★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年11月 > 12日00時13分 〜
 
 
2019年11月12日00時13分 〜
記事 [政治・選挙・NHK267] 卑劣!相手によって手心を加える警察!あの男を書類送検! 
卑劣!相手によって手心を加える警察!あの男を書類送検!
https://85280384.at.webry.info/201911/article_113.html
2019年11月11日 半歩前へ

 東京・池袋で4月、車が暴走して母子が死亡し、10人が重軽傷を負った事故で、警視庁は、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで12日にも書類送検する方針を固めた。 (以上 朝日)

********************************

 新聞各紙は11日、一斉に以上のような記事を書いた。

 加害者、飯塚幸三に対しては最後まで「容疑者」とは呼ばず、「院長」の呼称を付けた。

 一度も警察署に留置することもなく、「特別扱い」で幕を引こうとしている。

 これに対し、国策捜査で不当逮捕された籠池泰典は真夏の暑いさなかに、冷房もない牢屋に300日もぶち込まれ、過酷な日々を強いられた。

 日本では法の下の平等などはとっくの昔に形骸化している。

 書類送検など形式犯扱いで加害者にとっては痛くもかゆくもない。

 飯塚幸三は、今は世間の同情を買おうと杖をつくなど弱々しい高齢者を演じている。が、時速100キロの猛スピードで母子を跳ね飛ばし、命を奪った直後は、息子に指示してパソコンから個人データを削除するなど”隠ぺい工作”と受け取られる活発な行動を展開していた。

 そんなしたたかな男が、元官僚との理由で「特別扱い」を受けるとなれば、世間は納得しないだろう。

 妻と愛児を失った夫が集めた「飯塚幸三に厳罰を求める署名」は30万人を超えた。そうした声を無視してまで飯塚幸三を守る必要がどこにあるのか?

 そういえば、現職の法務大臣を乗せた車が制限速度80キロの高速道路を140キロで疾走。広島県警の警護車が追走していたが不問に付した。

 相手によって手心を加える警察組織。根腐れを起こした日本の警察への信頼は地に落ちた。

 新聞、テレビも権力が発表するものを、そのままに右から左に伝えるだけ。だから「院長」となる。一種の世論操作だ。発表垂れ流しマスコミの弊害だ。




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK267] <不気味>「陛下即位を祝う国民祭典」、経団連や日商とともに日本会議が主催!百田氏・櫻井よしこ氏らが出席の中、嵐や芦田愛菜さんら豪華芸能人が多数出演!(ゆるねとにゅー)
【不気味】「陛下即位を祝う国民祭典」、経団連や日商とともに日本会議が主催!百田氏・櫻井よしこ氏らが出席の中、嵐や芦田愛菜さんら豪華芸能人が多数出演!
https://yuruneto.com/kokuminsaiten-nipponkaigi/
2019年11月11日 ゆるねとにゅーす

※キャプチャー



安倍政権が即位パレードのコースを変更させたのはこれが目的? 天皇皇后が前を通った自民党本部に巨大垂れ幕!

〜省略〜

安倍首相やその取り巻きの極右勢力は今回の一連の即位関連イベントを、完全に戦前回帰、国民に対するナショナリズム・全体主義の強化に利用している。

その典型が、昨日、皇居前広場でおこなわれた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」だ。

メディアでは、嵐が奉祝曲を熱唱したことや、芦田愛菜が祝辞を述べたことなどが大きく報道されているが、国民はこのイベントの主体がどういう団体なのか本当にわかっているのだろうか。

「国民祭典」の主催は「天皇陛下御即位奉祝委員会」となっているが、この奉祝委員会の設立を主導し奉祝事業を実施している組織は経団連と日本商工会議所、そして日本会議なのだ。現に、奉祝委員会の設立発起人には櫻井よしこが「言論界・女性」の代表として名を連ね、百田尚樹や高須克弥、門田隆将といったネトウヨ文化人もこぞって出席。安倍応援団による「極右」集会という様相を呈していた。

このイベントが極右集会であることは、式典の最後でもなった。天皇の「おことば」のあと、「天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟」会長の伊吹文明・元衆院議長が万歳三唱をおこなったのだが、司会が「ありがとうございました」と締めても、伊吹氏とは違う人物が「天皇陛下、万歳」と発声。そのあとも天皇・皇后がその場を離れるあいだ、「天皇陛下、万歳」「皇后陛下、万歳」「天皇皇后両陛下、万歳」などと万歳三唱が延々と繰り返されたのだ。

しかも、恐ろしいのは、そうした極右によるナショナリズム・全体主義の強化イベントに、有名芸能人たちが全面協力し、国民にその戦前的な価値観を刷り込む役割を果たしていることだ。

「国民祭典」では、司会を俳優の谷原章介とフリーアナウンサーの有働由美子が務め、各界代表の祝辞には前述したように、「次世代を担う女優」として芦田愛菜が立ち、「新元号『令和』は万葉集からの出典だったということを知り、昔の日本の書物から新しい時代の元号がつくられるということは、なんて素敵なことなんだろうと深く感動しております。古くからわが国に伝わる文化を大切にしつつ、新しい日本へと躍進していく、そんな時代になっていくことを切に願っております」とスピーチ。ネット上では「15歳とは思えない」「さすが芦田プロ」などと称賛の声があふれた。

〜省略〜

【リテラ 2019.11.10.】


↓多数の人気芸能人が出席した「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」を主催した「天皇陛下御即位奉祝委員会」は、経団連・日商とともに日本会議が運営。

奉祝事業計画

平成30年4月、これまでの奉祝運動を担ってきた「日本経済団体連合会(会長中西宏明)」「日本商工会議所(会頭三村明夫)」「日本会議(会長田久保忠衛)」の3団体で平成31年に天皇陛下御即位三十年をお祝い申し上げ、また同5月に予定されている新天皇ご即位奉祝事業を新元号元年〜2年にかけて実施する組織の設立が合意さ奉祝委員会は、奉祝国会議員連盟とともに、天皇陛下御即位30年奉祝事業と新天皇陛下御即位奉祝事業の二大事業を以下の通り推進いたします。「天皇陛下御即位三十年奉祝委員会」は、来年5月1日をもって「天皇陛下御即位奉祝委員会」に名称を変更いたします。

〜省略〜

2. 新天皇陛下の御即位をお祝いする国民祭典

第126代天皇陛下の御即位をお祝いする国民祭典を、両陛下のお出ましを仰ぎ、皇居前広場をお借りして開催します。

名称
「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」

期日
令和元年11月9日(土)

会場
皇居前広場(国民公園)

主催
天皇陛下御即位奉祝委員会
天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟
公益財団法人日本文化興隆財団

〜省略〜

【天皇陛下御即位奉祝委員会】












































長州礼賛カルト「日本会議」がグローバル資本勢力(経団連・日商)とコラボし、天皇陛下即位祭典をプロデュース!豪華芸能人多数出演&テレビ中継で、日本の財界・芸能界とグローバルカルトが一体化!








出典:Twitter(@SiamCat3)

※キャプチャー



イベントには、経団連・日商・日本会議に加え、「奉祝国会議員連盟」の政治家の存在も

※キャプチャー


役員名簿

加盟議員/超党派衆参国会議員553名
(令和元年9月24日現在、50音順)

顧問

麻生 太郎、安倍 晋三、枝野 幸男、大島 理森、太田 昭宏、小沢 一郎、片山 虎之助、菅 直人、山東 昭子、玉木 雄一郎、野田 毅、野田 佳彦、山口 那津男、山崎 正昭

会長

伊吹 文明

副会長

赤松 広隆、石破 茂、石原 伸晃、大塚 耕平、岡田 克也、小川 敏夫、岸田 文雄、斉藤 鉄夫、下村 博文、鈴木 俊一、関口 昌一、世耕 弘成、竹下 亘、中曽根 弘文、二階 俊博、馬場 伸幸、平野 博文、福山 哲郎、細田 博之

幹事長

古屋 圭司

常任幹事

東 徹、荒井 聰、井上 義久、衛藤 征士郎、小野寺 五典、海江田 万里、神山 佐市、北側 一雄、木村 弥生、熊田 裕通、坂本 哲志、新藤 義孝、武見 敬三、棚橋 泰文、谷畑 孝、鶴保 庸介、中川 雅治、中西 哲、長妻 昭、野村 哲郎、羽田 雄一郎、鉢呂 吉雄、平沢 勝栄、古川 元久、古屋 範子、増子 輝彦、水落 敏栄、蓮 舫、渡辺 周

実行委員長

衛藤 晟一

副実行委員長

石田 祝稔、井上 信治、上野 賢一郎、左藤 章、塩谷 立、下地 幹郎、柘植 芳文、辻元 清美、西田 実仁、西銘 恒三郎、原口 一博、舟山 康江、室井 邦彦、八木 哲也、横光 克彦

事務局長

木原 稔

事務局次長

遠藤 敬、亀井 亜紀子、榛葉 賀津也、竹内 譲、笠 浩史

事務局長補佐

鬼木 誠

【天皇陛下御即位奉祝委員会】


※キャプチャー
https://yuruneto.com/kokuminsaiten-nipponkaigi/




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相「桜を見る会」で“買収”疑惑 公金私物化の元凶は(日刊ゲンダイ)





安倍首相「桜を見る会」で“買収”疑惑 公金私物化の元凶は
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264526
2019/11/11 日刊ゲンダイ


「党員拡大」に利用したのか(2019年度の安倍首相主催の「桜を見る会」)/(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権による新たな“公金私物化”問題だ。毎年春に安倍首相が主催する「桜を見る会」が、安倍首相や自民党議員の支援者の“買収”に利用されていた疑いが浮上したのだ。公金を使った脱法行為を許してはダメだ。

 ◇  ◇  ◇

 火を噴くきっかけとなったのは8日の参院予算委だ。

 共産党の田村智子議員が、予算額が約1700万円にもかかわらず、実際の支出額が2014年度の3000万円から、18年度は3倍の5200万円に膨らんだ「桜を見る会」の招待客について質問した。

 内閣府によると、招待客は〈国会議員、都道府県知事、議長をはじめ、各界において功績功労のあった方々〉と規定されているにもかかわらず、出席者は安倍首相や稲田党幹事長代行、萩生田文科相の後援会関係者が目立つ点を指摘したのだ。

 例えば、稲田氏のHPの活動報告を見ると〈「桜を見る会」、地元福井の後援会の皆様も多数お越し下さり、たいへん思い出深い会となりました〉(14年4月12日)と記され、萩生田氏の公式サイトにも〈総理主催の「桜を見る会」が催され、今年は平素ご面倒をかけている常任幹事会の皆様をご夫婦でお招きしました〉(14年4月18日)とあった。

■法の不備を識者指摘

「各界において功績のあった方々」が自民党議員の後援会関係者ばかりなのは、なぜなのか。安倍首相は「個人情報」を理由に答弁拒否を続け、内閣府は出席者名簿を「廃棄した」というから許せない。

 招待客は飲食の無償提供を受ける。仮に国会議員が同じことをすれば、有権者の買収に当たり公職選挙法違反となる恐れがある。首相動静によると、安倍首相は少なくとも過去3年間、毎年、桜を見る会の前日に「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」に出席。今年の前夜祭には850人が参加し、翌朝の貸し切りバスで桜を見る会の会場まで移動したという。大型バスで支援者を観劇に連れていったことが問題視された小渕優子元経産相とソックリではないか。国民民主党の玉木代表

「今回の一件は公金の使途目的から明確に逸脱しています。地方自治体であれば、公金の不適切使途について、市民は『住民監査請求』『住民訴訟』制度を利用し、公金の返還を求めることができる。しかし、国に対しては返還請求するための法整備がなされていません。非常に時代遅れな状況で、法改正が必要だと考えます」(政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏)

 90年代に500万人いた自民党員は野党転落で70万人台に減った。桜を見る会は党員を増やすための「エサ」にされたとの見方もある。いずれにしても、血税で支援者買収なんて冗談じゃない。

【写真特集】安倍首相、走る走る…2019桜を見る会
【写真特集】2018新宿御苑で「桜を見る会」が開催



















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 麻生太郎の憂鬱 景気上がらぬ言い訳/政界地獄耳(日刊スポーツ)
麻生太郎の憂鬱 景気上がらぬ言い訳/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201911110000126.html
2019年11月11日9時19分 日刊スポーツ


★首相・安倍晋三の予算委員会でのヤジや、ダメ閣僚が辞任してからもポロポロと疑惑が報道されるなど、精彩を欠く第4次安倍第2次改造内閣だが、もう1人浮かない大物閣僚がいる。副総理兼財務相・麻生太郎だ。何より安倍、麻生、官房長官・菅義偉、党幹事長・二階俊博の4人の微妙なバランスの上に立脚していた極めて不安定な内閣だ。それを首相秘書官兼首相補佐官・今井尚哉が的確に配牌(はいぱい)してここまで来た。

★ところが今井は経産省・資源エネルギー庁次長までやった男。この国会では早々に関西電力幹部らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題にかかりきりになり対策を講じている間に菅系の閣僚の失敗は続く。首相は側近の文科相・萩生田光一が口を滑らせた「身の丈発言」で歴代清話会の文科省利権を探られ、ついには加計学園の大学設置疑惑まで再燃し始めた。こうなると内閣は何をやってもうまくいかない。麻生が憂うのも当然だ。

★自民党関係者が言う。「そんなことじゃない。麻生は派閥の後継問題で派内から突き上げられている。『まさか防衛相・河野太郎にしないだろうな』とか『党税調会長・甘利明に派閥を譲るなら派を出る』などと言われている」。こちらは党総務会長・鈴木俊一に譲って落ち着かせるだろうが、もう1つ、「景気が上向かない問題だ。消費税を上げた弊害が年末から年始の落ち込みで分かってくる。アベノミクスが成功したなんてもう誰も思っていない。これから『途中までうまくいっていたが、全国で毎年続く大規模災害がボディーブローになった』と失敗の言い訳を言わないといけない時期が来るのではないかと憂鬱(ゆううつ)なのだ」(自民党閣僚経験者)。政権の火種はくすぶり続ける。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/306.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「天皇陛下万歳」が覆い隠した時代の閉塞と政治の退廃 「日本会議」が噛んだ国民祭典(日刊ゲンダイ)



「天皇陛下万歳」が覆い隠した時代の閉塞と政治の退廃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264521
2019/11/11 日刊ゲンダイ


秋晴れの下で祝賀パレード(天皇皇后両陛下)/(C)日刊ゲンダイ

〈パレードに邪魔な一台ついて来る〉

 朝日新聞(9日付朝刊)の「朝日川柳」にこんな一句が寄せられていた。天皇の即位を祝う10日の「祝賀御列の儀」に加わった安倍首相への当てこすりなのだろう。風刺が効いている。

 日本列島を次々に襲った台風の被災者への配慮から延期された令和の祝賀パレードは、平成のコースを変更。皇居・宮殿を出発し、新たにルートに加わった自民党本部前を通り、赤坂御所までの4・6キロをおよそ30分かけて走行した。秋晴れの下、平成の11万7000人を超える11万9000人が沿道を埋め尽くした。

 晴れやかな雰囲気に包まれたパレードとは対照的に、不気味だったのが前夜祭のような位置付けとなった9日夜の「国民祭典」だ。

 皇居正門の石橋に立つ天皇と皇后を見上げる形で、皇居前広場に約3万人が参集。女優の芦田愛菜やJOC(日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長ら各界著名人が祝辞を述べ、ジャニーズの「嵐」が奉祝曲「Ray of Water」を熱唱した。伊吹文明元衆院議長が万歳三唱で締めたのだが、その後も男性の通る声で「天皇陛下バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ」「天皇、皇后両陛下バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ」と万歳コールが延々と響き渡っていたのである。主催者の説明によると、予定通りの場内アナウンスだったという。

「日本会議」が噛んだ国民祭典

 国民祭典の正式名称は「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、主催は天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟、天皇陛下御即位奉祝委員会、公益財団法人日本文化興隆財団だ。万歳三唱した伊吹は議連会長。奉祝委を構成するのは経団連、日本商工会議所、そして戦前回帰を目指す右派組織の「日本会議」だ。戦前の皇国史観や国家神道に憧憬し、明治憲法の復活をもくろみ、安倍政権を強力に支持する団体がここにも一枚噛んでいたのである。

「万歳がいつまでも続くので戸惑いました。周りの人たちも、あっけにとられていた」(20代女性)

「何なんだ? と思ったが、何となく雰囲気にのまれて万歳してしまった」(50代男性)

 素直に代替わりを祝う気持ちが、安っぽい演出によって台無しである。ちなみに、過去の奉祝イベントも日本会議をはじめとするこの3団体が仕切っている。


沿道には11万9000人が集まった(C)日刊ゲンダイ

平和憲法をかなぐり捨てる「この国の形」を先取り

 それにしても、少し前なら躊躇するような「万歳」がかくも公然と叫ばれることへの驚きと違和感。それがかき消されてしまう同調圧力の危うさがこの国を覆っている。政治評論家の森田実氏は言う。

「戦時中だって、万歳三唱をあんなふうに長々と繰り返すことはなかったですよ。天皇、皇后両陛下の退出は拍手で見送ればいいじゃないですか。長期政権の末期になると権力者は必ずといっていいほど狂気を帯びてくるものですが、安倍政権の皇室利用は度を越している。過剰です。明らかに調子に乗っている」

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)もこう言う。

「繰り返される万歳三唱には野蛮な印象を受けました。この国は先祖返りし、近代がはるかに遠くなってしまったのか。あるいは昭和、平成と続いた平和憲法以降の時代を先取りした姿なのか。国民が国家の指導者に黙って従う社会。安倍政権や日本会議が理想とするこの国の形を見せつけられたのは疑いようがないでしょう。安倍政権が皇室を利用して大きな顔をできる機会は当面ありません。彼らにとって国民祭典は、まさにハイライトのイベントだったのでしょう」

「天皇陛下万歳」は戦前・戦中の暗黒時代を想起させたものだった。昭和は遠くなりにけり、である。

 国民祭典でも安倍は「令和の世の平安と、天皇陛下の弥栄をお祈り申し上げ、私の祝辞といたします」などと挨拶。即位の礼に伴う行事での祝辞はこれで3度目だ。もっとも、内容はほぼ同じ。関係者もいい加減、聞き飽きたのではないか。

 そもそも、天皇の生前退位に難色を示していたのは一体誰だったのか。生前退位も女系天皇も認めない立場を取る日本会議の顔色をうかがう安倍政権は、現上皇の意向をないがしろにし続けた。その結果として「お言葉」が発表され、生前退位が実現したが、ここに至るまで3年を要した。そして、新天皇の初面会にセットされたのは、安倍がシッポを振りまくる米国のトランプ大統領。臆測を呼びかねない大国首脳を避けるとの慣例を破った上、関心を示さないトランプに「スーパーボウルの100倍大きな行事」と安っぽいセリフで口説いたという。恐るべき皇室の過剰利用、恐るべき厚顔である。列島に響き渡った「天皇陛下万歳」が覆い隠したものをキッチリと見定める必要がある。


宰相の器とは程遠い指さしヤジ(C)日刊ゲンダイ

総辞職に値するヤジ連発

 来年度から始まる大学入学共通テストをめぐり、安倍政権は火ダルマだ。経済格差や地域格差が問題視されていた英語民間試験の導入は、萩生田文科相の「身の丈」発言で見送られたが、国語や数学の記述式問題でも懸念山積。50万人の受験生の答案を2週間程度で採点するには1万人の採点者が必要だ。採点業務を約61億円で受注したベネッセグループの学力評価研究機構はアルバイトも当たらせるというのである。デタラメにもほどがある。

 なぜ受験生を混乱させる入試改革を断行しようとするのか。浮上しているのが、安倍側近の下村博文元文科相ら文教族と、英語民間試験や採点業務に関わるベネッセグループとの癒着だ。支援者に国有地をタダ同然で払い下げた森友学園疑惑、国家戦略特区を利用して“腹心の友”に獣医学部新設の道を開いた加計学園疑惑に続き、大学入試改革でもオトモダチに甘い汁を吸わせている疑いが濃厚になってきた。安倍とオトモダチで教育行政を食い物にしているのである。国会紛糾は当然で、衆参両院の予算委員会集中審議で野党の追及に安倍はイラ立ちを隠せず、2度もヤジを飛ばしてたしなめれた。立憲民主党議員には「共産党!」とレッテル貼りだから、精神状態が危ぶまれるというものだ。

「長期政権の病的症状が表れています。誰にも止められず、やりたい放題。礼節や品格といった政治家が最低限保つべき条件をかなぐり捨て、下品なことこの上ない。総辞職に値する暴言です。野党は少数とはいえども、審議拒否をして徹底抗戦すべき。こんな首相にあと2年も政権を担わせるのは悲劇にしかならないと国民も気づくべきです。今月20日で安倍首相の通算在職日数は憲政史上最長になる。レガシーはそれで十分でしょう。もうお引き取り願った方がいい」(森田実氏=前出)

 安倍政権は売国的な日米貿易協定の来年1月発効を目指し、臨時国会で承認案の採決も強行しようとしている。安倍は「ウィンウィンの合意」と胸を張るが、これも真っ赤なウソだ。日本が求めてきた自動車と自動車部品の関税撤廃はウヤムヤ。にもかかわらず、撤廃などを前提に協定発効によるGDP押し上げ効果を0・8%と政府試算。専門家からは「実際には試算の20分の1に過ぎない」との指摘がある。

 慶事によって国民が忘れてしまう現政権の悪事と腐敗。それがまかり通り続ければ安倍政権の思うツボだが、国事行為として行われてきた即位の礼に伴う一連の儀式はきのうで終わり。平成の終わりに再登板した安倍によって、この国の凋落に拍車がかかった。アベノミクスで経済はメチャクチャ、格差拡大で生活苦が増大、老後不安は募る一方。「戦後外交の総決算」は絵に描いた餅だ。「新しい時代」という曖昧なキャッチフレーズに惑わされ、宙に浮く時代の総括と責任追及をしない限り、沈みゆくこの国は踏みとどまる手だてはないのではないか。

【写真特集】両陛下、即位パレード 祝福に笑顔で応えた4.6km













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/307.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 即位パレードで「雅子さまの足跡」を振り返るマスコミが触れなかった男子を産まない皇后への過酷な圧力と深刻な事件!(リテラ)
即位パレードで「雅子さまの足跡」を振り返るマスコミが触れなかった男子を産まない皇后への過酷な圧力と深刻な事件!
https://lite-ra.com/2019/11/post-5085.html
2019.11.12 即位パレードで「雅子さまの足跡」を振り返るマスコミが触れなかった深刻な事件 リテラ

     
     即位礼当日賢所大前の儀の雅子皇后(宮内庁HPより)


 9日夜に皇居前広場でおこなわれた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」、10日午後の天皇の即位を披露するパレード「祝賀御列の儀」と、新天皇即位を祝うイベントが相次いで行われ、メディアは例のごとくお祝いムード一色になっている。

 なかでも、フォーカスされていたのが雅子皇后だ。マスコミは雅子皇后の様子を「嵐の歌を聴いて涙ぐんだ」「パレードの歓声に涙をぬぐう姿も」と大きく報道。改めて「ご成婚」に至るエピソードを紹介し、皇后になるまでの軌跡を振り返った。パレードが行われた10日夜には、雅子皇后が皇室に入ってからの25年を描いたドラマも放送された。

 しかし、そこで語られていたのは、いずれも同じような話だ。当初は結婚を固辞されていた雅子さま皇后を動かした皇太子殿下のお言葉、慣れない皇室の生活で体調を崩されたが、愛子さまをご出産、皇太子殿下の支えでご病気を克服された──。

 だが、雅子皇后の皇室での生活はそんな「美談」で片付けられるようなものではまったくない。雅子皇后はある意味「人身御供」として皇室に供され、結婚後も「産む機械」として扱われ、人間の尊厳を踏みにじるようなプレッシャーにさらされてきた。そして、一時は完全に心を病み、「自殺未遂」、さらに離婚の危機まで報じられていたのだ。

 マスコミは皇后になったことで、すべてをなかったことにしようとしているが、同じような悲劇を繰り返さないためにも、この機会に、雅子皇后が皇室制度の中でどんな目にあったのか、雅子皇后が皇室入りしてから取材を続けてきたベテラン皇室ジャーナリストの証言を交えながら、振り返っておきたい。

 まず強調しておかなければならないのは、雅子皇后が結婚を決意したこと自体、マスコミが報じているような「皇太子殿下の熱意に心を動かされた」「7年越しの初恋が実った」というような牧歌的な話ではないということだ。

 2人が出会ったのは、1986年東宮御所で開かれたスペイン王女歓迎パーティでのこと。翌年の外務省入省が決まったばかりの雅子皇后も参加しており、徳仁天皇が見初めたのだった。

「すでに宮内庁は水面下で当時、妃探しに着手しており、お妃候補と出会う様々な機会をつくっていました。その一人が雅子さまだったのです。外務省が宮内庁に推薦したといわれています」(皇室ジャーナリスト)

 だが、雅子皇后は当初、妃になることを固く否定していた。外務省から英オックスフォード大に研修留学していた1989年には、日本から追いかけてきたマスコミを前に即席の会見を開き、「わたくしはお妃問題には関係していません。ずっと外務省職員として生きていく」と語った。

 しかし、徳仁天皇(当時は浩宮徳仁親王)は雅子皇后にこだわった。そこで説得に動いたのが、元外務事務次官の柳谷謙介氏だった。柳谷氏は雅子皇后の父親である元外務事務次官・小和田恆氏が「最も尊敬する先輩」という人物だが、この行動の背景には、「雅子さんが皇太子妃になれば、外務省が霞が関でさらに影響力を強められる」という外務省全体の意思があったと言われる。

 そして、父親も一目置く大物外務省OBの依頼を雅子皇后は断りきれず、1992年4月に柳谷邸で、10月には宮内庁新浜鴨場で、柳谷氏同席の上、徳仁天皇との面会に応じる。もっとも徳仁天皇との結婚は固辞し、雅子皇后は10月20日に正式に断りの返事をしていた。

 ところが、雅子皇后は11月28日にも東宮御所に呼び出され、徳仁天皇と3度目の面会、そして、12月19日には一転して結婚を承諾した。

 実はこの間、雅子皇后には相当なプレッシャーがかけられていたといわれている。柳谷氏をはじめ外務省は総出で「皇室外交を担って日本の外交に貢献してほしい」というロジックで説得。中曽根康弘や渡辺美智雄といった政治家が乗り出したことも取りざたされた。

 さらに有力視されているのが、1992年10月の天皇訪中を巡る“取り引き”説だ。この天皇の初めての中国訪問には、与党・自民党内でも大きく賛否が分かれていた。そのなかで、天皇訪中を積極的に進めていたのが外務省、そして宮内庁との折衝にあたっていたのが小和田事務次官だった。恆氏と外務省がこの天皇訪中を実現するために、いやがる雅子氏を説得した、という見方は今でも根強い。

■望していた“皇室外交”を禁じられ、不妊治療を強要された雅子皇后

 いずれにしても、雅子皇后が徳仁天皇と結婚したのは、政府周辺の圧力の結果だったと考えて間違いないだろう。しかも、結婚後、雅子皇后への圧力はさらに強くなった。今度の圧力はもちろん「お世継ぎを産め」というものだった。

 前述したように結婚を雅子皇后に応諾させる際、政府サイドは「皇室外交を積極的にやっていただく」と約束したとされるが、結婚後の宮内庁の対応はまったく逆だった。当時の宮内庁長官の鎌倉節氏と東宮大夫だった古川清氏が雅子皇后に“子づくり”に専念させるため、外遊を禁じ、東宮の中に閉じ込めたのだ。

 実際、1994年11月と1995年1月の中東7カ国歴訪を最後に、愛子内親王が生まれた翌年の2002年まで雅子皇后は外遊に行っていない(1999年の海外訪問は王族の冠婚葬祭であり、皇室間の儀礼的訪問にすぎなかった)。

「警察官僚出身の鎌倉氏は世継ぎの出産を国体の護持と言い放つゴリゴリの右派で、東宮大夫だった古川氏は“東宮のガン”とまで言われた守旧派のドン。鎌倉・古川コンビを毛嫌いしていた雅子さまは、結婚後、籠の鳥生活のプレッシャーからストレス障害に陥り、持病のアトピー性皮膚炎まで悪化してしまった。なかでも結婚から3年後の1996年は最悪で、皇太子との関係もギクシャクし、雅子さまは東大の教授を東宮御所に呼んでラテン語や政治学を習ったり、愛犬を買い始めたりと、ストレス発散に必死だった。雅子さまが心を閉ざして貝になり、複数の外国メディアが『悲しみの皇太子妃』『姿を消したプリンセス』などと報じたのもちょうどこのころです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 さらに、宮内庁は、雅子妃の外遊を制限するだけではなく、不妊治療を強要していたのだ。「週刊文春」「文藝春秋」などで雅子皇后の立場に立った詳細な内幕ルポを発表してきたジャーナリスト・友納尚子氏の著書『ザ・プリンセス 雅子妃物語』(文藝春秋)によると、鎌倉宮内庁長官が直接、雅子妃に圧力をかけたという。通常、長官といえども皇太子夫妻から「お召し」がなければ勝手に会いに来ることなどできないのだが、1997年2月、鎌倉長官はその禁を破り、強引に乗り込んできた。そして部屋に入るなり、世継ぎの話を切り出したという。同書は元東宮職のこんなコメントを紹介している。

「前置きもなく、いきなりお身体のことを話し始めたといいます。雅子妃殿下は羞恥心と驚きで複雑なお気持ちになったそうです。ひとりの女性が夫婦間のことなどを他人に軽々しく言えるはずがありません。雅子妃はしばらく黙ったままだったそうですが、あまりに理解がないためプライバシーについて言われたところ、結局、聞き入れてもらえないまま話は平行線に終わったと言われていました」

 しかし、宮内庁は東大病院で不妊治療の権威といわれていた堤治教授を宮内庁病院に招聘、不妊治療を強要して、1998年から検査や治療を始めた。

 ただし、雅子皇后は巷間言われていたような「体外受精」などの治療を受けたわけではない。検査は行われたが、治療については、堤教授には体外受精の技術はなく、あったとしても、排卵誘発剤、人工受精などのレベルだったと言われている。しかも、検査の結果、雅子皇后に問題はなかった。この検査についても前掲書『ザ・プリンセス』が宮内庁関係者のこんな証言を掲載している。

「これまでお子さまが生まれないのは雅子妃のお身体のせいだといわれてきたことから、この検査結果が出たことで『やっと周囲にわかってもらえる』と安心したお気持ちの方が強かったといわれています」

■愛子内親王誕生後、「二人目を」「男子を」とさらに強まったプレッシャー

 そして、2001年、愛子内親王が誕生。これでようやく、雅子皇后へのプレッシャーは軽減されるだろうと思われた。しかし、実際はまったく逆だった。出産したのが女児だったことから、雅子皇后への風当たりはむしろ強まった。安倍首相を取り巻く右派が今も固執している「男子にあらずんば天皇にあらず」という男系男性天皇への固執が雅子皇后にさらなるプレッシャーを与えたのである。

 愛子内親王出産から1年後の2002年12月、雅子皇后はようやく徳仁天皇とともにニュージーランドを公式訪問することになった。約8年ぶりの外遊、出発前の会見で雅子皇后は、「今回、昨年子どもの愛子が誕生いたしまして、今年、関係者の尽力によりニュージーランドとオーストラリアという2カ国を訪問させていただけることになりましたことを本当にありがたいことだと思っております」とあいさつした上で、外遊への思いをこう打ち明けた。

「結婚以前の生活では私の育ってくる過程、そしてまた結婚前の生活でも、外国に参りますことが頻繁になっておりまして、そういったことが私の生活の一部となっておりましたことから、6年間の間、外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は、正直申しまして私自身その状況に適応することになかなか大きな努力が要ったということがございます」

 これを聞くと、雅子皇后が皇室外交の希望を持ちながらそれをさせてもらえないことに強い無念の思いを抱いていたことがよくわかるが、しかし、雅子皇后への同情的な意見はほとんど起きなかった。逆に、政界や保守勢力、右派メディアから「何をわがままを言っているのか」「外国に行く暇があるなら、男子を産め」というバッシングの声が一斉に上がったのだ。

 いや、政界や右派メディアだけではない。鎌倉氏の後を引き継いだ湯浅利夫宮内庁長官が雅子皇后の定例会見で、この雅子皇后の発言に対して「あれだけ外国訪問をなさりたかったのかと正直驚いています」「外国訪問を積極的に進めることは、結果的に難しかった。いわゆるお世継ぎの問題がけっして小さな問題ではなく心配してきた」と、前例のない反論を口にしたのだ。

 さらに、翌年になると、この動きはもっと露骨になる。徳仁天皇と雅子皇后の結婚10周年に当たる2003年6月9日、徳仁天皇は第二子についての質問で「今しばらくは愛子の子育てを大切にしていきたいと思っています。二人目の子供について質問がありましたが、今後、一人目に至るまでにあったような内外からのプレッシャーを是非とも避けたく、この点につき、よろしくお願いしたいと思います」と回答したが、翌10日、湯浅長官はまったく逆に、プレッシャーをこう口にしたのだ。

「やはりもう一人は欲しい」「国民もそう考えているのではないか」

「愛子さまが生まれてから、雅子さまには愛子さまの教育に集中したい意向を持っていましたが、宮内庁からは不妊治療についても継続するよう圧力がかかっていたようです。また、メディアの雅子さまバッシングもさらにエスカレートしたのですが、そのネタ元の多くは、宮内庁、宮中守旧派でした。雅子さまはそういう状況に非常にショックを受け、心を病んでいったのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 実際、2003年12月に、雅子皇后は体調を崩し、宮内庁病院に入院する事態に。4日で退院したものの、翌年春までの公務休養が発表された。病名は「帯状疱疹」と発表されたが、「強迫神経症」「鬱病」という見方が濃厚で、実際、週刊誌ではそういった報道がなされた。

 ところが、宮内庁はその精神が不安定な雅子皇后に追い討ちをかける。湯浅長官が雅子皇后の退院直後の記者会見で、秋篠宮の第三子の可能性について聞かれ、「秋篠宮さまお考えもあると思うが、皇室の繁栄を考えた場合、3人目を強く希望したい」と言ったのだ。

「皇太子殿下ではなく、弟に『強く希望したい』などというのは、宮内庁長官としてはありえない発言。雅子さまに最後通牒を突きつけるという意味合いだったのでしょう。これで雅子さまがご自分を完全否定された思いになり、さらに病状を悪化されたのは間違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)

 実際、雅子皇后が休養に入ってから2カ月がたった2月23日の誕生日会見で、徳仁天皇は雅子皇后の体調不良の理由について、こう語っていた。

「世継ぎ問題のプレッシャーがかかってきたこともまた大きかったと思います」

■「週刊女性」が報じた“深刻な事態”と「新潮」が報じた「皇太子妃を辞めます」発言

 その後、公務復帰の目処は立たず、同年3月になると、雅子皇后は軽井沢にある小和田家の別荘で転地療養生活に入った。宮内庁や皇室の施設を使わないという異例の決断だけでも、雅子皇后の宮内庁への不信感と症状の重さがうかがい知れたが、実際、週刊誌はこの時期に雅子皇后をめぐって、重大な事件が起きていたとの報道をしている。

「『週刊女性』が『軽井沢に転地療養直前にある深刻な事態があった』と報じたんですが、まさに転地療養直前、雅子さまが東宮御所で衝動的に手首を切ったという噂が流れていたんです。『週女』の記事は明らかにそのことを指していた」(前出・皇室ジャーナリスト)

 さらに、「週刊新潮」は雅子皇后がこの時期離婚の意志を口にしていたという話を報じた。

「ちょうど雅子妃が体調を崩され、精神が不安定な時期のことで、あることをめぐって雅子妃がお怒りになり、東宮職の幹部に直接電話で “私、皇太子妃を辞めます”と言って、一方的に電話を切ってしまうという出来事があった。これを伝え聞いた宮内庁は、“離婚”の問題を内々に検討するようになったのです」(「週刊新潮」2006年1月5・12日号より)

 そして、こうした危機的な事態を受けて、2004年5月、徳仁天皇の「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」という、いわゆる“人格否定発言”が飛び出すのである。

 そして、同年7月には「適応障害」という心の病気を患っていたことが公表された。

 だが、それでも、宮内庁の雅子皇后への排斥姿勢は変わらなかった。メディアにはオフレコで「人格否定発言は皇太子さまに雅子さまが言わせた」などとリークし、「適応障害」という病名についても、雅子皇后は適切な治療のために公表を望んでいたが宮内庁は最後まで抵抗していたという。

 メディアも同様だった。精神的な病であることが公表されたにも関わらず、相変わらず「わがまま」「ストライキ」「怠け病」などという攻撃を繰り広げた。

 2005年12月の雅子皇后の誕生日に東宮職医師団が、「これまでに直面されてきたストレスは、医師団の想像以上に強いものであった」「医師団としては、続けてご公務をしていただけるまでにはまだ回復されていらっしゃらないと判断しております」と「見解」を発表すると、雅子妃バッシングはさらに過熱していく。

 こうしたメディアのバッシングを主導していたのが、右派勢力だった。日本会議系の集会では、男系主義の学者が雅子妃批判を語り大喝采を浴びたり、男系派の論客で安倍首相のブレーンとしても知られる八木秀次氏に至っては「AERA」で離婚説の発信源は「皇太子ご夫妻側ではないのか」「同情を誘い、これからの皇室改革を自分たちの都合よく進めようとしている」などとトンデモ陰謀説まで開陳する始末だった。

 当時、皇室典範を改正し、女性天皇を認めようという動きが出てきていたのだが、男系男子に固執する勢力が雅子皇后をターゲットにバッシングを展開し、それにメディアが引きずられていくという構図が出来上がっていたのである。

 その後、秋篠宮家の悠仁親王の誕生により皇室典範改正の話は先延ばしされたが、それでも愛子内親王の教育などを巡って、バッシングは続いた。

 それこそ、バッシングが消えたのは、即位が決まってからのことだ。

「皇族への批判は一時よりも自由になりましたが、天皇皇后への批判は今でもメディアは躊躇しますからね。しかも、上皇さまと美智子さまに嫌われている安倍首相が徳仁天皇陛下や雅子皇后に秋波を送り始めたことで、右派メディアも一斉にバッシングをやめてしまったというのもあるでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

■皇室に嫁いだ女性に「産む機械」であることを強制する「万世一系」というフィクション

 しかし、バッシングが消えても、この間、雅子皇后が体験した理不尽な攻撃や圧力を生み出す構造は、宮内庁や皇室、メディアから消えたわけではない。

 それは皇族に嫁いだ女性に「産む機械」であることを強制し、男子を産まない女性に平気で攻撃を浴びせるという差別的な構造だ。

 子どもをもうけることも、不妊治療を選択することも、本来、個人に選択の自由がある。自分の子どもをもつことよりも、仕事でも遊びでも海外に行って見聞を広めたり交流を深めたりすることのほうに、価値を置く人だっているだろう。しかもわざわざ不妊治療をするより趣味など他の部分で人生を充実させたいという人は、当時よりはるかに不妊治療が一般化した現在でもいくらでもいる。ましてや「男子を産め」などという一般家庭は今やほとんどなくなりつつある。

 しかし、皇室制度は、「万世一系」などというフィクションのために、雅子皇后にその自由を許さなかった。

 こんな環境に置かれて、正常でいられる人間などいないだろう。雅子皇后が皇室に適応できなかったのでなく、皇室制度のほうが現代民主主義社会のなかで限界を露呈しているのだ。眞子内親王の結婚問題も同じだ。

 今後、愛子内親王、佳子内親王、悠仁親王の結婚をめぐっても、必ず同様の問題は起きるだろう。

 旧宮家の復活とか、女性天皇を認めるとか、女性宮家を創設するなどといった議論がなされているが、いずれの方策も、結局は先延ばしであり、本質から目を逸らすものでしかない。皇族の基本的人権の著しい抑圧、天皇制という非民主主義的制度の限界という本質的な議論を始めるべきだろう。

(編集部)










http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/308.html

記事 [政治・選挙・NHK267] いまだに安倍内閣を支持する国民はほんとうに日本に存在するのか:そういう能天気国民は戦前の軍国日本に戻りたいのか(新ベンチャー革命)
いまだに安倍内閣を支持する国民はほんとうに日本に存在するのか:そういう能天気国民は戦前の軍国日本に戻りたいのか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4306454.html
新ベンチャー革命2019年11月12日 No.2518


1.ツラの皮が厚い安倍氏は、いくら「桜を見る会」の私物化をやっても、内閣人事局を廃止しない限り、検察は絶対に安倍氏に手を出さないだろう

 「桜を見る会」における安倍氏の公金私物化の実態が国会で暴露されていますが、あの安倍氏は、この程度のことで辞任するとは思えません、なぜなら、モリカケ事件で、あれだけ証拠を突きつけられても、いまだに、平気で厚かましく総理の座に居座っているからです。

 今回の「桜を見る会」の私物化も、公職選挙法違反は明々白々ですが、これとて、検察が動かなければ、それでウヤムヤになります。

 2014年に、内閣人事局を、第二次安倍政権が新設して以来、検察幹部の人事権も今では安倍官邸に牛耳られていますから、この内閣人事局(日本のガン)(注1)が廃止されない限り、安倍氏は安泰なのです。

2.安倍氏を追い込めるのは、日本を闇支配する米国戦争屋CIAジャパンハンドラーしかいない、残念ながら・・・

 いずれにしても、安倍氏の公職選挙法違反がいくら明白でも、安倍氏は辞めないと思われますが、今の堕落した日本において、安倍氏を辞めさせられるのは、日本を闇支配する米国戦争屋CIAジャパンハンドラーのみです、残念ながら・・・。

 その安倍氏は、2006年に、一度、総理になっていますが、1年後に辞任しています。

 なぜ、これほど地位に執着する安倍氏が、このときに限って、あっさり辞めたのでしょうか。

 それは、前任の小泉氏と安倍氏を比べて、日本を闇支配する米戦争屋の傀儡総理として劣ると判断されたからと本ブログでは観ています。

 さて、それでは、彼ら米戦争屋は、2012年の自民総裁選にて、なぜ、安倍氏を再度、当選させたのでしょうか。

 本ブログの見方では、彼らが警戒する石原・元都知事のジュニアが立候補したため、石原ジュニアが自民総裁(=総理)になることを嫌ったからと観ています。

 それではなぜ、石原氏は彼らに警戒されているのでしょうか、それは、彼が核武装派だからです。米国戦争屋CIAネオコンは、日本の核武装を絶対に許さないのです。

 また、当時のもう一人の有力候補だった石破氏は、経世会系(非親米の田中角栄派閥)だったため、米戦争屋は石破氏を嫌ったのです。

 このとき、安倍氏と石破氏がトップ2の決選投票に持ち込まれたのですが、米戦争屋はやむをえず、安倍氏を再度、自民総裁として、当時の自民党に選ばせたのです。要するに、石破氏より安倍氏の方が、コントロールし易いとみなされたのでしょう。

 以上の安倍氏の過去を知ると、今の安倍氏を辞任させることができるのは、やはり、米戦争屋CIAジャパンハンドラーしかいないと本ブログでは観ています。

3.日本を闇支配する米国戦争屋CIAネオコンは、日本会議系の戦前回帰主義者、すなわち、大日本帝国主義信奉者を警戒している

 米戦争屋CIAジャパンハンドラーが今、傀儡化している安倍氏は、日本会議系であることを承知で、安倍氏を傀儡化していますが、それは、安倍氏に改憲(平和憲法破壊)させて、自衛隊を米軍傭兵としてタダで利用しようと企んでいるからです。

 しかしながら、彼らは、同時に、日本会議(戦前回帰の大日本帝国主義信奉者)を強く警戒しています。

 米戦争屋から見ると、日本会議の連中は、原爆を落とすまで、降伏しなかった戦前の反米軍国主義者の後継者にしか見えません。

 彼ら米戦争屋が米軍を70年以上も、日本に駐留させているのは、戦前回帰主義者の復活を警戒しているからです。

 そこで、彼ら米戦争屋は、安倍氏が改憲を実現するまでは、安倍氏を泳がすつもりです。

 しかしながら、安倍氏の人望がなく、改憲できないと彼らに判断されたら、安倍氏は即、辞任させられます。

 そのためにも、日本国民は、安倍内閣を支持してはならないのです。いまだに、安倍内閣を漫然と支持する国民は、日本の戦前回帰(軍国化)を支持していることを意味します。

 戦前の日本国民がいかに苦しめられたか、いまだに安倍自民を支持する国民はよく知るべきです。

注1:本ブログNo.2511『安倍様命の三原じゅん子議員が、今の日本は北朝鮮並みの安倍独裁国家と暴露:日本を腐敗させているガンは内閣人事局にあると国民は気付け!』2019年11月5日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4226099.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 日本会議による日本会議のための「国民祭典」と即位礼儀式(世に倦む日日)
日本会議による日本会議のための「国民祭典」と即位礼儀式
https://critic20.exblog.jp/30565924/#30565924_1
2019-11-11 23:30 世に倦む日日




新天皇の祝賀パレードを生中継した映像で、少し気になったことがあった。車列はコースの右側車線を走っていて、道路の左側車線が空けられ、そこに一般の見物客を集めて幾重にも列を連ねている。左側車線とその外側の歩道に多くの人垣ができ、群衆の塊で埋まる図になっていて、センチュリーの座席の左に座った新皇后が手を振るのを眺める形になっている。その群衆の後方に並んだ者には、前方の景色は人の頭ばかりで何も見えないだろう。ところが、右側車線の歩道上にも見物客はいるのである。数は少ないが、日の丸の小旗を振りながら車列を間近で見る者たちがいる。近い距離から新天皇に接する位置に立っていて、列は2列か3列ほどしかない。右側車線の歩道に陣取った者は、全員がパレードをよく見ることができただろう。右側車線の歩道上に並んだのは誰で、果たしてそれは偶然だったのだろうか。差別なく機会平等だったのだろうか。



誰だって車列に近い有利な位置に陣取りたい。どう考えても、右側車線の歩道上が1等席で、車列から遠い左側車線とその歩道上の方が2等席である。左側車線の最前列に並ぶため、参観客は7時間も前の早朝から場所取りをしていた。NHKのニュースでは、手荷物検査の後で警察官が見物客の群れを誘導している。思い出したのは、国会前や官邸前のデモに行ったとき、デモの中心に近づけないように、わざと警察官が反対方向に誘導していた経験だった。あくまで単なる疑念であり、しばき隊と右翼から「陰謀論」のレッテル攻撃が飛んできそうな憶測だが、警察官は一般客を2等席である左側車線の側に押し込んでいたのではないだろうか。右側の歩道空間へは、普通の市民は行きたくても入れず、通行を規制されていたのではないか。誰が右側の歩道上の1等席を確保できたのかというと、政府に事前に選ばれた1等国民と邪推するしかない。官僚の家族とか、自民党関係の縁故とか。



岩田明子が何度も念入りに強調したように、この祝賀パレードを含む一連の即位礼の儀式は「国事行為」であり、政府が式典の企画運営を管理する行事である。岩田明子の意地悪な視線と口調が、まさにその陰険な本音のメッセージを伝えていたが、要するに、この皇室行事は一切を安倍晋三が仕切っていて、式の様式も進行も招待客も、テレビで語る原稿 - キャスターとコメンテーターの空疎な口上 - も、すべてが安倍晋三の指示と意向で準備し配置したものなのだ。安倍晋三のイベントなのであり、新天皇・新皇后は出汁で飾りの木偶人形に過ぎない。直截的に疑いを言えば、左側車線の群衆が2等国民で、右側車線の者が1等国民なのであり、さらに、即位礼正殿の儀や饗宴の儀に招待された2500人とか2600人のうち、外国賓客300人を除いた2300人ほどが、現在の日本国の特等国民(上級国民)なのである。平安時代で言えば、(道長が恣意的に選んで)昇殿を許された殿上人。



その名簿は公開されてないが、野党にはぜひ、国会で政府に名簿提出を要求してもらいたいし、どういう基準と条件で出席者が選考されたのか質問してもらいたい。というのは、この政府主催の「国事行為」の式典も、どうやら、例の田村智子が追及した「桜を見る会」と同じ私物化の疑惑の臭いが漂うからである。即位礼正殿の儀の後、テレビで、櫻井よしこと薮中三十二が皇居に招かれた事実を自慢げに漏らす場面があった。果たして、前川喜平(元文科事務次官)は招待されたのだろうか。まさか、百田尚樹や金美齢や見城轍や秋元康が招かれていたということはないだろうか。櫻井よしこが選ばれた理由と根拠は何だろうか。ジャーナリストの地位と業績で櫻井よしこが選ばれるのなら、2011年度日本記者クラブ賞受賞の国谷裕子が選ばれてもおかしくない。安倍晋三のお気に入りの者だけが選別され、数十年に一度の国家行事である、新天皇の即位披露宴に侍る特権待遇を得た可能性を否定できない。



前日(9日)の「国民式典」は不気味で、「天皇陛下万歳!」の唱和が延々とリフレインされる映像に背筋が寒くなった。戦後の日本は、こうした情景が二度と再現されることのないよう、あらゆる方面で苦心し、厳重に戒めを行い、真剣な教育活動を積み重ねてきた社会のはずだった。こうした戦前の亡霊が公に復活することを求める勢力も存在したが、それは少数異端の右翼で、社会のつまはじき者でしかなかった。ネットの情報では、あの伊吹文明の万歳三唱の後に続いた「天皇陛下万歳!」のエンドレス・コールは、ハプニングではなかった。式典の広報事務局が「予定通りに行われたものです」と答えている。最初から式進行にプログラムされたものだった。「国民祭典」の主催は天皇陛下御即位奉祝委員会である。その国会議員連盟の幹事長は古屋圭司(日本会議国会議員懇談会長)で、事務局長は首相補佐官で創世「日本」事務局長の木原稔だ。要するに、安倍晋三と日本会議が全般を差配していて、毒々しい極右色で全体を染め上げている。



天皇陛下御即位奉祝委員会の役員名簿を見ると、代表世話人の中に、櫻井よしこと田久保忠衛と藤原正彦の名前がある。神社本庁総長の田中恆清の名前もある。事務総長は日本会議理事長の網谷道弘だ。典型的な日本会議メンバー。9日の「国民祭典」は、日本会議が企画し主催した国家神道の巨大イベントだった。だから、伊吹文明が「第126代」などと言い、執拗に「天皇陛下万歳!」のフレーズをリピートしてNHKに放送させたのである。「国民祭典」などと、「国民」を僭称しつつ、日本会議による国家神道の祭典だったのだ。まさに靖国神社イデオロギーの噴出劇場に他ならない。なまじ政府主催でなく民間主催の形式だから、ここぞとばかり、溢れんばかりのエネルギーで過激に遠慮なく右翼色を押し出していた。そこに国会議員連盟の名前を持ってきて、また、財界団体や各界代表の名前を配置して、中立性の表象と正当性の根拠を巧みに偽装工作している。その右翼ショーを、有働由美子と谷原章介が司会していた。二人とも右翼に違いない。

「国民祭典」は政府が後援しているから、やはり十億円単位の税金が使われている。日本会議による壮大な国家神道イデオロギーの刷り込みのために、巨額の税金が使われ、公共放送が利用されている。奇異に思い、不満に感じるのは、国家神道を批判したり、天皇制に反対する著名な学者や知識人が、この日本会議による一連の戦前天皇制復活イベントに対して糾弾の声を上げないことである。島薗進も、子安宣邦も、辺見庸も、何も発言せずに黙りこくっている。時間差を置いて何か意見を言うのだろうか。唯一、原武史だけが現場に足を運んだ観察を、わずか2個のツイートだけだが上げていた。か弱く、細々と、控えめに。誰もこの暗黒と狂気を告発せず、恐怖と憤りの気分を代弁してくれない。














※コメント

Commented by 酒呑童子 at 2019-11-11 17:18 x
反対車線に案内された特別扱いの見物客の存在、企画委員会の幹部連中に右翼が勢ぞろいという事実、よくぞおぞましい事実を勇気をもって指摘してくださいました。私もテレビの中継を見ていて、伊吹文明の万歳が終わった後にさらにエンドレスに続いた「テンノーヘーカ、バンザーイ!」になんという時代錯誤と違和感を覚えました。あれが始まったとたん、たしかに雅子妃自身にも戸惑いの表情が浮かんでいました。国民全体による祝福などではなく、安倍とその幇間、一握りのハイソな上級国民、狂信的な右翼連中、ミーハーな国民(「いた!見えた!」などと天皇皇后への敬語もろくに使えず、スマホを向けて浮かれる人たち)によるバカバカしい狂乱でした。




















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK267] モリカケの次は英語民間試験 文教利権貪る「清和会」の罪(日刊ゲンダイ)



モリカケの次は英語民間試験 文教利権貪る「清和会」の罪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264522
2019/11/12 日刊ゲンダイ


萩生田文科相も「清和会」所属(C)日刊ゲンダイ

 延期が決まった英語民間試験だけでなく、国語と数学の記述式問題にも批判が殺到している大学入学共通テスト。小学校からのエスカレーターで大学受験の経験がない安倍首相には、どこがマズイか分からないのかもしれないが、デタラメ試験制度をめぐる混乱の背景には、安倍首相の出身派閥・清和会の文教利権がある。

 民間試験の導入は、2013年に安倍首相が設置した私的諮問機関「教育再生実行会議」で浮上。当時の下村博文文科相が旗振り役となって、大学入試改革を主導してきた。

 注目すべきは、下村氏の後任の馳浩から松野博一氏、林芳正氏、柴山昌彦氏、そして現在の萩生田光一文科相に至るまで、林の他は全員が清和会の所属議員ということだ。

「林さんが文科相に就いた17年は、加計疑惑で文科省が大揺れだった時期。地元の下関で親の代からライバル関係にある安倍総理が、嫌がらせで難しいポストに就けたともっぱらでした。教育行政は門外漢の林さん自身、『なんで俺が文科?』と不思議がっていたほどです」(自民党関係者)

■教育行政を歪めてシノギに

 そういうイレギュラーな人事を除けば、第2次安倍政権で文科相が清和会の指定ポストになり、教育再生実行会議の方針を踏襲して、受験生を食い物にする民間試験の導入に邁進してきたわけだ。

「長らく非主流派だった清和会は、運輸や建設のようなガチガチの利権に食い込めず、他派閥があまり興味を示さない文教分野に流れていったという事情がある。清和会の典型的な文教族が森喜朗元首相です。もともと文教族というのは、教科書選定で影響力を発揮するなど、当初は利権よりイデオロギーを重視していたはずです。彼らにとって不都合な負の歴史を修正し、道徳教育や日の丸などで国民に右翼的な思想を植え付けるには、公教育を押さえるのが手っ取り早いからです。古今東西、教育と報道を掌握するのは独裁者の常套手段でもあります」(政治評論家・本澤二郎氏)

 カネにならないといわれていた文教分野を掌握し、教育をビジネス化して利権に育てたのが清和会ということだ。2020年東京五輪という大きな利権も手にした。英語民間試験の拙速な導入も、この流れの中にある。

 森友学園、加計学園、入試制度など、安倍政権で学校関係の不祥事が相次いでいるのは偶然ではない。本来は利権と無縁であるはずの教育が、安倍政権で歪められ、シノギにされているのだ。この根本問題を取り除かない限り、マトモな文科行政は望めそうにない。




























http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 福島瑞穂・前川喜平氏が萩生田文科相を批判、「表現の自由へのどう喝」「資格に欠く」(高橋清隆の文書館)
福島瑞穂・前川喜平氏が萩生田文科相を批判、「表現の自由へのどう喝」「資格に欠く」
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2022041.html
2019年11月12日13:21 高橋清隆の文書館


 福島瑞穂参院院議員(社会民主党)は11日、東京・平河町のホテルでパーティーを開き、前川喜平・前文部科学事務次官とともに、教育行政をお仲間や民間に売り飛ばす萩生田光一文部科学相を「表現の自由に対するどう喝」「基本的な資格に欠く」などと批判した。


祝辞を述べる前川氏(左)と福島氏(2019.11.11筆者撮影)

 主催者としてあいさつに立った福島氏は、あいちトリエンナーレへの文化庁の補助金不交付やしんゆり映画祭の上映中止問題に触れ、「表現の自由に対する萎縮、検閲、どう喝」と非難。カジノ法や水道法改正、種子法廃止などを挙げ、「外資や大企業に何でも売り飛ばす法律ばかり通している」と安倍政権の姿勢をやり玉に挙げた。

 福島氏は9月1日に金沢市を訪れ、喫茶店で茶話会を開いた体験を披歴。「そこのアルバイトの金沢大学の学生が、『福島さん、英語の民間検定試験を中止してください』と言った。私は『分かりました』と国会に戻って大車輪で動き始めた」と述べ、生徒が企業の食い物にされているとの告発が背中を押してくれたことを明かした。

 来賓として登壇した前川氏は、福島氏と三浦まり氏との鼎談(ていだん)本『生きづらさに立ち向かう』(岩波書店)を手に「私は文科省で38年間仕事をしてきたが、そのときは生きづらかった」と笑いを取った。

 現職時代、自民党議員のパーティーにしばしば参加したことを明かし、「下村(博文・元文科相)さんや萩生田さんが大臣になったら、ひどいことになるだろうと思ってたら、本当にひどいことになった」と述べ、森友・加計の両学園疑惑をほのめかすとともに、予算を通じた「検閲ドミノ」をけん制した。

 さらに、「もう一つ聞き捨てならないのは、『身の丈』発言。文部科学大臣の最大の仕事は、教育の機会均等を実現すること。『身の丈に合わせて頑張れ』などと大臣が口にすることは、あってはいけない。基本的な資格に欠けている」とこき下ろした。

 その上で、「今日は『福島みずほと希望をつなぐパーティー』。教育勅語を事務所に張っている萩生田さんのように後ろ向きでなく、歴史を前に進め、希望につなげましょう」と呼び掛けた。




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相「桜を見る会」地元参加者がブログを相次いで削除 国会で「私物化」追求の最中(日刊ゲンダイ)



安倍首相「桜を見る会」地元参加者がブログを相次いで削除
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264588
2019/11/12 日刊ゲンダイ


安倍首相主催の「桜を見る会」(C)日刊ゲンダイ

 「桜を見る会」に安倍首相の地元関係者が多数招待されている問題。国会で「税金の私物化だ」と追及されている中、参加した関係者が「見る会」の模様を伝えたブログなどの記事を相次いで削除していることが分かった。

 下関市選出の友田保県議は自らのブログに14年5月1日付で「下関市・長門市そして山口県内からの招待客400人による安倍首相夫婦を囲んだ盛大なパーティーが開かれました」などといった記事を掲載していたが、現在は削除されている。

 また、18年当時県議だった周南市の藤井律子市長は18年5月8日付で「(片山さつき議員から)『今日は山口県からたくさんの人が来てくださっているわね。10メートル歩いたら山口県の人に出会うわ!』と声をかけていただきました」と掲載していたが、これも削除された。

 2人は削除の理由について「説明する必要はない」「誰かに迷惑がかかると嫌なので削除した」などとしているが、しらじらしいにもほどがある。


【写真特集】安倍首相、走る走る…桜を見る会
【写真特集】2018年新宿御苑で「桜を見る会」が開催





























http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 羽鳥パネル・ひるおびが「桜を見る会」を取り上げる、民主党政権の招待客と比較しろと言う田崎(まるこ姫の独り言)
羽鳥パネル・ひるおびが「桜を見る会」を取り上げる、民主党政権の招待客と比較しろと言う田崎
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/11/post-48f343.html
2019.11.12 まるこ姫の独り言


昨日のnews23 に続き、今日のモーニングショー羽鳥パネルは、安倍首相主催の「桜を見る会」の疑惑についてがメインだった。

この「桜を見る会」が安倍首相や自民党議員が税金を使っての選挙活動だと皆が知る機会になればいい。

知らない人が多すぎる。

日頃、モーニングショー以外は見ないワイドショーだが、一応見てみたら、「ひるおび」はやっていた。

珍しい事があるものだ(笑)

ようやくワイドショーでも放送されるようになった「桜を見る会」の内情が、安倍友で参加した作家や芸能人たちがどれだけ多いか、議員の後援会のメンバーがいかに多いか、その人たちが、本当に国への「功績・功労」で参加しているのか国民が知るチャンスだ。

どう見ても、「虎ノ門ニュース御一行様」達は、国への「功労・功績」で呼ばれたのではなく、安倍首相への「功労・功績」を認められたから呼ばれたのではないか。

このメンツ、いかにも安倍ヨイショメンバーだ。



この人達、いつ国に対して「功労・功績」が認められたのか。

はっきりした基準がないので、いい加減なものだ。

どうもnews23は、追及が安倍総理だけに偏っていた印象だったそうだが、今日の羽鳥パネルは、安倍の腰ぎんちゃくの萩生田や他の議員への疑惑も追及していた。

テレ朝は、「桜を見る会」にどのような理由で招待されたのかを聞いたそうだがすべての議員が回答無しだったそう。

羽鳥パネルは「桜を見る会」

※23:06〜 総理主催「桜を見る会」講演会850人招待か 再生開始位置設定済み

それにしても両論併記かなんだか知らないが、安倍政権の話になると必ず田崎が出てくるのは不愉快だ。

今日は相当苦しい言い訳になるのではと思っていたら、やっぱり苦しい言い訳しかできなかった。

その田崎、必ずネトウヨから出てくる、「民主党政権はどうだったのか」を持ち出して、民主党政権の招待客と比較したらどうかと何度も言っていたが、それ無理だろうに。

共産党の田村智子が国会で質問をしたら、大塚大臣官房長は、招待者の名簿は会が終わったと同時に破棄したと言っていたのに、田崎は良く言うよなぁ。。。

知らないわけでもないのに民主党政権の時と比べろと。

安倍政権が1年で破棄した名簿が民主党政権の時だけあるというのか(笑)

しかし、その都度その都度、名簿作成に時間と金がかかることになるのに、本当に1年で破棄するかなあ。。。

大塚官房長の答弁は限りなく怪しい。

しかも民主党政権もやっていたからと引き合いに出すのもどうなのか。

まるで田崎もネトウヨじゃないか。

しかも民主党政権では鳩山政権が一度やったきりだという。

管と野田は、当時、震災があったりで自粛したそうだ。


それにしても野党が質疑をしても、安倍政権は都合が悪くなると、必ず「セキュリティの問題」「個人情報」「文書は破棄した」で質疑をシャットアウトしてしまうが、それが錦の御旗になっていたら何も議論が進まなくなる。

本当にそれでよいのか。

安倍政権下では「桜を見る会」は見直す気が無いという事だ。

いくら批判されても止める気はないという事だ。


例え、一過性で批判されても国民はすぐに忘れると思っているようだ。

財政難を言ってきた政府が、政権与党を有利にするために、どれだけ大金を使っているんだか。。。

理不尽すぎる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 桜で安倍窮地。禊に桜疑惑解散の可能性大か。(かっちの言い分)
桜で安倍窮地。禊に桜疑惑解散の可能性大か。
https://31634308.at.webry.info/201911/article_8.html

今日の「ひるおび」の番組で急遽、「桜を見る会」が取り上げられた。安倍寿司友の田崎が出てきたので、安倍首相の後援会者が前夜祭の翌日、バス17台を仕立てて850人の話が出たとき、田崎が何と言うかと思えば、意外にも「やり過ぎ」と述べた。いつも弁護する田崎にも弁護が出来ない程だということだ。安倍首相大好きの八代に振られたときも、いつもは政権側の発言をするが弁護はなかった。それほど深刻ということだ。視聴者も解説者の反応を見てこれは酷いことなのだと認識しただろう。今回は、安倍後援会の参加者がいろんなところで、さくらを見る会についての自慢話をツイートしている。証拠はたくさんあり、加計、森友のように知らぬ存ぜぬでは済まない。

こんな厳しい状況の中で、幹事長の二階氏が平然と「それは別にあったっていいのではないか。特別問題になることはあるのか」と述べた。これは幹事長としては大失言である。850人の後援者の功績、功労を問われたらアウトだろう。前夜祭代、ホテル代、バスなに安倍氏側が供与していればアウトである。こんだけたくさんの後援者が参加していれば口止めは不可能である。野党4党で本問題を超党派で追及すると打ち合わせた。俄かに国会が緊張してきた。

これに対して立憲の枝野代表は、首相がこの疑惑の禊を受けるため「桜疑惑解散」をするかもしれないと述べた。安倍首相としては、野党がバラバラな内に解散をしたい訳である。振って湧いた疑惑に、これから国会で加計、森友のように長期間苦しい答弁を見せて支持率を下げるよりは解散の方がいいと考えるのが筋だということだ。野党は逆に今の状態では絶対に勝てない。れいわを含めて一体感あるまとまりを作らなければならない。安倍首相の桜を散らすチャンスである。

立民・枝野代表「首相は『桜疑惑解散』に打って出る」
https://www.sankei.com/politics/news/191112/plt1911120025-n1.html
2019.11.12
立憲民主党・枝野幸男代表
 立憲民主党の枝野幸男代表は12日、国会内で開いた党会合で、安倍晋三首相が閣僚の相次ぐ不祥事などによる政権への不信感を打開するために衆院解散・総選挙に打って出る可能性が高まっているとの見方を示した。「説明責任から逃げ回ってきている首相が逃げようと思えば、遠からず『桜疑惑解散』に打って出る。そこに向けて備えを強化していかなければならない」と語った。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 腐臭芬々たる安倍政権。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/11/blog-post_65.html
11月 12, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<国の予算で首相が主催してきた「桜を見る会」について、菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で「招待者数は内閣官房、内閣府でこれからも検討していくと思っている」と述べた。

 桜を見る会は、各界の功績者らの慰労を目的に毎春開いている。今春は会場の新宿御苑に芸能人やスポーツ選手ら約1万8200人を招いたが、招待者の数や選定基準が不透明との批判が上がっている。

 8日の参院予算委員会では共産党の田村智子氏が、首相の後援会関係者が参加しており首相との親睦に利用されているのではないか、と指摘した。

 会の予算は過去5年間はいずれも約1766万円だった。来年度当初予算の概算要求では3倍以上の約5700万円に増えている。

 その理由について菅氏は「テロ対策の強化や混雑緩和のための措置」と説明。「内閣府で実態に合わせた要求を行っている」と述べた>(以上「朝日新聞」より引用)


 いささか常軌を逸してはいないだろうか。首相主催の「桜を見る会」に関してだ。招待客が倍近い人数に膨れ上がり、予算は三倍増だという。

 国会で質問された安倍首相は「私が招待客を選んでいるわけではない」とトボケタが、安倍首相主催の会ならば安倍氏が最終的に招待客を決定している、とみるのが常識だ。

 万が一にも、安倍氏が私費で後援会のメンバーなど選挙区民を招待して飲み食いさせたなら公職選挙法違反で失職する。それが「首相」主催で「公費」で賄われるから公職選挙法に定める寄付行為に問われない、というのは釈然としない。

 それなら招待客の選考過程で、安倍氏及び側近政治家と有権者との特別な関係に配慮したものなら、当然ながら政治家と有権者の間の贈収賄に問われるのではないか。

 安倍氏の大叔父の佐藤政権当時「襟を正す」という言葉が流行した。政治家は常に襟を正し、李下に冠を正さずの精神でなければならない。権力者はそれでなくても驕るものだ。権力者に群がる腰巾着どもも驕り傲慢不遜な振る舞いに及び、安倍官邸は腐臭芬々たる有様だ。

 一事が万事。税を食い物にし、仲間内で利権を貪る。共通テストの「改正」をも、利権の輩どもが喰いついていたではないか。こんな腐敗臭にまみれた政権をいつまで国民は支持するつもりだろうか。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 甘利明税制調査会長が、安倍晋三首相の「自民党総裁4選が不可欠」と発言、安倍晋三首相と麻生太郎財務相は、ガッチリ手を結び、「新しい防衛利権」を独占しようと暗躍中だ(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/2ffdddeb6b0f7b5cb89430b245e565bf
2019年11月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 自民党の甘利明税制調査会長(新自由クラブ→自民党山崎派→甘利グループ→麻生派)は11月11日、残り2年となった安倍晋三首相の党総裁としての任期について「世界の情勢が(党総裁を3期で辞めることを)許さないとしたら、どうなるのだろうというのは一つある」と安倍晋三首相の党総裁連続4選の可能性に含みを持たせた。東京都内で開かれた講演後の質疑で答えた。産経ニュースが11月11日午後5時41分、配信した。これは、甘利明税制調査会長が、「ポスト安倍」を窺っている事実上の「宣言」と見られている。安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相は、ガッチリ手を結び、「新しい防衛利権」を独占しようとして暗躍、目的達成には、安倍晋三首相の「自民党総裁4選が不可欠」という戦略が根底にある。これは、自民党派閥「志帥会」(会長・二階俊博幹事長)内部からのトップ情報である。「新しい防衛利権」とは、果たして何なのか?



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 招待リスト破棄、ブログ記事は削除。桜を見る会の証拠隠滅が進む+石破も自民党の招待枠を認める(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28694709/
2019年 11月 12日

【フィギュア中国杯、女子は宮原が総合2位、本田真凜が7位。優勝はロシアの4回転連発少女・15歳のシェルバコワだった。

 宮原は3A以上のジャンプもなく、高さがない分出来栄え点も稼げず、回転不足もいくつもとられてしまったのだが。全てのジャンプをミスなく飛んだ上、軸がしっかりしたスピン、ステップ、優れた表現力などでポイントをきっちりゲット。SP2位、フリー3位で総合2位になった。

 末っ子イメージのある宮原も、21歳。ふと気付けば、GPに出る日本の女子選手では最年長になっている。今年後半は(関大で織田とやり合っていた?)濱田コーチに加え、カナダでも練習し、バーケル氏に指導してもらっている。今年のSPは真っ黒なタイツにエスニック調の振り付けで、かなり攻めた作品。フリーはシンドラーのリストをじっくりと踊っていて、演技に深みが増した感じがある。次の休みなくロシア杯の出場になるが、ミスや回転不足で減点されず、上位にはいれればファイナル出場の可能性も見えて来た。"^_^"

 本田真凜は、今季はスピン、ステップでかなりいい評価を得たものの、ジャンプが決まらないため、得点が稼げず。上位にはいれない状態が続いている。今は高3生ながら米国を拠点に練習しているのだが、日本の大学への進学する予定だという。

 男子は、田中刑事がSP7位からフリーで挽回し、総合5位に。今季は全体的に向上しているのだが、ともかくSPで肝心なジャンプが決まらず。フリーもポカさえなければと悔やまれる。

 この大会、金博洋とエンカンの中国勢の1・2で決まった。エンカンと言えば、14年に練習中、羽生と激突したことを覚えている人もいるのではないかと思う。その後、17年に左肩骨折の重傷を負って休養して、今季ようやく復帰したのだが。す〜っかりオトナの雰囲気で、いい演技を披露しており、今後、注目されそうだ。(・・)】

* * * * *

 先週から「桜を見る会」に関する記事を書いているのだけど。何か昨日あたりからTVのニュースでも、ちょこちょこと取り上げ始めている様子。

 この「桜を見る会」の問題は、安倍首相がいかに権力を利用して好き勝手なことをやっているかをわかりやすく示すものだと思うし。

 それに、既に招待者リストは破棄されているとか、会に参加した人のブログ記事などが次々と削除されるとか。このやり方にも「都合の悪いものは、隠す、消す」という安倍内閣の特色が出ているといえるだろう。<政策、施策でも、同じようなことをしていると気付いてもらえれば、尚よし。>

  安倍内閣の支持率は、閣僚が2人辞めても、萩生田大臣らが失言などをしても、ほとんど下がらないのであるが。意外に、こんなところから足元が崩れて行くこともあり得るわけで・・・。

 野党4党は早速、追及チームを作ることを決定。あとは、メディア(特にTV)が多めに取り扱ってくれて、野党がうまく攻めることができれば、政権に大きなダメージを与えられる可能性もある。(期待込み)。(++)

『首相主催の「桜を見る会」について、安倍政権になってから参加人数や費用が年々増加していると指摘されている問題で、野党4党は11日、国会内で会合を開き、追及チームを設立して真相をただすことを決めた。12日に初会合を開く。

 この問題は8日の参院予算委員会で、共産党の田村智子氏が指摘。首相の地元後援会関係者が多数、招待されているとただした。参加者は14年は1万3700人だが、今年は1万8200人。来年度に向けた予算要求額は19年度の3倍に増えているとして、野党側は、招待客の基準が不透明で「公私混同」だと指摘。立憲民主党の安住淳国対委員長は「事実なら、税金で主催する公的行事で(後援者を)接待していると受け取られかねない」と述べた。(日刊スポーツ19年11月11日)』

 そうなのだ。今回の「桜を見る会」の問題でも、重要な証拠となりそうなものが、次々と消されているのである。(-"-)

 共産党は、今年5月の衆院財務委員会でこの問題を取り上げたのだが。まだ会が終わって1ヶ月しか立っていないのに、井野官房長は「今年の資料も、すでに開催が終わったので破棄した」と答弁したのだ。^^;<追記・8日の国会でも「保存期間1年未満の文書として、終了後遅滞なく廃棄する取り扱いとしている」と答えていた。>

『第2次安倍政権下で招待者数・支出額が膨張している首相主催の「桜を見る会」をめぐり、内閣府は衆院財務金融委員会で21日、招待者数は約1万人を「目安」としながら数千人規模で超過していると明らかにしました。日本共産党の宮本徹議員への答弁。(略)

 井野官房長は「各府省庁からの意見等を踏まえ、内閣官房、内閣府で最終的に取りまとめている。結果的に増えた」と説明。招待者の推薦がどの府省庁で増えているのかとの質問にも「回答は控えたい」と拒み、「今年の資料も、すでに開催が終わったので破棄した」と述べました。

 宮本氏は、首相官邸の意向を念頭に内閣官房のリストには「与党推薦がたくさんあるのではないか」と指摘。「不透明なやり方で招待、支出をどんどん増やすやり方は改めるべき」と批判しました。(赤旗19年5月22日)』

* * * * *

 自分のブログに「桜を見る会」に参加した時の様子を記していた政治家、関係者などがかなりいるようなのだが。どうやら次々と記事が削除されているという。(~_~;)

『「桜を見る会」参加の山口県議ら、ブログ削除相次ぐ

 首相主催の「桜を見る会」が「税金の私物化だ」と批判されている問題で、8日の田村智子参院議員(共産)の国会質問以降、安倍晋三首相の地元・山口県の県議らが、会に参加したことを記したブログを自身のウェブサイトから相次いで削除している。県議と周南市長の2人は取材に対し「(削除理由は)説明する必要はない」「誰かに迷惑がかかると嫌なので削除した」などと回答。田村議員は「やましいから削除するのだろう」と話し、野党は今後さらに追及する構えを見せている。(毎日新聞19年11月11日)』
 
『内閣総理大臣が主催する「桜を見る会」で、安倍晋三首相の地元・山口県の関係者が多数招待されていると批判を集める問題で、出席者が当日の模様を紹介するブログ記事を削除したことが分かった。

 その一人である、山口県周南市の藤井律子市長は取材に「何らやましいことをしておりませんけど、騒動に巻き込まれるのは嫌だから削除いたしました」と話す。

■「10メートル歩いたら、山口県の人に出会うわよ!」

 (略)首相が例年4月に主催する「桜を見る会」で、参加者、支出額が年々増えているとした上で、特に安倍首相の地元から選定基準が不透明な人物が多数呼ばれている――との主張だ。

 その根拠としたのが、山口県を地盤とする政治家のブログ記事だ。

「今回は私の後援会女性部の7名の会員の方と同行しました」「(桜を見る会の前夜祭で)下関市・長門市そして山口県内からの招待客400人による安倍首相夫婦を囲んだ盛大なパーティーが開かれました」「今後もずっと『桜を見る会』に下関の皆さんを招いていただきたい」(下関市選出の友田保・山口県議の14年5月1日号記事)

 「片山さつき先生とも久しぶりに再会を果たしました。『今日は、山口県からたくさんの人が来てくださっているわね〜。10メートル歩いたら、山口県の人に出会うわよ!』といつものように元気よくお声をかけていただきました」(当時・山口県議、現・周南市長の藤井律子氏の18年5月8日付記事)(J-CASTニュース19年11月11日)』

 また、自民党内では、幹部や有力議員(or安倍シンパ議員?)に招待枠が割り振られていたという話も出ているのだが。

 何と11日、元幹事長だった石破氏も、招待枠があったことを認めたという。(・o・)

『自民党内では常識?

なお、同様の"疑惑"は他の自民議員にも向けられた。田村氏は複数のブログ記事から、党内での地元後援会員の招待が常態化していると推測する。

「地元福井の後援会の皆様も多数お越し下さり、たいへん思い出深い会となりました」(稲田朋美衆院議員の14年4月16日付記事)

「『桜を見る会』にて地元女性支援グループの皆さんと」(世耕弘成参院議員の16年後援会レポート)

「役職ごとに案内状が割り当てられます。参加するにはこの案内状が無ければ入場できません。今回は限られた少数の案内しか入手できず、残念ながら後援会の皆様にご案内することができず、やむなく我が陣営は不参加ということになってしまいました」(松本純衆院議員の13年4月20日付記事)

「今年は平素ご面倒をかけている常任幹事会の皆様をご夫婦でお招きしました」(萩生田光一文部科学相の14年4月18日付記事)(同上)』

* * * * *

『石破氏、桜を見る会「招待枠あった」 自民の役職在任時 

 自民党の石破茂元幹事長は11日、桜を見る会の参加者について「党の役職をしているときに(自身が招待できる)枠があったが、使ったことはない」と述べた。野党は首相の後援会関係者が多数参加していたとして、招待基準の不透明さを批判しているが、自民党に招待者の枠が割り当てられていることを認めた。(毎日新聞19年11月11日)』

 石破氏は、こんなことも言っていた。

『自民 石破氏「首相が呼ぶなら公平性要求される」

 自民党の石破元幹事長は記者団に、「誰をどう招待するかは招待者の権能によるのではないか。ただ一般論で言えば、総理大臣が呼ぶなら当然、公平性が要求される」と述べました。

 また「私は『桜を見る会』に自分の後援会を招いてはいない。そういう枚数があったら、期数の若い議員にあげたい。党の役職をしている時に枠があったが、使ったことはない」と述べました。(NHK19年11月11日)』

 「総理大臣が呼ぶなら当然、公平性が要求される」という発言には、「確かに!」の同意するが。

「そういう枚数があったら、期数の若い議員にあげたい」というところがな〜。やっぱ、ちょっとわかっていないな〜、自民党の権力の中枢にいた人だな〜という感じ。

<この招待枠をもらって、若い議員が、いかにも自分が政権に関与しているかのような顔で、関係者や後援会の人を呼んじゃう。それに喜んで、議員や招待客が、安倍首相らを支持して、ヨイショしちゃう・・・このように、「桜を見る会」の招待枠を支持を得るための材料(エサ、利益?)に使うことにも問題があるのだから。(-"-)>

 「桜を見る会」に関しては、まだまだ突っ込みどころがあるので、このブログでも取り上げて行きたいし。野党とTVの追及におおいに期待したいと思っているmewなのだった。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 緊迫する臨時国会開会中11/15午後5時緊急院内集会(植草一秀の『知られざる真実』)
緊迫する臨時国会開会中11/15午後5時緊急院内集会
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-9e80bc.html
2019年11月12日 植草一秀の『知られざる真実』


2012年12月に第2次安倍内閣が発足して丸7年の時間が流れる。

この間の暴政によって、日本経済は長期低迷を続け、主権者の暮らしは日を追うごとに悪化し続けてきた。

次の衆院総選挙において、必ず政権を刷新することが、主権者の総意であると確信する。

この10月には消費税率が10%に引き上げられた。

白アリ退治や各種財政改革を置き去りにして、庶民を苦しめる消費税増税が強行されたことに怒りを禁じ得ない。

消費税増税を既成事実化せず、消費税減税・廃止を視野に抜本的な再検討を行うことが求められている。

この判断に基づき、次期衆院総選挙に向けての政策連合構築を視野に、広く消費税問題を問う緊急院内集会を開催する。

年内衆院総選挙の可能性も取り沙汰されている。

万障お繰り合わせの上、「いま消費税を問う!」緊急院内集会にご参集くださいますよう強く呼びかけをさせていただきます。

https://bit.ly/34PLHUz

ご案内

い ま 消 費 税 を 問 う !
−専門家・野党代表者・市民による緊急院内集会−

2019年11月15日(金)午後5時〜7時半

衆議院第二議員会館多目的会議室

開会挨拶    原中 勝征(最高顧問、元日本医師会会長)

専門家問題提起 湖東 京至(税理士、不公平な税制をただす会)
        荒川 俊之(不公平な税制をただす会事務局長)

国会議員・政党からの意見表明
立憲民主党   福田 昭夫(衆議院議員
        川内 博史(衆議院議員)
        初鹿 明博(衆議委議員、日程確認中)
        川田 龍平(参議院議員)
        石垣のりこ(参議院議員、日程確認中)
国民民主党   篠原  孝(衆議院議員、日程確認中)
        後藤 祐一(衆議院議員、日程確認中)
        小宮山泰子(衆議院議員、日程確認中)
        屋良 朝博(衆議院議員、日程確認中)
日本共産党   笠井あきら(衆議院議員)
社会民主党   福島みずほ(参議院議員、日程確認中)
れいわ新選組  山本 太郎(前参議院議員、メッセージ参加)
        渡辺てる子(前参議院議員立候補者)
碧水会     嘉田由紀子(参議院議員、日程確認中)
前職・元職   福島 伸享(前衆議院議員、日程確認中)
        宮崎 岳志(前衆議院議員、日程確認中)

質疑応答    集会参加者
国民運動提言  斎藤まさし(運営委員)
まとめ     植草 一秀(運営委員)
閉会挨拶    山田 正彦(顧問、運営委員、元農林水産大臣)
司  会    佐久間敬子(顧問、運営委員)
        安田 節子(顧問、運営委員)
        高橋 清隆(運営委員)

主催:政策連合(=オールジャパン平和と共生)
政策連合でガーベラ革命を推進!

(注)国会開会中につき、国会議員の参加に流動的な部分がありますことをご了解ください。

安倍首相は憲法改定を目指しているが、その実現の目途は立っていない。

憲法改定を強行するためには、衆院総選挙での主権者の強い支持が必要であると考えられている。

この点を踏まえて、安倍首相が衆院を解散して総選挙を実施する可能性は消えていない。

その場合、タイミングが問題になる。

考えられるケースは、1.この臨時国会中の解散=12月総選挙、2.2020年通常国会冒頭での解散=1月または2月の総選挙、3.2020年秋の臨時国会での解散=2010年11月または12月の総選挙。

現時点でもっとも可能性が高いのは2020年末の総選挙だが、日本経済の情勢に強い不透明感がある。

2020年末の総選挙は米国大統領選の影響も強く受けることになる。

現時点では消費税増税の影響が鮮明になっていない。

ポイント還元などの影響も残存する。

NY株高に引き寄せられて日本株価も堅調推移している。

このことから、11月15日解散、12月15日投票日での衆院総選挙の可能性があるとの指摘がある。

こうした緊迫した情勢を踏まえて、総選挙最大の争点のひとつに消費税問題を据えることは最重要の戦術のひとつになる。

消費税問題を軸に「政策連合」を構築して、政策を基軸に主権者と政治勢力がひとつにまとまることが最重要になる。

11月15日(金)夕刻に衆議院第二議員会館多目的会議室にご参集賜りたい。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相「桜を見る会」 これは血税による巨大買収だ(田中龍作ジャーナル)
安倍首相「桜を見る会」 これは血税による巨大買収だ
http://tanakaryusaku.jp/2019/11/00021373
2019年11月12日 21:27 田中龍作ジャーナル


田村智子(共産)議員は「桜を見る会」の不正を白日の下に引きずり出した。=12日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

 5,728万円もの国費を投入して、4月に開催された「桜を見る会」に安倍首相が地元後援会員を850人も招待していた問題。

 きょう12日、初めて野党が合同で政府から事情を聴いた。政府側は「桜を見る会」を主管する内閣府をはじめ総務省、文科省などが出席した。

 桜を見る会には招待状さえ見せれば誰でも入れることが明らかになった。野党の追及に内閣府大臣官房の坂田元洋・総務課長が認めた。

 会場(新宿御苑)の入口で提示するのは招待状のみ。本人確認ができる運転免許証などとの照合はない。

 テロ対策を予算計上の名目に掲げていながら招待状さえあれば誰でも入場できるのだ。
 
 招待状が届いた1万8,200人の中には、よく言って融通無碍、悪くいえばルーズな人も当然いる。そうした人が知人に招待状を売ったり、譲ったりすることもありうる。


内閣府の文書規則を野党議員に渋々手渡す大臣官房総務課長。規則では「桜を見る会」の招待者名簿などは、保存期間が1年となっていた。=12日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

 ところで、後援会員850人の参加費用は、どうやって賄ったのか?試算してみるとこうだ。

 飛行機で下関と東京を往復した場合の交通費は約10万円。新幹線だと約4万5千円。

 ニューオータニの宿泊費が1万8,910円(朝食付きツイン)から。

 これに前夜祭の豪華料理がつく。会費5千円というが、実際に払えば最も安くて1万1千円。

 飛行機の場合:12万4,910円×850人=1億620万円(総額)

 新幹線の場合:6万9,910円×850人=5,942万円(総額)

 旅費、宿泊費、豪華料理の差額・・・これらは公職選挙法が禁ずる供応にあたるとの指摘が野党議員から出た。

 安倍首相は「桜を見る会」に毎年、大勢の後援会員を招待しているが、政治資金収支報告書にその記載はない。

 後援会員を おもてなし する巨額経費は、どこから出ているのか?

 「ケチって火炎びん」の安倍首相がポケットマネーから出しているとは考えにくい。

 使い勝手のいい官房機密費から出ていると考えるのが妥当だが、原資は国民の血税だ。

 公的行事を首相が私物化する。血税による巨大買収だ。多額の国費を投じた行事でありながら、管理はズサン。

  明らかに国家のタガが外れている。


「内閣府が破棄したとしても各省庁に同じ書類があるはずだ」。総務官僚出身の小西ひろゆき議員は役人の手のうちを知る。=12日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

    〜終わり〜





安倍総理「桜を見る会」で攻防

2019/11/12  テレ東NEWS

安倍総理大臣が主催し、例年春に開催される「桜を見る会」をめぐり、
立憲民主党などの野党で作る追及チームがきょう発足し、内閣府の担当者などからヒアリングを行いました。

山井「安倍総理用枠はあるのか」
内閣府「個人情報なのでで答えは差し控える」

「桜を見る会」をめぐっては、野党は費用が年々増加しているほか、
安倍総理が地元の支援者を800人以上招待していると指摘し、
「税金で支援者を接待している」などと批判しています。

野党側は「安倍総理自身の公職選挙法に抵触するような大きな疑惑だ」として、
安倍総理が国会で説明するよう求めています。

一方、菅官房長官は「桜を見る会」の招待者の選定には、
安倍総理の関与はないとの認識を示したうえで、
今後は招待者の選定基準を明確にする必要性があるとの考えを示しました。




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK267] ペテン総理が報道内容をめぐって、「現場のデスクやキャップに電話で直接注文」をつけていた疑いが浮上!・・・メディアはなぜ口をつぐむのか!!(くろねこの短語)
ペテン総理が報道内容をめぐって、「現場のデスクやキャップに電話で直接注文」をつけていた疑いが浮上!・・・メディアはなぜ口をつぐむのか!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-406130.html
2019年11月12日 くろねこの短語


 さすがに無視でき留状況ではなくなったのだろう。「桜を見る会」の買収まがいの「お・も・て・な・し」ついて、新聞が独自調査を始めたようだ。共産党の田村智子議員のおかげで、状況証拠は豊富に揃っているのだから、尻すぼみすることなくとことん調査報道とやらを徹底して欲しいものだ。

首相主催「桜を見る会」 毎年前夜に後援会と懇親

公費使う「桜を見る会」、首相が後援会慰労? 野党追及

安倍政権で費用2倍「桜を見る会」は税金で何をしているのか



 ところで、初老の小学生・ペテン総理が「共産党」と野次ったことについて、ジャーナリストの青木理氏がTBS『サンデーモーニング』でこんなコメントしたってね。

「行政府の長である首相が最低限の礼節を尽くして真摯に説明するのは、政治思想の右とか左とかではなくて、近代民主主義の基本的な所作なわけです」
「(共産党や日教組を)批判の言葉と捉える発想は、あえて言えばネトウヨ的。非常に低劣っていうか。そういう言葉を批判の言葉だと思っている首相が国会で発している、それも野党に対してというところの問題の根深さ。つまり、三権分立とか国会とか行政府が何かという根底が不快じゃないだけでなくて、壊れていく気配じゃないかと僕ら敏感に感じなくちゃいけないと思います」

青木理氏、安倍首相の国会でのヤジに「あえて言えばネトウヨ的。非常に低劣」

 こういう論陣を真っ先にはらなくちゃいけないのが、社会の木鐸たる新聞であるはずなのだ。本来なら、1面トップでもいいくらいのペテン総理の発言なんだからね。で、この野次を飛ばされたのが元TBSキャスターで舌足らずの杉尾君なんだが、この質疑の中で極めて重要な事実を指摘している。こんな具合です。

「まさか一国の総理大臣のあなたが個々のニュースや報道内容をめぐって、現場のデスクやキャップに電話で直接注文をつける、こんなことしてないですよね」
「このニュースを流せ、この論調はおかしい、どうして報道しなかったんだ、こういう電話をしています。はっきり申し上げておきます」

 ほとんどのメディアがこの発言をスルーしているんだが、「共産党」という野次同様に、ていうかそれ以上にこちらの方が問題が多いはずなんだね。なんてったって、報道内容に総理大臣が介入してるってんだから、事実だとしたらこの国の「報道の自由」そのものが崩壊していることを意味するわけで、TV各局は何らかのステートメンツを発表するべきなんじゃないのか。



 報道しなければ、それがどれだけ重大な事実だとしても、なかったことになっちまうわけで、よもやそんなことを目論んでのスルーじゃないでしょうねえ。  最後に、池袋暴走事件の高級官僚が、今日にも書類送検されるとか。ここまで逮捕もせずにきたところから察するに、不起訴処分ってことも十分に考えられる。厳罰を求める署名の重さを、司法がどう判断するか。それ次第で、三権分立の矜持が問われることになるだろう。




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/321.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年11月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。