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2019年11月16日00時31分 〜
記事 [政治・選挙・NHK267] 「れいわ新選組」の認知度を上げるためにやるべきこと! 

※画像補足 https://twitter.com/reiwashinsen/status/1194519098404691968





「れいわ新選組」の認知度を上げるためにやるべきこと!
https://85280384.at.webry.info/201911/article_128.html
2019年11月15日 半歩前へ

 「れいわ新選組」の支持率は時事通信の最新調査で0・6%だった。ほかのマスコミ調査でも、せいぜい1%か2%だ。

 山本太郎が注目されていると騒いでいるのはフェイスブックの中だけだ。

 小さなコップの中で喜んでいても仕方がない。

 雑誌の表紙や山本太郎のインタビュー記事を読む人はごく少数。

 0・6%・・・まだまだ「れいわ新選組」は知られていない。有権者に浸透していない。

 山本太郎はそれを承知だから、誰よりも冷静だ。そしてコツコツ「れいわ新選組」のポスター張りを続けている。

 1枚のポスターが、いっ時の雑誌の表紙より大事なことを知っているからだ。

 フェイスブックで「いいね!」「いいね!」とはしゃぐ間があったら、1枚でも多くのポスターを張って歩こう。

 あなたの隅地域に「れいわ新選組」のポスターが貼ってあるか?

 隣の地域で「れいわ新選組」のポスタ−を目にしたことがあるか?

 なければ、あなたが張る番だ。

 山本太郎と「れいわ新選組」を応援する気があれば、10枚は張れるはずだ。 

********************

時事通信が8〜11日に実施した11月の世論調査の政党支持率は、

自民党が前月比2.6ポイント増の30.1%でトップ。

立憲民主党は同2.7ポイント減の3.1%で、公明党の3.7%を下回った。

以下、共産党2.0%、日本維新の会1.3%。

社民党とれいわ新選組はともに0.6%。

国民民主党とNHKから国民を守る党はともに0.2%だった。  (以上 時事通信)



安倍内閣支持率、4ポイント増の48% 時事世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111500811&g=pol
2019年11月15日17時01分 時事通信



 時事通信が8〜11日に実施した11月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比4.3ポイント増の48.5%、不支持率は同3.6ポイント減の29.4%となった。2閣僚の辞任や大学入試への英語民間試験の導入見送りなど、政権の不手際が相次いだにもかかわらず、支持率は上昇した。

 一方、政府は13日に首相主催の「桜を見る会」を来年度は中止することを決定したが、調査期間とは重なっていない。



 内閣支持の理由(複数回答)は「他に適当な人がいない」23.0%、「リーダーシップがある」13.1%など。支持しない理由(同)は「期待が持てない」14.3%、「首相を信頼できない」13.8%などだった。

 政党支持率は、自民党が前月比2.6ポイント増の30.1%でトップ。立憲民主党は同2.7ポイント減の3.1%で、公明党の3.7%を下回った。以下、共産党2.0%、日本維新の会1.3%。社民党とれいわ新選組はともに0.6%、国民民主党とNHKから国民を守る党はともに0.2%だった。

 調査は台風19号の影響を受けた一部地域を除き、全国18歳以上の男女1986人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.5%だった。


























http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 逃げても逃げてもバレる嘘 「桜を見る会」疑惑底なし 私物化の度合いはバカ殿レベル(日刊ゲンダイ)



逃げても逃げてもバレる嘘 「桜を見る会」疑惑底なし
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264798
2019/11/15 日刊ゲンダイ


メッキがはがれた(C)日刊ゲンダイ

 兵庫県神戸市で14日、安倍首相が写ったポスターをナイフで切りつけたとして無職の男(80)が現行犯逮捕された。男は容疑を認め、「『桜を見る会』は税金の無駄遣いだと思った。いたずら心でやった」と供述したという。子供っぽいふざけた犯行だが、「桜を見る会」をめぐる一連の騒動を受け、安倍に対する世論の厳しさが一段と増していることの証左だろう。メディアの街頭インタビューでも「税金で支援者を招いていたら、お金を配っているのと同じ」「長期政権の驕りで私物化だ」などの批判ラッシュである。

 国民の怒りは明らかに今までとは違う。野党も追及チームの態勢を3倍に拡充、「追及本部」に格上げして徹底的に調べ上げる方針。立憲民主党の安住国対委員長が「消しゴムで消せるようなものではない」と言ったが、その通りで、今回ばかりはお得意の「中止」で「疑惑にフタ」とはいかない。

 ここまで国民の怒りが高まるのは、次から次へと新証言や新写真、新資料が出てくるうえ、説明は二転三転、デタラメが底なしだからだ。

 最初は、第2次安倍政権発足以降、桜を見る会の招待客が増え続け、経費が膨張していることが問題視されたのだが、安倍の地元・山口の後援会関係者850人もが大挙して招かれ、ホテルの前夜祭(夕食会)や都内観光まで含んだツアーが実施されていることが明らかになって、安倍本人が疑惑の中心に。SNS上では安倍の地元県議などが桜を見る会参加をハシャギ、安倍夫妻と地元後援者が並ぶ写真がアップされているのも発覚。

 8日の参院予算委で安倍が「招待者の取りまとめには関与していない」と答弁していたのに、過去の参加者は「安倍首相の事務所が飛行機やホテルを手配してくれた」「後援会の慰安旅行みたいなもの」などと安倍事務所の関与を次々証言。安倍事務所名の「桜を見る会ツアー案内状」の存在まで明らかになり、安倍の「虚偽答弁」は決定的になったのである。

今回は国家のブラックボックスに逃げ込めない

 招待客名簿についても、内閣府は「桜を見る会の終了後に廃棄した」と言い張っているが、文科省や警察庁などには内閣府に提出した推薦者名簿があることが判明。内閣府にも残されている可能性が高くなってきた。

 そして、最大の疑惑は安倍の後援会が参加した「ツアー」の夕食会の会費5000円だ。

 14日、立憲民主党が会場となった都内のホテルに確認したところ、「だいたい1万5000円から2万円。立食150人で1万1000円」との回答だったという。破格の5000円は「あり得ない」金額。安倍事務所が補填していたら、有権者への寄付行為にあたり公選法違反になる。過去に小渕経産相(当時)の関連政治団体が後援会の観劇ツアーの代金を補填し、小渕は大臣辞職、元秘書は在宅起訴されている。

 上智大教授の中野晃一氏(政治学)がこう言う。

「会費5000円では賄えないならば、不足分をどこが出したのか。後援会のツアーなのに、首相の政治団体の収支報告書に費用が計上されていない。これはアウトでしょう。政治の私物化という点では、モリカケ問題でも完全にアウトでしたが、あの時は官僚が公文書を改ざんするなど、資料や事実が国家のブラックボックスに入っていた。しかし、今回はSNSなど表に出ているもので嘘がバレた。安倍首相本人や昭恵夫人が夕食会で『皆さまようこそ』と挨拶し、850人もの後援会関係者を17台ものバスで新宿御苑に運んでいるのに、『知らなかった』では済まない。今回は国家のブラックボックスに逃げ込むことはできません」


いつまでも消しゴム手法は続かない(左は関電の謝罪会見、右は上から、菅原前経産相、河井前法相、萩生田文科相)/(C)共同通信社

インチキ1強政権が新記録という恥ずべき国

 モリカケ問題で安倍夫妻による政治の私物化がクローズアップされた。野党の追及が何カ月も続き、国民の政権不信も拡大。火だるま状態から逃げ出す一手として安倍が繰り出したのが、「国難突破解散」と自ら名付けた解散権の乱用だった。

 都合の悪いことは全てリセット。消しゴムで消して葬り去る。モリカケ問題の処理で味をしめた安倍は、今国会では誰もが唖然とするほど、この悪辣手法のオンパレードなのである。

 福井県の高浜原発に絡んで高浜町の元助役が関西電力幹部に巨額の現金や商品券、小判まで配っていた一件は、政治家の関与も疑われたのに、関電の問題に矮小化してフェードアウト。メロンやカニを選挙区の有権者に贈っていた経産相は、国会でヤリ玉に挙げられ、秘書が経産相名で香典を渡していたことが報じられると、スピード更迭。そのわずか1週間後、法相の妻である参院議員の選挙事務所がウグイス嬢に法定額の2倍の報酬を支払っていたことが報じられると、今度は国会での追及すらされないまま、法相を即座に更迭した。

 来年度から導入予定だった大学入試の英語民間試験を延期したのも、消しゴム手法だ。民間試験に問題があることは1年以上前から関係者が声を上げていたのに、文科省は「決定事項」として一切見直す姿勢を見せなかった。それが、萩生田文科相の「身の丈」発言で一転。安倍の最側近とされる萩生田を守るため、つまりは政権維持のために萩生田ではなく、試験をリセットしたのである。

 そして桜を見る会の中止。今回も常套手段のリセットで窮地から逃れるつもりだろうが、これまでと根本的に異なるのは、安倍の後援会の問題なのだから、安倍本人しか説明できないことだ。中止したって、追及はやまず、国民の不信感は消えない。

「今の安倍政権は浸水し始めている船から荷物をどんどん捨てて軽くし、沈まないようにしているようなものです。しかし、それも長くは続けられない。政治に政策に予算に税金にと、あらゆるものを私物化してきた。説明もくるくる変わる。戦後の歴史で見ても、守りに入った政権はもう長くはもたないでしょう」(政治評論家・森田実氏)

私物化の度合いはバカ殿レベル

 それでも、そんな最低首相が来週20日には、在任期間で歴代最長の桂太郎を超えるというのだから世も末である。

 桜を見る会について安倍官邸は、民主党政権時代も首相の後援会関係者が招かれていたという情報を流したり、再来年は規模縮小して開催する検討に入るなどと、論点すり替えに躍起。しかし、今回の私物化の度合いはわけが違う。安倍後援会の850人に代表される私的招待客が、本来は1万人だった参加者を1万8000人にまで膨れ上がらせ、税金の無駄遣いにつながっているのである。70年近い歴史ある会を「中止」させたのだって究極の私物化だ。

「税金を使った公的な会を、支援者をセレブに会わせてご機嫌を取る会にしてしまった。首相ともあろう人がやることなのか。さもしいし、みっともない。そりゃ、トランプ大統領やプーチン大統領にいいように扱われるわけです。自分の国の首相がこんなレベルとは情けない。バカ殿ですよ」(中野晃一氏=前出)

 安倍は「私が最高権力者」と言ってはばからない。ここまでの公私混同は、自らを専制君主か独裁者か、万能の神とでも思っているのか。安倍政権の7年で、民主主義は崩壊し、国は劣化し、社会の荒廃は取り返しのつかないところまで進んだ。

「『日本は100年もたない』と言う自然災害の研究者が増えてきましたが、私はこの国をダメにするのは、モラルの低下だと思います。安倍首相のようなごまかしやインチキがまかり通り、官僚も経済界もマスコミも劣化の一途。『今だけ、カネだけ、自分だけ』が社会全体に蔓延している。そんな『インチキ1強体制』の首相が歴代最長の新記録とは。これほど恥ずべき記録はありません」(森田実氏=前出)

 いまだ安倍内閣を支持する4割の有権者も、今度こそ政権の本質が分かっただろう。一刻も早く、引きずり降ろさなければ、国民愚弄がエスカレートするばかりである。


【写真特集】安倍首相、走る走る…桜を見る会
【写真特集】2018年新宿御苑で「桜を見る会」が開催
















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 完全アウトな国家の私物化 安倍政権は桜を見る会で詰んだ それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)
 


完全アウトな国家の私物化 安倍政権は桜を見る会で詰んだ それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264801
2019/11/16 日刊ゲンダイ


2015年の「桜を見る会」に招待されていたことをアピールするジャパンライフの宣伝チラシ(C)日刊ゲンダイ

 安倍一味が国のカネを支持者に横流ししていた件。すでに多数報道されているので簡単に説明しておく。「桜を見る会」が始まったのは1952年。各界で功績を上げた人や著名人を招待するもので、飲食費を含めた開催費用は公金(今年は5520万円)で賄われている。今年の参加者は1万8200人。例によって論点をずらそうとする連中の工作が始まったが、「桜を見る会」が問題なのではなく「桜を見る会」に後援会関係者を呼んだことが問題なのだ。

 安倍の地元山口県からは支持者850人が貸し切りバスに乗って参加。安倍は「招待者の取りまとめなどには関与していない」と答弁していたが、「桜を見る会」を日程に含んだ案内状が安倍の事務所から地元有権者に送付されていたことが発覚。会の前日には都内のホテルで安倍夫婦同席の夕食会が開かれていたが、このとき集めたカネは収支報告書に記載されていない。公職選挙法違反や公金横領、政治資金規正法違反が疑われているが、すでに証拠は山ほどある。

 安倍の後援会関係者は「早朝7時30分にホテルを出発し貸切りバスで新宿御苑に向かい、到着するとすぐに安倍首相夫妻との写真撮影会が満開の八重桜の下で行われました」「安倍首相には長く政権を続けてもらい、今後もずっと『桜を見る会』に下関の皆さんを招いていただきたいと思い新宿御苑をあとにしました」とブログに書いていた。

 自民党の稲田朋美、松本純、長尾敬、世耕弘成、萩生田光一らの後援会関連者も「桜を見る会」に参加。それらは文書に残されていた。

 要するに詰み。完全にアウト。後は事務的な手続きになるのだろう。

解明なければ法治国家を維持できない

 今回発覚した国家の私物化は氷山の一角に過ぎない。「桜を見る会」には安倍に近い統一教会の関連政治団体・世界戦略総合研究所の事務局次長や悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の会長も招待されていたが、今後は森友学園事件、加計学園事件を含めた一連の安倍事件の全容を解明しなければならない。これは、わが国が法治国家の体裁を維持できるかという問題にも関わってくる。

 安倍は今すぐ議員辞職し、これまで何をやってきたのか洗いざらい白状すべきだ。そして、こんなバカを7年間も総理の座につけ放置してきた日本社会は深く反省すべきである。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。











http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 熱気沸騰「いま消費税を問う!」緊急院内集会(植草一秀の『知られざる真実』) 
熱気沸騰「いま消費税を問う!」緊急院内集会
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-9c4161.html
2019年11月16日 植草一秀の『知られざる真実』


11月15日金曜日の午後7時より、衆議院第2議員会館多目的会議室で「いま消費税を問う!」緊急院内集会を開催した。

専門家・国会議員・市民による緊急院内集会である。

ちょうどこの日、衆議院外務委員会が日米FTA協定の委員会採決を行い、協定批准案を可決した。

1858年の日米修好通商条約以来の不平等条約の採決を野党が何の抵抗もせずに容認したことは主権者に対する重大な背任行為である。

もとより、TPPは日本が国家主権を含めて国益を失うものばかりのいびつな経済協定であった。

それでも、米国に対する自動車および自動車部品の25年後、30年後の撤廃が日米合意のなかに盛り込まれた。

このこと自体、協定の不平等性を象徴するものであったが、日米FTAでは、この合意さえ消滅した。

問題はもちろんこれにとどまらない。

日本の主権者のいのちとくらしが深刻に脅かされることになる。

この日米FTA協定の採決を容認することは許されない。

また、週末で多くの国会議員が地元に帰らねばならず、国会議員の出席が難しくなったことをお詫び申し上げたい。

それでも、「不公平な税制をただす会」より、湖東京至氏、荒川俊之氏が講師として出席下さり、多数の現職、元職の国会議員、れいわ新選組の衆院選候補者、議員秘書、そして主権者が会場を埋め尽くすほどに多数参集くださった。

各政党からは、

国民民主党の篠原孝衆議院議員、小宮山泰子衆議院議員、日本共産党の笠井あきら衆議院議員、碧水会の嘉田由紀子参議院議員、福島伸享前衆議院議員、参議院議員立候補者の渡辺てる子氏が出席して講演を下さり、れいわ新選組代表の山本太郎代表からはメッセージをいただいた。

心より厚くお礼申し上げたい。

https://www.youtube.com/watch?v=EohqxoSxhNU

「桜を見る会」で安倍首相の進退問題に直結することになるのは、前夜祭の5000円会費と実費との間に差額が生じていたのかどうかである。

2014年に小渕優子経産相が辞任に追い込まれた。

その核心になったのが後援会の観劇ツアーの費用の一部を小渕優子議員の事務所が負担したのではないかとの疑惑だった。

安倍晋三氏が前夜祭を開催したホテルのパーティー費用は最低でも一人1万1000円とされており、多額の費用を安倍晋三事務所が供与した疑いが濃厚である。

国会での集中審議と捜査当局による適正な捜査が求められる。

野党はこの問題を盾に、日米FTA協定の国会審議を止めるべきだった。

安易な対応は野党に対する主権者の不信感を増幅させる。

緊急集会では税理士で元大学教授の湖東京至氏より、マレーシアの消費税廃止事例と消費税の根本的な欠陥について説明があった。

また、同じく「不公平な税制をただす会」の荒川俊之事務局長(税理士)から消費税を廃止するための財源調達について、法人税課税の適正化を中心に提言をいただいた。

れいわ新選組の山本太郎代表は、全国ツアーで東北地方を訪問したため、集会に出席できなかった。

メッセージでの参加になったが、次の衆院選に向けて「消費税廃止へ」の方向で「政策連合」を構築することを提唱された。

れいわ新選組は「消費税廃止」を公約に掲げているが、選挙戦術上、野党陣営がまずは「消費税率5%への引き下げ」で足並みを揃えられるなら、この線で共闘することができるとしている。

日本共産党の笠井あきら氏は消費税減税、消費税廃止について積極的な見解を示された。

10月31日にはれいわ新選組の山本太郎代表と馬淵澄夫衆議院議員(無所属)が共同代表となり、「消費税減税研究会」が創設された。

馬淵澄夫議員は出席予定であったが、怪我をされたため、秘書が出席された。

この研究会には立憲民主党、国民民主党の国会議員も多数参加した。

社会民主党も消費税減税に賛成の意思を表明している。

立憲民主党、国民民主党は党として正式な決定は行っていないものの、少なくとも消費税率の10%への引き上げには反対の立場を明確にしている。

財務省と政府は「消費税増税は財政再建と社会保障制度維持のために必要不可欠」と説明し、多くの主権者がこの説明によって洗脳されてしまっているが、この説明は正しくない。

拙著『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)
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に明記したように、消費税が導入された1989年度以降の税収推移が消費税の正体を鮮明に示している。

消費税による税収は法人税減税と所得税減税によって消えた。

消費税収は財政再建のためにも社会保障制度維持のためにも使われていないのである。

もっとも深刻な日本の経済問題は格差拡大、新しい貧困問題である。

消費税はこの問題を拡大させてきた主因のひとつである。

同時に、消費税増税によって中小零細企業が破綻に追い込まれている。

消費者が負担するとされた消費税の負担が中小零細企業に転嫁されているからだ。

「悪魔の税制」と呼ぶのが適正である。

次の総選挙に向けて「消費税廃止運動」を国民運動として広げる必要がある。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/388.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 花見騒ぎ 裏金(機密費)登場が黒幕ルール 

※画像補足 https://twitter.com/wanpakuten/status/1195283683206254592


花見騒ぎ 裏金(機密費)登場が黒幕ルール
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51977657.html
2019年11月16日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


安倍晋三はウインクするような出費は「裏金」からでる
森友100万円 みんなそう思ってる

現物証拠 証人があってもシラを切る
恐ろしいことに「検事」も「警察」もそうなる
触れると感電するからだ

***

後援会慰安旅行と名うてば
建設業界では 裏カネで補填する

裏金で韓国カジノやらフィリピン売春やら
黒い喜びが供給される

ここのも裏のルールがある
家計=かあちゃんの財布からビタ1文抜かないことだ

これが 裏表融合社会の掟であり
今でも引きずるのが 裏と共存する現業社会だ
右翼・右翼系政党・建築・土木・・

これと距離を置くために 官房機密費が運営されるはずだった
小人閑居する安倍政権は これと融合するために官房機密費を悪用している

ニューオータニには 丸ごと官房機密費で払い
5000円はムニャムニャ還流させるのが 小人官房機密費の使い方だ

違うか! 菅長官に質問した途端に 記者は 翌日左遷だから
怖くて怖くて 望月記者のがんばりしか救いはない

官房機密費の弱点は 
カネの動きが行方不明だからウソをつかざるを得なくなる









http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/389.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相が「桜を見る会」問題でありえない言い訳! 地元後援会の大量招待を「長年の慣行」、前夜祭もすべて「ホテルが」(リテラ)
安倍首相が「桜を見る会」問題でありえない言い訳! 地元後援会の大量招待を「長年の慣行」、前夜祭もすべて「ホテルが」
https://lite-ra.com/2019/11/post-5094.html
2019.11.16 安倍の「桜を見る会」言い訳が酷い!「長年の慣行」「ホテルが」 リテラ

    
    自民党HPより


「桜を見る会」問題について、昨晩、官邸で記者団の前で約20分間、主張を展開した安倍首相。国民が抱いている疑念について説明したいと言うのなら、国会での集中審議に応じるか、あるいは幅広い記者を集めて正式な記者会見を開くべきだが、ぶら下がり取材で済まそうとは、あまりに無責任な態度だ。しかも、わずか10分前に連絡してきて不意打ちで会見を開くという小狡さで、国民をバカにしているとしか言いようがない。

 だが最大の問題は、その中身だ。そこで繰り広げられた安倍首相の主張は、すべて「俺は悪くない」と言っているにすぎない、ひどいシロモノだった。

 たとえば、「桜を見る会」に自身の後援会関係者を大量に招待し、安倍事務所が観光ツアーにして招いていたことについて、安倍首相はこう話した。

「あの、参加者のあり方については、すでに国会で答弁をさせていただいておりますし、また、先般、官房長官がですね、お答えをさせていただいているところでございますが、内閣府・内閣官房でとりまとめをおこなっているということであります。で、その際にですね、その際に、与党や、あるいは内閣官房では、総理・私、そして官房長官、官房副長官からの推薦をですね、長年の慣行で受けていた、ということでございまして、ま、そのなかで、私の事務所も対応していた、ということであります」

 国会で追及を受けたときには「私は招待者のとりまとめ等には関与していない」と豪語していたのに、そんなことなどなかったかのように、しれっと「総理枠」「与党枠」があったことを認める……。しかも、虚偽の答弁をしたというのに、そのことについて一言も反省も謝罪もなく「長年の慣行だった」で終わり。ようするに「俺だけじゃない、民主党政権もやっていたことだ」とほのめかしたのだろうが、安倍首相がやってきたことは「長年の慣行」とはレベルが違う。

参加人数を大幅に増やし、今年は約1万8200人、来年度の要求予算も3倍以上、そして何より安倍首相が数百人規模とみられる地元の後援会関係者を招待して私物化していたのだ。

 その上、招待範囲を広げるために安倍政権が“工作”していた疑惑まで浮上した。今年の「桜を見る会」の資料である「開催要領」の「招待範囲」では「その他各界の代表者等」となっているところが、民主党政権下で1回だけおこなわれた鳩山由紀夫首相時代の「桜を見る会」ではこの「等」の文字が入っていなかったことが判明している。安倍政権で招待範囲逸脱のアリバイづくりがおこなわれた可能性が高いのだ。

 なのに、その後も安倍首相は会見で「長年の慣行」というワードを連発。記者から「多くの人を招待していたという報道もあるが、そういった部分も含めて問題があったので見直すということでいいか」と質問を受けたときの答えも、このとおりだ。

「今回ですね、長年の慣行ではありますが、いま申し上げましたように、与党、あるいはそれぞれがですね、推薦する、内閣官房においては総理、副総理、官房長官、副長官がですね、推薦をする、まあ、これは長年の慣行でおこなわれてきたところでありますが、基準が曖昧ではないか、プロセスが不透明ではないかというご指摘がありました。長年の慣行とはいえですね、また、私自身におきましても、年数を経るごとにだんだん人数が多くなってきたということもありですね、そのことは反省しなければならないと、こう思っています」

■後援会関係者を「市井のがんばっている方々」、前夜祭の5000円を「ホテルが設定」

「長年の慣行」を何度も繰り返して、ようやく「反省」……。しかし、とても反省しているようには思えない。というのも、自分の地元支持者を大量に招いていたというのに、こんな言い訳をはじめたからだ。

「そういう(叙勲を受けた人)方々だけではなくて、市井の方々もですね、なるべく多く来られる、なかなか私自身、そう接触する機会がありませんから、そういう意味においても、いままでおそらく推薦をですね、与党にも出していたんだろう、こういうふうに思います。そういう市井の方々のなかにもですね、それぞれ地域でがんばっておられる方々たくさんいますから。じゃあどういうふうに選ぶんだってなかなか難しいところがあると思います。そういうなかでいままでこういう方法がとられてきたんだろうと、こう思いますね」

 大量に招待した安倍首相の後援会関係者を「市井のがんばっている方々」って──。こんなことを言い出したら、安倍首相の地元の支持者や自民党議員の後援会関係者以外にも「がんばってる市井のみなさん」はいくらでもいる。なぜ安倍首相の地元の支持者や自民党議員の後援会関係者の「がんばってる市井のみなさん」だけが招待されるのか。

 しかし、もっとひどかったのは、公選法・政治資金規正法違反疑惑が持ち上がっている「桜を見る会」前日夜におこなわれていた「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」に絡んだ安倍首相の主張だ。

 安倍首相は「さまざまな報道がございましたので、事務所からですね、詳細について、きょう報告を受けました」と前置きし、こう述べた。

「夕食会(前夜祭)の価格設定が安すぎるのではないかという指摘がございます。ま、そういう報道もありますが、参加者1人5000円という会費については、まさに、大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定した価格であるとの報告を受けております」

 この発言については昨晩配信した記事でも指摘したが、そんな話があるわけがない。一体、どこのホテルが何も要求しないのにわざわざ最低金額の半分以下に設定してくれるというのか。だいたい本サイトが昨日ニューオータニに問い合わせた際も担当者ははっきりと「最低でも1万1000円」と回答していたし、宿泊などによるサービスもないとも言っていた。また、ニューオータニはNHKの取材に対しても「値切り交渉などには応じられない」と答えているのだ。

 だが、安倍首相はこうも重ねて強調した。

「たとえば毎年使っているとかですね、どれぐらいの規模であるとか、あるいは宿泊をしておられるのか、そういうことを総合的に勘案して値段を決められるといかれるということなんだろうと思います」
「もちろんホテルとしては、ほかのホテルとの競合もありますし、お客さまとの関係もございますから、そこのところはですね、いま私が申し上げたかたちで決めておられると、いうことを私のほうから申し上げますが、まあホテル側はいろんなことを勘案して決められているんだろうなぁと思います」

 ようするに、「ホテルが決めたことだから自分とは関係ない」と責任を押し付けたわけだが、しかし、たとえば一般客には値引きに応じられないと言っているのにホテル側が安倍首相にだけ「宿泊客が大半だから半額以下に」「毎年使ってくれるから」などと大幅な値引きをしていた場合でも問題がある。仮に6000円の差額を850人分も値引きを受けていたならば合計で510万円になるが、政治家が高額の値引きを受けていた場合、それは政治献金にあたる可能性があるからだ。刑事責任に問われなくても、総理大臣という立場によって高額の値引きを受け、それによって有権者を買収していたのだから、道義的責任は免れない。

■参加費も「参加者からホテル側への支払いがなされた」とあり得ない主張

 ともかく、この問題は見積書なり請求書なり証拠を出していただかないことにはお話にならないが、安倍首相は「前夜祭」の収支報告がおこなわれていない点、つまり政治資金規正法違反(未記載)疑惑についても、普通では考えられない突飛な言い訳をした。

「夕食会費用については、会場の入り口の受付にて、安倍事務所職員が1人5000円を集金をし、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受付終了後に、集金したすべての現金をその場でホテル側に渡すというかたちで、参加者からホテル側への支払いがなされたということでございます」

 つまり、安倍首相側は受付係として集金しただけで、精算もせず、その金はそっくりそのままホテルに渡した、というのである。

 だが、こちらもそんなわけがないだろう。いくら前もって参加者を募っていても、これほど大規模なパーティなら、事情があってドタキャンする人は必ず出てくるものだ。その当日キャンセル分の補填は誰がおこなったというのだろうか。あるいは万が一多すぎた場合の余剰分は誰の懐に入るのか。それとも、これもホテル側が「事情を踏まえてくれた」とでも言うのだろうか。

 ようするに、安倍晋三後援会が会費を受け取ってホテル側に支払っていた場合は政治資金収支報告書に記載する義務があるため、関与していないと主張したいのだろうが、あまりにも常識はずれすぎるのである。

その上、「野党から政治資金規正法にかんする指摘があるが、収支報告書の訂正をすることは?」と訊かれると、「いまお話ししたとおりで……最初、聞いておられました?」「つまり、お金の出入りはですね、一切ないわけですから」「(会計は)まったく問題ない」「私、もう出なければなりませんので、同じような質問はちょっと避けていただきたい」とまくし立てたのだった。

 この余裕のない受け答えからも怪しい臭いがプンプンするが、このように、安倍首相の唐突かつ一方的な会見では、何ひとつ納得のゆく説明はおこなわれなかったのだ。

 にもかかわらず、どうやら安倍首相はこれをもって説明責任を果たしたと逃げるつもりらしい。実際、昨日午後に野党の追及チームが安倍事務所に質問状を提出したが、これにどう対応するのかを訊かれた際には、安倍首相は「だいたいいまお答えをしたことが、ほとんどすべてではないのかなと思っております」と断言。さらに、記者から後日に記者会見を開く予定はあるのかと尋ねられると、「あらためて会見するというのであれば、いま質問してください」と畳み掛けたのだ。

 地元支持者を一体何百人招待していたのかも具体的にあきらかにしなかった上、違法疑惑も証拠も出さず一方的に「ホテルが決めたこと」「まったく問題ない」と言い張るだけ。──これで説明は果たしたなんて、ふざけているとしか言いようがない。

 だが、心配なのはメディアの追及姿勢だ。一連の問題は今週になってテレビでも報道されるようになったが、このぶら下がりの一方的な会見をもって終幕とするところも出てくるのではないか。現に、ワイドショーも、今週木曜14時以降の番組からパタリと取り上げられなくなり、森田健作・千葉県知事の政治資金問題や、またぞろ韓国のチョ・グク氏の問題にスポットを当てるようになっていた。

 メディアの追及がなければ、世論を喚起することはない。このふざけた身勝手会見で幕引きを許してはならないのだ。

(編集部)



【報ステ】『桜を見る会』疑惑 総理が異例の釈明(19/11/15)

2019/11/15  ANNnewsCH

『桜を見る会』をめぐる疑惑について、安倍総理は15日、記者団の前で約20分にわたって釈明した。

「総理の後援会だけで850人が招待されていた」という野党の批判について、安倍総理は「それぞれの地域で頑張っている方がいる。市井の皆さんと接する機会でもあったのは事実。ご指摘のような点もあったことに鑑み、反省しなければいけない」と述べた。

“前夜祭”については「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた」と説明した。

また、少なくとも2017年分までの安倍総理に関係する政治団体の収支報告書に“前夜祭”の収支について記載がないことについては「収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない」とした。

ホテル側が「一般客向けの宴会コースは最低価格1万1000円」としていることについては「1人5000円という会費は、大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定した価格だった」と述べた。


「桜を見る会」… 安倍総理が釈明【ノーカット/2カメあり】

2019/11/15  テレ東NEWS

安倍総理大臣は「桜を見る会」に地元・山口県の後援会関係者がおよそ850人も招待されていた問題で、総理官邸でぶら下がり取材に応じました。

安倍総理が渦中の問題について記者団の質問に何問も答えるのは異例です。

★メインカメラ(ノーカット)、後半はサイドカメラの映像です。


















http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 民主主義国・日本の総理大臣・安倍氏は、自分への1票を供応で得ようとした:民主主義原理を踏みにじる安倍氏は総理大臣としてすでに失格!(新ベンチャー革命)
民主主義国・日本の総理大臣・安倍氏は、自分への1票を供応で得ようとした:民主主義原理を踏みにじる安倍氏は総理大臣としてすでに失格!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4368727.html
新ベンチャー革命2019年11月16日 No.2522


1.安倍氏による「桜を見る会」(公的行事)を利用した選挙運動を、国民は絶対に許してはならない!

 安倍氏が自分の地位を利用して、公的行事であった「桜を見る会」を私物化していたのは明らかですが、さらに安倍氏は地元の後援会の人たちを、850人規模で、この会に招待していたわけです。

この行動は明らかに、自分の選挙区での選挙運動そのものです。

 このような安倍氏の選挙運動は、本来の民主主義原理に完全に反するものです。

2.安倍氏の選挙運動は、自分への1票を供応で得ようとするものであり、明らかに民主主義原理に反する

 上記、安倍氏の地元選挙民への供応が、国政選挙に関するさまざまな法令に違反するのかどうかは別として、安倍氏の行為は、自分への1票を選挙民への供応で得ようとしたのは間違いありません。

 今後、安倍氏の行為が、検察によって不問にされたら、今後、供応による選挙活動が全国規模で蔓延するのは確実であり、これこそ、民主主義の危機以外の何者でもありません。

 安倍氏は、民主主義国・日本の総理大臣であり、民主主義をもっとも厳密に守るべき立場の人間です。にもかかわらず、安倍氏は、おのれの権力を利用して、自ら、民主主義を破壊していることになります。

 この意味において、安倍氏は、民主主義国・日本の総理大臣として、すでに大失格です。

3.安倍氏は、一般国民よりも民主主義の何たるかを理解していない

 日本の民主主義は、戦後、戦勝国・米国より強制されたのは確かですが、今の日本は形式的には紛れもなく、民主主義国です。

 したがって、日本国総理大臣たる者は、日本でもっとも民主主義を血肉化していなければなりません。

 ところが、安倍氏の本性はまったく、民主主義実践者ではないのです。

 その本性が、地元支持者への供応で露呈しています。

 マスコミも野党も、もっと声高に国民に訴えるべきは、安倍氏が、民主主義の何たるかをまったく、理解できていないと言う点です。

 そして、国民もみんな、民主主義とは何かを理解し、安倍氏が民主主義国のリーダーとして失格であることを改めて認識すべきです。

 ちなみに、今の安倍氏はまさにハダカの王様であり、自分が民主主義を理解できていないことすら、自覚できていないのです。このザマでは、子供にも笑われてしまいます。





http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相また疑惑 18年「桜を見る会」で総裁3選“支持固め” 「明らかな党員票対策」との声も上がっていた(日刊ゲンダイ)



安倍首相また疑惑 18年「桜を見る会」で総裁3選“支持固め”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264793
2019/11/15 日刊ゲンダイ


18年の「花見会」でも支持者と大ハシャギ(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相の独断で突然、中止が決まった来春の「桜を見る会」。狙いは、公金を利用した支援者“買収”疑惑にフタをするために違いないが、逆に疑いは濃くなっている。一体、誰を“買収”したのか謎は深まるばかりだが、内閣府は「招待者名簿は廃棄した」と強弁。実は、安倍首相が税金で賄う桜を見る会を昨秋の自民党総裁選の勝利に向けた“支持固め”のため、私物化していた疑いまで浮上した。

  ◇  ◇  ◇

 14日の野党追及チームの会合で、招待者名簿の保存期間を「1年未満」にした時期を問われ、内閣府の担当者は「2018年の4月1日」と明言した。

 各省庁がまとめた桜を見る会参加の「推薦者名簿」について、総務省と文科省の保存期間は「10年」。さらに、天皇・皇后主催の園遊会の招待者名簿については「30年」と定めている。内閣府がとりまとめた招待者名簿だけ「1年未満」なんて、かなり不自然である。

 内閣府は名簿の電子データも廃棄したというからフザケているが、保存期間を「1年未満」と定めた時期が「18年4月」というのは、いかにも怪しい。名簿を「即廃棄」できるようにしたのは、同年4月21日開催の桜を見る会がきっかけとなった可能性がある。

 14年以降、開催経費が右肩上がりで拡大していく中、18年の桜を見る会の支出額はとうとう予算額の3倍に膨張。さらに、送付された招待状の数は約1万5900通で、参加者が過去最多だった今年の約1万5400通を超えていた。

「明らかな党員票対策」との声も上がっていた

 実は、そんな大規模な18年の桜を見る会で安倍首相は、同年秋の党総裁選に向けて、地方議員や党員の“支持固め”をしていたのだ。18年5月4日付の読売新聞は、同年の桜を見る会の様子について〈今年は、地方議員の姿が目立った〉と記述した上で、自民党関係者のこんな声を報じていた。

「県連幹事長ら幹部に加えて、今年は一般の県議まで首相から招待状が届いた」「これは党総裁選を意識した地方の『党員票』対策の一環なんだな」


 同年4月21日付の朝日新聞は、20日に米国から政府専用機で帰国した安倍首相が、慌てて党地方議員が集まる研修会に直行した様子を描写。翌日の桜を見る会に招待された東海地方の県議による「明らかな総裁選対策。よほど安倍さんは厳しい情勢なのか」とのコメントを掲載した。

 “支持固め”のための桜を見る会の名簿を内閣府が「即廃棄」できるようにした背景には、安倍首相への忖度のニオイがプンプンする。

「昨年4月といえば、直前に公文書改ざん問題で佐川宣寿元国税庁長官の証人喚問があり、マスコミや野党の追及が激しかった時期です。桜を見る会の私物化という新たな追及材料を与えないようにするため、名簿の保存期間を『1年未満』にしたと疑われても仕方ありません。首相の地元・山口を取材したところ、『反アベ』の政界関係者には招待状が届かなかったことが分かりました。総裁選で支持してくれそうな関係者を見極め、招待状を送ったのでしょう」(ジャーナリスト・横田一氏)

 総裁選では地方議員や党員の支持がイマイチともっぱらだった安倍首相。総裁3選のために内閣の公式・公的行事を我が物にしたのなら、自分第一主義の「私利私欲」とのそしりは免れない。


【写真特集】安倍首相、走る走る…桜を見る会
【写真特集】2018年新宿御苑で「桜を見る会」が開催


与党平均の24倍 桜を見る会「官邸招待枠」850人独占の意味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264792
2019/11/15 14:50 日刊ゲンダイ


認めざるを得なかった(C)共同通信社

 菅官房長官が前言撤回し、認めざるを得なかった「桜を見る会」への与党や首相官邸内から推薦を求めた「招待枠」。今年は安倍首相の地元、山口県から支援者850人が貸し切りバスに乗って招待されたが、この参加者数は与党内でもズバ抜けている。

 今年の桜を見る会が開かれた4月13日時点で、自公両党の国会議員は衆参計461人いた。全員が安倍首相と同じ850人もの支援者を呼べば、参加者は39万1850人に及び、会場の新宿御苑のキャパを超えかねない。

 実際の参加人数は1万8000人。うち2000人ほどが各国大公使や自治体の首長、各界の功労者などとされる。残りは与党の支援者の可能性があるわけだが、与党議員の総数で割ると、1議員当たりの平均招待枠は約34.7人。安倍首相の招待枠は実にその24倍を超えるのだ。

 14日の毎日新聞によると、自民党内では、要職に就いていない「ヒラ議員」は4人、閣僚などは10〜40人の招待枠と、役職の軽重で人数に差があり、事務所間で枠の貸し借りもあったという。850人もの招待枠は、いくら首相主催とはいえ、与党内の異常な安倍独裁状態を意味している。


関連記事
露骨な隠蔽工作発覚「桜を見る会」名簿廃棄は国会追及直前(日刊ゲンダイ)
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記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相、暴力団関係者と直接面談の疑惑…地元の対立陣営に選挙妨害を行った人物(Business Journal)
安倍首相、暴力団関係者と直接面談の疑惑…地元の対立陣営に選挙妨害を行った人物
https://biz-journal.jp/2019/11/post_128149.html
2019.11.15 文=林克明/ジャーナリスト Business Journal  


安倍晋三首相(「首相官邸HP」より)


 いま国会で話題になっている「桜を見る会」。内閣総理大臣が主催する花見の会であり、税金を投入した公的行事なのに、安倍晋三首相の後援会関係者を850人招いていたことが発覚。さらに、萩生田光一文部科学相も11月13日の衆院文科委員会で、自身の後援会関係者が「桜を見る会」に参加したことがあると認めた。一連の事態を受けて菅義偉官房長官は、来年度の「桜を見る会」開催を中止すると発表した。

 多くの専門家は、「有権者に対する買収にあたる」と指摘する。これだけで安倍政権は大ピンチとなるはずである。官僚の忖度などではなく、安倍事務所が直接かかわっているからだ。

 だが、これで驚いてはいけない。事務所がかかわったどころか、安倍首相自身が暴力団関係者と直接対面して、選挙妨害工作の後処理について交渉をしていたことが明らかになったのである。確認書類などの証拠書類も存在するため、逃れることはできないだろう。

 その事件とは、インターネット上では「ケチって火炎瓶」とも呼ばれる選挙妨害事件だ。これこそ野党が追及すべき重大事件ではないのか。

■暴力団関係者と交わした3通の確認書類

 話は1999年にさかのぼる。安倍首相が衆議院議員になって2期目の同年4月の山口県下関市長選で事件は起きた。

 安倍陣営の江島潔候補(現参議院議員)を応援するため、建設会社会長の小山佐市氏が、対立候補の古賀敬章氏に対する誹謗中傷ビラを撒いた。これについて小山氏は、安倍首相の竹田力筆頭秘書(元山口県警警視、故人)や、佐伯伸之秘書(元菊川町議会議員、故人)から中傷ビラ配布を頼まれたと主張している。

 そもそもなぜ、2期目だった安倍氏の陣営が、下関市長選で古賀氏を落選させる必要があるのか。片や国会議員、片や地方都市の市長を目指す人物だ。

 実は古賀氏は93年の衆院選で、新生党から出馬し初当選。しかし、再選を目指した96年の衆議院選では新進党から出馬し、安倍氏に負けて落選している。

 現在の小選挙区制が導入された最初の選挙であり、1人しか当選でない激戦になったのである。

 古賀氏が山口4区という山口県最大の大得票田である下関市長に当選すれば、かなりの力をつける。首長の権限は強く、当選して基盤を固めた古賀氏が再び衆院選に挑戦すると、安倍氏にとっては手強いライバルになる。

 99年の下関市長選には、このような背景があったのである。そして、安倍陣営が推す江島氏が当選した。

 ところが、せっかく対立候補を落選させたのに、“見返り”がなかったことから小山氏は安倍事務所と交渉した。その結果が、以下の文書類に記されているのだ。

・6月17日 一通目の確認書

・6月22日 願書(竹田筆頭秘書が小山氏に対し、7月3日午前10時に事務所で安倍首相と面談してほしいと依頼)

・7月3日 安倍首相と小山氏が2時間面談

・7月13日 上記の直接面談を踏まえ、2通目の確認書

 1通目の確認書では、竹田筆頭秘書とのやりとりや、「古賀つぶし」(選挙妨害)についても触れられている。

 安倍首相と面談後に作成された2通目の確認書では、地元への大型スーパー出店をめぐり、都市計画を変更し便宜を図ることをにおわせる文言が記載されている。

 どの文書も、当事者でしか知りえない事実が記載されている。

■安倍首相宅などに火炎瓶

 しかし、確認書を交わしたにもかかわらず、合意通りに実行されなかった。それどころか8月30日、逆に佐伯秘書に対する恐喝容疑で小山氏は逮捕された(9月21日に不起訴)。

 怒った小山氏は、指定暴力団「工藤会」系の高野組・高野基組長に依頼して、2000年6月から8月にかけて、安倍氏自宅などに4回も火炎瓶を投げさせた。その事件から3年後の03年11月、小山氏や高野組長ら数名が逮捕された。裁判の末、小山氏は懲役13年、高野組長は懲役20年(余罪あり。現在も服役中)の判決が確定する。

 ジャーナリストの山岡俊介氏は、最初にこの事件の追及を始め、次いで同じくジャーナリストの寺澤有氏も取材を開始。2人は共同で取材することもあった。

 第一次安倍政権が発足する直前には、共同通信社がこの事件を報じる予定だったが、社内で大議論の末、寸前のところで出稿を見合わせた。

 このときに共同通信が記事を配信すれば、安倍政権は誕生していなかった可能性が高い。

 事態が急変したのは、服役していた小山氏が昨年2月に出所し、5月に山岡俊介氏と寺澤氏に連絡してきたことによる。出所した小山氏を山岡・寺澤両氏が直接取材すると、存在することは確実とされていたが現物は確認されていなかった「確認書等」3通を小山氏が見せた。それを撮影し、2人は公開したのだ。


1通目確認書。すでに竹田力筆頭秘書とのやりとりや、「古賀つぶし」(選挙妨害)についても触れられている。(※資料:山岡俊介氏提供、以下同)


2通目願書。竹田秘書により、7月3日午前10時に安倍晋三氏と小山氏を直接対面させる旨が記されている。


3通目確認書。上記の直接面談を踏まえた文書。

 山岡氏は、自身が運営するニュースサイト「アクセスジャーナル」で連日、報道した。一方、確認書類3通も載せて寺澤氏は、電子書籍『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』(インシデンツ)を発表した。

 ここ数年、騒がれていた森友学園疑獄、加計学園疑獄は「忖度」が問題になった。しかし、「桜を見る会」では安倍晋三事務所が直接、関与していたことが問題視されている。

 そしてそれを上回る“直接性”を持つのが、この「火炎瓶事件」だ。安倍氏が暴力団につながる人物と直接面談し、「確認書」を交わすという前代未聞の大スキャンダルである。

 国会ですべて明らかにすべきであろう。

(文=林克明/ジャーナリスト)



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「桜を見る会」前夜祭 安倍首相の「説明」への疑問〜「ホテル名義の領収書」の“謎”(郷原信郎)
「桜を見る会」前夜祭 安倍首相の「説明」への疑問〜「ホテル名義の領収書」の“謎”
11/16(土) 10:21 郷原信郎
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20191116-00151135/

 今年の「桜を見る会」の前日にホテルニューオータニで開かれた前夜祭について、安倍首相は、昨日、「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。」と説明し、少なくとも2017年分までの安倍総理に関係する政治団体の収支報告書に“前夜祭”の収支について記載がないことについては「収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない。」と述べたそうだ(テレ朝ニュース)。

 この「説明」には、いくつかの疑問と問題点がある。

「ホテル名義の領収書」と代金支払いの関係
 最大の問題は、安倍事務所職員が参加者から集金して「ホテル名義の領収書」を渡したとされている点だ。

 少なくとも、ニューオータニほどのホテルが、実際に金銭を受領していないのに「ホテル名義の領収書」を渡すことはあり得ない。「ホテル名義の領収書」が渡されたのであれば、その領収書の額面の金額に見合う支払が、安倍事務所職員からホテル側に前もって行われたはずだ。

 会の参加者の人数が予め確定しているのであれば、その確定額を安倍事務所側が「立て替え」、ホテル側に支払って、その金額に見合う領収書を受け取って参加費と引き換えに参加者に渡したということもあり得るだろう。しかし、前夜祭は、「自由参加」の立食の会であり、予め参加の申込みが行われているわけではないはずだ。そうなると、安倍事務所職員が、予め金額を確定してホテル側に支払い、その分の「ホテル名義の領収書」を受け取るということはできないのが通常だろう。

 安倍首相の「説明」にある「ホテル名義の領収書」というのが、ホテルニューオータニの正式の領収書であったとすると、安倍事務所側で、「参加者数」を決めて、一人当たりの領収書の金額に「参加者数」を乗じた金額をホテル側に支払って、その人数分の「ホテル名義の領収書」を受領し、参加費の支払と引き換えに参加者に渡したということしか考えられない。

 そうなると、そこで前提とされた「参加者数」が、実際の「想定参加者数」と一致していたのかどうか、ということが重大な問題となる。「ホテル名義の領収書」を受け取る際の支払いの前提となった「参加者数」よりも、実際に5000円の参加費を支払った人が少なかった場合、その差額は、安倍事務所側が負担し、安倍事務所には、その分の「ホテル名義の領収書」が残ったということになる。この場合、一人分の「ホテル名義の領収書」の金額と、1人当たり参加費の支払額は一致するが、安倍事務所のホテルへの支払額の総額と、参加者から受け取った参加費の総額は一致しない。

 ホテル側に実際に支払われたパーティーの費用の総額が明らかになっていないので、「ホテル名義の領収書」が一枚5000円だったとしても、一体、何枚の領収書が安倍事務所側に渡されたのかが判断できない。

 また、ホテルへの支払いが一人当たり5000円では到底足りず、その差額を安倍事務所側で補填しようと考え、「想定参加者数」を大幅に水増しし、実際に参加した人からの支払いとの差額を安倍事務所ないし安倍後援会側が負担したという可能性もある

 仮に、そのようなことが行われたとすると、公選法上、政治資金規正法上、どのような問題が生じるのか。

公職選挙法上の問題
 まず、公選法199条の2が禁止する「公職の候補者等の寄附の禁止」に当たるか。

 確かに、前夜祭の飲食の提供について、ホテル側が、一人当たりの価格設定を「5000円」としていて、その金額と一致する5000円の会費が支払われていれば、金額が釣り合っているので「寄附」には当たらないようにも思える。

 しかし、もし、その「5000円」が、実際の参加者を大幅に上回る「想定参加者」を前提に設定されたものであり、実際に提供される飲食費の一人当たりの金額が「5000円」を大幅に上回っていたとすれば、その「超過金額」の分の「寄附」をする意思があり、実際寄附が行われたことになる。

 その場合、安倍事務所側が、ホテルへの参加費総額を支払って「ホテル名義の領収書」を受領した際に前提とした参加者数が、実際に想定していた参加者数に見合ったものであったかについての事実確認を行う必要がある。

政治資金規正法上の問題
 政治資金規正法上は、安倍首相の「収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない」との「説明」は、全く通る余地がない。

 「桜を見る会」のツアーは、安倍晋三後援会名義で参加を呼び掛けていることからしても、政治団体である同後援会の活動の一環として行われていることは否定できない。その後援会の事務を行う安倍事務所側が「想定参加者数」でホテル側に支払いをしたとすれば、それ自体が、政治団体としての安倍晋三後援会の「支出」であり、その後、実際に参加者から「一人5000円」で受領した参加費の総額が「収入」となる。この「支出」と「収入」の両方を、政治資金収支報告書に記載すべきであることは言うまでもない。

 ホテル側が、代金を受領しないまま、「ホテル名義の領収書」を安倍事務所側に大量に渡したという「一流ホテルのホテルニューオータニでは考えられないこと」が行われたのでない限り、少なくとも、安倍晋三事務所側に政治資金規正法違反が成立することは避けられない。

 安倍首相自身が「説明」に用いた「ホテル名義の領収書」が、この「桜を見る会」の前夜祭をめぐる問題の事実解明の“鍵”となるかもしれない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/394.html

記事 [政治・選挙・NHK267] <逃げ切る策は尽きたようにも見える!>やり放題総裁選、利用するせこさ/政界地獄耳(日刊スポーツ)




やり放題総裁選、利用するせこさ/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201911160000127.html
2019年11月16日9時10分 日刊スポーツ

★野党が「桜を見る会」の追及チームを格上げして追及本部にし、人数も11人から3倍規模に増員するという。やる気満々だが、いろいろと重箱の隅をつついただけで、首相・安倍晋三は「関与していない」の一点張りで逃げ切るようでは意味がない。国民からすればふんだんに材料があった森友・加計学園疑惑ですら追い込めなかった野党に何ができるのかという疑念や心配もあるだろう。

★ところが、今の官邸に野党の攻勢を突っぱねる腕力も知恵もない。当初から「民主党時代もやっていた」という首相お得意の「民主党比較」も今回は功を奏さない。追い込みをかける立憲民主党国対委員長・安住淳はロッキード事件になぞらえて「山口(県)ルート、宴会ルート、役所ルート、芸能界ルート。徹底的に洗って質疑に反映させていく」としている。政界関係者が言う。「森友・加計疑惑のような分かりやすい構造ながら情報管理の壁に阻まれて、いわば官僚が疑惑から守った構図だったが、今回はそのほとんどが公開情報。ブログを慌てて削除している閣僚ら首相側近の狼狽(ろうばい)ぶりも拍車をかける」という。加えて官僚たちも潮目を見極めれば、破棄したはずの資料もぽろぽろ出てくるだろう。

★一方、昨年の桜を見る会からその異常性が発揮されたという指摘がある。「自民党総裁選挙で3選がかかっていた首相は桜を見る会で大盤振る舞いをすることで支持者の取り込みを図った」というのだ。地方議員や地元の後援会を連れていくことで票固めとは税金を使った一見合法的なようなせこいやり方。総裁選挙は選挙法に触れずやり放題なところを利用したのだろうが、その総裁が自動的に首相になると思うと随分とお手軽な手法で首相の座を手に入れた薄っぺらい話になってくる。自民党は首相を守り切れるのか。逃げ切る策は尽きたようにも見えるが。(K)※敬称略












http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/395.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍友三浦瑠麗は安倍擁護に必死、安倍首相は証拠も出さず言い訳に必死(まるこ姫の独り言)
安倍友三浦瑠麗は安倍擁護に必死、安倍首相は証拠も出さず言い訳に必死
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/11/post-30efea.html
2019.11.16 まるこ姫の独り言


安倍首相に気に入られようと、三浦瑠麗が必死だ。

何かと安倍政権に優遇されて来た三浦が、上から目線全開でツィートをしている。

「桜を見る会中止は国民感情への配慮」だと。

トンチンカンと言うか論点すり替えと言うか。。


安倍友は、何が何でもネトウヨ思考で安倍首相を擁護する。

まるで断末魔のあがきだ。

「桜を見る会中止は国民感情への配慮」三浦瑠麗氏に批判殺到
               11/15(金) 23:01配信  女性自身

>三浦氏によると、会が中止になったのは、「なぜあいつが呼ばれた」という国民感情が原因なのだという。

>「桜を見る会」は“各界で功績や功労のあった方々を、各省庁からの意見を踏まえて、内閣官房と内閣府で最終的に取りまとめて招待する”ことになっている。だが実際は安倍晋三首相(65)をはじめとした与党議員たちが、多数の後援会関係者を招いて私物化していたことが明らかになった。

>安倍政権の有識者会議の一員を務めるなど、国際政治学者としての“功績や功労”をお持ちの三浦氏。


記事にあるように、はっきり言えば三浦は安倍一派と言ってよい程、日頃から政権側・権力者側の思考でツィートして来た。

有識者会議と言っても、安倍政権の場合は、その政策に対して反対意見・賛成意見が拮抗している会議ではなく、自分の政策におもねる人ばかり集めての会議だから、アリバイ作りのための会議で、それこそ女性自身の記事のように、安倍政権に対しての「功績・功労」で桜を見る会に出席がかなったのだろう。

虎ノ門ニュースの関係者だって安倍政権に対しての「功績・功労」で国全体を見ての「功績・功労」ではない。

「桜を見る会」は税金を使っての選挙買収なのだ。

安倍晋三主催の、桜を見る会は、国に対しての「功績・功労」者ではなく、安倍晋三に対しての「功績・功労」でそこに対して税金を使っているから問題だと言っているのに、三浦は、一般人が上級国民に対して嫉妬していて安倍さまがそこを配慮して中止にしたみたいな感慨にふけっているが、大きな間違いだ。

総理が税金を私物化の論点を、国民が僻んだから問題が大きくなったと矮小化する三浦。

安倍首相も、日頃は全く我関せずと記者の質問に答えることがないのに、急に何度もぶら下がり記者会見をして記者の質問に答えているが、それがすべて言い訳に終始している。

反省しなければいけないとか、何の証拠も見せず安倍事務所は一切の関与をしていないとか。。。

資料も根拠も示せないあの言い訳が通用するとでも思っているのだろうか。

しかもぶら下がり会見で一方的な言い分。

政治家に税金を私物化され、しかも国のトップの犯罪性が疑われているのに反省だけで済むものなのか。

矛先をかわすために突如、来年の「桜を見る会」は中止と言い出したが、安倍首相の前から営々と続いている会を、その政権が簡単に中止と決められるものなのか。

おかしなことだらけだ。

安倍首相が薄っぺらな内容を語れば語るほど、疑問がどんどん膨らんでくるのに、この土日をやり過ごせば週明けは、どのメディアも官邸からの圧力で報道しなくなるのではないか。

安倍政権としては、多分、これで無理やりに終わらせる魂胆じゃないのか。

ワイドショーは韓国の玉ねぎ男報道のように、日本の総理の不祥事について血道を上げて報道したらどうか。

他国の政治の醜聞をあれだけ報道できたのだから、勿論、日本の総理の不祥事について、しつこく時間を割いて報道するよね(笑)




http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変(日刊ゲンダイ)





安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264853
2019/11/16 日刊ゲンダイ


今回は逃げられない(C)日刊ゲンダイ

「桜を見る会」の疑惑発覚から1週間。“安倍1強”だった政界の空気は一変している。安倍首相が直接関与した疑惑だけに、野党は「クビを取る絶好のチャンス」と押せ押せムードだ。安倍首相も危機感を強めているのだろう。珍しく記者のぶら下がりに21分間も応じている。とうとう政界では「11・20 安倍退陣説」まで取り沙汰される状況だ。

「桜を見る会」の疑惑は底ナシだ。次々に新たな材料が見つかっている。疑惑の焦点は「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」の会費だ。

 前夜祭の会費は5000円だった。しかし、会場となったホテルのホームページには<パーティープラン><立食プラン1人1万1000円〜>と記載されている。もし、安倍首相サイドが差額の6000円を負担していれば、選挙区内の有権者に対する寄付行為を禁じた公選法に触れる可能性が高い。

 さらに「桜を見る会」の飲食物提供業務を、安倍夫妻の“お友達”が受注していたという疑いも上がっている。

「野党は千載一遇のチャンスと見て、安倍首相をトコトン攻めるつもりです。この臨時国会は12月上旬まで会期がある。まだまだ時間はあります。15日も追及チームが安倍事務所を訪ね、公開質問状を届けています。モリカケ疑惑と違って、桜を見る会の疑惑は明確な証拠がいくつもあるだけに、安倍首相は国会で立ち往生してもおかしくありません」(政界関係者)

 安倍首相が追い込まれているのは間違いない。大慌てで来年の「桜を見る会」を中止したのもヤバイと焦ったからだろう。そこで取り沙汰されているのが「11・20退陣説」だ。

残せるレガシーは在任記録更新だけ

 安倍首相は来週20日に、桂太郎の首相在任記録を抜き、通算在職日数が憲政史上最長を記録する。その晴れの日に退任を表

「12年前、ボロボロになって総理の職を放り出した安倍さんは、二度と傷を負って辞めたくないはずです。その点、在任最長記録を契機に退陣すれば、皆から称えられて辞めることができる。それに退陣表明をするとき、『アベノミクスの成功によって10年続いたデフレを克服できた』『令和の新しい時代を迎えられた』『一連の皇室行事も無事に終えた』と実績を誇ることもできます。疑惑を追及されてボロボロになるくらいなら、その前に辞めようと考えても不思議ではありません」(自民党関係者)

 さらに、これ以上、総理を続けてもいいことは何もない、ということもある。政治評論家の有馬晴海氏が言う。

「7年も総理を続けていますが、安倍首相には歴史に残るような実績がないのが実情です。しかもこの先、総理を続けても実績を残せそうにない。改憲、北方領土返還、拉致問題……と最重要課題に掲げた課題はひとつも解決しそうにありませんからね。景気が悪化する可能性だってある。もはや安倍首相が残せるレガシーは桂太郎の在任記録を更新することだけでしょう。いま安倍首相は、11・20を無事に迎えることだけを考えているはずです」

 野党は絶対に疑惑追及の手を緩めてはダメだ。










http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 天皇即位祭典“エンドレス万歳”で「怖い」「戦前回帰か」の声! 皇国への忠誠を示す「天皇陛下万歳」の歴史を改めて検証する(リテラ)
天皇即位祭典“エンドレス万歳”で「怖い」「戦前回帰か」の声! 皇国への忠誠を示す「天皇陛下万歳」の歴史を改めて検証する
https://lite-ra.com/2019/11/post-5089.html
2019.11.16 即位祭典“エンドレス万歳”に「怖い」の声!「天皇陛下万歳」の戦前回帰 リテラ

    
    「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」での安倍首相(首相官邸フェイスブックより)


 9日におこなわれた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、「天皇陛下万歳」の唱和が執拗に繰り返されたことが波紋を広げている。経緯はこういうものだった。

 嵐による奉祝曲や、オペラ歌手の森谷真理氏による国歌独唱などに続き、天皇が「お言葉」を述べ終わると、まず、有働由美子とともに司会を務めた谷原章介が、「ここで天皇陛下御即位をお祝い申し上げ、聖寿の万歳三唱を申し上げます」と挨拶。その後、有働が「万歳のご発声は、天皇陛下御即位奉祝国会議員連盟の伊吹文明会長です」と紹介すると、伊吹文明・元衆院議長が「天皇皇后両陛下のご健康と皇室の弥栄を祈念し、世界の平和と日本国の限りなき発展を願い」などと前置いて、万歳三唱をおこなった。

「天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい!」

 ここで司会の谷原が「ありがとうございました」と区切りを入れたのだが、その瞬間、またもや会場の一部から大声で「天皇陛下万歳」の声が飛び出した。

「天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 皇后陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇皇后両陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい!」(12回)

 さらに、天皇・皇后の退出時にも「天皇陛下万歳」が幾度となく繰り返された。

「天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇皇后両陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇皇后両陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇皇后両陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇皇后両陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい! 天皇陛下ばんざーい! ばんざーい! ばんざーい!」(33回)

 伊吹氏の万歳三唱から数えると、実に48回。こうして活字で振り返っただけでも「ばんざーい!」の文字がゲシュタルト崩壊を起こしそうになる。ネットではこの「天皇陛下万歳」の連呼に〈いつになったら終わるの〉〈エンドレス万歳かよ〉といったツッコミや、〈ちょっとゾッとする〉〈正直怖い〉〈戦争中の光景じゃないか〉〈悪夢の戦前回帰を連想させる〉といった不安の声が相次いだ。

 会場の一般観覧者らの目にも異様な光景に映ったという。朝日新聞の取材に、嵐のファンだという19歳の大学生は「戦争の時代にタイムスリップしたみたいでびっくりした。なかなかできない経験でした」(朝日新聞デジタル9日付)と語り、BuzzFeed Japanは「比較的後ろの方の席だったが、本気で万歳をしている人は目立つくらい少なかった。何回やるんだって若干笑いも起きる空気で『ちょっと怖い』『これあってるの?』という声が聞こえた」という女性参加者の声を伝えている(「BuzzFeed Japan」9日付)。

■「天皇陛下万歳」は日本の伝統じゃない! 軍国主義時代に皇国への忠誠のために作られた

 この「天皇陛下万歳」の連呼は、主催者が狙ってやったものだ。「国民祭典」を主催する「天皇陛下御即位奉祝委員会」の広報事務局は、メディアに対し「予定通りに行われたもの」と回答しているが、もともと、この奉祝委員会の設立を主導し奉祝事業を実施している組織は経団連と日本商工会議所、そして日本会議だ。また、奉祝委員会の設立発起人には櫻井よしこが「言論界・女性」の代表として名を連ね、百田尚樹や高須克弥、門田隆将といったネトウヨ文化人もこぞって出席している。執拗な「天皇陛下万歳」が計画的におこなわれたことだけをとっても、新天皇即位を利用して、戦前復古的なイデオロギーを広げようという目的は明らかだろう。

 いま、ネトウヨたちは〈天皇陛下をお祝いして何が悪い〉〈天皇の健康・長寿を祈る言葉であって、戦争とは何の関連性も無い〉〈無知な左翼が「戦前のようで時代錯誤」とすぐ戦争と結びつける姿こそ時代錯誤であり日本の恥です〉などと吹き上がっているが、バカも休み休み言ってほしい。戦中の日本で、兵士や市民たちが「天皇陛下万歳」と言って死んでいったのは歴史的な事実だ。

そもそも、「天皇陛下万歳」は1889年2月11日、大日本帝国憲法発布の日の観兵式で、英国の真似をして、明治天皇の馬車へ向かい万歳の掛け声をしたのが始まりといわれる。つまり、「天皇陛下万歳」は“日本古来の伝統”ではなく、明治から昭和の終戦の軍国主義時代のものでしかないわけだ。しかも、この「天皇陛下万歳」は、たんに一人の人間の長寿や健康を願うものではなく、まぎれもなく「皇国」(国家)や「皇軍」(日本軍)への忠誠強制の延長線上に出てきたものだった。

 戦前・戦中の天皇は、大日本帝国憲法において国家元首かつ統治権の総攬者であっただけでなく、「現人神」として神格化され、国家神道という宗教的支配システムに組み込まれた。「神州不滅」「万邦無比」のスローガンにあらわれるように、明治以来の日本の政治支配層は「日本は世界に並ぶもののない、天皇を中心とした永遠の神の国」という幻想を、国民や植民地支配した地域の人々に叩き込んだのである。

 国民は「天皇の赤子」として、その名のもとに戦争へ駆り出された。「天皇陛下万歳」は学校や地域の集会等でもおこなわれ、出征していく男たちを、その妻や子ども、親、隣人らが「万歳」と言って送り出した。戦地では、日本軍が「天皇陛下万歳」「大日本帝国万歳」などと叫びながら玉砕攻撃をしかける様を、連合軍の兵士は「バンザイアタック」と名付けた。太平洋戦争末期のサイパンの戦いでは、敗走した日本兵や日本人民間人の多数が「天皇陛下万歳!」などと叫びながら崖から身投げした。その岬は「バンザイクリフ」と呼ばれている。

■特攻隊の遺書

 特攻隊員の遺書を見ても「天皇陛下万歳」などの記述がでてくる。『回天』(回天刊行会、1976年)から、いくつか抜粋して引用しよう。たとえば、海軍の人間魚雷こと回天の操縦士となって23歳で訓練中に遭難殉職した兵士は、出撃中の日誌にこう記している。

〈搭乗員ハ任務ニ勇躍邁進ノ栄ヲ担フ。懐シキ大津島ヲ後ニ、七生報国ノ白鉢巻ニ日本刀ヲ腰ニ勇躍棧橋ヲ離ル。幾度カ起ル万歳ノ声、吾人ハ只感激アルノミ。今吾人ハ無雑一念只邁進ス。
 大元帥陛下ノ御為ニ進ム道ハ只一条、今日ノ良キ日何故天ハ涙雨、吾等此ノ幸ヲ担ヒテ進ム。〉(1944年11月8日)
〈六尺褌ニ、搭乗服ニ身ヲ固メ、日本刀ヲブチ込ミ、七生報国ノ白鉢巻ヲ額ニ、黒木少佐ノ遺影ヲ左手ニ、右手ニハ爆薬桿、背ニハ可愛イ女ノ子ノ贈物ノフトンヲ当テ、イザ抜キ放ッタル日本刀、怒髪天ヲツキ、神州ノ曙ヲ胸ニ、大元帥陛下ノ万歳ヲ唱ヘテ、全力三十ノット、大型空母ニ体当リ。〉(1944年11月20日)

 回天に乗り込んで出撃し、19歳で戦死した兵士は兄宛ての遺書にこう刻んでいる。

〈今、生等決行数日前にありて念願致し止まざるは、
 天皇陛下万萬歳
 大日本帝国萬歳 のみにて御座候
 大日本帝国必勝を確信致し敵地に躍り込み候。生等の奮戦振りを在天の英霊も照覧し候へ。
 大君の御楯となりて征かむ身の
 心の内は楽しくぞある〉

 これが、戦中の「天皇陛下万歳」の実態なのである。「天皇とは神国日本そのものである」という前提で、日本の兵士や国民は「万歳」を唱えて死に、また、他国の兵士や民間人を殺した。

■水木しげるが「戦争落語 天皇陛下バンザイ」で描いた、天皇と戦争、軍隊

 太平洋戦争でラバウルに出征した漫画家の故・水木しげるも、「戦争落語 天皇陛下バンザイ」(1982年)という掌編を残している。挿絵を入れた4ページのエッセイ作品だ。小学校時代、天皇の「御真影」が納められている小屋の前を通るとき、頭を下げて一礼せねばならないという規則があった。遅刻しがちだった水木少年は、小屋の前を敬礼せずに走り過ぎたのだが、その場面を校長先生に見られてしまった。水木は「天皇陛下万歳」の時代を、このように振り返っている。

〈子どものときに校長先生に立たされたぐらいでは、べつに天皇陛下がおそろしいとは思わなかったが、おそろしかったのは軍隊だ。そのころは戦争だったから天皇はカミサマだった。〉

 上官から「天皇陛下」の名前が出ると、“気をつけ”をせねば半殺しの目にあう時代だった。天皇の写真が載っている新聞を「ただの新聞紙だと思って」踏みつけてしまったがために殴られたこともあった。戦地でマラリヤや栄養失調にかかって、敵の飛行機が頭上にいてもなお、「おそれおおくも」と言われると“気をつけ”をして話を聞かなければならなかったという。水木は〈ぼくは個人的に天皇陛下に悪意をもっているわけではないが、ただその名の下にいろいろいじめられたから、動物がいちど鉄砲玉で撃たれると“鉄のニオイ”をこわがるように、昔の軍国主義にかえることはなんとなく生理的にいやなのだ〉と書いている。

〈最後に天皇陛下の名の下にいじめられたのは、敵に襲われて命からがら本隊に帰ったとき、大切な“陛下からいただいた銃”をもっていなかったために、ひどくいじめられたことがあった。「命が助かったんだから、小銃ぐらいなんですか」といった顔つきをしていたのがいけなかったのだ。“陛下からいただいた銃は命よりも重く、命は羽毛よりも軽い”というのが当時の考えだから(いや、当時としてもどうしても理解できないことではあったが)、「とにかくこの次は真っ先に死んでくれ」というのが中隊長の命令だった。〉

 「天皇陛下万歳」の本質は、天皇=お国のために死を賭して人生を捧げるという宣誓に他ならない。そして、「天皇」の名は日本の軍国主義、皇国史観を凝縮した言葉として、人々に強制力をもって暴力と戦争を肯定したのである。

 戦後はどうだったか。GHQによる統治と、天皇を「象徴」とする日本国憲法の制定を経て、「天皇陛下万歳」は徐々に天皇絶対主義者の専売特許的な文句となっていった。1960年の浅沼稲次郎刺殺事件で、テロに及んだ17歳の山口二矢が「天皇陛下万才」と書き残して自殺したことはよく知られている。昭和から平成への代替わりの際には、「即位礼正殿の儀」などの儀式における首相の「天皇陛下万歳」について、国民主権や政教分離の観点から議論が起きた。当時の海部俊樹首相は、先例にならって庭に降りるよう求める宮内庁に対し、新天皇と同じ松の間の上から「ご即位を祝して」とつけて「万歳」をする形式に変えた。

■谷原章介が口にした「聖寿万歳」も戦前丸出し、日本会議系が仕掛けたエンドレス万歳

 だが、今回の平成から令和への代替わりでは、儀式や「天皇陛下万歳」に関する議論はほとんど盛り上がらなかった。新聞やテレビなどのマスコミも、十分に国民に議論を喚起する役割を果たしたとは言い難い。安倍首相は「即位礼正殿の儀」を“平成時の先例踏襲”というかたちでおこなうことで、論争を避けた。そのなかで今回、日本会議らがバックにいる「国民祭典」で、不意打ち的に「天皇陛下万歳」の大連呼、エンドレス万歳が仕掛けられたのだ。

例の「国民祭典」では、名目のなかに「天皇皇后両陛下のご健康を祈念」「世界平和を願い」などと混ぜ込むことでカモフラージュしていたが、その意味合いはさらに戦前、戦中に近づいたと言えるだろう。

 それどころか、司会の谷原章介がプログラム進行で口にしていた「聖寿万歳」という言葉は、「天子様のご寿命よ、永遠に」という意味で、完全に戦前に使われていた言い回しだ。たとえば、23歳で訓練中に行方不明となり殉職したとされる回天の特攻隊員は、遺書にこう書いている。

〈稔、皇国に生れてここに二十有四年。
 選ばれて神潮隊員となり、更に選ばれて今、沖縄決戦に身を投ぜんとす。
 光栄也。名誉也。真に男子の本懐たるを感ず。
 遺すべきはすでに家に遺せり。(稔の心中、今更何の加ふべきものもなし。
 唯々最后に、
 聖寿萬歳を祈念し奉り、
 皇国の必勝を祈るものなり。〉

 多くの国民が自覚しないまま、この国は、安倍政権によって、少しずつ戦中時代のムードに引き戻されている。実際、ネトウヨたちは「即位礼正殿の儀」など代替わり儀式の中継を見なかった人々を「非国民」などと呼んで攻撃している。ひと昔前は右翼の語彙でしかなかった「反日」という言葉も、いつのまにか日常的にメディアやSNSで使われるようになった。安倍首相とその支持者たる右派は、自衛隊を正真正銘の“軍隊”に変える9条改憲へと突き進んでいる。

 水木しげるは「戦争落語 天皇陛下バンザイ」をこう結んでいる。

〈ほんとうに国を守ろうとすると、それこそ“国が亡びるほど”の金がかかるから、世界中が仲よくするとか、世界中で核軍縮するとか、要するに“戦争のタネ”みたいなものをなるべく世界中におこさせなくするのも国防ということになり、とにかく前代未聞の複雑さだ。しかし、悪いこと(すなわち核戦争)がおきないとは誰もいいきれないことだから、このあたりで誰もが真面目に考えなればいけないことだと思う。〉

(宮島みつや)













http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍首相が出鱈目な言い訳を言ってもお天道様は許さない。(かっちの言い分)
安倍首相が出鱈目な言い訳を言ってもお天道様は許さない。
https://31634308.at.webry.info/201911/article_11.html?1573912766

安倍首相が、桜を見る会のホテルへの支払いについて、国会答弁をしないで、ぶら下がりの記者会見でベラベラと言い訳を述べた。全て、ホテル側の配慮(おごり)で安くできたと述べた。ホテル側も真実を言わないと、今後税務調査、誰かのチクり一遍に破綻することを覚悟しなければならない。ホテル側は加計学園の加計理事長とは違う。営業員、事務員とたくさんいる。秘密の秘匿は難しい。

元東京地検特捜部の郷原弁護士が、安倍首相の言い訳を見事に暴いている。要するに、

@公職選挙法上の問題
A政治資金規正法上の問題

の二つ問題があると指摘している。

安倍首相は国会で説明すると述べているのだから、上記の問題について証拠を出して述べなければならない。それにしても野党の党首ならもうとっくに検察が動いている事案が全く傍観していることに日本の闇は真っ黒である。

もう一度、日本の闇を正すために、近々ある選挙で自公を政権からもう一度引きずり下ろすしかない。

「桜を見る会」前夜祭 安倍首相の「説明」への疑問〜「ホテル名義の領収書」の“謎”
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20191116-00151135/
今年の「桜を見る会」の前日にホテルニューオータニで開かれた前夜祭について、安倍首相は、昨日、「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。」と説明し、少なくとも2017年分までの安倍総理に関係する政治団体の収支報告書に“前夜祭”の収支について記載がないことについては「収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない。」と述べたそうだ(テレ朝ニュース)。
 この「説明」には、いくつかの疑問と問題点がある。
「ホテル名義の領収書」と代金支払いの関係
 最大の問題は、安倍事務所職員が参加者から集金して「ホテル名義の領収書」を渡したとされている点だ。
 少なくとも、ニューオータニほどのホテルが、実際に金銭を受領していないのに「ホテル名義の領収書」を渡すことはあり得ない。「ホテル名義の領収書」が渡されたのであれば、その領収書の額面の金額に見合う支払が、安倍事務所職員からホテル側に前もって行われたはずだ。
 会の参加者の人数が予め確定しているのであれば、その確定額を安倍事務所側が「立て替え」、ホテル側に支払って、その金額に見合う領収書を受け取って参加費と引き換えに参加者に渡したということもあり得るだろう。しかし、前夜祭は、「自由参加」の立食の会であり、予め参加の申込みが行われているわけではないはずだ。そうなると、安倍事務所職員が、予め金額を確定してホテル側に支払い、その分の「ホテル名義の領収書」を受け取るということはできないのが通常だろう。
 安倍首相の「説明」にある「ホテル名義の領収書」というのが、ホテルニューオータニの正式の領収書であったとすると、安倍事務所側で、「参加者数」を決めて、一人当たりの領収書の金額に「参加者数」を乗じた金額をホテル側に支払って、その人数分の「ホテル名義の領収書」を受領し、参加費の支払と引き換えに参加者に渡したということしか考えられない。
 そうなると、そこで前提とされた「参加者数」が、実際の「想定参加者数」と一致していたのかどうか、ということが重大な問題となる。「ホテル名義の領収書」を受け取る際の支払いの前提となった「参加者数」よりも、実際に5000円の参加費を支払った人が少なかった場合、その差額は、安倍事務所側が負担し、安倍事務所には、その分の「ホテル名義の領収書」が残ったということになる。この場合、一人分の「ホテル名義の領収書」の金額と、1人当たり参加費の支払額は一致するが、安倍事務所のホテルへの支払額の総額と、参加者から受け取った参加費の総額は一致しない。
 ホテル側に実際に支払われたパーティーの費用の総額が明らかになっていないので、「ホテル名義の領収書」が一枚5000円だったとしても、一体、何枚の領収書が安倍事務所側に渡されたのかが判断できない。
 また、ホテルへの支払いが一人当たり5000円では到底足りず、その差額を安倍事務所側で補填しようと考え、「想定参加者数」を大幅に水増しし、実際に参加した人からの支払いとの差額を安倍事務所ないし安倍後援会側が負担したという可能性もある
 仮に、そのようなことが行われたとすると、公選法上、政治資金規正法上、どのような問題が生じるのか。

公職選挙法上の問題
 まず、公選法199条の2が禁止する「公職の候補者等の寄附の禁止」に当たるか。
 確かに、前夜祭の飲食の提供について、ホテル側が、一人当たりの価格設定を「5000円」としていて、その金額と一致する5000円の会費が支払われていれば、金額が釣り合っているので「寄附」には当たらないようにも思える。
 しかし、もし、その「5000円」が、実際の参加者を大幅に上回る「想定参加者」を前提に設定されたものであり、実際に提供される飲食費の一人当たりの金額が「5000円」を大幅に上回っていたとすれば、その「超過金額」の分の「寄附」をする意思があり、実際寄附が行われたことになる。
 その場合、安倍事務所側が、ホテルへの参加費総額を支払って「ホテル名義の領収書」を受領した際に前提とした参加者数が、実際に想定していた参加者数に見合ったものであったかについての事実確認を行う必要がある。

政治資金規正法上の問題
 政治資金規正法上は、安倍首相の「収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない」との「説明」は、全く通る余地がない。
 「桜を見る会」のツアーは、安倍晋三後援会名義で参加を呼び掛けていることからしても、政治団体である同後援会の活動の一環として行われていることは否定できない。その後援会の事務を行う安倍事務所側が「想定参加者数」でホテル側に支払いをしたとすれば、それ自体が、政治団体としての安倍晋三後援会の「支出」であり、その後、実際に参加者から「一人5000円」で受領した参加費の総額が「収入」となる。この「支出」と「収入」の両方を、政治資金収支報告書に記載すべきであることは言うまでもない。
 ホテル側が、代金を受領しないまま、「ホテル名義の領収書」を安倍事務所側に大量に渡したという「一流ホテルのホテルニューオータニでは考えられないこと」が行われたのでない限り、少なくとも、安倍晋三事務所側に政治資金規正法違反が成立することは避けられない。
 安倍首相自身が「説明」に用いた「ホテル名義の領収書」が、この「桜を見る会」の前夜祭をめぐる問題の事実解明の“鍵”となるかもしれない。

http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍政権は嘘の重箱だ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/11/blog-post_16.html
11月 16, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<『桜を見る会』をめぐる疑惑について、安倍総理は15日、記者団の前で約20分にわたって釈明した。「総理の後援会だけで850人が招待されていた」という野党の批判について、安倍総理は「それぞれの地域で頑張っている方がいる。市井の皆さんと接する機会でもあったのは事実。ご指摘のような点もあったことに鑑み、反省しなければいけない」と述べた。“前夜祭”については「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた」と説明した。また、少なくとも2017年分までの安倍総理に関係する政治団体の収支報告書に“前夜祭”の収支について記載がないことについては「収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない」とした。ホテル側が「一般客向けの宴会コースは最低価格1万1000円」としていることについては「1人5000円という会費は、大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定した価格だった」と述べた>(以上「ANNニュース」より引用)


 反論なき「記者会見」を垂れ流すのは感心しない。いや、反論や質問のない「記者会見」は記者会見ですらない。

 安倍氏は立ち話程度の「釈明」には応じるものの、国会での「集中審議」には応じようとしない。いや本人は口先では「国会で(集中審議が)決まれば応じる」というが、与党が圧倒的多数の国会では自民党総裁でもある安倍氏を追い詰めるであろう集中審議に否定的であることを見越しての発言だ。

 しかし上記「釈明」でも不可思議な点はいくつもある。850人もの後援会員と会うのが「桜を見る会」しかないとでも言いたげだが、山口県下関市を主要選挙区とする安倍氏が選挙区で後援会の主要メンバーと会う機会が本当にないのだろうか。

 たとえそうだとしても、「桜を見る会」はそうした後援会活動の一環ではないはずだ。下関を主要選挙区とする安倍氏の後援会への特別措置で後援会の主要メンバーをご案内しているとしたら、たとえ実費で上京し宿泊しても、「桜を見る会」の参加費が無料だとしても、「桜を見る会」に参加する価値も無料ではないだろう。ギャラなしで多くの芸人たちが「桜を見る会」の招かれて参加する所以もそこにあるのではないだろうか。

 そして最も不可解なのは団体客で受け入れたホテルが前夜祭の大宴会費を団体客の個人から「集金」するから、安倍後援会の収支報告書に記載がなくて当然だ、という下りだ。

 ホテルを利用した政経パーティーでホテルが個々人から会場入り口で領収書を会費と引き換えに手渡す、という光景に今までかつて遭遇したことは皆無だ。必ず主催者側の関係者に手渡して、主催者側の領収書を戴く、というのが普通だ。これではホテルニューオオタニの支配人に証人として国会へ出てもらうしかない。

 おそらく安倍氏は天性の嘘つきなのだろう。口先だけで政策を語って国民を騙してきたのは先刻承知だが、それも先に吐いた嘘がバレそうになると、また新しい嘘を吐く、という嘘の二段重ね三段重ねという常人には出来ない天性ぶりだ。

 安倍氏の選挙区に「功労者」に相当する御仁が850人もいるとは嘘以外の何ものでもない。その基準で招待するなら「桜を見る会」は数百万人に膨れ上がるだろう。そして、その人選は政党的な偏りや政治的な偏りがあるのは明らかだ。

 いやしくも「桜を見る会」が公金で開催されているのなら、公正・公平の原則が貫かれていなければならない。安倍後援会の850人の個人名はいらないが、個々人の招待するに値する、とされた「功労者」と評価される社会的な実績を公開して頂きたい。たとえば介護士30年だとか、福祉員活動30年だとか、さうした「功労者」に値する、国民が納得する850人個々人の「功労」をお示し願いたい。

 それが他の招待されていない人たちと比較して不公平でなく、不公正でもない、と納得させられるものなのか。招待した情報は既に廃棄した、という言い訳は許さない。前年実績として内閣府から発送した郵送代の徴憑として綴ってあるか、電子記録に残していなければ今年度の決算報告すら出来ないではないか。そうした今年4月に実施した「桜を見る会」の会計データの徴憑を5月に廃棄した、とする内閣府の発言は大嘘だ。それが本当なら、会計検査院は何を見て会計監査をしていたのか、会計検査院の監査そのものも問われなければならなくなるではないか。

 嘘が嘘の連鎖を招くが、真実は必ず現れる。そろそろ安倍氏は墨を擦って、辞表を書く準備をした方が良い。これ以上の嘘を重ねるのは日本の首相の名を汚すもので国民は許さない。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 「安倍晋三首相主催の『桜を見る会』は変だ」と気付いた反主流派の石原伸晃元幹事長、石破茂元地方創生相らが、「安倍晋三首相は、早期退陣せよ」と声を浴びせ始めている(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1ab525360f3bf80408be48acec5356d0
2019年11月16日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 「安倍晋三首相主催の『桜を見る会』は、毎回招かれる客が、安倍晋三首相と特別の関係にある人々という印象が濃厚になり、一般国民有権者に異様に映っていた。そのことに気付いた反主流派の石原伸晃元幹事長=近未来政治研究会会長、石破茂元地方創生相=水月会会長らが、早期退陣せよ」と声を浴びせ始めている」−早い話が、安倍晋三首相とその一族は、政治を私利私欲のために利用して、ODA(開発途上地域の開発を主たる目的とする政府及び政府関係機関による国際協力活動)に支出する公的資金であるODA予算(無償資金協力1631億円、JICA運営費交付金等1510億円計3141億円から20%=628億2000万円を抜き取るのを慣例としているのをはじめ沖縄県名護市周辺の海域埋め立て工事利権、原発利権、岡山理科大学獣医学部新設利権、米軍兵器購入利権、英語民間試験活用利権、2020東京オリンピック開催利権、IR施設建設・カジノ施設開設利権などありとあらゆる利権を独占している。「桜を見る会」には、これら諸々の利権にからむ関係者が、招かれているという。国民すべてが利益を得る一般利益ではなく、安倍晋三首相とその一族の個別利益や、関係する業界団体が潤う特別利益が、最優先される「安倍晋三首相の利権政治」が、いま根本的に問われているのである。



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍・森田と読売<本澤二郎の「日本の風景」(3496)<国民投票法案を阻止しないと本格的な戦争国家へ>
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12545466374.html
2019-11-15 honji-789のブログ

<国民投票法案を阻止しないと本格的な戦争国家へ>

 読売新聞は、財閥の意向を受けて憲法を解体・破壊しようと必死のようである。ナベツネが実権を握って、改憲新聞に引きずり込んで久しい。目下、そのための手段となる、国民投票法改正案の突破を、与野党に働きかける報道に全力投球している。

 昨日、それを目撃した。そのために安倍の嘘を正当化して、やり過ごそうというのであろう。「ナベツネ健在」なのか。これに決着をつけられると、日本の前途は絶望的である。財閥の野望阻止いかんが、我が国の前途を決めることになる。

 改憲と軍拡は表裏の関係にある。主権者も気付いてきている。改憲新聞の読売の凋落を見て取れる。同じく15号台風のさい、別荘「芝山御殿」に逃げ込んだ千葉県知事の森田健作は「自宅だ」と言い張って、すり抜けようとしている。

 安倍・森田ともに嘘が下手だ。読売の嘘情報にも主権者は、わかってきている。国民投票法阻止を野党に期待したい。

<観桜会「関与していない」、15号台風「別荘ではない」>

 昨日は「心臓が止まる!?」という記事を書いた。これは嘘ではない。

 野党が、自民党国対費である毒饅頭を、牛になって吐き出せば、安倍を退陣に追い込むことができる。首相の嘘答弁に体を張れば、おのずから道が開く。国会空転に国民もじっとしていない。街頭に出て野党を支援する。

 「自由と民主主義」を死守するためでもある。日本を救済する手段なのだ。850人もの地元支持者を公費で接待するという、途方もない買収行為を、御用学者が弁護しても、国民は納得しない。

 権力の乱用を指摘されて、慌てて中止すると方針転換した。公金利用の事前選挙運動を安倍が認めたことになる。これは河井や菅原の比ではない。悪辣である。

 「私は関与していない」といういつもの嘘答弁を放置することは、野党もまた共犯であると容認することになる。

 解散を恐れて居たら、天は野党を見放す。二階ごときの脅しに屈するな、である。安倍暴政を1日も早く止めて、10%消費税を止めさせて、せめて5%に下げるしか、この国の経済は生きられない。

 史上最大の台風の時に雲隠れした俳優崩れの、知事として史上最低の千葉県知事の嘘にもほどがある。誰が知恵をつけたのか、超高級別荘を「自宅」といって開き直ってやり過ごそうとしている。

 安倍に負けず劣らず、悪党人間である。千葉県民は、今度こそ一票の重みをかみしめたことになる。やくざが跋扈する千葉県、容認する千葉県警に反吐が出る思いである。 

 5000万円事件も発覚した。警察は動くのか、それとも逃げるのか?その昔、川上県政は5000万円念書事件で倒れた因縁のある数字である。

<人の集まる施設に無料新聞の山、哀れ読まれない新聞>

 この8か月の間に、3回ほど安い宿を見つけて息抜きという「奥さん孝行」をしたのだが、そこでの新発見は、読まれない読売新聞が山のように積まれていたことである。

 読者が減る一方の読売は、タダで新聞を人の集まる施設に配っているのであろう。友人がその一部を手にしてきた。それが冒頭の国民投票法審議を煽るような、4面トップ記事の内容だった。

 国民を裏切るような、戦争志向紙面作りで、部数が増えるのであろうか。

<「君津の森」の風呂は、杉板でぬくもり満点>

 読売を目にしたのは、やくざが跋扈している君津市の森の施設だった。宿泊もできるが、日帰りの入浴も可能な施設「君津の森」に、初めて足を踏み入れた。

 森の杉の被害は、台風15号の70メートル級の突風の物凄さを、今も印象付けていた。施設の入り口では、いまも業者が忙しく働いていた。

 広い風呂には、杉板が沢山使われていて、自然のぬくもりを入浴客に感じさせていた。施設の周囲を散策できる獣道も整備されていた。いつかまた訪ねてみたい施設である。

<初めての低温サウナを体験>

 広い浴場の利用客は、お年寄りがほとんどを占めていた。お腹がぷっくりと膨らんでいる。露天風呂もついていた。

 サウナを探すと、そこは「低温サウナ」という初めて目にしたものだった。最高の温度60度である。10分入っていても、汗はわずかで心もとないが、大きな窓ガラスが気に入った。

 多少体を斜めにすると、空や樹木の様子が目に飛び込んできた。ぽっかりと浮かんでいる雲が、じっとしていない。動いている様子もわかる。大自然の一角をサウナの窓から眺めるのも一興である。

 人間社会も国粋主義者の首相や、役者崩れ知事が長期間、権力を欲しいままにすることは不可能である。

<入れ墨客はNOと3か所で確認>

 九十九里の国民宿舎でも確認できたのだが、入れ墨NOの標識を3か所で確認することができた。これを見て、この「君津の森」の信頼度を確認できた。やはりまた小銭を貯めて訪問しなければなるまい。

 やくざを大量に生産する富津市を取り囲んで、木更津市と君津市がある。すでに富津市は財政が破綻したと聞いている。19号台風では、東京や川崎、横須賀のゴミで埋まった、とも。

 やくざが跋扈する大地と人間社会は乱れる、疲弊する。東京湾アクアラインをまたいでくる都心の客は、木更津や君津、富津を通過してしまう。道路ができてから、ずっとである。

 勝浦市の国道では、暴力団追放宣言都市の立て看板を見つけて安堵したものだが、木更津・君津・富津にも「やくざ追放宣言都市」の看板を立てるしか、この地域の安全と経済活性化はない。

 先ごろ、やくざ問題を調べている青木愛秘書が「木更津市にはやくざの勢力が二つ存在する。その一つが小原組で土建会社を表の仕事にしている」と教えてくれた。

 三市のやくざ追放宣言都市は、君津の森から火の手が上がるだろう。日景・青木参院議員秘書と相談しようと考えているところである。千葉県警の腐敗に任せておくわけにはいかない。

2019年11月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 安倍、金曜夜に不意打ちの釈明会見で、幕引きを狙う。5千円はホテルが設定、法違反はないと主張(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28701211/
2019年 11月 16日

 安倍首相が、逃げの一手で、自ら「桜を見る会」問題の幕引きをはからんと、15日夕、突然、総理官邸で会見を行なった。(・・)

 会見と言っても、女性記者ひとりがマイクを差し出してのぶら下がりの形。質問は受けたものの、肝心な部分は一方的に説明をしただけだった。

<10分前に急に記者団に取材に応じると通告して来たとか。首相動静には、午後6時21分から同42分まで、報道各社のインタビューと載っていた。>

 でも、本人は「大体今お答えをしたことがほとんど全てではないのかな」「質問があるなら今のうちがいい」みたいなことを言っており、今後、会見に応じるつもりはない様子。

 とりあえず「国会から求められれば、説明責任を果たすのは当然のことだろう」とは言っているのだが。いくら野党が要求しても、自公与党が安倍首相を国会に呼んで審議をする気はないわけで。首相もそれを前提に、こう言っているのである。(-_-;)

* * * * *

 安倍首相は、国会や正式な会見の場で問い詰められるのをおそれて、先手を打った(気でいる?)のだ。

 これで「自分はとりあえず、説明責任を果たしたと言える」と。<後援会やホテルなどとのすり合わせも済ませて。事務所や側近がちゃんと筋書きや回答を作ってもらってね。>

 そして、おそらく、ここをうまくしのげば「どうせそのうち国民はこの件への関心を失って、忘れてしまうに違いない」と考えているのである。(ーー)

 もちろん野党は、このままで済ます気はないだろうが。果たして、野党が勢い欲追及し続けられるように、国民やメディアの後押ししてくれるのか。それとも、毎度の安倍官邸戦略にハマって、とっとと忘れてしまうのか。

 mewは、この「桜を見る会&前夜祭」への国民の反応は、今後の安倍政権、ひいては日本の民主政を考える上で、ちょっとしたメルクマール(判断の指標)になるような感じもしている。(・・)

<ちなみに閣僚が2人も辞めた上、萩生田失言、共通テスト問題もあったのに、8〜11日に行なった世論調査では、驚くべきことに安倍内閣の支持率は落ちていない。(NHKは47%(−1)、時事通信は48.5%(+4.3)だ。(ノ_-。)
 来週出る他社の調査の数字がどうなるか、注目したい。(@@)>

* * * * *

『首相は15日夜、記者団に対し、首相官邸で約20分にわたって取材に応じた。こうした対応は異例で、野党などから「桜を見る会を私物化している」といった批判が高まるなか、一定程度説明することで事態の収拾をはかるねらいがあるとみられる。(朝日新聞19年11月14日)』

『国の予算を使って首相が毎春開催する「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元有権者が多数参加していることについて首相は15日夜、「(前日に行われた)夕食会を含め、旅費、宿泊費等のすべての費用は参加者の自己負担で支払われている」と説明した。事務所や後援会としての収入、支出は一切ないと強調。「政治資金規正法上の違反には全く当たらない」とした。

 首相は価格について、「大多数がホテルの宿泊者であり、事情を踏まえ、ホテル側が設定した」と説明。会場入り口で事務所側が集めた参加費をホテル側に全額渡し、自身の事務所の収入や支出はないとした。そのうえで、政治資金規正法上の収支報告書への記載は必要なく、有権者への寄付を禁じた公職選挙法違反にも当たらないとの認識を示した。(同上)』

 安倍首相が、どのような説明をしたのか・・・。mewが気になっていた部分の発言を、首相官邸のHPから引用してみたい。

 首相は、今、最も注目されている5千円の前夜祭(夕食会)のことを中心に、しっかりと説明の準備をして来た(&すり合わせもした?)ようだ。

「まず『桜を見る会』についてお答えいたします。『桜を見る会』の前日に行われた夕食会について、様々な報道がございましたので、事務所から詳細について、今日報告を受けました。

 既に申し上げたとおり、同夕食会含めて、旅費、宿泊費等の全ての費用は参加者の自己負担で支払われております。安倍事務所なり、安倍晋三後援会としての収入・支出は一切ございません。このことを改めて確認いたしました。

 その際、少し細かくなるんですが、申し上げますと、旅費、宿泊費につきましては、各参加者がそれぞれ旅行代理店に支払いし、夕食会費用につきましては夕食会場の入口の受付にて、安倍事務所職員が一人5,000円を集金し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受付終了後に、集金した全ての現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた、ということであります。」

<安倍首相は8日に国会で「参加者はホテルに直接払っている」と答弁したのだが。参加者の中に、メディアの取材に「受付で関係者に5千円を渡した」と答えてしまった人がいるし。事務所や後援会がお金を受領するのは政治資金法上マズイので、細かい説明を用意したのだろう。>

* * * * *

 問題にされていた「5千円」という前夜祭(夕食会)の価格は、大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定したものだと説明した。
 
「夕食会の価格設定が安過ぎるのではないかという指摘がございます。そういう報道もありますが、参加者一人5,000円という会費については、これは正に大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、ホテル側が設定した価格である、との報告を受けております。以上、以前既に行った国会での私の説明を、正確に補足させていただいたところでございます。」

「これはおそらくホテル側はそう考えておられるんだろうと思いますが、言わばどのような対応をしていくかというのは、その時の、また相手側が例えば毎年使っているとか、どれくらいの規模であるとか、あるいは宿泊しておられるかと、そういうことを総合的に勘案して値段を決めていかれるということなんだろうと思います。・・・ほとんどの方が宿泊をされているというのが事実でありますし、かなり多くの人数であったと、そして定期的に毎年行われているということもあるんだろうと思います。」

「事務所から詳細な説明を、もう一度ちゃんとホテル側と話をさせて調べた結果についてお話をした方がいいだろうと、こう考えたところであります。」

<「ホテル側と話をさせて」というのが、mewには「すり合わせをして」に見えちゃうのだけど。^^;もしホテル側が、通常の1万1千円〜」の費用を5千円に下げるサービス(奉仕?)を行なっていたとしたなら、参加者が宿泊者だからというだけでなく、毎年、安倍首相夫妻が参加する(実質的には安倍後援会主催の)パーティーゆえ、首相に配慮したという理由の方が大きいと思うけどね。(・・)>

 また、夕食会やツアーについて、もう一つ問題にされているのが、どう見ても後援会の活動であるにもかかわらず、政治資金収支報告書への収支が記載されていないことだ。(-"-)

 安倍首相は、この夕食会について、広い意味での後援会活動ではあるが、正式に規正法で定められた後援会活動とは違うかのような表現をした。

「言わば後援会の皆さんが集まれば、それは広い意味での後援会活動なんだろうと。ですから、正式に規正法で定められた、言わば後援会活動におけるものと、実際の後援会活動というのは分けて考える必要があるんだろうと思いますが、広い意味で言えば、当然後援会活動なんだろうと、こう思います。」 

 そして、後援会としてお金の出入りは一切ないので、記載しなくても、政治資金法上、一切、問題はないと主張したのである。

「お金の出入りは一切ないわけですから、宿泊旅行については、それぞれが旅行代理店に直接払い込んでいる。そして前日のこの夕食会については、5,000円のホテルの領収書を出し、そして受け取り、すぐその後全額をホテルにお渡ししているということでありますから、全く問題ないと思います。」

「収支報告書への記載は、収支が発生して初めてそれは発生するんです。公職選挙法を見ていただければ明らかなんですが、それは政治資金規正法上、収支が発生して初めて記入義務が生じます。今申し上げましたように、交通費、宿泊費等について、直接代理店に支払っていれば、これは後援会に収支は発生しません。前夜祭についても、ホテルが領収書を出し、そしてそこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないわけでありますから、政治資金規正法上の違反には全く当たらないということであります。その際、事務所の者がそこで受付をするということは、これは問題ないということでございます。」
 
<う〜ん、そうも言い切れないところがあると思うんだけどな〜。後日、改めてツッコミたい。>

* * * * *

 立民党の安住国対委員長は、この金曜日の夜に突然行なった首相の会見を、「不意打ちの言い訳会見だ」と批判している。

『立憲民主党の安住淳国対委員長は15日、首相主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑に関して安倍晋三首相が記者団に違法性を否定したことを受け、「都合良く一方的に自分の主張を言っただけだ。逆に話が大きくなるのではないか」と述べ、引き続き厳しく追及する考えを強調した。また、説明が唐突だったとして、「アンフェアで卑怯(ひきょう)だ」「不意打ちの言い訳会見だ」と批判した。国会内で記者団に答えた。

 安住氏は、桜を見る会を組み込んだツアーを首相の事務所が企画したと強調した上で、「後援会の活動だと思うのが普通だし、当たり前の解釈だ。収支報告書に計上しなかったことが問題だ」と語った。

 週明け18日以降の国会運営については「こういう姿勢で来たからには国会がどうなるか保証できない。粛々と国会が動いているのを自分から『止めてください』とお願いしているのではないか」と述べ、審議を拒否する可能性も示唆した。

 安住氏は終始、不満げで、最後は「こんな週末の夕方に、『今週でこの話は終わりにしましょう』と言わんばかりの対応だが、逆に火に油を注ぐことになった」と述べた。(産経新聞19年11月15日)』

 安倍官邸は、土日にニュース番組が少ないのを利用して、金曜の夜にカタをつけ、土日にお休みし、週明けの月曜日からは話題にはのぼらないようにして、幕引きしてしまう(メディアもそのシナリオに付き合う)という戦略を使うことが多いのだが。

 どうか土日もTVがこの件を扱ってくれるように(安倍首相の一派雨滴な説明だけでなく、問題点もちゃんと指摘してね)、そして国民の多くが来週にはいっても、「やっぱ、あれはおかしい。納得行かない」と問題視してくれるようにと願っているmewなのである。(@@)

 THANKS  



http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK267] 1日でスピード決定 政局の産物だった「英語民間試験」延期 アベ政治の食い物に 教育行政の惨状(日刊ゲンダイ)



1日でスピード決定 政局の産物だった「英語民間試験」延期 アベ政治の食い物に 教育行政の惨状
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264726
2019/11/15 日刊ゲンダイ


反省の色なし(C)共同通信社

 11月1日朝、萩生田文科相が2020年度から実施する大学入学共通テストに英語民間試験を導入する既定路線の変更を突如宣言した。実施を延期し、何と4年後の24年度を目指して再検討するというのである。

 え? 今? 何故? との驚愕が、全国の教育関係者の間に起きる。それもそのはず、この日は、来年度からの導入に伴い民間英語試験の成績を大学側に提供するための「大学入試英語成績提供システム」に使用する「共通ID」の発行申し込み手続き初日だった。

 20年度に受験して21年4月入学を目指すのは、現在の高校2年生だ。彼らは、各自「共通ID」を取得した上で希望する英語民間試験に受験申し込みを行い、3年生になったら4月から12月の間に2回まで試験を受ける。その結果が大学入試に反映されていく。

 つまり、「共通ID」発行申し込みからすべてが始まるわけで、大半の高校では、大学受験を志望する2年生全員の申込書を取りまとめて郵送したところだった。1日朝、職員室に激震が走ったのは言うまでもない。受け付ける側の大学入試センターは、7日になってようやく返送手続きを発表する慌てぶりだ。

 これだけならまだいい。最も多くの受験が予想された「英検S―CBT」は、既に予約段階で3000円の払い込みを受けており、30万人にも及ぶ大量の返金騒動となっている。

 こんな大混乱を招いた決定は、極めて短時間のうちに行われた。10月24日夜の「プライムニュース」(BSフジ)で萩生田文科相が「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえば」と発言。これが教育格差の容認ではないかと批判が集まり、謝罪、撤回に追い込まれたのだが、試験自体は予定通り実施すると言い続けてきた。

 それが、10月31日朝の河井法相辞任劇で一転する。25日の菅原経産相に続き1週間のうちに閣僚2人が不祥事辞職となる中で、「身の丈発言」が尾を引く萩生田文科相に対する野党や世論の攻撃を回避しないと政権そのものが危なくなる――。そんな懸念が政権中枢に湧いてきたのではないか。

 その結果が、わずか24時間後の延期発表となった。これほど迅速な対応は、首相官邸など政権内の極めて高いレベルの意向を感じさせる。

 つまり今回の導入延期ドタバタ劇は、教育的見地からのものではなく、政局の産物以外の何ものでもない。 =つづく



寺脇研 京都造形芸術大学客員教授
1952年、福岡市生まれ。ラ・サール中高、東大法学部を経て、75年に文部省(当時)入省。初等中等教育局職業教育課長、大臣官房審議官、文化庁文化部長などを歴任し、2006年に退官。ゆとり教育の旗振り役を務め、“ミスター文部省”と呼ばれた。「危ない『道徳教科書』」など著書多数。前川喜平元文科次官との共同企画映画「子どもたちをよろしく」が2月公開予定。













http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK267] “桜を見る会前夜祭”安倍首相の「ホテル名義の領収書」説明への疑問(郷原信郎が斬る)
“桜を見る会前夜祭”安倍首相の「ホテル名義の領収書」説明への疑問
2019年11月16日 郷原信郎が斬る


今年の「桜を見る会」の前日にホテルニューオータニで開かれた前夜祭について、安倍首相は、昨日、「すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が1人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。」と説明し、少なくとも2017年分までの安倍総理に関係する政治団体の収支報告書に“前夜祭”の収支について記載がないことについては「収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない。」と述べたそうだ(テレ朝ニュース)。

この「説明」には、いくつかの疑問と問題点がある。

「ホテル名義の領収書」と代金支払いの関係

最大の問題は、安倍事務所職員が参加者から集金して「ホテル名義の領収書」を渡したとされている点だ。

少なくとも、ニューオータニほどのホテルが、実際に金銭を受領していないのに「ホテル名義の領収書」を渡すことはあり得ない。「ホテル名義の領収書」が渡されたのであれば、その領収書の額面の金額に見合う支払が、安倍事務所職員からホテル側に前もって行われたはずだ。

会の参加者の人数が予め確定しているのであれば、その確定額を安倍事務所側が「立て替え」、ホテル側に支払って、その金額に見合う領収書を受け取って参加費と引き換えに参加者に渡したということもあり得るだろう。しかし、前夜祭は、「自由参加」の立食の会であり、予め参加の申込みが行われているわけではないはずだ。そうなると、安倍事務所職員が、予め金額を確定してホテル側に支払い、その分の「ホテル名義の領収書」を受け取るということはできないのが通常だろう。

安倍首相の「説明」にある「ホテル名義の領収書」というのが、ホテルニューオータニの正式の領収書であったとすると、安倍事務所側で、「参加者数」を決めて、一人当たりの領収書の金額に「参加者数」を乗じた金額をホテル側に支払って、その人数分の「ホテル名義の領収書」を受領し、参加費の支払と引き換えに参加者に渡したということしか考えられない。

そうなると、そこで前提とされた「参加者数」が、実際の「想定参加者数」と一致していたのかどうか、ということが重大な問題となる。「ホテル名義の領収書」を受け取る際の支払いの前提となった「参加者数」よりも、実際に5000円の参加費を支払った人が少なかった場合、その差額は、安倍事務所側が負担し、安倍事務所には、その分の「ホテル名義の領収書」が残ったということになる。この場合、一人分の「ホテル名義の領収書」の金額と、1人当たり参加費の支払額は一致するが、安倍事務所のホテルへの支払額の総額と、参加者から受け取った参加費の総額は一致しない。

ホテル側に実際に支払われたパーティーの費用の総額が明らかになっていないので、「ホテル名義の領収書」が一枚5000円だったとしても、一体、何枚の領収書が安倍事務所側に渡されたのかが判断できない。

また、ホテルへの支払いが一人当たり5000円では到底足りず、その差額を安倍事務所側で補填しようと考え、「想定参加者数」を大幅に水増しし、実際に参加した人からの支払いとの差額を安倍事務所ないし安倍後援会側が負担したという可能性もある

仮に、そのようなことが行われたとすると、公選法上、政治資金規正法上、どのような問題が生じるのか。

公職選挙法上の問題

まず、公選法199条の2が禁止する「公職の候補者等の寄附の禁止」に当たるか。

確かに、前夜祭の飲食の提供について、ホテル側が、一人当たりの価格設定を「5000円」としていて、その金額と一致する5000円の会費が支払われていれば、金額が釣り合っているので「寄附」には当たらないようにも思える。

しかし、もし、その「5000円」が、実際の参加者を大幅に上回る「想定参加者」を前提に設定されたものであり、実際に提供される飲食費の一人当たりの金額が「5000円」を大幅に上回っていたとすれば、その「超過金額」の分の「寄附」をする意思があり、実際寄附が行われたことになる。

その場合、安倍事務所側が、ホテルへの参加費総額を支払って「ホテル名義の領収書」を受領した際に前提とした参加者数が、実際に想定していた参加者数に見合ったものであったかについての事実確認を行う必要がある。

政治資金規正法上の問題

政治資金規正法上は、安倍首相の「収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない」との「説明」は、全く通る余地がない。

「桜を見る会」のツアーは、安倍晋三後援会名義で参加を呼び掛けていることからしても、政治団体である同後援会の活動の一環として行われていることは否定できない。その後援会の事務を行う安倍事務所側が「想定参加者数」でホテル側に支払いをしたとすれば、それ自体が、政治団体としての安倍晋三後援会の「支出」であり、その後、実際に参加者から「一人5000円」で受領した参加費の総額が「収入」となる。この「支出」と「収入」の両方を、政治資金収支報告書に記載すべきであることは言うまでもない。

この場合、安倍晋三後援会の政治資金収支報告書への不記載ないし虚偽記入の政治資金規正法違反が成立することになる。

一流ホテルのニューオータニであれば、「代金を受領しないまま、ホテル名義の領収書を安倍事務所側に大量に渡すことはあり得ないだろうし、参加者数が確定しないのに、一人当たりの参加費を「5000円」として領収書を交付し、参加者が想定より少なかった場合のリスクをホテル側が負担するということも考え難い。

安倍首相自身が「説明」に用いた「ホテル名義の領収書」が、この「桜を見る会」の前夜祭をめぐる問題の事実解明の“鍵”となるかもしれない。


































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