は8日の参院予算委員会で、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に安倍首相や閣僚らが地元後援会員を多数招待していた問題を追及しました。安倍首相は質問に答えられず、審議はたびたびストップ。安倍首相が先頭にたって公的行事・税金を私物化している疑惑が深まりました。

「桜を見る会」の参加者数・支出額は安倍政権になってから年々増え続け、2019年の支出額は予算額の3倍にもなっています。田村氏は、各界で「功労・功績のある方」を各府省が推薦するとしながら、自民党議員・閣僚の後援会・支持者が多数招待されていることを明らかにしました。

安倍首相の地元・山口県の友田有県議のブログ記事では、“後援会女性部の7人と同行”“ホテルから貸し切りバスで会場に移動”などの内容が記されています。

田村氏は「安倍首相の地元後援会のみなさんを多数招待している」「友田県議、後援会女性部はどういう功労が認められたのか」とただしました。

安倍首相は答弁に立てず、内閣府官房長が「具体的な招待者の推薦にかかる書類は、保存期間1年未満の文書として廃棄している」と答弁しました。田村氏は「検証ができない状態ではないか」と厳しく批判しました。

田村氏は「安倍事務所に参加を申し込んだら、内閣府から招待状がきた」という下関の後援会員の「赤旗」への証言を紹介。「下関の後援会員の名前と住所をどの府省がおさえられたのか。安倍事務所がとりまとめたとしか考えられない」とただしました。

さらに田村氏は、友田県議や吉田真次下関市議のブログに、「桜を見る会」とあわせて安倍首相夫妻を囲んだ前夜祭の盛大なパーティーの様子が紹介されていると指摘。「桜を見る会が『安倍首相後援会・桜を見る会前夜祭』とセットになっているんじゃないか」「まさに後援会活動そのものだ」と追及しました。

安倍首相は「お答えを差し控える」と答弁を拒否し、議場は騒然。田村氏は「桜を見る会は参加費無料でアルコールなどをふるまう。政治家が自分のお金でやれば明らかな公職選挙法違反だ。こういうことを公的行事と税金を利用して行っていることは重大問題だ」と強く訴えました。


なるほど、安倍晋三は共産党が嫌いなわけだ。が、問題は安倍自身がしたことの責任だ。田村議員が指摘するとおり、「政治家が自分のお金でやれば明らかな公職選挙法違反」なのだ。これに呼応して、山添拓議員が、「私費でやれば公選法違反。税金で堂々やるとは、私物化も甚だしい!」とツイートしている。さて、「政治家が自分のお金でやれば明らかな公職選挙法違反」だが、「税金で堂々やる」のは犯罪にならないのだろうか。そんなはずはなかろう。

問題の条文は公選法199条の2 第1項である。公選法の条文は、極めて読みにくく作られている。文意をとりやすいように整理すれば次のとおりである。

公職選挙法第199条の2
第1項 政治家は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもってするを問わず、寄附をしてはならない。


その違反に対する罰則は、下記のとおり。

第249条の2
第1項 第199条の2第1項の規定に違反して当該選挙に関し寄附をした者は、1年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
第2項 通常一般の社交の程度を超えて第199条の2第1項の規定に違反して寄附をした者は、当該選挙に関して同項の規定に違反したものとみなす。


もちろん、有罪が確定すれば、原則5年間の公民権(選挙権・被選挙権)停止となる。

問題は、この安倍晋三による「税金私物化 大量ご招待」を、「寄附」と見ることができるか、である。私は、できると思う。もしこの安倍晋三の税金私物化が、公職選挙法違反にならないとすれば、公選法は甚だしいザル法である。ザルの目を塞ぐ法改正が必要となる。

「寄附」の定義規定は次のとおりである。

公職選挙法第179条第2項
「この法律において「寄附」とは、金銭、物品その他の財産上の利益の供与又は交付、その供与又は交付の約束で党費、会費その他債務の履行としてなされるもの以外のものをいう。」


つまり、安倍晋三が山口1区の有権者に、「金銭や物品」を配ることだけが、公職選挙法で禁止された「寄附」に当たるものではない。禁じられているのは、「財産上の利益の供与」一切なのだ。

立法の趣旨は明らかである。カネを持つものが、カネで政治を壟断することを防止するためである。典型的には、カネで票を買うことは買収罪となり、カネを支払っての選挙運動員を使って票を集めることは、間接的に票を買うことになるとして、運動員買収罪となる。しかし、通常の選挙犯罪は、特定の選挙との具体的な関連性が要求される。たとえば、次のとおり。

第221条1項 次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
第一号 当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をしたとき。

選挙「買収」は、「当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて」という形で、特定の選挙との具体的関連性が要件となっている。しかし、寄附にはその目的規定がない。特定の選挙との関連性が希薄ではあっても、カネの力で選挙民の投票行動が左右されるようなことがあってはならないとするのが法意なのだ。

本件では、安倍晋三がその選挙区の有権者を「参加費無料でアルコールなどをふるまう」会に招待し参加させたことが寄附に当たるか、が問われている。本来の「功労・功績者」への招待であれば公職選挙法条の犯罪とはならないが、欲しいままに予算を計上し、あるいは予算を大幅に上まわる人を招いて、事実上後援会員を「タダで飲み食いさせ」たのは,明らかに財産上の利益の供与であるから、寄附に当たる。問題は、「寄附」とは、自腹を切っての供与だけをいうもので、権力者が税金を欲しいままに使っての選挙民に対する利益供与は除かれるのか、という点に収斂する。

この寄附禁止規定は、「政治家が自分のカネでやる」ことを想定していたには違いない。しかし、身銭を切っての寄附の悪質性よりも、権力者がその地位を利用ないし悪用して、国民の財産を掠めとっての「寄附」がより悪質であることは、誰の目にも明らかではないか。

法の制定時、こんな安倍晋三流の悪質極まりない選挙違反は想定されていなかった。それが、安倍一強の驕りによってここまで腐敗が進行したということではある。しかし、実質的な負担者が誰であれ、有権者に利益を供与せしめた者すべてが、公選法199条の2 第1項違反と解すべきで、その解釈が罪刑法定主義に反するものではないと、私は思う。

それにしても、汚い。恥を知れ、安倍晋三。

(2019年11月9日)




















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/276.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 『スシローと不愉快な仲間たち』第7話 即位パレードを前にあの自称「天皇の親戚」ネトウヨがつい本当のことを…の巻(リテラ)
『スシローと不愉快な仲間たち』第7話 即位パレードを前にあの自称「天皇の親戚」ネトウヨがつい本当のことを…の巻
https://lite-ra.com/2019/11/post-5082.html
2019.11.10 安倍応援団をぶった斬るマンガ連載  マンガ『スシローと不愉快な仲間たち』第7話 リテラ

  

安倍首相の心の声を代弁する御用評論家、陰謀論全開で政権批判者を攻撃するネトウヨ文化人、中立のふりしてこっそり政権の味方をするどっちもどっちコメンテーター……。メディアを跋扈する安倍応援団を、ツイッターでも人気のまんが家・ぼうごなつこが、笑い飛ばします。
天皇即位パレードのきょう、お届けする第7話では、前回に続いて自称「天皇の親戚」のあのネトウヨ文化人が主人公。男系男子に固執して女系天皇を攻撃、まるで“自分を皇族にしろ”とでもいうように旧宮家の復活をがなり立てているあの人が比較的リベラルなワイドショーに出演したところ、意外な展開に……。ちなみに今回もほぼ実話です。
(編集部)

  

【編集部注】
このマンガはフィクションです。

【プロフィール】
ぼうごなつこ
1974年、神奈川県生まれ。まんが家・イラストレーター。
『子どもの心に寄り添って〜被災した子どもの心のケア』『よくわかる緊急事態条項Q&A』『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』『女政治家の通信簿』などでまんが・イラストを担当。
ホームページ:http://bogonatsuko.blog45.fc2.com
ツイッター:nasukoB




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/277.html

記事 [政治・選挙・NHK267] かつて安倍氏を自民総裁に持ち上げたのも、今、安倍氏にレッドカードをちらつかせているのも、文藝春秋社を先手に利用する米国CIAなのか(新ベンチャー革命)
かつて安倍氏を自民総裁に持ち上げたのも、今、安倍氏にレッドカードをちらつかせているのも、文藝春秋社を先手に利用する米国CIAなのか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4287552.html
新ベンチャー革命2019年11月10日 No.2516


1.連日、国会で醜態を晒す安倍氏のクビに鈴をつける長老はいないのか

 今、国会で連日、安倍氏は野党から追及されていますが、案の定、次々にボロが出ています。あせった安倍氏は感情的になり、下品なヤジを連発し、彼の本性が国民に丸見えとなっています。

 このように、もう見るに堪えない安倍氏の国会での一挙手一投足は、ほんとうに醜悪そのものであり、普通なら、昭恵夫人が、安倍氏に辞任を勧めていたとしても、まったくおかしくありません。

 自民党には昔は長老が居て、自民党の尊厳を守るため、問題を起こした議員がいたら、だまっていませんでした。

 ところが、今の自民には、その長老すらもいなくなって、誰も、安倍氏のクビに鈴をつける人がいない状態です。

 このザマでは、今の自民党は政権党としてのケジメすらつけられない亡国政党に成り下がってしまいました。

2.ウソのカタマリであることがばれた安倍氏が昔、出版した「美しい国へ」という本は、ほんとうに、本人が書いたのか疑うべき

 安倍氏はかつて、「美しい国へ」という本を出版しています(注1)。筆者もかつて、この本を買った経験がありますが、サラーと目を通して、まったく、印象に残らなかったので、ブックオフに売り飛ばしました。

 このとき、筆者は、この本は、ほんとうに、安倍氏が書いたのか、疑問を持ちました。

 ネット情報によれば、安倍氏の本は、統一教会初代会長・久保木氏(注2)の遺稿集「美しい国 日本の使命」を模したシロモノというウワサが流れていました。

 その後、安倍氏が首相になってからの彼の言動に接して、本人には失礼ながら、彼は自力で、本を一冊書ける能力はないのではないかと思われます。

 一冊の本を書くという行為は、そう簡単なことではなく、相当の力量が要求されます。

 しかしながら、安倍氏なら、ゴーストライターを雇って、自著を代筆させることは十分可能です。

3.安倍晋三著「美しい日本へ」の出版社・文藝春秋社は、ロッキード事件に火をつけた立花隆と縁が深い

 安倍氏の著作にゴーストライターがいたかどうか、その出版社なら、ある程度、わかると思われますが、ロッキード事件を思い出せば、だいたい想像はつきます。

 ロッキード事件(注3)は、今、振り返ると、親中・非親米だった田中角栄を失脚させる口実に利用されたのは明らかであり、背後には日本を闇支配する米国戦争屋CIAジャパンハンドラーが控えていました。

 その田中角栄の失脚に貢献したのが立花氏であり、立花氏の背後で協力したのが文藝春秋社だったのは確かです。

4.安倍氏が大臣に任命して、すぐに辞任した菅原・河井コンビのチョンボを報道したのは週刊文春:安倍氏はアメリカ様からイエローカードを切られたのか

 さて、今の安倍氏を窮地に追い込んだのは、周知にように、上記、菅原・河井コンビの唐突な辞任劇ですが、ともに週刊文春の報道がキッカケです。

 この二人は、極めて、アッサリと大臣を辞任していますが、そのウラには何かあるとしか考えられません。

 ロッキード事件のときと同様に、文藝春秋社の背後に米戦争屋CIAジャパンハンドラーが控えているとするならば、菅原・河井コンビの性急な辞任の動機が読み解けます。彼らはCIAに震え上がったということです。

 かつて、安倍氏をヨイショして、自民総裁に持ち上げたは、米戦争屋CIAジャパンハンドラーとつながる可能性のある文藝春秋社(安倍氏著作の出版社)でしたが、今回、安倍氏を苦境に追い込んでいるのも、文藝春秋社ということになると、背後に米戦争屋CIAジャパンハンドラーが控えていてもおかしくありません。

 もしそうなら、今の安倍氏は、日本を闇支配する米戦争屋CIAジャパンハンドラーからイエローカード(まだレッドカードに至っていない)を切られている可能性が浮上します。

 このように観ると、先日、米トランプが安倍氏を39歳呼ばわりしたのは実に意味深です(注4)。

注1:美しい国
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E5%9B%BD

注2:久保木修己
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E6%9C%A8%E4%BF%AE%E5%B7%B1

注3:ロッキード事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6

注4:本ブログNo.2485『最近の米国トランプ大統領は、なぜ、日本国民に向かって「安倍氏の年齢は39歳だ」と言い放ったのか:安倍氏の年齢65歳に0.6を掛けると39歳となる』2019年10月10日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/3957765.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「日本会議」の年会費を政務活動費から支出! 

日本会議への年会費の支出が記された自民県議の領収書(画像の一部を加工しています)宮崎日日新聞
※画像補足 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191110-00018246-miyazaki-l45


「日本会議」の年会費を政務活動費から支出!
https://85280384.at.webry.info/201911/article_106.html
2019年11月10日 半歩前へ

 宮崎県議会の自民県議15人が、安倍晋三首相の支持基盤である保守系団体「日本会議」の年会費を政務活動費から支出していたことが9日、宮崎日日新聞の取材で分かった。2018年度の県議会の政活費収支報告書に添付された領収書から判明した。

 日本会議は政策提言や国民運動を通して改憲など政治的主張を強めており、政治・政党活動への支出を禁じる政活費の使途基準マニュアルとの整合性が問われそうだ。

 識者は「特定の政治思想を公費で支援することになり、中立性の観点から適切ではない」と問題視している。  (以上 宮崎日日新聞)

****************************

 右傾化の流れに乗って、やることが次第に露骨になってきた。

 今回のケースは宮崎に限ったことではなく、ほかの自治体でも宮崎同様のことがあるのではないかと思う。 

 こうした日本の動きを世界は違和感を持って眺める。

 欧米の主要メディアは安倍晋三のことをファシストと呼んでいる。

 こうしたことに気付いていないのは日本人だけだ。

 内閣支持率50%前後をいまだ堅持していることが何よりの証拠である。 










http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/279.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相による「桜を見る会」の公金を使った後援会活動は違法で辞任もの。(かっちの言い分)

安倍首相による「桜を見る会」の公金を使った後援会活動は違法で辞任もの。
https://31634308.at.webry.info/201911/article_6.html

共産党の田村議員が「桜を見る会」の実態を明らかにしたことは大手がらである。立憲の枝野代表も他党の質疑だが大変評価したツイートを出した。小渕優子議員が後援会のメンバーを観劇に招いていた件などよりはるかに大規模で公職選挙法に抵触する案件である。

この件は、ネットでは近年に無いくらいツイートされているが、マスコミにはほとんど表に出さない。この辺のマスコミのコントロールは実に巧みである。ひるおびの番組で例の英語試験では萩生田大臣がかなり追い込まれたときも、寿司友の田崎が出てきて、萩生田大臣は初めからこの制度を進めることは反対で、萩生田氏が発言がこの試験制度の問題をあからさまにしたと、まるで萩生田大臣のお陰でストップ出来たのだと述べた。

小渕議員の時はマスコミはもう少し取り上げ騒いだが、この桜の見る会のことは隠蔽状態である。安倍首相になってから、招待者が従来の1万人規模から1.8万人に増えた。予算も当初1700万円が3倍の5700万円に増えた。後援会メンバーを約850人程度を招待する。ここに来れば、食事、お酒、お土産、桝の土産などを持って帰れるという。うちわを配って大臣を辞任した議員もいる。

その招待状が高額で転売されているという。政府が出した公式の招待状が売買されているとなると普通は警察が動くはずであるが、全く動いている気配もない。日本の司法は完全に独裁者に支配されている。何をやっても役職は辞めれば済むようである。まるで、どこかの国の体制と変わりない。

野党は、共産のお仕事と思わないで、加計問題と同様に追及し、この問題をマスコミに顕在化すべきである。


安倍首相の桜を見る会に「裏口疑惑」蔓延する招待状の“高額転売”
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/1568934/
 
安倍晋三首相(65)が毎年4月に開催する「桜を見る会」が物議を醸している。今年は各界著名人ら約1万8200人が集まり大盛況。これを受け、例年1700万円台だった予算を、来年度は3倍の5700万円に釣り上げることにしたのだ。1日から消費税が上がり、庶民の暮らしが苦しくなるなか、花見に多額の血税を投入するのはいかがなものか。ましてや、同会にはどこの馬の骨かも分からない怪しい人物も多数参加。その裏では招待状の“高額転売”が蔓延していた――。
“安倍1強”を肌で実感できるのが、毎年4月に東京・新宿御苑で開かれる桜を見る会だ。安倍政権発足前には1万人前後だった招待客は年々増加。今年はついに1万8200人を記録した。
「下手なアイドルのコンサートより集客力は上。今年も人が多すぎて、安倍夫妻がどこにいるのか探すのもひと苦労でした」とは参加者の一人。
 芸能界からも神田うのや梅宮アンナ、五木ひろし、デヴィ夫人、IKKO、「メイプル超合金」のカズレーザーと安藤なつらが出席。過去にも「ももいろクローバーZ」や「NGT48」が参加している。
 会の様子は“インスタ映え”するらしく「トレンディエンジェル」の斎藤司は「バイきんぐ」の小峠英二や漫談家の綾小路きみまろとのスリーショットを投稿。アンナも一緒に行った丸山桂里奈との記念写真をすぐにアップしていた。
 規模の拡大とともに、支出額もアップ。会の予算は2014年度以降、1700万円台で固定されていたが、実際の支出は14年の3005万円から右肩上がりで、今年は5519万円だった。赤字分は内閣府の別予算で賄っている。
 そこで来年はハナから予算を多く確保する方針に転換。来年度の概算要求額は5728万円で、昨年度の1700万円台から3倍超に大幅アップした。
 1日から消費税が8%から10%となり、庶民の生活が苦しくなるなか、桜を見る会に血税を大盤振る舞いするのには違和感も残る。ネット上では「せめて規模縮小だろ」「そもそも必要か?」などといった意見が見られる。
 そもそも、会には怪しい人物も大勢紛れ込んでいる。
 前出の参加者によると「著名人と写真を撮りまくっている男性がいました。後日、調べてみると、男性はその時に撮った写真を持ち歩き、うさんくさい投資話を持ち掛けていた」という。
 参加者の“身体検査”はザル同然で、招待状さえ持っていれば、原則すんなり入ることができる。そしてその招待状すらも「買える」ことが判明したから驚きだ。
 本紙が入手したLINEでは、ブローカーX氏が、ある人物に招待状の購入を持ち掛けている。その額、1通8万円!
 ポイントは「セットで8万」と書かれたくだりだ。政界関係者は「招待状は自民党議員に一定枠与えられ、希望があれば、追加でもらうことが可能。それを自身の派閥のパーティー券と一緒にブローカーに売りつけるんです。つまり『桜を見る会』の招待状を利用して、小銭稼ぎしている議員がいるということ」と指摘する。
 5月の衆院財務金融委員会では、日本共産党の宮本徹議員が、増え続ける招待客の基準について追及した。すると内閣府の井野靖久大臣官房長は「各府省庁からの意見等を踏まえ、内閣官房、内閣府で最終的に取りまとめている」と述べるにとどめ、「今年の(招待客に関する)資料はすでに開催が終わったので破棄した」と答えた。
 まずやるべきは、予算確保ではなく、招待客の身体検査だろう。にもかかわらず安倍首相は、昨年より今年、今年より来年といった具合に規模を拡大していく意向らしい。
「そうすることで、自身の人気ぶりを世にアピールしたいのだろう」(永田町関係者)という。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/280.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 腐り切った館に腐り切った者たちが集う。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/11/blog-post_66.html
11月 10, 2019 日々雑感(My impressions daily) 

<政府は八日、全世代型社会保障検討会議を巡り、有識者メンバーの中西宏明経団連会長が発言した政府方針と異なる意見の一部を議事録に記載しなかったことを明らかにした。経団連側は異論部分の記載を要望したものの、政府側は応じず、経団連側も最終的に了承した。安倍晋三首相は参院予算委員会で、手続きに問題はなかったとの認識を示した。 (中根政人)

 複数の関係者によると、中西氏は九月二十日の検討会議の初会合で、一定以上の収入がある働く高齢者の年金を減らす在職老齢年金制度の見直しを巡り「経営者から見ると(働く高齢者の)意欲を減退させることはない」と異論を唱えた。

 政府が十月四日に公表した議事録には、この発言は含まれておらず、「財源の問題もあるので慎重に検討した方がいい」と述べた部分だけが記載された。

 西村康稔全世代型社会保障改革担当相は八日の参院予算委で、こうした経緯を認めた上で、経団連事務局から了承を得たので問題ないと強調した。事務局が中西氏本人には事前に相談しなかったことも明らかにした。首相も「議事録として発表する際には相手側に確認している」と語った。

 立憲民主党が国会内で開いた会合では、内閣官房の担当者が、経団連側から当初は異論部分も議事録に加えるよう要望があったことを明らかにした。政府側が要望の意図を尋ねたところ、経団連側から「元のままでいい」との回答があったと説明した。

 中西氏は首相官邸での会合に出席後、現状の議事録の内容に納得しているかどうか記者団に問われ「そうだろう」と述べ、問題視しない考えを示した。

 国民民主党の徳永エリ氏は参院予算委で「議事録には発言をすべて残さないといけない。民主主義の根幹に関わる重大な問題だ」と政府の対応を批判した>(以上「東京新聞」より引用)


 会議内容を抜粋した議事録を議事録とは言わない。それは「抜粋」もしくは「編集」したものでしかない。しかし安倍氏は参院予算委員会で、手続きに問題はなかったとの認識を示した、というから驚きだ。

 政府案に反する発言を議事録から削除するとは何事だ。異論、反論を削除した議事録を国民は見ていたことになるのか。

 安倍自公政権は感覚がマヒしているようだ。「中西氏は九月二十日の検討会議の初会合で、一定以上の収入がある働く高齢者の年金を減らす在職老齢年金制度の見直しを巡り「経営者から見ると(働く高齢者の)意欲を減退させることはない」と異論を唱えた」が、政府が十月四日に公表した議事録には、この発言は含まれておらず、「財源の問題もあるので慎重に検討した方がいい」と述べた部分だけが記載された、というから改竄以外の何物でもない。

 それに対して、「内閣官房の担当者が、経団連側から当初は異論部分も議事録に加えるよう要望があったことを明らかにした。政府側が要望の意図を尋ねたところ、経団連側から「元のままでいい」との回答があったと説明した。

 中西氏は首相官邸での会合に出席後、現状の議事録の内容に納得しているかどうか記者団に問われ「そうだろう」と述べ、問題視しない考えを示した」というから経団連の糞ぶりにも驚く。

 安倍様の意に反する発言は勝手に削除され改竄されても「長いものには巻かれる」経団連の姿勢は国民の信頼を裏切るものだ。尤も、経団連を信頼している国民がいれば、だが。

 国民福祉や国民所得向上を願わない経団連など存在する値打ちがあるのだろうか。経営者たちのゴルフコンペ程度の値打ちしかないではないか。企業経営者としての高邁な経営哲学や企業経営者としての哲学は何処へ行ったのか。

 中西氏は首相官邸での会合に出席後、現状の議事録の内容に納得しているかどうか記者団に問われ「そうだろう」と述べ、問題視しない考えを示した、という。全世代型社会保障検討会議を巡り、有識者メンバーたる中西宏明経団連会長の見識とはその程度のものでしかないのか。顔を赤くして怒れ、とは言わないが、せめて恥ずかしいとは思わないのだろうか。

 政府の各委員会の民間有識者とはそうした者たちの集いなのか。安倍自公政権はトコトンまで腐り切っている。腐り切った館に腐り切った者たちが集う。こんな政府は一日も早く倒さなければ日本全体が腐ってしまう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/281.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 15号台風で浮上した森田健作・千葉県知事<本澤二郎の「日本の風景」(3490)<仕事しない、出来ない、無教養の悪徳俳優崩れ>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12543689917.html
2019-11-09 14:14:47 honji-789のブログ

<仕事しない、出来ない、無教養の悪徳俳優崩れ>

 ともかく腰を抜かしてしまった。仕事をしないのだ。したくてもできないのか。経歴を調べると、教養のない俳優崩れである。たとえ民主主義社会とはいえ、彼が手を出してはならない世界だ。千葉県民のためにはなれない人間であることがわかる。差別ではない。人それぞれ役割がある。知事としての識見がなければ、やってはならない。県民がかわいそうだ。かくいう筆者も、現在はそんな一人である。即刻辞任して、公給を返上しなければ、罷免のための行動を起こすほかない、と多くの県民が思い始めている。

<141日もさぼって何をしているのか?利権アサリ?>

 しばらく東京で暮らしていたこともあって、千葉県政について無関心を決め込んでいた。「どうしてタレント崩れなどを知事にしたのか」と10年前には頭をひねったことはあろうが、それ以上の関心を持たなかった。

 週刊文春には頭が下がる。知事として年間141日も休んで県庁に出てこなかったという。つまり学生だと「さぼった」ことになる。落第だ。進級できない。ところが、森田知事は違った。それでも3回も当選している。

 自業自得の千葉県民ではあるが、それにしてもひどい。森田は悪党である。「都知事時代の石原慎太郎レベルかそれ以上」と誰もが悔しがる。

 9・9の15号台風の時も。そこで、ようやく週刊誌が取材を開始した。というよりも、たった一人の善良な県庁職員の内部告発と思われる。

 「県庁に出てきても、せいぜい昼前に引き上げる。数時間しか知事室にいない」というのだ。こんなずぼらな知事を、県庁職員や千葉日報・千葉テレビと朝日・読売・毎日の新聞が「お目こぼし」をしていたのか。ジャーナリストには、このことが不思議でならない。

 年中政府専用機を乗り回して、海外にばら撒き行脚をしている安倍のほうが、まだ勤務成績は良い。森田の利権アサリかもしれない。その事情の一つを確かめることができた。

<芝山の超高級大豪邸写真にため息が出た!>

 一度一部改装したたものの、50年ほど前に借金200万円、自己資金100万円で建てた家に住んでいる者の、嫉妬で目が狂っているわけではない。

 昨日、初めてネットに登場した悪党知事の自宅と称する超大豪邸にため息が出てしまった。芝山町に建てられたものだ。写真週刊誌の記者も気付かなかったものか、これも不思議だ。

 頑丈な門の背後には、まるでロスかフロリダあたりで見られるような、うっそうたる大木が豪邸を隠している。ヘリに乗って上空からでないと、全貌を撮影することは困難であろう。

 「マフィアかやくざの親分が住むような頑丈な豪邸」と表現する友人は、テレビ報道で見たという。「ソフトバンクの孫正義宅と比べても、遜色のない森田邸」とも。ともかく圧倒されてしまった。

 いうところの芝山御殿の建設収支も公開させると、もっとすごい話題が飛び出すかもしれない。利権アサリは本当か?

<あっぱれ安倍顔負けの秘密主義は「巡査の息子」?>

 安倍内閣を操っている極右組織の「日本会議」の全貌を、大半の国民も議会人・言論人も知らない。国粋主義の本丸ゆえに、徹底して秘密主義を貫いている。

 いつだれが秘密の扉を開けるか、に関心が移っているが、森田の秘密主義も相当なものである。彼の豪邸を知っている県民は少ない。県庁内も。県幹部はどうだろうか。時には豪邸会議もしているはずだから、当然、漏れてくるはずだが、漏れなかった。

 15号台風が来なければ、森田の秘密はずっと継続したかもしれない。ほとんど仕事をしない知事のことも、豪邸のことも、彼が「巡査の息子」で、ろくろく勉強をしなかったことなど。そして都知事に次ぐ高給取りであることも。

 行政は県庁幹部任せ、それを10年もしてきたこと、ということは「利権アサリ専門」ということか。疑惑だらけである。

<県議会が不健全でまともではない理由は県民の民度ゆえ>

 新聞を読んでいない家には「ちば県議会だより」という議会広報紙は届かない。知り合いの知恵を借りて、直接自宅に郵送する方法をとった。二日前に「ちば県民だより」と共に、議会広報紙も届いた。

 そこに千葉県議会の会派別議員数が出ていた。また驚いてしまった。定員94人のうち、自民党は53人だ。立憲民主党10人、初めて知る千葉民主の会9人、公明党8人、共産党がたったの2人である。

 巨大与党が森田を支援しているのである。自公合わせると、房総ならぬ暴走行政=悪政が表面化することになる。

 9・9大災害を受けての9月定例県議会は、紙面を見る限り「おざなり」もいいところだ。15号台風に対する深刻・真剣な議論を感じない。2面に質問と答弁の記事を載せてはいるが、答弁者が不明。森田ではないのだろう。

 こんな千葉県議会の様子を見ていると、永田町のいい加減な野党追及も仕方ないのかもしれない。余談だが、県民だよりに広告が載っていた。これも驚きである。財政難なのか?まるで子供議会を見ているような錯覚にとらわれてしまった。

 1万トン以上の放射能汚染物資を水源地に投棄したことを、誰も質問・追及していないようなのだ。情けない、本当に悲しい千葉県であろうか。

2019年11月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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記事 [政治・選挙・NHK267] 法相の速度違反を警察が見逃しか?&妻・案里は選挙前に現金配り〜河井夫妻の違法疑惑が続く(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28691089/
2019年 11月 10日

 安倍内閣では、10月に菅原経産大臣、河井法務大臣と2人の閣僚が相次いで辞任したのであるが。公明党の山口代表が、「そもそも問題ありそうな人を閣僚に据えた」と苦言を呈していたという。(~_~;)

『公明党の山口那津男代表は8日、BS朝日の番組収録で、菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相の相次いだ辞任について「異常な事態で、国民に申し訳ない。内閣は身を引き締めて、立て直していく必要がある」と述べた。
 山口氏は「そもそも問題ありそうな人を閣僚に据えた」と苦言を呈するとともに、「自民党が議員をどう育てるか、どう閣僚に選ぶかという問題はある」と指摘した。(時事通信19年11月8日)』

 確かに、「そもそも問題のありそうな人」だったのだ。(・・)

 内閣改造直後(9.16)にアップしたブログの記事『ツッコミどころ満載、各閣僚の問題や疑惑を見ておこう〜安倍は、最後と覚悟しての改造か』にも2人のことが記されている。

 菅原氏は、以前から女性や金銭スキャンダルがあり、「女は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」「子供を産んだら女じゃない」などの発言が問題になったことが。
 また、河井氏は、元秘書へのパワハラ言動などが問題になっていたのだが。実は、今回の報道された違法行為を思わせるこんな話も出ていた。(・o・)

 河井氏の地元・広島のタクシー会社は、配車の要請を断っているとのこと。『河井先生が乗務員の運転席を蹴るわ、人を人とも思わないような暴言を吐くからです。『もっと速く走れ!』と法定速度以上を出すよう要求され、危うくスピード違反に加担させられそうになった乗務員もいました。

* * * * * 

 河井克行氏(56・衆院7期)は10月31日の朝、突然、官邸に辞表を出していた。

 同日発売の週刊文春に、今年7月の参院選で初当選を果たした妻・案里氏(46)が選挙運動の際に、不正な方法でウグイス嬢に法定の上限の2倍の日当を支払っていたと。また、夫の克行氏が選挙運動を仕切っていたことや、以前に有権者にじゃがいもなどを配っていたことなどが報じられ、あずかり知れないことだが、疑惑によって法務行政に迷惑をかけてはいけない」と言って、自ら辞任したのである。

 ただ、疑惑については、「調査して、説明する」と語っていたものの、夫婦そろって、姿を消したままだという。(~_~;)

 この時、河井氏がすぐに閣僚を辞任したのは、第二弾、第三弾が待っていて、逃げ切れないからだという話があったのだけど・・・。

 (案の定?)早速、河井夫妻の新たな違法行為の疑惑の話が出て来た。(・o・)

 夫・克行氏は、法務大臣就任中に、地元・広島で運転手に140キロ以上の速度で運転させたため、警察から注意を受けたとのこと。

 警察は違反行為を取り締まらずに、注意した(見逃した?)にとどめたようなのだが。<どこかで、違反の証拠がないと説明していたらしい。>先述したタクシー会社の話から見て、河井氏が常習的に速度違反をさせていたとしても不思議はない。(`´)
 
 また元県議だった妻・杏里氏は、参院選出馬のため今年の県議選には出なかったのだが。その際に、自民党の県議たちに応援や当選祝いとして、現金のはいった封筒を配っていたという。<50万円ほどはいっていたと証言した県議もいたりして> 

 このような行為は、公選法違反の疑いが強い。(**)

 まずは克行氏の話から・・・

『河井前法相の大幅スピード違反を広島県警が見逃していた!

 「週刊文春」(10月31日発売号)が報じた妻・案里氏の参院選における公選法違反疑惑を受けて、同日、法務大臣を辞任した河井克行衆院議員(56)。法相在任中に、悪質なスピード違反を秘書にさせていたことが新たに判明した。


 事件が起きたのは10月5日。河井氏は、正午から北広島町で始まるイベントのため、急いで広島県内を移動していた。その際、河井大臣(当時)が急ぐように求め、80キロ制限の高速道路を、60キロオーバーの140キロで走行したという。

 50キロ以上の超過は本来、一発免停で、6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となる。ところが、警護についていた広島県警の後続車両は、140キロで走る河井氏の車を追いかけつつ、事務所に注意を促す電話を入れたのみで、違反を検挙しなかったというのだ。

 その決定的な証拠を「週刊文春」は新たに入手した。克行氏と事務所スタッフらとのLINE上のやり取りだ。そこには、10月5日の12時に〈県警より、「現在140キロで飛ばされていますが、このようなことをされたら、こちらとしてはかばいきれません。時間に余裕を持って、時間割を組んでください」とお電話がありました〉と記されていた。

 広島県警に聞くと、「個別の事案については回答を差し控えます。ただ、一般論として警護対象者が乗っている車が一時的に法定速度を上回る速度超過が疑われるような事があった場合は、秘書等を通じて是正を促すこともあります」と回答した。

 河井氏の事務所に一連の行為について聞いたが回答はなかった。

 今年3月には、麹町署の巡査が、警察官の交通違反を見逃したとして、犯人隠避容疑で書類送検されている。一般市民の違反については厳しく取り締まる一方、政治家の違反は見逃していたとすれば、警察への信頼を失墜させることになりそうだ。

 11月7日発売の「週刊文春」では、“あおり運転”を指示されたという河井氏の元運転手の詳細な証言や、公選法違反に絡み、二転三転するウグイス嬢の証言などを詳報している。

 「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年11月14日号(文春オンライン19年11月6日)』

* * * * *

『自民党関係者は「警護対象者が乗っている車が一時的に法定速度を上回る速度超過が疑われた場合、事務所の秘書などに是正を促すケースがあります。高速道路は速度超過が40キロ未満だと反則金処理。40キロ以上だと刑事処分となり、起訴・有罪となれば前科がつきます。なぜ河井氏は説明できないのか」と話す。

 野党議員は今年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた「上級国民」を引き合いに、河井氏に対し「(同県警は)特別扱いしたのか」と怒りを爆発させる。

「元運転手は同誌に(法相)在任中の河井氏から、あおり運転を指示されたと証言しています。県警の対応は権力者に甘く納得できません。法務委員会では後任の森雅子法相に追及します」(野党議員)(東スポ19年11月8日)』

 そして、妻・案里氏の現金配りの話を・・・。

『河井案里氏、広島県議に現金か 春の選挙中、公選法違反指摘も

 自民党の河井案里氏(46)=参院広島=が春の広島県議選(3月29日告示、4月7日投開票)の期間中に現金を持ってきたと、複数の自民党県議が証言した。7日までの中国新聞の取材に答えた。いずれも「当選祝い」「激励」などの名目で、その後に返したとしている。河井氏のこの行為は、公選法が禁じる買収の申し込みや寄付行為に当たるとの指摘がある。河井氏の事務所は「公選法に抵触することは一切していない」とコメントしている。

 河井氏は自民党県議だった3月中旬、7月の参院選広島選挙区で改選2議席の独占を目指す党本部の主導で、党で2人目の公認を得た。県議選の期間中は党県議の事務所を回るなどしており、この過程で一部に金を持参したことになる。今回の行為について、河井氏の説明責任が問われる。

 県議の1人は選挙期間中、事務所を訪ねてきた河井氏から「当選祝い」として白い封筒を受け取ったという。現金が入っており、金額は「数えてはいないが、50万円くらいだったと思う」と振り返る。参院選の話は出ず、その場で返したと説明する。金の目的については「領収書は示されず、政治資金として適法に処理する雰囲気ではなかった」と明言した。

 別の県議も選挙期間中、事務所で河井氏から封筒を示されたという。「激励ということだったが、現金だと思った。チラシなどとの違いは分かる」と、中身を見ずに返した。「『参院選ではよろしく』などの言葉はなかったが、そういう意図は感じた」とし、参院選での支援に期待した行為だったと見立てる。

 さらに別の県議2人の元にはいったん河井氏側が金を持参した。2人は後日、広島市内の河井氏の事務所を訪れて返した。当事者や、当事者から直接話を聞いた県議が証言した。事務所で対応したのは河井氏ではなかったという。

 専門家や県選管によると、選挙の立候補予定者や現職の政治家が個人として有権者に金を渡した場合、公選法が禁じる買収の申し込みや寄付行為に当たる可能性がある。政党支部や後援会などの政治団体を通じて候補者に贈る場合、政治資金規正法に基づき、領収書を得て収支報告書に記載する必要がある。

 河井氏には参院選で、選挙事務所が車上運動員13人に公選法の上限を上回る日当3万円を払ったとする疑惑が浮上。河井氏は選挙事務所の運営や事務について「法令順守の方針の下、信頼できるスタッフにお願いしていた」とした上で「事実関係の把握に努め、説明責任を果たしたい」とコメントした。この疑惑が報じられたのを受けて、夫の克行氏(広島3区)は10月31日に法相を辞任した。(樋口浩二、久保友美恵)(中国新聞デジタル19年11月8日)』

* * * * *

 尚、河井案里氏は、ウグイス嬢の報酬支払いが公選法違反(買収)に当たるとして、広島地検に告発されたとのこと。

 おそらくこの現金配りの件でも、告発されるのではないかと思うのだが。『告発状で男性は、克行衆院議員の関与や共謀の有無についても「捜査を尽くされるよう要望する」としている』(朝日11.7)という。

 広島県警は、この件をうやむやにしそうな気もするのだけど。広島地検はきちんと告発状を受理して、夫の関与も含め、しっかりと捜査をして欲しいと思うし。 

 何より、そろそろ閣僚や国会議員の問題行為に対して、メディアや国民がもっときちんと怒るべきなのではないかと。そうしないと、(既にそうなりかけているように)長期独裁政権の下、閣僚や議員が法令順守などどこへやらで、やりたい放題のことをするようになっちゃうぞと、警告したいmewなのだった。(@@)

    THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/283.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍「世界で最も多くの時間、質疑に応じている」と言うが本当にそうだろうか(まるこ姫の独り言)
安倍「世界で最も多くの時間、質疑に応じている」と言うが本当にそうだろうか
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/11/post-af56e2.html
2019.11.10 まるこ姫の独り言


安倍首相は「世界で最も圧倒的に多くの時間を国会で質疑に応じている」と野党に反論したが本当にそうだろうか。

首相「世界で最も多くの時間、質疑に応じている」参院予算委、野党に反論
          11/8(金) 18:02配信  毎日新聞

>立憲民主党の福山哲郎幹事長が「国政の重要課題をやりましょう。首相が出てこないから(議論ができない)じゃないですか」と述べ、首相出席の予算委員会を増やすよう要求。これに対し、首相は「G7(主要7カ国)の国の首脳は、だいたい1年間に40時間ぐらい質疑をしているが、私は1年間で200時間を超えて国会に出てきて質疑に応じている」と反論した。

安倍首相の主張は本当なんだろうか。

他国の首脳は1年間でたったの40時間?そして安倍首相は200時間も質疑に応じている?

にわかに信じられない。

自分達に都合のよいような改ざんをするのは朝飯前の政権だから。

それにしても変だ。

衆議院の委員会への出席頻度が低い総理、ワースト2にランクインしているのに、質疑に応じた時間が200時間?はあだ。

渾沌から湧きあがるものと言うブログの持ち主の方が

“国会に来ない総理大臣” ワーストは、この人! 〜安倍は更なる逃げ切りを画策中!〜

と言う記事を書いておられる。

約2年前の記事のその中で、衆議院の委員会への出席頻度が低い総理の中で、データをもとに安倍首相がワースト2に入っていると書いておられる。

一方では安倍首相は200時間も質疑に応じているという。

全然つじつまが合わない。


まさか出席頻度が極めて低い安倍首相に対して、出席した時は、これでもかと朝から晩まで安倍首相一人だけに質疑攻めと言う事はあり得ない話だし、党首討論も短時間で終わっているし、私が思うに、本会議の自画自賛の演説も質疑の中にカウントしているのではなかろうか。

あれだけ国会を逃げ回って来た安倍首相が、どう考えても200時間もの質疑に応じたとは思えない。

それでも第1次政権のときは73.2%は国会に出席しているらしい。

2次政権以降は36.6%に半減。

よほど第一次の失敗に懲りたのだろう。


第一次の時と比べて国会出席率が半減しているのに200時間も質疑に応じたというのは、やっぱり盛り過ぎじゃないか。

いつも、息を吐くように嘘を吐く人だから、事実を提示されたとしても信用できない。

例え200時間の質疑に応じたとしても、これだけ安倍首相が関わっている問題ばかりで、しかも問題点を逸らして議論にならない場面が多い。

きちんと真摯に議論をするというなら話は別だが、はぐらかしの連続では時間の無駄だ。
他国の首脳は、日本のように首相絡みの税金の私物化はないのだろう。

だから短時間で済んでいるのかもしれないし、安倍首相も野党の質疑をはぐらかすことなく真摯に対応していたら、時間が短縮するかもしれない。

全て、自身の不徳の致すところじゃないのか。

それを逆切れして「世界で最も多くの時間、質疑に応じている」と開き直るのは違うと思う。





http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/284.html

記事 [政治・選挙・NHK267] あの日テレが「れいわ新選組」と山本太郎で特集を組んだ! <「れいわ新選組」山本代表は今> 


あの日テレが「れいわ新選組」と山本太郎で特集を組んだ!
https://85280384.at.webry.info/201911/article_100.html
2019年11月09日 半歩前へ

 「れいわ新選組 山本代表は今」と銘打って、日テレがこんな特集を組んだ。

 夏の参議院選挙で「れいわ旋風」とも呼ばれる現象を巻き起こした“れいわ新選組”。9月、山本代表は北海道にいた。商店街を1軒1軒まわって党のポスターを貼らせてもらい演説会を開いていた。草の根からの支持拡大を目指し全国をまわる (以上 日テレ)

**************************

 参院選前は、あれほど「れいわ新選組」を無視してきた日テレが、である。新聞やテレビはこう言うものだ。

 話題になったり、世間の注目度が上がると「流れに乗ろうとして」取材に押し掛ける。いい加減なものだ。

 特集の末尾で太郎が主張する消費税ゼロにした場合の財源はどうすると迫って、「THE END」

 日テレは消費税の増税分の大半が法人税の減税の穴埋めに回っていることに一言も触れなかった。

 大企業の内部留保が溜まりに溜まって400兆円を優に超えるまでになった。

 山本太郎は言った。「税金かあるところから取るのが先だ」―。

詳しくはここをクリック
http://www.news24.jp/articles/2019/11/07/04540464.html


「れいわ新選組」山本代表は今
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191107-00000383-nnn-pol
11/7(木) 18:42配信 NNN



この夏の参議院選挙で「れいわ旋風」とも呼ばれる現象を巻き起こした“れいわ新選組”。9月、山本代表の姿は北海道にあった。商店街を1軒1軒まわって党のポスターを貼らせてもらい、演説会を開いていた。草の根からの支持拡大を目指し全国をまわる山本代表を追った。













http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/285.html

   

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