★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年11月 > 14日01時30分 〜
 
 
2019年11月14日01時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK267] <れいわ新選組、盛岡・街頭会見!>山本太郎氏がゲノム編集食品の表示を主張、「知る権利脅かされてる」(高橋清隆の文書館)







山本太郎氏がゲノム編集食品の表示を主張、「知る権利脅かされてる」
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2022061.html
2019年11月13日00:00 高橋清隆の文書館


 れいわ新選組の山本太郎代表は12日、解禁されたゲノム編集食品の開発について、届け出制で表示義務もないことから「知る権利が脅かされている」と問題視し、最低限の対応策として表示の義務付けを主張した。盛岡市内での街頭記者会見で述べた。


冷え込みの中、聴衆の質問に答える山本氏(2019.11.12筆者撮影)

 ゲノム編集は「クリスパー・キャス9」などのキットを使い、動植物が元来持つ遺伝子の一部を破壊したり、破壊した箇所に別の遺伝子を挿入することで、これまでにない性質を作り出す。食品への応用が10月に解禁され、年内にも食卓に並ぶ可能性がある。

 街頭会見で最初に当てられた同市在住の会社員の男性は、「ゲノム編集技術で作られた肉厚のマダイや害虫に強い野菜などが安全審査不要と聞き驚いた」と訴え、山本氏の見解を尋ねた。

 山本氏は、同技術の応用が一見効率的に受け止められがちな一方で、その影響について蓄積がなく、食品表示義務のない点を挙げ、「消費者が物を買ったとき、中身がどのように構成されているかは、知らされなければいけないこと」と疑問を呈した。

 安全面では放射性物質も表示が必要との持論を説きながら、「知る権利が脅かされている。私たちの方針としては、ゲノム編集についても、より多くの情報提供を義務付けていきたい」との考えを示した。

 事実確認として、時事通信電子版の10月7日配信記事「ゲノム編集食品、年内にも食卓へ=安全審査、表示義務なくー消費者に懸念も」をモニターに示した後、遺伝子組み換え(GM)との違いを概説した。

 GMは遺伝子を入れる場所が不作為なのに対し、ゲノム編集は遺伝子を特定する。例えば、成長を抑制する遺伝子の機能を止めれば、肉付きの良い魚を養殖できるし、同様にして有用成分を多く含むトマトも栽培できる。

 山本氏は「誰がこんなに急いでやらせるのか。米国の特許が絡む」と切り出した。研究目的なら無償だが、商業利用の場合は米国の農業企業が窓口となって交渉する仕組みであることを説明。「特許でさらにもうけていこうという裏側がある」と指摘した。

 遺伝子を“入れる”GM食品に対しては安全審査が義務付けられるのに対し、遺伝子を“切る“ゲノム編集食品には安全審査が不要で、厚労省への届けで販売できると指摘。「何が入っているか、怖くないか。例えば、ポテトチップスにGMが入っていないという話でも、揚げた油がどんなものか知ることができない」と問題視した。

 同技術を使った食品について、世界の態度を比較した。欧州(EU)司法裁判所は2018年7月、「遺伝子組み換えと変わらない」と危険視する一方、米農務省は2018年3月、「改変の仕方によっては、遺伝子組み換えである」との判断を示している。

 続いて、日本の判断を紹介。環境省は2018年8月、「遺伝子組み換えではない」、厚労省は2018年9月、「従来の品種改良と同じ。安全である」との判断を下している。

 山本氏は、「ずいぶん雑な説明。そこまで急ぐ必要があるのか。これをずっと食べ続けた場合に、どういう影響があるのかという知見を積み上げる必要がある」と訴えた。

 さらに、国による規制方針の違いを紹介。EUとニュージーランドは、GMと同じ規制、日本とオーストラリアは、規制する場合と規制しない場合がある。他方、米国は規制しない方針であることを示した。

 「結局、米国が向かっている方に足並みをそろえていくのでは。少なくとも、自分たちで選ばせてほしい。それが担保されなければ、自分たちの体は守れない。口から入るもの。『安全だ、安全だ』だけでは不十分」と述べ、最低限の対応策として表示の義務付けを主張した。


モニターに示された「GMとゲノム編集の違い」(2019.11.12筆者撮影)



山本太郎(れいわ新選組代表) 街頭記者会見 盛岡市 2019年11月12日

※5:15〜 ゲノム編集食品について 再生開始位置設定済み







http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK267] “悪党”がゾロゾロ…桜を見る会の怪しい招待客選定プロセス(日刊ゲンダイ)





“悪党”がゾロゾロ…桜を見る会の怪しい招待客選定プロセス
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264663
2019/11/13 日刊ゲンダイ


全然「適正」じゃない招待客選定プロセスの「安倍首相主催の桜を見る会」/(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相の後援会関係者850人を招き、タダで飲み食いをさせていたことが判明し、大問題となっている「桜を見る会」。税金を使った公式行事に有権者を招き、接待していたのだから、ほとんど“買収”みたいなものだ。なのに、安倍政権は招待客選定について「適正だった」と強弁しているのだから、度しがたい。「桜を見る会」には、「適正」どころか、怪しい人物が大挙していた。

 12日の衆院地方創生特別委員会。内閣府官房長は招待客の選定基準について、内閣府と内閣官房が各省庁の意見を踏まえて決定しているとし、「選定プロセスは適正だ」と言い張った。招待客の基準は、〈各界において功績・功労のあった方々〉と規定されているが、今年、招かれた安倍首相の後援会関係者850人全員に、いったいどんな「功績・功労」があるのか、説明はされないままだ。

 そもそも「桜を見る会」には、「功績ある人」どころか、“悪党”がゾロゾロと呼ばれているのが実態だ。「適正」とは思えない招待客について別表にまとめた。

「ジャパンライフ」元会長の元に招待状

 日刊ゲンダイは昨年末、磁気治療器の預託商法を展開し、2017年末に倒産した「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が桜を見る会に招待されていたことを報じた。同社の宣伝チラシには、〈安倍晋三内閣総理大臣から山口会長に「桜を見る会」のご招待状が届きました〉と記されており、招待状には〈平成二十七年三月〉と印字してある。

 ジャパンライフを巡っては、多額の預託金が返還されず多くの被害者を出し、社会問題化。警視庁などが特定商取引法違反で捜査中だ。80年代には、同社による「マルチ商法」被害が拡大し、国会で「ジャパンライフ問題」の集中審議が行われたほど。山口氏は“札付き”というわけだ。


「ジャパンライフ」の宣伝チラシ

招待客の基準など、あってないようなもの

 さらに、独自開発の仮想通貨を商材に連鎖販売取引を展開し、17年10月に消費者庁から3カ月間の業務停止命令を受けた「48(よつば)ホールディングス(HD)」の幹部が、桜を見る会で安倍首相や菅官房長官と一緒に写る写真がネットに出回っている。また、共産党女性議員の不倫デマを拡散した「政治知新」なるニュースサイトの運営者も、日刊ゲンダイの取材に、過去、桜を見る会に招待されていたことを認めていた。

 12日開催された野党追及チームでは驚くべき指摘が飛び出した。「キャバクラ嬢と自称する女性も出席」「反社会的勢力の関係者が参加したとの情報もある」というのだ。

「桜を見る会で手渡される記念品などがネットオークションで出回っているほどですから、自民党議員の事務所から招待状を受け取った後援会関係者は、軽い気持ちで飲み屋の女性などに手渡してしまっているのではないか。招待客の基準など、あってないようなものです」(永田町関係者)

 桜を見る会の18年度の開催費用は、予算の3倍の5200万円にも上る。菅義偉官房長官は13日の記者会見で、来年度の「桜を見る会」を中止すると発表したが、“有象無象”が集まる「花見会」など中止で当然だ。

【写真特集】安倍首相、走る走る…桜を見る会
【写真特集】2018年「桜を見る会」を振り返る










http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」首相、虚偽答弁 安倍事務所が招待者とりまとめ(田中龍作ジャーナル)
「桜を見る会」首相、虚偽答弁 安倍事務所が招待者とりまとめ
http://tanakaryusaku.jp/2019/11/00021380
2019年11月14日 00:31 田中龍作ジャーナル


田村智子議員(共産)はこの日も切れ味鋭く政府を追及した。=13日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

 「私は主催者としてあいさつや招待者の接遇は行うが、招待者の取りまとめなどには関与していない」。

 安倍首相は8日の参院予算委員会で田村智子議員(共産党)の質問に対してこう答えていたが、虚偽答弁であることが明らかになった。13日の野党合同ヒアリングで野党議員が内閣官房から引き出した。

 野党議員が「安倍事務所からの推薦もあったということでよろしいんですね?」と質問すると、内閣官房の中井亨参事官は「安倍事務所に最終確認して推薦を頂いている」と答えた。

 ヒアリング会場の衆院第16控室にどよめきが起きた。


安倍事務所が後援会員に発送した「桜を見る会」案内状。=撮影:田中龍作=

 安倍首相のウソはこればかりではなかった。

 安倍首相の後援会は、会場の新宿御苑が開門する前に入場し、安倍首相と記念撮影する。開門時間は8時半。記念撮影は毎年8時前であることも明らかになっている。

 内閣府の大塚幸寛官房長によれば、桜を見る会の開催時間は、8時30分から10時30分の間だ。(8日参院予算委員会での答弁)

 田村議員が「公的行事ではなく後援会活動そのものではないか?」と質問すると、安倍首相は「招待者の入場時刻についてはセキュリティに関わることなのでお答えは差し控える」と答弁していた。(8日、参院予算委員会)

 ところがセキュリティは極めてズサンであることが、13日の対政府ヒアリングで明らかになった。

 杉尾秀哉議員(立憲民主)が「ネット転売で(招待状を)購入した人がそのまま入れる(入場できる)ということを認めますね?」と質問した。

 内閣官房の酒田元洋参事官は「もし悪意を持った人がいれば、完全にストップ、100%排除することはできない」と答えた。

 恐ろしい話だ。主管の内閣府がテロリストや反社会勢力の入場を防ぐことはできないと答えているのである。

 桜を見る会には皇族や各国の大使が出席しているにもかかわらず、セキュリティは大甘なのだ。

 安倍首相が逃げの口実に使うセキュリティはすでに無きに等しいのである。

 ひと昔前だったら、どうあがいても逃げきれない事態だ。「首相辞任」の活字が躍らないのが不思議だ。


内閣府官僚は「(事務所は知っていても)総理は知らなかったということもある」などと子供騙しにもならない説明に終始した。=13日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

   〜終わり〜


第2回 総理主催「桜を見る会」追及チーム 野党合同ヒアリング

2019/11/13  石垣のりこ 
※冒頭からご覧ください

配布資料
https://www.dropbox.com/s/ify0nkyoe7ygw7z/20191113170039.pdf?dl=0
https://www.dropbox.com/s/sq76b4jc52b7doa/20191113170137.pdf?dl=0
https://www.dropbox.com/s/jr5gqn6km24voor/20191113170225.pdf?dl=0
https://www.dropbox.com/s/k74dl5brr7bx9sc/20191113170347.pdf?dl=0
https://www.dropbox.com/s/2x40n9q23knzcp1/20191113170505.pdf?dl=0
https://www.dropbox.com/s/vshufy9d82kqcbw/20191113170538.pdf?dl=0











http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 桜を見る会、来年は中止。官房長官が表明も「余計に怪しい」の声(まぐまぐニュース)
桜を見る会、来年は中止。官房長官が表明も「余計に怪しい」の声
https://www.mag2.com/p/news/424178
2019.11.13 gyouza(まぐまぐ編集部)
まぐまぐニュース




安倍晋三首相の事務所が後援会の人々をツアーで招待していたことが発覚し、公職選挙法違反の疑いなどが国会で追及されている今年の「桜を見る会」に関連して、菅義偉官房長官は13日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」について来年の開催を中止すると表明した。NHKニュース共同通信などが速報で伝えた。



NHKニュースによると、菅官房長官は「桜を見る会は、今般、さまざまな意見があることを踏まえ、具体的な手続きを確認をしたところ、内閣官房と内閣府から各省庁に推薦依頼を行ったうえで、提出された推薦者の取りまとめを行っている」と説明。「こうした手続きは、長年の慣行で行ってきているものだが、さまざまな意見があることを踏まえ、政府として招待基準の明確化や、招待プロセスの透明化を検討したい。予算や招待人数も含めて、全般的な見直しを幅広く意見を聞きながら行うこととし、来年度の桜を見る会は中止をすることにした」と述べたという。今年の「桜を見る会」をめぐっては、安倍首相の地元後援会関係者が多数参加し、招待基準が不透明だと野党が批判を強めている。

来年の「桜を見る会」が中止されたことを受けて、ネット上では「余計に怪しい」「それだけでは幕は引けない」「逃げた」「疑惑についてちゃんと説明しろ」など、厳しい声が多数挙がっている。

来年の「桜を見る会」中止に対するTwitterの反応

































※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: NHKニュース共同通信

image by: 首相官邸




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「お友達会」あわてて火消しもむなしい/政界地獄耳(日刊スポーツ)
「お友達会」あわてて火消しもむなしい/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201911140000071.html
2019年11月14日8時38分 日刊スポーツ


★政界雀の中でくすぶっていた毎年春に新宿御苑で開かれている首相主催の「桜を見る会」は、ついに中止に追い込まれた。8日に行われた参院予算委員会での共産党・田村智子による追及で大きくなり、野党挙げての「首相の私物化」疑惑攻勢で「追及チーム」が立ち上がった。首相・安倍晋三後援会だけでも山口県から850人を連れてくるというので規模も話題になった。政府は名簿を破棄しているとか、さまざまな今までの手法を駆使して火消しに努めたが、桜を見る会に顔を出した山口の後援会の人々、芸能人、著名人が喜々としてネットに写真を誇らしげに載せたため、政府も隠し通せない。

★あわてて、ブログや写真をネットから削除する“乗っかった人たち”の努力もむなしい。もちろん首相応援団たちは手をこまねいているわけではない。12日、自民党幹事長・二階俊博は「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに何かできるだけのことを呼びかけて、ご参加いただくことに配慮するのは当然のことではないかと思います」と相変わらず「まずまず」発言を繰り返す。また公明党代表・山口那津男も「野党も政権を取ったときはそういう行事を主催する場があった」と指摘した。

★確かに10年4月18日の首相動静を見ると「8時31分、新宿御苑。首相の地元、北海道の後援会関係者らと記念撮影」とある。今、政府が野党へブーメランになるように10年前の首相・鳩山由紀夫も同じことをやっているという反撃キャンペーンに沿った発言だ。だが、社会は政権によって変わってしまった。政府が「身の丈」にあった生活を強い、選ばれた上級国民が桜を見る会に招かれる。この茶番は鳩山が予算内で行うこととはわけが違う。選民思想を強くしたために、いくら二階や山口が助け舟を出しても通用しない社会になってしまった。お友達が大好きな首相のお友達会にブーメランが戻ってきたとみるべきだ。(K)※敬称略
















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 桜を見る会で数千万に関与した疑いのある安倍首相「お友達」の名  きっこのメルマガ(まぐまぐニュース)
桜を見る会で数千万に関与した疑いのある安倍首相「お友達」の名
https://www.mag2.com/p/news/424171
2019.11.14 『きっこのメルマガ』




来年の開催中止が急きょ発表された首相主催の「桜を見る会」を巡り、その不透明な招待客の選定基準などが野党の追求の的となっていますが、さらに物議を醸しそうな「疑惑」が明らかになりました。有名ブログ「きっこのブログ」の著者にして、メルマガ『きっこのメルマガ』で毎週社会問題を独自の視線で斬り続ける「きっこ」さんは今回、「桜を見る会」でもっとも多額な予算が計上されている飲食関連を一手に請け負う会社の取締役と、安倍首相とのただならぬ関係を白日の下に晒しています。

桜を見る会の裏側を見る会

11月8日の参院予算委員会で、日本共産党の田村智子議員が、安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」についての質疑をしました。毎年4月に新宿御苑で開催される「桜を見る会」は、2012年末に第2次安倍内閣が発足してからというもの、招待者数が毎年増え続け、予算は当初の3倍の5,000万円を超えるようになっていました。人数と予算が増え続けていることは今年の5月から指摘されていましたが、増加した招待客の多くが、安倍首相を始めとした自民党議員の地元の後援会員や、公明党の議員の地元の後援会員であることが分かったのです。

自民党と公明党の議員が地元の後援会の会員らを招待し、お酒や料理を振舞い、お土産まで持たせて帰していたのですから、これを政治家個人がやったとしたら完全に公職選挙法違反になります。しかし、安倍首相は、これを国民の税金で白昼堂々とやっていたのです。ちなみに、今年の春の「桜を見る会」では、安倍首相の地元の山口県下関市の「安倍晋三後援会」の会員らが前日に飛行機で東京入りし、ホテル・ニューオータニの大広間を貸し切って「安倍晋三 桜を見る会 懇親会」という前夜祭を行ない、安倍夫妻が支援者らをおもてなししました。その人数、なんと850人です。

そして翌朝、ホテル・ニューオータニから大型観光バス17台を連ねて新宿御苑へ向かい、新宿御苑が開門する1時間前に「首相案件」ということで特別に開門させ、他の招待客が入苑できない間に、安倍首相の支援者らが個々に桜の下で安倍夫妻との記念写真を撮ったのです。その後、他の招待客が続々と到着し、新宿御苑では1万8,000人を超える大宴会が始まりました。樽酒を始めとした、本来は苑内に持ち込み不可のアルコール類がすべて無料で振舞われ、オードブルや高級スイーツなども並び、帰りには記念の升などがお土産に配られました。実際に参加した後援会員のブログには「去年は土産を10個持ち帰ったが、今年は3個しか貰えなかった」などと書かれています。

ま、この辺のことは、田村智子議員の質疑や各報道などでも明らかにされていますので、ここでは詳細には触れませんが、この問題、実は「安倍首相による税金の私物化」ということだけでは済まないのです。田村智子議員も質疑の中で「5,000万円を超える予算のうち、もっとも多額なのが飲食費用です」と指摘していましたが、その飲食関係をすべて一手に請け負っているのが「株式会社ジェーシー・コムサ」という会社なのです。

この「ジェーシー・コムサ」の取締役は「アーネスト・M・比嘉」という日系アメリカ人の男性で、その姉が会長をつとめています。この「アーネスト・M・比嘉」という人物は、安倍昭恵夫人のフェイスブックに何度も登場しています。いろいろな高級レストランの個室で、安倍夫妻と楽しそうに食事をしている画像を複数見ることができます。そして、安倍首相自身も「古くからの友人」だと公言したことのある人物なのです。安倍首相は加計孝太郎のことを「腹心の友」と公言しましたが、この「アーネスト・M・比嘉」という人物も加計孝太郎と同様に安倍首相自身が認める友人なのです。

内閣府の公式行事である「桜を見る会」の最大の支出枠である飲食関連が、この「安倍首相の古くからの友人の会社」である「ジェーシー・コムサ」に委託されるようになったのは、現在の安倍政権がスタートした2013年4月の「桜を見る会」からです。2013年から昨年2018年までの「ジェーシー・コムサ」に支払われた「桜を見る会」の飲食関連の予算を見てみると、次のようになっています。


2013年 約972万円

2014年 約,1350万円             

2015年 約1,350万円

2016年 約1,920万円

2017年 約1,920万円

2018年 約2,135万円


皆さん、これ、どう思いますか?もちろん、これはすべてあたしたち国民が納めている税金による支出です。2018年の総予算は約5,300万円ですから、そのうちの約2,135万円と言えば全体の40%超です。それがすべて安倍首相の「古くからの友人」の会社へ支払われているのです。安倍首相が自分のお金で開催しているプライベートの会であれば、料理や飲み物をどこへ委託しようと自由です。でも、これは国民の税金で行なわれている行事なのです。

すべて国民の税金で行なわれている行事の最大の支出先を、自分の古くからの友人の会社に独占させて、その支払額をわずか5年で2倍以上に膨れ上がらせていたのです。そして、そこに招待しているのが自分の後援会の支援者たちって、何ですか、これ?前後左右上下、どこからどう見ても「公式行事の私物化」じゃないですか!

…そんなわけで、この「桜を見る会」は安倍首相が主催するようになってから「疑惑の宝庫」となったため、飲食関連の他にも、会場の設営やセキュリティーなど徹底的に調べてみる必要があると思います。新たな疑惑が見つかれば、確認でき次第、追ってこのメルマガで暴露して行きたいと思います。とにかく、あたしは真面目な納税者の1人として、こんな「稀代の税金泥棒野郎」は絶対に許せません!あたしと同じ気持ちの皆さん、続報に乞うご期待!…ということで、この話題はTo be continued!

image by: 首相官邸

きっこ この著者の記事一覧

「きっこのブログ」のメルマガ版です。ブログと同様に、政治や芸能から文学やお料理、流行やファッションから日々の出来事まで、多岐にわたって綴って行きますが、よりディープに攻めて行こうと思っています。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/348.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 物事の本質触れず都合のいい数字だけ持ち出す「安倍語法」 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


物事の本質触れず都合のいい数字だけ持ち出す「安倍語法」 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264667
2019/11/14 日刊ゲンダイ


なぜか「アベノミクス」という言葉を使わずに…(安倍首相、2013年の頃)/(C)日刊ゲンダイ

「文芸春秋」12月号の安倍晋三首相インタビューには心底、驚いた。「失敗が私を育てた」と題しているから、この20日で桂太郎の2886日を超えて歴代最長になるとかいう長々しい在任期間中の数々の失敗について、率直に反省しているのかと思いきや、とんでもない。

 相変わらず、問題の本質には触れずに都合のいい数字や言葉をちらつかせて「やっているフリ」をするという安倍語法の一本槍。聞き手の田崎史郎もひどくて、揉み手をするようにしてお説を拝聴するばかりの幇間ぶりを遺憾なく発揮している。

 インタビューというからには一対一の真剣勝負で、相手の裏をかいたり揚げ足をとったり、予想外の質問を飛ばして撹乱したり、あらゆる手を尽くしてホンネを引きずり出すのが本旨であるというのに、こんな政府広報みたいな緩みきった提灯記事を平気で出すとは、文春も落ちたものである。

「週刊文春」砲で閣僚のクビが飛んだりしているのをこちらで穴埋めしようという裏取引でも働いているのかと疑われても仕方なかろう。

 安倍の言っていることのいちいちには、1ページにつき3つも4つも切り込みたくなるが、本欄ではその1つだけを取り上げておく。

 最初に「これはやって良かったなという政策は?」と問われた安倍は、(アベノミクスという言葉はなぜか使わずに)「三本の矢を打ち出し……その結果、正社員の有効求人倍率も史上初めて一倍を超えた。……そういう真っ当な社会を作り出すことができたと思っています」と答えた。

 これが嘘八百だというのは、今では誰もが知っていることで、この6年間に実質GDPはほぼ横ばい、雇用が少々増えたといっても非正規の比率ばかりが増え、正規・非正規を合わせた実質賃金は下がり放しだし、企業の内部留保は上がり放し。なのに、安倍が自慢できるのは昔も今も、「正社員の有効求人倍率」が上がったということだけなのだ。

 人口減少社会に入り、生産年齢人口が減り続けている中では、人手不足に悩んで職安に求人を頼る企業が増えるのは当たり前で、安倍政権の政策のおかげでも何でもない。

 これでは、タイトルは「多くの失敗にもかかわらず、私は政治家としてちっとも育ちませんでした」とでも改めたほうがいいのではないか。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。













http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「権力私物化」タガ外れた 白昼堂々「花見買収」の世も末(日刊ゲンダイ) 



「権力私物化」タガ外れた 白昼堂々「花見買収」の世も末
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264659
2019/11/13 日刊ゲンダイ


税金バラマキ(2019年安倍首相主催の「桜を見る会」)/(C)共同通信社

 森友・加計学園問題以上の大スキャンダルに発展する可能性が出てきた。安倍首相が主催し、毎年春に都内の新宿御苑で開かれている「桜を見る会」をめぐる“花見買収”問題のことだ。

 立憲、国民、共産、社民の野党4党は12日、国会内で追及チームの初会合を開いたが、現時点で問われている問題は2つ。

「桜を見る会」の招待客は〈国会議員、都道府県知事、議長をはじめ、各界において功績・功労のあった方々〉と規定されているにもかかわらず、安倍や自民党議員の支援者が目立ち、それぞれが自分の後援会活動に利用していたのではないかという「公金私物化・買収疑惑」と、「桜を見る会」の前夜に安倍後援会によるパーティーが毎回、都内のホテルで開かれているのに、政治資金収支報告書に一切の記載がない「首相自身による公選法、政治資金規正法違反疑惑」だ。

 自民党の二階幹事長は12日の会見で、「(首相枠が)あっても別にいい。特別、問題になるのか」「選挙区の皆さんに配慮するのは当然だ」などと開き直っていたが冗談ではない。

 公選法では選挙区内の有権者に対する寄付行為は一発アウト。つい先日、菅原前経産相が大臣を辞任したのも、公設秘書が地元支援者に香典を手渡していた疑惑が理由だ。辞任を受けて「責任を痛感している」と言っていた任命権者の安倍自身が、白昼堂々、血税で有権者を“買収”していたなんて菅原辞任のケースよりもよっぽど悪質だろう。

慌てて関連ブログを削除する自民党関係者

「(功績のある)自治会、PTAなどの役員と、後援会の人が重複することも当然ある」

 招待客の功績を問われた安倍は8日の参院予算委でこう言い放っていたが、功績の対象者に自治会やPTA役員まで含めるのであれば、「桜を見る会」の出席者数は数十万、数百万人規模に膨れ上がるだろう。

 誰が聞いても不自然極まりない答弁なのに、悪びれた様子もないまま平然としている姿を見ると、もはや善悪の区別すらつかなくなっているといっていい。

 驕る権力者に擦り寄る仲間たちも仲間たちだ。招待の意味を考えもせず、ホテルの前夜祭でバカ騒ぎし、花見の当日は安倍と写真を撮って「わが世の春」を謳歌。何らやましいことだと思っていないから平気でブログに公開してきたワケだ。

 今ごろ、大慌てで記述を削除しているが、後の祭り。官邸が公開している2017年4月15日付の「桜を見る会」の映像では、開始から7分ほど経った場面で、安倍が世耕参院幹事長に話し掛けるシーンが撮影されている。

「ひまわり会?」(安倍)

「ひまわり会です。今年は副長官ではなくなったので『招待枠』で」(世耕)

「ひまわり会」とは世耕の支持者団体のこと。つまり、自民党議員は自分の政治活動、後援会活動の一環として、ごく当たり前に「桜を見る会」の招待枠を使ってきたワケで、安倍自身も「知っていた」のは疑いようがない。政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう言う。

「本来の会の趣旨から逸脱し、公費を使った政権PRの道具にされていた疑いが強いのは言うまでもない。国会議員の招待枠は慣例的にあったとはいえ、せいぜい5人程度。安倍首相の850人というのは論外です。野党の追及次第では『アリの一穴』になる可能性は十分あります」


野党は徹底的に追及を(C)日刊ゲンダイ

正義が通用しない狂気政権の長期化がすべての問題の根源にある

〈「桜を見る会」には複数の層があります。(1)公金を私的な後援会活動に利用したこと(2)その違法性を指摘されても適当に言い逃れられると思っていたこと(3)批判を浴びても「官邸周辺はいかなる違法行為をしても処罰されない」という「いつものオチ」に持ち込んで安倍政権の磐石ぶりを誇示すること〉

〈この政権の罪は「悪いことをしたこと」ではなく「悪いことをしても処罰されない/公共財を私物化できるクラスターが存在する」という信憑を7年かけて国民に刷り込んだことです。少なからぬ国民が「だったらそのクラスターの末席に自分も加わりたい」と思うようになった〉

 思想家で神戸女学院大名誉教授の内田樹氏はこうツイートしていたが、まさに正鵠を射た指摘だ。安倍政権に擦り寄る連中は、ヨイショさえしていれば、何をやっても許されると本気で考えているのだろう。

 それもそうだ。モリカケ疑惑では、公文書改ざんや虚偽答弁が次々と明らかになったにもかかわらず、誰も責任を取らない。真っ昼間の大臣室で贈収賄まがいのワイロを受け取っても、パソコンをドリルでぶっ壊して証拠隠滅を図っても司法はピクリとも動かない。

 これじゃあ権力がやりたい放題、悪事がエスカレートするワケで、法治国家でも民主主義国家でもない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「モリカケ問題と同じパターンで、政権側は悪事がバレたらトボケ、現場に責任を押し付けて知らん顔。現場は現場で書類を廃棄した、の一点張りで逃げ回る構図。そうしたら菅長官が招待客の選定基準の明確化を検討すると言い始めた。おそらく、これで幕引きを図るつもりでしょう」

 まるでタガが外れた独裁国家の姿だ。

安倍政権の暴走を許してきた司法とメディア

 違法行為・不祥事潰しは安倍政権の「お家芸」とはいえ、これほど傍若無人になったのも、警察とメディアが見て見ぬフリをしてきたからだろう。

 第2次安倍政権発足後、支出額は2倍近くになり、自民党支持者ばかりが増え続ける「桜を見る会」だって、フツーなら「おかしい」と気付くはずだが、「首相動静」を確認すると、毎年、冒頭には警視総監や警視庁幹部と安倍夫婦との記念写真が必ずセットされていたことが分かる。

 法律違反を犯している可能性がある政治家夫婦の隣で警察幹部がニンマリ笑いながら写真撮影なんて、ヤクザの親分と警官が一緒に写ったスキャンダル写真と変わらない。

「週刊文春」は法相を辞任した河井衆院議員が大臣在任中、秘書が運転する車が高速道路を60キロオーバーで走行し、後続の広島県警の車両がスピード違反を見逃していたことを報じていたが、上層部がこれでは、現場だって動くに動けない。無法国家になるワケだ。

 メディアも「桜を見る会」を初春の恒例イベントのように報じていたが、大勢の芸能人と一緒に大はしゃぎする安倍の姿に違和感を覚える記者はいなかったのか。今からだって遅くない。ワイドショーには招待された芸人も並んでいるのだから、「公金私物化」について問いただすべきだろう。

 選挙報道をめぐって自民党にドーカツされても抗議すらせず、上層部が安倍と頻繁に食事する“メシ友”じゃあ、フヌケ記者ばかりになるのも無理もないが、悪事ばかりの安倍内閣の支持率が5割前後と安泰を維持しているのは、メディアのテイタラクも原因なのだ。政治評論家の森田実氏がこう言う。

「違法行為を指摘されている当事者が『知らない』と言い、取り巻きが『正しい』と肯定する。まったく正義が通用しない。狂気性を持ったワンマン政権の長期化がすべての問題の根源でしょう。このままだと日本国家、社会が腐ってしまいます」

 国民も、やれラグビーW杯だ、五輪マラソン開催地が変更だ、なんて話に大騒ぎしている場合じゃない。前代未聞の総理大臣による“公金買収疑惑”が指摘されていること自体が「世も末」の状況だと自覚した方がいい。


【写真特集】安倍首相、走る走る…桜を見る会
【写真特集】2018年新宿御苑で「桜を見る会」が開催













 



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 悪名高い東京地検特捜部は「桜を見る会」を私物化した安倍総理の捜査に着手するのか:親中・田中角栄・元総理は逮捕したが、親米・中曽根・元総理は見逃した(新ベンチャー革命)
悪名高い東京地検特捜部は「桜を見る会」を私物化した安倍総理の捜査に着手するのか:親中・田中角栄・元総理は逮捕したが、親米・中曽根・元総理は見逃した
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4337085.html
新ベンチャー革命2019年11月14日 No.2520


1.窮地に追い込まれている日本国総理大臣・安倍氏(極め付きの隷米首相)に残されたミチは辞任のみ

 今、安倍氏は、自分の後援会の山口県民のうち、850人もの県民を、桜を見る会に招待した決定的証拠の案内状を各テレビ局に報道されて、もう万事休すに陥っています。

 さらに、安倍氏は国会で虚偽答弁したこともばれてしまいました。

 そして、次のステップは、悪名高い東京地検特捜部が動くかどうかに掛かっています。

 この現状は、70年代に起きた田中角栄・元総理のロッキード事件を想起させます。

 70年代以降、ときの首相が逮捕されたのは、田中角栄だけと記憶していますが、それとて、角栄が総理を辞任した後でした。

 あの安倍氏にも、東京地検特捜部の捜査が及ぶのでしょうか。いずれにしても、安倍氏に残されたミチは、まず、総理大臣の辞任でしょう。

2.悪名高い東京地検特捜部は、日本国総理大臣・安倍氏の捜査に動くのか

 われら国民にとって、待ち遠しいのは、あの悪名高い東京地検特捜部が動くのかどうかです。

 ここまで、安倍氏の違法行為が明らかになっている以上、彼らは指をくわえて傍観することはもう到底、許されません。

 上記、ロッキード事件のときも、東京地検特捜部が大活躍したのですが、このときは、彼らの闇のボス・米国CIAからの闇指令があったからと本ブログでは観ています。

 ちなみに、東京地検特捜部のエリートはみんな、米国CIA本部に留学する習慣がついており、この組織は、CIAの事実上の日本支部に堕しています。

 さて、そのロッキード事件で、当時、日本国総理大臣だった田中角栄を失脚させた黒幕は、キッシンジャーだった本ブログでは観ています。

その根拠は、2006年5月28日付けのジャパンタイムズ(朝日新聞所有)の記事にあります。

それによれば、1972年、当時の米国ニクソン大統領政権の国家安全保障担当補佐官・キッシンジャーが、“ Of all the treacherous sons of bitches, the Japs take the cake! ”(ふしだら女の産んだ裏切り者の息子のうち、よりによって、あのジャップめが、ぬけがけしてケーキを食らった!)と叫んで、田中角栄に対して、怒りをあらわにしたことが、米国の国家安全保障公文書館(アーカイブ)によって、2006年5月26日に公表されたのです。

 そして、キッシンジャーの命を受けて、CIAは、彼らの配下にある東京地検特捜部に命じて、田中角栄を逮捕させて、結局、失脚させたのです。

 このとき、田中角栄がなぜ、失脚させられたかのいうとロッキード社からワイロを受け取ったからではなく、彼が米国を裏切って、単独で日中共同声明を発表したからです。ロッキード事件は角栄を失脚させる口実に過ぎませんでした。

3.日本国民にとって頼らざるを得ない東京地検特捜部は、日本国民のためにはまったく動かない

 上記、田中角栄を失脚に追いやったロッキード事件では、もう一人、ワイロを受け取った政治家がいました、それは、中曽根康弘・元総理です。

 ところが、この事件で東京地検特捜部が逮捕したのは、田中角栄のみであり、中曽根・元総理はまったくの不問にされています。

 しかしながら、2010年2月12日、朝日新聞が重大な報道を行っています。

 それは、あの中曽根・元総理が、米国政府に対し、ロッキード事件への同元総理の関与の証拠をもみ消す(MOMIKESU)よう、揉み手していた事実がばれたのです(注1)。

 この見苦しい中曽根・元総理の揉み手は米国CIAに受け入れられ、CIA日本支部の東京地検特捜部は、現実にはまったく動きませんでした。

 その後、中曽根氏は、安倍氏や小泉氏と同様に、完全なる隷米首相に堕しましたが、日航機123便墜落事件における最悪対応も含めて、日本国民を裏切った日本国総理大臣として歴史に残るでしょう。

上記、CIAの事実上の日本支部・東京地検特捜部にとって、安倍氏の捜査を開始するには、やはり、CIAの許可が必要です。

CIAは果たして許可を出すのでしょうか。

注1:本ブログNo.78『ロッキード事件中曽根の秘密リーク:東京地検特捜部真っ青』2010年2月13日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2010-02-13.html





http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK267] <徳俵に足がかかりっぱなしになった!>急転直下、桜を見る会散る 首相周辺「こうするしか」 野党「答えきれなかった結果だ」 





急転直下、桜を見る会散る 首相周辺「こうするしか」
https://digital.asahi.com/articles/ASMCF5SM1MCFUTFK01F.html
2019年11月14日04時50分 朝日新聞


「桜を見る会」中止に関して、質問に答える安倍晋三首相=2019年11月13日午後6時44分、首相官邸、岩下毅撮影


記者会見で質問に答える菅義偉官房長官=2019年11月13日午前11時34分、岩下毅撮影


「桜を見る会」をめぐる発言の変遷

 政府は国の予算で開いてきた首相主催の「桜を見る会」を来年度は取りやめると発表した。予算や出席者の膨張が批判され、安倍晋三首相の後援者らが大勢出席していると指摘され始めた直後の中止判断だ。野党は「公的行事の私物化だ」と事実関係を明確にするよう要求。だが、政府は詳細な説明には応じていない。

 「読み上げが1件あります」。13日午後の菅義偉官房長官の定例会見。予定よりも20分ほど遅れて会見場に入った菅氏は、手元のファイルを開くと用意したメモを読み上げ、「桜を見る会」の来年度の中止を発表した。会見場の記者団からはどよめきが起こった。

 菅氏は、わずか約5時間前の午前の会見で「首相枠という特別なものはない」と否定していたが、午後には一転して具体的に存在を認めた。「徳俵に足がかかりっぱなしになった。こうするしかなかった」。首相周辺は、急転直下の判断についてそう語った。

 政府は10月半ば、税金を使った同会の取りやめなどを求めた野党の質問主意書に「公的行事であり、意義あるものと考えている」との答弁書を決定したばかり。今月8日の参院予算委員会で野党がこの問題を取り上げ、11日に立憲など野党統一会派と共産党が調査チームの立ち上げを決めても、政府高官は「桜というがもう冬だ。いつの時期の話だ」と笑っていた。

 菅氏は同会について、各界で功績、功労があった人たちを招くのが趣旨だと会見で説明。自民党の二階俊博幹事長も会見で、党の支援者を招くことについて「配慮するのは当然のこと」などと、問題視するそぶりはうかがえなかった。

 だが、同会と首相との関わりへの批判が強まり始めると、首相官邸の対応も変わる。

 首相の後援会関係者らが多数同会に出席しているとの情報をもとに、野党は12日の調査チームの会合で「首相が公的行事を私物化したのか事実を解明していく」(立憲民主党の黒岩宇洋〈たかひろ〉氏)と宣言。有識者らからも、場合によっては「公職選挙法で禁止された選挙区に対する寄付行為に当たる恐れがある」といった指摘が上がった。

 菅氏は12日午後の会見で、会の運営方法の見直しや開催規模の縮小に触れる形で「政府として検討していく。必要があるとも思っている」と、会のあり方の見直しをにおわせた。

 13日朝には、首相の事務所が地元有権者を対象に「桜を見る会」を日程に含んだ観光ツアーを実施していたと朝日新聞が報道。SNSなどネットでは「招待基準があいまいだ」「首相が公私混同している」といった批判の声が拡大した。

 2閣僚の辞任や英語の民間試験導入延期の影響も引きずる中、首相と菅氏が相談した上で13日午後に来年度の中止を決定。菅氏は与党幹部らに電話で「招待者の範囲や基準が明確になるまで中止する」と伝えた。

 だが、菅氏は中止を発表した13日午後の会見で、同会と首相の関わりについては「首相は招待者の取りまとめには関与していないと国会で答弁している」などと繰り返し、明確な説明を避けた。(安倍龍太郎)

「長期政権だから出席者増えた」

 70年近く続いてきた首相主催の行事の突然の中止判断に、与党内では驚きの声が広がった。閣僚経験者は「官邸は、首相本人の問題になりつつあったことを気にしたのだろう」。公明党幹部も「首相に批判の矛先が向かった。引きずれば支持率が下がる」と語った。

 同会の招待者をめぐり、菅氏は政治家による推薦を認めた。それは自民党内でどう振り分けられていたのか。複数の議員や議員秘書は、役職ごとに「招待枠」があったと証言する。

 その一人は「たとえば『党三役に100枚』といった感じで配られる。それが下々の枝葉に分け与えられる」と説明。別の秘書は「10枚単位の招待状が必要な議員は、幹事長や国対委員長にお願いし、それでも確保できない場合は首相官邸に泣きつく」と話した。閣僚経験者は「誰を招くか議員が名前を挙げる。その結果、後援会関係者ばかりになる」と、自身の支援者を招いたことを認めた。

 安倍政権下では会への出席者が右肩上がりに増えた。首相に近い党幹部は「1回呼んだ人は次の年に断れない。増えたのは長期政権だから」と話す。

 その中でも、首相の関係者の出席者数は飛び抜けているとされる。首相周辺は「安倍さんは850人招いていると言われたが、正直増えすぎていると思った」。首相の地元山口県の藤井律子周南市長も一時、自身のブログで、片山さつき参院議員から「10メートル歩いたら、山口県の人に出会う」と伝えられたと書き込んでいた。(鬼原民幸)

野党「非を認めたということだ」

 中止発表直後にあった野党の調査チームの会合では、首相の責任を問う意見が噴き出した。立憲民主党の黒岩宇洋氏は「70年近くの歴史ある会を中止せざるを得ないくらい、首相自身が答えきれなかったための結果だ」。

 観光ツアーを案内する、安倍事務所名の文書の存在が報じられたことを受け、「招待者の取りまとめなどには関与していない」との首相の国会答弁に絡めた質問が続いた。

 内閣官房の担当者が招待者推薦の際、事務所が最終的に確認していたと説明すると、「(首相の)虚偽答弁じゃないか」との声も。担当者が「事務的に推薦を受けているが、首相自身が知らなかった可能性はある」と続けると、「さすがに通らない」とクギを刺された。

 野党が求めるのは首相自身による説明。午前の野党国会対策委員長会談では、首相が出席する衆参予算委員会での集中審議を求める方針を確認した。立憲の安住淳国対委員長は中止について「消しゴムで消せるようなものではなく、むしろ非を認めたということだ」と言及したうえで、こう意気込んだ。「首相自ら国会に来てちゃんと答えない限り、この話はエンドレスだ」(井上昇)

菅官房長官会見の主な内容

 「桜を見る会」をめぐる菅義偉官房長官の13日午後の記者会見の主な内容は次の通り。

 【冒頭発言】

 内閣官房のとりまとめにあたっては、官邸内や与党にも推薦依頼を行っており、官邸内は首相、副総理、官房長官、官房副長官に対して、事務的に推薦依頼を行った上で提出をされた推薦者につき、とりまとめを行っている。様々なご意見を踏まえ、政府として招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討したい。来年度の桜を見る会は中止をすることにした。

 【質疑応答】

 ――首相や自民党幹部による私物化が問題視されたが、中止はこういった問題を認めたということか?

 「今のまま進めることについて、一昨日(11日)に検討したいと申し上げた。検討してきた結果だ」

 ――首相の判断か?

 「首相の判断だ」

 ――官邸や与党に推薦依頼があった理由は?

 「慣例で続いてきていた」

 ――推薦依頼はいつからか?

 「ずっとじゃないか。私が官房長官になってから、ずっとだった」

 ――今年の参加者は1万8千人だが、(推薦は)かなりの規模なのか?

 「数多くあることは事実だ」

 ――「各界における功績、功労のあった方々」という基準に該当しない後援会関係者が含まれていたのか?

 「この人は功労があるとか、ないとかは、なかなか……。自治会やPTAの人だとか色々いらっしゃるから、幅広く招待した」

 ――規模の縮小も念頭にあるのか?

 「それは当然だ」

 ――(首相の事務所によるツアーについて)首相は説明責任を果たす必要はないのか?

 「国会で答弁をされた通りだ」

 ――首相の事務所は、(桜を見る会が日程に含まれた)ツアーを募っていたことが明らかになっている。

 「主催者としてのあいさつや招待者の接遇は行うが、招待者の取りまとめには関与していないと答弁している」



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/352.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍「私の判断で桜を見る会を中止した」安倍流、手柄は自分(笑)(まるこ姫の独り言)
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/11/post-f05d0a.html
2019.11.14 


今日のモーニングショーで田崎が、安倍首相が「桜を見る会」を早急に中止したことについて「安倍内閣は危機管理能力にたけた優秀な内閣だ」と言った途端、玉川・高木が吹き出していた(笑)

誰もがよくこんなアクロバット的な擁護ができるものだと思うわなあ。。。。

さすが安倍ポチ。

それはさておいて、「私の判断で桜を見る会を中止した」ハア?

まったく良く言うよ。

安倍首相、またまた自分が正義の味方の立ち位置につく。

皆さんと共に政権を奪還してから7回目の桜を見る会になりました



「みなさんと共に政権を奪還した」

そもそも、この言い方はこの会に参加している人は皆が自分の支援者と言っているも同然だ。

周りをお友達で固めた会の税金負担は公平・公正とは程遠い。

桜を見る会中止 首相「私の判断」 「国会で説明を」の問いには答えず
              11/13(水) 19:04配信  毎日新聞

>安倍晋三首相は13日夕、自身の主催で来年春に行う予定だった「桜を見る会」の中止について、「既に(菅義偉)官房長官が説明したとおり、私の判断で中止することにした」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。記者団からの「国会で説明をしないのか」との問いには答えなかった

誰がどう見ても、安倍首相が税金で自分の支持者を優遇し、それが表に出て来て桜を見る会が中止に追い込まれたのに、「私の判断で桜を見る会を中止した」だと。

これ、自作自演だよね。要するにマッチポンプ

原因を作ったのは自分なのに、騒ぎを納めさせたのは自分と言うセコイ手法。

安倍流、不祥事は人のせい、手柄は自分の判断。

安倍首相は、何かあると、「国民に真摯に丁寧に説明をする」と言ってきた。(一度もそのような説明を受けた記憶はないが)

だったら、国会で説明をするべきだ。

多分、来年度を中止にすることで有耶無耶にしてしまうつもりだろう。

いつものように時間が過ぎるのを待っているとしか思えないし、テレビも深追いすることなく、これで一件落着的なスタンスに入るのだろう。

国民も報道されなくなると終わったことにしてしまうし。

これぞ安倍政権の逃げ切りパターンだ


菅原、河井と、二閣僚が矢継ぎ早に辞任したが、菅官房長官は説明責任は本人にあると他人事会見。

そしてその菅原・河井は未だに説明責任どころか雲隠れ。

それと同じように、嵐が過ぎるのを待つのが安倍政権の常とう手段だ。

下村も甘利も説明責任も果たさず、雲隠れしていたが、今ではちゃっかり党の要職の地位についている。

安倍首相も、だんまりを貫き通すのだろう。

今度こそは、野党に頑張ってもらうしかない。

これで済ますつもりの安倍政権は絶対に許すまじ






http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK267] すわ“お花見解散”か 二階幹事長が「近いうちに選挙」発言(日刊ゲンダイ) 
 


すわ“お花見解散”か 二階幹事長が「近いうちに選挙」発言
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264732
2019/11/14 日刊ゲンダイ


二階幹事長(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相が来年の「桜を見る会」中止を決めた13日、自民党内に突如“二階アラート”が鳴り響いた。二階幹事長が党の会合で「近いうちに選挙がある」と発言したためだ。

 二階幹事長は「国土強靱化税制の整備・創設を支援する議員懇話会」で約40人の議員を前に「こんなことで自民党は選挙をやれるのか。近いうちに選挙をやろうというのに、もっと気合を入れなきゃダメだ」と述べた。

 二階幹事長は国土強靱化がライフワークで、同懇話会に所属する有志議員約140人中100人前後も欠席したことに腹を立てていたもようだ。時が時だけに、自民党内には「すわ“お花見解散”か?」と衝撃が走った。




































http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 女性の着替えやトイレを監視―入管が組織的セクハラ、森法相もドン引き 〔社会全体国並み?〕
 この国では中国等が人権を守らないと非難する地デジ大マスゴミ報道が当たり前の様だが。実際この国の外国人の扱いは、他人の事を言えないレベルに見える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
女性の着替えやトイレを監視―入管が組織的セクハラ、森法相もドン引き
志葉玲 | フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)
11/11(月) 12:01
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20191111-00150364/
*答弁する森まさこ法務大臣(写真中央)衆議院インターネット審議中継よりhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2019/11/nyukanfoto1-thumb-720xauto-173910.jpg

 迫害から逃れてきた難民や日本で結婚しているなど、自国に帰るに帰れない事情を抱えた人々を法務省・出入国在留管理庁(入管)が収容施設に拘束(=収容)している問題で、また新たな不祥事が発覚した。収容中の女性達をそれぞれ独房に閉じ込め、24時間、ビデオカメラで監視。着替えやトイレの様子までも覗いていたのだという。今月8日の法務委員会でのやり取りで、入管側が認めた。

○組織的セクハラ、森法相も対応を明言
 今年に入って、入管の収容施設では、被収容者のハンガーストライキが続発している。「東京オリンピックのため安心安全の確保」を口実に、入管が2年以上の長期収容を常態化させているためだ(関連記事)。東京入管では、今年の夏頃、ハンガーストライキを行っていた女性の被収容者3名を「懲罰房」と呼ばれる独房に監禁。その部屋は、天井にカメラが設置されており、女性達が着替えやトイレで排泄をしている姿も常時監視される状態になっているという。この質疑に先立ち、入管側は仕切りをトイレのまわりに設置したものの、後述のようにカメラの位置から、やはりトイレが見えてしまう状態なのだ。

*入管による女性監視を追及する初鹿議員 衆議院インターネット審議中継よりhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/2019/11/12/nyukanfoto2.jpg

 この問題について、今月8日の法務委員会で初鹿明博衆院議員が問いただしたところ、入管の高嶋智光次長は「部屋によるがトイレの部分が(監視カメラに)映る部屋もある」と認めた。

 初鹿議員はさらに「大臣、女性の収容者がトイレをしている姿を(監視カメラで)映されているというのは、人権上、問題だと思いませんか?」と問いただす。「大臣がもし、自分がその部屋に何ヶ月かいたら、どう思います?これは、非常に不安ですし、嫌ですよね?」「今後は是非(着替えやトイレをしている姿が)カメラに映らないようにしていただきたいのと、東京入管に行って自分の目で確認してきて下さい」(同)。

 これには、さすがに森まさこ法務大臣も「(初鹿)委員のご指摘は大変重要だと思います。トイレの時に、カメラに映らないようにするということは、人権に配慮することでありますので、適正な処遇に努めたいと思います」と答弁。処遇改善の意向を示した。

○泣き叫んで抗議しても無視、摂食障害や自殺未遂も
 この法務委員会でのやり取りに先立つ今年10月上旬、筆者は、東京入管でハンガーストライキをして懲罰房に監禁された女性3人のうち、2人に面会し話を聞くことができた。

 フィリピン人女性Eさんは、日本人男性と結婚しており、二人の息子もいるにもかかわらず、もう3年近くも収容されているという。それは、彼女が以前交際していた日本人男性(現在の夫とは別人)に騙され、その男性の犯した犯罪に利用されたことで、彼女自身も有罪判決を受けたことが原因と考えられるが、既に刑法による処罰を受けたEさんを、さらに入管が収容し続けていることは、現在の刑法では認められていない予防拘禁※にあたる疑いがある。終わりのない収容に耐えかね、Eさんはハンガーストライキを行ったものの、独房に移される。そこでは、着替えもトイレも全て監視カメラに映ってしまうため、Eさんは「非常に強いストレスを感じています」と言う。

「以前は、自分からハンガーストライキをしていましたが、今はストレスのために食べ物が喉を通りません」(Eさん)。

 つまり、女性としての尊厳を踏み躙る入管の暴挙が、Eさんを摂食障害に陥らせている疑いがあるのだ。筆者取材の時点では、懲罰房のトイレに高さ150センチ程の仕切りが設置されたものの、「監視カメラは天井に取り付けられているので、結局、全部映ってしまう」とEさんは言う。

※法で定められた刑期を終えても、「再犯抑止」等を口実に、引き続き身柄を拘束し続けること。戦中の治安維持法で、思想犯に適用された。

*東京入管前で抗議する市民団体SYIメンバー達 筆者撮影https://rpr.c.yimg.jp/im_sigg.L3XCelV8.jcBoICHQYnvA---x800-n1/amd/20190314-00118184-roupeiro-000-2-view.jpg

 もう一人の女性、Dさんはトルコ籍のクルド人難民。トルコでは少数民族クルド人への様々な抑圧があり、トルコ治安当局や一般人による暴力や殺害等が横行している。そのため、Dさんは一年程前に庇護を求めて来日したが、入管施設に収容されてしまった。DさんはEさんと同時期にハンガーストライキを行ったものの、やはり懲罰房に入れられてしまう。着替えやトイレを監視される屈辱に、Dさんは「男性職員も見ているんでしょう?」と泣き叫んで抗議したが、入管職員たちは「仕方がない」と言うだけだった。

「私はイスラム教徒です。この様な辱めを受けることは、とても耐えられません。私の宗教や文化からは絶対あり得ない…」

そう、Dさんは筆者に訴えた。

 残り一人のスリランカ人女性には筆者は取材できていないものの、入管問題に取り組む市民団体「収容者友人有志一同」(SYI)メンバーの織田朝日さんによれば、毎日、口癖のように「殺してほしい」と訴え、今年9月には置いてあったポットのコードで自殺を試みたという。入管職員の制止で命を落とすことはなかったものの、精神的にかなり追い詰められている状況だと言えよう(関連情報)。

 これらの状況は既に述べたように今年10月での取材時点のものであり、現状はまた変わっているかも知れないが、いずれにせよ、深刻な女性達への人権侵害が行われていたことには変わりはない。

○危うい入管の人権軽視
 女性の尊厳を踏み躙るようなことを、入管が組織的に行っていることは、非常に危ういことだ。「不法滞在の外国人に対しては何をやってもいい」という奢りが、入管職員の間に蔓延しているのではないか。日本が、基本的人権の尊重を原則とする民主主義国家である以上、例え、殺人や強盗など犯した凶悪犯であっても、国家は法律に定められた刑罰を科すのみであって、「悪い奴だから何をやってもいい」ということでは断じてない。まして、拷問や虐待は禁止されている。

 そもそも、入管法における収容は刑罰ですらなく「退去強制令書の発付を受けた外国人を強制送還する準備として、強制送還まで逃亡のおそれがある場合に一時的に収容しておくもの」と位置づけられるものだ。だが、実際には入管は制度を濫用、長期収容を常態化させ、本稿で取り上げたような被収容者への精神的な虐待を行っている(女性の着替えやトイレ監視を虐待だと見なさないなら、それはそれで問題だ)。

 8日の法務委員会で「人権に配慮し、適正な処遇に努める」と答弁した森法務大臣は、これを機会に、入管のあり方自体を徹底的に問い直すべきだろう。

(了)

・志葉玲
フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和)
パレスチナやイラクなどの紛争地での現地取材、脱原発・自然エネルギー取材の他、米軍基地問題や貧困・格差etcも取材、幅広く活動するジャーナリスト。週刊誌や新聞、通信社などに寄稿、テレビ局に映像を提供。著書に『たたかう!ジャーナリスト宣言』(社会批評社)、共編著に『原発依存国家』(扶桑社新書)、『イラク戦争を検証するための20の論点』(合同ブックレット)など。イラク戦争の検証を求めるネットワークの事務局長。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
この国にとって「外国人」は、金と奴隷労働を与えてくれるだけの物でしか無いのか。

関連:
■入管改正法、大嘘を吐きデータ改ざんで遮二無二成立させるのか(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/564.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2018 年 12 月 05 日 18:25:49: AtMSjtXKW4rJY gqmCs4LBgrGSbpGg
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 雪隠詰めの安倍晋三氏。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/11/blog-post_64.html
11月 14, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<首相主催の「桜を見る会」を巡り、安倍晋三首相の事務所名で、桜を見る会を日程に組み込んだ観光ツアーの案内状が地元有権者らに配布されていた。地元の複数の参加者が事務所からの招待を受けて参加したと証言しており、事務所が事実上取りまとめていた実態が明らかになった。一方、政府は13日に野党4党が開いた合同追及チームの会合で、首相の事務所から招待者の推薦を受けていたことを認めた。

 毎日新聞は「安倍晋三事務所」名で「『桜を見る会』のご案内」と題した今年の案内文書の写しを入手した。開催日時や場所のほか、前日に後援会主催で会費制の夕食会が開かれることなどが案内され、首相の地元事務所の電話番号の記載もあった。希望者は期限までに連絡するよう依頼し、「内閣府での取りまとめ」となるため、締め切り後の追加申し込みはできないなどと記されていた。

 首相を支持する山口県下関市の男性は「首相の地元事務所から毎年案内状が届いている」と証言した。男性は、複数回参加したが、費用は自己負担だったと説明。「招待されるのは誇らしい。騒ぎになっているが、一体何が問題なのか」と不満そうに話した。2015年に参加した同市の元地方議員も、地元事務所の秘書から「奥さんとどうですか」と打診があったと明かした。

 地元旅行会社は取材に「担当者不在で詳細は分からないが、参加者の宿泊代などはうちに振り込んでもらっている」と説明。首相側が「ツアーは旅行会社主催」と位置づけ、政治団体の活動の色合いを薄めようとしていた可能性がある>(以上「毎日新聞」より引用)


 来年度の「桜を見る会」を中止すると政府は発表した。もはや安倍自公政権で腐敗した「桜を見る会」を強行することは出来なくなったようだ。

 内閣府がいかに「参加者は内閣府で取りまとめている」と強弁しようと、それが嘘だと国民には解っている。なぜなら内閣府がいかなる基準で安倍晋三後援会の850人を「とりまとめ」たのか内閣府の基準を示し得ないからだ。

 簡単な話、総人数は内閣府で把握しているが人選に関しては関与していない、というのが本当のところではないか。残念ながら、日本では国家官僚が公的な場で平気で嘘を吐く。

 今年度の「桜を見る会」のメンバー表は廃棄した、と国会で内閣府の官僚が答弁したが、事務をPC処理しているからには必ず何処かのメモリーに記録は残っている。「紙」の記録は廃棄したかも知れないが、すべてのメモリへを削除したわけではない。

 やがて今年度の「桜を見る会」の二万人近い参加者のメンバー表がリークされるだろう。そうしたなら、いかなる基準で人選したのか、内閣府は改めて追及されることになる。

 いやそもそも、二万人近い人選を内閣府はいかにして行い、基準通りであって誰からも指弾されるものではない、と胸を張れるのだろうか。官房長官が内閣府が議員などに人選を丸投げしていたと明かしたようだが、それなら国会で件の「内閣府が取りまとめている」と答弁した官僚は国会議員の質問に嘘を吐いたことになる。これは由々しき事態ではないか。

 安倍自公政権では国会で官僚が嘘の答弁をするのが常態化している。これでは国会審議は成り立たない。サモアの自衛隊日報はない、と答弁していたが、後でこっそりと日報が防衛省内から出て来た。森友学園では改竄元の報告書は破棄された、と強弁していたが、それも現在では白日の下にさらされている。

 そうした「嘘」を吐いた官僚たちが揃って無実どころか、その後に出世しているのは国民常識に照らして承服し難い。今回の内閣府の官僚答弁は断じて許し難い。内閣府が「取りまとめている」のではなく、各議員諸氏が勝手に押し込んで来た参加者総数を「集計」しただけではないか。それを官僚言葉では「取りまとめ」というのか。

 850人の安倍後援会事務所ツアー客を宿泊させたホテルは、何処の誰が幾らの支払いをしたのか、明らかにすべきだ。そうして850人が会費5,000円しか支払っていないことは明らかになっているから、その差額を誰が負担したのか明確にすべきだ。

 そして会費5,000円にしても、一旦安倍後援会が取りまとめたのなら「会費収入」として政治資金収支報告書に425万円が記載され、その同額がホテルに支払った時点で支出されていなければならない。それがなければ明らかな政治資金規正法違反だ。安倍氏は直ちに失職となるべきではないか。いずれにしても安倍晋三氏は逃げられない事態に陥っている。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 不都合な会も中止でウソ隠し?〜安倍後援会のツアー募集が判明&菅も官邸や党の推薦枠を認める(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28697856/
2019年 11月 14日

 安倍内閣と言えば、「不都合なものは、なくしてしまえ!」でお馴染みなのであるが・・・。案の定と言おうか、13日の午後になって突然、来年度の「桜を見る会」の中止が発表された。(・o・)

 菅官房長官は、13日の午前中の会見では、来年も開催することを前提に『「見直すべき点があれば見直す」と述べ、招待客の選定基準などを明確にする方向で検討する考えを示した』りしていたのだが。(ロイター19年11月13日)
 ところが、同日の午後の記者会見で、急に中止を発表したのである。(@@)

『菅義偉官房長官は13日午後の定例会見で、安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」について、来年度の開催は中止すると発表した。首相が中止を決めたという。(略)
 菅官房長官は「桜を見る会は長年の慣行で行っているものであるが、さまざまな意見があることを踏まえ、政府として招待基準の明確化や招待プロセスの透明化を検討する」と述べ、予算や招待人数も含めて全般的に見直しを行うとした。(ロイター19年11月13日)』

<何か招待基準の見直しを検討するために中止というのも、理由になっているのかどうか「???」なのだけど。都合が悪いからとりあえず中止というのは、チョット「共通テスト英語の民間試験導入見直しのため3年延期」に近いものがあるかな。>

 要は、色々とウソがバレて来たし、メディアも食いついて来て都合が悪くなったので、とりあえず中止しようと。それで世間が静まるのを待とうと。そういうことでしょ〜。(・・)

* * * * *

 菅官房長官も内閣府の官房長らも、ひたすらに「各界で功績、功労のあった方々などを幅広く招待している」「省庁から推薦のあった人を、内閣府でとりまとめている」と説明。

 安倍首相も、自分の後援会の関係者が多数招待されていることを指摘されても、「招待者の取りまとめには関与していない」、「自治会やPTAの役員方が後援会員と重複することもある」と釈明していたのだ。

 13日の衆院文科委で、萩生田文科大臣は「後援会の常任幹事の中で、都道府県の団体などの長で招待された方がいたので、現場で会った」と。また、加藤勝信厚労大臣も同日の衆院厚労委で、「(桜を見る会で)地元の方、知っている方に会う機会はあった」と述べた。(*1)

 しかし、2人とも、出席者の招待や調整には関与していないとシラを切り通していたのに。<2人とも安倍氏の側近で、官房副長官を務めたことがある。>

 三原じゅん子参院議員は、14年4月18日のブログに、その年の桜を見る会に出席し「今年は母や叔母たちも参加し喜んでおりました」と記載していたのだが。TV朝日の番組で玉川徹氏らが、三原氏の母や叔母は「どういう功労があるんだろう」と疑問を口にしたところ、ツイッターで激怒したとのこと。

『三原議員はツイッターで激怒。玉川氏らのテレビでの発言を報じたネット記事を添付し、「この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席したまでです」とつぶやき「しかしながら番組での2人の母への発言は許しがたい侮辱発言だと思います。厳重に抗議します!」と怒りをにじませていた。
 そして続くツイッターで「下記、二階幹事長の記者会見での発言」として「選定者や人数については、内閣官房や内閣府の主催されている行事ですから。お尋ねがあればそちらの方に聞いていただいて、党は特別の関与を致しておりません」という言葉を紹介していた。(デイリー・スポーツ19年11月12日)』

 でも、これらの発言は、全部、ウソorごまかしだったのだ。(**)

 一番痛かったのは、安倍首相だろう。

 (ボディの)三原姉さん。二階幹事長は、こんな風に言って、実質的に首相や議員に招待枠があるのを認めていたんですよ。

『二階幹事長は12日の記者会見で、首相が地元の後援会員を招待する是非について「議員が選挙区の皆さんに配慮するのは当然だ」と語った。
 さらに「(枠が)あっても別にいい。特別、問題になるのか」と、首相らの招待枠についても問題ないとの認識を示した。(女性自身19年11月12日)』

 何と菅官房長官も13日の午後の会見で、官邸に招待枠があることを認めていた。

『「長年の慣行」として首相官邸や与党に対して招待者の推薦依頼を行っていたことも明らかにした。官邸分については「首相、副総理、正副官房長官に推薦依頼を行ったうえで、提出された推薦者のとりまとめを行っている」として、事実上の招待「枠」があったことを認めた。(毎日新聞19年11月13日)』

『菅義偉官房長官は13日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」の招待客選定に関し、各省庁以外に国会議員からも推薦を受け付けていると認めた。

 「政治家からの推薦、働き掛けはあるか」との質問に「そうしたものも含まれているんだろうと思っている」と答えた。(時事通信19年11月13日)』

 他にも少しずつ官邸や自民党の招待枠が存在したことを示す証拠や証言がちょこまか出るようになっていた。<民主党政権下で、鳩山首相が主催した時も、各議員4名の招待枠があったと国民党の玉木代表が言っていた。>

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 ただ、これまでの安倍首相、菅官房長官なら、それでも尚「問題ない」「私は関与していない」と言い張ったかも知れないのだけど・・・。

 やっぱ安倍首相にとって一番痛かったのは、安倍後援会が(書面によっては安倍晋三の名で)、「桜を見る会」ツアーの参加者を募っていたことだろう。

 ツアーに応募すれば、内閣から招待状が届くと記されているのである。(・o・)<この写真が文字が見えやすいかな?https://news.livedoor.com/article/detail/17375454/

『安倍首相主催の「桜を見る会」を日程に組み込んだ観光ツアーの参加を受け付ける文書が、首相の事務所名で、地元の有権者らに送られていたことがわかった。

 読売新聞が入手した今春開催のツアー文書は「『桜を見る会』について(ご連絡)」との表題。1泊2日の日程で、4月12日は観光地巡りと「あべ晋三後援会 夕食会」、翌13日は「桜を見る会」への参加を提案している。このうち、観光地巡りは三つのコースがあり、それぞれの旅費など必要経費を紹介していた。

 文書の日付は「平成31年2月吉日」で、「あべ晋三事務所」として山口県下関市にある地元事務所の電話番号も記載されている。(読売新聞19年11月13日)』

『正式な招待状については「内閣府より、ご連絡いただいた住所に送付されます」との記載があり、事務所の仲介をうかがわせる内容だ。・・・
 桜を見る会当日はホテルから送迎バスを運行すると紹介し、「総理夫妻との写真撮影はバス号車ごとに行います。乗車されない方は写真撮影が困難となります」との断り書きもある。(時事通信19年11月13日)』

 このツアーに参加することによって、「桜を見る会」に招待され、(昨日書いたように)新宿御苑の開園前に特別扱いの先入りをして、安倍首相夫妻と写真を撮影できるのである。(・・)

 気になるツアーの値段だが、「桜を見る会」の前日の行動(観光の行き先などによる)によって
つのコースがあり、観光名所を巡る最も高いコースで87500円。
 「桜を見る会」前夜に行なう、安倍首相夫妻との懇親会は、別途5000円を支払うことになっている。

『「桜を見る会」の日程をはじめ、東京都内の観光を含む4つのコースが示されています。飛行機代やホテル代など6万6000円から8万7500円までのツアー代金も記されています。
 関係者によりますと、申し込んだ人には、安倍総理名義で案内状が届いたということです。安倍総理の事務所は取材に対して、「分からないのでお答えできない」としています。(JNN19年11月13日)』

『ツアーは自由行動のほか、東京の観光名所をめぐる4つのコースが設けられ、ホテルに1人で宿泊した場合の参加費の総額は、8万1000円から8万7500円となっています。
このうち、8万7500円と最も高いコースでは、東京タワーを見学した後、屋形船で昼食をとり、明治神宮周辺を見学するといったツアーになっています。
 そして、都内の高級ホテルで夜に開かれる夕食会は、会費が1人あたり5000円と記されています。(NHK19年11月13日)』

『下関市にある安倍総理大臣の事務所は、「詳細が分からず、答えられない」とコメントしています。

 安倍総理大臣の地元、下関市の複数の関係者によりますと、毎年2月ごろになると、安倍事務所から「桜を見る会」に参加するか、確認を求める書面が送られてきたということです。

 そして、参加の回答をすると、会の前日に組まれている都内の観光や夕食会などを含めた一連のツアーの日程や、必要な金額が書かれた書面が送られたということです。
 また、「桜を見る会」では、お酒やおつまみなどの軽食が無料で振る舞われたほか、お土産として、一合ますも配られたということです。(同上)』

 呆れてしまったのは、桜を見る会に参加した地方議員の言葉。

『別の議員は「安倍総理の事務所か後援会が開いていると思っていたが、今回の報道で、公的な行事であることを初めて知った」と話していました。(同上)』

 もし本気で言ってるとしたら、「はあ?(゚Д゚)」という感じなのだけど。それぐらい「安倍さま」個人が主催しているような印象を与える会だったのかも知れない。(~_~;)

* * * * *

 この87500円(懇親会も入れれば、92500円)という額が妥当なのか、mewには「???」なのだけど。

<よく旅行をする人は、宇部ー羽田の飛行機+ホテルは、団体料金のツアーだと2〜3万円ぐらいではないかと。宿泊の部屋や観光内容が超豪華ならば別だが、そうでないとすれば「却ってぼられているのではないか」なんて意見も。^^;・・・それは、それで問題になる。(-_-;)>

 安倍首相は、とりあえず「桜を見る会」を中止すれば、TVメディアもこの件を扱うのをやめて、野党の追及も勢いがなくなる&そのうち国民も忘れると考えたかも知れないのだけど。<実際、この7年、そういうパターンが多いからね〜。完全にナメられてるよね!(ノ_-。)>

 でも、今回ほど安倍首相自身&事務所の関与を示す証拠がオモテに出た件もないし。<まさか後援会が勝手に事務所の名を使ってやったことだとか、私は全く知らなかったとか言い出すじゃないでしょうね〜。^^;>

 今回ほど、安倍首相がいかに権力を私物化しているか、都合が悪くなったらいかにウソやごまかしの答弁をしたり、関連物を消そうとしたりするか、わかりやすい例もないわけで。

 野党やメディアは、ここで簡単に引かず、さらに追及を続けて欲しいと願っているmewなのである。(@@)

  THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「大嘗祭」の秘密の儀式とは! 新天皇が寝座のある部屋に一晩こもり…秋篠宮は“宗教色”の強さを指摘し国費支出に異議(リテラ)
「大嘗祭」の秘密の儀式とは! 新天皇が寝座のある部屋に一晩こもり…秋篠宮は“宗教色”の強さを指摘し国費支出に異議
https://lite-ra.com/2019/11/post-5090.html
2019.11.14 「大嘗祭」に秘密の儀式が!新天皇が寝座のある部屋に一晩こもり… リテラ

    
    平成の大嘗祭(神社本庁HPより)


 本日14日から15日にかけて、天皇の代替わり儀式のなかで最重視される「大嘗祭」が行われる。大嘗祭は、代替わりした天皇が初めて行う「一世一度」の新嘗祭。その内容の多くは非公開で行われるが、これまでの研究から、その実態は一連の代替わり儀式のなかでもとりわけ宗教色が強いことがわかっている。

 だが、国民主権や政教分離の原則に反する大嘗祭の問題に、安倍政権はまったく触れぬまま進めてきた。いや、テレビなどのマスコミも表層的な解説でお茶を濁すばかりで、正面から大嘗祭を論じることはほとんどない。

 だとすれば、本サイトがその本質をあらためて伝えておく必要があるだろう。

 まず言っておかねばならないことは、大嘗祭の実相は単なる「豊作を祝う農耕儀礼」ではなく、明らかな「宗教儀式」である、ということだ。

 明治新政府がクーデターで幕府を倒した後、日本の政治支配層は「世界で唯一の天皇を中心とした神の国」という思想を国家神道として体系化し、国民支配の基盤にした。その流れで、天皇神格化と国家神道を徹底するために旧皇室典範と登極令をつくり、それまで国民の知らないところでこじんまりと行われていた皇室祭祀を大々的に執り行うようになった。つまり、大嘗祭を大きくクローズアップすること自体が、政治権力の作り上げる「祭政一致」のイメージ装置であったのだ。明治以来の日本政府は、皇室の宗教性を表に出すことで国民の支配に利用したわけである。

 しかも、だ。大嘗祭は、新たな天皇が皇祖神とされる天照大神(アマテラスオオミカミ)らに穀物を供え、新天皇自らも口にすることで豊穣と国民の安寧を祈る儀式と説明され、半年以上前から当日にかけて、多岐にわたる儀礼が執り行われる。だが、そのなかには具体的な内容がまったく明かされていない儀式がある。

 それが、これまでの大嘗祭研究で注目されてきた、霊的・性的な意味合いをもつ“秘密の儀式=秘儀”の存在である。

 本祭の夜、新天皇が大嘗宮の悠紀殿および主基殿に籠ってなされる儀式のことだ。一般参列者はもちろん報道関係も完全にシャットアウトされたなか、天皇は11月14日夕方から翌15日未明まで、ふたつの殿の内陣に合計8時間にわたって引きこもる。

 このとき、新天皇は供えた新稲をアマテラスと一緒に食す〈共食〉の儀を行うと説明されるが、この共食の儀は、悠紀殿と主基殿で二度繰り返されることを除けば、毎年の新嘗祭と同じだ。しかし、それではどうして大嘗祭が特別な皇位継承儀礼であるかの説明がつかない。

 そして着目されたのが、内陣の構造だ。両殿内部には天皇と神の席がしつらえられており、ここで対座して〈共食〉をすることになっている。ところが、これが中心儀礼の割には部屋全体から見ると片隅に追いやられており、内陣の中心・大部分を占めるのは八重畳(やえだたみ)の寝座なのだ。そしてこの寝座を使って〈秘儀〉が行われている、というのが最も有力な説として浮上してきたのである。

 言っておくが、寝座を使った秘儀の存在は、都市伝説として語られているわけではない。神道や歴史学の分野でも本格的に議論されてきたものだ。その先鞭をつけたのが、民俗学の権威で、戦前は国家神道の強化にも多大な影響を与えた折口信夫である。

 折口は大嘗祭がおこなわれた昭和3年の前後にかけて、自身の天皇論と大嘗祭に関する論考を積み上げていった。それらのテーマを総合的にまとめたのが、昭和5年に発表された「大嘗祭の本義」だ。折口はこのなかで、寝具を天孫降臨神話で瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)がくるまって地上に降り立ったとされる「真床覆衾(マドコオフスマ)」に見立て、天皇が布団にくるまる儀式の存在を唱えた。

■折口信夫が指摘した「前天皇との同衾」「性の解放」の儀式の存在

 折口がこの見立てに不可欠な要素として持ち出したのが、「天皇霊」という概念だ。折口によれば、〈天子様の御身体は、魂の容れ物〉であり、天皇はその魂(「天皇霊」)を受け入れることで完全な天皇として「復活」する。すなわち折口は、天皇の権威をほかならぬ「万世一系」の「血筋」ではなく、「肉体を入れ替えて復活をとげる霊魂」という超越的存在の継承によって説明しようとしたのだ。

 折口は「真床覆衾(マドコオフスマ)」「天皇霊」に付随して、「先帝同衾」という説も唱えている。これは前天皇の亡骸と新天皇の肉体というふたつの〈御身体〉を〈一つの衾で覆うて〉、復活のための儀式を行ったというものだ。折口によれば、古代には生死を明確にする意識がなく、平安期でも生死がはっきりしなかったので、「天皇霊」が前の身体に戻るか別の身体に移るかを確認する必要があった。そのための「同衾」だという。

 折口の説はその後、発展されるかたちで、さまざまな論考を生み出した。その一つが「聖婚儀礼」だ。あけすけにいえば、大嘗祭の夜、天皇による性行為が行われるという説である。

 大嘗宮の悠紀・主基両殿に入ることが許される人間は極めて限られる。その内構造は大きく二つにわかれており、御座と神座がある内陣(「室」という)には、天皇以外に「采女(うねめ)」という身の回りの世話をする女官の代表ひとりしか入れない。日本史学者の岡田精司氏らは、この采女を性行為の相手と見た。地方豪族から貢上された采女と「聖婚」することで服従を誓わせる儀礼があったのでないかと推定したのである。

 また、折口は、悠紀・主基両殿以外での性的な儀式の存在を指摘している。大嘗祭において、天皇は悠紀・主基両殿に籠る前に、廻立殿という併設の殿舎で「大忌の御湯」「小忌の御湯」と呼ばれる二度の沐浴=聖水儀礼を行うことで「穢れ」を払うという。史料によれば、この沐浴時に天皇は「天羽衣」を着用したというのだが、折口は〈元来、褌即、下紐は、物忌みの為のものである〉などとして、なんと、天羽衣とフンドシを結びつけた。そして〈物忌みの褌を締めて居る間〉は〈神秘たる霊力をして発散させぬ為〉の〈極端なる禁欲生活〉だとし、その〈解放の時〉が〈性の解放〉であると見立て、こう続けている。

〈天子様の場合には此湯の中の行事の、一切の御用をつとめるのが、処女である。天の羽衣をおぬがせ申し上げるのが、処女の為事なのである。そして羽衣をおとりのけさると、ほんとうの霊力を具へた、尊いお方となる。解放されて、初めて、神格が生じるのである。〉(「大嘗祭の本義」)

■平成の大嘗祭でも秘密のうちに執り行われた主紀殿、悠紀殿の儀

 ちなみに、御所には「内掌典」と呼ばれる処女の巫女がおり、その内掌典がこの「大忌の御湯」「小忌の御湯」に立ち会うとされてきた(実際、昭和天皇の代には、本当に若い頃からずっと俗世界と関係を絶った4人の女性が御所に住んでいたが、その後、交代制になった)。

 しかも、ここで指摘しておかなければならないのは、かくも異様な儀式の存在を述べた折口の説を当時、当局が容認していたという事実だ。前述したように、折口が前後に天皇論・大嘗祭論を展開した昭和3年は、大嘗祭の実施年であったと同時に、治安維持法の最高刑が死刑へ改められた年であり、「三・一五事件」と呼ばれる共産党への大弾圧も行われた。

 ところが、折口の説は取締の対象とならなかっただけではなく、当時、国家神道推進の中心人物によって堂々と紹介されてもいる。近代神道の創始者であり、内務省神社局考証課長でもあった宮地直二が東大の神道講座で「天皇霊」論を講義したのである。

 もちろん、大嘗祭に、折口らの主張する秘儀があったとしても、途中からは、実際に性的行為や前天皇との同衾が行われていたわけではなく、模擬儀礼として行われているだけという可能性が高い。

 また、民主主義下で初めて行われた平成の大嘗祭では、海外メディアが秘儀をめぐる報道を繰り広げたことを政府が憂慮。わざわざ宮内庁が事前に会見で「(大嘗祭に)特別な秘儀はなく、特別な御告文にもそのような思想はない」と否定した(ただし、折口が性的儀式の存在を指摘した「大忌の御湯」「小忌の御湯」の儀については、会見で具体的内容について質問がとんだものの、宮内庁は説明を拒否している)。

 しかし、その平成の大嘗祭にしても、大正や昭和の大嘗祭とまったく同じように、長時間、徹底して秘密裏に執り行われたことは事実だ。

■秋篠宮は大嘗祭の“宗教色”を指摘し、国費でまかなうことに疑義

 平成の大嘗祭を取材した元朝日新聞皇室担当記者でジャーナリストの岩井克己氏は、当時のことを〈午後五時過ぎから午後九時過ぎまで約四時間にわたって天皇の悠紀殿の儀が行われたが、殿内での天皇の「秘儀」はもちろん、廻廊を歩む姿も諸役の動きも全く見えない。奏されたという神楽歌など楽部の奏楽もほとんど聞こえず、ただひたすらじっと座って寒さを我慢しただけで終わった〉と振り返っている(「選択」2014年1月号)。

 今回も、殿内での儀式は当然のように非公開にされている。政府は大嘗祭を「国事行為」ではなく「皇室の行事」と位置付けることでお茶を濁すと同時に「公的性格がある」という二枚舌を使う。その費用は宮廷費つまり公費から支出されることにかわりはなく、大嘗祭だけで約24億4000万円が費やされる予定だ。

 むしろ、その宗教性と国民主権・民主主義の“本質的な不和”については、現在の皇室のほうが自覚的ですらある。昨年、秋篠宮文仁親王は誕生日に際した記者会見で、「宗教色が強いものを国費でまかなうことが適当かどうか」などと公に疑義を呈した。

「大嘗祭については、これは皇室の行事として行われるものですし、ある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか、これは平成の時の大嘗祭の時にもそうするべきではないという立場だったわけですけれども、そのころはうんと若かったですし、多少意見を言ったぐらいですけれども。今回も結局、その時を踏襲することになったわけですね。もうそれは決まっているわけです。ただ、私として、やはりこのすっきりしない感じというのは、今でも持っています」

 だが、宮内庁は「聞く耳を持たなかった」という。秋篠宮文仁親王は記者会見で「そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています」とまで踏み込んでいたが、結局、安倍政権は皇室が懸念する「宗教色の強い皇室行事」をなし崩し的に、事実上の国家行事にしてしまった。

 いずれにしても、大嘗祭の宗教性は明らかにもかかわらず、なし崩し的に本番を迎えようとしている。大嘗祭をめぐる国民主権と民主主義、そして政教分離の原則の議論は深まらないままだ。政治権力が天皇と皇室を国家神道に組み入れることで国民を支配した、明治から終戦までの大日本帝国。この国の政府と有権者は、いったい、いつまで“戦中”を引きずるつもりなのだろうか。

(編集部)












http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相「桜を見る会前夜祭」会費5000円では無理!? ホテルは「最低1万1千円」+「銀座久兵衛の寿司4貫2000円」(リテラ)
安倍首相「桜を見る会前夜祭」会費5000円では無理!? ホテルは「最低1万1千円」+「銀座久兵衛の寿司4貫2000円」
https://lite-ra.com/2019/11/post-5091.html
2019.11.14 安倍首相「桜を見る会前夜祭」会費5000円では無理!?久兵衛の寿司は… リテラ

    
    前夜祭の会場風景(前夜祭に出演した歌手のブログより)


「臭いものには蓋をしろ」とはまさにこのことだ。昨日夕、菅義偉官房長官は来年の「桜を見る会」の開催中止を発表し、安倍首相もテレビカメラの前で「私の判断で中止にすることにしました」と述べ、公金を使った私物化問題の追及を封じ込めにかかった。

 しかも、噴飯モノだったのが、今朝放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)での田崎史郎氏の解説だ。田崎氏は「一昨日の夜に菅官房長官はすでに腹を固められていた」「中止という意味ではよかったと思うんですね」などと述べた上で、こんなことを言い出したのだった。

「2閣僚の辞任がありましたでしょ? あれも早めに辞めさせて、後任もすぐに選んでいるんです。これ、危機管理としてはスピード、ここがいちばん大事なんです。そういう意味では非常に優れた内閣だと思います」

 これには玉川徹氏も思わず失笑して「いやいや、優れてないないないない。優れてない(苦笑)」とツッコんでいたが、田崎氏はまったく何を言っているのだか。安倍首相が数百人規模の地元有権者を税金を使って接待していたという、まさしく安倍首相が引き起こした問題であり、さらには中止にして幕引きを図ろうとしているのに、それを「非常に優れた内閣」って。だいたい、「一昨日には菅官房長官が腹を固めていた」と言うが、菅官房長官は昨日午前の記者会見では「桜を見る会」招待者の「総理枠」の存在を否定していたのに、夕方に一転してその存在を認めたのだ。ようするに、虚偽の説明を平気な顔をして堂々おこなっていたのである。とんだ国民に対する背信行為ではないか。

 そもそも、だ。来年の開催を中止にしたところで、安倍首相に持ち上がっている重大な疑惑は何ひとつ晴れていない。むしろ、どんどん疑惑は膨れ上がっている。しかもそれは菅原一秀経産相と河井克行法相が辞任したのと同じ、選挙法" class="tagLink">公職選挙法違反疑惑だ。

 本サイトでは繰り返しお伝えしているが、「桜を見る会」の問題とともに焦点となっているのは、「桜を見る会」の前日夜に開催されている、安倍首相夫妻が参加する「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」なる催しだ。今年はホテルニューオータニの「鶴の間」で開催され、安倍首相の地元から後援会関係者や支持者らが約850人も参加したといわれている。

 しかし、ここで浮上したのが、この「前夜祭」の費用がどこから出ているのかという問題だ。安倍事務所が参加希望者に送付していた2018年の「『桜を見る会』について(ご連絡)」という資料では〈会費 5000円(18歳以上お一人様)※当日、受付でお支払下さい〉と記載。山口からやってきた地元支持者たちは受付で5000円の会費を支払って参加していたとみられる。

 そして、重要なのは、果たして会費5000円でこの「前夜祭」が賄えるのか、ということだ。もし5000円で賄えず補填がおこなわれていた場合、公選法違反にあたる。実際、岩井奉信・日本大学法学部教授も昨日放送の『ひるおび!』(TBS)でこう指摘していた。

「(会費では)足りない部分を安倍事務所なり何なりが補填をしたとなってくると、これは昔、小渕優子(元経産相)さんの問題が出たように、当然、(公選法で禁止されている)地元の有権者に対する寄附行為にあたると。これは大問題にあたるわけですよね」

 そこで、5000円の会費で立食パーティーを開催することが可能なのか、その点についてホテルニューオータニに問い合わせてみた。

■ニューオータニ に問い合わせると…「1人5000円のパーティプランはない」

 まず、会場費と料理代を含めて「もっとも安くていくらからか」と尋ねると、「1万1000円のプラン」と回答。「5000円でお願いできると聞いたのですが」と訊いてみると、こんな答えが返ってきた。

「そのようなプランはございません」

 ホテルニューオータニは国内を代表する高級ホテルのひとつであって、5000円のプランがないというのは当たり前の話だろう。しかも「前夜祭」では、オバマ大統領来日の際に訪れた高級店「銀座久兵衛」の寿司までふるまわれていたと指摘されている。つまり、最低でも1万1000円+久兵衛の寿司オプションの代金がかかるはずなのだ。

 だが、きょうの『モーニングショー』では、田崎氏がこんな擁護を展開していた。

「これね、訊いてみますと立食パーティなんですよね。テーブルがいくつもあって、そのなかに寿司があったかもしれない。ですけども、850人の方々に、全員に久兵衛の寿司を出しているわけじゃない。当たり前のことながら。で、実際にこういうときの食事を出すのは、850人集まられたとしても、人数の半分くらいしか食事を出していないんですね」

 食事は人数の半分くらいしか出さない──。いかにも“パーティ慣れしてます風”に田崎氏は解説したが、通常ホテルの宴会は料理代での稼ぎが大きいわけで、「半分だけにして」などという発注が通るのか。

 そこでホテルニューオータニに、仮に「鶴の間」を600人で借りて、料理が余るかもしれないので300人分でお願いするということは可能かどうか尋ねると、「時々の状況によってお話し合いのなかでないわけではない」ものの、「それを前提でお受けすることはありません」ということだった。この「時々の状況」というのは、宴会場に空きがあるときに直前予約が入るような場合だという。つまり、通常の契約では、田崎氏の言うような「人数の半分くらいしか食事を出さない」というのはありえないのだ。

■銀座久兵衛の寿司をオプションでつけると1万1000円+4貫2000円!

 しかも、“スシロー”の異名を持つ田崎氏は、久兵衛の寿司についても「全員に久兵衛の寿司を出しているわけじゃない」と熱弁をふるったが、では、1万1000円の立食プランで久兵衛の寿司をオプションでつけると一体いくらかかるのか。やはりニューオータニに問い合わせると、その答えはこうだった。

「4貫2000円です」

 さすがは高級店だが、4貫2000円ということは、単純に850人の半分にあたる425人が2貫食べたとしても42万5000円が追加され、1人当たりの予算は1万1500円ということになる。

 だが、繰り返すが、「前夜祭」の会費は5000円だったのだ。ようするに、いちばん安い1万1000円のプランで久兵衛のオプションをつけ、仮に参加者の半数が2貫食べたという単純計算でも、6500円も差額が出るのである。その上、今年の「前夜祭」ではシャンソン歌手を招いてステージまで披露しているのだ。そこにギャランティが発生している可能性も考えられるだろう。

 前述したように、この差額を「桜を見る会」ツアーを取り仕切っていた安倍晋三事務所や安倍晋三後援会、あるいは安倍首相自身が私費から出していたとしたら、それは2014年に小渕優子経産相が辞任に追い込まれた「観劇ツアー」問題と同じで、差額分は有権者に対する利益供与となり、公選法違反の疑いが出てくる。

 そして、この「前夜祭」問題を追及されることを、いま安倍首相はもっとも警戒しているのだろう。実際、8日の参院予算委員会で共産党の田村智子議員が「『桜を見る会前夜祭』と翌日の『桜を見る会』がセットになって、山口県のみなさんと親しく懇親をする。そういう場になっているんじゃないですか」と質問すると、安倍首相は「懇親会(前夜祭)に私が出席をして写真等を撮っているのは事実」とした上で、こう答弁した。

「もちろん、それは、各個人がですね、それぞれの費用によって、この、上京し、そして、この、ホテルとの関係においても、それはホテルに直接払い込みをしているというふうに承知をしているところでございます」

■安倍首相の「前夜祭会費は各個人がホテルに払った」という答弁の信ぴょう性

 なぜ、安倍首相は訊かれてもいないのに、「個人がホテルに直接払い込んだ」とあえて強調したのか。それはたぶん、政治資金規正法では「対価を徴収して行われる催物」は政治資金パーティーと規定されており、その収入や経費などは収支報告書に記載しなければならないのに、安倍首相が代表の政党支部や関係する政治団体の収支報告書には、この「前夜祭」にかんする収支の記載がないからだ。つまり、安倍首相は「参加者はホテルに直接払い込んでいるから報告義務はない」と主張したのではないか。

 だが、「安倍晋三後援会」と銘打たれたパーティなのに、参加者が個人でホテルに払い込むなどということは現実的に考えにくい。普通、こうしたパーティは主催者側が受付をおこない会費を徴収してとりまとめ、その後、ホテル側に支払うものだ。そうでなければ、ドタキャンが出てきたときにホテル側が損をしてしまう。

 実際、この点もホテルニューオータニに問い合わせてみたところ、「ケースバイケース」だが、やはり主催者側が受付で現金を受け取り、それを幹事がとりまとめて支払うのが「通常」だということだった。

 まあ、普通に考えて当たり前の話だろう。そもそも前述したとおり、最低でも1人当たり1万1000円以上かかっており、「各個人」の会費5000円だけで賄ったとは考えにくいのだ。ともかく、政治団体である「安倍晋三後援会」がこの「前夜祭」を主催していた場合、政治資金規制法違反の疑いまで出てくるのである。

 田崎氏は「安倍事務所もすごい慣れているから、政治資金の処理に。みすみす公選法違反になることはするはずがない」と豪語したが、このように、ことごとくその主張は崩されているのである。

 安倍首相は菅原・河井両大臣が辞任したことについて、「政治資金規正法や選挙法" class="tagLink">公職選挙法などに関わる疑問が呈されたが、内閣の一員であろうとなかろうと、与党であろうと野党の議員であろうと、説明を果たしていかなければならない」(8日参院予算委)と答弁している。そうであるならば、「桜を見る会」をめぐって公選法違反疑惑の「前夜祭」の差額問題と政治資金規正法違反疑惑が濃厚になったいま、安倍首相にはしっかり「説明を果たして」いただこうではないか。

(編集部)
















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 日本の野党、安倍氏の「桜を見る会」を調査(チャイナネット)


http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2019-11/13/content_75404139.htm


日本の野党、安倍氏の「桜を見る会」を調査


タグ:花見 安倍政権 招待者 後援者


発信時間:2019-11-13 15:14:30 | チャイナネット |



毎年4月の花見シーズンになると、日本の首相は「桜を見る会」を開く。各界の関係者を招待し、国の予算を使う。日本の野党はこのほど、安倍政権発足後にその費用と人数の増加が続いており、公金を使い関係者をもてなしている疑いがあるため、11日に追及チームを作り12日に正式に調査を展開すると発表した。時事通信は、野党は今回の責任追及に本腰を入れていると報じた。

桜を見る会には長い歴史がある。各分野の優秀者の労をねぎらうため、日本政府は1952年より災害などの原因により3回中止したことを除き、毎年4月に桜を見る会を定期的に開催している。首相が主催者のため、招待者は「首相身辺の人物」とされる。毎年の人員の変動は、首相の交際関係を観察する「バロメータ」となる。安倍氏は開催の目的について、「勤務に励む各界の卓越した人々を慰問するため」と述べた。またこの会は「有意義だ」とも語った。

ところが桜を見る会の支出と招待者数が近年増加していることから、野党から強い批判を浴びた。朝日新聞の12日の記事によると、8日の参院予算委員会で田村智子議員がこれを疑問視し、安倍氏が後援会の関係者に裏口を開き、後援者を公費でもてなしていると述べた。出席者の多くも会の透明性に疑問を呈し、政府に状況説明を求めた。

今年の「開催要領」によると、招待者には皇族、各国大使、衆参両院議長の他に、一部の閣僚、国会議員、都道府県知事、その他の各界の代表者が含まれ、約1万人の招待が予定されていた。ところが今春、新宿御苑で開かれた会には、実際には約1万8000人が招待された。環球時報の記者がデータを調べたところ、招待者の公式な基準は1万人前後で、歴代首相はこの規定をほぼ守っていた。ところが2013年に安倍氏が再び政権を握ると、招待者の数は毎年1000-2000人の規模で増加し、2019年になると規定の人数をはるかに上回った。官邸の関係者は朝日新聞に対して、「招待の基準はない。(会場の)新宿御苑はとても広く、何人でも呼べる」と述べた。ある議員は「出席者の多くが安倍氏の支持者で、安倍氏の実家の後援者も含まれる」と話した。

田村氏らはブログなどのSNSを調査し、出席者の多くが安倍氏の支持者であることを知り、自民党がこれらの関係者に裏口を開いていると疑った。時事通信の12日の報道によると、安倍政権は自民党所属国会議員の「出席者推薦ルート」を開設していた。野党からの責任追及を受け、関係者は個人のホームページの写真を次々と削除している。

また朝日新聞によると、桜を見る会の過去5年間の予算は毎年約1766万円だが、2015年以降の実際の支出は予算の2倍以上となっている。また来年は予算だけでも5700万円と、過去の3倍以上に激増している。

日本経済新聞によると、野党は安倍氏が会を私物化している問題を徹底追及している。立憲民主党、国民民主党、共産党などが11日に追及チームを作り、12日より内閣官房の責任者に状況を問い合わせ、正式にその運営状況の調査を開始した。立憲民主党の安住淳国会対策委員長は「これは首相がその地位を利用し、認められていない国による公的活動を行った例だ。安倍氏には国会での説明を求める」と述べた。

安倍氏は野党からの批判に対して、「招待者の名簿作成に加わっていない。招待された地方の議員は、(自身の)後援会のメンバーと重複している」と説明した。菅義偉内閣官房長官は11日の記者会見で、「今年の5700万円という予算は、テロ対策の強化と交通渋滞の緩和に充てられる、内閣府が実情に基づき出した要求だ」と述べた。菅氏はこの回答で疑問を払拭できなかったため、12日には「開催要領を見直す」「招待者の選考基準を明確にする」とも述べた。

環球時報の記者は、安倍氏主催の桜を見る会に招待されたことがある。活動中、多くの日本の高齢者が安倍氏や夫人と握手していた。同活動は主に人々と親しむ首相のイメージを示す。花見は口実に過ぎず、真の目的は有権者からの支持への感謝にある。また社会の貢献者を表彰する意味もあるため、招待されることは名誉である。多くの人が正装で参加し、非常に重視していた。桜を見る会は政治家の国民への理解を促進するほか、外国人の日本社会及び文化への理解を深める手段でもある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月13日





http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/360.html
記事 [政治・選挙・NHK267] <NHKが安倍晋三を見限った!?絶体絶命記事を報道!>「桜を見る会」安倍首相の国会答弁と食い違う証言 




「桜を見る会」安倍首相の国会答弁と食い違う証言
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191114/k10012177631000.html
2019年11月14日 20時02分 NHK



総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐる問題。関係者への取材を進めると、安倍総理大臣の国会答弁とは食い違う証言が出てきています。

「桜を見る会」前日の懇親会は



まず「桜を見る会」の前日に「前夜祭」などと称して安倍総理大臣の後援会が都内のホテルで毎年、開いていた懇親会についてです。

NHKが入手した「桜を見る会」の案内文には、前日の懇親会について、安倍総理大臣の後援会が主催し会費は5000円だったと記されていて、ことしの懇親会に出席した女性は「850人ぐらいが出席していた」と証言しています。



政治資金規正法は、政治団体が会費を徴収して催し物を開いた場合には、その収支を政治資金収支報告書に記載することを義務づけていますが、政治団体「安倍晋三後援会」の収支報告書にはこうした懇親会の収支の記載はありません。



懇親会について安倍総理大臣は今月8日の参議院予算委員会で「各個人がホテルとの関係においてもそれはホテルに直接払い込みをしているというふうに承知している」と答弁し、会費は出席者がそれぞれホテル側に直接支払ったと受け取れる説明をしています。

「代金は一括で受け取る」「最低で1人1万1000円から」

数百人規模のパーティーの代金を出席者一人一人がホテル側に直接支払うことは可能なのでしょうか?



NHKは過去に懇親会が開かれていた都内の2つのホテルに取材しました。いずれも個別のケースについては答えられないとしましたが、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」は「パーティーの代金は原則として出席者から個別に受け取ることはなく主催者や代表者から一括で受け取る」と説明しました。



「ホテルニューオータニ」は「代金を個別に受け取るか一括かはケースバイケースで相談次第だ」と回答したうえで、会費5000円のパーティーのプランはあるかどうか尋ねたところ「パーティープランの最低価格は1人1万1000円からで値切り交渉などには応じられない」などと説明しました。

官房長官「5000円でできないことはないのでは」

菅官房長官は14日午後の記者会見で、安倍総理大臣の後援会が「桜を見る会」の前日夜に、東京都内で開いた懇親会の会費が1人5000円だったとされることについて、「安倍総理大臣の事務所のことなので承知していないが、5000円でできないことはないのではないか。想定の範囲だと思う」と述べました。

地方議員「首相の事務所関係者に支払ったと思う」

NHKは懇親会に出席した複数の関係者も取材しました。
このうちことし4月の懇親会に出席した山口県内の地方議員は「5000円の会費は会場の部屋の前に設けられた受付でホテルの従業員ではなく安倍総理大臣の事務所の関係者に支払ったと思う。このような会合でホテル関係者に会費を支払うということはありえない」と証言しました。

そのうえでこの議員は、5000円の会費について「ホテルで開かれるパーティーと考えると、少し安いと感じた」と話しました。

招待者の取りまとめは

このほか安倍総理大臣は「桜を見る会」の招待者について「各界において功績・功労のあった方を各省庁からの意見等を踏まえ幅広く招待している。私は招待者の取りまとめ等には関与していない」と答弁しています。

しかしNHKが入手した「桜を見る会」の案内文は安倍総理大臣の事務所が地元関係者に参加を募る内容になっていて、実質的に安倍総理大臣の事務所が支援者の参加を取りまとめていたことを伺わせる内容になっています。

地方議員「推薦枠 割りふる仕事をした」

かつて自民党の国会議員の秘書を務めていた地方議員がNHKの取材に応じ、総理大臣主催の「桜を見る会」には国会議員の推薦枠があったとしたうえで、「みずからもその枠を割りふる仕事をしたことがある」と証言しました。

この地方議員によりますと、十数年前の自民党政権時代に自民党の国会議員の秘書を務めていた際、総理大臣主催の「桜を見る会」の参加者に国会議員の推薦枠があることを知らされ、その枠を議員の支援者に割りふる仕事を担当したということです。

この議員は、「秘書の仕事として、議員の指示を受けて支援者に『桜を見る会』への参加を呼びかけたことがある。割り当てられた推薦枠は5人ほどで、後援会で功労があった方やお世話になった方に声をかけていた」と証言しました。そのうえで、「桜を見る会」は公的行事というより政治活動の色彩が強いのかという質問に対し、「そのように指摘されても否定しづらい部分は大いにある」と述べました。

さらに、地方議員になったあと、「桜を見る会」に実際に参加した際に感じた違和感についても証言しました。

この議員が住んでいる地域では、地方議員が「桜を見る会」に招かれることはふだんはほとんどなかったということですが、自民党の総裁選を控えていた去年の『桜を見る会』には、この議員を含めて多くの自民党の地方議員が会に招かれたということです。

この議員は「ふだんは招待されないのに総裁選前に全国の自民党の地方議員が呼ばれたということは、3選を目指ざす安倍総理大臣への支持固めという意味合いがあるのではないかという疑いを感じた」と話していました。

政治資金収支報告書への記載漏れ たびたび問題に

国会議員の政治団体が開催した会費制の催しをめぐっては、政治資金収支報告書への記載漏れがたびたび問題となり、収支報告書を訂正するケースも相次いでいます。

去年12月には菅原 前経済産業大臣の政治団体「菅原一秀後援会」が支援者などから会費を集めたバス旅行の収支を複数年にわたって政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かり、菅原氏側は収支報告書を訂正しました。

当時、菅原氏の事務所は「旅行業者に任せた行事で、担当者が後援会の収支として報告する必要がないと誤解していた。今後はしっかりと収支報告をしてまいります」とコメントしていました。

また去年9月には自民党の工藤彰三衆議院議員の政治団体「彰友会」が、平成26年から27年にかけて支援者から会費を集めた「総会」や「国政報告会」を名古屋市のホテルで開いていましたが、こうした集会の収支を記載していなかったことが分かり、記載に漏れがあったことを認めて収支報告書を訂正しました。

このほか去年10月には立憲民主党の近藤昭一元副代表の政治団体も、平成26年と27年に支援者らから会費を集めて開いた催しの収入を収支報告書に記載していなかったことが明らかになったほか、去年12月には立憲民主党の川内博史衆議院議員の後援会が3年前に開いたパーティーの収入を収支報告書に記載していなかったことが分かり、いずれも収支報告書を訂正していました。














http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/361.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年11月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。