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2020年12月08日06時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK277] GoTo利用者は「発症」2倍 トラベルで東大チームが初調査 (東京新聞)
GoTo利用者は「発症」2倍 トラベルで東大チームが初調査
https://www.tokyo-np.co.jp/article/72989/
2020年12月7日 20時42分 (共同通信) 東京新聞


羽田空港の出発ロビーに置かれた「Go To トラベル」の看板=11月21日

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナ感染を疑わせる症状を経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。PCR検査による確定診断とは異なるが、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。

 研究チームによると、GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内で初めて。政府は8日に事業延長を盛り込んだ追加経済対策を閣議決定するが、継続の是非が改めて問われそうだ。

 調査は約2万8千人を対象に、8月末から9月末にネット上で実施した。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 小池知事がNHK討論で 都外陽性者持ち出し“被害者顔”の醜態(日刊ゲンダイ)



小池知事がNHK討論で 都外陽性者持ち出し“被害者顔”の醜態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282306
2020/12/07 日刊ゲンダイ


悪いのは「都外陽性者」なのか、数字合わせじゃないだろう(C)日刊ゲンダイ

「被害者ヅラか」――。6日朝のNHK「日曜討論」を見た視聴者は、小池都知事の発言に呆れ返ったのではないか。<感染拡大・医療ひっ迫 新型コロナ いま必要な対策は>をテーマに、西村康稔コロナ担当相や吉村洋文大阪府知事ら5人が出演し、新型コロナについて意見がかわされた。

 番組冒頭、司会者から、東京都発表の5日の感染者が過去最多の584人だったことを指摘されると小池知事はムキになってこう反論してみせたのだ。

<最近の傾向は、都外から検体が持ち込まれる例が増えていることです><きのうも陽性者584人のうち、34人は都外の方々でした><都内の民間クリニックに都外から検体が持ち込まれる><陽性者が出た分は都の保健所に知らされる>

 要するに、都外の陽性者が、東京都の陽性者数を押し上げている、と文句を言いたかったようだ。都外陽性者34人を除外しても、新規陽性者550人は相当深刻のはずだが、「悪いのは都外陽性者」とばかりに、ほとんど被害者ヅラだった。

 さらに、冒頭だけでは言い足りなかったのか、番組の途中に<冒頭、申し上げたように>と、再び、都外陽性者についてこう繰り返した。

<都の陽性者としてカウントされる><ダイヤモンド・プリンセス号のように、数字を別にして><東京全体の傾向を分析するうえで、この数字は省いていかないといけない>

 安倍前政権が、日本の感染者を少なく見せるために、ダイヤモンド・プリンセス号での感染者を別カウントにしたように、都外の感染者は別カウントにすべきだと主張した。

 小池知事が被害者ヅラして、都外陽性者のことを持ち出したのは、東京都の数字を少しでも小さく見せたいからだ。

 なにしろ小池都政は、重症者の人数まで“都基準”を独自につくり、少ない人数を公表している。東京都の重症者は厚労省基準では246人だが、“都基準”に基づいて59人と発表している(いずれも2日時点)。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「いま小池知事が最優先でやるべきことは、数字合わせではないでしょう。東京と全国の感染者を減らすためには、まず、東京都をGo To トラベルから除外することです。大阪と北海道の知事は、大阪市と札幌市の除外を政府に申し入れています。なぜ、小池知事は東京23区の除外を申し入れないのか。理解に苦しみます」

 まず、感染者の人数を減らす方策を打ち出したらどうだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 確定 米中に刃向かえば破滅する日本 
確定 米中に刃向かえば破滅する日本
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51990724.html
2020年12月08日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


12月7日 プライムニュース181

若宮健嗣衆議院安全保障委員会委員長 前外務副大臣 自由民主党衆議院議員
細川昌彦明星大学経営学部教授
興梠一郎神田外語大学教授

米中貿易対立が新展開中国が輸出管理法施行日本企業への影響は?

話の流れは 
@中国進出企業は更に発展してほしい
Aバイデン政権に言いくるめられて中国進出企業が悲鳴をあげないように
B日米同盟は日米同盟であり経済は経済と両立できる

***

反中産経グループのプライムニュースは
興梠教授の狂気じみた反中論が影を潜め 
中国と協調しながら論に軸が移ったか

自民党は米中合流溜池です
池の水はだんだんピンク色に染まってきたようです

若宮氏細川氏の話す内容は「民主党政権」の
尖閣国有化以前の日中関係です
妖怪二階が自民党を背負ったようです
二階からみれば菅氏は前頭レベルでしょう

****

@立憲民主の支持率がわずか3%です
尖閣国有化を推進した枝野反中政党です
A共産党はヒステリック反中です
B経団連が従米親中ですから自民党も従米親中でしたのです

****

日本が狂った証です

経団連&自民党が親中 立憲・共産が反中です
消費税も日米安保も同じ穴です 
共産は廃棄を口封じですから

右が左 左が右となりました
男女が反対になりました狂った漫画です
統帥機関が空芯化したのです
国家自壊が始まりました




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/712.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 余っている?菅首相の“笑顔”ポスターは自民党内でも不人気(日刊ゲンダイ)



余っている?菅首相の“笑顔”ポスターは自民党内でも不人気
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282307
2020/12/08 日刊ゲンダイ


誰も欲しがらない?(C)日刊ゲンダイ

 4日の会見で、学術会議の推薦者任命拒否問題について問われ、「(反発が)大きくなると思っていました」と薄ら笑いを浮かべながら答えた菅首相。SNSでは、〈心の底から嫌悪感が湧いた〉〈どんな感情ですか?〉などと批判が続出し、炎上している。

 菅首相の「笑顔」は、党内でも“不人気”となっているようだ。10月に公表された〈国民のために働く。〉と印字された自民党の新ポスターには、斜め上を見上げ、笑みを浮かべる菅首相の写真が載っているが、このポスターの評判がすこぶる悪いらしい。月刊テーミス12月号によると、首相のポスターは引き取り手がなく、大量に余っているという。〈通常は10万枚のところ17万枚も刷ったのに、引き取りたがらない県連が続出している〉という党関係者の声を紹介し、ポスター不人気の原因について、〈国会では野党の追及に首相が険しい顔で腕組みをする姿が目立っている〉と分析している。

何度撮影しても暗い雰囲気に

 確かに、街中であまり菅首相のポスターを見かけない。やっぱり党の地方組織から不人気なのか。東京・中央区内のある自転車店の壁には、立憲や公明、幸福実現党など多くの党のポスターが張られているが、なぜか自民党のポスターはない。店を営む80代女性はこう言う。

「基本的にうちは『張っていいですか』と言われたら、どの党でも断らない。亡くなった夫が自民党員だったこともあって、以前は安倍さんのポスターを壁の一番上に張っていました。菅さんに代わってからは自民党の人がポスター張りのお願いに来ないです。周囲の店にも張っていないから、党の人があまり積極的に動いていないのかもしれませんね」

 ある自民党関係者は「ポスターの撮影では、菅首相に『笑顔で』とお願いしたそうですが、何度撮っても暗い雰囲気になってしまい、難航したそうです」と話す。党内からは「菅さんは暗い」「選挙に勝てない」といった声が上がっているという。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「菅首相が会見で笑みを浮かべたのは、意に沿わない学術会議の抑え込みに成功したからでしょう。『自分に逆らうと、こうなる』と見せしめに使った格好です。党のポスターには〈国民のために働く。〉と書かれていますが、菅首相にとっての『国民』とは自らを恐れ従う者のことではないか。そんな強権的な菅首相の姿勢を、国民はしっかり見ています。選挙など無理でしょう」

 菅首相の「笑顔」には要注意だ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 超高給取り・首相の食事代<本澤二郎の「日本の風景」(3828)<「高給レストランでの官房機密費支払のタダめしやめろ」の合唱>
超高給取り・首相の食事代<本澤二郎の「日本の風景」(3828)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27256384.html
2020年12月08日 jlj0011のblog


<「高給レストランでの官房機密費支払のタダめしやめろ」の合唱>

 世界的な経済不況と保護主義の台頭+コロナ襲来によって、多くの国民は財力も精神も疲弊している。そんな中、国民に生活の見本を示す日本国首相の、高級ホテルレストランでの朝昼晩の贅沢三昧に批判が集まっている。本ブログでは、何度も指摘して反省を強く求めてきたが、菅は依然として止めようとしていない。

 質素倹約を指導すべき与野党の国会議員・霞が関の官僚も、自ら高給を食んでいるため、注意しようともしない。官邸と国会が腐っている。これに司法が加わると、もう日本に希望が生まれるわけがない。

 凡人でも徐々に分かってきたことは、安倍の7年8か月の、これまた天を欺くような贅沢三昧宴会に対抗して、菅はもっぱら高級ホテルレストランで、隠れるようにして、会食三昧に精を出していた。虫歯になるわけである。

 虫歯を甘く見るなかれ、である。命を落とすこともあり得る。

 当人からは「今まで通りの生活パターンで何も変わっていない。安倍に比べれば、せいぜい2分の1か3分の1の費用だ」と反論したいのであろう。わが日本の新聞テレビ記者も、NHKは無論のこと大金をもらっているせいか、国民目線での報道を忘れている。新聞よ、テレビよ、目を覚ませ、である。

 日本国首相の報酬は世界一のレベルである。韓国の大統領のように、食事代を自分の懐から出すのが常識であろう。なぜ、血税である官房機密費から支出するのか。主権者をなめているとしか思えない。

 菅のただ飯やめろ、の国民的合唱が聞こえてくるではないか。官の頂点に立つ人物の、血税支出食事三昧NOである。菅の耳には、タクシー運転手や母子家庭などの、悲痛な悲鳴が聞こえないのだろうか。民はやせ細り、官と1%財閥は肥えている、晩秋の寒々しい日本の風景である。

<「官邸の腕のいいコックの食事を自腹を切って食べろ」の叫び>

 首相官邸で生活ししたことのある内閣報道官から、敗戦直後の深刻な話を聞いたことがある。杉原さんだ。彼は敗戦で復員すると、官邸内に住み込んで、邸内の庭を耕して、サツマイモを作って、空腹をしのいだものだ、と教えてくれたものだ。

 今では有名な野球選手・長嶋茂雄の母親は、 背負いかごに野菜や魚を詰め込んで、京成電車を利用して上野駅、山手線に乗り換えて有楽町駅、そこから歩いて歩いて首相官邸に辿り着いた。必死で生きるための、敗戦後の担ぎ屋人生に涙が出る思いである。そんな母の手で育った長嶋だった。ちなみに杉原さんは、現在の袖ヶ浦市出身の中央大学OB。官房長官記者会見を見逃した時、よく彼のメモに世話になったものだ。ナベツネも覚えているだろう。

 御用評論家失格ジャーナリストは、いまの官邸の様子が分からないが、おそらく立派な広い食堂があるはずだ。腕のいいコック・料理人がかなりいる。しかし、菅は7年8か月の間、ほとんど利用していなかったようだ。

 高級ホテルのレストランに行き、そこで秘書官や御用記者らと贅沢な食事に舌鼓を打っていた。首相になった今も、官房機密費を独占している。加藤勝信もまねしているのであろうか。

 国民は、自腹を切って官邸の高級料理を食べろ、と叫んでいるのだが。理由もある。コロナ対策にもなる、とアメリカの学者らも指摘しているらしい。彼らのコロナ対策は、レストランでの食事や移動が、一番コロナに感染する確率が高いと分析している。GoToイートや、GoToトラベルなど論外だと決めつけている。

 国の財政は、天文学的借金で泣き叫んでいる。安倍・黒田・菅の責任は重大で、子供たちに顔向けできない。せめて報酬の全額を、国庫に返還すべき立場にあると、庶民・凡人には思えてならない。国家破綻寸前であるのだから、質素倹約して生きている日本人からすれば、菅の血税を支出しての贅沢三昧を容赦できない。ここは遠慮すべきではないだろうか。

<「秘書官との打ち合わせは首相執務室に限れ」とも>

 もう安倍の臭いも消えたであろう、立派な公邸に移動してはどうか。そこにも名コックがいるだろう。横浜の高級マンションよりも、公邸の方が豪華なはずだ。幽霊など出るはずもない。安心して公邸に住めば、そこで秘書官と打ち合わせをすればいい。

 事情通いわく「公邸だと、ハマのやくざを呼び込めないからだろうと、嫌みの一つも言いたくなる」そうな。

 秘書官との打ち合わせは、立派な首相執務室もあるよ、とも提言したい。そのための執務室である。わざわざ高級ホテルで、税金の無駄遣いをする必要などない。完ぺきにすべてが備わっている官邸と公邸である。

 しかも、安全と秘密も保護されているではないのか。

 確かに執務室では、様々な自業自得の事件処理に、中村格など警察官僚を呼んだりできないことは分かる。たとえば、1500円パーティー・ゴルフコンペ・成田山バス旅行などなど、政治資金規正法や公選法の違反事件処理に執務室利用は良くない。自己の犯罪行為の処理は、公務・国政とは違う。

<農民出身の庶民のために働く内閣が公約だったはず>

 首相就任の2か月前の菅人気は、びっくりするほど高かった。安倍が腰を抜かしたかもしれない。

 むろん、仕掛けがあった。21世紀の特務機関とも大魔神とも恐れられている電通が、新聞テレビを操作、農民出身の集団就職の苦学生という、捏造報道に影響を受けたものだ。人々は、なんとなく新潟の馬喰をルーツに持つ田中角栄を連想したのだ。

 実際は、美辞麗句無縁の、知性無縁の利権に目ざとい政治屋に過ぎなかった?といいたい。庶民のために働く内閣ではなかった。もしも、事実であれば、官房機密費を使っての、高級ホテルでの美食三昧をするはずがない。

 報道とは、全く違っていた。

 コロナ対策を棚上げした電通五輪に狂奔している、本来は首相になってはならない政治屋に過ぎなかった。内閣支持率急落は当然であろう。

<官房機密費は国務に必要な時にのみ支出OK>

 7年8か月の間に味を占めたのだろうが、もういい加減に官房機密費乱用をやめるべきだろう。誰か反論があろうか。

 政界を誰よりも長く長く見聞してきた、御用記者になれなかった凡人の目には、官房機密費で首相の座を手にした最初の人物だと即断できる。ゆえに、日本会議の安倍晋三に対してと同様に、厳しいボールを投げなければならない責任を、国民に負っている老人である。

 血税である官房機密費は、公益・国務に必要不可欠の場合に使用される札束である。自己保身のため、身内のために支出することは、主権者を欺くことである。反省謝罪を求めたい。日本にそんな余分な金はない!

2020年12月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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菅首相はコロナ禍でも朝昼晩「外食フルコース」の贅沢三昧(日刊ゲンダイ)
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http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 小池都知事「5つの小」掲げた当日 “密宴会”に参加していた(日刊ゲンダイ)





小池都知事「5つの小」掲げた当日 “密宴会”に参加していた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282368
2020/12/08 日刊ゲンダイ


都民には「5つの小」を押しつけて自身は宴会に(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 これこそ都民への裏切りだろう――。小池百合子知事が都民に自粛を呼びかけた当日、こっそり飲み会に参加していたことが発覚し、批判が噴出している。

都民に「5つの小」押しつけた当日

 4日付のダイヤモンド・オンラインが、「小池都知事<5つの小>呼びかけ当日に会食の言行不一致」という記事で一部始終を暴露している。

 小池都知事は11月19日に緊急会見を開き、「5つの小」を守るよう呼びかけた。会食は「小人数」で行い、「小一時間」で切り上げ……という内容だ。

 ところが、その日の夜、オリックスの宮内義彦シニア・チェアマンらが集まる会食に参加していたのだ。ダイヤモンド・オンラインの記事で、宮内氏は「もう20年ぐらいずっと続いている定例会でね。コロナの前は、年に2、3回ぐらいやっていたかな」と説明。メンバーは小池都知事を入れて6人だが、当日は1人が病欠したため5人が参加。小池都知事は途中から参加したという。

 5人の飲み会は、どう考えても「小人数」ではない。「密宴会」である。実際、農水省も「Go To イート」の利用について、「原則4人以下」と人数制限している。

 しかも小池都知事は、会見で高齢者は会食を避けるべきだと注意を促していた。小池都知事自身も68歳の前期高齢者のうえ、宮内氏は85歳の後期高齢者である。

“木で鼻をくくった”ような都の回答

「5つの小」を都民に説き、その舌の根も乾かないうちに平然と会食とは、どういうつもりなのか。小池事務所に電話で聞いたところ、「質問をファクスで送って欲しい」とのことだったので、質問状を送ったが、締め切りまでに回答はなかった。そこで東京都に電話したら、政策企画局総務部が対応したものの、木で鼻をくくったような回答だった。

――小池知事が会食に参加した経緯は?

「知事の公務外の行動は東京都としては把握していません」

――今回の会食参加の報道は知っているか?

「ダイヤモンドの報道は聞いていますが、そのことについて知事に話を聞いていません」

 ジャーナリストの横田一氏はこう言う。

「公務では都民に『5つの小』を押しつけ、プライベートでは平気で会食に出かけたわけです。都民が第3波に怯えている時、こんな話が通用するはずがありません。事実を知ったら、都民は怒りますよ。都の職員が小池さんに事実関係を確認しないのは女帝に忖度しているからでしょう」

 都民の前で「宴会参加」について説明すべきだ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 冷静に冷静に! 東京五輪はコロナにもテロにも勝てないぞ!(サンデー毎日)



冷静に冷静に! 東京五輪はコロナにもテロにも勝てないぞ!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2020/12/13/post-2667.html
2020年12月13日号 サンデー毎日

牧太郎の青い空白い雲/794

 前回「第3波襲来?より『アメリカ不参加』の東京五輪が試練だ!」を書いたら最初の読者″竓ェ編集長から「アメリカ不参加なんて考えなかった」と言われた。エッ、週刊誌の編集長まで「東京五輪はコロナ禍に勝った証拠」という謳(うた)い文句を信じているのか?

 バイデン次期大統領が心配しているのは新型コロナだけではない。東京五輪にアメリカ選手は参加しない! (隠された)理由? それはテロである。

 世界最悪のテロリスト、ウサマ・ビンラディンの姪(めい)「ヌール・ビンラディン」はトランプ贔屓(びいき)。多分、叔父がオバマ政権下で殺されたから!だと思うが、「バイデンが権力を握ったら、アメリカは第二の9・11を経験する」と予言している。

 五輪は国際テロの格好の舞台だ。1996年のアトランタ大会。伝説のボクサー、モハメド・アリの感動的な聖火点灯で幕を開けた大会の7日目。オリンピックパークのコンサート会場で、警備員がベンチ下に置かれた不審なリュックを発見した。爆弾だった。迅速な避難誘導で多くの観客やスタッフが難を逃れたが、釘(くぎ)が仕込まれたパイプ爆弾が爆発して2人が死亡、111人が負傷した。

 72年のミュンヘン大会のテロはもっと大掛かり≠セった。何者かが、選手村に侵入。巡回していた警備員が殺害されたコーチの遺体を発見。犯人たちはイスラエル選手9人を人質に立てこもった。

 パレスチナの過激派組織「黒い九月」の犯行だった。犯人側の要求した航空機が用意された空軍基地でテロリストと警官隊による銃撃戦が起こり、テロリスト5人、警官1人、人質のイスラエル選手9人が死亡した。最悪だった。

 東京五輪だって、テロ集団の標的になる可能性は十分、あり得る。バイデンは「東京五輪でのテロ勃発」を本気で心配しているのだ。

 そんな中で、韓国の国家情報院の朴智元(パク・チウォン)院長が菅義偉首相と会談して「東京五輪の際に南北と日米の首脳が会談し、拉致や北朝鮮の核問題の解決策について議論したらどうか?」と提案したらしい(「朝鮮日報」が報道)。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を東京に招待する! まさか。能天気にも程がある。

 東京五輪のスポンサー契約の期限が12月末に迫っている。スポンサーは「協賛金の追加拠出」が求められるようだが、ちょっと冷静になってくれ! 本当に五輪は必要なのか?

 このままでは、新型コロナとテロ、それに出来の悪い政治家の悪巧み≠ナ、東京五輪はめちゃくちゃにされるぞ!



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 吉崎達彦氏が占うバイデン新政権の舵取りと日米関係の今後 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) :国際板リンク
吉崎達彦氏が占うバイデン新政権の舵取りと日米関係の今後 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/20/kokusai29/msg/742.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK277] GoToトラベル利用者に発症2倍 東大チーム初調査 味覚異常などコロナ疑い(東京新聞)

※2020年12月8日 東京新聞3面 紙面クリック拡大


GoToトラベル利用者に発症2倍 東大チーム初調査 味覚異常などコロナ疑い
https://www.tokyo-np.co.jp/article/73050
2020年12月8日 07時28分 東京新聞


店頭に置かれた「GoToトラベル」の案内

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナウイルス感染を疑わせる症状を経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。PCR検査による確定診断とは異なるが、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。

 研究チームによると、GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内で初めて。

 菅義偉首相は感染拡大を受けた事業の抜本的な見直しに否定的な立場で、感染拡大の主要因とする「証拠はない」との専門家見解を繰り返している。

 調査は15〜79歳の男女約2万8千人を対象に8月末から9月末にインターネット上で実施した。過去1カ月以内に嗅覚・味覚の異常を訴えた人の割合は利用者で2・6%なのに対し、利用しなかった人は1・7%だった。年齢や健康状態の影響を取り除く統計処理を施すと、有症率の差は約2倍に上った。発熱やせき、頭痛を含めた計5項目全てで利用者の方が有症率が高かった。

 年齢別では65歳未満の方が感染を疑わせる症状を経験している割合が高かった。(共同)




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記事 [政治・選挙・NHK277] 最後通牒が間に合っても“だまし討ち”の真珠湾攻撃:「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」打電は不要どころか破滅的誤り

 1941年12月8日の対米開戦から79年が経過した。

 「追い詰められたためやむを得なかった戦争」論を含めても、あまりにも愚かでまさに亡国政策であったという認識は国民共通になっているものと思うが、どうして?なぜ?他の選択肢は?誰の責任などの戦争問題が、戦後75年以上経った今なおきちんと総括されているとは思わない。

 かつてここ阿修羅で、「戦争責任」ではなく、「敗北責任」をきちんと考える必要があると訴えた。
 300万人超の同胞が戦禍のなかで死に、アジア諸国や米国などで多数の犠牲者を出した歴史的悲劇について、日本が悪かったという似非リベラル的な戦争責任論ではなく、戦争肯定論を含め、朝鮮半島・中国大陸での拡張政策から対米開戦判断そして敗戦後6年に及ぶ占領期(その期間に制定されたのが現憲法)についてきちんと考え直すことが日本の今後のためにも必要な知的作業だと思っている。

12月8日ということで、今回は、通説的な問題を簡単に取り上げる。


(1)対米通告(最後通牒)が間に合っていても“だまし討ち”であることは変わらない

 対米開戦=真珠湾米海軍基地への奇襲攻撃について語られるものとして、在米日本大使館職員の怠慢から、最後通牒の手交が真珠湾奇襲攻撃後になったため、日本は卑怯な“だまし討ち”を行った国として謗りを受けることになるとともに、米国民の対日憎悪を煽ってしまったことで、戦争の様相まで変えたということがある。

 では、最後通牒が刻限(真珠湾攻撃開始)までに手交されていれば、“だまし討ち”とは言われなかったのだろうか。

 残念ながら、きちんと指定時刻に手交されていても、“だまし討ち”であることは変わらなかったのである。
 仮に、真珠湾攻撃の前日に手交されていたとしても、「“だまし討ち”をしたジャップは汚い。徹底的にやっつけるべき」と罵られ気勢を上げられていたはずである。

 なぜなら、末尾に全文を掲載しているが、最後通牒の結論は、“これ以上の交渉はムダだから、もう交渉はしない”という内容であって、対米宣戦布告やいずれかの国への武力行使を示唆するものでもないからである。

(最後通牒の最終段落を抜粋)

「合衆国政府ノ意図ハ英帝国其ノ他卜苟合策動シテ東亜ニ於ケル帝国ノ新秩序建設ニ依ル平和確立ノ努力ヲ妨碍セントスルノミナラズ日支両国ヲ相聞ハシメ以テ英米ノ利益ヲ擁護セントスルモノナルコトハ今次交渉ヲ通ジ明瞭卜為リタル所ナリ。斯クテ日米国交ヲ調整シ合衆国政府卜相携へテ太平洋ノ平和ヲ維持確立セントスル帝国政府ノ希望ハ遂ニ失ハレタリ。

仍テ帝国政府ハ茲ニ合衆国政府ノ態度ニ鑑ミ今後交渉ヲ継続スルモ妥結ニ達スルヲ得ズト認ムルノ外ナキ旨ヲ合衆国政府ニ通告スルヲ遺憾トスルモノナリ。」

 むろん、米国ルーズヴェルト政権は、“おかしくなった”日本が“なんら問題解決につながらない”対米戦争を仕掛けてくることを知ってはいたが、それは公の話ではなかったから、

「日本は、我が国と交渉しても妥結の見通しがないからもう交渉はしないと言ってきただけなのに、突然、連合艦隊で突如ハワイに猛攻撃を仕掛けてきた。こんな汚く恥ずべき行動はない。連邦議会は徹底的に日本を懲らしめるため宣戦布告を決議してほしい」

と、実際の歴史と同じように強い非難をもって宣戦布告を行ったであろう。


 対米戦争は、日米間の懸案事項に関して“なんら問題解決につながらない”無駄なものである。

 日本にとっての日米間懸案事項は、石油禁輸(くず鉄など他の品目も)の解除と米国が行っている蒋介石政権への支援停止ということになるが、二つとも、負けないことが戦略で勝つことは考えられていない対米戦争を仕掛けて解決できるものではないことは自明だ。

 日本が中国や仏印からの撤兵という米国の意向を受け容れられないのなら、石油禁輸に対応するためには、対米戦争ではなく、ナチスドイツに占領されたオランダの植民地である東インド(インドネシア)などの石油資源を武力的に獲得することで解決しなければならないのである。
 その結果、米国が日本に宣戦布告したなら、受けて立つほかない。それが、第一次世界大戦後に日本海軍が策定した対米戦争計画の根幹でもあった。

(それで、蘭領東インドの石油資源が強奪(強制的買い付けでも可)されたくらいでは、ルーズヴェルト政権はともかく、米国世論や連邦議会が対日戦争を求めることはなかったはずである)

(2)12月2日の「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」打電は破滅的誤り

 陰謀論ベースの話をここでは語らないが、対米戦争を真珠湾奇襲攻撃で開始することで、米国の海軍力を削ぎ日本海軍の優位性を一定期間保持することが目的なら、連合艦隊がハワイに向けて航行している12月2日に、攻撃決行を意味する「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」を連合艦隊に打電したのは、不要であるだけでなく破滅的誤りでもある。

 陰謀論でもよく議論されることだが、ハワイに向かっていた連合艦隊は、無線を封印していたので、米国が日本海軍連合艦隊の動きを知ることは出来なかったとも言われている。

 知られているように、開戦前の時点で、米国は、日本の暗号を、外務省→海軍→陸軍の序列で解読していた。

(外務省暗号電文はすべて解読:だから、1940年末からカソリック聖職者を使った「日米諒解案」交渉を行い、その過程で打たれる電報をもとに、日本政府が対米政策をどのように考えているのか把握しようとした)

 仮に、「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」は解読されても、12月8日に何かをしでかそうとしている程度しか推測できないものだが、前項の最後通牒と照らし合わせると、武力行使であることがほぼ推測できてしまう。種類が限られ頻発する数字は暗号のなかでも解読されやすいものである。

(米国政権は、手交遅れとなった最後通牒の内容について、在米大使館職員が英文でタイプ打ちを完了させる前に把握していた。戦争を意味する内容ではないが)

 この問題を簡単に言えば、「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」と「最後通牒」を解読したなら、米国政権及び軍事組織は、太平洋艦隊の基地があるハワイか、日本が欲しい資源がある東南アジアに武力を行使する可能性があると考え、潜水艦や航空機で徹底的に偵察するのが“当たり前”の対応である。
 アリューシャン列島からフィリピンまでカバーしていた米国なら、日本海軍の目標がハワイでも東南アジアでも、日本海軍艦隊の動きを確認することは難しくない話なのである。

 結論を言えば、奇襲攻撃を成功させるために、無線封印までして動きを把捉されないようにしたのなら、「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」の打電もやってはならないのである。

 連合艦隊は真珠湾攻撃を既定方針としてハワイに向け航行しているのだから、何も連絡が無ければそのまま攻撃決行とし、攻撃中止の場合のみ打電すれば済むことである。


[参考資料]

       帝国政府対米通牒(覚書)

一、帝国政府ハ 「アメリカ」合衆国政府トノ間ニ、友好的諒解ヲ遂ゲ両国共同ノ努力ニ依リ太平洋地域ニ於ケル平和ヲ確保シ以テ世界平和ノ招来に貢献セントスル真摯ナル希望ニ促サレ、本年四月以来合衆国政府トノ間ニ両国国交ノ調整増進並ニ太平洋地域ノ安定ニ開シ誠意ヲ傾倒シテ交渉ヲ継続シ来リタル処、過去八月ニ亙ル交渉ヲ通ジ合衆国政府ノ固持セル主張並ニ此間合衆国及英帝国ノ帝国ニ対シ執レル措置ニ付茲に率直ニ其ノ所信ヲ合衆国政府ニ開陳スルノ光栄ヲ有ス。

二、東亜ノ安定ヲ確保シ世界ノ平和ニ寄与シ以テ万邦ヲシテ各其ノ所ヲ得シメントスルハ帝国不動ノ国是ナリ。曩(サキ)ニ中華民国ハ帝国ノ真意ヲ解セズ不幸ニシテ支那事変ノ発生ヲ見ルニ至レルモ帝国ハ平和克服ノ方途ヲ諦ズルト共ニ戦禍ノ拡大ヲ防止センガ為終始最善ノ努力ヲ致シ来レリ。客年九月帝国が独伊両国トノ間ニ三国条約ヲ締結シタルモ亦右目的ヲ達成センガ為ニ外ナラズ。

然ルニ合衆国及英帝国ハ有ラユル手段ヲ竭(ケツ)シ重慶政権ヲ援助シテ日支全面和平ノ成立ヲ妨碍シ東亜ノ安定ニ対スル帝国ノ建設的努力ヲ控制セルノミナラズ或ハ蘭領印度ヲ牽制シ或ハ仏領印度支那ヲ脅威シ帝国卜此等諸地域トガ相携へテ共栄ノ理想ヲ実現セントスル企図ヲ阻害セリ。殊ニ帝国ガ仏国トノ間ニ締結シタル議定書ニ基キ仏領印度支那共同防衛ノ措置ヲ講ズルヤ合衆国政府及英国政府ハ之ヲ以テ自国領域ニ対スル脅威ナリト曲解シ和蘭国ヲモ誘ヒ資産凍結令ヲ実施シテ帝国トノ経済断交ヲ敢テシ明カニ敵対的態度ヲ示スト共ニ帝国ニ対スル軍備ヲ増強シ帝国包囲ノ態勢ヲ整へ以テ帝国存立ヲ危殆ナラシムルガ如キ情勢ヲ誘致スルニ至レリ。右ニ拘ラズ帝国総理大臣ハ本年八月事態ノ急速収拾ノ為合衆国大統領卜会見シ両国間ニ存在スル太平洋全般ニ亙ル重要問題ヲ討議検討センコトヲ提議セリ。然ルニ合衆国政府ハ右申入ニ主義上賛同ヲ与へ乍ラ之ガ実行ハ両国間重要問題ニ関シ意見一致ヲ見タル後トスベシト主張シテ譲ラズ。

 三、仍テ帝国政府ハ九月二十五日従来ノ合衆国政府ノ主張ヲモ充分考慮ノ上米国案ヲ基礎トシ之ニ帝国政府ノ主張ヲ取入レタル一案ヲ提示シ論議ヲ重ネタルガ双方ノ見解ハ容易ニ一致セザリシヲ以テ現内閣ニ於テハ従来交渉ノ主要難点タリシ諸問題ニ付帝国政府ノ主張ヲ更ニ緩和シタル修正案ヲ提示シ交渉ノ妥結ニ努メタルモ合衆国政府ハ終始当初ノ原案ヲ主張シ協調的態度ニ出デズ、交渉ハ依然渋滞セリ。茲ニ於テ十一月二十日ニ至リ帝国政府ハ両国国交ノ破綻ヲ回避スル為最善ノ努力ヲ尽ス趣旨ヲ以テ枢要且緊急ノ問題ニ付公正ナル妥結ヲ図ル為前記提案ヲ簡単化シ

(一) 両国政府ニ於テ仏印以外ノ南東亜細亜及南太平洋地域ニ武力進出ヲ行ハザル旨ヲ確約スルコト

(二) 両国政府ニ於テ蘭領印度ニ於テ其ノ必要トスル物資ノ獲得ガ保障セラルル様相互ニ協力スルコト

(三) 両国政府ハ相互ニ通商関係ヲ資産凍結前ノ状態ニ復帰スルコト、合衆国政府ハ所要ノ石油ノ対日供給ヲ約スルコト

(四) 合衆国政府ハ日支両国ノ和平ニ関スル努力ニ支障ヲ与フルガ如キ行動ニ出デザルコト

(五) 帝国政府ハ日支間和平成立スルカ又ハ太平洋地域ニ於ケル公正ナル平和確立スル上ハ現ニ仏領印度支那ニ派遣セラレ居ル日本軍隊ヲ撤退スベク又本了解成立セバ現ニ南部仏領印度支那ニ駐屯中ノ日本軍ハ之ヲ北部仏領印度支那ニ移駐スルノ用意アルコト等ヲ内容トスル新提案ヲ提示シ同時ニ支那問題ニ付テハ合衆国大統領ガ曩(サキ)ニ言明シタル通、日支間和平ノ紹介者卜為ルニ異議ナキモ日支直接交渉開始ノ上ハ合衆国二於テ日支和平ヲ妨碍セザル旨ヲ約センコトヲ求メタルガ、合衆国政府ハ右新提案ヲ受諾スルヲ得ズト為セルノミナラズ援蒋行為ヲ継続スル意思ヲ表明シ、次デ更ニ前記ノ言明ニ拘ラズ大統領ノ所謂日支間和平ノ紹介ヲ行フノ時機猶熟セズトテ之ヲ撤回シ遂ニ十一月二十六日ニ至リ偏ニ合衆国政府ガ従来固執セル庶則ヲ強要スルノ態度ヲ以テ帝国政府ノ主張ヲ無視セル提案ヲ為スニ至リタルガ、右ハ帝国政府ノ最モ遺憾トスル所ナリ。

 四、抑々本件交渉開始以来帝国政府ハ終始専ラ公正且謙抑ナル態度ヲ以テ鋭意妥結ニ努メ屢々難キヲ忍ビテ能フ限リノ譲歩ヲ敢テシタルガ、交渉上重要事項タリシ支那問題ニ関シテモ協調的態度ヲ示シ合衆国政府ノ提唱セル国際通商上ノ無差別待遇原則遵守ニ付テハ本原則ノ世界各国ニ行ハレンコトヲ希望シ且其ノ実現ニ順応シテ之ヲ支那ヲモ含ム太平洋地域ニ適用スル様努力スベキ旨ヲ表明シ尚支那ニ於ケル第三国ノ公正ナル経済活動ハ何等之ヲ排除スルモノニアラザルコトヲモ闡明セルガ更ニ仏領印度支那ヨリノ撤兵ニ付テモ情勢緩和ニ資スルガ為前述ノ如ク南部仏領印度支那ヨリノ即時撤兵ヲ進ンデ提議スル等極力妥協ノ精神ヲ発揮セルハ合衆国政府ノ夙ニ諒解スル所ナリト信ズ。

 然ルニ合衆国政府ハ常ニ理論ニ拘泥シ現実ヲ無視シ其ノ抱懐スル非実際的原則ヲ固執シテ何等譲歩セズ徒ラニ交渉ヲ遷延セシメタルハ帝国政府ノ諒解ニ苦シム所ナルガ特ニ左記諸点ニ付テハ合衆国政府ノ注意ヲ喚起セザルヲ得ズ。

(一) 合衆国政府ハ世界平和ノ為ナリト称シテ自己ニ好都合ナル諸原則ヲ主張シ之ガ採択ヲ帝国政府ニ迫レル処、世界ノ平和ハ現実ニ立脚シ且相手国ノ立場ニ理解ヲ持シ相互ニ受諾シ得ベキ方途ヲ発見スルコトニ依リテノミ具現シ得ルモノニシテ、現実ヲ無視シ一国ノ独善的主張ヲ相手国ニ強要スルガ如キ態度ハ交渉ノ成立ヲ促進スル所以ノモノニアラズ。
 今般合衆国政府ガ日米協定ノ基礎トシテ提議セル諸原則ニ付テハ、右ノ中ニハ帝国政府トシテ趣旨ニ於テ賛同ニ吝ナラザルモノアルモ合衆国政府ガ直ニ之ガ採択ヲ要望スルハ世界ノ現状ニ鑑ミ架空ノ理念ニ駆ラルルモノト云フノ外ナシ。
 尚日、米、英、支、蘇、蘭、泰七国間ニ多辺的不可侵条約ヲ締結スルノ案ノ如キモ徒ニ集団的平和機構ノ旧構想ヲ追フノ結果、東亜ノ実情卜逆離セルモノト云フノ外ナシ。

(二) 合衆国政府今次ノ提案中ニ「両国政府ガ第三国卜締結シ居ル如何ナル協定モ本取極ノ根本目的タル太平洋全域ノ平和確保ニ矛盾スルガ如ク解釈セラレザルコトニ付合意ス」トアルハ即チ合衆国ガ欧洲戦争参入ノ場合ニ於ケル帝国ノ三国条約上ノ義務履行ヲ牽制セントスル意図ヲ以テ提案セルモノト認メラルルヲ以テ右ハ帝国政府ノ受諾シ得ザル所ナリ。

由来合衆国政府ハ其ノ自己ノ主張卜理念トニ眩惑セラレ自ラ戦争拡大ヲ企図シツツアリト謂ハザルヲ得ズ。合衆国政府ハ一方太平洋地域ノ安定ヲ策シ自国ノ背後ヲ安固卜為シツツ他方英帝国ヲ援ケ欧洲新秩序建設ニ邁進スル独伊両国ニ対シ自衛権ノ名ノ下ニ進ンデ攻撃ヲ加へントスルモノナルガ、右ハ太平洋地域ニ平和的手段ニ依り安定ノ基礎ヲ築カントスル幾多ノ原則的主張卜全然矛盾背馳スルモノナリ。

(三) 合衆同政府ハ其ノ固持スル主張ニ於テ武力ニ依ル国際関係処理ヲ排撃シツツ一方英帝国等卜共ニ経済力ニ依ル圧迫ヲ加へツツアル処、斯ル圧迫ハ場合ニ依リテハ武力圧迫以上ノ非人道的行為ニシテ国際関係処理ノ手段トシテ排撃セラルベキモノナリ。

(四) 合衆国政府ノ意図ハ英帝国其ノ他ノ諸国ヲ誘引シ支那其ノ他東亜ノ諸地域ニ対シ其ノ従来保持セル支配的地位ヲ維持強化セントスルモノト見ルノ外ナキ処東亜諸国ガ過去百有余年ニ亙リ英米ノ帝国主義的搾取政策ノ下ニ現状維持ヲ強ヒラレ両国繁栄ノ犠牲タルニ甘ンゼザルヲ得ザリシ歴史的事実ニ鑑ミ右ハ万邦ヲシテ各其ノ所ヲ得シメントスル帝国ノ根本国策卜全然背馳スルモノニシテ帝国政府ノ断ジテ容認スル能ハザル所ナリ。
合衆国政府今次提案中仏領印度支那ニ開スル規定ハ正ニ右態度ノ適例卜称スベク仏領印度支那ニ関シ仏国ヲ除キ日、米、英、蘭、支、泰六国間ニ同地域ノ領土主権ノ尊重並ニ貿易及通商ノ均等待遇ヲ約束セントスルハ同地域ヲ六国政府ノ共同保障ノ下二立タシメントスルモノニシテ仏国ノ立場ヲ全然無視セル点ハ暫ク措クモ東亜ノ事態ヲ紛糾ニ導キタル最大原因ノ一タル九国条約類似ノ体制ヲ新ニ仏領印度支那ニ拡張セントスルモノト観ルベキモノニシテ帝国政府トシテ容認シ得ザル所ナリ。

(五) 合衆国政府ガ支那問題ニ問シ帝国ニ要望セル所ハ或ハ全面撤兵ノ要求卜云ヒ或ハ通商無差別ノ無条件適用卜云ヒ何レモ支那ノ現実ヲ無視シ東亜ノ安定勢力タル帝国ノ地位ヲ覆滅セントスルモノナル処、合衆国政府ガ今次提案ニ於テ重慶政権ヲ除ク如何ナル政権ヲモ軍事的政治的且経済的ニ支持セザルコトヲ要求シ南京政府ヲ否認シ去ラントスル態度ニ出デタルハ交渉ノ基礎ヲ根抵ヨリ覆スモノト云フベク、右ハ前記援蒋行為停止ノ拒否卜共ニ合衆国政府ガ日支間ニ平常状態ノ復帰及東亜平和ノ回復ヲ阻害スルノ意思アルコトヲ実証スルモノナリ。

五、要之今次合衆国政府ノ提案中ニハ通商条約締結、資産凍結令ノ相互解除、円弗為替安定等ノ通商問題乃至支那ニ於ケル治外法権撤廃等本質的ニ不可ナラザル条項ナキニアラザルモ他方四年有余二亙ル支那事変ノ犠牲ヲ無視シ帝国ノ生存ヲ脅威シ権威ヲ冒瀆スルモノアリ、従テ全面的ニ観テ帝国政府トシテハ交渉ノ基礎トシテ到底之ヲ受諾スルヲ得ザルヲ遺憾トス。

六、 尚、帝国政府ハ交渉ノ急速成立ヲ希望スル見地ヨリ日米交渉妥結ノ際ハ英帝国其ノ他ニ関係国トノ間ニモ同時調印方ヲ提議シ合衆国政府モ大体之二同意ヲ表示セル次第ナル処、合衆国政府ハ英、濠、蘭、重慶等卜屢々協議セル結果特ニ支那問題ニ関シテハ重慶側ノ意見ニ迎合シ前記諸提案ヲ為セルモノト認メラレ、右諸国ハ何レモ合衆国卜同ジク帝国ノ立場ヲ無視セントスルモノト断ゼザルヲ得ズ。

七、惟フニ合衆国政府ノ意図ハ英帝国其ノ他卜苟合策動シテ東亜ニ於ケル帝国ノ新秩序建設ニ依ル平和確立ノ努力ヲ妨碍セントスルノミナラズ日支両国ヲ相聞ハシメ以テ英米ノ利益ヲ擁護セントスルモノナルコトハ今次交渉ヲ通ジ明瞭卜為リタル所ナリ。斯クテ日米国交ヲ調整シ合衆国政府卜相携へテ太平洋ノ平和ヲ維持確立セントスル帝国政府ノ希望ハ遂ニ失ハレタリ。

仍テ帝国政府ハ茲ニ合衆国政府ノ態度ニ鑑ミ今後交渉ヲ継続スルモ妥結ニ達スルヲ得ズト認ムルノ外ナキ旨ヲ合衆国政府ニ通告スルヲ遺憾トスルモノナリ。


http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 鶏卵疑惑に農水省は戦々恐々…甘い汁を吸ったのは誰なのか(日刊ゲンダイ)



鶏卵疑惑に農水省は戦々恐々…甘い汁を吸ったのは誰なのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282369
2020/12/08 日刊ゲンダイ


あぶないのは吉川元農相だけじゃない?(C)日刊ゲンダイ

 鶏卵疑惑が官僚にも飛び火しそうだ。鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県)グループ元代表が吉川貴盛元農相に現金を渡していた問題を巡って、野党は7日農水省などへのヒアリングを開催。「捜査に関わる」とお決まりのワードで回答を拒む農水官僚は、明らかにビビっていた。

 野党は、吉川氏が農相在任中、大臣室などで3回にわたって計500万円を受領していたことを前提に、「面会記録」の提出を求め、鶏卵業者の損失を補填する「経営安定対策事業」を巡るアキタ側からの働きかけについて質問。農水省側は検察の捜査を理由に「お答えは控える」を連発した。

 野党はさらに、今年7月に西川公也元農相や本川一善元事務次官、大野高志元畜産部長らがアキタ側から豪華クルーザー接待を受けていた問題も追及。農水省の担当者は乗船したOBにヒアリングした結果として「現職の職員は接待を受けなかった」とだけ発言したが、メンバー表の提出は拒否。「どこまでが捜査の対象なのか分からないので……」とヤケに慎重だった。

 農水省は、アキタ側から便宜を受けた人物に“身内”が出てくるのでは、とビクビクしているという。本川元事務次官は、今年7月だけでなく、2年前にもクルーザー接待を受けたことが明らかになっている。野党関係者からは「接待は昔から行われてきたのでは」「2人で終わりとは思えない」といった声が上がっている。

「現役の高級官僚もクルーザー接待を受けたのではと噂になっています。『アキタ側に何らかの便宜を図った関係者がいる』『倫理規定違反に問われる現役官僚が出てきてもおかしくない』との情報も出回っています」(霞が関事情通)

元代表は“メモ魔”

 農水省がとりわけ戦々恐々となっているのは、アキタの元代表の存在だ。

「元代表は経営者によくあるタイプですが、慎重な性格です。地元では有名な“メモ魔”として知られ、『いつ』『どこで』『誰を』接待したかなど、詳細に記録を残しているそうです。これが、検察にとって重要な証拠になったとみられています」(経済ジャーナリスト)

 “アキタメモ”には一体、何人の名前が書かれているのか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 税金の使い方、荒くない?/政界地獄耳(日刊スポーツ)

※2020年12月4日 日刊スポーツ27面


税金の使い方、荒くない?/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012050000126.html
2020年12月5日9時28分 日刊スポーツ


★思い返せば議会の議論や知恵もなく、一部の業界を潤わせることが「経済を回す」と思い込んだ首相・菅義偉や自民党幹事長・二階俊博の政治的公平感は「利権」という言葉の前では無力なのだろう。Go To トラベルやイートは、経済的カンフル剤にはなっても経済を回すだけの効果はない。4000万人が利用したのはコロナ禍の閉塞(へいそく)感と消費への欲求。そして解放感だろう。だが税の使い道としては極めていびつで、そこから漏れた人たちの疎外感も大きい。

★事業者側も利用者側も一部の恩恵をあげつらい国民の多くが楽しんでいる、満足しているかの自画自賛には閉口する。すると自民党は早速、お得意の公共事業を軸とした国土強靭(きょうじん)化計画をパワーアップ。5カ年計画15兆円の予算を首相が指示したという。少々税金の使い方が荒くないだろうか。これだけ突っ込めばこれくらいの利益が出るだろうというばくちのような税金の使い方で、数年後には増税やむなしの議論が始まるだろう。チェックもなしに使い続けていれば底をつくのは当然だ。

★今回のコロナ禍で政府は税制の手当てをほとんどしなかった。だが税の公平性で言うならば給付金やGo To キャンペーンなどは事務手続きや事務経費、確認作業などに莫大(ばくだい)な費用がかかる。税金の運用ならばその経費が削減でき、国民全体に税金の軽減という効果で不公平感も軽減できる。税金値下げがいちばん分かりやすく現実的だし、消費税率の軽減も1つの方法だろう。だが政府は野党の声に全く耳を傾けなかった。どこかで税金を手数料として抜く仕組みが欲しかったのかは知らないが、一部に恩恵があるだけの経済を回すなど意味がない。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 尾身会長「クラスター追えない」政府コロナ対策“敗北宣言”(日刊ゲンダイ)





尾身会長「クラスター追えない」政府コロナ対策“敗北宣言”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282372
2020/12/08 日刊ゲンダイ


打つ手なし(新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長)/(C)共同通信社

 政府が「勝負の3週間」と呼びかけてから2週間。しかし、感染再拡大は、いっこうに止まらない。医療体制の逼迫が懸念される北海道、大阪府、東京都だけでなく、全国各地で新規感染者は高止まり。グーグルの感染予測も7日時点で、4日から31日までの28日間に7万6000人が感染するとはじき出している。そんな中、政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長の口から衝撃発言が飛び出した。

 ◇  ◇  ◇

 大阪の吉村知事は7日、医療従事者を確保するため、政府に自衛隊看護師の派遣を要請。北海道も派遣要請するという。

 北海道と大阪に続き、愛知もピンチだ。連日200人前後の新規感染者が発生し、名古屋市の河村市長は7日、市内の病床の9割が埋まっていることについて危機感をあらわにした。

 埼玉や神奈川、兵庫でも感染者数は100〜200人と高止まり。7日の全国の重症者は530人で、過去最多を更新した。


番組では尾身会長の発言に西村経済再生相もこわばった…(C)日刊ゲンダイ

必要なのは民間の検査センター支援

 全国各地に「第3波」が襲来しているこのタイミングで、尾身会長は衝撃的な事実を口にした。

 6日放送のNHKの日曜討論。番組終了間際、司会者から「年末年始に心がけること」を問われた尾身会長は、次のように言い放ったのだ。

「実は日本がしのいできた理由のひとつに、クラスターを早く見つけて感染源を(特定した)ということがあるんですけど、もう保健所が疲弊して、クラスターの感染源を見つけるという方法が取れなくなっている」

 日本が感染拡大を阻止してきた切り札である「クラスター対策」を、もう使えなくなった――と白状したのだ。要するに「敗北宣言」である。この発言には、出演していたコロナ担当の西村経済再生相もビックリしたのか、こわばった表情を隠さなかった。

 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏がこう言う。

「政府は今年2月のダイヤモンドプリンセス号での集団感染で、無症状感染者がいると把握したにもかかわらず、クラスター追跡にこだわって無症状感染者を野放しにしてきました。その時から今まで、対策を誤ってきたのです。本来ならPCR検査を徹底的に拡大するべきだったのです。クラスター追跡ができないと認めたのなら、早急に方針転換し、民間のPCR検査センターを支援するべきです。誰でも『頻回検査』できるようにすることが、感染拡大防止の要ですからね」

 この先、第3波はどこまで広がってしまうのか。AIを用いたグーグルの感染予測によると、31日までに全国で7万6000人が感染するというから恐ろしい。

「日本は欧州や米国に比べて死者も少ないし、医療体制も充実しているはずなのに、医療崩壊を起こしつつあります。国の『専門家』が政治的な判断で、根拠不明な入院基準などを医療現場に持ち込むから、他国に比べて異様な状況になってしまっているのです」(上昌広氏=前出)

 失敗のツケを払わされるのは国民だ。もっと怒った方がいい。




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/722.html

   

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