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2019年12月20日00時56分 〜
記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織さん訴訟 裁判所にバッサリ切り捨てられた「山口敬之」記者の供述を検証(デイリー新潮)
伊藤詩織さん訴訟 裁判所にバッサリ切り捨てられた「山口敬之」記者の供述を検証
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12191800/?all=1
2019年12月19日 デイリー新潮


山口敬之氏

 さる12月18日、伊藤詩織さんが山口敬之・元TBSワシントン支局長を相手に損害賠償を求めていた民事訴訟の判決が東京地裁であった。結果は「被告は、原告に対し、330万円の金員を支払え」というもの。伊藤さんの勝訴である。注目すべきは判決文で、その内容は山口記者の主張をことごとく否定するものだった。本件は刑事事件で不起訴、検察審査会でも不起訴相当だったのを踏まえれば画期的と言える判決であり、BBCなど世界の主要メディアも速報した。以下、裁判資料等から、覆された山口氏の証言を“検証”してみたい。

 ***

 詩織さんは山口記者と恵比寿で飲食を共にした際、2軒目の鮨屋で酩酊状態になっている。詩織さんはドラッグを盛られた旨を主張しているわけだが、山口記者は、前後不覚に陥った詩織さんをタクシーに乗せた点について、「彼女が神奈川県内に居住していたと思っていた」と主張。しかし、判決では、詩織さんがあらかじめ原宿在住であることを告げていたとしたうえで、「帰宅のため原告をタクシーに同乗させた山口記者が、詩織さんの帰宅先を尋ねていないのは不自然」と指摘している。

 さらに、彼が「午前0時までに米国の政治の動向を確認する必要があったため、やむを得ず彼女をホテルへ連れて行った」と供述している点について、判決は「当時、山口記者はTBSから“出社に及ばず”と通知されているのだから、動向チェックは職務上必須とは認め難い」と喝破したのだった。“俺は支局長で超多忙なんだ”とでも言いたげな態度に、相当の理由が全くなかったということになる。もちろん超多忙だからといって、同じ部屋に連れ込む理由にはならないのだが……。

 また山口記者は、暴行後に詩織さんから就労ビザに関するメールが送られてきたことをもって「本件行為があったことを受け入れた上で就職活動に係る協力を求める行為であり、本件行為が原告の同意に基づくものがあったことを裏付ける」と主張している。これについても判決では、「同意のない性交渉をされた者が、その事実をにわかに受け入れられず、それ以前の日常生活と変わらない振る舞いをすることは十分にあり得る」「メールも、被告と性交渉を行ったという事実を受け入れられず、従前の就職活動に係るやり取りの延長として送られたものとみて不自然ではない」とバッサリ切っているのだ。

ベッドについての不合理な変遷

 判決は、特に性行為に及んだベッドに関する山口記者の主張の変遷について、「不合理」と指弾している。山口記者は行為後に詩織さんに送ったメールで、「私の寝ていたベッドに(詩織さんが)入ってきました。あなたのような素敵な女性が半裸で……」と綴り、彼女のほうから彼が寝ていたベッドに入ってきて誘惑したと説明していた。

 にもかかわらず、山口記者は法廷において「(詩織さんに誘われ、自分が寝ていた)窓側のベッドから詩織さんの寝ている入口側のベッドに移動した」と証言し、メールの内容と異なる説明をした。この点について、判決は「被告の供述は、本件行為の直接の原因となった直近の原告の言動という核心部分について不合理に変遷しており、その信用性には重大な疑念があるといわざるをえない」とばっさり山口記者を切り捨てた。

 山口記者は判決後の記者会見で控訴を宣言したが、その場で、判決が彼の矛盾点を論(あげつら)った点について問われると、「何を言っているかわからない。もう一度、質問を」「証拠は閲覧して質問したのか」など、質問者の記者に逆切れ。動揺を隠しきれない様子だった。更に、「性犯罪を受けたと連絡をして来られた方がいて会ったことがある」として、「その方は、“伊藤さんが本当のことを言っていない。例えばこういう記者会見で笑ったり上を見たりテレビに出演してあのような表情をすることは絶対ない”と証言してくださった」と話し、詩織さんはウソをついていると一貫して主張するのだった。

週刊新潮WEB取材班



















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <改めて徹底的な検証が必要だ>首相のレイプお友達はなぜ逮捕を免れたのか(日刊ゲンダイ)







徹底検証が必要 安倍首相のお友達はなぜ逮捕を免れたのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266486
2019/12/19 日刊ゲンダイ


主張が全面的に認められた(判決後の伊藤詩織さん)/(C)日刊ゲンダイ

「日本の#MeToo運動のシンボルが勝訴」「レイプ容疑の損害賠償で勝訴」――。英BBCや仏AFP通信など海外メディアが続々と速報したことからも、注目度の高さが分かる。

 ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、望まない性行為で精神的苦痛を受けたとして、“総理ベッタリ記者”こと元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(53)に1100万円の損害賠償を求めた訴訟。東京地裁は18日、「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じた。

 鈴木昭洋裁判長は判決で、ホテル内でのやりとりなどについて山口氏の説明は、重要な部分で不合理な変遷が見られると指摘。「伊藤さんの供述が客観的事情とも整合し、相対的に信用性が高い」と判断した。

 また山口氏は、詩織さんの会見や著書で名誉を傷つけられたとして反訴し、1億3000万円もの巨額の賠償を求めていたが、地裁はこれも、詩織さんが主張する「内容は真実で、名誉毀損には当たらない」として棄却。詩織さんの全面勝訴だ。

「一般常識に照らして当然の判決です。むしろ、民事でしか争われないことが信じられない。山口氏には、レイプ容疑で逮捕状まで出ていたのです。しかし、なぜか逮捕を免れ、不起訴処分になった。安倍首相に近い記者だから逮捕されなかったのではないかという疑念は今も拭えません。性被害への理解がなかなか進まない日本で、被害女性が顔も名前も公表して被害を訴えることは、大変な勇気が必要だと思う。それを名誉毀損で訴え返して高額の賠償金を要求するなんて、口封じのつもりでしょうか。あまりに卑劣なやり方です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 山口氏は判決に不服で控訴するというが、あらためて振り返ってみると、この事件は不可解なことだらけなのである。

土壇場で逮捕状が見送られた

 事件のあらましはこうだ。2015年4月、詩織さんは就職相談のため、一時帰国中だったTBSワシントン支局長の山口氏と都内で会食。2軒目の店で突然、記憶を失い、山口氏と一緒のタクシーに乗せられた。

 酩酊状態にありながらも「近くの駅で降ろしてほしい」と懇願したが、山口氏は自力で歩くこともおぼつかない詩織さんを宿泊先のホテルの部屋に連れ込んだのだ。未明に痛みで目が覚めた詩織さんの上に山口氏がまたがっていて、レイプされていることに気づいたという。

 その後、詩織さんは警視庁に被害届を提出。高輪署が受理し、同年6月8日、逮捕状を手にした捜査員は、帰国する山口氏を準強姦(当時)容疑で逮捕するために成田空港で待ち構えていた。

 ところが、土壇場になって逮捕は見送られる。上層部からストップがかかったのだ。当時、警視庁刑事部長だった中村格氏は「私が決裁した」と「週刊新潮」の取材に答えている。官邸で菅官房長官の秘書官を長く務めた中村氏は、レイプ事件もみ消しの褒美というわけではないだろうが順調に出世を重ね、昨年は警察庁ナンバー3の官房長に就任。安倍政権が続けば、警察庁長官も視野に入る。

 結局、山口氏は15年8月26日に書類送検されたが、1年後の16年7月に地検が不起訴判断。詩織さんは17年5月に検察審査会に審査申し立て、9月に「不起訴相当」の議決が出た。それを山口氏は「私は不起訴になった」「検察審査会でも不起訴相当だ」と振りかざし、伊藤さんとの性交渉は認めながらも、「合意だった」「法に触れる行為は一切していない」と主張してきた。詩織さんに対する心ないバッシングも後を絶たなかった。



権力の私物化が捜査を歪めた疑念は払拭されない

「確たる証拠が揃ったから、現場はいけると判断して、逮捕状まで取ったのだろうに、上からストップがかかるのは、よほどの政治案件としか思えません。検察審で不起訴相当の議決に至ったことも、一般常識からして不可解ですが、検察審に出される証拠は検察側の裁量で恣意的に決められるので、シナリオ通りの結論に誘導することもできてしまう。

 そういう“ブラックボックス”だったものが、今回の民事訴訟である程度は明らかになった。それで地裁が性暴力の事実を認めたことは、庶民感覚としてはまっとうな判断だとは思う。ただ、地裁はたまにマトモな判断をしますが、高裁、最高裁と上にいくほど、政治的になる傾向がある。控訴審が同じ判断をするとは限りません」(司法に詳しいジャーナリストの魚住昭氏)

 一貫した説明もできずに“完敗”した山口氏が事件の裁判を続けることは、一般的に恥の上塗りのように見られがちだが、「すぐ控訴する!」と息巻いているのは、政権のオトモダチが増える上級審なら今回の判断が覆る自信があるからなのか。

 この事件では、レイプ疑惑について取材を受けた山口氏が、“官邸のアイヒマン”の異名を持つ警察官僚の北村内閣情報官(現・日本版NSC局長)に助けを求めた可能性も指摘されている。取材のメールを送った「週刊新潮」に、<北村さま、週刊新潮より質問状が来ました。伊藤の件です。取り急ぎ転送します>というメールが送られてきたというのだ。

 焦った山口氏が誤って、「北村さま」に転送すべきところ、新潮に返信してしまったものとみられる。

政権がらみで“国策不捜査”が続く

 著書に“安倍ヨイショ”本の「総理」がある山口氏はTBS退社後、「安倍首相に最も近いジャーナリスト」を売りにテレビに出まくっていた。その彼に嫌疑がかかった事件の周囲で蠢く官邸の警察官僚。逮捕状が下りるまで証拠が揃った事件で、なぜ急に逮捕が取り消され、最終的に不起訴になったのか。民事訴訟で詩織さんの主張が全面的に認められた今こそ、この異様な事件と捜査の徹底的な検証が必要なのではないか。

「この政権下では、本来捜査されるべき案件がきちんと捜査されてきていない。甘利元経済再生相が大臣室で現金を受け取った問題を筆頭に、小渕優子元経産相の政治資金問題、財務省の公文書改ざんなど、本来なら起訴されてもおかしくない案件で“国策不捜査”とでも言うしかない事態が続いています。これは『1強』政権への忖度が検察組織にまで及んでいる証左でしょう。

 警察も同様で、警備・公安部門を中心とした警察官僚が官房副長官や日本版NSCの局長などに次々抜擢され、官邸中枢に深く食い込んでいる。本来は一定の距離を保つべき政権と警察・検察が近づき過ぎるのは非常に危うい。民主主義国家として極めて不健全な状態と言わざるを得ません」(ジャーナリストの青木理氏)

 容疑の証拠が揃っていても、首相のオトモダチなら逮捕を免れるというのなら、それはもう法治国家とは言えないのだ。三権分立にも反する。

「この政権では、法の下の平等という憲法の基本概念さえ蹂躙されている。権力の私物化が捜査も歪め、オトモダチの犯罪をもみ消したという疑いを持たれるだけでも大問題ですが、それがもし事実ならば政権が吹っ飛ぶ話です。警察官僚が官邸を支配する暗黒政権の最大の急所といっていい。この長期政権で、権力側の疑惑は常に『問題ない』『違法性はない』のセリフで片付けられてきた。司法を抑え込んで、やりたい放題なのです。

 一方で、権力に盾突けば社会的に抹殺されかねない恐怖社会になってしまった。首相に近い山口氏の性犯罪を告発した詩織さんにも、おぞましいまでの誹謗中傷がありました。安倍政権は反社会勢力について『社会情勢に応じて変化し得るもので定義は困難』と閣議決定しましたが、社会秩序を破壊する官邸こそが反社そのものに見えます」(本澤二郎氏=前出)

「桜を見る会」でまざまざと見せつけられた権力の私物化や言論封殺が、詩織さんの事件にも見え隠れすることが恐ろしい。

 政権に対する忖度の横行が警察行政や司法にも及び、政権から見捨てられた庶民は何があっても泣き寝入りするしかないとすれば、一体何を信じればいいのか。

 民主主義国家とは、法治国家とは何かを考えさせられる事件だ。決して詩織さんひとりの問題ではない。



















 




http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK268] JP保険不正販売とかんぽの宿不正払下げ事案の接点(植草一秀の『知られざる真実』) 
JP保険不正販売とかんぽの宿不正払下げ事案の接点
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-aad8c3.html
2019年12月20日 植草一秀の『知られざる真実』


拙著『25%の人が政治を私物化する国
−消費税ゼロと最低賃金1500円で日本が変わる−』
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に「民営化」問題について詳述した。

「民でできることは民に」

のフレーズ下で民営化が推進されたが、この考え方自体が誤りだ。

「民がやるべきことを民に」

でなければならない。

「公がやるべきことは公に」

でなければならない。

「民営化」は巨大利権である。

公的企業を民営化すると経営トップが高額報酬を受け取れる。

公的企業幹部が熱心に民営化を推進する第一の理由がここにある。

かつて国鉄が民営化されたが、民営化に伴い、民営化鉄道会社のトップに就任し、経営最高ポストを数十年にわたり握って離さないような人間まで現れている。

「自分の利益のための」民営化だったのだ。

必需品・サービスであり、独占が許されている事業であれば、事業として成り立たないことがない。

国家が巨大な投資によって築いた事業を受け取れば、資本はリスクなしに巨大な利益を確保できる。

「民営化利権」に多くの巨大資本と守銭奴が群がるのだ。

郵政民営化は350兆円の郵政マネー、郵政保有の巨大不動産、郵政が展開する新事業の巨大ビジネス利権を簒奪(さんだつ)するために、ハゲタカ資本が小泉純一郎内閣に指令したプロジェクトである。

2005年4月に閣議決定された郵政民営化関連法案において、法案決定の直前に竹中平蔵氏の指示で「かんぽの宿」などの売却規定が法律案に盛り込まれたと関係者が証言している。

この点に関連することを竹中氏が自身の著書のなかで記述している。

「メルパルクホールやかんぽの宿等、本来の仕事、つまりコア事業でない(したがって競争力もない)ものは資産を処分して撤退するべきだと判断した。」

かんぽの宿は旅館ビジネスの一つであり、本来業務ではないから資産を処分して撤退するとの主張だ。

しかし、この内容は竹中氏の別の場での発言と矛盾する。

竹中氏は2008年3月、不動産会社森ビル子会社「アカデミーヒルズ」が実施したパネルディスカッションで次のように発言している。

「ここ数年で東京の開発がすごく進みましたが、六本木ヒルズを除けば、ほとんどがJRなどの跡地開発です。そうした開発しやすいリソースが今後、どのぐらい出てくるんでしょうか。

一つは郵政がありますよね。ものすごい資産を持っていますから。

ところが、これまで法律で定められたこと以外はできなかった。

東京駅前の一等地にありながら東京中央郵便局の有効利用ができないのは郵便と貯金とかんぽしか、やっちゃいけないからです。

不動産事業はできなかった。しかし民営化すれば、それができるようになる。」

こう述べて、郵政グループは民営化後に本業以外の事業に進出できることをアピールした。

2009年1月、かんぽの宿不正売却事案が発覚した。

「かんぽの宿」79施設が109億円という破格の安値でオリックス不動産に売却されることが明らかになった。

所管の鳩山邦夫総務相が「国民が出来レースと受け取る可能性がある」と発言して待ったをかけ、結局、不正廉売は未遂事案にとどまった。

売却対象になった79施設は、かんぽの宿69施設、ホテル型宿泊施設のラフレさいたま、首都圏社宅9施設。

79施設の固定資産税評価基準額は857億円、売却対象のひとつに過ぎないラフレさいたま一施設だけで時価は100億円程度と見られた。

オリックスグループの経営トップであった宮内義彦氏は郵政民営化の具体化に先だって郵政民営化を検討していた規制改革会議の議長として郵政民営化問題に関わった。

宮内氏は著書『経営論』のなかで次のように記述した。

「『かんぽの宿』は料金のわりに施設が充実しているため主婦層を中心とした顧客基盤をしっかりと築いています。こうした施設で民間のホテル、旅館業が対抗していくのは容易ではありません。国民の税金をもとにした膨大な資金力を背景につくられていますから一介の私企業が、かなうはずもありません。そもそも、なぜ国の機関が宿泊事業をしなければならないかを根本から問い直すことも必要でしょう」

日本郵政は初めからオリックスにかんぽの宿を不正廉売することを目論んでいたのだと推察される。

三井住友銀行出身の西川義文日本郵政社長の下でこのプロジェクトの責任者を務めたのが日本郵便現社長の横山邦男氏である。

生命保険商品の不正販売を行ったのは日本郵便株式会社で、その経営トップが横山邦男氏である。

最大の責任を負う横山邦男氏の引責辞任は避けて通れないが、責任問題処理があまりにも遅い。


関連記事
<報ステ>かんぽ生命 不正販売疑い1万2000件超(ANN)
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/822.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 東京五輪も私物化疑惑…聖火ランナーにまさかの安倍枠?(日刊ゲンダイ)



東京五輪も私物化疑惑…聖火ランナーにまさかの安倍枠?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266487
2019/12/19 日刊ゲンダイ


国立競技場竣工式であいさつする安倍晋三首相(左)と問題の等身大パネル(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権では“特別招待枠”は当たり前なのか。菅官房長官は18日、東京五輪の観戦チケットに「安倍枠」があるのかどうか問われ、「首相の権限で自由に対象者を選定できる仕組みが存在しているとは承知していない」と発言した。

「桜を見る会」の「安倍枠」に批判が集中したから、これ以上の「特定枠」の存在を認めるわけにいかないのだろう。

 しかし、「どの開催国でも政権トップの招待枠は存在する」(大会関係者)という

 実は、観戦チケットだけでなく、“聖火ランナー”にも「安倍枠」があった可能性が囁かれている。

 安倍枠の存在をうかがわせるのは、17日に公表された聖火ランナーの人選だ。安倍首相のお膝元・山口県内で選出された40人の中にガチガチのアベ支援者が交ざっていること。第1次政権時、安倍首相の後援会青年部「晋緑会」の会長を務めていた冨永洋一氏だ。2006年9月21日付の朝日新聞で冨永氏は安倍首相について「政治家の先生というより兄貴という感じ」と語っている。当然「桜を見る会」にも出席している。

 冨永氏は、山口・下関市内の企業が加盟する「下関観光コンベンション協会」の会長も務めている。協会は、スーパーマリオやマラソンランナーなどに扮した安倍首相の顔写真を使った等身大パネルを9種作製。先月21日から市内各所に設置している。選挙区内での安倍パネル設置は公選法に抵触しかねない上、協会には市の交付金も入っている。公金で安倍首相を支援しているような状態なのだ。

ガチガチの“アベ友”が地元・下関を走る

 そんな“アベ友”の冨永氏は聖火ランナーとしてふさわしいのか。大会組織委が掲げる応募要件は、〈政治的・宗教的メッセージを伝えることを目的とする方〉〈政党や政治団体の党首およびこれに準ずる方〉は聖火ランナーになることはできないと定めている。冨永氏は要件の〈準ずる方〉に該当するのではないか。

「冨永氏は地元のスポーツや文化の発信に尽力いただいたという理由で選出した。政治的活動については把握していない」(山口県スポーツ振興課)

 しかし、どうにも怪しいのが走行コースだ。下関市内で想定されるコースは海沿いの約3キロ。このコースには前出の安倍パネルが設置されているのだ。つまり、安倍パネルを背景に、聖火を掲げ走る“アベ友”の姿がネットで配信される可能性があるということだ。まさか、五輪も私物化しているのか。
















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ…(リテラ)
伊藤詩織さんセカンドレイプにも法的措置表明 山口敬之を擁護してきた安倍応援団の醜悪反応 百田尚樹、小川榮太郎、はすみとしこ…
https://lite-ra.com/2019/12/post-5153.html
2019.12.20 伊藤詩織さん勝訴に百田尚樹、小川榮太郎ら安倍応援団のグロテスクな反応 リテラ

    
外国特派員協会の記者会見での伊藤詩織さん(日本外国特派員協会オフィシャルサイトFCCJchannelチャンネルより)


 ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者・山口敬之氏に“全面勝訴”した東京地裁の判決から一夜明けた19日、山口氏と伊藤さんが都内の外国特派員協会で記者会見を開いた。

 午後1時に始まった山口氏の記者会見では、山口氏の代理人である北口雅章弁護士が「伊藤さんは明らかに嘘をついている」「彼女が『Black Box』に書いたことはすべて嘘か妄想」などと“攻撃”。山口氏は「自分は無罪だ」などと主張し、年明けに控訴する意向を示した。

 一方、午後3時からの伊藤さんの会見では、質疑応答のなかで山口氏側が「嘘をついている」と主張した部分について明確に反論しつつ、事件の報道後、自身に向けられた「セカンドレイプ」の誹謗中傷について、今後の法的措置を検討していることを明らかにした。

「民事で一度ピリオドが打てましたので、次にはこういった方々からの攻撃についての法的措置を考えています。というのはやはり、そういった措置を行わなければどんどん続いてしまう。一番心苦しく思うのは、そういったコメントを、私に対するコメントを見て、他のサバイバーの方も『やっぱり自分が話したら同じように攻撃されるんじゃないか』というような、本当にネガティブな声で性暴力サバイバーたちに向かっているような声を、ウェブに残してしまうこと自体が、本当にいろんな人を沈黙させてしまう理由になると思うので、それは法的措置をとりたいと考えております」

 周知のように、「週刊新潮」(新潮社)がこの問題を報じ、伊藤さんが実名会見を開いて以降、ネット右翼や安倍応援団界隈から「工作員」「売名目的」「左翼の神輿」なる誹謗中傷が展開された。たとえば、ヘイト漫画家のはすみとしこ氏は、「枕営業大失敗!!」などと文言を付して詩織さんを模した女性のイラストを公開。自民党の杉田水脈衆院議員もBBCの取材に「彼女の場合はあきらかに、女としても落ち度がありますよね」と語っている。

 なかでももっとも伊藤さんへの「セカンドレイプ」を扇動してきたと言えるのは、花田紀凱編集長率いる雑誌「月刊Hanada」(飛鳥新社)だろう。憲法審査会が山口氏を「不起訴相当」と議決した後、「Hanada」は山口氏をいち早く誌面やネット番組で“復帰”させただけでなく、「性被害者を侮辱した「伊藤詩織」の正体」(小川榮太郎著)なる“バッシング記事”まで展開している。

 記事の著者である小川氏といえば、『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)という“安倍ヨイショ本”でデビューした自称文芸評論家。「Hanada」記事の中身は、まさに「セカンドレイプ」としか言いようがない代物だった。

 小川氏はこのなかで〈伊藤氏は妊娠の事実がないことを確認したにもかかわらず、山口氏に対して執拗に妊娠の可能性を訴え、金銭を取ろうとした〉などと主張。このような誹謗中傷と陰謀論を書き連ねている。

〈誰に唆されたのか知らないが、虚偽を重ねて、あなたに親身になろうとしていた一人の男性を破滅させ、家族に身の置き所をなくさせ、その父親を失意のうちに死に至らしめた。〉
〈性被害者を装い、世界の輿論を虚偽で掻きまわすことで、世界中で真の性被害に苦しむ人たちの苦悩を悪用し、侮辱した。〉
〈あなたの周囲には、山口氏を貶める政治的な理由を持った人たちが群がっている。〉

 あらためて言っておくが、東京地裁の判決では、伊藤さんの供述について「供述の重要な部分に変遷が認められない」などとして信用性を認めた一方、性行為に同意していたと主張する山口氏の供述については「重要な部分において不合理な変遷が見られる」「客観的な事情と整合しない点も複数あり信用性に疑念が残る」などと認定。山口氏が伊藤さんに1億3000万円の損害賠償を求めた反訴についても「性犯罪の被害者をめぐる状況を改善しようと被害を公表した行為には、公共性や公益目的があり、内容は真実だと認められる」とし、全面的に退けている。

 被害の訴えや証言を「虚偽」と断じ、逆に「一人の男性を破滅させ」などと山口氏を“被害者”に仕立て上げて、ましてや「世界中で性被害に苦しむ人たちの苦悩を悪用・侮辱した」などと伊藤さんを毀損するのは、まさに会見のなかで指摘されたように、性被害サバイバーや社会に「沈黙」を強いる恫喝的攻撃と言わざるを得ない。

■安倍首相御用評論家・小川榮太郎は詩織さんの下着を事細かにあげつらう卑劣攻撃

 しかも、「Hanada」の花田編集長は18日の判決後、山口氏の記者会見をセットアップし、山口氏の隣に小川氏も同席。前述の「Hanada」記事を資料として配布したうえ、「リベラルを標榜する権威あるメディアが山口さんを社会的に抹殺した」「伊藤さんの証言はファクトによる土台が実はひとつもなかった」などとまくし立てた。山口氏も「伊藤さんは虚言癖というべき」「伊藤さんは性被害者ではありません」などと発言。さらには「私のところにも性犯罪を受けたのですと言ってご連絡をくださる方が複数おいでで、お目にかかった方もおります」とし、「本当に性被害にあった方は、伊藤さんが本当のことを言っていない、たとえば記者会見の場で笑ったり、上を向いたり、テレビに出演して、あのような表情をすることは絶対にない、と証言してくださった」などと述べた。

 一貫して「伊藤詩織さんは嘘つき」「性被害者ではない」などと繰り返す山口氏と小川氏だが、小川氏は19日の伊藤さんの会見後の囲みにも現れ、伊藤さんに「議論」を申し立てた。

 その模様を伝えた「Buzzfeed Japan」のレポートによると、「受診カルテとホテルの防犯カメラが公開されておらず、裁判資料の閲覧制限がかかっている」として疑義を呈す小川氏に対し、伊藤さんは「裁判以外の場所で公開すると損害が出かねないので、公開しないという一筆をホテル側に書かされました」などと明確に説明した。

 さらに小川氏が「Hanada」のなかで、「関係者の証言によれば」として、伊藤さんが事件当日に着用していた下着のデザインやブランドまで詳述したことに関して、伊藤さんは「一般に公開されていない下着の写真を、小川さんは見ています。山口氏を通して写真を見ていたそうなんですけれど、下着のブランド名と特徴が書かれていたんですよね」と指摘し、「私はやはり女性として、下着を公開したくなかったです。それを公にされた。いろいろとお考えになって書かれてほしい」と述べた。なお、『Black Box』にはこのように書かれている。

〈ようやくベッドからぬけだした私は、パニックで頭が真っ白になったまま、部屋のあちこちに散乱していた服を拾いながら、身に引き寄せた。下着が見つからなかった。返すように言ったが、山口氏は動かなかった。どうしても見つからなかったブラは、山口氏の開いたスーツケースの上にあった。一向にパンツは見つからなかった。すると、山口氏は、
「パンツぐらいお土産にさせてよ」
 と言った。
 それを聞いた私は全身の力が抜けて崩れ落ち、ペタンと床に座り込んだ。体を支えていることができず、目の前にあったもう一つのベッドにもたれて、身を隠した。〉

 意識を失ったなかで性被害にあった後、下着まで持ち帰られそうになったことは、被害者にとって極めておぞましい記憶だろう。にもかかわらず、小川氏は「Hanada」記事のなかで、伊藤さんの下着について〈当日どこまで着替えたのかはわからないが、外形はシンプルでスタイリッシュ、下着はかなり派手めというところであろうか〉などと書いている。下着のデザイン等を公開することは、明らかに公益性がないどころか、性犯罪被害者に対するセクシュアルハラスメント的な行為であり、あたかも“派手な下着を着用していたことから合意があった”とでも誘導するような悪意ある記述と言わざるを得ない。言うまでもないが、性被害者の服装や下着を原因や落ち度として非難するのは典型的なセカンドレイプそのものだ。

 小川氏と「Hanada」は今後も山口氏を擁護し、伊藤さんを陥れるような記事を繰り出してくるだろうが、一方で、自らの「セカンドレイプ」の責任をほおかむりし、遁走し始めた連中もいる。

 たとえば経済評論家の上念司氏は、伊藤さんの地裁勝訴を受けて18日、Twitterに〈私も山口さんをこれまで擁護してきたことについて責任があるので、アベプラ出演前にコメントしておきます。結論から申し上げて、この判決を受けて山口さんを擁護するのは難しいと思いました〉などと投稿。日本維新の会の足立康史衆院議員も18日に〈山口氏とは、2016年7月東京地検、17年9月検察審査会を経て不起訴が確定したため、その翌月に番組をともにした経緯がありましたが、本判決を踏まえ、当面、同番組への出演は自粛することといたします〉と投稿したが、19日までの両者はツイートからは伊藤さんへの謝罪はない。

■百田尚樹、はすみとしこ、杉田水脈、和田政宗ら極右安倍応援団は判決に…

 足立氏が言っている「山口氏と共にした番組」というのは、ネトウヨ御用達のネット番組『報道特注』のことだろう。事件報道前、山口氏はこの『報道特注』の準レギュラーという位置付けで、上念氏や足立氏とも共演していた。そして、2017年9月に伊藤さんが検察審査会に申し立てていた審査について「不起訴相当」の議決がなされた翌10月、山口氏は『報道特注』の「第一回ファンクラブ公開収録」なる企画に参加して“復帰”した。その会で山口氏を出迎えたのが上念氏と足立氏、そして自民党の和田政宗参院議員と、自民党のネット番組のMCも務める生田よしかつ氏だ。

 この「第一回ファンクラブ公開収録」で、山口氏が「僕、人前に出るのすごい久しぶりなんで」とあいさつすると、会場からは気持ちの悪い笑いと拍手がわいた。続いて司会の生田氏がこう呼びかけると、詰め掛けた「ファン」は一層大きな拍手を送ったのだった。

「はからずもですけど、今回の公開収録はですね、もちろん足立さんの当選記念と、めでたく日の目をみられるようになった山口さんの"おめでとう会"でもございますので、もう(一度拍手を)お願いします」

 確認しておくと、この時点で山口氏は詩織さんと民事で係争中である。そんな人物を「めでたく日の目を見られるになった」とか「おめでとう会」などと言って持ち上げる神経を疑うが、山口氏もこれに乗っかって「もし、知らない方がいたら、ネットなど検索しないでおいていただけると(助かる)」などと話し、会場のグロテスクな笑いを誘っていた。

 20日11時現在、和田議員と生田氏はTwitterで伊藤さんの勝訴の件に触れず、山口氏を擁護し「おめでとう会」まで開いたことについて、一切の沈黙を決め込んでいる。BBCの番組で「彼女の場合はあきらかに、女としても落ち度がありますよね」と伊藤さんを貶めていた杉田水脈議員も同様だ。

 杉田氏についてさらにいえば、2018年2月には、『日本の病巣を斬る!』なるネット番組(配信は『報道特注』と同じ「文化人放送局」)で、前述のはすみとしこ氏や自民党・長尾敬衆院議員らと共演し、「私はああいう人(詩織さん)がいるおかげで、本当にひどいレイプ被害に遭っている人たちのことが、おろそかになってしまうんじゃないかっていうようなことをね、(BBCに)言いました」などと自慢げに語っていた。さらに、杉田議員から「これね長尾先生、国会でやるでしょ?」と振られた長尾議員も「ハハハ、これね(笑)。おかしいよね」と吐き捨てながら同調するなど、極めて醜悪なやりとりを重ねていた。なお長尾議員も20日現在、伊藤さんの勝訴について完全にだんまりを決め込んでいる。

 他方で、イラストで伊藤さんを誹謗中傷し、SNSで〈伊藤詩織嬢は偽物のレイプ被害者〉〈伊藤詩織嬢は、自分のステップアップの為に、「可哀想な性被害者」を演じ、利用する事を今すぐ止めるべきです〉などと投稿していたヘイト漫画家・はすみとしこ氏は、判決後、過去の複数の誹謗中傷イラストを再掲し、〈「山ロ(ヤマロ)沙織〜オシリちゃんシリーズ(計5作品)」の風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係がありません。故に今回の地裁判決により作品を削除する意向は、当方にはございません〉(19日ツイート)などと開き直った。

 また、今年8月に〈小川さんの「月刊Hanada」への寄稿、すごく面白い!伊藤詩織氏の主張がめちゃくちゃなのもよくわかる。常識的に見て、強姦は有り得ないと思える。ただ、なんで山口氏はコンドームを付けずにやったんだろうか? 伊藤氏がそれに合意したのかな?〉とツイートし、前述の小川榮太郎氏による伊藤さんへの“バッシング記事”を大絶賛していた百田氏は18日、判決を報じるニュースをリツイートし〈合意のないセックスの賠償金が330万円か。それが高いか安いか妥当かはわからん。けど、合意ないセックスはあかん以前に、全然楽しくないやろと思うが…。〉〈昔の人はいいこと言うなあ。タダほど高いものはない。安物買いの銭失い〉などとツイートし女性蔑視丸出しでお金の問題に矮小化したのに加え、吐き捨てるように〈個人的意見を一言だけ言わせてもらえば、「下品な事件」!〉〈「山口・伊藤」裁判の一審判決について、一言だけ感想を書く。ゴムしてたら、あるいは別の判決が出た可能性もあるのでは……知らんけど〉と投稿するなどしている。

 いずれにしても、東京地裁が伊藤さんの主張の信頼性を認め、全面勝訴とも言っていい判決を出したことは当然だが、伊藤さんが「セカンドレイプ」に対し法的処置を考えていると明言したことは、極めて大きな意味を持つはずだ。

 日本では、女性が性被害やセクハラ被害を訴えると、必ずと言っていいほど、SNSなどで「ハニートラップだ」とか「売名行為」などというレッテル貼りが行われる。「そんな服を着ているからレイプされてもしかたない」というような、愕然とする言葉すらまかり通るほどだ。そうした「セカンドレイプ」の暴力によって、被害者は傷つき、沈黙を強いられ、社会も性被害の問題をタブー化してしまう。だからこそ、伊藤さんの表明は、この現状に一石を投じ、社会を改善へと向かわせるものになるはずだ。本サイトとして、全面的に支持したい。

(編集部)


伊藤詩織さん、セカンドレイプには「法的措置」

2019/12/19  毎日新聞

ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者の山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたと訴えた民事訴訟で、山口氏に慰謝料など330万円を支払うよう命じる判決が出たことを受け、伊藤氏は19日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見した。【撮影・後藤由耶】2019年12月19日公開



























【ノーカット】ジャーナリストの伊藤詩織氏が日本外国特派員協会で会見






http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 質問主意書に答えるのが「困難」って? 五輪チケット、桜を見る会… 無責任すぎる政府答弁(東京新聞)
2019年12月20日 12時06分
 
 政府は、東京五輪の観戦チケットに「総理枠」や「官邸枠」があるか尋ねる質問主意書に対し「お答えすることは困難」とする答弁書を閣議決定した。「ある」「ない」ではなく、「困難」。政府は「桜を見る会」でも、同種の枠について曖昧な答弁を繰り返している。一体どう考えたらいいのか。 (榊原崇仁)
 
◆組織委は丁寧に回答「枠はない」
 
 質問主意書は立憲民主党の田島麻衣子参院議員が提出。「五輪チケットの販売総数は」「何%が公式スポンサー及び関係企業に渡るか」と尋ね、続けて「総理枠、官邸枠、議員枠として扱われているチケットはあるか」とただした。
 
 しかし、十七日に閣議決定された答弁書はほぼ門前払い。販売枚数こそ「未定であると五輪の組織委員会から聞いている」と答えたが、「関係企業」「総理枠、官邸枠、議員枠」は「意味するところが明らかではないため、お尋ねについてお答えすることは困難である」と記しただけだった。
 
 消化不良なので五輪組織委に尋ねると、広報部の井戸愛係長が「質問主意書に記された枠は一切ありません。チケットは全面的に販売という形を取り、無料の割り当てがあるわけではない。首相や議員といった個人の要望を受けて販売することもない」と丁寧に答えてくれた。
 
◆「関係者販売」は2割が通例
 
 ただ、自治体からチケット販売の要望は聞いており、それを国が集約することもあるという。「地元の盛り上げや子どもたちの観戦などに活用するためで、今春に始まった一般販売に先駆け、聴取を始めている。必要な枚数を聞いて販売するが、誰が来場するかまでは把握していない」
 
 こうした行政を介した販売は、スポンサーやメディアなどの分と合わせて「関係者販売」と呼ばれる。井戸氏は「過去の大会では、関係者販売と海外で販売する分を合わせ、全体の約二割を占めている。東京五輪でもそれを上回ることはないと考えている」と語った。
 
 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏は「五輪はスポンサーの力が絶大。良い席のチケットが多く渡る。その使い道はスポンサー次第。政治家が企業関係者を通じ、チケットを入手することはあり得るのでは」と解説する。
 
 会計検査院によれば、昨年度までに国が東京五輪関連事業に支出した費用は一兆六百億円に上る。谷口氏は「他のスポーツイベントと比べても桁違いの国費が投入されている。政府は国民が抱く疑問に対して説明を尽くすべきだ」と話す。
 
◆“安倍政権らしい”説明放棄
 
 いいかげんな政府答弁で思い出されるのが、首相主催で公費で開く「桜を見る会」だ。約一万八千人が参加した今年は、各省庁と自民党の推薦枠がそれぞれ約六千人あり、首相の推薦枠、つまり首相枠も約千人あった。私物化と非難される中、政府は首相枠の名簿は「廃棄済み」と釈明。マルチ商法の元経営者が首相枠で招かれていた疑惑が生じても「調査不要」と議論を避けた。
 
 出席していたと指摘された反社会的勢力については、菅義偉官房長官が記者会見で「(定義が)一義的に定まっているわけではない」と回答。今月十日には、「統一的な定義は困難」と閣議決定し、説明を拒んでいる。
 
 「困難」で片付ける政治姿勢について、駒沢大の山崎望教授(政治理論)は「調べれば分かることはあるはずなのに説明を放棄し、議論を一方的に断っている。野党であっても国民の代表。彼らの質問に耳を貸さないというのは、民主主義を機能させる気がないということ。いかにも安倍政権らしい」と語る。
 
以上引用−−−
 
面白い面白い
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/341.html
記事 [政治・選挙・NHK268] 安倍ヨイショ・マスメディアの面目躍如。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/12/blog-post_39.html
12月 20, 2019 日々雑感(My impressions daily) 

夕刊フジの「立憲民主・国民民主、あきれた“野合” 社民党まで加えた合流「左傾化」ひどく 識者「政党助成金目当てだろうが…」」記事を引用して安倍ヨイショ・マスメディアが大野党の出現に戦々恐々としている、とつい先日このブログに書いたばかりだ。しかし見れば見るほど酷い「見出し」に再び書かざるを得ない衝動に駆られた。

 大野党が「野合」なら、自民党と公明党の「連立」政権は民主的な政党と宗教色の強い密室政党との「連立」こそ「野合政権」ではないか。自民党単独では小選挙区での勝利が確実にならないため、創価学会の全面支援を得るために「野合」しているのではないか。

 しかも宗教はすべての論理的思考を排し、信心という「思考停止」を信者に強制する。宗教のためなら死をも厭わない、という主客転倒が普通に行われる。その度合いが強ければ強いほど信仰心が篤いと称賛される、異常な世界観に満ちている。

 そして宗教者はいわゆる「労働」に従事しない。宗教行事と称する信仰儀式らしきものに人生を費やすが、それも「鰯の頭も信心から」だ。私は世間一般に名乗りを上げている宗教を信じない。ましてや教祖という存在を認めない。ただし、先祖を敬い子孫繁栄を願う内なる信仰心は持っている。それは私自身の魂の問題だ。他人の「宗教家」からとやかく言われる筋合いはない。

 税としてかつては「コメ」を徴収したが現在は貨幣で支払う。つまり政治の大筋は経済行為だ。だから、というのではないだろうが、現代では宗教も経済行為に堕している。飯田町の大伽藍を見るまでもないだろう、全国各地に存在する「文化会館」はいかなる経済行為で建てられたものか。

 思想信条の自由は憲法で認められているが、宗教の名を騙って全国の信者から巻き上げた「財務」と信者に購読させる洗脳機関紙の「聖教新聞」の利益ではないか。そうした自民党の立党精神とは相容れない宗教を支持母体とする政党と「連立」を組むことに、自民党員は疑念を抱かないのだろうか。それとも選挙互助会と割り切っているのだろうか。そうだとすれば、それこそ「主権在民」を踏み躙る行為ではないだろうか。

 夕刊フジは大野党の出現を「野合」だと批判するのに対して、自民党と公明党の連立政権を一切批判しないのは何故だろうか。まさに安倍ヨイショ・マスメディアの面目躍如、というところだろう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/342.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 麻生太郎副総理兼財務相は、もう長くはない安倍晋三首相を失脚させようと思って、持っているネタを全部吐き出して安倍晋三首相失脚を仕掛けている(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/307c449222a70b09c2cdd4cb221586ab
2019年12月20日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 安倍晋三首相は風前の灯だ。実際、身体も相当に悪いらしい。とっくに死んでいてもおかしくないなか、奇跡的に持っている。首相という地位にいることで気力を持たせているのだろう。しかし日本の場合は、12月は何も動かないので、年内は持って、辞任は年明けになるだろう。いずれにせよ、もう長くはない。麻生太郎副総理兼財務相は、安倍晋三首相を失脚させようと思って、持っているネタを全部吐き出して安倍晋三首相失脚を仕掛けている。いま政界で出てきているスキャンダルは、みんな麻生太郎副総理兼財務相がやっている。中国企業の日本法人元役員らが海外から数百万円の現金を無届けで日本に持ち込んだとされる外国為替及び外国貿易法(外為法)違反事件で、東京地検特捜部が12月19日午前、秋元司衆院議員(第4次安倍改造内閣の内閣府副大臣兼環境副大臣、東京15区から出馬、敗れて、比例復活、当選3回、二階派)の地元事務所が入る東京都江東区のビルの家宅捜索を始めたが、これも麻生太郎副総理兼財務相がらみと見られている。いまもう、自民党内はチクリ合戦になっている。野党も含めて、仁義なき戦いで潰しあっている。これは、自民党「麻生派」(志公会)と「二階派」(志帥会)の内情に詳しい専門家の情報である。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/343.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 桜の回答も調査も拒否、態度の悪い内閣府+自民の元IR副大臣、中国企業絡みで特捜部が捜索(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28759732/
2019年 12月 20日

 野党は政府側に、閉会中も「桜を見る会」の審査、調査ができるように要求。政府は、閉会中審査を開くことは拒んだものの、17日の衆院内閣委員会理事会で、立憲民主党など野党が質問した8項目に回答した。

 しかし、内閣府の官僚らは積極的に調査に協力して、説明責任を果たしたり、真相を解明したりする気はさらさらないようで。<真相がわかると、都合が悪いのかな?> 

 質問には「回答できない」、「調査はしない」とことごとく野党の要求を拒否したのである。(ーー)

 官僚が野党議員を疎ましく思うのはわかる。しかし、ここで国民への報告も拒み、真相解明のための調査を行なおうとさえしないことは、彼らの「全体の奉仕者」としての役割を果たしていないことになる。<もはや「安倍の奉仕者」?^^;>

 どうやら、最近の官僚は(首相や閣僚も)、自分たちが国民の税金でお給料をもらっていることを忘れているようだ。

『桜を見る会「調査の必要ない」 説明責任を負う側なのに

 首相主催の「桜を見る会」をめぐり、政府は17日の衆院内閣委員会理事会で、立憲民主党など野党が質問した8項目に回答した。ただ、政府の説明は、これまでの繰り返しにとどまる事実上の「ゼロ回答」。野党が求めた追加調査も拒み、実態解明に消極的な姿勢が際立った。

 理事会は、安倍晋三首相の公私混同が指摘された「桜を見る会」について、先の臨時国会で解明が進まなかったことを踏まえ、野党の求めで開かれた。約1時間で、非公開だった。

 野党側は、オーナー商法で行政指導されたジャパンライフの元会長に届いたとされる招待状にあった受付票番号「60」について、「首相推薦枠か」と質問。野党側の説明によると、政府側は「実務を振り分けるため便宜的につけている。それ以上、調査する必要がない」と答えたという。

 野党側は実務担当者への確認を求めたが、政府側は「必要は感じていない」「(担当者の)記憶を呼び起こすようなことはいかがなものか」などとして拒んだという。

 廃棄したとされる今年の招待者名簿の電子データについては、廃棄時の端末ログの提出を求めたのに対し、政府は「業者に協力をお願いしてやれば実務的には可能」としながら「担当者の聞き取り以上の調査を行う考えはない」とした。(朝日新聞19年12月17日)』

* * * * *

 しかも、安倍官邸は、このような官僚の言動を事前に了解しているのである。<指示をしている可能性も。>

『「桜」国会説明、事前に了承 菅官房長官

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」に関する17日の衆院内閣委員会理事会での政府側の説明内容について、事前に自身に報告があったと明らかにした上で「事務方が『今まで説明した通りに話したい』とのことだったので、私は発言しなかった」と述べた。

 事実上、了承していたことを示すものだ。(時事通信19年12月18日>』

<ヒアリングの時に、野党側から「調べるなと言われているのか?」という声が飛んだら、思わず、頷いてしまった官僚が何人かいたとか、いないとか。(~_~;)>

 もう少しヒアリングのナマ中継に近い感じの記事を見つけたので、それもアップしよう。  

『国会は閉会しましたが、「桜を見る会」の問題の追及は続いています。17日、野党は院内で開いた追及本部で政府の回答に対する質疑を行いました。

 桜を見る会の問題を巡り、野党側は8項目の質問状を内閣府に提出。その回答への質疑が野党の追及本部で行われました。

 内閣官房・中井亨参事官:「『内閣府・内閣官房は推薦者名簿の人物を功労・功績のある人物としてすべてチェックしていますか』と。推薦を受けた時にですね、頂いた情報をもとにですね、必要な確認を行っているところでございます」

 野党の追及本部:「すべてですね?すべての人を調査すると?」

 内閣官房・中井亨参事官:「必要な確認を行ってございます。安倍事務所から推薦を頂いたものでもですね、ご招待しなかった例はあると」

 野党の追及本部:「ということは招待状が届いた人はすべて何らかの功労・功績がある人物だということでよろしいですね?」

 内閣官房・中井亨参事官:「幅広く功労・功績のある方を含めて招待をしているところでございます」

 野党の追及本部:「『含めて』というのは功労・功績がない方も入ると?『含めて』とはどういうこと?」

 内閣官房・中井亨参事官:「市井の方も含めてですね、そうした方と懇親を深める機会ということでございますので、幅広くご招待しているところでございます」

 野党の追及本部:「ジャパンライフの山口会長はチェックして功労・功績のある人物としてどういう根拠で選んだんですか?」

 内閣官房・中井亨参事官:「過去のことについては記録が残ってございませんのでお答えをしかねます」

 野党の追及本部:「全部、功労・功績があったという理解でいいんですか?招待状が届いた人は?」

 内閣官房・中井亨参事官:「そこはまさに幅広くご招待していると」

 野党の追及本部:「功労・功績がない人も含まれてるということもあるんですね?」

 内閣官房・中井亨参事官:「功労・功績の定義がなかなか難しいところだと思いますので」

 この他の質問についても内閣府は招待者名簿の電子データを廃棄したいきさつなどを「調査する必要はない」などと回答したため、野党側は「誠意ある回答とは思えない」と反発しています。

 野党追及本部無所属・今井雅人衆院議員:「『60番』という番号が一体、何を指すのか。総理に関することに関しては徹底的に答えないし、調べないと」

 ただ、野党側の追及には手詰まり感も否めない状態になっています。(ANN19年12月17日)』

 何と「反社の定義」に続いて、今度は、「功労、功績の定義も困難」と言い出したりして。(・o・)

 じゃあ、安倍首相が国会や会見で何回もクチにしていた『功労、功績』の定義は何だったの?

 「功労、功績」の定義もないまま、誰でもいいから、推薦してたの?

 あ、「功労、功績のない人を呼んでるじゃないか」という批判が出てるので、「功労、功績の定義がない」ことにしちゃえばいいって、思ったのかな。_(。。)_

 話は変わって・・・。昨日、東京地検特捜部が、自民党の秋元司衆院議員(東京15区、参1、衆3)が、中国企業の外為法違反に関わっているとして地元事務所、議員会館の事務所の家宅捜索にはいった。(゚Д゚)

 企業の関係者が、数百万円の現金を持ち込もうとしたことが容疑の対象になっているようだ。

 秋元氏は、小林興起衆議院議員の公設第一秘書だったとのこと。二階派だけど、安倍議連の「創生日本」のメンバーでもある。

 IRを推進する超党派の議員連盟のメンバーとして活動しており、17年8月には沖縄の那覇市で開かれたシンポジウムで中国企業の経営トップとともに基調講演を行い、IR関連の法制度や今後の展望などを語っていた。

 17年8月〜19年9月まで国土交通副大臣、復興副大臣に加え、内閣府副大臣(IR担当)を兼務。IR担当として、世界の富裕層を集める「KIWAMIプロジェクト研究会」を立ち上げ、「観光先進国」の実現を目指していたという。<カジノ誘致も賛成。>

 問題となった中国企業は、17年7月に東京都内に日本法人を設立し、その翌月に那覇市で開かれたシンポジウムに秋元議員とともに経営トップが参加した際には、沖縄でのIR整備への投資を検討している考えを明らかにしていたという。

 また、この企業の幹部らはIRの誘致を目指していた北海道留寿都村の幹部らとたびたび接触し、去年1月にはリゾート施設を運営する観光会社の誘致計画への投資に意欲を見せていたとのこと。

 秋元議員も留寿都村での会合に顔を出していたとの話がある。<ただし、北海道は自然破壊への懸念などを理由にカジノ誘致は断念した。(-_-;)>

* * * * *

『秋元衆院議員の事務所捜索 IR関連中国企業との関わり捜査

 日本国内でのIR・統合型リゾート施設への参入を目指していた中国企業の関係者が海外から現金を不正に持ち込んだとされる事件に関連して東京地検特捜部は自民党の秋元司衆議院議員の事務所を捜索しました。特捜部はIRを所管する国土交通省や参入を検討していた北海道などから関係資料の提出を受けていて、中国企業と秋元議員との関わりや不透明な資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。

 東京地検特捜部は、日本国内でのカジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を目指していた中国企業の関係者が海外から数百万円の現金を国内に不正に持ち込んだ疑いがあるとして、外国為替法違反の疑いで捜査を進めていて、19日、関係先として衆議院第一議員会館にある自民党の秋元司衆議院議員の事務所や東京・江東区の地元事務所などを捜索しました。

 秋元議員は、去年10月まで国土交通省と内閣府の副大臣を務め、IRなどを担当していましたが、副大臣に就任する直前のおととし8月には、那覇市で開かれたIR関係のシンポジウムで、この中国企業の経営トップとともに基調講演を行い、IR関連の法制度や今後の展望などを語っていました。

 また関係者によりますと、中国企業の幹部らは、IRの誘致を目指していた北海道留寿都村の幹部らとたびたび接触し、村の幹部らとともに秋元議員とも面会していたということです。

 特捜部は、国土交通省やIRへの参入を検討していた北海道などから関係資料の提出を受けていて、不透明な資金の流れや中国企業と秋元議員との関わりについて、実態解明を進めるものとみられます。(NHK19年12月19日)』

* * * * *

 秋元氏がどういう形で、この中国企業と関わっていたのか、詳しいことはまだわかっていないのだが。特捜部が、議員会館の事務所まではいったとなれば、何の関係もなかったとは思えず。日本でのカジノ参入の動きや金銭的なことに関与していた疑いもある。

 またIR建設やカジノの参入、誘致を巡っては、結構、お金が飛び交いそうな感じがあるので、警察や検察、野党やメディアはその辺りも、しっかりとチェックして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/344.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 原発事故 帰還困難区域での避難指示 初の解除決まる 富岡町(NHK) :原発板リンク
原発事故 帰還困難区域での避難指示 初の解除決まる 富岡町(NHK)

http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/355.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/345.html

記事 [政治・選挙・NHK268] これも”保護”される上級国民案件/政界地獄耳(日刊スポーツ)
これも”保護”される上級国民案件/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201912190000061.html
2019年12月19日8時19分 日刊スポーツ


★ジャーナリスト・伊藤詩織が、元TBSワシントン支局長・山口敬之から性暴力被害にあったとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であり、裁判長は330万円の支払いを命じたが、思えばこの事件も首相や副総理とじっこんの記者が官邸に泣きついたところから始まった。山口には逮捕状が出ていたが官房長官・菅義偉の秘書官を長く務めた当時の警視庁刑事部長・中村格の決裁で「逮捕不要」とし、逮捕直前に中止となった。つまり、交通事故を起こしても逮捕されない池袋の事件と同じ超法規が上級国民に発動された案件といえる。

★伊藤の勝訴に多くの人が官邸や警察の忖度(そんたく)と違い、司法はまだ正義を保っているのではないかと期待したろうが、刑事訴訟では負け民事訴訟で勝ったという構図だ。ただこの間、伊藤に対してさまざまな誹謗(ひぼう)中傷がネットで躍った。極め付きは係争中の山口の弁護士がそれを行っていたなど、政権やそれを支持する人たちによる攻撃という劣勢とハンディキャップの中、伊藤は戦ったことになる。また右派言論陣が山口擁護を繰り広げたことも記憶に新しい。

★つまりこの係争は官邸対伊藤であり、片や安倍支持者対反安倍の代理戦争に成り下がったといえる。桜を見る会と同様、首相や官邸に近しい人、私人と言い張る首相夫人の交友ならば超法規が適用され、反社だろうがマルチまがいの経営者だろうが“保護”されるという構造にメスが入るか否かの入り口にある事案だったのではないか。女性への性被害を闇に葬ることなど簡単だと政権が言うならば、山口の逮捕状を握りつぶさせた価値観との闘いが始まる覚悟をすべきだろう。(K)※敬称略


































http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/346.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <遂に出た!完璧アウト!>桜を見る会前夜祭「会費5000円払わなかった人も」 首相地元の市議が証言(毎日新聞)




桜を見る会前夜祭「会費5000円払わなかった人も」 首相地元の市議が証言
https://mainichi.jp/articles/20191219/k00/00m/040/109000c
毎日新聞 2019年12月19日 15時47分(最終更新 12月19日 22時06分)


「桜を見る会」で招待者にあいさつして回る安倍晋三首相=東京都新宿区の新宿御苑で2019年4月13日、喜屋武真之介撮影

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の前日の4月12日に首相の後援会が開いた「前夜祭」を巡り、首相の地元・山口県下関市の田辺よし子市議(無所属)は19日、国会内で開かれた野党追及本部の政府側へのヒアリングで「会費5000円を支払わなかった人がいる」と証言した。首相は国会で「受付で安倍事務所の職員が1人5000円を(ホテルの代わりに)集金した」と答弁しているが、野党議員からは「後援会主催で飲食を提供して会費を受け取っていないなら、公職選挙法違反ではないか」と指摘する声が上がった。【大場伸也、江畑佳明/統合デジタル取材センター】

女性団体の3人「ツアー料金に含まれていると思った」

 今年の前夜祭は4月12日、東京都千代田区のホテルニューオータニの「鶴の間」で開かれた。約800人が出席したとされる。


今年4月に「桜を見る会」の前夜祭が開かれたホテルニューオータニ=東京都千代田区紀尾井町で2018年2月28日午後1時6分、岩嶋悟撮影

 田辺市議はヒアリングで「実際に前夜祭に参加した女性によると、『5000円は払っていません』ということでした」と証言した。田辺市議によると、他の参加者も「前夜祭では、連れて行ってくれた方に5000円を支払いました。領収書はいただいていません」と話したという。

 田辺市議はヒアリング終了後、5000円を支払わずに前夜祭に入ったのは、下関市の女性団体の3人だったと記者団に明らかにした。そのうちの1人は「入り口に男性が立っていたが、ツアー料金に含まれていると思い、会費を支払わなかった」と話したという。

首相「受付で5000円を集金、ホテルに渡した」

 首相は国会で、前夜祭について「受付で安倍事務所の職員が1人5000円を集金し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受付終了後に集金した現金をホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。受付にはホテル側職員も立ち会った。安倍晋三後援会としての収入、支出は一切ないことから、政治資金収支報告書への記載は必要ない」と主張している。












http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/347.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 中国企業から秋元氏側に多額現金か 持ち込んだのは日本人(日刊ゲンダイ)
 

 


中国企業から秋元氏側に多額現金か 持ち込んだのは日本人
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266552
2019/12/20 日刊ゲンダイ


秋元司衆院議員(C)日刊ゲンダイ

 中国企業の関係者が現金数百万円を不正に国内に持ち込んだとされる事件で、この現金が自民党の秋元司衆院議員側に渡った疑いがあることが分かった。20日の朝日新聞が報じた。

 東京地検特捜部はこの現金がIR参入にからんで不正に持ち込まれた可能性もあるとみて調べているという。

 また、現金を不正に持ち込んだのが中国企業の「顧問」や日本法人の「執行役員」の肩書を持つ日本人男性だったことも判明。けさの読売新聞によれば、この男性は秋元と面識があり、沖縄でのシンポジウムに秋元を招待したのもこの人物だったとされる。

 さらに、昨年1月に北海道留寿都村を訪れた際には、関係者に秋元と親しい関係にあることを強調。その翌月、秋元も村の関係者と接触したという。10月には秋元の執務室で撮影したツーショット写真をSNSに投稿していた。



中国企業関係者、秋元議員側に現金か IRで持ち込み?
https://digital.asahi.com/articles/ASMDM5663MDMUTIL02K.html
2019年12月20日05時00分 朝日新聞


秋元司衆院議員

 カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を検討していた中国企業の関係者が不正に多額の現金を日本国内に持ち込んだとされる事件で、この現金が自民党の秋元司衆院議員(48)=東京15区=側に渡った疑いがあることが関係者への取材でわかった。秋元氏は昨年10月までIR担当の内閣府副大臣を務めており、東京地検特捜部はこの現金がIR参入にからんで不正に持ち込まれた可能性もあるとみて調べている。

 特捜部は19日、中国企業の関係者が無届けで100万円を超える現金を日本に持ち込んだ外国為替及び外国貿易法(外為法)違反容疑の関係先として、秋元氏の衆院第1議員会館の事務所(東京都千代田区)や地元事務所(同江東区)を家宅捜索した。

 秋元氏は同日、自身のフェイスブックとツイッターで捜索の事実を認めた上で、「大変ご心配おかけしてすいません。ただ、私は、不正なことには、全く関与しておりません。何があろうとも主張して参ります」と述べた。

 この中国企業は広東省・深圳に本社があり、インターネットカジノやスポーツくじを手がけている。2017年7月に日本法人を設立し、沖縄や北海道でIR事業への参入をめざしていた。特捜部は、日本法人の関係者が持ち込んだ現金が元秘書を通じて秋元氏側へ渡った可能性があるとみて、経緯や趣旨を慎重に調べている。

 秋元氏は17年8月から今年9月まで内閣府副大臣を務め、昨年10月まではIR担当だった。17年8月に沖縄県であったIRについてのシンポジウムでは、中国企業の最高経営責任者(CEO)とともに登壇していた。秋元氏は元秘書からシンポでの講演を頼まれたといい、このシンポで初めて同社側と面識を得たという。

 特捜部はこれまでに、都内にある同社日本法人を外為法違反容疑で捜索し、今月7〜8日には、関係先として秋元氏の元秘書2人の都内の自宅も捜索。IR事業を所管する国土交通省や北海道庁から関連資料の提供を受けたほか、同社がIR事業への参入をめざしていた北海道留寿都(るすつ)村の幹部から任意で事情聴取している。秋元氏や元秘書からも任意で事情を聴いていた。

     ◇

 〈統合型リゾート(IR)〉 カジノのほか、国際会議場や高級ホテルなどを一体として備えた複合施設。2016年12月に「カジノ解禁法」、18年7月に「カジノ実施法」がそれぞれ成立した。全国に最大3カ所つくられる予定で、横浜市や大阪府・市などが誘致を検討。自治体が計画を進め、国が計画を審査・認定する仕組みで、海外企業を中心に自治体への営業活動が活発に展開されている。20年の東京五輪・パラリンピック後の観光ビジネスの「起爆剤」になるとの期待がある一方で、ギャンブル依存症を招くとの懸念もある。























http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/348.html

記事 [政治・選挙・NHK268] アベ友記者・準強姦事件 高裁で詩織さんに有力新証言(田中龍作ジャーナル)
アベ友記者・準強姦事件 高裁で詩織さんに有力新証言
http://tanakaryusaku.jp/2019/12/00021594
2019年12月19日 23:17 田中龍作ジャーナル


山口氏の記者会見に出席した詩織さんは、一言一句を噛み締めるように耳を傾けていた。=19日、日本外国特派員協会 撮影:田中龍作=

 ドラッグで昏睡させられレイプされたとして伊藤詩織さんが元TBS記者を訴えていた裁判。

 昨日18日、東京地裁が詩織さんの訴えを認める判決を下したが、高裁に行けば判決がひっくり返るのではないか、と懸念する向きもある。

 だが杞憂に終わりそうだ。詩織さん側が強力な新証言を出すからだ。詩織さんがきょう19日、日本外国特派員協会で記者会見して明らかにした。

 新証言とは、元TBS記者の山口敬之氏が昏睡した詩織さんを引きずり込んだホテルのドアマンの証言だ。

 事件当日の2015年4月3日夜、東京・品川の「シェラトン都ホテル」玄関に一台のタクシーが滑り込む。

 後部座席のドアを開けたドアマンは、歩けない状態の詩織さんの腕を山口が引っ張るようにして、ホテルの中まで連れ込んで行くのを一部始終目撃していた。

 有力証言となることは火を見るより明らかだ。

 詩織さんは記者会見で「私たち(詩織さんと山口)の姿を一番最後に見ていた方」「性犯罪は密室の中で行われる。その前後を見ていた人々の証言は重要」と話した。


囲み取材に応じる山口氏。背後にはなぜか、権力犯罪を描いた『大統領の陰謀』のポスターが。=19日、日本外国特派員協会 撮影:田中龍作=

 安倍ベッタリ記者による準強姦事件は、密室犯罪に加えて権力犯罪でもあった。

 捜査員が逮捕状を持ち成田空港で山口を待ち受けていたにもかかわらず、警視庁刑事部長(当時)の中村格氏が鶴の一声で、逮捕を中止させた。中村氏は菅官房長官の元秘書である。

 山口はその後書類送検されたが、不起訴となる。2016年7月のことだ。

 山口が執筆した安倍ヨイショ本の『総理』は同年6月に発行。不起訴が決まる直前である。出版元である幻冬舎の見城徹社長はアベ友だ。

 不起訴となることが分かっていなければ、出版できるものではない。

 官邸、警察、検察、マスコミ。皆グルなのである。事件はそれを改めて明らかにした。

 〜終わり〜



【ノーカット】ジャーナリストの伊藤詩織氏が日本外国特派員協会で会見

※1:02:28〜 英語、伊藤詩織さん「新しい証人が出てきました」 
1:3:34〜 日本語訳











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<リアルに描写、陳述書が凄い!>伊藤詩織さん「勝訴」 連れ込む山口記者の姿を目撃…控訴審でカギを握る「ドアマンの供述調書」(デイリー新潮)
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/328.html




http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 「税制のゆがみ正し、政権取る大きな柱に」と福田昭夫氏、税制改正求める提言の真意を語る 高橋清隆の文書館
    提言書(篠原豪HPより)

元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2023759.html
Net IB News https://www.data-max.co.jp/article/33273?rct=nation

 共同会派を組む立憲・国民・社民・社保の議員有志54人が9日、税制改正を求める提言書を4党派の各政調代表者に提出した真意について、呼び掛け人の福田昭夫衆院議員(立憲)は19日、「日本の税制がゆがんでいるから」「政権を取るための大きな柱にしたい」などと語った。

 提言書は消費税が導入された1989(平成元)年度と2019(令和元)年度との税収構造を比較し、消費税が法人税・所得税の穴埋めに使われてきた実態を数字で示し、「消費税創設前の公平な税制に戻して大企業と富裕層に応分の負担を求めれば、大幅な税収増が見込まれる」と記す。

 消費税に代わる財源として、法人税への累進制の導入や、所得税に19段階刻みのあった1974年度の税率適用、相続税に最高税率75%だった1998年度の税率適用などにより、最大41兆円の税収増が可能だとしている。

 細かい所では、大企業優遇の租税特別措置は据え置く。金融所得課税は総合課税にする方法と分離課税のまま税率を上げる方法の両案を提示。分離課税の場合は、累進化を想定する。小規模事業者の負担が重い軽減税率とインボイス制度(適格請求書)は廃止する。国と地方公共団体が負担する消費税は廃止する。

 この提言は10月30日に立ち上げた会派内の勉強会、「日本の未来を立て直す公平な税制を考える会」が3回の学習会と最終討議を経て、作成した。学習会の講師には、経済学者の菊池英博氏や税理士の菅隆徳・湖東京至の両氏が招かれた。福田氏は昨年から1人で税制の勉強を続けてきた。

 「わが勉強会のすごいところは、このメンバー」と福田氏は胸を張る。賛同した54人には、立憲の両議員総会長の荒井聰氏や同党経済総合調査会顧問の江田憲司氏、常任幹事会議長の川内博史氏らのほか、山本太郎氏と共に「消費税減税研究会」を立ち上げた無所属の馬淵澄夫氏も含まれる。
 
 福田氏によれば、提言書提出の記者会見には大勢のマスコミ記者が来たが、報じたのは福田氏の地元、栃木県の新聞と、事務局を務める篠原豪氏の神奈川県の地元紙のみ。山本氏が15日の出版記念イベントの記者会見で言及し、ネット上に広まったのが実態だ。

 提言の動機について福田氏は、「日本で格差拡大が拡大し、どうにもならなくなった。戦後、国民が平等に暮らせる社会づくりをしてきたのに」と吐露する。かつて自民党は社会党など野党の意見を聞きながら国民皆保険や年金制度を創ってきたことを挙げ、「元凶は、平成元年の消費税。消費税が非正規雇用もつくってきた」と両断する。仕入れ税額控除方式では、派遣費は仕入れに計上され、消費税から控除される。

 この提言書は、消費税引き下げを求めるものなのか。福田氏にただすと、「そういうことではない。日本の税制がゆがんでいるから。大企業と富裕層に応分の負担を求め、確保できた分、消費税を下げられる。われわれは一度に廃止を考えてはいない。大混乱を来す」と説明した。

 「子育て環境の整備、教育の無償化、社会保障の充実を図る財源を消費税に頼らずに確保したい。経済が良くなれば働く人の給料も上がり、税収も増えてくる。経済の好循環が生まれる。雇用は原則正規雇用に」

 馬淵氏と山本氏の「消費税減税研究会」の初会合前、他党派の勉強会への参加を制約する文書が立憲内に出回ったことについては、「私の所には回ってこなかったから、知らない」と返答。他党派の主導権争いについては「山本太郎さんより前からやっている。他党との関係は関係ない」と否定した。

 「いつか立憲の政策にしてもらおうと思ってやってきたし、政権を取るための大きな柱にしたい。『税は国家なり』。まともな税制でないと、政権は取れない。取っても長続きしないと、党の幹部に言ってきた」と強調する。

 読者へのメッセージを求めると、「還付金を知っている国民がほとんどいない。国や自治体も負担していることも。情報公開しないで国民をだますやり方は駄目。事実を知らせ、国民の皆さまに判断していただきたい」と呼び掛けた。輸出大企業に支払う還付金は、トヨタや日産など上位13社だけで年間1兆円を超える。

 その上で、「私らが政権交代したら、抜本的に変えていきたい」と意欲を見せた。

 手渡した提言書への回答に、期限は設けていない。「代表・役員がどう判断するかだ。5%と言えば、山本太郎さんとも連携できるかも」と展望する。

 今回、呼び掛け人となったのは「考える会」の22人だが、役職は置いていない。福田氏は「私は呼び掛け人係り。黒子役に徹して、その代わり政権交代だけはしっかりしたい。安倍独裁政権を何としても終わらせたいという思いで作っている」と力を込めた。

【写真】
福田氏(2019.12.19議員会館内で筆者撮影)http://img.asyura2.com/x0/d10/473.jpg

■関連ページ
『日本の未来を立て直す公平な税制をつくる提言書』https://lets-go-yokohama.jp/wp-content/uploads/2019/12/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E7%AB%8B%E3%81%A6%E7%9B%B4%E3%81%99%E5%85%AC%E5%B9%B3%E3%81%AA%E7%A8%8E%E5%88%B6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B%E6%8F%90%E8%A8%80%E6%9B%B8.pdf

http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 伊藤詩織弁護人の出番!<本澤二郎の「日本の風景」(3530)<安倍・官邸と山口強姦魔の関係をあぶりだせ!>
伊藤詩織弁護人の出番!<本澤二郎の「日本の風景」(3530)
https://ameblo.jp/honji-789/entry-12560940719.html
2019-12-20 08:25:12 honji-789のブログ


<強姦事件不起訴の検察審査会はやり直し>

 外国特派員協会は、日本記者クラブに比べて自由で民主主義の雰囲気に包まれている。そこへと山口強姦魔事件の敗者が、12月19日に記者会見した。事件発覚以来、姿を消していた元TBS記者の山口敬夫が、問題弁護士?と共に公衆の面前に立った。それをジャーナリストの伊藤詩織さんが取材していた。よく知らなかったのだが、彼女はジャーナリストなのだ。権力に屈しない本物のジャーナリストである。

 彼女は自分に降りかかった火の粉を振り払うために、命がけで戦うことで、フリーランス・ジャーナリストという強固な地位を手にしたのだ。実に頼もしい。伊藤弁護人もやりがいがあろう。強姦事件を不起訴相当にした検察審査会の判断に対して、さっそく再審査を求めるべきだろう。

 刑事事件は終わっていない。

<「合意なし」の司法判断に警視庁は再捜査の義務>

 悪人に限って強姦事件が発覚すると、決まって「合意の上」という手口で逃げてしまう。男女間の二人の秘事に隠れて、罪を逃れる手口は、悪徳弁護人の常とう手段であろうが、それは被害者が姿を見せない隠れた法廷でのことである。

 対して今回の被害者は、恥を忍んで素っ裸になって、生死をかけて法廷に立っている。これを国際社会も支援している。2015年4月3日深夜の強姦事件は、2か月後の6月8日に警視庁高輪署が逮捕状をとって、ワシントンから帰国する当時TBSのワシントン支局長の山口を待ち構えていた。

 逮捕直前に、今では刑事部長の悪党でしられる中村格が、逮捕状を握りつぶしてしまった。高輪署の担当捜査員はすぐ配置換えしてしまった。これだけでも、ものすごい犯罪性を醸し出している。

 そもそも、恥ずべきで、いかがわしいことだが、警察は強姦事件をやろうとしない。それでも、被害者の屈辱的すぎる証言と証拠を積み重ね、さらにタクシー運転手、ホテルのドアマンら目撃者証言で自信をもって逮捕状を用意、それを裁判所が容認したものだ。それを高々行政官にすぎない中村が封じ込めた。官邸の指示であると断定できるが、ここにこそ重大な犯罪を認知することができるだろう。多数国民の認識でもある。

 中村は捜査一課にやり直しの政治的捜査をさせて、形だけの書類送検、待ち構えた東京地検の悪徳検事が不起訴にした。これが強姦魔救済の流れであるが、東京地裁は判決で「合意はなかった」と判断した。この事実認定が覆ることはない。国民の目が光っている。官邸の悪党も分かっている。菅と安倍が、御用記者の救済に走ったものの無駄なことだ。

<薬物使用を徹底して洗え!>

 昨日、東京の友人が連絡してきた。彼は、国会で国政調査権を使って恐ろしい麻薬問題を、厚生省や警察の担当者と一緒に取り組んできた経験者である。薬物に詳しい。覚醒剤だけではない。レイプドラッグなど実に詳しく、教えられることが多い。

 その彼が、山口強姦魔の薬物使用を、当初から指摘している。2軒目の店で意識を失った詩織さんは、薬物を盛られた、と断定している。薬物について知識のない第三者も、説明されると、理解できるだろう。

 薬物使用となると、これを独占しているやくざ、入れ墨やくざが加害者の周辺に登場すると推認できる。ちなみに、やくざと入れ墨は一体である。「木更津レイプ殺人事件」で学んだ事実である。大声だけで女性は屈服しないが、入れ墨をみると、もうそれだけで腰を抜かしてしまう。普通の男もそうである。やくざを弁護する金亡者の常識であろう。

 ともあれ、伊藤さんが意識を失った原因である薬物について「徹底したメスを入れろ」と忠告してきた。遊び人の常とう手段であることも分かってきた。日本のレイプ文化は、やくざと薬物が深く関係している。

<安倍・官邸と山口強姦魔の関係をあぶりだせ!>

 永田町を政治記者として20年、それも自民党と首相官邸にのめりこんできたジャーナリストにとって、ストロング・ナショナリスト(国粋主義者)が政権を担当することなど想定さえできなかった。

 「桜を見る会」には、何度か足を踏み入れたが、その場に入れ墨やくざが紛れ込んでいるということなども想定できなかった。警察官僚が官邸の防護役を担っていることも、である。

 こともあろうに、強姦魔を救済する首相官邸をだれが想像できようか。空想さえできなかった。

 相応の倫理観が官邸を防護したはずなのに、今は違う。国家主義政権に対して監視を強める理由である。ジャーナリストの責任である。金を積まれても、悪人を擁護するペンは持ち合わせていない。右も左も体質に合わない人間なのだ。

<議会は徹底して中村格をあぶりだせ!>

 議会の責任であるが、北村と中村のことについて、本格的に追及するべきだろう。安倍・自公・日本会議の政治手法が、くっきりと見えてくるからである。

 悪に染まると、エスカレーターが動き出し、出世が待ち構えているという、信じがたい霞が関の悪のルールを解明するために、野党に奮戦してもらいたい。必ずや、上手の手から水が漏れるだろう。

 中村と北村と山口の深い仲を、NHKの岩田はご存知だ。さらに山口と安倍、菅も浮上してくるだろう。

 レイプ文化は、沈黙の文化でもある。ジャーナリスト・伊藤詩織が、その分厚い壁を粉々にぶち破っている。この壮大なる戦いと挑戦に、国民が覚醒して取り組んでいけば、結果的に日本の社会は活性化、再生することになる。

 悪党をのさばらせる日本に未来はない!伊藤弁護人は歴史の巻頭に立っていることを想起すべきだろう。

2019年12月20日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



「彼女はうそつき」山口氏は伊藤さん非難 外国特派員協会で会見

2019/12/19 毎日新聞

ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者の山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたと訴えた民事訴訟で、東京地裁は18日、山口氏に伊藤さんへの慰謝料計330万円の支払いを命じた。判決を受け、山口氏が19日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見し、「一方的な判決だ」と全面的に反論した。【撮影・加藤隆寛】2019年12月19日公開



【ノーカット】ジャーナリストの伊藤詩織氏が日本外国特派員協会で会見






http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <接待だった!?激ヤバ!>今年の前夜祭「ニューオータニ領収書、見た人は下関に誰もいない」 野党ヒアリング詳報(毎日新聞)




今年の前夜祭「ニューオータニ領収書、見た人は下関に誰もいない」 野党ヒアリング詳報
https://mainichi.jp/articles/20191219/k00/00m/010/229000c
毎日新聞 2019年12月19日 20時36分(最終更新 12月19日 23時14分)


政府側の見解を求める野党議員ら=国会で2019年12月19日午前11時59分、江畑佳明撮影

 「桜を見る会」を巡る一連の問題で、野党の追及本部は19日、政府側へヒアリングを行った。安倍晋三首相の地元、山口県下関市の田辺よし子市議(無所属)が出席し、今年の「前夜祭」の際、5000円の会費を払わなかった参加者がいた、と証言した。また、「全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会」代表の石戸谷豊弁護士は、政府側に「元会長に『桜を見る会』の案内状が出されたことをどう思うか」などと迫った。主なやりとりは次の通り。【江畑佳明、大場伸也/統合デジタル取材センター】


「前夜祭に会費を払わなかった」という証言を紹介する山口県下関市の田辺よし子市議(手前)=国会で2019年12月19日、江畑佳明撮影

「領収書はもらっていない」

 田辺よし子・下関市議 実際に(桜を見る会のツアーに)参加した人に話を聞きました。ライオンズクラブの一員なんですが、安倍事務所からライオンズに「誰か行きませんか」というので応募したと。初めて行きました、と。(同市内の旅行会社)サンデン交通さんに6万8000円を払い、観光を2カ所して前夜祭にも出て、新宿御苑に行ったということでした。

 前夜祭では、「自分は、連れて行ってくれた方に5000円を支払いました。しかし領収書はいただいておりません」ということでした。(桜を見る会の当日は)「新宿御苑にはバスで門の中にずっと入っていけた」ということで「受付票は持っていませんでした。持ってなくてもバスでそのまま入れました」とのことでした。

 もう一人の女性の方です。(今年)呼ばれて行ったんですけれども、(前夜祭の会費とされる)5000円は払っていませんということでした。午前7時半くらいからバスで新宿御苑に入っていって、総理と写真を撮ったりしてから会が始まったということでした。

 山井和則衆院議員(無所属) 下関市の前田(晋太郎)市長も領収書をもらっていないと。

 田辺市議 はい。

 山井議員 前田市長も、ほかの方も領収書をもらっていない。だけど安倍事務所は、(ホテル)ニューオータニが全員の領収書を出したんですという趣旨のことを言っている。だから安倍事務所は関係ないと。

 田辺市議 「ホテルニューオータニ」とはっきり記載した領収書を見た人は、下関には誰もいません。しかし5000円払った、入り口のあたりにいた人に渡したという人がいた。しかし、そのときに領収書は手渡されていません、ということでした。

「会費払っていない」も

 奥野総一郎衆院議員(国民民主) 5000円を払っていない人もいる?

 田辺市議 はい、そうです。払っていない人もおります。

 奥野議員 入り口で渡さなくても入れた?

 田辺市議 はい、そういうことです。その渡した人(相手)がどなたか分からない状態で。事前にツアーを組んでいた中で、担当者がいたんじゃないかと思います。ホテルニューオータニ側の人ではない、ということでした。

 奥野議員 一般論として、後援会主催の行事で飲食を提供して、会費を取らなかったらどうなりますか。

 総務省 前提があり、おっしゃっているので、お答えは控えます。

 奥野議員 一般論で。寄付は違法なんでしたっけ。

 総務省 後援団体であれば、寄付が禁止されている。ただ一定の例外規定はあります。

 奥野議員 (資料を確認して)一般論としてパーティーのようなものは、例外にはあたらないということだ。

 原口一博衆院議員(国民民主) 飲食を提供して、その会費を取らないのは真っ黒クロ。1万円の料理を5000円しか取らずに補てんした場合もアウト。これ、逮捕事例いっぱいあるはずだ。

 山井議員 850人に出したはずの領収書が下関で一枚もみつからないということは、領収書出してないんじゃないか。

 田辺市議 たとえばライオンズクラブでは、誰かが安倍事務所に「何人行きます」と返事して、その方がとりまとめんだと思います。実際に行った人が払ったのは、ツアー料金6万8000円と、前夜祭に行った時に入り口に誰か分かりませんが、お金を回収する人がいて5000円を渡したという。もちろんニューオータニと書かれた領収書はもらっていない。ただ、お金を渡しっぱなしで領収書はもらっていないと。女性団体の方は、全く前夜祭もフリーパスで、お金も払わないけれど、3人で入って行ったと。お金を取っているとか、取っていないとか、誰がどこで決めたのか分かりません。

 原口議員 その方々は60番の招待状ですか。

 田辺市議 分かりません。招待状も持っていないということでした。市長には一般質問で60番でしたかと聞きましたが、「渡してしまったので分かりません」とおっしゃいました。記録も残っていなかったです。

 山井議員 ホテルがお金もらって、(参加者が)領収書をもらわないって考えられない。ホテルは(会費を)受け取っていない。5000円払った人のお金は安倍後援会に入っているということになるんじゃないか。安倍総理の説明が虚偽が含まれているんじゃないか。

ジャパンライフ問題、被害者「首相が説明して」


野党側の質問に答える官僚ら=国会で2019年12月19日午前11時35分、江畑佳明撮影

 石戸谷弁護団長 昨日、「全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会」は、安倍首相に経緯の説明を求める声明を発表した。被害者としては、(桜を見る会の案内状を見て)山口隆祥元会長の話を信用してしまった。これは首相への信頼があったからなので、被害者は首相に「なんでこうなったか説明してほしい」とお願いしている。これはささやかな願いだ。

 だが、昨今のやりとりをみていると、(政府側は)加害者側の山口元会長については「個人の情報だから」とかばっている。被害者側へは何のコメントもない。「被害者は眼中にありません」という姿勢なので、被害者には憤りが高まっている。客観的には、火に油を注いでいるような感じになっている。

 悪徳商法をずっと展開してきた人を、首相主催の公的行事に招待した。普通であれば「あれはまずかった」という説明があるはずなのに、「悪かった」ではなくて「何がおかしいんだ」という対応になっている。声明は、せめて被害者に説明してくださいといっている。これはぜひお願いしたい。

 山井議員 この追及本部あてに、被害者から数十通の嘆願書が届いている。みなさん、桜を見る会の招待状でだまされたと書いている。どう思うか。

 内閣官房・中井亨参事官 何度かご答弁申し上げていますけれども、過去の記録が残っておりませんのでわかりかねるというところでございます。

 石戸谷氏 あぜんとした。山口元会長を招待したことをどう思っているのか、せめて教えてほしい。

 中井参事官 これも何度かお答えしておりますけれども、過去の記録が残っておりませんので、わかりかねるところでございます。

 石戸谷氏 それでは全然回答になっていない。そういうのを、火に油を注ぐという。

 山井議員 消費者庁はどうか。

 笹路健・消費者庁取引対策課長 悪質な手口、極めて問題だと思っております。預託法などに違反し、消費者に重要なことを隠していたり、極めて巧妙なアプローチをして被害を発生させていること、極めて問題だと思っています。さまざまな手法で(商品の価値などを)信じ込ませるのも問題だと思います。我々としては、行政指導から処分に至るまで、法執行を厳正に行うことで対処してきております。もしさらに、取り締まりの迅速化や、被害が発生しないうちに悪徳業者がはびこることがないようなより望ましい制度あるなら、法制度のあり方についても常に積極的に検討したいと思っています。より実効的な体制、制度のあり方を真摯(しんし)に検討していきたいと考えています。

ジャパンライフと「前夜祭」

 柚木道義衆院議員(無所属) 以前も聞いたが、前夜祭の時に安倍夫妻と(ジャパンライフ関係者の可能性が指摘される人物が)一緒に撮影されている写真がある。これは(行政処分があった)2015年9月の次の年(16年)の前夜祭の時のものだと言われている。こういう写真も、被害拡大のきっかけになっているんじゃないか。

 中井参事官 前々回お写真をお借りして検討しましたけれども、(安倍首相の)議員活動に関わることですので、政府としてはお答えを控えます。

 原口議員 これ、議員活動だからと、答弁を断ってよいのか。一国の総理だ。

 中井参事官 前回もお答えしましたが、総理といえども、一議員としてご活動している部分では、政府はお答えしかねます。総理として、公務で行われている部分とそうでない部分とがございますので。

 原口議員 ということは、総理は公務でやっているところしか説明しないということか。

 中井参事官 総理が本会議などでご答弁されている範囲内で我々はお答えできますが、それ以外の部分について政府としては……。

 原口議員 昨日の弁護団の声明にあったが、ジャパンライフは多くの政治家と関係を持って宣伝に利用し、政治献金も行っていた。政治献金の原資は、被害者の生活資金。いまだに返還していない議員は速やかに返還を、とある。石戸谷弁護士、このリストはありますか。誰がいくらもらって、誰が返していないのか。

 石戸谷氏 (ジャパンライフの)破産管財人の話では、多数の議員のパーティー券を買うなどが帳簿で確認できているということだったが、それ以外は把握できていない。リストのようなものはできていない。

経産省、厚労省の推薦名簿にジャパンライフは?

 田村智子参院議員(共産) 内閣府、内閣官房に提案したい。最初、ジャパンライフの山口元会長はすぐれたビジネスマンとしてあちこちで紹介されていた経緯がある。(所管の可能性がある)経産省は、(保存期間が終わっていないので)15年当時の名簿がある。あるいは、健康関係の商品を扱っていたので、厚生労働省に保存されている推薦名簿に(名前が)あるのでは。それを調べてもらえないか。

 酒田元洋・内閣府官房総務課長 保存期間は各省庁で異なりますので、結果として既に捨てている省庁もあるわけで、残っている省庁だけを調べるのはなかなか、どうなんだろうかなあと。

 <会場から「それはないよね〜」>

 田村議員 検討してほしい。






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記事 [政治・選挙・NHK268] 詩織さんレイプ裁判勝訴 海外メディアは“安倍事件”の扱い(日刊ゲンダイ)



詩織さんレイプ裁判勝訴 海外メディアは“安倍事件”の扱い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266550
2019/12/20 日刊ゲンダイ 


山口敬之氏(C)日刊ゲンダイ

 ジャーナリスト・伊藤詩織さんが元TBS記者・山口敬之氏からのレイプ被害を訴えた民事訴訟。詩織さん勝訴の判決が18日出たことを受け、19日、山口氏が外国特派員協会で会見を開いた。

 会場では外国人記者から厳しい質問が続出。米メディア「デーリー・ビースト」のJ・アデルシュタイン記者は「(山口氏に)逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは『上級国民』だからではないか?総理大臣の力を借りたのではないか?」と鋭く追及した。

 この裁判はレイプ行為があったかどうかが争点だったが、法廷外では山口氏と安倍首相の関係に疑いの目が向けられた。詩織さんが告訴状を出したにもかかわらず山口氏は逮捕を免れ、検察審査会でも「不起訴相当」となった。その背景に首相官邸の指示があったのではないかとの疑惑が報じられてきたのだ。山口氏が著書「総理」を出版するほど、安倍首相と深い関係にあったからである。

 実際、判決後の海外メディアはこの点を突いている。

「山口氏は、安倍晋三首相とも近しい関係にあるとされている」(BBC放送)

「(詩織さんによると)山口氏と彼が伝記を書いた安倍晋三首相の関係ゆえに刑事告訴が退けられた」(ル・モンド)

「山口氏が安倍首相と近しかったから、特別扱いされたのではないかという疑問が出た」(アルジャジーラ)

 これに対して日本のメディアは遠慮がち。山口氏と安倍首相の関係に触れた大手紙は朝日新聞と東京新聞だけ。他紙は判決内容を報じるにとどまった。

 会見に出たジャーナリストの神保哲生氏が言う。

「日本のメディアが山口氏と首相官邸の報道に及び腰なのは、本当に介入があったという裏付けが取れないからでしょう。ただ、メディアが裏付け取材にどこまで本気だったのかという疑問は残ります。官邸関係者が介入を認めないまでも、取材をすれば関連の新情報が出てきたかもしれない。もし官邸への忖度で取材の努力を怠ったのなら大問題。首相官邸とガチンコでぶつかれる記者がいないということです」

 山口氏は控訴の意向を示している。日本のメディアが奮起する日は来るのか。



【ノーカット】元TBS記者 山口敬之氏が日本外国特派員協会で会見


























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記事 [政治・選挙・NHK268] 特捜部のガサ入れは自信の表れ 秋元氏逮捕秒読み最終攻防(日刊ゲンダイ)
 

 


特捜部のガサ入れは自信の表れ 秋元氏逮捕秒読み最終攻防
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266554
2019/12/20 日刊ゲンダイ


地元事務所の家宅捜索(C)日刊ゲンダイ

 ついに国会議員本人の事務所に特捜部がガサ入れ――。カジノを含む統合型リゾート(IR)事業進出を計画していた中国企業が不正に現金を国内に持ち込んだ疑いのある外為法違反事件に絡み、東京地検特捜部は19日、自民党の秋元司衆院議員(48=東京15区)の東京・江東区の地元事務所や永田町の衆院議員会館内の事務所を家宅捜索した。秋元氏の元秘書らの自宅の捜索から10日あまり、捜査は急ピッチで進展している。いよいよ現職国会議員の逮捕は秒読みか。

 ◇  ◇  ◇

 秋元氏はIR誘致推進派で、2017年8月から18年10月まで内閣府副大臣としてIRを担当、観光施策を所管する国交省の副大臣も兼務していた。

 中国企業はオンラインカジノなどの事業を展開。17年7月に東京都内に日本法人を設立し、その直後から秋元氏に接触。同年8月に同社が主催した沖縄県那覇市でのIRシンポジウムでは、同社CEOと一緒に、秋元氏も登壇していた。

 19日の毎日新聞は、同社社員が18年4月ごろ、IR誘致に協力を求める陳情のため、秋元氏が執務する副国交相室を訪れていたと報じた。

 既に特捜部は元秘書らに加え、秋元氏からも任意で事情聴取した。誘致に意欲を見せていた北海道留寿都村の幹部からも任意で事情を聴き、道や村からIR関連資料の提出を受けている。

 捜査の進展の速さに、「特捜部は将来の展望に相当、自信があるのだろう」と言うのは元特捜検事で弁護士の若狭勝氏。

「本人から事情聴取をしたのにもかかわらず、議員会館に家宅捜索に入ったのがポイントです。現役の国会議員の事務所がある永田町は、国民に与える印象が強烈。立件できなければ批判を呼びますから、本人から話を聞き、事件化が難しいと思ったら、議員会館には入らない。関係者からかなり詳しい供述が取れているのではないか。年明けの通常国会開会前の立件もあり得ます」

司法取引と“予告”捜査の噂

 特捜部は日産・ゴーン事件で外国人執行役員などと「司法取引」を行った。「今度の相手の中国企業とも司法取引が行われているのではないか」(永田町関係者)とも囁かれている。

 特捜部の自信のほどがうかがえるこんな話もある。

「通常、捜査はこっそり着手されるものなのに、今回は永田町界隈で『臨時国会が12月9日に閉会したら秋元事件が動く』という噂が、1カ月近く前から出回っていた」(前出の永田町関係者)

 もっとも秋元氏はきのうツイッターで、〈大変ご心配おかけしてすいません。ただ、私は、不正なことには、全く関与しておりません〉とコメント。ガンとして関与を否定している。

 秋元氏を知る関係者はこう話す。

「国会議員秘書として金庫番も務め、陳情の扱い方には慣れている。国の保育事業で捕まる詐欺師とも懇意で、ある意味、百戦錬磨。特捜部は鉄壁を崩せるか」

 外為法違反は入り口で、その先には贈収賄事件への発展もあるとされる。いよいよか。


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記事 [政治・選挙・NHK268] また菅が「反社の定義は困難」に続き「公用車の定義はさまざま」もう無茶苦茶!(まるこ姫の独り言)
また菅が「反社の定義は困難」に続き「公用車の定義はさまざま」もう無茶苦茶!
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/12/post-a91e01.html
2019.12.20 まるこ姫の独り言


もう、何でも言ったもん勝ちなのか、次から次へとあ然とするような発言ばかり。

「反社の定義は困難」に続き、「公用車の定義はさまざま」また菅語禄が飛び出す。

蓮舫氏、昭恵氏の使用巡り「公用車の定義はさまざま」発言の菅官房長官に「支離滅裂」
              12/20(金) 11:25配信  デイリースポーツ

>立憲民主党の蓮舫副代表が20日、ツイッターに新規投稿。菅義偉官房長官が19日の会見で、「私人」である安倍晋三首相夫人の昭恵氏の公用車の使用状況について「公用車の定義はさまざま」としたことに対し、「支離滅裂」と苦言を呈した。

>「税金で購入、維持され、公務のために運行。運転手も税金で雇用されていれば、それは公用車でしょ」と指摘した。


第一次安倍政権下の2007年6月、「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」との政府指針が示され、反社の定義がされてきたのに、「桜を見る会」で菅が反社勢力とツーショットで撮った写真が流出した途端、「反社の定義は困難」と閣議決定した安倍政権。

自分達がルールを作り、そのルールまで勝手に変えてしまい、平然としている。

もうこの人達が反社勢かと間違えてしまうほど、自分たちの悪巧みがバレると即座にルール変更。

罪の意識がまったくないのも安倍政権の特徴だ。

これでよく子供に道徳教育が必要だと言えるものだ。

安倍政権こそ、道徳教育が一番必要なのでは?


そして今度は、昭恵氏の公用車の使用状況についても、「公用車の定義はさまざま」と言い出す菅。

そもそも「昭恵氏は私人」と言う閣議決定をしたことが、尾を引いて今に至っているのではないか。

しかし、これだけどんな場でも表にしゃしゃり出てくる私人なんて見たことない。

しかも私人なのにお付きの人(公務員)までいるというから、おかしな状況だ。

結局、明らかに公人として振る舞っているのに、私人と言わざるを得ない状況を作った事で、公用車の定義まで変えてしまわなければいけなくなったという事だ。

もう、あちらを立てればこちらが立たず状態なのに、まだ言い張る菅。

記者も遠慮せずにどんどん突っ込めばいいのに。

「税金で購入、維持され、公務のために運行。運転手も税金で雇用されていれば、それは公用車じゃないのか」と。

今まで菅話法で煙に巻かれて来た会見を見ている方としては、菅が立ち往生する姿を見てみたい。

それでも少しずつ、望月記者に続く記者が出てきたようだが、まだまだ生ぬるい。

外国人特派員のように、忖度無しに剛速球をズバッと投げつけることはできないのか。

未だに菅の傲岸不遜な対応に遠慮している日本人記者を見ていると歯がゆくて仕方がない。

もう少しで倒れところまで来ているのに。。。。




http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/355.html

   

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