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2020年10月29日22時50分 〜
記事 [Ψ空耳の丘Ψ62] 教育勅語の教材使用容認 菅氏「適切配慮の下で」: 永田町の下請と奇妙なヒトラーユーゲント



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//memo


教育勅語 復権など許されない:菅氏、道徳教材としての使用も容認する考えを示す
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/838.html


わたしがこの子たちに撲殺されるのは、あと数年もない…




http://www.asyura2.com/16/bd62/msg/797.html

コメント [政治・選挙・NHK276] 菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
9. 2020年10月29日 22:51:09 : i7bUeWDO5o : dHBiT2oyU21NOEk=[1998]
韓国では権力から離れた途端に逮捕され、実刑が課せられる。
つまり韓国の方がましなのだ。
日本は韓国ではなく北朝鮮に近い。
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/844.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK276] (高すぎるカード業界の店舗への手数料)キャッシュレス普及に中小店悲鳴 増す手数料、利益圧迫 引き下げの議論出てもよいの… 怪傑
7. 2020年10月29日 22:52:51 : yi92NLQe8o : SEM3UllseFI0QlU=[35]
’20年6月3日 【決済代行ニュース】キャッシュレス決済手数料、経産省が公表の方針 
http://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum/cashuress-nadono-service/wforum.cgi?mode=read&no=8&reno=6&oya=6&page=0#8

参照先 : https://emeao.jp/guide/payment/payment-knowlege/post-19208/
利便性の高いキャッシュレス決済ですが、2020年7月からは手数料の引き上げが懸念されていることをご存じでしょうか?

2020年6月2日、経済産業省は7月にもキャッシュレス決済業者ごとの手数料を公表する方針を固めました。

そこで今回は、キャッシュレス決済の手数料公表に至った経緯と、公表の目的を解説します。
既にキャッシュレス決済を導入している店舗経営者の方や、今後の導入を検討している方はぜひご一読ください。



http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/833.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK276] (高すぎるカード業界の店舗への手数料)キャッシュレス普及に中小店悲鳴 増す手数料、利益圧迫 引き下げの議論出てもよいの… 怪傑
8. 2020年10月29日 22:56:27 : yi92NLQe8o : SEM3UllseFI0QlU=[36]
日本は3%(業者や商品でもっと多いかも)に対し、あの中国は手数料0.6%らしい これじゃキャッシュレス進むな。
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/833.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK276] 菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 赤かぶ[101503] kNSCqYLU 2020年10月29日 23:00:13 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[276]

https://twitter.com/motodouzinmozi/status/1321790084669042689



http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/844.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK257] 安倍政権が危機に陥ると起きる有名人の逮捕劇!   赤かぶ
44. 2020年10月29日 23:07:04 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[7377]
この報道おかしい!俳優 伊藤健太郎容疑者を逮捕 ひき逃げなどの疑い 警視庁。リテラシーの高め方。作家今一生さんと一月万冊清水有高。
•2 時間前にライブ配信
一月万冊
https://www.youtube.com/watch?v=ZrwuQEEHcH4
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/103.html#c44
コメント [政治・選挙・NHK276] 今がその時 れいわ社民結成 れいわ+残留社民で  赤かぶ
53. 2020年10月29日 23:13:19 : W4OCerXu0U : czQva3FtYTdKSGs=[277]
>>28
つまりそういう奴なんだよ
ネトウヨとかネット左翼って言い方よりはネット工作に簡単に洗脳される単純馬鹿
あるいはそう誘導させたい工作員ってことさ
>>52
まだ真偽不明か
なんにせよ反被ばく活動やってた太郎さんがそんなこと言うのは考えにくい
バカウヨあたりのデマ工作であってほしい

http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/819.html#c53
コメント [政治・選挙・NHK276] 自分たちの正体(反民主主義者)を簡単に露呈させた菅氏や安倍氏の知能レベルはその程度: 国民にとって不幸中の幸いか!(新ベ… 赤かぶ
18. 2020年10月29日 23:13:56 : W4OCerXu0U : czQva3FtYTdKSGs=[278]
結局ここ阿修羅も5chなんかと同じネトウヨの巣なんだな
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/821.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK276] スガ政策はスカスカだ 国会で野党が追及すべき3つの問題 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 2020年10月29日 23:14:39 : W4OCerXu0U : czQva3FtYTdKSGs=[279]
管理人さんは>>10のような野党への投票率を下げようとする自民工作員を放置するんですかね?
こんなあやしげな話を放置してるようではただの陰謀論デマサイトと言われても仕方がないのだけど
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/832.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK276] 枝野氏「支離滅裂の答弁。辞職もん」首相を痛烈批判(日刊スポーツ) 赤かぶ
30. 2020年10月29日 23:15:03 : W4OCerXu0U : czQva3FtYTdKSGs=[280]
>>27
バカウヨレイシストのお前こそここから消えるべきだ
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/839.html#c30
コメント [医療崩壊6] 松果体に赤外線温度測定!?(Jan Roskott氏のface bookより)(銃型の検温器は松果体を傷つける!?) こーるてん
6. 2020年10月29日 23:18:07 : jWWGVQG51M : Ulp1VkFMcVpnV1k=[1]
>>3
念の為、計測してみました。
0.00 μT
0 V/M

http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/368.html#c6
コメント [原発・フッ素53] いよいよ10-20代の若い人たちも亡くなりはじめた 続報 (10)  魑魅魍魎男
19. 茶色のうさぎ[-22989] koOQRoLMgqSCs4Ks 2020年10月29日 23:24:20 : rd0TMtdh9k : ekJ6NnNUNzJwUmM=[1]

 なお、

 ↓ 迅速な除染:志位和夫 + 児玉龍彦 ←除染サギ 6兆6600億円です。
https://photos.google.com/photo/AF1QipNQlv2Ko7OJCOCPEP5-UJRD4g3DzPuTxZo7SFnE
https://photos.google.com/photo/AF1QipOn8QoFw3NFpJe5S3Z9OpfprkekQIerfybZOg8W
https://photos.google.com/photo/AF1QipMTfSFtFonFxjjFpFce540y1CrVmvR7BHuQ5_WF

 ↑ こいっら、 約束まもれ 約束はたせ ←説明しろー♪ ぺっ♪

 なお、 河合弘之 + 海渡弁護士 ←水俣 足止め作戦です。ぺっ♪

 6兆円なら、、 長文省略  うさぎ♂ 麦3💢 ばか


http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/142.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK276] 日本で研究不正がはびこり、ノーベル賞級研究が不可能である理由(ニューズウィーク) AN
11. てんさい(い)[1333] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2020年10月29日 23:24:46 : 0kUGInjLpY : ZUJoU1c2MzFGUzY=[341]
転載されなかった2ページ目以降。


日本の研究現場は瀕死状態

「撤回論文」ランキング上位の日本人はいずれも医師で、ファング教授の研究は医学・生物学分野の論文に限定されたものだが、他分野も無関係ではない。実際、不正論文は後を絶たない。文部科学省は以前から日本人研究者の不正行為に危機感を募らせ、2006年には「研究活動の不正行為に関する特別委員会」を設置し、報告書を作成・公開した。

報告書は、不正の背景には競争的研究費の獲得競争、若手研究者のポスト獲得競争、研究者の功名心の肥大と倫理観の欠如、研究機関の成果主義の蔓延と自浄能力の欠如など、学術界の構造的な問題や体質の問題があることを指摘している。


ある国立大学工学部の教授は「身近に論文撤回の事例は知らない」と断りつつ、「不正はいつ起こっても不思議ではない」と指摘する。「ごく少数の倫理観の欠如した『偽研究者』は論外として、普通の研究者が不正に手を染めてしまうのは、研究費の不足や不安定な身分が原因だと思います。もう一つは、それが容易にできてしまう分野があること。例えば化学の分野ではデータの捏造や改ざんは、簡単に発覚するので不可能ですが、生物系では比較的容易だと聞きます」

文科省の2006年の分析は不正行為の背景だが、指摘された構造的・体質的な問題の、そのまた後ろには、日本の研究現場の困窮と疲弊があることは疑いない。ひとことで言うと、日本の研究現場は瀕死の状態にある。

その原因は一にも二にも、資金不足である。日本の政府は借金まみれで、未来への投資である科学技術の研究に回すカネがないのである。結果、研究者は「競争的資金」の獲得競争に時間を奪われ、大学や研究機関の人員削減で若手研究者は慢性的な就職難に苦しみ、魅力を失った大学院博士課程は空洞化し、日本の大学の世界的評価は下がり続けるという悪循環が起きている。このままでは、ノーベル賞受賞者はおろか、科学者自体が日本から消えてしまいそうな状況なのである。

言うまでもなく、日本の科学技術研究の屋台骨は大学である。科学技術関連論文の75%を「大学発」の論文が占めている。その大学の研究者は「貧乏暇なし」という状況に追い込まれている。

日本の国立大学は2004年に法人化されて以降、政府から交付され収入の多くを占める大学運営費交付金を減額され続け慢性的な経営難に陥った。運営費減額の代わりに「選択と集中」というお題目で増額されたのが、科学研究費補助金(科研費)に代表される「競争的資金」だ。研究を競い合わせ、成果のありそうな研究に集中的に資金を投入する政策である。

結果、「基盤的経費の減少のため退職教員の補充ができず若手研究者が雇用できない」「教員が減って学生指導の負担が増えたため、研究する時間がなくなる」「科研費や企業との共同研究など外部資金なしでは研究が続けられない」「競争的資金獲得のため研究者が事務作業に忙殺され研究する時間がなくなる」という状況に陥ってしまった。

私立大学も似た状況だ。私立大学の激増で政府から給付される1校当たりの経常費補助金は減り続ける一方、学生獲得競争が熾烈となり、教員は学生サービスを強く求められ、忙しくて研究している暇がないという状況が生まれている。

8割以上の研究者が資金不足

国立大学の法人化を機に研究者の研究費と研究時間が減ったことは政府も認めている。2017年版の科学技術白書は、日本の基礎科学の「三つの危機」の1つとして「研究費・研究時間の劣化」を挙げ、その原因として、運営費交付金などの基盤的経費の削減、競争的資金獲得の熾烈化を指摘した。交付金削減も競争的資金拡大も政府の政策なのに、まるで人ごとのような言いようだ。

国立大学の研究開発費総額は1990年代中葉からほとんど増加していない。文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)のデータによると、2000年を基点とした18年の主要各国の研究開発費は、物価変動の影響を排除した実質額で中国が11.8倍、韓国が4.3倍、アメリカが1.5倍に増加しているのに対し、日本はわずか1.3倍だ。物価換算した研究者1人当たりの研究費も、35年間全く増えていない。2017年にNISTEPが実施したアンケート調査では、研究者の83%が研究費が足りないと回答するありさまだ。研究時間も減っている。文科省の調査では、国立大学法人化以前と以後では大学研究者の研究時間が25%も減少し、研究者のほとんど全ては研究時間が足りないと嘆いている。


本誌2020年10月20日号22ページより

研究者は「1回でアウト」に

大学研究者の「貧乏暇なし」が続いた結果、一国の科学技術力の指標となる総論文数の国際シェアは下降の一途をたどり、日本の大学の世界でのランキングも下がり続けている。

自然科学系の全世界の論文数は1981年の約40万本から2015年には約140万本に増加した。3.5倍である。各国が論文数を増やし続けるなかで、唯一、日本だけが近年、論文数を減らしている。1990年代後半に横ばいの時代を迎え、2000年代に論文数世界2位の座から陥落し、2013年以降減少基調に入った日本の現在の位置は、米中英独に次ぐ5位まで降下した。質の高い論文の指標となる被引用数の多い論文の数も減り続けている。

日本の未来にとって最も深刻なのは、科学者の卵を育てる大学院博士課程の空洞化だ。大学院博士課程の進学者は2003年以降、減少の一途をたどっている。将来、科学者になる可能性が高い学生はピーク時の半数に減ったと推定される。その理由は、大学の人員削減によるポスト不足のせいで、博士になっても職がないことだ。

博士課程修了者が新米科学者として最初に就く大学の助教か公的研究所の研究員のポストが、絶望的に不足している。背景には安定したポストにある研究者が高齢化し、40歳以上が大半を占めるという構造的な問題がある。博士課程修了後にすぐ、大学助教や公的研究機関の研究員など雇用期限のない安定したポストに就けるのはわずか7.5%で、1割にも満たない。そのため大半の理工系博士課程修了者は、科学者になるのを諦めて企業に就職し開発研究やエンジニアの道に進むか、40歳を過ぎるまで身分が不安定な3〜5年の任期付きの研究職を転々とすることになる。このような状況で、誰が科学者になろうという夢を持ち続けることができるだろうか。

もちろん、大学院修士課程の学生の多くは博士課程進学を躊躇している。就職難に加え、経済的負担も大きいからだ。大学・大学院博士課程の通算9年間に必要な学費・生活費などの資金は平均で1779万円。標準的な収入の家庭が気軽に支出できる額ではない。そのため、奨学金や学費免除の制度はあるが、日本の学生支援制度は非常に寂しい状況にある。


博士課程は数も質も空洞化

日米を比較すると、アメリカでは大学院生の8割がなんらかの学費免除や免額を受け、全体の6割近くが全額を免除されているのに対し、日本では65%の大学院生が学費免除・免額を全く受けておらず、全額を免除されている学生は1.7%にすぎない。今年度から高等教育の授業料を免除される生活困窮家庭の基準が緩和されたが、大勢に影響を与えるものではない。返済しなくてよい給付奨学金の状況もお寒い限りだ。

その結果、優秀な学生ほど博士課程進学を敬遠し企業に就職するという状況が生まれている。NISTEPのアンケート調査では研究者の74%が「高い能力を持つ人材が博士課程を敬遠している」と回答し、博士課程の学生を「能力のない人が、それを高めるために博士課程に進学」「就職したくない、できないから博士課程に進学」などと評価している。博士課程はその数だけでなく、質も「空洞化」しているのだ。


研究費の不足と若手研究者の不安定な身分がデータの捏造や改ざんなど不正論文の温床となっていることは間違いない。匿名を条件に取材に応じた前出の国立大教授は「絶望的な空気の中、現場に近い所だけが疲弊していっている」とため息をつく。

「研究費を獲得するために、早く論文を提出しなければならない」「終身雇用を得るために期限までに論文を提出しなければならない」など、研究現場は不正の誘惑に事欠かない状況にある。教授は「最低限の研究費さえ保証されれば、研究者は失敗を恐れず研究に立ち向かえるし、身分が安定していれば納得いくまで研究できます。『論文撤回』のリスクを冒す必要もありません。が、財務省と文部科学省は、基盤的研究費を削減し競争的資金を拡大するばかりでした」と行政を批判した上で、窮状を訴えた。

「失敗したら職を失うような環境ではまともな仕事はできません。切羽詰まって不正の誘惑に負けてしまう若手研究者の心情は理解できます。研究者は『絶対に失敗が許されない環境』で精神をすり減らしています。他の仕事ならやり直すチャンスもあるかもしれないが、研究者は1回でアウト。絶対にやり直せません」

教授が匿名を条件としたのは、科研費の審査に悪影響が出るのを恐れてのことだ。科研費なしでは研究は続けられず、審査の最終決定権は文科省の外郭団体にある。競争的資金獲得のため、多くの科学者はその弊害を自由に批判することさえできない。

ノーベル賞は5年に1度に?

近年のノーベル賞受賞ラッシュは過去の遺産であり、近い将来、受賞者は激減することが予想される。ノーベル賞の受賞年と授賞理由となった研究を発表した年には平均25年のタイムラグがあると推定でき、ある年の各国の受賞者のシェアと、25年前の被引用論文数のシェアには有意な相関がある。

一方、前述のとおり、日本の論文数は減少基調にある。被引用(トップ10%)論文数のランキングは、3年平均値で2003〜05年の4位から2013〜15年には9位に陥落し、シェアは3.1%だ。つまり、2015年の25 年後の2040年頃には、日本人受賞者のシェアは3%前後となる可能性が高い。自然科学系受賞者が毎年6人前後であることを考えると、その3%は0.18人。日本人研究者の受賞の知らせにお祭り騒ぎをするのは5年に1度ぐらいになりそうだ。

毎年のように繰り返されてきたノーベル賞受賞のお祭り騒ぎの陰には、論文不正の蔓延という闇がある。お祭り騒ぎを続けるためにも、不正論文を少なくするためにも、研究現場の困窮と疲弊の解決が不可欠だ。

もちろん課題は多過ぎて一朝一夕に解決はできないが、短期的には、まず研究費の配分方法を見直すことが急務だ。競争的資金の偏重はもともと、少ない原資を効率的に活用することを目的としていたが、成果は上がっていない。そればかりか研究者から時間を奪い、さらに短期的な成果が期待できる研究が採択される傾向が強いため、研究から長期的な視野も奪っている。このような状況では、将来のノーベル賞につながるような研究は不可能だ。競争的資金の予算を減らす代わりに、研究者が制約を受けずに自由に使うことができる研究費を増額する。その早急な政策変更が求められる。


長期的には制度疲労を起こしている大学制度そのものの見直しも必要だ。教育と研究を両輪とする大学制度は、ごく一部の裕福なエリートだけが進学できた時代に設計されたものだ。大学には学問が期待され、研究者は将来の学者を育てればよかったし、学生は研究者の背中を見て勝手に育った。しかし、今は違う。進学率が6割に迫り大衆化した今、大学には、学者ではなく、社会に出て労働力となる人材を育てる教育機関としての役割が期待されている。それを研究者に求めるのは酷だ。手取り足取りで学生を育て、かつ研究でも成果を上げることなど無理な話だ。

研究者の疲弊の原因は研究費だけでなく、得意とは言えない教育の負担が過重になっていることにもある。大学はとうの昔に研究機関と教育機関に分離する時期に来ている。

[執筆者]
岩本宣明(いわもと・のあ)
1961年生まれ。文筆家・ノンフィクションライター。主な著書に『科学者が消える――ノーベル賞が取れなくなる日本』(東洋経済新報社)、『新聞の作り方』(社会評論社。文芸春秋社菊池寛ドラマ賞受賞)、『新宿リトルバンコク』(旬報社)、『ひょっこりクック諸島』(NTT出版)、『がんとたたかう心の処方箋』(光進社)、『ホスピス――さよならのスマイル』(弦書房)など。他に共著書多数。

【話題の記事】
日本の科学者は「給料安い」「ポンコツ多い」(一流科学者・覆面座談会)
科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会)


http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/824.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK276] 菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 2020年10月29日 23:26:41 : wkjYF3yIJ2 : aDYwc3F4amFCMS4=[1]
出ました!ウヨの大好きな在日ネタ!

菅直人といっしょで、在日=北朝鮮=統一教会=やくざ、といった裏構造がありそう。
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/844.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK276] 菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 赤かぶ[101504] kNSCqYLU 2020年10月29日 23:29:26 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[277]


http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/844.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK276] <「国会が終わるまで座り込みたい」>官邸前の抵抗は引き継がれた 「父母が経験した戦争への道を繰り返している」(田中龍作… 赤かぶ
9. panbet37[3248] gpCCgYKOgoKChYKUglKCVg 2020年10月29日 23:29:30 : 6J7XudsF6g : SWhiVG1scjVucXc=[892]
こんな心情あふれる行動に、涙が出る。なぜこんなすばらしい人たちが苦しみ、菅義偉や安倍晋三のようなゴロツキがうまい汁を吸って生きているのか。

 もう許せないよね。
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/826.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK276] 菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 赤かぶ[101505] kNSCqYLU 2020年10月29日 23:31:10 : DiuQjGfad6 : UTBWZXVVMUNWUkE=[278]

https://twitter.com/bobgreen888/status/1321775953127727106



http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/844.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK276] 枝野氏「支離滅裂の答弁。辞職もん」首相を痛烈批判(日刊スポーツ) 赤かぶ
31. 2020年10月29日 23:35:26 : uipkqAsJxE : L1dDV3dHeHBNLms=[1]
それでも野党を叩き、自公とガースーのゲースーを庇うマスゴミ共。
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/839.html#c31
コメント [経世済民134] 大塚家具の大塚久美子社長が辞任へ 経営責任を明確化(日経新聞) 赤かぶ
11. 2020年10月29日 23:39:38 : uipkqAsJxE : L1dDV3dHeHBNLms=[2]
ナンミョー会社と付き合った時点で、終わってたんだよ、バカモノ。

邪神教創価などに貢ぐと、アホにはなっても、賢くはならない。
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/763.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK276] 菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2020年10月29日 23:40:09 : i2C1ZLmFng : V0g2bk43aWlRcmc=[2]
また誤魔化されたらダメだよ、
この新潮の記事は日産と菅義偉の異常癒着の巨大疑惑隠しなんだぞ。
自衛隊軍事機構による学術界弾圧で菅義偉は犬コロとして改憲一派に転がされ、
やばくなったので、
日産・菅疑惑に火の粉が飛ばないように出たのがこの新潮記事だぞ。

ゴーン逮捕の異常は菅義偉と日産の癒着が横たわっているからだ。

「 政府系の日本政策投資銀行(政投銀)が5月に決めた日産自動車への融資1800億円のうち、1300億円に政府保証をつけていたことがわかった。仮に返済が滞れば8割を国が実質補塡(ほてん)する。大手企業への融資に国民負担を伴う可能性がある保証をつけるのは、極めて異例な対応だ。」

http://esashib.com/gakujyutu11.htm
http://shibuyaleft.livedoor.blog/archives/7609705.html

http://shibuyaleft.livedoor.blog/archives/4773795.html
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/844.html#c14

コメント [国際29] <4>トランプ勝利当てた大学教授「今年はバイデンが勝つ」 大混乱必至 11.3米大統領選直前リポート(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. 2020年10月29日 23:47:57 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[7378]
〖米国大統領選挙〗隠れトランプ派意外な理由からトランプ勝利 米国選挙のクオリティについて 民主党バイデン陣営の致命的なミスと油断
•2020/10/29
TTMつよし〖しゃべり場〗
https://www.youtube.com/watch?v=bYEFwDbBtio

http://www.asyura2.com/20/kokusai29/msg/444.html#c8
記事 [カルト28] 「カルト宗教」創価学会批判 浅見定雄(元東北学院大学教授)
「カルト宗教」創価学会批判
浅見定雄(元東北学院大学教授) 
2001年2月10日発行「宗教と平和」389号より

カルトと信者の 真面目さ

1995年、地下鉄サリン事件の年の秋に、私は宗平協の大阪集会で、創価学会もカルトと見なすという趣旨の発言をした。
この講演は公開だったので、そこには、創価学会の責任ある立場の人も聞きに来ておられた。そして講演会の後、きちんと自己紹介された後で、浅見の考えも尊重するが、できれ ば「誤解」の部分は解いていただきたいと言われた。
その人は今でも、私宛いろいろな刊行物も送ってきてくださる。私はその人の個人的なまじめさを疑うことはできない。
  去年私は、純粋なクリスチャン二世の女子高校生が、同じように純情な創価学会二世の高校生と交際している悩みを打ち明けられた。その時も私は、彼女から聞くその学会高校生 のまじめさを疑えなかった。
 だが、一般に「カルト」と呼ばれる団体の特徴は、メンバー(学歴は関係ない)の真面目さと指導者の本音や団体の実態との「ずれ」にある。
 そういう「ずれ」の実例を、私自身の体験から幾つか記したい。


創価学会の実際

1993年の春、統一教会の合同結婚に参加した有名タレントが私たちの仲間の努力で脱会して話題なったちょうどその頃、拙訳のS・ハッサン『マインド・コントロール の恐怖』が出版された。 その時の読者からいただいた手紙のうち、「匿名」希望がいちばん多かったのは、「幸福の科学」と、創価学会の元・現信者からのものだった。そして創価学会関係のものは、およそ次の二つに大別できた。
 一つは、同書の中に「アメリカ日蓮正宗」が「カルト」として挙げられていることに対する抗議。他方もう一つは、同書第5章 の「カルトの心理」に書かれていることがあまりにも創価学会での体験に似ている、というものである。
 元信者だけでなく、現信者がこれを読んで迷いだしたとか、すでに迷っていたがこれでやめる決心がついたと告白してきたもの も何通かあった。
 地下鉄サリン事件の年に、私はある地方都市でカルト問題について語った。
 講演が終わったあと、是非相談をと希望して来られた人々のうち、時間の制約のため、これだけはと直観した3人のお話だけ聞いた。

 1人は、赤ちゃんを抱っこし、幼稚園くらいの子どもさんを連れた30代の主婦だった。彼女は次のように語り、途中から涙ぐんだ。
「私は創価学会二世で、高校も創価高校。友達といえば、恋愛、結婚のことから子育てまで、なんでも話せたのはその人だけでした。しかし、結婚後、転勤して当地にきた夫が、 まず創価学会に疑問を持ち、私も真剣に考えた結果、学会をやめることにしました。ところが、そのことを友達に告白したとたん、あんなに親しかった友達が一人残らず、私と一切の関係を絶ってきました。電話も年賀状も、あちらからは一通も来なくなりました。」 これは「いじめ」であり精神的制裁であると私は思う。

 もう一例だけ挙げよう。あまりに身近な事例なので、いつの総選挙の時とは言わない。投票日も迫ったある夜、私の親族の親友 (女性)のところに妹さんから次のような電話があったというのである。
「お姉ちゃんは公明党になんか投票しない人だとよく知っているけれど、今度だけ、お願い!」あまりにも切実な感じなので「なぜ?」と聞くと、妹さんはこう言ったという。 「5票集めないと仏罰があるの。」「5票」が「あと5票」の意味だったか、また「仏罰」というのが正確に本人が使った言葉 だったか、問い合わせれば確かめられるが、実際には変わりのないことである。
 他の「ふつうの」伝統的宗教や新宗教にくらべて、創価学会にはこの種の問題が多すぎる。このことは、過去のおびただしい創 価学会批判書をさかのぼるまでもなく、最近の、例えば佐高信・テリー伊藤共著の『お笑い創価学会』(光文社)や赤旗特別取材 班編の『政教一体 公明党・創価学会』T〜W(新日本出版社)を読めば、いや、本誌のシリーズC(田賀一成氏「内部から見た 創価学会・政教一致と公明党の今昔」)を読んだだけでも納得せおざるをない。


創価学会は 「カルト」か

「カルト」は今や学術用語ではなく、世間のだれもが使う(使ってよい)通俗用語である。そしてその意味はよくない。オウム真理教や法の華三法行がいちばんわかりやすいの だが、要するに宗教の中でも個人や社会に対して破壊的あるいは非人道的な行為をしていると思うものを、人々は「カルト」と呼 んでいる。(ただし、ライフスペースやヤマギシ会のように「宗教」を名乗らないカルトもあることに注意。)
 
このように「カルト」は、厳密な学術用語でも何でもないので、この言葉を責任を持って使うには注意と覚悟が必要である。世間でもなんとなく奇異に思われている宗教団体で も、破壊的行為など全然していないという例も少なくない。従って、ある団体が「カルト」であるかどうか、あるいはどの程度ま で「カルト的」であるかを責任をもって論じるには、まず事実の把握が大切である。
 そして、次に、その事実の「ひどさ」の程度が問題となる。 「あの寺の戒名代は少々高すぎる」という程度の話とオウムや法の華とは、同列に論じられない。

 このうち「事実」に関しては、どのような行為を「破壊的」とか「非人道的」とか言うべきであろうか。この点で参考になるの は、古くは1984年にヨーロッパ議会が採択した13の基準である。例えばその5番目にはこうある。「個人が妨げられること なく、ある運動から離れる権利・・・が尊重されなくてはならない」この基準に照らして読者は私が先ほど紹介した若い主婦の例 をどのように思われるであろうか。『しんぶん赤旗』の昨年10月17日号(東北版)に報じられていた。元学会信者・増田宏久 さん宅への嫌がらせ電話事件も同様である。 1995年にフランス議会が満場一致で受理したセクト(カルト)調査委員会報告書の10の基準も参考になる。
 その第2項は「法外な金銭的要求」、第8項は「多くの裁判沙汰」、そして第10項は「行政当局への浸透の企て」であるが、 前記シリーズCで田賀正氏が挙げておられる創価学会の「三つの力」のうち「権力の力」で述べておられることは第10の基準 に、「財力」のところで述べておられることは第2の基準に当てはまると私は思う。また創価学会には、例えば、「ふつう」伝統 的仏教諸宗派に比べて「裁判沙汰」が目立つのも事実であろう。フランス議会のこの報告書は、10の基準の1つにでも該当する と判断した172の団体を実名で挙げているが、「フランス創価学会インターナショナル」もその中に含まれている。


「カルト度」の基準

外国の例を先に挙げたが、実は私は、ある団体を「カルト」と見なすかどうかのいちばん良い基準は、その団体が(宗教を名乗ろうと名乗るまいと)日本国憲法の人権条項を侵 しているかどうかだと考えている。
  「日本脱カルト研究会(JDCC)」は1999年に「集団健康度チェック目録」というものを発表した。

http://www.cnet-sc.ne.jp/jdcc/GHI/index.html

  この目録の作成には私も参加したのだが、その114のチェック項目は、実はほぼ日本国憲法の人権条項の順序に沿うようグループ分けされている。
 T(第1〜15問)とU(第16〜25問)は信教・思想の自由への侵害関係で、以下、V通信・居住の自由の侵害、W性・子 どもの権利の侵害というふうに続き、最後の3つはZ組織の民主制の侵害、[プライバシーの侵害、\その他の人権に対する侵害 (第94〜114問)となっている。
 そしてすべての問いには、該当度をゼロから3までの4段階でマークしてもらうようになっている。「集団健康度」とあるよう に、このチェック目録は宗教に限らず、会社でも大学の部活団体でも、ある集団が人権をどれくらい大切にしているか、あるいは していないかを判定できる役に立つはずである。
 ためしにこのチェック目録を私自身が通っている教会(私はそこの牧師でも何でもない)で無記名で試してもらったところ、嬉 しいことに全項目が「ゼロ」であった。  しかし、日本基督教団という大所帯の中には、何点かは取る教会もあるだろうと私は想像している。
 しかしすでに述べた例からみても、創価学会の場合には、点数はもっとたやすくある程度まで行くのではないか。114項目も ある中の、早速だが、最初から4番目はどうか。(反抗的メンバーや脱会したいというメンバーに)「無視、侮蔑、非難、降格、 破門や追放などの精神的罰を受けさせることがある」というものである。前記の主婦や増田宏さんの例を考えてほしい。
 あるいは、13番目の「脱会すると不幸になる、罰が下る、などの恐怖感が与えられる」はどうか。14番目「反省(懺悔)の 必要なメンバーには集団で取り囲んで攻撃することがある」はどうか。
 17番目の「被害者の周囲を複数のメンバーで取り囲んで入会の意思決定を求める」はどうか。かなり昔だが、私はずばりこの 相談を自分の大学の学生から受けた。こうしてチェックしていって、終わり近くの106番目はどうか。「脱会したメンバーに対 して、脅迫したり、嫌がらせをする。」 創価学会を「カルト」という言葉で呼ぶかどうかは、本当はどうでもよい。大切なのは、このような事実の有無と程度である。そして私個人は以上のいろいろな理由で、創価学会 を大いにカルト的だと判断している。

※ この「チェック目録」は山口広・滝本太郎・紀藤正樹共著『Q&A・宗教トラブル110番』(民事法研究会発行)の285ページ以下に収録されている。
インターネットでは静岡大学・西田公昭博士HP
 http://nursing.u-shizuoka-ken.ac.jp/~nishidak/


信教の自由 と政治活動の自由

最後に、本当はこの点だけ書けば、私のスペースは十数行でよかったと思っていた点を三点書く。
@ 人がどんな宗教を選ぶかは、全く自由である
A 個々の宗教者がどんな政党を選ぶかも、全く自由である。
B しかし、ある宗教のメンバーが結果的に一つの政党しか選ばなかったり、その宗教団体の指示による以外は他の政党に投票することもない
−創価学会の指示で信者が自民党に投票する場合のように−
もしそういう宗教があれば、その宗教は必ず政教分離の原則を破っているのであり、また恥ずかしいことだが、非常に未成熟で前近代的な宗教である!

  もし欧米の全キリスト教徒が一つの政党しか選ばないとしたら、米国の民主・共和両党はもちろん、ヨーロッパ諸国の主要な複数政党も一切存在しないであろう。ついでながら、 私の属する日本基督教団でも、信者の政党支持はまったくばらばらである。

http://www.asyura2.com/20/cult28/msg/793.html

コメント [政治・選挙・NHK276] コロナ支援金が次々と期限…迫る倒産・閉店・失業ラッシュ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. 増税反対[2288] kZ2QxZS9kc4 2020年10月29日 23:57:02 : 0YMjcsCkAo : eUFWTjNoRHM2RnM=[536]
GOTOトラベルで札幌などは感染者が激増してきた。

知事はGOTOトラベルには何も言及しないが、警戒レベルを引き上げた以上、

多くの飲食店などはさらなる打撃を受けることになる。特にススキノなどの

歓楽街は壊滅的な影響を受けるだろう。

 
 こんなバカな政権でも創価学会信者どもは支持し続けるんだから、

ほんともう死んでくれと言いたい・・・
http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/827.html#c21

記事 [カルト28] 「カルト宗教」創価学会批判 浅見定雄(元東北学院大学教授)
「カルト宗教」創価学会批判
浅見定雄(元東北学院大学教授) 
2001年2月10日発行「宗教と平和」389号より

カルトと信者の 真面目さ

1995年、地下鉄サリン事件の年の秋に、私は宗平協の大阪集会で、創価学会もカルトと見なすという趣旨の発言をした。
この講演は公開だったので、そこには、創価学会の責任ある立場の人も聞きに来ておられた。そして講演会の後、きちんと自己紹介された後で、浅見の考えも尊重するが、できれ ば「誤解」の部分は解いていただきたいと言われた。
その人は今でも、私宛いろいろな刊行物も送ってきてくださる。私はその人の個人的なまじめさを疑うことはできない。
  去年私は、純粋なクリスチャン二世の女子高校生が、同じように純情な創価学会二世の高校生と交際している悩みを打ち明けられた。その時も私は、彼女から聞くその学会高校生 のまじめさを疑えなかった。
 だが、一般に「カルト」と呼ばれる団体の特徴は、メンバー(学歴は関係ない)の真面目さと指導者の本音や団体の実態との「ずれ」にある。
 そういう「ずれ」の実例を、私自身の体験から幾つか記したい。


創価学会の実際

1993年の春、統一教会の合同結婚に参加した有名タレントが私たちの仲間の努力で脱会して話題なったちょうどその頃、拙訳のS・ハッサン『マインド・コントロール の恐怖』が出版された。 その時の読者からいただいた手紙のうち、「匿名」希望がいちばん多かったのは、「幸福の科学」と、創価学会の元・現信者からのものだった。そして創価学会関係のものは、およそ次の二つに大別できた。
 一つは、同書の中に「アメリカ日蓮正宗」が「カルト」として挙げられていることに対する抗議。他方もう一つは、同書第5章 の「カルトの心理」に書かれていることがあまりにも創価学会での体験に似ている、というものである。
 元信者だけでなく、現信者がこれを読んで迷いだしたとか、すでに迷っていたがこれでやめる決心がついたと告白してきたもの も何通かあった。
 地下鉄サリン事件の年に、私はある地方都市でカルト問題について語った。
 講演が終わったあと、是非相談をと希望して来られた人々のうち、時間の制約のため、これだけはと直観した3人のお話だけ聞いた。

 1人は、赤ちゃんを抱っこし、幼稚園くらいの子どもさんを連れた30代の主婦だった。彼女は次のように語り、途中から涙ぐんだ。
「私は創価学会二世で、高校も創価高校。友達といえば、恋愛、結婚のことから子育てまで、なんでも話せたのはその人だけでした。しかし、結婚後、転勤して当地にきた夫が、 まず創価学会に疑問を持ち、私も真剣に考えた結果、学会をやめることにしました。ところが、そのことを友達に告白したとたん、あんなに親しかった友達が一人残らず、私と一切の関係を絶ってきました。電話も年賀状も、あちらからは一通も来なくなりました。」 これは「いじめ」であり精神的制裁であると私は思う。

 もう一例だけ挙げよう。あまりに身近な事例なので、いつの総選挙の時とは言わない。投票日も迫ったある夜、私の親族の親友 (女性)のところに妹さんから次のような電話があったというのである。
「お姉ちゃんは公明党になんか投票しない人だとよく知っているけれど、今度だけ、お願い!」あまりにも切実な感じなので「なぜ?」と聞くと、妹さんはこう言ったという。 「5票集めないと仏罰があるの。」「5票」が「あと5票」の意味だったか、また「仏罰」というのが正確に本人が使った言葉 だったか、問い合わせれば確かめられるが、実際には変わりのないことである。
 他の「ふつうの」伝統的宗教や新宗教にくらべて、創価学会にはこの種の問題が多すぎる。このことは、過去のおびただしい創 価学会批判書をさかのぼるまでもなく、最近の、例えば佐高信・テリー伊藤共著の『お笑い創価学会』(光文社)や赤旗特別取材 班編の『政教一体 公明党・創価学会』T〜W(新日本出版社)を読めば、いや、本誌のシリーズC(田賀一成氏「内部から見た 創価学会・政教一致と公明党の今昔」)を読んだだけでも納得せおざるをない。


創価学会は 「カルト」か

「カルト」は今や学術用語ではなく、世間のだれもが使う(使ってよい)通俗用語である。そしてその意味はよくない。オウム真理教や法の華三法行がいちばんわかりやすいの だが、要するに宗教の中でも個人や社会に対して破壊的あるいは非人道的な行為をしていると思うものを、人々は「カルト」と呼 んでいる。(ただし、ライフスペースやヤマギシ会のように「宗教」を名乗らないカルトもあることに注意。)
 
このように「カルト」は、厳密な学術用語でも何でもないので、この言葉を責任を持って使うには注意と覚悟が必要である。世間でもなんとなく奇異に思われている宗教団体で も、破壊的行為など全然していないという例も少なくない。従って、ある団体が「カルト」であるかどうか、あるいはどの程度ま で「カルト的」であるかを責任をもって論じるには、まず事実の把握が大切である。
 そして、次に、その事実の「ひどさ」の程度が問題となる。 「あの寺の戒名代は少々高すぎる」という程度の話とオウムや法の華とは、同列に論じられない。

 このうち「事実」に関しては、どのような行為を「破壊的」とか「非人道的」とか言うべきであろうか。この点で参考になるの は、古くは1984年にヨーロッパ議会が採択した13の基準である。例えばその5番目にはこうある。「個人が妨げられること なく、ある運動から離れる権利・・・が尊重されなくてはならない」この基準に照らして読者は私が先ほど紹介した若い主婦の例 をどのように思われるであろうか。『しんぶん赤旗』の昨年10月17日号(東北版)に報じられていた。元学会信者・増田宏久 さん宅への嫌がらせ電話事件も同様である。 1995年にフランス議会が満場一致で受理したセクト(カルト)調査委員会報告書の10の基準も参考になる。
 その第2項は「法外な金銭的要求」、第8項は「多くの裁判沙汰」、そして第10項は「行政当局への浸透の企て」であるが、 前記シリーズCで田賀正氏が挙げておられる創価学会の「三つの力」のうち「権力の力」で述べておられることは第10の基準 に、「財力」のところで述べておられることは第2の基準に当てはまると私は思う。また創価学会には、例えば、「ふつう」伝統 的仏教諸宗派に比べて「裁判沙汰」が目立つのも事実であろう。フランス議会のこの報告書は、10の基準の1つにでも該当する と判断した172の団体を実名で挙げているが、「フランス創価学会インターナショナル」もその中に含まれている。


「カルト度」の基準

外国の例を先に挙げたが、実は私は、ある団体を「カルト」と見なすかどうかのいちばん良い基準は、その団体が(宗教を名乗ろうと名乗るまいと)日本国憲法の人権条項を侵 しているかどうかだと考えている。
  「日本脱カルト研究会(JDCC)」は1999年に「集団健康度チェック目録」というものを発表した。

http://www.cnet-sc.ne.jp/jdcc/GHI/index.html

  この目録の作成には私も参加したのだが、その114のチェック項目は、実はほぼ日本国憲法の人権条項の順序に沿うようグループ分けされている。
 T(第1〜15問)とU(第16〜25問)は信教・思想の自由への侵害関係で、以下、V通信・居住の自由の侵害、W性・子 どもの権利の侵害というふうに続き、最後の3つはZ組織の民主制の侵害、[プライバシーの侵害、\その他の人権に対する侵害 (第94〜114問)となっている。
 そしてすべての問いには、該当度をゼロから3までの4段階でマークしてもらうようになっている。「集団健康度」とあるよう に、このチェック目録は宗教に限らず、会社でも大学の部活団体でも、ある集団が人権をどれくらい大切にしているか、あるいは していないかを判定できる役に立つはずである。
 ためしにこのチェック目録を私自身が通っている教会(私はそこの牧師でも何でもない)で無記名で試してもらったところ、嬉 しいことに全項目が「ゼロ」であった。  しかし、日本基督教団という大所帯の中には、何点かは取る教会もあるだろうと私は想像している。
 しかしすでに述べた例からみても、創価学会の場合には、点数はもっとたやすくある程度まで行くのではないか。114項目も ある中の、早速だが、最初から4番目はどうか。(反抗的メンバーや脱会したいというメンバーに)「無視、侮蔑、非難、降格、 破門や追放などの精神的罰を受けさせることがある」というものである。前記の主婦や増田宏さんの例を考えてほしい。
 あるいは、13番目の「脱会すると不幸になる、罰が下る、などの恐怖感が与えられる」はどうか。14番目「反省(懺悔)の 必要なメンバーには集団で取り囲んで攻撃することがある」はどうか。
 17番目の「被害者の周囲を複数のメンバーで取り囲んで入会の意思決定を求める」はどうか。かなり昔だが、私はずばりこの 相談を自分の大学の学生から受けた。こうしてチェックしていって、終わり近くの106番目はどうか。「脱会したメンバーに対 して、脅迫したり、嫌がらせをする。」 創価学会を「カルト」という言葉で呼ぶかどうかは、本当はどうでもよい。大切なのは、このような事実の有無と程度である。そして私個人は以上のいろいろな理由で、創価学会 を大いにカルト的だと判断している。

※ この「チェック目録」は山口広・滝本太郎・紀藤正樹共著『Q&A・宗教トラブル110番』(民事法研究会発行)の285ページ以下に収録されている。
インターネットでは静岡大学・西田公昭博士HP
 http://nursing.u-shizuoka-ken.ac.jp/~nishidak/


信教の自由 と政治活動の自由

最後に、本当はこの点だけ書けば、私のスペースは十数行でよかったと思っていた点を三点書く。
@ 人がどんな宗教を選ぶかは、全く自由である
A 個々の宗教者がどんな政党を選ぶかも、全く自由である。
B しかし、ある宗教のメンバーが結果的に一つの政党しか選ばなかったり、その宗教団体の指示による以外は他の政党に投票することもない
−創価学会の指示で信者が自民党に投票する場合のように−
もしそういう宗教があれば、その宗教は必ず政教分離の原則を破っているのであり、また恥ずかしいことだが、非常に未成熟で前近代的な宗教である!

  もし欧米の全キリスト教徒が一つの政党しか選ばないとしたら、米国の民主・共和両党はもちろん、ヨーロッパ諸国の主要な複数政党も一切存在しないであろう。ついでながら、 私の属する日本基督教団でも、信者の政党支持はまったくばらばらである。

https://torideorg.web.fc2.com/asami/cult.htm

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