★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年12月 > 24日00時00分 〜
 
 
2019年12月24日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK268] 横浜に「カジノはいらない」IR誘致を巡り2000人が反対集会(日刊ゲンダイ)
 


横浜に「カジノはいらない」IR誘致を巡り2000人が反対集会
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266640
2019/12/23 日刊ゲンダイ


横浜市民の世論は反対が過半数(C)日刊ゲンダイ

 林文子市長がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を表明した横浜市で22日、反対集会が開かれ、冷たい小雨の降る中、山下公園に2000人(主催者発表)が集まった。

 主催したのはカジノに反対する複数の市民団体や超党派の議員らで構成する「カジノの是非を決める横浜市民の会」。誘致の是非を問う住民投票実施のため、50万人署名を目指している。

 集会では共同代表を務める慶大名誉教授の小林節氏や、元経産官僚の古賀茂明氏が登壇。小林氏は「(市長の)リコールまで進むべきだ」と発言、古賀氏は「カネがない(財政難)からカジノだと言う林市長は、カジノができる前から深刻な依存症ですよ」と皮肉った。

 IR誘致を巡っては、自民党の秋元司元内閣府副大臣周辺で中国企業から怪しいカネが動いた疑いが浮上している。ただでさえ横浜市民の世論は反対が過半数。ますます反対が増えそうだ。





































http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/424.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <姑息、「総理枠」隠しの回答!>招待状60番「官邸や与党の枠」 桜見る会で内閣府(東京新聞)








招待状60番「官邸や与党の枠」 桜見る会で内閣府
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019122301002269.html
2019年12月23日 19時27分 東京新聞

   
参院内閣委理事会に臨む与党理事(右)と野党理事(左)。中央は水落敏栄委員長=23日午後、首相官邸

 参院内閣委員会は23日、首相主催の「桜を見る会」を巡って理事会を開き、野党が提出した質問に対する政府側の回答を聴取した。内閣府は、今年の一部の招待状に付された「60」の区分番号について担当者に聞き取った結果として「官邸や与党の枠だった」と明らかにした。

 「60」は預託商法などが問題視された「ジャパンライフ」元会長の2015年の招待状にも付されており、野党側が担当者の聴取を求めていた。

 立憲民主党の杉尾秀哉筆頭理事は理事会後、記者団に「半歩前に進んだが、納得できない点が多々ある」と述べ、再度の理事会開催を要請する考えを示した。

(共同)




























http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/425.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 辺野古基地工期を2倍10年に修正 軟弱地盤で完成は不可能か(日刊ゲンダイ)



辺野古基地工期を2倍10年に修正 軟弱地盤で完成は不可能か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266638
2019/12/24 日刊ゲンダイ


ムリヤリ完成させても無用の長物になる可能性が高い(C)日刊ゲンダイ

 ついに安倍政権が、「辺野古基地」新設の工期が大幅に延びることを認めた。当初、本体工事の工期を5年と見積もっていたが、2倍の10年に修正。さらに、飛行場の整備に3年かかり、「2022年度」としていた「普天間」の返還時期も、2030年代に大きくずれ込むという。

 防衛省は早ければ、25日に開く有識者会議の会合で報告する予定だ。工期が2倍になる理由は、埋め立て予定海域で見つかった「軟弱地盤」の改良工事に相当な時間がかかるためだ。

 しかし、工期を10年間に延ばしても、辺野古基地は完成しない可能性が高い。防衛省は「マヨネーズ並み」の軟弱地盤を固めるために、7万本の「砂杭」を海面から90メートルもの深さに打ち込む予定だ。しかし現在、日本にある作業船で改良工事を実施できる深さは、70メートルまでである。地盤まで届かないのに、どうやって固めるのか。

 しかも、ムリヤリ完成させても、無用の長物になる可能性が高い。

 アメリカの国務長官首席補佐官を務めたローレンス・ウィルカーソン氏は、朝日新聞でこう語っている。

<辺野古の基地は、中国など外部からの攻撃に脆弱すぎるという問題があります。2、3発の精密誘導弾の攻撃を受ければ、滑走路は跡形もなく消え去るでしょう。戦略的な観点でいえば、辺野古の基地建設は愚かな計画です> 

 軍事評論家の前田哲男氏もこう言う。

「アメリカは辺野古基地を使いたがらないと思います。まず、普天間の滑走路が2800メートルあるのに対し、辺野古は1800メートルしかない。しかも、V字滑走路なので使い勝手が悪い。いますぐ、辺野古基地の新設は中止すべきです。まだ、計画全体の1%未満しか埋め立てていない。いまなら引き返せます」

 いったい、安倍首相は、誰のために沖縄県民を苦しめているのか。


【動画】屋良朝博氏「辺野古一択は時代錯誤」政府の思考停止を看破!
【動画】沖縄県知事選 玉城デニー氏「ひとつになって前進すべき」















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/426.html

記事 [政治・選挙・NHK268] トドメは北のXmasミサイルか 年の瀬に政権末期の大混乱(日刊ゲンダイ)



トドメは北のXmasミサイルか 年の瀬に政権末期の大混乱
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266637
2019/12/23 日刊ゲンダイ


「報道写真展」では昭恵夫人のパネルの前で撮影ごっこ(C)日刊ゲンダイ

“外交のアベ”のメッキはすっかり剥がれ落ちた安倍首相だが、口だけは意気軒高だ。

 中国・成都で開催される日中韓首脳会議に出席するため、23日から訪中。北朝鮮の非核化をめぐって膠着する米朝交渉を念頭に、「日中、日中韓首脳会談で地域の平和と安定に向けて議論し、お互いに連携することを確認したい」などと東アジアのリーダー気取りだが、足元はグラグラだ。安倍が疑惑のド真ん中にいる「桜を見る会」への世論の風当たりは強まる一方で、マスコミ各社の世論調査で内閣支持率は軒並み下落。もうシッチャカメッチャカである。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「第2次政権発足以降、こんなにショボくれた年の瀬を迎えるのは初めてではないでしょうか。デタラメの積み重ねがこうした状況を招いたわけですが、安倍首相と菅官房長官の間に吹く隙間風がさらに事態を悪化させている。モリカケ疑惑では見られなかった現象です。桜疑惑では安倍首相の不正が問われているのに、国会閉会中も定例会見に立つ菅官房長官が矢面に立たされ、いつの間にか長官の答弁能力の問題にすり替わりつつある。官邸内ですり合わせができず、菅官房長官は答弁する術がないのでしょう」

反社をめぐる質問に「お困りなら警察に」

 桜疑惑では連日、菅官房長官が火ダルマの迷走を続けている。会見では「ご指摘はあたらない」「何の問題もない」の決めゼリフで政権の守護神然としていたのが一変。マルチ商法の「ジャパンライフ」の元会長や反社会的勢力の招待経緯について矢のような質問を浴びせられ、シドロモドロだ。第1次政権の2007年に反社を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と指針で定めているのに、「その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難」と言い出し、その後は「まったく変わっていない」と釈明。定義を繰り返し求められても明快に答えられず、「お困りであれば警察にご相談いただければ」と投げ出す始末だ。


米朝は破局へまっしぐら(金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領)/(C)聯合=共同

憶測を呼ぶ特捜部の自民党議員IR捜査

“政権の要”がガタついているからなのか、それに呼応して次から次へと醜聞が炸裂している。ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から性暴力を受けたとして損害賠償を求めた民事訴訟で、東京地裁は被害を認定。山口氏に330万円の支払いを命じた。山口氏は安倍ヨイショ本「総理」などの著書がある“アベ友”だ。この事件はあまりにも不可解な点が多い。山口氏に対して準強姦容疑で逮捕状が発布されていたが、中村格警視庁刑事部長(現・警察庁官房長)はなぜ逮捕直前に執行停止を命じたのか。中村氏は秘書官として菅に仕えた経験がある。逮捕中止は官邸の指示だったのではないか。「不起訴相当」の判断をした検察審査会はフェアに審査できたのか。安倍に近い“上級国民”だから立件を免れたとの疑念は高まるばかりだ。

 政権が成長戦略に掲げるIR(カジノを含む統合型リゾート施設)の絡みでは、参入を計画していた中国企業による外為法違反事件をめぐり、東京地検特捜部の捜査の手が自民党の秋元司衆院議員にまで及んでいる。

「現職の国会議員が絡む事案について、検察が官邸に捜査情報を上げていないとは考えられない。それも自民党議員です。総理はなぜ特捜部にGOサインを出したのか。中国企業サイドから流れたカネが菅官房長官や二階幹事長にも回っているからではないのか。政権内のゴタゴタが特捜部の動きを後押ししているようです」(捜査関係者)

 日本郵政のメチャクチャが表沙汰になったのも、“菅潰し”の流れだといわれる。かんぽ生命保険の不正販売をめぐり、総務省の鈴木茂樹事務次官が日本郵政の鈴木康雄副社長に行政処分案を漏洩していた事実が判明し、辞職した。鈴木副社長は元次官で、先輩・後輩関係を利用して情報を吸い上げていたという。かんぽ不正を追及したNHKに経歴をチラつかせて圧力をかけ、「まるで暴力団と一緒」とコキ下ろした人物でもある。

「第1次政権で菅官房長官が総務大臣を務めて以降、総務省は長官の牙城です。前代未聞の不祥事を公にしたのは、高市総務相が総理の意を受けたからだともっぱら。桜疑惑も何もかも菅官房長官の不始末のせいにし、長官を辞任に追い込んでリセットするつもりなのかとの見方が広がっています」(与党関係者)

 世論にそんなお家事情は関係ない。政権にとって追い打ちのレイプ男裁判、議員会館への家宅捜索、日本郵政のデタラメ。内ゲバが激化した揚げ句、年の瀬に右往左往する政権末期の大混乱である。とどめは北朝鮮のクリスマスミサイルか。

北朝鮮緊迫に打つ手なく、米中の板挟み

“ハノイ・ノーディール”にキレた金正恩朝鮮労働党委員長が「米国の勇気ある決断を待つ」と一方的に期限を区切った年末が迫っている。2月の米朝首脳会談で金正恩が要求したのは、核施設廃棄と引き換えの経済制裁解除だった。会談に急きょ参加したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が断固反対したことなどから、トランプ大統領が拒否。以降、米朝協議は行き詰まっている。今月上旬には北朝鮮高官が「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国の決心次第だ」と警告を発し、今月中旬には軍ナンバー2が「最近の実験の資料と新たな技術は米国の核脅威を制圧する戦略兵器の開発に適用される」と牽制。弾道ミサイル発射や関連実験を強行する不穏な動きを続けている。

 22日の朝鮮中央通信によると、金正恩が出席した党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、「全般的武力」を強化するための対策を討議し、決定。金正恩は「今後の軍建設と軍事政治活動で基本とすべき方向と方法を具体的に明らかにした」という。今月下旬に党中央委員会総会を開催し、対米方針について「重大な問題を討議、決定する」とも表明している。米CNNは入手した衛星写真の分析をもとに、平壌近郊のミサイル関連工場で新たな作業や増築工事が進められていると報じた。

 不測の事態が起きた時、“外交のアベ”に何ができるのか。意味不明な「異次元の圧力」を叫び、拳を振り上げていたのが、史上初の米朝首脳会談実施で手のひら返し。「条件を付けずに金氏と直接向き合う」とスリ寄って日朝首脳会談を呼びかけるも、6カ国協議の当事国でただひとり、実現しないまま。対話のチャンネルはないに等しい。手ぐすね引く北朝鮮が暴発すれば、今度こそ無定見政権への批判が噴出するだろう。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「モリカケ疑惑で立ち往生した安倍首相は北朝鮮の脅威をあおり、国難と断じて解散・総選挙に突っ込んでいきましたが、一度切ったカードは二度と切れません。長期政権の宿命です。北朝鮮情勢が緊迫すれば、安全保障で依存する米国には無論のこと、中国にもへりくだるしかなくなるでしょう。香港を含めた中国はいまや最大の貿易相手国の上、北朝鮮に影響力がある。米中対立の板挟みで外交面ではますます苦しくなります」

 安倍は週末に「2019年報道写真展」を訪れ、大阪G20首脳会議でトランプ大統領らとの会合を収めた写真パネルにサイン。「日本が世界の真ん中で輝いた年になった」と自画自賛していたが、よくもそんなノンキなことを言えたものだ。



















 



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/427.html

記事 [政治・選挙・NHK268] こんなに酷い安倍政権のデタラメ政治だのに暴君を追放できない日本の不甲斐なさを克服して関係者を監獄送りに

独裁者としてしたい放題で日本を食い荒らす、虚言を恥じない安倍晋三の鉄面皮は、山口にレイプされた伊等詩織さんの告発により、安倍晋三と首相官邸が日本財団と組み、レイプ魔を米国に逃がそうとしていたと分かった。http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/409.html
だが、これは安倍の犯罪の氷山利一角に過ぎず、根はもっと深い日本の闇の世界と繋がっており、それは満州のアヘン利権人脈のネットワークに結びつく。これは岸信介や笹川良一に始まり、孫の世代の安倍晋三や笹川陽平に至る、日本の闇の帝王の世界のオンパレードで、政界、財界、宗教界、言論界の魑魅魍魎が勢ぞろいして、狼藉の限りを演じている狂乱劇である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/361.html 
ノー天気なゴロツキ編集人の花田凱紀を先頭に、彼を取り巻くネトウヨ達は、卑劣で愚劣なキャンペーンをして、韓国やシナが崩壊寸前だと騒いでいるが、潰れかけている利は安倍を放置して処分できない日本ではないか。世界は日本が如何にダメな国に成ってしまったかについて、熟知してそれを報道しているのに、それに気づかないのが日本人だ。
https://www.elle.com/jp/culture/career/a30273946/ito-shiori-sexual-assault-lawsuit-191219/
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/428.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 中国史は繰り返す。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2019/12/blog-post_24.html
12月 24, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<安倍晋三首相は23日、中国の習近平国家主席と北京の人民大会堂で約45分間、会談した。

 挑発的姿勢を強める北朝鮮情勢について、両首脳は朝鮮半島の「完全な非核化」に向けて連携し、国連安全保障理事会決議の完全な履行が重要との認識で一致した。首相は沖縄県・尖閣諸島沖への中国公船の侵入や香港情勢を提起した。

 北朝鮮をめぐり、習氏は中国とロシアが提案している制裁緩和への支持を求めた。首相は、拉致問題の早期解決への支持を訴えた。

 首相は、尖閣諸島周辺を含む東シナ海での中国の活動に懸念を表明。これに対し、習氏は防衛当局間の連絡メカニズムの構築などに取り組む考えを示した。

 また首相は、中国で拘束された邦人の早期帰国や、日本産食品の輸入規制の早期撤廃を要請。民主派によるデモが続く香港情勢や新疆ウイグル自治区の人権問題についても提起したが、習氏は「中国の内政問題」との従来の認識を強調した>(以上「時事通信」より引用)


 安倍氏が中国の習近平氏に接近しているのは「企業利益優先」の経済界の要請を受けてのものなのだろうが、決して賛成できない。現に中国へ進出した企業も現地の企業利益を日本へ送金するのを極度に制限され、自由な経済活動が出来なくなっているではないか。

 それでも中国を「14億人の市場」とみなす企業経営者はどうかしている。そして中国が経済規模を大きくするのと相俟って、軍拡を続けていることを安倍氏は知っているはずだ。つまり中国の経済成長は日本への軍事的脅威の増大でしかないという相関関係を十分に認識すべきだ。

 上記記事では安倍氏がウィグル人やチベット、さらに香港への人権問題を提起したら、習近平氏は「国内問題だ」と内政干渉すべきでないと拒否したようだが、人権弾圧は中国の内政問題であると同時に「国連憲章」で謳われている人権尊重を踏み躙る「国際問題」でもある。安倍氏は踏み込んで「国連安保理常任理事国たる中共政府の中国トップが国連憲章を知らないはずがないだろう」と批判すべきだった。

 たとえ習近平氏の機嫌を損ねても、それがどうしたというのだ。日本政府はチベット人やウィグル人や香港住民の味方である、と国際社会に印象付ける方が日本の利益に適っている。中国「市場」で一儲けしようとする企業の番頭になって働くのを止めるべきだろう。

 そうした一方で安倍氏が尖閣諸島周辺を含む東シナ海での中国の活動に懸念を表明したのに対して、習氏は防衛当局間の連絡メカニズムの構築などに取り組む考えを示したという。従来ならば木で鼻を括ったように「尖閣諸島は中国の領土である」と紋切り型の返答しか返って来なかったが、習近平氏は「防衛当局間の連絡メカニズムの構築などに取り組む」と応じたことは、無用の衝突を避ける、という意味だろうし、尖閣諸島は日本の統治下にあることを認めたことでもある。

 それも経済的に行き詰まり、習近平氏が独裁強権統治で何とかバブル崩壊を防いでいるギリギリのところにある証拠だ。米中貿易戦争で第一段階の規制緩和の糸口を見つけたといえども、それは従来輸入していた農産品の規制を解除したに過ぎない。本質的な米中貿易戦争の争点「知的財産保護や技術保護」などはこれからの交渉案件だ。米中貿易戦争がこれからどうなるか予断を許さない段階にあることは依然として変わらない。

 だから以前は安倍氏と握手する際でもソッポを向いていた習近平氏が気色悪いほど笑みを浮かべて安倍氏に向き合っているのだ。習近平氏は日本の援助が欲しくてたまらない。日本の経済協力が欲しくてたまらない。そしておそらく中国のバブル崩壊を止めてくれるノウハウを日本に期待しているのだろうが、日本以下のGDPならまだしも、日本の倍に達したGDPの巨塔が崩壊するのを防ぐ経済力は日本にない。

 中共政府の中国は資本主義市場で大きく成長した。しかし資本主義の本質たる「自由市場」を中共政府の中国は無視し過ぎた。そして自由市場は自由主義の産物であることを習近平氏は知らなさ過ぎた。おそらく中国の多くの経済人たちは自由市場も自由も理解しているはずだ。自分たちを養ってくれる間はいかなる政権も受け容れる、というのが中国民のあり様だ。だから歴史的にモンゴロイドの「元」支配も甘受したし、満州族の一つ女真族支配の「清国」も受け容れた。しかし政権が自分たちを養ってくれない、政権が政権権力者たちの収奪のみにかまけている、と判断したなら、群衆が巨大な津波となって政権一族に襲い掛かり、一族を追放し虐殺して来た、というのが中国の歴史だ。

 おそらく中国は同じ歴史を繰り返すだろう。中共政府の中国も過去の歴代政権と同様で、一歩たりとも進歩していない。ジニ指数が0.6に近い社会で革命が起きていないのが不思議なくらいだ。

 しかし間違いなく、中国は崩壊する。いや既に株売却を禁止し、海外送金を制限し、預金引き出しを統制している中国は終わっている。終わっている中国を支えている柱の一つが「中国で儲けよう」とするシロアリのような外国資本だ。その外国資本の一つに日本企業もなろうとする経営者は既に中国民の敵でもある。中国バブルの崩壊は多くの評論家が予測している。分かり切ったバブル崩壊の地へ経済進出する日本企業は中国バブル崩壊による損失を覚悟してのことだろうから、バブル崩壊による社会治安の極度の悪化も織り込み済みなのだろう。パナソニックの現地工場が遭遇した反日焼き討ちなどとは程度の異なる暴徒による略奪があっても、甘受する覚悟の上での進出なのだろう。そのことをこのブログで念を押しておく。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 歴代最長を記録した安倍晋三内閣の支持率が急落、不支持が支持を上回り、自民党は本当にメチャクチャになってきており、東京都連が大騒ぎ、小池百合子知事の再選は危うい(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6af3d9d69be889f9227b3b7837b4b2ff
2019年12月24日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

 自民党は本当にメチャクチャになっている。次の東京都知事は、小池百合子知事以外にないと安倍晋三首相も言い出した。自民党の東京都連は、独自候補を擁立したいと言っているが、二階俊博幹事長が小池百合子知事以外にいないと言っていた。ここへきて安倍晋三首相が、「小池百合子知事以外に考えられない。自民党は、独自候補は擁立しない」と言い出した。これを受けて、東京都連が大騒ぎになっているという。東京都選挙管理委員会は11月13日、2020年7月30日の任期満了に伴う都知事選の日程を6月18日告示、7月5日投開票とすることを正式決定している。ところが、安倍晋三首相と二階俊博幹事長の思惑が、はずれそうな政治情勢が、醸成されてきている。歴代最長を記録した安倍晋三内閣の支持率が急落してきたのだ、「桜を見る会」の首相説明「十分ではない」74% 世論調査(2019/12/23) 朝日新聞社は12月21、22日、全国世論調査(電話)を実施した。その結果、安倍晋三内閣の支持率は38%で、11月の前回調査の44%から下落した。不支持率は42%(前回36%)と上昇。不支持が支持を上回ったのである。おまけに小池百合子知事の人気は、このところ急落気味なので、再選は、難しくなってきている。小野小町の歌「花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに」(現代語訳=花の色は色あせてしまったことよ、長雨が降り続く間に。むなしく私もこの世で月日を過ごしてしまった、物思いにふけっている間に)が思い出される。上皇陛下の側近である吉備太秦が、情勢分析する。



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 内閣府が「60−65番は官邸与党枠」だと認める。+安倍、習を国賓招待も党内には慎重論が多数(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/28766712/
2019年 12月 24日

【JRA有馬記念は、2番人気でリスグラシュー(5牝)withレーンが、直線最後に抜け出して、5馬身差の圧勝。(*^^)v祝 <何かGI3連勝で、引退しちゃうのがもったいない感じなのだけど。いいママになって下さい。>

 2着は、3番人気の皐月賞馬サートゥルナーリア(3牡)withスミヨン。3着がクビ差で4番人気の菊花賞馬ワイルドプレミア(3牡)withユタカ。

 アイちゃんが一本被りだったせいか、2,3、4番人気の三連複で10,750円と、おいしい配当でございました。(^^)v

 1番人気のアーモンドアイは、先週も書いたようにもともと2500mは長すぎるので、馬込に入れてじっとエネルギーを貯め、最後にすごい末脚で抜け出したかったところなのだけど。観客の前からスタートしたため、最初から力んでしまった様子。しかも、デムーロが3角前から外に出したため、さらいかかってしまい、力を貯められず。直線、早めに抜け出して一瞬先頭に立ったものの、そのあといつもの鋭い末脚が発揮できず。9着に沈んでしまったです。<体調に影響があったり、苦しくてレースが嫌いになったりしないといいんだけど。やっぱ16〜2000で使った方がいいと思う。>

 そして、WBA世界ミドル級タイトルマッチで王者・村田諒太(33)が同級8位の挑戦者S・バトラー(24=カナダ)を、5回終了間際に倒しTKO勝ち。初防衛に成功した。<最後は左フックだったけど、その前の後頭部へのパンチとボディが効いていたように思う。>

 村田はこれで、ラスベガスで夢の50億円マッチができる可能性も出て来た。(@@)<ただ、結構、ごヒイキだった八重樫が負けたのは残念。(ノ_-。)>】

* * * * * 

 さて、さて・・・。「桜を見る会」の招待状(受付票)に載っていた番号の区分が問題になっていたのだけど。

 ついに内閣府が、番号の上から2桁の「60〜65」は官邸や与党の招待枠を示すと認めたです!(゚Д゚)

 また、「64〜5は与党枠」であったと。そして60番は首相枠かどうかは、名簿を破棄してしまったのでわからないが。「(60〜65と付されていれば)普通は首相から始まると思うだろう」と述べ、「60」が首相枠であるとの認識を示したという。(・・)

 これまでは、内閣府は、担当者への聞き取りや省庁内での調査に消極的で。詭弁にもならないようなしょ〜もない説明ばかりして来たのだが。

 ここに来て、安倍内閣の支持率がダウン。「安倍内閣の説明が足りない」「納得が行かない」という声が増えて来たことから、内閣府も、このまま「記録がない」「調査はしない」というようなナメた対応を続けていてはマズイと思ったのかも知れない。^^;

* * * * *

『招待状60番「官邸や与党の枠」 桜見る会で内閣府

 参院内閣委員会は23日、首相主催の「桜を見る会」を巡って理事会を開き、野党が提出した質問に対する政府側の回答を聴取した。内閣府は、今年の一部の招待状に付された「60」の区分番号について担当者に聞き取った結果として「官邸や与党の枠だった」と明らかにした。

 「60」は預託商法などが問題視された「ジャパンライフ」元会長の2015年の招待状にも付されており、野党側が担当者の聴取を求めていた。

 立憲民主党の杉尾秀哉筆頭理事は理事会後、記者団に「半歩前に進んだが、納得できない点が多々ある」と述べ、再度の理事会開催を要請する考えを示した。(共同通信19年12月23日)』

『「60」を巡る攻防激化 ジャパンライフ問題、与党の「防衛ライン」とは
12/23(月) 21:05配信毎日新聞

 マルチ商法を展開して経営破綻した「ジャパンライフ」元会長が2015年の「桜を見る会」への招待状を受け取っていた疑惑で、元会長の招待状に付された「60」という数字を巡る攻防が激化している。政府は23日の参院内閣委員会理事会で、聞き取りの結果、「(60〜65の)60番台は、首相官邸や与党の関係だったと思う」と担当者らが証言したと明らかにした。しかし、「60」が安倍晋三首相の推薦枠かどうかの回答は避けており、野党は「守るべき一線が引かれている」(立憲民主党の杉尾秀哉・野党筆頭理事)などと指摘。再度、理事会を要請する方針で、追及を強める構えだ。

 理事会では、野党側が事前に提出した計14項目の質問について、内閣府や内閣官房などの担当者らが回答した。政府は野党側の要求に応じ、招待状の印刷や発送作業を請け負った外部業者との契約書も新たに提出した。首相枠が「60番台」に含まれる可能性は認めたが、それ以上は「招待者名簿はすでに廃棄しており、個別の番号が(誰の枠かは)定かではない」などと従来の答弁を繰り返し、「60」が首相枠かどうかは明言しなかった。

 共産党が入手した資料には「60〜63番」は「首相・官房長官等推薦者」と明記されている。同党の田村智子氏は理事会後、「『聞き取りはしない』と言い続けてきたが、さすがにこれは通用しないと思ったのだろう」と指摘したうえで、「与党が64、65と分かっている。(60番台という言い方をして)与党にまで責任を拡大するのか」と批判。「(60〜65と付されていれば)普通は首相から始まると思うだろう」と述べ、「60」が首相枠であるとの認識を示した。

 また、野党側は招待者名簿データの廃棄記録の提出を求めたが、内閣府は「これ以上調査しない」と拒否。ほかの質問でも、従来の説明を繰り返すか、野党が主張する再調査を拒否した。

 杉尾氏は終了後、記者団に「半歩前進したが、納得できない点が多々あるので、徹底的にしつこく(追及を)やっていかなければいけない」と述べ、理事会を再度開くよう与党に求める考えを示した。

 共産の小池晃書記局長は同日の記者会見で「(衆院で)聞き取りの必要はないと言っていたのに、(参院で)聞き取った結果、明らかな事実が出てきたので、もっと聞き取らないといけない。全く解決していないので、引き続き追及していきたい」と述べた。

 理事会の開催は与野党合意に基づく。17日には衆院内閣委理事会が開かれたが、「60」の番号が「首相枠」か否かの質問に対し「配送するため便宜的につけたもので、それ以上調査する必要はない」と回答。それ以外の質問にも大半は従来通りの回答を繰り返すのみだった。【浜中慎哉、古川宗】(共同通信19年12月23日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 話は変わって、安倍首相は22日に米トランプ大統領と75分も電話会談を行なったとのこと。

 メインの話題は、今月2回、重大実験(大陸間弾道ミサイルの噴射の実験か?)を行なって挑発を強めている北朝鮮の対策の問題だと思うけど。

 安倍首相が、中韓首脳と会う予定なので、中国の首脳に北朝鮮対策や人権問題の話をして欲しいと。また韓国とは、日米韓の連携を崩さないために、(あまり歴史認識にはこだわらず?)、関係改善をはかって欲しいと要請されたのではないかと察する。

<あと米国と敵対しているイランのロウハニ大統領が20日に来日して、安倍首相と会談を行なったので、その話もしたかもですね。>

 安倍首相は、昨日から中国を訪問し、習近平氏と会談。今日24日には、日中韓の首脳会談を行なうほか、韓国の文大統領と1年3ヶ月ぶりに会談する予定なのだが。非常に難しい立場に立たされている。

 安倍首相自身もそうなのだが、超保守仲間はもともと中国や韓国を好んでおらず。むしろ敵視している部分がある。それゆえ、安倍首相も本当はあまり両国に譲歩したくはないし。もし中韓に歩み寄る姿勢を示したりすると、安倍首相の支持基盤である超保守層から批判を受けるおそれがあるからだ。^^;

 たとえば、安倍首相は、一時は冷え込んでいた日中関係の改善をはかっていて。<日本の経済界&トランプ大統領の要請があった様子。また北朝鮮との首脳会談の仲介役になって欲しいという気持ちもあるかも。>そこで、今年6月のG20の際に、来年春、日本に国賓として招きたいと提案。今回の会談でも、改めて招待する意向を示した。

『安倍首相「来年春の習主席の国賓訪日を極めて重視しております。習主席の訪日が有意義なものとなり、そして日中新時代にふさわしい日中関係を築きあげていくために協力して準備を進めていきたいと思います」(NNN19年12月23日)』

 しかし、自民党議員を中心とした超保守勢力は、習主席を国賓として招待することに強く反対している。
 
『12日の自民党総務会で、来春に予定される中国の習近平シージンピン国家主席の国賓来日について、政府に慎重な対応を求める発言が相次いだ。

 総務会で、衛藤征士郎・元衆院副議長は、中国公船による尖閣諸島周辺での領海侵入に触れ、「国賓として気持ちよく迎える環境を作らなければならない」と注文をつけた。これに対し、二階幹事長は政府に説明を求める考えを示した。

 習氏の国賓来日をめぐっては、自民党の保守派議員でつくる「日本の尊厳と国益を護まもる会」が政府に反対の申し入れを行っている。(共同通信19年12月13日)』<前の席には、鈴木総務会長をはさんで、下村博文氏と稲田朋美氏が座ってた。^^;>

 また超保守派は、香港のデモ弾圧や新疆ウイグル自治区の強制収容などの人権問題も批判。

『習主席は来年春に国賓としての来日が予定されているが、これに自民党内から「日本が人権問題に甘い国とみられる」という意見も出ている。(NNN19年12月23日)』

* * * * *

 今回の安倍首相と習主席との会談もスレ違いが目立っており、関係改善には程遠い感じも。^^;

『【北京時事】安倍晋三首相は23日、中国の習近平国家主席と北京の人民大会堂で約45分間、会談した。

 挑発的姿勢を強める北朝鮮情勢について、両首脳は朝鮮半島の「完全な非核化」に向けて連携し、国連安全保障理事会決議の完全な履行が重要との認識で一致した。首相は沖縄県・尖閣諸島沖への中国公船の侵入や香港情勢を提起した。

 北朝鮮をめぐり、習氏は中国とロシアが提案している制裁緩和への支持を求めた。首相は、拉致問題の早期解決への支持を訴えた。

 首相は、尖閣諸島周辺を含む東シナ海での中国の活動に懸念を表明。これに対し、習氏は防衛当局間の連絡メカニズムの構築などに取り組む考えを示した。

 また首相は、中国で拘束された邦人の早期帰国や、日本産食品の輸入規制の早期撤廃を要請。民主派によるデモが続く香港情勢や新疆ウイグル自治区の人権問題についても提起したが、習氏は「中国の内政問題」との従来の認識を強調した(時事通信19年12月23日)』
 
 そして、もし安倍首相が、米トランプ大統領のとの関係維持や北朝鮮との首脳会談をしたいあまりに、中韓に歩み寄った場合、足元の支持基盤が崩れるおそれが大きいと(期待込みで)思うmewなのである。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 山本太郎代表、野党統一なら象徴的選挙区で出馬か(日刊スポーツ)
山本太郎代表、野党統一なら象徴的選挙区で出馬か
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201912230000678.html
2019年12月24日10時21分 日刊スポーツ


「消費税廃止」のポスターを手に訴える山本太郎代表(撮影・中山知子)

<2019年の風景 令和新時代・日本のニュースから>

令和元年の政界では、「安倍1強」を崩せないできた既存野党とは一線を画す新興野党が、存在感を示した。その代表が、山本太郎氏(45)率いるれいわ新選組だ。

来年の子(ね)年は、過去に政権交代が何度も起きてきた、「政変」の干支(えと)だ。波乱含みの20年、山本氏の次の一手が関心を集めている。

   ◇   ◇   ◇

政治ジャーナリスト鈴木哲夫氏 山本氏の行動の原点は「野党は1つにならないといけない」ということで、そのためにれいわを立ち上げた。「外から野党の尻をたたく役割」という軸はぶれていないと思う。れいわが参院選で約200万票を集め、立憲民主党が約300万票減らしたからこそ、枝野幸男代表は立憲単独で次の衆院選を戦うのは無理と判断し、野党合流路線にかじを切った。山本氏がしりをたたいた結果だ。

野党合流は実現できると思う。山本氏はれいわの合流条件に「消費税率5%」を挙げるが、まず8%に戻して次に5%なら合意の可能性もある。山本氏はなかなかの策士で、野党統一に向けたキーマンの1人だ。野党に合流すれば、安倍政権での小泉進次郎氏のように、発信力を生かして票を掘り起こす役割を担うだろう。一部で取りざたされる来年の都知事選ではなく、次期衆院選に出馬し、首相や進次郎氏の地元など象徴的な選挙区で戦うと思う。










http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/432.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 首里城復元は辺野古を見据え 沖縄県民世論の懐柔狙う? 安倍政権(またはいつもの印象操作?)
 桜を見る会の国費不正使用問題より遥かに大きいが、扱いは小さい「献米基地埋め立て問題」。なのに、複製建造物焼失の再建事業は扱いが異常に大きい。なぜだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/570436/
首里城復元は辺野古を見据え 沖縄県民世論の懐柔狙う? 安倍政権
2019/12/23 6:00
西日本新聞 総合面 河合 仁志

*第2次安倍政権発足からの沖縄を巡る主な出来事https://www.nishinippon.co.jp/uploads/image/380842/middle_IP191222JAA000479000.jpg
*「基地建設反対」を訴え、座り込む人たちを取り囲む沖縄県警機動隊員(左)と警備員(右)=19日午後3時ごろ、沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前https://www.nishinippon.co.jp/uploads/image/380840/sns_IP191221JAA000851000.jpg
*焼失した首里城正殿などを視察後、取材に応じる菅義偉官房長官=21日午後、那覇市https://www.nishinippon.co.jp/uploads/image/380844/middle_c3588a6c13.jpg

 「最長宰相」となった安倍晋三首相は、第2次政権発足以降、繰り返し示される民意を振り切る形で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設など、対沖縄政策を進めてきた。県民の諦めを促すかのように既成事実化を図る一方、硬軟織り交ぜた施策を駆使したことで住民の間に亀裂が生じ、さらなる混迷をもたらした側面もある。「沖縄の心」と言われる首里城の復元さえ、県民世論の懐柔に利用したい思惑が透ける。

 「改めて復元に全力を尽くすとの思いを固めた」。

菅義偉官房長官は21日、10月の火災で焼失した那覇市の首里城正殿などを視察し、記者団に強調した。

 首里城復元に向けた関係閣僚会議の議長を務める菅氏。今回の訪問は自ら発案したものだが、政府関係者は別の狙いを明かす。「首里城は県民の誇り。『そこまでやってくれるのか』と思ってくれれば、表だって政府を批判しにくくなる」

 普天間飛行場の移設を巡り、政府と県の対立は続く。2014年、移設先となる名護市辺野古沿岸部への「新基地建設反対」を掲げた故翁長雄志(おながたけし)氏が現職を破り当選。翁長氏は反対の民意を結集した「オール沖縄」態勢を築き、政府に対抗措置を講じ続けた。

 後継の玉城(たまき)デニー氏も昨年、政府与党の推す候補に大差で勝利。オール沖縄は勢いを保ち、埋め立ての賛否を問う2月の県民投票も「反対」が7割を超えた。

 だが、政府は辺野古を「唯一の解決策」とする立場を貫く。昨年12月から土砂投入を開始し、県民投票後も「先送りできない」と首相は言い切る。立ち止まる姿勢はみじんも見せない。

   ◆    ◆

 21日、首里城の視察を終えた菅氏は駆け足で県中部のホテルに向かった。インフラ整備や補償などを条件に、辺野古受け入れを容認した地元周辺3区の区長らと懇談するためだった。

 かつて、政府が市の頭越しに直接補助金を出すという異例の措置を使い「懐柔に成功した」(移設反対派)周辺3区。「できる限りの配慮を行っていく」と語った菅氏に対し、3区の区長は「引き続き国のご支援を」と口をそろえた。政府高官も「大事な人たち」と表現する容認派に、反対派は「地域の将来を金で売るのか」と怒りの矛先を向ける。「アメとムチ」を使いこなす政府のやり口は、住民に深い溝を刻み込む。

   ◆    ◆

 沖縄は来年、新たな局面を迎える。埋め立て予定地で判明した海底の軟弱地盤を巡り、政府は改良工事に伴う設計変更を県に申請する必要があるが、県は許可しない方針。さらなる法廷闘争に及ぶ可能性が高い。

 5〜6月には今後の県政運営を占う県議選(定数48)が控える。欠員2の現在、玉城氏支持の県政与党が26、自民、公明、維新は20議席。22人を擁立する方針の自民県連にとって、首里城復元への政権の積極姿勢は追い風になり得る。「公明とともに過半数を奪い、玉城県政を追い込む」。島袋大・自民県連幹事長の鼻息は荒い。

 数々の訴訟を含めた対抗措置で移設計画の遅滞に追い込まれ、煮え湯を飲まされた菅氏は今回、県連幹部や県議選立候補予定者とも面会し、選挙ポスター用の写真撮影に応じた。「官邸はチャンスとみている。県民感情を和らげる方策をどんどん出してくるだろう」。県連関係者は予言する。

 県政与党側はベテランの勇退が相次ぎ、後継者擁立が課題だ。玉城氏に近い県議は「政府の点数稼ぎに揺らぐような民意ではない」と強調するが、内心は穏やかではない。

 辺野古では抗議の座り込みが続く。19日も米軍キャンプ・シュワブのゲート前では約80人が県警機動隊とにらみ合った。西原町の男性(77)は「民主主義を守る行動だ」と訴えた。

 「政府の取り組みを粘り強く説明し、理解を得ていきたい」と繰り返した菅氏。だが訪問中、移設反対の意見に耳を傾ける機会はなかった。 (河合仁志)

   ×    ×

【ワードBOX】米軍普天間飛行場移設問題

 1996年、米海兵隊のヘリコプターや空中給油機部隊が駐留する米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を日本に全面返還することで日米両政府が合意。両政府は2006年、名護市辺野古の沿岸を埋め立て、V字形の滑走路2本を含む代替施設を14年までに建設することを決めたが、現地の根強い反対により計画は遅延。移設が実現すれば、沖縄駐留の海兵隊員約8000人のグアム移転や、米軍嘉手納基地(嘉手納町など)以南の米軍基地返還といった沖縄の負担軽減策が実施される見通し。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
いずれ国際社会では「ウィグル・香港・パレスチナ・沖縄」と人観問題として問題化するかもしれない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/433.html

記事 [政治・選挙・NHK268] アベ友・山口某による詩織さんレイプ事件は、米国の欠陥機・F35を147機(1兆7000億円)も大量購入させるための恫喝に利用されてきたのか(新ベンチャー革命)
アベ友・山口某による詩織さんレイプ事件は、米国の欠陥機・F35を147機(1兆7000億円)も大量購入させるための恫喝に利用されてきたのか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5378970.html
新ベンチャー革命2019年12月24日 No.2554


1.安倍氏を追い落とせる筆頭格に詩織さんが躍り出た

 本ブログでは今、詩織さんレイプ事件を特集しています(注1〜注5)。

 なぜなら、この事件こそ、権力私物化の権化・安倍氏の命取りとなる事件の筆頭格に躍り出ているからです。

 日本を闇支配している米国戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーにとって、対日闇支配を実行する際の最重要課題は、いかに安倍氏を傀儡としてトコトン、利用するかです。

 そして、彼らにとって、安倍氏が用済みになったら、いかに効率よく使い捨てするかも、それなりに重要なのです。

 そこで、今となって、わかったのは、彼らにとって現在、最優先の対日戦略は、彼らにとって失敗作のとなった欠陥機・F35戦闘機を可能な限り大量に、対米属国・日本に押し売りして、いかにF35の巨額開発費を回収するかだったのです。

 この闇目的のため、彼らがやっていることは、安倍氏の独裁化を許容する一方、安倍氏の弱みを握って、F35を可能な限り大量に日本に売りつけることでした。

 この過程で、米戦争屋が利用したと思われる手口のひとつが、詩織さんレイプ事件の利用だったのではないでしょうか。
そして、安倍氏を傀儡化している米国戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーは、安倍氏を巧妙に脅して、F35を147機(総額1兆7000億円)も大量購入させることに成功したのです(注6)。

2.詩織さんレイプ犯・山口某は、米国戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーから、安倍氏恫喝のために巧妙に利用されてきた

 安倍氏を傀儡化した上、恫喝してでも、欠陥機・F35の対日売却ディールを成功させたいと考えた米戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーは、実に巧妙にアベ友・山口某による詩織さんレイプ事件を利用してきたことがわかります。

 本件、本ブログにて、この4月に、すでに言及していました(注7)。

 上記、拙ブログ(注7)を再度、紐解くと、米戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーは、今年4月、彼らの配下にある東京地検特捜部に命じて、詩織さんレイプ犯・山口某の匿い(かくまい)先であった国策ベンチャー・ペジーコンピュータ社の手入れを強行させています(注7)。

 安倍氏にとって、インチキ・ベンチャーのペジー社にかなりの血税を不当に投じているのは、アベ友・山口某を匿う受け皿にするためだったと考えられます。

 CIAの事実上の日本支部・東京地検特捜部が、ペジー社に立ち入り捜査したのは、そのベンチャーの背後に控える安倍氏に対し、山口某の詩織さんレイプ事件をいつでも、再燃させられることを見せつけるためだったと思われます。

3.サイコパス・安倍氏は、国民の血税で、米国の欠陥機・F35を147機(1兆7000億円)も大量に買わされても、平気の平左

 さて、本ブログでは、安倍氏をサイコパス(注8)と観ていますが、彼を傀儡化する米戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーは、彼の人間性を見抜いた上で、彼を、自分たちの対日支配の傀儡総理に起用していると、われら日本国民は見るべきです。

 その結果、安倍氏は、欠陥機・F35を爆買いさせられ、1兆7000億円もの、血税を浪費しても、国民に対して、なんの呵責も感じない輩(ヤカラ)なのです。

 今となってみては、安倍氏を傀儡化する米戦争屋CIAネオコン・ジャパンハンドラーは、詩織さんレイプ事件を利用しなくてもよかったのです。なぜなら、サイコパス・安倍氏には、ホンモノの愛国心がハナから欠如しており、われら国民の血税を平気で、対米売国のために浪費できる人間なのです。

 もし、上記の事情を知っても、なお安倍氏を支持できる国民がいるとすれば、その人は、巷間に蔓延る(はびこる)振り込め詐欺犯に簡単にだまされるレベルの人間であると自覚すべきです。

注1:本ブログNo.2553『詩織さんレイプ事件のモミケシに失敗した安倍氏はもう観念すべき:海外メディアによる安倍批判にて彼の国際的信用はガタ落ちする』2019年12月23日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5369370.html

注2:本ブログNo.2552『国民から強制的に取り立てている受信料で成り立つNHK(公共放送局)は、レイプ犯・山口某やアベ友勢力と親しい岩田記者を今後も優遇するつもりか』2019年12月22日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5366065.html

注3:本ブログNo.2551『詩織さんの身の安全を守るためには、民間の警備会社に頼るしかない:安倍政権が続く限り、警察は国民より安倍氏を優先する』2019年12月21日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5360560.html

注4:本ブログNo.2550『詩織さんレイプ事件で、山口某の逮捕を強引にモミケシした北村・中村コンビはもうタダではすまない!:野党は来年、国会で徹底追及すべき』2019年12月19日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5348280.html

注5:本ブログNo.2549『森友訴訟と詩織さん訴訟で安倍陣営が二敗:安倍氏の神通力(似非モノ)が遂に効かなくなった証拠、もう年貢の納め時か』2019年12月18日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/5337565.html

注6:長周新聞“欠陥機大量購入の愚 F35 147機に30年で6兆円もの支出”2019年6月6日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/11887

注7:本ブログNo.2311『詩織さん事件の加害者・山口某(アベ友)による1億3000万円反訴行動の背後には黒幕が潜むのか:安倍氏はいかなる米国の要求も呑まされる逆境に追い込まれたか』2019年4月12日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2019-04-12.html

注8:精神病質
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%97%85%E8%B3%AA




http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/434.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 自殺政権 中国に反対しない=安倍政権役目終了 
自殺政権 中国に反対しない=安倍政権役目終了
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51979067.html
2019年12月24日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


習と会談 内容は「普通」の 総論どまりだが
中国側では台湾に手出しするな効果を狙う

経団連は 頂上握手がなければ 持たないから
反中安倍を引っ張り出し今日がある

引力は目に見えないが
安倍政権への習の狙いは 反対封じ込めだ

***

安倍政権は 二重スパイ政権となる

中国にとっての交渉有益は
米国にとっては交渉有害だ

麻生・安倍が画策した 南沙海洋裁判裏人事
共有尖閣のいきなり日本国有化

これらは日米安保深部指令であり
これが今日パーになる
「繁栄と自由の弧」=中国つぶすぞ!作戦がグチャグチャになった
日米韓安保が溶けてゆく

トランプと癒着した安倍政権だからこうなった
トランプとCIAの中間位置から
トランプと習の間は許されない



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/435.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 氏国賓待遇の来日、ウイグル民族などの問題や中国の覇権に対し、トランプ氏の安倍氏への入れ知恵なら納得
氏国賓待遇の来日、ウイグル民族などの問題や中国の覇権に対し、トランプ氏の安倍氏への入れ知恵なら納得
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/gaikou-seiji-keizai-kokusai/gaikou-seiji-keizai---HigashiAsia/Nippon/wforum.cgi?mode=read&no=10&reno=no&oya=10&page=0#10


参照先 : https://www.sankei.com/politics/news/191223/plt1912230026-n1.html
日中の二国間会談で、ウイグルやチベット民族での弾圧や、南シナ海や東シナ海などでの中国の覇権行動に、注意を促す意味での、「国賓待遇」なら、こういうこともあり得るだろう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
首相、習氏に懸念伝達 「国賓待遇」国内に説明必要 北京立ち寄り会談

中国の習近平国家主席(右)と握手する安倍晋三首相=23日、北京の人民大会堂(AP)
https://gansokaiketu-jp.com/Gazou/SANKEI-keisaigazou_2019-12-24_14-53-38_No-00.gif


安倍晋三首相は23日、日中韓サミットが開かれる中国四川省成都に直接赴かず、成都から1500キロメートル以上離れた北京に立ち寄った。習近平国家主席が国賓として来春来日する前に地域情勢をめぐる認識を共有し、2国間関係での日本側の懸念を直接伝えるためだった。ただ、国賓への反対論は自民党内でも強く、今後、習氏の来日で得られる国益を丁寧に説明する必要に迫られている。

 「中国という国は、トップに会って直接打ち込まなければ物事が動かない」

 外務省幹部は首相の北京訪問の狙いをこう説明する。北朝鮮が挑発姿勢を強める中、21日にトランプ米大統領と今後の対応方針を協議した首相が、北朝鮮に影響力を持つ中国のトップと情勢認識を共有した意義は小さくない。

 首相と習氏の会談は、以前は設定自体が難航した。旧民主党政権による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化の影響などもあり、平成28年9月に2人が中国・杭州で会談した際は「30分の会談のために日中の事務方が直前に5時間協議しても、なかなか日程が決まらなかった」(日本政府関係者)。中国側が「東シナ海問題に触れれば会談開催が危うくなる」などと条件を付けてきたためだ。

 時は過ぎ、首相は今回の会談で尖閣周辺での中国公船の挑発や人権問題にも切り込んだ。会談に同席した岡田直樹官房副長官は「率直かつ建設的な議論を行うことが可能になった」との認識を記者団に示した。

しかし、首相の「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」との見解に多くの人が納得しているとも言い難い。首相はこれまでも習氏に対し中国の「前向きな対応」を求めてきたが、尖閣周辺での中国公船の挑発は活発化し、不透明な邦人拘束も増え、一部の状況はむしろ悪化している。

 「逃亡犯条例」をきっかけとした香港の混乱は激化し、新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権弾圧を裏付ける内部文書も公開され、国際社会の対中批判は強まっている。自民党では保守系グループからだけでなく、党総務会でも習氏の国賓待遇に疑問の声が上がり始めた。

 政府高官は「中国側が求めてきた国賓訪問を受けたら、中国をめぐる状況が変わってきている」と説明するが、習氏来日で何がどう改善し、いかなる国益を確保できるのか。首相がこの点を明確に語らない限り、国賓反対の声は一層強まることになりそうだ。(北京 原川貴郎)



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/436.html

記事 [政治・選挙・NHK268] れいわ山本太郎代表「政変の子年」へ魅力的な旗を(日刊スポーツ)
れいわ山本太郎代表「政変の子年」へ魅力的な旗を
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201912230000677.html
2019年12月24日10時21分 日刊スポーツ


年内最後の街頭記者会見でも、大勢の聴衆が山本太郎氏の演説に耳を傾けた(撮影・中山知子)


山本太郎代表は街頭会見で、蓄積が5万枚に及ぶスライドを駆使して課題を説明する(撮影・中山知子)

<2019年の風景 令和新時代・日本のニュースから>

令和元年の政界では、「安倍1強」を崩せないできた既存野党とは一線を画す新興野党が、存在感を示した。その代表が、山本太郎氏(45)率いるれいわ新選組だ。自身は参院選で議席を失ったが、200万を超える比例票を集めて2議席を獲得。選挙後に始めた全国行脚のツアーでも、聴衆の熱気は選挙時と変わらない。

来年の子(ね)年は、過去に政権交代が何度も起きてきた、「政変」の干支(えと)だ。波乱含みの20年、山本氏の次の一手が関心を集めている。

   ◇   ◇   ◇

4月に「れいわ新選組」を設立し、自身を含む10人で臨んだ7月の参院選は、比例2議席と政党要件を獲得。れいわ旋風を引っ張った山本氏は、今年1年を「激動だった」と振り返る。

13年参院選で初当選。1期目6年の活動を振り返る中で「今の自分は『ガス抜き(の存在)』にしかなれていない」と、考えるようになった。「企業側のカネになること以外、あまり興味がない多数派(自民党)がいる。国が壊される速度を止める方法を考えると、旗揚げするしかなかった。しない選択肢があったなら、もう政治はやっていないかもしれない」と話す。

自身は参院選で落選し、重度の障がいがある舩後靖彦、木村英子両氏が当選。「2人は国会でしっかり活動してくれている。私は全国で聞いた声を伝えて、政府に求められるものは求めてもらう。ちょうどいいバランス」と感じている。

「突拍子もないようで、現実的」。与党関係者の山本氏評だ。「権力をよこせ」と叫ぶ一方で「一気に我々が多数派になるのはファンタジー」と冷静に見る。「経験や語彙(ごい)。いろんなものが足りない」とも話す。9月から今月18日まで、37都道府県、58カ所を訪れ、街頭会見や集会、ポスター張りを続けた。北海道から始めたどぶ板活動は、約4年行動をともにした小沢一郎氏が説く選挙の王道・川上戦術に重なる。

今は、消費税廃止の政策や、次の衆院選を独自で戦う戦闘姿勢は残しつつ、野党結集の条件として、折衷案とも言える「消費税率5%」への同意を各党に迫る。「野党がかたまりになって勝てるなら、とっくの昔に勝っている。魅力的な旗がないと、みんな投票に行くわけがない。ピンとくる政策を掲げ、実現するというところまでセットでやらないと、今の野党の議席を守る選挙にしかならない」と、見方はシビアだ。

来年は、安倍晋三首相の祖父岸信介元首相が退陣(1960年)するなど、過去に数々の政権交代が起きた政変ジンクスの子年。タイミング次第で衆院解散もあり得る。山本氏は次の一手を「すべての選択肢を排除しない」と語るだけだが、「年が変わっても、何も変わらない。昭和、平成のツケが回るのが令和。令和の日本を新しく変えるため、力を与えていただくしかない」と変化の必要性を訴えた。

今年最後の街頭会見冒頭、英ヘビメタバンド、ジューダス・プリーストの「ペインキラー」をテーマ曲に選んだ。自身が世に出た人気番組「天才・たけしの元気が出るテレビ」出演の際のBGMと同じ。れいわに沸いた19年の末、出発点に立ち返る。そんな思いをにじませた。【中山知子】

○…参院選で台頭したれいわは現在、党の候補者公募に376人(17日現在)が応募。参院選で集めた寄付は4億円を超えたが、現在は20億円を目標に再び、協力を呼びかけている。れいわとともに「NHKから国民を守る党(N国)」も躍進し、比例で1議席を獲得。立花孝志代表が初当選したが、約2カ月で辞職、参院埼玉補選に出馬したものの、落選。その後も複数の首長選に出馬を続けるが、落選が続く。党の顔でもある立花氏が国政を去ったことで、国会での党の存在感は低下しつつある。

<今年の政治できごと>

今年は、4月に桜田義孝五輪相と塚田一郎国交副大臣が失言で、10月には菅原一秀、河井克行両大臣が「政治とカネ」問題で、それぞれ更迭された。安倍晋三首相にとって、第1次政権退陣の一因がドミノ辞任だったが、今回はギリギリ持ちこたえた。ただ11月の参院予算委員会で共産党の田村智子議員が追及の火ぶたを切った「桜を見る会」の一連の問題は、首相直結のスキャンダル。首相の「私物化疑惑」もあるが、招待者名簿やバックアップデータの廃棄などを理由に政府はまともな答弁をせず、真相解明にはほど遠い。野党は24日も追及本部を開き、年越しで追及する構えだ。











http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/437.html

記事 [政治・選挙・NHK268] テレ朝「報ステ」で大量派遣切り…年の瀬に非情な通告が(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
テレ朝「報ステ」で大量派遣切り…年の瀬に非情な通告が(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/840.html



http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 内閣不支持42%で支持を逆転 ポスト安倍は石破氏トップに(日刊ゲンダイ) 
  


内閣不支持42%で支持を逆転 ポスト安倍は石破氏トップに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266705
2019/12/24 日刊ゲンダイ


2019年安倍首相主催の「桜を見る会」/(C)日刊ゲンダイ

「桜を見る会」問題で逃げまくる安倍政権に対する国民の目は厳しくなるばかりだ。

 朝日新聞が21、22日に実施した世論調査で内閣支持率は11月の前回調査から6ポイント下がって38%、不支持率は6ポイント上がって42%と支持率を上回った。同紙調査で支持不支持の逆転は2018年12月以来。支持率が4割を切ったのは同年8月以来だ。

 政権への批判の高まりは「ポスト安倍」の候補に対する支持率にも影響を及ぼしている。次の自民党総裁にふさわしい人物については、安倍政権を批判してきた石破茂元幹事長が23%で、9月調査の18%から5ポイント上げ、同調査でトップだった小泉進次郎環境相(20%)を抜き、首位になった。石破氏に対する支持は自民支持層にも広がっており、22%でトップだった。


桜を見る会の首相説明「十分ではない」74% 世論調査
https://digital.asahi.com/articles/ASMDR55DVMDRUZPS00B.html
2019年12月23日19時47分 朝日新聞


「桜を見る会」、首相の説明は


内閣支持率の推移

 朝日新聞社は21、22日、全国世論調査(電話)を実施した。安倍内閣の支持率は38%で、11月の前回調査の44%から下落した。不支持率は42%(前回36%)と上昇。不支持が支持を上回るのは2018年12月以来で、支持率が4割を切ったのは同年8月以来となる。

 首相主催の「桜を見る会」をめぐる一連の問題について、安倍首相の説明は「十分ではない」と答えたのは74%で、「十分だ」13%を大きく上回った。自民支持層でも、「十分ではない」は67%だった。

 安倍政権が「桜を見る会」の招待者名簿を廃棄し、復元できないとしている対応には、「納得できない」76%、「納得できる」13%だった。

 「桜を見る会」の問題について、国会で引き続き解明に取り組むべきかを聞くと、「取り組むべきだ」は40%で、「その必要はない」は50%だった。「取り組むべきだ」は内閣支持層で20%に対し、不支持層では65%と逆転した。

 20年度から始まる大学入学共通テストで、政府は、英語の民間試験の活用見送りに続き、国語と数学の記述式問題の導入見送りを決めた。この一連の対応について、「政府の責任は大きい」58%が、「それほどでもない」28%を上回った。

 安倍首相の自民党総裁4選についても尋ねた。党の決まりを変えて4期目も続けることに「反対」は63%、「賛成」23%だった。自民支持層では、「反対」46%と「賛成」43%が拮抗(きっこう)した。

 政府が検討する医療制度改革で、75歳以上の窓口負担を原則1割から一定の所得のある人を2割に引き上げることについては、「賛成」61%、「反対」32%だった。60代以下の各年代は「賛成」が6割台で、70歳以上は「賛成」48%、「反対」42%だった。

 中東海域への海上自衛隊の派遣については、「賛成」37%、「反対」44%だった。

 一方、コンビニエンスストアの元日営業は必要かどうかを尋ねたところ、「必要ではない」66%が、「必要だ」25%を上回った。




















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 「桜を見る会」招待状の“「60」は「総理枠」”を示す決定的証拠が発見! 悪徳マルチ・ジャパンライフ会長を招待したのはやっぱり安倍首相(リテラ)
「桜を見る会」招待状の“「60」は「総理枠」”を示す決定的証拠が発見! 悪徳マルチ・ジャパンライフ会長を招待したのはやっぱり安倍首相
https://lite-ra.com/2019/12/post-5162.html
2019.12.24 「桜を見る会」招待状の“「60」は「総理枠」”を示す決定的証拠が発見 リテラ

    
    首相官邸HPより


 安倍首相へのスペシャルなクリスマスプレゼントが野党議員から飛び出した。以前から指摘されてきた「桜を見る会」の受付票に記された招待区分番号「60」が、総理大臣枠であることを明確に示す資料が出てきたからだ。

 この招待区分「60」が「総理枠」ではないかという疑惑が浮上したのは、11月25日におこなわれた参院行政監視委員会でのことだった。この日、共産党・田村智子議員は2015年の内閣府作成の仕様書では「総理、長官等推薦者が60〜63」に振り分けられているとし、「この順番で考えれば、“60”というのは総理が推薦している方の招待区分ではないのか」と指摘。一方、「桜を見る会」の招待状を顧客獲得の宣伝に使っていたジャパンライフの山口隆祥会長(当時)がその宣伝チラシに載せていた受付票に「60-2357」とナンバリングされている事実から、山口会長を招待したのは安倍首相なのではないかと追及したのだ。

 だが、この「60」問題について、政府はずっと人を食ったような態度で逃げつづけた。11月29日の野党合同ヒアリングでは、野党側が内閣府に“招待区分を知る職員に60〜63番の違いを確認してほしい”と要求し、酒田元洋官房総務課長は「承知しました」と回答していたのだが、12月3日のヒアリングで酒田官房総務課長は「当時の担当者が特定できるということは申し上げたが、確認をするというところまで確約したかというと……」「私どもでどう対応するかまでは『わかりました』と申し上げたわけではない」などと回答。その上、今月17日の衆院内閣委理事会では、内閣府と内閣官房の担当者は「配送するため便宜的につけたもので、それ以上調査する必要はない」と調査自体を拒否したのだ。

 言っておくが、野党側は憲法62条に規定された議院の国政調査権にもとづいて調査を要求しているにもかかわらず、それを政府は事実上「調査するつもりはない」と拒否したのである。つまり、立法府の軽視という以上に、憲法違反とも言える態度をとったのだ。

 こうした態度に批判が起こったためか、昨日23日の参院内閣委員会理事会では内閣府の大塚幸寛官房長が職員への聞き取りの結果として「60番台は従来、官邸や与党の関係だった」と報告。しかし「招待者名簿を廃棄しているため、個別の番号については定かではない」と、「60」が「総理枠」なのかどうかについては回答しなかった。

 このように、約1カ月にわたって国民を愚弄しつづけてきた政府だったが、しかし、それももはや通用しない。冒頭に記したように、きょうになって決定的な資料が出てきたからだ。

「桜を見る会」問題を最初に国会で追及した共産党・宮本徹議員は、きょう午前、「国立公文書館にいます」とツイートし、そこに一枚の画像をアップした。それは「平成17年桜を見る会」の「分野別招待者数」という公文書だ。この年の主催者、つまり総理大臣は小泉純一郎氏だ。

 その資料に目を通すと、招待区分番号と招待者内訳、その人数などが明記されている。そして、問題の60番台は「総理大臣推薦者」として、こう振り分けられているのだ(括弧内は編集部注)。

〈総理大臣推薦者(人数)2,420(人)
 60/総理大臣 (人数内訳)737(人)
 61/自民党 (人数内訳)1,483(人)
 62/公明党 (人数内訳)200(人)
 63/(空欄)
官房長官等推薦者(人数)324(人)
 65/官房長官 (人数内訳)132(人)
 66/官房副長官 (人数内訳)192(人)〉

 田村智子議員が指摘した際の2015年の仕様書では、招待区分〈総理・長官等の推薦者〉が60〜63、〈与党推薦者〉が64・65となっており、この平成17(2005)年「桜を見る会」の公文書とは61以降に多少のズレが見られるが、「10」が「国会議員」の枠であることや、「20」が「国務大臣」「副大臣、政務官、認証官及び各省庁局長以上の者」「東京都、道府県知事・議長等」、「30」が「元国会議員」「歴代総理大臣、同未亡人」「前事務次官等」、「70」が「報道関係者」、といった区分にはまったくズレがない。

■被害者7000人の悪徳マルチ商法・ジャパンライフ会長を招待したのは、やっぱり安倍首相!

 そして昨日、大塚官房長が「60番台は従来、官邸や与党の関係だった」と認めたこととも、この2005年の公文書は符号する。区分番号を毎年踏襲してきたという大塚官房長が認めた事実を踏まえても、「60」が「総理大臣」による推薦者を示す区分であることは、もはや疑いようもない。

 つまり、野党が追及してきたとおり、やはり「60」は「総理枠」であり、悪徳マルチ商法のジャパンライフ山口会長を招待したのは、紛れもなく安倍首相だったのである。

 しかも、だ。2005年の「桜を見る会」の出席者数(招待者数は不明)は約8700人と当時官邸は発表していたが、今回発掘された「分野別招待者数」を見ると、上述したようにこの年の総理大臣枠の招待者数は737人で、「自民党」の推薦者も1483人となっている。一方、今年の「桜を見る会」の出席者数は約1万8200人で、招待者の内訳について菅官房長官は「総理枠」は約1000人、自民党関係者の推薦が約6000人と説明している。

 2005年と今年を比較すると、出席者数は約1万人も増加し、自民党からの推薦者も約4倍に膨れ上がっているのに、「総理枠」はたったの300人しか増加していないというのは不自然と言わざるを得ない。

 実際、菅官房長官の説明はほんとうに正しいのかと疑問が呈されてきた。というのも、今年は総理と副総理・官邸幹部の招待者数は合計で約2000人なのに、出席者数が1万4000人だった2014年は「総理、長官等」の招待者数が「3400人」だったことが内閣府の作成した仕様書で明らかになっている。出席者は約4200人も増えているのに、総理・官邸枠招待者数は減っているというのはあまりにも不可解だからだ。

 さらに、「60」という区分で招待された人たちに割り振られた下4桁の番号に着目すると、「総理枠」は約1000人になど収まらないのではないかという指摘もある。たとえば、今年「桜を見る会」に「60」の区分で招待されていた、選挙で安倍首相が遊説をおこなうとかなりの頻度で目撃されている熱烈な支持者であるM氏という人物がSNS上にアップしていた受付票を見ると「60-4908」とナンバリングされているのだ。

 ナンバリングの際に番号を飛ばしている可能性もゼロではないため、この数字がそのまま人数となるかどうか断定はできないが、招待者数が今年より約1万人も少ない2005年時点で「総理枠」が737人におよんでいたことを考えれば、今年の「総理枠」が約1000人などではなく、自民党枠と同様に数倍に膨れ上がっていたのではないかという疑惑はさらに濃厚になったと言えよう。

 ともかく、「60」が「総理枠」であることを示す決定的証拠が出てきたかぎり、安倍首相はジャパンライフ山口会長の招待理由について明確にし、さらには「総理枠」の招待者数が一体何人なのか、その招待基準はどんなものだったのか、データを復元させて証拠を出し、国民に説明する義務と責任がある。これは約7000人にも及ぶ多くの被害者を生んだ事件と絡んだ重要な問題だ。これ以上、逃げることは許されない。

(編集部)














http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK268] デタラメ公文書管理 7府省庁調査の97%部署で「問題あり」(日刊ゲンダイ)
   


デタラメ公文書管理 7府省庁調査の97%部署で「問題あり」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266703
2019/12/24 日刊ゲンダイ


内閣官房や内閣府、文科省などの部署約97%に「問題」/(C)日刊ゲンダイ

 デタラメな公文書管理は「桜」疑惑だけではなかった!――内閣府が公文書の管理方法などについて、7つの府省庁などに聞き取り調査したところ、昨年度はおよそ97%の部署で「問題」があったことが分かった。

 24日のNHKニュースが報じた。調査は、内閣府公文書監察室が無作為に選んだ7つの府省庁などを対象に行われた。その結果、内閣官房や内閣府、文科省などが内部監査を行った170の部署の約97%にあたる164部署で、公文書のタイトルや保存期間を記した管理簿への記載漏れや誤記載などがあった。

 さらに、公文書監察室が11省庁の出先機関を調査したところ、管理簿への誤記載などのほか、公文書の保存期間が本来より短く設定されていたケースもあったという。



“公文書管理に問題あり” 7府省庁などの97%の部署
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191224/k10012226311000.html
2019年12月24日 6時20分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191224/k10012226311000.html

公文書の取り扱いについて、内閣府が7つの府省庁などで実施された昨年度の監査結果を聞き取ったところ、およそ97%の部署で公文書の管理方法に問題などがあったことが明らかになりました。

内閣府の公文書監察室は、公文書の取り扱いについて各府省庁が、昨年度実施した内部監査の状況を把握するため、無作為に選んだ7つの府省庁などを対象に、ことし9月から今月にかけて聞き取り調査を行いました。

それによりますと、内閣官房や内閣府、それに文部科学省などが内部監査を行った170の部署のうち164部署、率にして96.5%の部署で、公文書の管理方法に問題などがあったことが明らかになったということです。

具体的には、公文書のタイトルや保存期間を記した管理簿への記載漏れや記載の誤りなどに加え、公文書の保存期間が満了したあとの取り扱いを決めていない例もあったということです。

また、公文書監察室が11の省庁の出先機関を調査したところ、管理簿への誤った記載などのほか、公文書の保存期間が本来より短く設定されているケースがあったということです。

政府は、24日開かれる公文書管理委員会で、今回の結果を報告することにしています。


















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <決定的証拠! 安倍晋三、観念せよ!>桜を見る会「60」は総理推薦枠 宮本徹議員、国立公文書館で確認 




桜を見る会、「60」は首相推薦 野党が公文書館で確認
https://digital.asahi.com/articles/ASMDS42RQMDSUTFK00J.html
2019年12月24日17時03分 朝日新聞


2005年に開催された桜を見る会の「分野別招待者数」。首相の招待区分は「60」だったことが分かる=東京都千代田区の国立公文書館


2005年に開催された桜を見る会の「分野別招待者数」。首相の招待区分は「60」だったことが分かる=千代田区の国立公文書館

 2005年の「桜を見る会」の招待者数に関する政府資料で、首相推薦の招待者が「60」という番号で区分されていることがわかった。「60」をめぐっては、オーナー商法で行政指導されたジャパンライフの元会長に届いたとされる15年の招待状にも記載。野党は安倍晋三首相の推薦枠で元会長が招待された可能性が高まったとしている。

 「60」が首相推薦枠の区分として具体的に確認されたのは初めて。資料は共産党の宮本徹衆院議員が国立公文書館で確認し、24日の野党の「桜を見る会」追及本部の会合で写しが提出された。朝日新聞も国立公文書館で資料を確認した。

 資料には「平成17年桜を見る会 分野別招待者数」などと記され、「区分」「招待者内訳」「人数」などが一覧になっている。区分「60」は「総理大臣」として「737人」と記載されていた。「61」は「自民党」、「62」は「公明党」とあり、招待人数はそれぞれ1483人、200人。人数の合計は8737人とある。

 05年の「桜を見る会」の主催は、小泉純一郎首相(当時)。宮本氏はこの資料をもとに追及本部の会合で「60番は総理大臣(の推薦枠)ということではないか」と政府側にただした。政府の担当者は「05年はそういったことだったのかもしれない」と応じたが、「番号は招待状の発送を効率的に行うため、便宜上付けたもの」と従来の説明を繰り返した。

 野党側は、14年に行政指導を受けたジャパンライフの元会長が安倍首相の推薦枠で翌年の同会に招待された可能性を指摘してきた。元会長宛ての招待状には受付票番号の最初の2ケタとして「60」とあり、共産党が入手した15年の招待状の封入作業仕様書では、「総理、長官等推薦者」の招待区分として「60〜63」の数字が記載されていた。「社会的に問題になっていた中で推薦した。それが政府関係者であれば責任から逃れられない」(立憲民主党の枝野幸男代表)と追及してきた。

 今回の資料によって少なくとも05年段階で「60」が首相推薦枠だと確認されたことで、「15年当時の招待区分『60』も首相推薦枠である可能性が非常に高まった」(追及本部のメンバー議員)として、元会長招待への首相の関与をさらにただす構えだ。(小林豪)



拡大→http://img.asyura2.com/x0/d10/627.jpg
































http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK268] 会議で“格差懸念”も…民間試験ゴリ押しした文科省の不可解(日刊ゲンダイ)



会議で“格差懸念”も…民間試験ゴリ押しした文科省の不可解
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266702
2019/12/24 日刊ゲンダイ


17日になって、大学入学共通テストを巡り、国語と数学への記述式問題導入の見送りを発表した萩生田文科相(C)共同通信社

 来年度から実施される大学入学共通テストに、あわや導入されかけた英語民間試験。文科省が18年に設置した有識者会議(非公開)の議事録によれば、委員から経済的・地理的格差を懸念する発言が相次いでいたことが分かった。議事録は朝日新聞が入手し、24日報じた。

 9月の会議では、委員が実施見送りを含む判断を迫ったのに対し、文科省は「重く受け止め、対応を検討したい」と空返事。結局、自身の「身の丈発言」がきっかけで萩生田光一文科相が11月1日に延期を表明した。文科省は、懸念が相次ぐポンコツ政策をギリギリまでゴリ押ししようとしていたわけだ。一体何のために? 

 入試改革を考える会(代表・大内裕和中京大教授)は23日、文科省に対し入試改革の抜本的再検討やセンター試験の継続を求める要望を提出した。

 どういう力が作用して行政が歪められることになったのか――。文科省はキッチリ落とし前をつけてから「次」を語るべきだ。



英語民間試験の受験格差、文科省の非公開会議でも懸念
https://digital.asahi.com/articles/ASMDR6SYMMDRUTIL04M.html
2019年12月24日05時00分 朝日新聞

 2020年度から始まる大学入学共通テストで活用予定だった英語民間試験をめぐり、文部科学省の非公開の有識者会議で、委員から地理的・経済的な理由で受験機会に格差が生じる点を懸念する発言が相次いでいたことが、朝日新聞が入手した議事録でわかった。民間試験の活用は批判噴出を受けて11月に急きょ見送られたが、文科省は以前から課題を認識しながら、直前まで実施の方針を崩さなかったことになる。

 18年に設置された有識者会議「英語4技能評価ワーキンググループ」の議事録(6回)によると、委員から検定料が高額な点について「家庭の経済上かなり困難な人たちがたくさんいる」、試験会場が都市部に偏っている点についても「大阪、東京に住んでいる子はいい。島嶼(とうしょ)の子、山間部の子は検定会場まで出てくるまでが大変」といった懸念の声が出ていた。

 今年9月にあった会議では、委員から「見合わせかシステムそのものを再構築するか」と見送りを含む判断を迫られていた。文科省側は「この会議で出た意見は重要。重く受け止め、対応したい」と答えたが、その後に有効な対策は打ち出せないままだった。

 共通テストの導入過程の議事録が一部非公開であることから、文科省は先の国会などで「ブラックボックスだ」と批判されていた。同省は24日にも、この会議の議事録と、16年設置で共通テストを議論した「検討・準備グループ」の議事概要などを公表する。(矢島大輔、寺本大蔵)














http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK268] れいわ新選組代表 山本太郎さんインタビュー 「地獄」をつくったのは無関心な私 脱消費税を掲げ、旧体制と闘う(論座・朝日新聞)
れいわ新選組代表 山本太郎さんインタビュー 「地獄」をつくったのは無関心な私 脱消費税を掲げ、旧体制と闘う
https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2019121900001.html
2019年12月24日 山本太郎 れいわ新選組代表 論座 朝日新聞


 世界をみると、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんのような若者をふくめ、様々な人たちが社会運動や政治活動にとりくみ、思いを伝えよう、実現しようと活動しています。一方、日本ではそうした活動はあまり活発とはいえません。反原発運動から政界に入り、自身「デモから生まれた政治家」だと話す、れいわ新選組の山本太郎代表に、体験や政治参加の意義、課題などを聞きました。(聞き手 朝日新聞編集委員・松下秀雄/インタビュー写真 小林正明)

当事者の言葉のパンチ力


報道関係者に囲まれる「れいわ新選組」の(左から)舩後靖彦氏、山本太郎代表、木村英子氏=2019年8月1日、東京・永田町の参院議員会館

――重い障がいがある、れいわの木村英子、舩後靖彦両参院議員が国会で初の質問に臨みました。傍聴して私が感じたのが「この質問は私にはできない」ということでした。木村さんは車イス用トイレが多機能トイレになって障がいのある人には使いにくくなり、困った経験を紹介した。舩後さんは筋萎縮性側索硬化症(ALS)が進行して人工呼吸器をつけるか否か、つまり生きるか死ぬかの選択を迫られ、生きる意味を考えた経験を伝えました。初質疑の感想は?

山本 「感慨深い」の一言で片付けるのはもったいないくらいです。障がい者政策に光をあて、発言した議員は数々いたと思いますが、当事者が国会に入ることで大きく動くのを目の当たりにしました。

 お二人の質問をみて、私も知らなかったことがありました。障がい者のみならずいろんな方々が多機能トイレを使うようになれば混雑し、使える確率が低くなるのはあたりまえですね。木村さんの訴えに対して国土交通大臣がしっかり受け止める姿勢を示されたのも印象的でした。私が参議院にいた時は、そんなに声を聞く姿勢ではない大臣が結構いましたから。やはり当事者がいうパンチの強さというか、影響力は大きいと思いました。

 もう一つ、舩後さんという存在。いきなり電子音声で質疑が始まる。つくってきた原稿を秘書が読み上げ、その場で文字盤を使って再質問をつくる。舩後さんもちょっと焦ったと思うんですよ。意思表示をするのにはどうしても時間がかかるのに持ち時間は25分と決められているから。

 最初は、再質問をつくる間も時計を止めないという話だったんです。それでは持ち時間が減るので「それはないだろ」と言っていたんですけれど、結局は止めてくれることになったらしい。国会も二人の存在に学びながら、いままさに変化しているということだと思います。

社会のあり方が弱者をつくる

――国会議員のほとんどは「健常者」といわれる人たちで、しかも比較的裕福な中高年男性が多い。国会がそういう構成だから、選択的夫婦別姓や同性婚が認められなかったり、障がいのある人が十分な介助を受けられなかったりするのではないでしょうか。議員の偏りについてどう思いますか。


山本太郎・れいわ新選組代表

山本 いまの選挙の制度では金持ちしか参戦できない。既得権益を守る仕組みだと思います。供託金は高額だし、政治そのものに金がかかる。ただでさえ人材不足といわれる政治の世界で、世の中を変えたい気持ちはあるけれど、お金がないため参戦できないのは悲劇です。やる気がある人を排除する制度は、将来的に変えていく必要があるでしょう。

 私は、世の中のあり方が弱者をつくり出していると思っています。たとえば舩後さん、木村さんが質疑をする時には介助者が手伝い、「健常者」と同じように発言できる状況を周りがつくる。これが障がい者権利条約などに定められた「合理的配慮」ですけれど、一般社会でも合理的配慮がなされるなら弱者といわれる人はいなくなるでしょう。そういう意味でも、まず永田町に象徴的存在を誕生させられたのは良かったと思います。

 お二人に「特定枠」で立候補してもらおうと思いついたのは、れいわ新選組を旗揚げしてからですが、その前から、障がいのある方に出ていただこうとアプローチしていたんです。でも、おそらく普通の選挙制度では国会議員になるのは難しい。クオータ(割り当て)制の導入を求める声もありますが、男女比を変えるだけでなく、障がいのある方とかいろんな当事者に入ってもらえる制度にしなきゃいけないと思います。もちろん男女比も重要です。永田町は完全なおっさん文化。だから女性にも「名誉おっさん」になろうと必死になる方がいますが、それは不健全です。時代はもう変わっているわけですから。

――参院選の比例代表に、優先的に当選できる特定枠を設けた自民党のねらいは、鳥取と島根、徳島と高知をそれぞれ一つの選挙区に合区したことに伴い、立候補できなくなる人の救済でした。この制度を障がいのある二人の議席確保に活用しようと思いついたきっかけは?

山本 本当にふと思い出したんです。この制度を導入する時、私は反対しました。合区したのは自民党で、合区の尻拭いをするための制度なんて「何をなめたこと言ってんだ」という気持ちだった。けれど、お二人と一緒に選挙をやったとしても当選の確率はかなり低い。そんな時、「特定枠があったよな」って。

 選挙が始まる前の2月と6月の2回、5千サンプルくらいの電話世論調査をしたんです。山本太郎が旗揚げし、比例代表で出た場合にどうするかというような設問です。6月の段階では、200万票は固いと票読みできる結果が出ていた。選挙運動を盛り上げていけば票は伸びるはず。この200万票は特定枠を使ってお二人に差し上げようという考えに至った。その次は、票を稼げるのは私がトップだろうから、私までは入るだろう。そこからが勝負だなと思っていたんですけど、自分が落ちちゃった(笑)。

――議員にならなくても、たとえば審議会の場で意見を政策に反映させる方法もあります。ただ、そういう方法もうまく機能していない。大学入学共通テストで英語民間試験の活用が延期された問題でも高校生たちが、当事者である自分たちの意見を聞かないで決めるのはおかしいと訴えていました。やっぱり議会に当事者が必要ということですか。

山本 あらかじめ結論が決まっている審議会も多々あると思うし、都合悪けりゃ審議会が出した報告書もなかったことにされるわけですから(笑)。審議会の場で当事者の声を届けることも重要だけれど、健常者はどんな場にもいますよね。それと同じことが必要だと思うんです。

 英語のテストのことで高校生が「どうして私たちの代表を入れてくれないのか」というのは、障がい者運動で「私たち抜きに私たちのことを決めないで」と訴えてきたのと同じです。なぜなかなか入れようとしないかというと、入れたらややこしいからです。結論ありきの話し合いではなくなるからですね。

「デモは怖い」という刷り込み

――国会にも審議会にも当事者が参加しにくく、声が伝わりにくいのなら、デモやストライキが活発になってもいいと思います。しかし世界価値観調査をみても、日本では請願書への署名はわりとしているけれど、デモやストライキのような抗議型の運動への参加は他の国に比べて低調です。

山本 なるほど。「お上にお願いしにいく」みたいな感覚なんですかね。でも請願といっても、国会への請願を委員会で話し合ったことはほとんどない。ほったらかしというスタンスだと思います。

 それ以外の方法としてデモとか抗議活動があるわけですが、私の肌感覚でいうと、「怖い」という先入観があるのだと思います。私は2011年春に行われた高円寺の反原発デモに初めて参加しましたが、行く時はすごく怖かった。「火炎瓶が飛んだり、ジュラルミンの盾とか警棒でどつかれたり、下手したら逮捕されるかもしれんなあ」と思いながら参加したんですが、そんなことは一切ない。ものすごくピースフル。「原発なんていらん。嫌だ」と思っているのは自分一人かなって、世界に自分一人取り残されたような気分だったのが、大勢が参加していてすごく勇気づけられた。「思っていることを言っていいんだ」というのが初参加の感想でした。

 恐怖感が湧いてきた理由は、おそらくテレビなんですよ。デモや抗議という時、必ず全共闘のあの場面が流れる。そうやってメディアを使いながら、萎縮させてきた部分は大きいと思いますね。一生懸命やられていた方々には申し訳ないけれど、抗議活動やデモを消極的にさせた理由として、追い詰められて先鋭化した当時の闘い方もあったんじゃないかと思いますね。あそこで日本の市民運動は大きく後退したと感じます。

 デモに対して、「迷惑」という反応もみかけます。たぶん「何時に、どこに行かなきゃいけないのに」とか「車が混んでいて、うっとうしい」と考えちゃう。「おお頑張れ」って、クラクションを鳴らして応援するような空気感にならなきゃ、なかなか難しいのかなと思うんですけど。やっぱり長時間働いて、心の余裕がない中で政治のことを考えるのはハードルが高い。抗議活動にまで参加するのはかなりハードルが高い。

 でも、自分たちの代弁者であるはずの議員の多くは既得権益側についているんだから。既得権益側が進めるのは企業側がよりもうかることだから、自分たち労働者の首が絞まる。声が届かないなら行動で示すのは自然なことだと思います。

減った仕事、聞いた悲鳴

――山本さんは反原発運動に参加し、その後、参院議員になるわけですが、議員にならなきゃと思ったのは?

山本 原発事故が起きて、私はやっと目が覚めるわけです。「これはもう議員にならなきゃしょうがないな」と思えたのは、市民運動だけではなかなか変えていけない。変えたいと思う人たちが政治に入り、連携しながらやっていかないと間に合わないと思ったことが一点。

 もう一つは、原発や被曝(ひばく)のことを発言するようになったら、仕事が減るんですよ。仕事が薄くなっていく中で、全国で市民運動をしている方々が「うちの町に来て、自分の状況をしゃべってよ」って言ってくださった。「おかず代くらいならあげるから」って。ありがたいじゃないですか。そういうふうに1年半くらい全国を回ったんです。

 そうしたら、私は原発、被曝という問題しか知らなかったんですけど、この国には貧困や労働問題があるとか、それぞれの当事者や支援者、弁護士から聞き、こんなに絶望的な状況になっていたのかとショックを受けたんです。私は16歳から芸能界に入って、経済的につまずいたことがない。「ホームレスの人は、そういう生き方を選んだ人たちなんだろう」と考えるような、まったくとんちんかんな状態だった。そうではないと気づいた時に怒りが湧いてきたんです。

 1年半、全国を回る前までの怒りは、マスコミとか政府に向いていましたが、いろんな話を聞いたうえで怒りが向いたのは自分自身にだったんです。「こんな地獄が広がっていたとは知らなかった。自分はその中の一つに対しても声を上げたこともないし、行動したこともなかったな」って。無関心である自分がこの地獄みたいな世の中を作り上げたんだっていう結論に至った。

 だって、無職に近い私に「なんとかしてください!」ってお願いされるんです。全国を回って、一カ所に一人はそういう方がいらっしゃる感じですね。悲鳴のような言葉を聞き続け、「これはもう直接、国会の中に言いにいくしかないだろ」ってところに行きつきました。

――仕事を失うリスクを冒して運動するのは、なかなか難しい。会社員でも、政治的な発言をすると仕事に差し障るんじゃないかと考えることが多いと思います。なぜ進んでいけたのでしょうか。

山本 私が社会的なことを発言しだした時、簡単に仕事を降ろされたんですよ。簡単に切られるんです。バチンバチンって(笑)。それで「じゃあもういいわ」と覚悟が決まったのかもしれないですね。大人はふつう、いろんなしがらみがあって生きているわけだから、自分ができる範囲で何ができるかを考えなきゃいけないけれど、私はこらえ性がなかった。

足が止まる「お金」の話

――貧困などに苦しんでいる人は「自分が努力しなかったからだろう」といわれたり、自身は考える余裕もなかったりして、「社会の仕組みがおかしい。この仕組みを正すため、政治に声を届けなきゃいけない」というところに行きつくのがなかなか難しいように思います。

山本 私は役者をやっていましたから、他人を演じるわけです。でも、まったく赤の他人を演じられるはずもなく、私の場合、まったく違う人を自分自身に引き寄せながら近づいていく作業だったんです。だから何でも自分ごととして引き寄せる癖があるのかもしれませんね。職業病というか(笑)。

 一般的に考えるなら、自分がピンとこなけりゃ動けないということですね。私の場合は原発事故でした。事故前の基準よりも数値が引き上げられたことに怒りを覚えた。たとえば2011年4月、文部科学省が年間被曝量が20ミリシーベルトを超えないようにするという学校の利用基準を決めた。放射線管理区域に1年いたら5ミリちょっと。その4倍を子どもが浴びてもOKだというんです。「ただちに影響がない」なんて、のうのうという。これは晩発性の障害は否定していない。長期の低線量被曝の影響は否定していない。逆にいえば認めているという話ですね。

 でも、私はいろんなことをしゃべってきましたが、一番足が止まるのはお金の話なんですよ。原発、被曝の話は興味ある人しか聞かないけれど、廃炉にいくらかかるとお金の話が出たとたんに人の足が止まる。それで「金やな」って(笑)。そこから経済を勉強しなきゃいけないと思い、その結論として、だれしも一日一回は払うであろう消費税を入り口にすれば、自分ごととして引き寄せてくれるだろうと考えました。

 2013年に国会に入ってから、問題のある法案はいっぱいあったんです。特定秘密保護法とか。でも、「権力者が自分たちに不都合なことにベールをかける可能性がある」といっても、「ふーん」で終わる人が多い。安保法制について「自衛隊は米軍の二軍みたいになって、どこまでも付き合わされる可能性がある。一番危険な補給を担わされるなんてありえない」と話しても、「うーん」って感じです。自分ごととして引き寄せられない。けれども「消費税が10%になったら、1年間でどれくらい取られると思いますか。所得の低い人は1カ月分ですよ」といったら、「へーっ!」って。

 長時間労働でたいした賃金ももらえないカツカツの生活の中で、政治にまで興味を持つのは非常にハードルが高い。その中でいかに分かりやすく問題点を伝え、そこを政治への入り口にしてもらえるか。「チャンスの作り方」が大切ですね。

――「生活保護で得をしているやつがいる」とか「在日コリアンには特権がある」とか、だれかを悪者に仕立てて憎しみをあおる人もいます。お金を入り口にするとしても、そういうやり方ではなく、問題の本質を考えてもらわないといけないと思うのですが。

山本 事実関係がまちがった情報が広められるのは絶対に避けた方がいい。たとえば「生活保護は不正受給者だらけ」とか。この空気感をつくったのはテレビメディアとか、自民党の片山さつきさんだと思います。自民党は生活保護費の削減を公約に掲げたこともある。彼らは「あんなにもうけているお笑い芸人の母親が生活保護を受けていてけしからん。息子が面倒みろよ」みたいな空気にするわけですよ。でも、お母さんは違法に受給していたわけじゃないし、そんなことが問題になること自体おかしい。

 政治側の誘導によって、だれしも困った時には受けていいはずのものが受けづらくなった。それに対しては、たとえ面倒でも「不正受給はどれくらいだと思われますか。全体の2%程度ですよ。98%は適正受給です」と説明するしかない。面倒くさい話ですけれど。

 何が面倒くさいかというと、いまの政権は「アベノミクスのエンジンをふかして」みたいな、ふんわりしたことをいうんです。あほちゃうかと思うけれど、考えてみたら野党側の話はまじめすぎて、長くて、聞いていてしんどい。伝え方って非常に重要です。でも、彼らが言っているうそをこちら側が整理して伝えようと思ったら、彼らが使う時間の4倍も5倍もかかる。それでも人の命にかかわるようなことは説明していかなきゃいけない。生活保護なら、何よりもそれがなくなったらどうなるか。「生活保護自体やめようかって話になった時、あなたは人生を勝ち続けられるんですか。あなたのためのセーフティーネットでもあるわけだから」と話していくしかないのかな。

生活苦はあなたのせいか

――山本さんは「リーチしたいのは投票を捨てた人たちだ」といっていますが、その方法は、いまのようなことですか。

山本 かなり多くの方々が生活困窮に陥っているか、陥りそうな状態にあるのがいまの日本です。厚生労働省の国民生活基礎調査をみても57.7%が生活が苦しい、シングルマザーは8割が苦しいといっている。これだけ多くの人が苦しんでいるのに、その人の努力が足りないせいにするのはむちゃくちゃな話。構造上の問題以外にありえない。

 だから「あなたの生活が苦しいのを、あなたのせいにされていないですか」ってところが一番のポイントだと思っています。一人の人間が頑張ったってたかが知れているから、支えあいの社会をつくる。困窮に陥らないために政治や社会があるんだろって話です。「あなたの生活をよくしようと思ったら、消費税を下げる以外にないじゃないですか。消費税が上がる前には駆け込み需要で物を買う。上がったら買いづらくなるからでしょう。逆に下がったらどうなりますか。いままで我慢していたものを買いますよね。食べたかったものを食べようと思いますよね」とか、いまよりも生活が楽になるっていうのが一番重要なんですよ。

 バブル経済がはじけて、人件費の削減や雇用の流動化が行われ、労働の対価を十分にもらえない制度がつくられてきた。加えて2018年には出入国管理法を改正し、より安い労働力として外国人を大量に長期間入れようということになった。それではみんなの賃金は上がらないどころか、実質賃金は下がり続けている。そこに消費税を何回も上げられ、強制的に物価を上げていったら、生活が苦しくなるのはあたりまえじゃないですか。「あなたの生活はまちがった経済政策で苦しくなっている」ってことなんです。

 戦争や紛争をしていない140カ国以上のデータをもとに、2016年までの20年間の政府総支出の伸び率と、その間の名目GDP(国内総生産)の伸び率をみると、日本はそのどちらも堂々の世界最下位。投資が最低だからリターンも最低になるんです。国がしかるべきところに投資することで底上げされるはずなのに、それが行われてこなかったという現実をいかに手短に伝えるか。どういう方法で生活を楽にしていくかを伝えるかが、野党側が一番やらなきゃいけないことだと思います。

――日本でも昔は安保闘争などがあったけれど、なかなか路上に現れなくなりました。私たちは、政治に関心を持たないように仕向けられてきたんじゃないでしょうか。たとえば高校生の政治活動は長い間禁じられてきた。公職選挙法では運動方法が厳しく規制され、ネット選挙運動を除けば非常に参加しにくい。「政治に関心を持つな。選挙運動に関わるな。でも投票はしろ」と求められてきたんじゃないか。山本さんは、その中でも「こういう運動ならみんなもできるよ」と聴衆に呼びかけていたと思います。

山本 選挙中、私たちはテレビにほぼ取り上げられませんでした。はなっから、そうなるだろうと予測していたんです。であるならば、草の根で広げてもらう以外に方法がない。

 私は市民運動とかかわってきましたが、みんな自分の伝えたいこと、得意なことをとにかくしゃべる。私が一番そうだったのかもしれません。たとえば10分の時間がある時、原発の危険性とか被曝をいかに避けなきゃいけないかとか、自分の知っていることを全部詰め込む。それって、そんな話を考えてみたこともなかった人にはちょっとした暴力、ハラスメントなんです。たぶん3分過ぎたあたりから目の前にいなくなっている。

 なので、ストライクゾーンが広い消費税を入り口に話し、「山本太郎でもわかったんだから、中学生でもわかる。私が話している内容を採用できると思ったら、周りに伝えてほしい。スピーカーになってください」と求めてきました。草の根なので、一人ひとりにスピーカー、スポークスマンになっていただかないと広がりませんから。

ガス抜きするテレビメディア

――テレビに取り上げられなかったという話がありましたが、メディアや一人ひとりのジャーナリストへの注文は?

山本 私は昔、仕事をしていた場所がテレビだったので、テレビのあり方はよく分かっているつもりです。なので、企業側にこれほどインセンティブ(優遇措置)を与える政権に関して、踏み込んだ報道はなかなか難しいと思う。

 一番わかりやすい例は、みんな日本の政治より韓国の政治に詳しいってことですね(笑)。「これだから韓国は!」っていっているんですけど、「いやいや、似たようなことは国内でも起きているんですけど」って話で。国内政治より韓国政治でガス抜きをしているのがテレビメディアだと思います。けれども、それは悪いことなのかといわれると「商売でやっているんだから、商売の邪魔になることをやるわけがないだろ」というのが私の感想です。広告主があってはじめて成り立つんだから、広告主に最大限インセンティブを与えてくれる政権をバッサリ切りにいくのは難しい。

――法人税の引き下げなどでうるおっている大企業がスポンサーなのだから、テレビメディアには政権批判は難しいという意味ですか。

山本 安倍さんは2013年2月の施政方針演説で「『世界で一番企業が活躍しやすい国』を目指します」といいましたが、その努力だけはされたんですよ。企業の利益を追求し、チャンスを与えるルール改正、立法を続けてきました。小泉政権とか、これまでの政権もそうだったのかもしれませんが。

 そういった中でも、現場の方々が闘ってくださっているのはよくわかっています。たとえばテレビで使われるほんの数秒に意味合いを込めるとか。テレビ局でも、学校でも、どの現場でも何かを勝ち取ろうと闘うことを諦めてほしくない。でも、自分の立場も大事にしながらで結構です。むちゃしすぎると、いられなくなりますからね(笑)。

「5%」に乗れぬなら独自に

――これから野党で共闘しようという考えだと思いますが、どう合意形成を図り、足並みをそろえていくのでしょうか。

山本 ボールはこちらにはないと思います。こちらからは「野党が塊になって、消費税を5%に下げるという旗を揚げられるんだったら一緒にやります」という条件を出していますから。乗れないんだったら勝手にやるしかない。

――「8%は譲れない」という党とは合意は難しいということですか。

山本 彼らは、過去に自分たちが決めたことを撤回できないってことですね。それが難しいのならば「消費税を上げていくのはしかたがない」という旧体制側と、「消費税自体、取り方としてありえない。財源・税源は消費税だけじゃない」という者たちとの戦いです。それぞれの財源でつくられていく社会は完成図が全然違う。そう考えたら、これ以上もたもたしている暇はない。新勢力として党勢拡大をめざす以外ないなと思っています。

※本論考は朝日新聞の専門誌『Journalism』12月号から収録しています。同号の特集は「怒り」です。




http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK268] <桜を見る会>アベ首相枠は5千人以上 国立公文書館で共産宮本議員が資料発見(田中龍作ジャーナル)
【桜を見る会】アベ首相枠は5千人以上 国立公文書館で共産宮本議員が資料発見
https://tanakaryusaku.jp/2019/12/00021622
2019年12月24日 17:32 田中龍作ジャーナル

60番台が総理枠であることを示す書類。小泉政権時、総理枠は737人だった。=宮本徹議員(共産)が国立公文書館で発見=

 「桜を見る会」招待状の60番台が安倍首相枠であると巷間言われてきたが、それが決定的になった。 共産党の宮本徹議員が、2005年桜を見る会の内閣府の決裁文書を国立公文書館で発見した。

2005年は小泉政権時だが、60番台が総理枠、61番台が自民党枠、62番台が公明党枠、63番台が官房長官枠であることは、今も変わるものではない。

決裁権者が総理大臣となっていることは今も変わらない。だからこそ、政府は、書類はシュレッダーにかけた、電磁データもないと言い張っているのだ。

60番台が首相枠であることが決定的になったことにより、2019年桜を見る会の安倍首相枠は、5千人以上にのぼることが確実となった。

マスコミを賑わした逮捕歴もある半グレの招待状番号が60番台の「4908」だからだ。


書類は決裁者が総理であることを示していた。=宮本徹議員(共産)が国立公文書館で発見=

ジャパンライフ山口隆祥会長の招待状番号は、60番台の「2357」だった。山口会長を招いたのが安倍首相だったのは動かぬ事実となった。

安倍首相からの招待状は、ジャパンライフのセールストークに使われた。ある被害男性は「『安倍総理がついているから大丈夫ですよ』と言われたので、信じてしまった」と唇をかみしめる。

史上最大の被害額となった悪徳商法事件は、安倍首相の招待状なくしてはあり得なかった。

安倍首相が自らの選挙と政権基盤拡大のために招待した5千人以上。費用はすべて国民の税金によるものである。

〜終わり〜



















http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/445.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2019年12月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。