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2020年12月15日07時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK277] 致命的に遅い野党の次期衆院選対応(植草一秀の『知られざる真実』)
致命的に遅い野党の次期衆院選対応
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-797bfd.html
2020年12月14日 植草一秀の『知られざる真実』


衆議院の任期満了は2021年10月。

2021年は衆院総選挙の年だ。

政治を変えるには政権の刷新が必要。

政権を刷新するには選挙で勝つことが必要。

国政の現状を見ると多くの主権者は無力感に襲われる。

安倍晋三氏は国会で嘘八百を並べていた。

桜を見る会前夜祭。

都心の高級ホテルで飲食を伴う大規模パーティーを開催して、その会費が5000円。

あり得ない金額だ。

安倍事務所が不足代金を補填している疑いが濃厚だった。

パーティー主催者はホテルと契約しているはずで、見積書や請求書、領収書等が存在するのが当然。

国会審議ではホテルから提示された明細書などについて厳しい追及があった。

これに対して、安倍首相は飲食パーティーの契約者は参加者各個人で、安倍事務所は一切関わっていないと言い続けた。

ホテルから個人あての領収書が発行されて手交されたとも述べた。

安倍事務所の不足代金補填も一切ないと説明してきた。

ところが、これらのすべてが真っ赤なウソだった疑いが濃厚になっている。

実際には資金管理団体がホテルと契約を交わし、不足代金は資金管理団体が補填していた。

しかも、資金管理団体はこれらの収支を報告書に記載していなかった。

これらの行為は政治資金規正法や公職選挙法に抵触する犯罪行為である可能性が高い。

「政治とカネ」問題が重要問題であり続けるなかで、首相自身が関わる重大疑惑が浮上し、その問題に関する国会審議において、安倍首相がウソの上にウソを重ねる対応を続けてきたということ。

これが国会審議の実態であるなら、もはや国会審議にはいかなる信頼も置けないことになる。

安倍首相の行為は国権の最高機関である国会を冒涜するもの。

国会がこの問題に対する責任追及を行えないなら、国会自体が存在意義を問われることになる。

桜疑惑での安倍首相答弁が嘘八百であることは、安倍首相の他の国会での発言も嘘八百であることを類推させる。

森友問題、加計問題など、刑事事件として立件するべき事案が多数噴出したが、これらの問題について安倍首相が嘘八百を並べて逃げ延び続けてきた可能性が高いということになる。

河井克行・案里夫妻の公選法違反事件でも安倍首相が深く関与している疑いが強い。

検察が権力者の犯罪に対して正当に斬り込まぬなら、検察の権力との癒着も糾弾されなければならない。

国会は国政調査権を活用してこれらの重大疑惑を解明するための機能を発揮するべきだが、その重責を放棄してしまっている。

これらの大きな背景となっているのが、与党による衆参両院の多数議席占有だ。

与党は文字通り「数の力」で国会の不当支配を維持している。

そのために、腐敗政治を糾弾する国民は絶望的な無力感に襲われている。

事態を打開するには次の衆院総選挙で大波乱を実現する必要がある。

実は自公に投票している主権者は全体の25%しかいない。

25%しかいないのに、日本政治を支配してしまっている。

最大の理由は国民の半分が選挙を棄権してしまっていること。

5割の国民しか選挙に行かない。

その半分は「反自公」の人々なのだが、「反自公」の投票が二つに割れるために自公が圧勝してしまう。

二つに割れている「反自公」の投票をひとつにまとめれば、直ちに与党と野党は伯仲の状態になる。

こうなると必ず投票率が上昇する。

政治刷新の可能性が浮上することが投票率上昇の大きな原動力になるのだ。

「反自公」の投票がひとつにまとまるための戦術を直ちに打ち立てなければならない。

衆院総選挙がいつ行われるか分からない情勢になっている。

ところが、野党の対応が驚くほどに遅い。

既存の政党に任せていては政治刷新の巨大チャンスを逃してしまう。

既存の政党ではなく、市民が動いて候補者一本化の最重要の仕事を進捗させなければならない。

それが最良のコロナ対策と言えなくもない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/829.html

記事 [政治・選挙・NHK277] GoTo悪影響で“年金減額”の可能性 冷血菅政権に高齢者悲鳴(日刊ゲンダイ)





GoTo悪影響で“年金減額”の可能性 冷血菅政権に高齢者悲鳴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282636
2020/12/15 日刊ゲンダイ


冷血政権の「Go To」固執が完全な疫病神(田村憲久厚労相)/(C)日刊ゲンダイ

 高齢者にすれば、まさかの事態だ。「Go To トラベル」の“魔の手”は虎の子の年金にも及びそうだ。「Go To」の開始以降、消費者物価指数に負の影響を与え、来年度の年金は減額の可能性が出てきた。

 来年度から年金額の改定ルールが変わる。具体的には現役世代の負担緩和と称し、年金額を調整する「賃金・物価スライド」を見直す。従来は物価の変動がプラス、賃金の変動がマイナスだと、年金額は据え置くが、新ルールでは賃金のマイナス変動を優先。年金はマイナス改定となる。

 問題は賃金の変動を表す「賃金改定率」だ。算出には前年の消費者物価指数が加味されるが、足元では「Go To」が超のつく下落要因となっている。

 東京発着が解禁された10月の消費者物価指数のうち、「宿泊料」指数は前年同月比37・1%も下落。総務省が先月20日に公表した試算によると、「Go To」の大幅割引の影響だけで、33・7ポイントも押し下げていた。物価指数全体の足も引っ張り、10月の総合指数は前年同月比0・4%減。前出の試算だと「Go To」の影響を除けば、前年同月比0%にとどまっていたから、完全な疫病神である。

「Go To」が消費者物価指数を大幅に引き下げているせいで「賃金改定率」もゼロを切り、年金もマイナス改定となる――。9日の衆院厚労委員会で共産党の宮本徹議員が追及すると、田村厚労相は年金減額の可能性を否定できなかった。

 宮本は続けて「国民年金だけで生活を切り詰めて暮らしている高齢者に『Go To トラベル』は全く無縁。人為的に物価を下げた影響で年金がマイナスになるのは極めて理不尽だ」と批判。政府に年金減額停止の特例措置を求めたが、田村は「後世との公平感、負担感」を理由に「特例は考えていない」と突っぱねた。

 65歳以上は「利用を控えろ」と迫られているのに、冷血政権の「Go To」固執のせいで年金減額とはムチャクチャだ。さらに75歳以上の医療費負担は2倍増だから、むごい仕打ち。年金生活者は踏んだり、蹴ったりである。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 電通無知=日本無知<本澤二郎の「日本の風景」(3935)<日本とアジアに災いをもたらす大魔神・電通をコロナが暴いた2020年>
電通無知=日本無知<本澤二郎の「日本の風景」(3935)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27337179.html
2020年12月15日  jlj0011のblog


<日本とアジアに災いをもたらす大魔神・電通をコロナが暴いた2020年>

 今朝は霜が降りた。本格的な冬将軍の襲来である。急激な内閣支持率の低下に驚いた電通支配の菅・自公内閣が、GoTo五輪経済優先の狂った施策を中断した。打つ手が遅すぎる。これでコロナが収まってくれるか?

 昨日ネット掲示板で「電通の正体」という、その一部分を分析した記事を見つけた。ついでに2020年の成果として、繰り返して断片的だが、判明した電通の正体を記述しておきたい。電通は単なる巨大な広告代理店ということではない。日本人とアジア諸国民に災いをもたらす大魔神である。

 新聞テレビも記事にしない、出来ない。それどころか、日本の言論・世論を主導する怪物でもある。それどころか、政府の血税の使い道まで指示して、そこから莫大な血税を懐に入れる吸血鬼なのだ。

 従来の電通本は、ほとんど実態とはかけ離れていて通用しない。コロナが暴露してくれたもので、右顧左眄しない言論人も猛省するばかりである。

 電通を知らないと、日本のことも分からない。無知は犯罪である。電通は独占禁止法の適用企業体である。行政・議会・司法も手が出ない恐ろしくも、日本の権力を壟断して恥じない。

 電通の巨大な組織を細かく分析すると、細かい針は官邸・自民党本部・警察・検察・裁判所にまで突き刺さっている。五輪利権アサリは朝飯前のことなのだ。その手口は、戦前の半島と大陸支配で培ったものである。

<半島・大陸侵略の関東軍・満州国人脈が21世紀の特務機関>

 電通は日本財閥の先兵でもある。実行部隊といっていい。世論を操作することなど容易なことなのだ。ワシントンの海外諸国支配の陰謀機関で知られるCIAとのパイプは、敗戦後からである。

 電通は、21世紀日本の特務機関と位置づけられよう。自民党権力を自在に操ることで、官邸と国会を簡単に操作することもできる。警察・検察・裁判所も、彼らの手の内で踊らされている、といってもいい。

 「50,60はハナタレ小僧」「男盛りは真っ80」と言っていた宇都宮徳馬さんの言うとおりだ。ようやくにして、日本の真実に接近することが出来た、とあえて喝破したい。

 21世紀の特務機関は、その源流をたどると朝鮮半島の植民地支配から中国大陸侵略下の関東軍による満州国傀儡政権に行き着く。関東軍配下の特務機関が、大陸と半島で強行した闇の宣撫・情報・陰謀工作をしていた。

 特務機関には、大陸での軍事物資略奪機関の児玉誉士夫機関や笹川良一らが共に有名だが、アヘン王の異名を持つ中国語に堪能な里見甫の機関が、電通の生みの親といってもいい。中国侵略軍の悪しき知恵袋だった。彼らの暴政の被害実績は、いまだに闇である。

 千葉県市川市の寺に里見の墓があるが、その墓碑銘を岸信介が書いている。岸もまた満州人脈の中枢にいた。日本敗戦で児玉や笹川らとA級戦犯となって、巣鴨に拘束されたが、CIAに寝返ることで危機を脱し、ついには権力を掌握した。

 戦後の電通は、共同通信と時事通信を大株主にして、

闇の満州人脈を大量に取り込んでいく。これの詳細を明らかにしていくと、満州特務機関がより鮮明となろう。1955年の保守合同の裏方は、CIAだけでなく電通も噛んでいたと見たい。

 自民党本部職員採用が、それまでの給仕上がりから、正式に大学生を試験するようになったのは、1970年前後のことだ。その一期生によると、当時既に電通マンが毎日党本部に日参していた。

 選挙ポスターは電通の独占で、その費用の一部を本部職員の幹部が引き抜いていた。それどころか、幹部の子弟を電通に入社させていた。いま電通マンは、首相官邸に正式スタッフとして仕事をしている。内閣記者会は電通マンによって監視されている。霞が関の官界にも、電通人脈が忍び込んでいるほどだ。

 既に記述したこともあるが、最近分かったことは、菅の父親が満鉄(満州鉄道)調査部で働いていた。満鉄は中国侵略の前線基地だ。調査部というと、工作陰謀部隊ということなのだろう。

 安倍内閣と菅内閣も、共に満州人脈と深く関係している。単なる偶然であろうか。半島と日本、大陸と日本の関係が正常化する時代が、果たして到来するのかどうか。以下に週刊金曜日の連載の一部を貼り付けると、テレビ芸者と電通の関係も暴いてくれている。いい日本どころか、呪われた列島なのか。

2020年12月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員) 

http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200503030000/

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2004年10月03日の日記『肥大したジャーナリズム背後にいる電通の威力』から読んでもらえればと思います(未読の人)。特に目新しい内容ではありませんが、これに続く内容となります。
http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200410030000/

株式会社電通が広告業界の「ガリバー」になったのは、電通第4代社長の吉田秀雄の功績が大きいと言われている。吉田は1947年に電通の社長に就任し、戦犯として追放され不遇をかこっていた政財界人、満鉄職員、軍人などを採用していく。こうやって吉田が「スカウト」した大物たちは次々と日本支配層の一線に復帰し、電通は、政界・官界・財界・マスコミ界に大きなコネクションを築いていった。

※ 電通の株主上位は、時事通信社と共同通信社である。時事と共同はかつて「同盟通信社」という同じ会社だった。01年の電通の株式上場時には、両社は株売却益の1部で自社ビルを建てている。

日本最大の広告代理店として電通の「1強支配」が強まるなか、業界2位の博報堂は、03年に大広と読売新聞社と経営統合し、博報堂DYとなり、先日の日記でも取り上げたように、2月16日に東証第1部に上場した(その日記、博報堂DYHDが東証1部に上場)。
業界3位のADKは、旭通信社と第一企画が合併して誕生した会社である。
4位が東急エージェンシー。

各企業が使う「広告宣伝費」というのは、莫大な金額なのである。
最も多く「広告宣伝費」を使うのが、来月の3月25日から半年のあいだ開催される「愛知万博」を電通と一緒に主導しているとされるトヨタ自動車である(別名“トヨタ博”と言える。博覧会協会の会長はトヨタ自動車と経団連の名誉会長である豊田章一郎)。次いで松下電器産業、本田技研工業となっている(2003年度)。

03年度の広告宣伝費上位をいくつか並べます。

1.トヨタ自動車(949億円)
2.松下電器産業(667億円)
3.本田技研工業(592億円)
4.花王(588億円)
5.KDDI(550億円)
6.日産自動車(430億円)
7.サントリー(333億円)




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 「甘利事件」の制裁なしが自民党議員の倫理観を弛緩させた 郷原信郎「これだけは言いたい!」(日刊ゲンダイ)



「甘利事件」の制裁なしが自民党議員の倫理観を弛緩させた 郷原信郎「これだけは言いたい!」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282640
2020/12/15 日刊ゲンダイ


2016年1月26日、金銭受領を認め、辞任会見をした甘利明経済再生相(当時)/(C)日刊ゲンダイ

 鶏卵生産・販売大手「アキタフーズ」の元代表が自民党衆院議員の吉川貴盛元農林水産相に、大臣在任中の2018〜19年に3回にわたって現金計500万円を提供した疑いが報じられたのに続いて、西川公也元農水大臣も、数百万円を受領していた疑いが報じられている。鶏卵業界からの現金のばらまきで、自民党農水族が丸ごと汚染されている疑いすらある。

 この「大臣室で現金授受」の話で思い出すのは、16年1月に、当時、経済再生担当大臣だった甘利明氏が、「都市再生機構(UR)」の土地売却をめぐって、大臣室で、業者から、URとの補償交渉についての相談や依頼を受けて対応し、その場で現金を受領したと報じられた問題だ。

 甘利氏が自らと秘書の金銭受領を認め、その直後に、UR側が、甘利事務所との12回にわたる接触を認めたことで、この件が「あっせん利得処罰法」などの犯罪に該当するのではないかが問題となった。私は、甘利氏をめぐる問題を、「絵に描いたようなあっせん利得」と表現した。甘利氏は、1月28日に行った記者会見で、大臣室での50万円を含め合計100万円の自らの現金受領と、秘書が500万円を受領したことを認めた上、大臣を辞任した。

 それ以降、甘利氏は、公の場には一切姿を見せず、国会も欠席し、国会に「睡眠障害で1カ月間の自宅療養が必要」との診断書を提出、通常国会閉会まで4カ月にわたって欠席し続けた。

 告発を受けて、東京地検特捜部が、この事件の捜査を行ったものの、UR側への家宅捜索を形だけ行っただけで、肝心の甘利氏の事務所への強制捜査も、秘書の逮捕などの本格的な捜査も行われることなく、国会の会期終了前日の5月31日、甘利氏と元秘書2人を不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

 甘利氏は6月6日、政治活動再開を宣言し、神奈川県大和市の事務所の前で、記者の質問に答えた。そして、同年9月14日、自民党本部で、突然、記者会見し、事務所の口利きと現金授受問題について、弁護士による独自調査の結果、「捜査機関と異なる結論を導く事実は見当たらなかった」と説明した。

 しかし、元秘書2人や事務所関係者から聴取したという、調査を担当した弁護士名は明らかにされず、調査報告書も公表されず、「検察の判断と同じ」という結果が示されただけで、わずか10分で終了した。

 今回、大臣室で所管の業界の代表者から多額の現金を受領するという事実があったとすれば、自民党国会議員全体、とりわけ、現職閣僚や閣僚経験者のモラル低下の深刻さを表しているといえる。4年前の甘利氏の事件が、実質的に何の制裁も受けず、その後、同氏が、選対委員長・税調会長などの自民党の要職を務めていることが、議員・閣僚の倫理感を弛緩させることにつながっているというべきだろう。



郷原信郎 弁護士
元東京地検特捜部検事。1955年、島根県生まれ。東大理学部卒。83年検事任官。「告発の正義」(ちくま新書)、「虚構の法治国家」(講談社)など著書多数。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 選挙の顔にならない「ガースーです」/政界地獄耳(日刊スポーツ)
選挙の顔にならない「ガースーです」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012140000128.html
2020年12月14日7時31分 日刊スポーツ


★前首相・安倍晋三政治の継承を錦の御旗に首相になった菅義偉。もしかしたら1年間だけの暫定首相という密約があったかもしれないし、無論選挙に勝てば続投という芽もあったかもしれない。ところが「みなさんガースーです」では党内からも選挙の顔にならないという声が出始める。確かに安倍政治を引き継いだ当初は内閣支持率が高かったが、今は低下の一途を続けている。「安倍の持つ、世襲議員独特の余裕や自信が前首相の魅力だったが、菅の魅力は何か。党内にも国民にも人気がないとなれば顔はすげ替えられる」とは党内ベテラン議員。

★最近は「菅・二階VS安倍・麻生・岸田の戦い」と首相、幹事長・二階俊博対前首相、副総理兼財務相・麻生太郎、元外相・岸田文雄で党内二分され内乱勃発かとの見方が出ている。いわば菅の総裁選挙勝利は二階と安倍、麻生の利害が一致していたが、菅が首相という最高権力についたこと、安倍が元気になって菅のポジションを脅かす格好になったことで、暫定首相サイドのクーデターが起き、「桜を見る会」問題が急浮上したとの見立てがそういう構図を作らせた。

★だが、それでは自民党の議員や地方議員は総裁選挙のからくりを何も知らずに「安倍後継は菅」といって無防備に飛びつき、今では後悔しているという、なにやら間抜けな扱いではないか。この双方の戦いは極めてお粗末といえる。まず(1)この10年、中枢の顔触れが同じという政権幹部の権力闘争が続いているだけということ。(2)安倍は夫人の振る舞いから森友・加計疑惑が生まれ、「桜」では秘書の不始末と身内の不祥事ばかりだが、いずれも安倍のためにしていることではないかということ。一方、菅・二階ラインもGo Toなど利権臭にまみれているのではないか。どちらが競り勝とうが国民のためになりそうもないところが絶望させる。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/833.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 森田しのぶ医労連委員長「医療従事者はもう限界です」 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)

※2020年12月10日 日刊ゲンダイ9面 紙面クリック拡大


森田しのぶ医労連委員長「医療従事者はもう限界です」 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282499
2020/12/14 日刊ゲンダイ


森田しのぶ氏(C)日刊ゲンダイ

森田しのぶさん(日本医療労働組合連合会委員長)

 新型コロナウイルスの第3波が猛威を振るっている。春、夏を上回るスケールで、医療提供体制は危機的な状況だ。春からの長丁場に、医療従事者の奮闘は続くが、病院経営が悪化する中、政府の支援は行き渡らず、待遇は改善されていない。医療現場の最前線の現状について聞いた。

*インタビューは【動画】でもご覧いただけます。

 ――コロナ第3波が深刻な事態になってきました。医療従事者の負担は相当のものだと思います。

 緊急事態宣言の発令もあって、春の第1波は落ち着いてきました。秋の第2波を想定していましたので、夏は設備、人員体制など次に向けた準備期間と考えていました。ところが、スタッフは心身ともに休む間もなく、夏に第2波が来て、途切れることなく、規模の大きな第3波に見舞われています。

 ――緊張状態は春からずっと続いているのですね。

 春の段階ではきちんとしたすみ分けもなく、病院はコロナの患者をどんどん受け入れざるを得ませんでした。医療用マスクやガウンなどが不足し、感染症に不慣れなスタッフも少なくなく、手探りだった。また、誹謗中傷、差別も多かった。その中で医療スタッフは耐えて働いてきました。

 ――病院の経営は苦しくなりました。

 コロナ患者を受け入れて負担が増える一方、他の患者が減り、大幅に減収になった。コロナ患者を受け入れていない医療機関にも受診控えが広がりました。手術や検査は先延ばしされ、健康診断は軒並み延期されました。

 ――医療機関の経営悪化により、最前線で奮闘しているスタッフにしわ寄せが及んだ。医労連加盟組合の医療機関の3割超で夏の一時金が前年より減る結果になりましたが、冬の一時金はどうでしたか。

 昨冬の一時金は前年に比べてマイナスだった医療機関が約2割でした。今年は全体で約4割超、コロナ患者を受け入れている機関は7割近くが前年比マイナスです。昨年より、また今夏よりマイナス回答の割合は増えたのです。待遇は改善どころか悪化しています。

医療スタッフには「Go To」は全く無縁

 ――政府は「Go To キャンペーン」に多額の税金を投じています。

 経済を回さなければならないのは分かるのですが、感染を抑えてからすることだと思います。

 ――医療スタッフには「Go To」はどう映っているのでしょう。

 全く無縁です。家と病院の往復や最低限、生活に必要な外出をするだけですから。医療スタッフには移動制限、会食制限などがあり、院外での集まりにも上司の許可が必要。感染を警戒して、家族と離れてホテルから通勤する職員もいます。

 ――政府は医療関係者への感謝は盛んに口にしますが、中身が伴っていない。

 医療従事者らに感謝や敬意を示すため、航空自衛隊のブルーインパルスの飛行がありました。どれくらいの費用を使って飛ばしたのか分かりませんが、感謝していただくのはありがたいですが、医労連で行ったアンケートには「それよりも、きちんと自分たちのところに、必要な手だてをしてほしい」との記載がありました。

 ――政府は補正予算で医療機関を支援しているのではないですか。

 コロナ対策として国が設けた総額約3兆円の「緊急包括支援交付金(医療分)」があるのですが、医療機関に届いた額は10月末の時点で、全体の2割程度の約5200億円にとどまっています。医療機関の手持ちの資金がないので、職員のボーナスを減らさざるを得なかったケースもあると推測しています。交付金が遅れたことでボーナスが減額になったのであれば、後からでも何らかの手だてが必要です。そもそも、国の支援は遅れているとしか言えません。

 ――過酷な労働な上、待遇も改善されない。離職者が相次いでもおかしくありません。

 医労連の加盟組織では、今のところ離職は顕著には見られていません。医師も検査技師も看護師もみな、プロ意識を持っています。「ここに必要な治療や検査がある。看護がある」となると、放っておけないのです。

完全防護は2時間でキツい、6時間でヘトヘト

 ――日本特有の働き方も過重労働の要因のようですね。

 欧州では、交代制勤務で時間が来たら、仕事が残っていようがいまいが、次の人が引き継いで仕事をするんです。チームとして仕事をしている。日本の場合は、患者の状態は引き継ぎますが、自分がやっている仕事が終わるまで残業するので、無理して働くと、結局、ベストの状態で働けなくなってしまう。

 ――かなり無理しているのですね。

 コロナ対応のスタッフの中には、休息のために防護服をいったん脱ぐと、着脱に時間が結構かかるので、できるだけ休息をしないように水分を控え、トイレに行くのを我慢する方もいます。完全防護は2時間でもキツい、6時間でヘトヘト。使命感と責任感で何とか奮闘していますが、もう限界だと思います。

 ――第3波では病院や高齢者施設でクラスターが多発しています。

 エッセンシャルワーカーの重要性は春から指摘されています。病院や高齢者施設などで、予防的に陽性者を見つける定期的な検査を私たちも一貫して訴えてきました。世田谷区を皮切りに、神戸市や江戸川区など一部自治体で行われているようですが、全国的には行われていません。定期検査をしていれば、防げたクラスターもあるのではないでしょうか。


感謝はありがたいが……(空自ブルーインパルスの飛行)(C)共同通信社

潜在看護師の復帰は容易ではない

 ――医療提供体制が危機的な状態です。第3波では、重症化リスクの高い高齢者感染も目立ち、重症者数も多くなっています。

 重症者の増加が医療提供体制の逼迫を加速させています。エクモや人工呼吸器を使うような重症者は、1人の患者に4〜5人はスタッフがいないと対応しきれません。

 ――入院病床や宿泊施設、設備は確保できても、医療スタッフ不足が深刻です。

 春の時も、国や日本看護協会が、免許は持っているものの現場を離れている潜在看護師に“復帰”を呼びかけましたが、応募は少なかった。感染地域の首長が他府県に医療スタッフの派遣を要請しても、なかなか集まりません。私も現場を長く離れていますが、数カ月程度のブランクならまだしも、何年間も現場を離れた人がこのタイミングで復帰するのはすごい努力、決断、決心が必要になります。昔は紙ベースのカルテ、今は電子カルテ。今の時代に合ったやり方に対応できるのか。感染症に対する考え方も進歩してきている中で、対策のあり方も変わってきているでしょう。一から研修を受けた上で、やらざるを得ない。そうじゃなくても、看護師が足らないまま現場を回している中で、誰が復帰者を指導し、迎え入れるのか。人間関係もぎくしゃくするかもしれません。

 ――これまでの医療政策のツケが回ってきた面もある。

 1980年代から始まった臨調(臨時行政調査会)以降の行政改革や構造改革で、医療社会保障の抑制政策が取られてきました。その中で公衆衛生も対象にされ、保健所を削ってきた。公衆衛生をきちんとやり、予防に視点を置いた取り組みをしていく中でこそ、医療費は抑えられると思うのですが。

 ――政府は公立病院の統廃合も進めてきました。

 日本列島という地形を考えると、政府が主張する病院が多すぎるというのは違う。私は離島の出身ですが、山間部や離島にだって病院がなければ命は守れません。ところが政府は、山間部や離島を含めて統廃合しようと計画している。

 ――コロナ禍を踏まえても、計画は変更されないのでしょうか。

 驚くことに、コロナ禍で病床不足の問題に直面しても、統廃合計画はそのままなのです。しかし、最近では統廃合に賛成していた自治体の首長や知事会が見直し、凍結を求めるようになりました。賛成していた時には、感染症という視点がなかったと。住民の健康、命を守るためには、やはり病院は必要だということですね。コロナ禍を通じて、自分が長として束ねている地域を見た場合に、住民をどう守るかという視点に立つようになったのだと思います。国は医療が成り立たないと、経済も生活も回らないという視点で考えてほしいと思います。

(聞き手=生田修平/日刊ゲンダイ)

▽もりた・しのぶ 1959年長崎県生まれ。看護学校卒業後、京都の病院に勤務。2004年から、京都医労連執行委員長、14年から全日赤(全日本赤十字労働組合連合会)中央執行委員長。17年から現職。


医労連・森田しのぶ委員長「医療従事者は使命感と責任感で何とか奮闘しているが、もう限界です」【注目の人直撃インタビュー】








http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/834.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 自民党vs公明党“広島戦争”、崩れる選挙協力…公明vs創価学会、権力闘争も表面化(Business Journal)
自民党vs公明党“広島戦争”、崩れる選挙協力…公明vs創価学会、権力闘争も表面化
https://biz-journal.jp/2020/12/post_196551.html
2020.12.15 05:40 文=編集部 Business Journal


公明党のインスタグラムより

 自民党と公明党による衆院広島3区の候補者争いが激化している。

 広島3区は自民党を離党し、公職選挙法違反の罪で公判中の河井克行元法相の地元。すでに公明党が、比例中国ブロック選出の現職、斉藤鉄夫副代表(68)の擁立を決定済み。11月19日に、広島市内で記者会見も開いた。電光石火の素早さで、自民党の小選挙区を奪いにいっている。

 公明党は現在、衆議院の9つの小選挙区に候補者がいるものの、関西以西には選挙区がない。中国や九州地方で小選挙区候補を出すことは、長年の悲願だった。全国の小選挙区で、連立を組む自民党候補に2万票前後を協力していることもあり、山口那津男代表は、「自民党は大局的に判断してほしい」と広島3区の明け渡しを迫っている。

 ところが、地元の自民党広島県連は簡単には納得しない。売られた喧嘩は受けて立つとばかりに候補者選考の公募を行い、広島県議の石橋林太郎氏(42)の擁立を決定。12月9日、党本部に次期衆院選候補者の前提である党支部長に選任するよう要請した。

 県連会長の宮沢洋一参院議員は「公明と一緒に自民候補を応援できる態勢を党本部がつくってほしい」と、県連が決めた石橋氏への与党候補の一本化を求めたのだった。県連が強気になれるのには理由がある。公明党が候補者擁立に固執しても、自民党の支援がなければ広島3区での当選は覚束ないという確信があるからだ。

「2017年衆院選の広島3区の比例票は、自民6万3000票に対し、公明は2万6000票。公明票だけではとても勝負になりません。戦いの末に公明候補に決まったら、3区の自民は動かない。結果、野党を利することになる」(自民党関係者)

■公明と創価学会の権力闘争

 加えて、公明が広島3区に殴り込みをかけた背景に党利党略を見た県連が怒っているとも。

「党勢退潮への危機感から、関西以西の小選挙区で強気の戦略を仕掛けると公明は説明しているようですが、本当の危機は、公明が現状で2議席を確保している比例中国ブロックで、2議席目を取れない可能性が高まっていることにある。つまり、ドント方式で当選者が決まる比例では落選しかねない斉藤さんを、小選挙区の自民党票で救ってもらおうということ。ご都合主義じゃないですか」(自民党関係者)

 さらには公明と支持母体・創価学会の権力闘争も絡む。広島への殴り込みは、菅義偉首相と昵懇の学会幹部・佐藤浩副会長が絵を描いたとみられている。

「広島の学会責任者は佐藤副会長の直系とされます。それもあって、中国ブロックでの全体の当選者数を絶対に減らすわけにいかない」(自民党関係者)

 そのため、内部からも「自民と喧嘩なんかして。自民に動いてもらえなければ小選挙区では勝てないのに、何をやっているのか」といった批判的な声も出ているという。

 公明党・創価学会も決して一枚岩ではないのだ。75歳以上の高齢者の医療費負担を現在の1割から2割にアップさせる一件では、年収制限のラインをめぐって、公明党が240万円以上を主張、自民党が170万円以上にこだわり調整が難航した。結局、菅首相と山口代表のトップ会談で、足して2で割って200万円以上で決着した。だが、選挙の候補者は足して2で割れない。どうやって落とし所を見つけるのか。

(文=編集部)



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/835.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 「支持率と国会対策」でGoTo停止…菅首相の浅はかな思惑(日刊ゲンダイ)



「支持率と国会対策」でGoTo停止…菅首相の浅はかな思惑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282686
2020/12/15 日刊ゲンダイ


さすがに神妙な面持ち(14日、新型コロナウイルス感染症対策本部に出席した菅首相=右2)/(C)共同通信社

 菅首相が14日、肝いり政策「Go To トラベル」を28日から来月11日まで、全国一斉に停止すると発表した。先週11日のネット番組では、「いつの間にかGo Toが悪者に」「(停止は)考えていない」と発言。14日の午前中までは、東京都と名古屋市だけが対象から外れるとみられていたが、まさかの全国停止だ。急変の理由は、支持率の急落だ。

「菅首相は11日の時点で、Go Toを継続すべきか迷っていた。決定的だったのが、12日に発表された毎日新聞の世論調査です。支持率は前月比17ポイントダウンの40%、不支持は13ポイントアップの49%と、支持と不支持が逆転した。Go Toについては『いったん停止』が67%。さらに、同日、都内の感染者が過去最多の621人となり、全国でも3000人を超えた。このままだと、支持率が危険水域の30%台に落ち込むのは必至。30%台に突入したら、政権は危うい。そこで、一気に流れを変えるために『Go Toの全国停止』と医療従事者の処遇改善を決めたようです。14日は急きょ、都内医療施設の視察を日程に入れ『病院関係者の処遇を支援する』とわざわざ報道陣の前で語っています」(官邸事情通)

野党の追及もかわせる

「支持率」以外の思惑もありそうだ。

「来月18日開会の通常国会対策です。28日から2週間、Go Toを全国で停止すれば、開会までにある程度、感染者が落ち着く可能性がある。それに、停止してしまえば『なぜGo Toを継続するのか』と野党から追及されることもない。これで、支持率の回復を狙ったとみられています」(永田町関係者)

 しかし、思惑通り支持率は上がるのか。政治評論家の本澤二郎氏は言う。

「『経済を回すため』とこだわり続けてきたGo To トラベルを全国的に停止するわけですから、菅首相は相当追い込まれているのでしょう。ただ、あまりにも決断が遅すぎです。感染は全国的に広がり、医療現場は待ったなしの状況です。今さらGo Toを止めたからといって、劇的に状況が好転するとも思えません。支持率が上がる可能性は低いでしょう」

「こんにちは、ガースーです」と言った菅首相の場違いなニヤケ顔を、国民が忘れることはあるまい。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/836.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止〈週刊朝日〉
菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止
https://dot.asahi.com/wa/2020121500023.html
2020.12.15 14:43 週刊朝日オンライン限定記事


Go To中止で自民党内の株が下った菅首相(C)朝日新聞社


「なんで急に中止なんだ。どうなっているんだ!」

 こう声を荒げたのは、二階派の幹部だ。菅義偉首相は12月14日、官房長官時代から推進してきた新型コロナの経済対策「GoToトラベル」の一時停止を突如、表明した。新型コロナウイルスの感染拡大が急増。専門家の意見を尊重した結果の判断だという。

「菅首相は、12、13日まではまったくGoToトラベルを止める意思はなかった。菅首相は頑固なところがあり、自分が旗振り役の政策を突然、止めるなんて考えは持っていなかった。だが、毎日新聞の世論調査で、支持40%、不支持49%と不支持が上回った。支持が17%も前月から急落し、昨日発表されたNHKの世論調査でも支持が42.2ポイントと、前月から14ポイントも激減。不支持が36ポイントで前月から17ポイントも急増し、決断せざるを得なかった」

 自民党幹部は、GoToトラベル一時停止の内幕を語る。

「菅首相は、コロナ急増でもさほど世論調査の数字は変わらないとみていた。それがNHKでも急落し、毎日新聞に至っては、不支持が支持を9%も上回った。コロナ対策については、毎日新聞では評価しないが、3倍以上も評価するより多かった。GoToトラベルの中止を求める数字も高かった。まだ就任して3か月の菅首相は安倍前首相の時に、ここまで乱高下したことはなかった。『大変厳しい世論調査になっているな』『手を打たねば』といい、すぐに決断。頑固さを突き通せなかった。ただ、決断があまりに急だったので、各方面への十分な根回しができなかった。それが党の不満につながっている」

  党内への根回しの不十分さが、冒頭に記述した二階派幹部の不満を招いたというのだ。二階俊博幹事長はGoToトラベルで恩恵が多い、旅行業界の業界団体、全国旅行業協会の会長を務めている。菅首相ともに、GoToトラベルの旗振り役だった。

「GoToトラベルがどれだけ旅行業界に寄与していたのが、菅首相はわかっているのか。救われた旅行業界、ホテル、お土産店、交通関連の会社などがどれだけあるのか知っているのか。それも一番の稼ぎ時、年末年始には全国で停止。どれだけ多くの人が頭を抱えているのかわかっているのか。中止なら、業界への金銭的支援策とセットでやるべきだ。なんのバックアップも発表せずに、中止だなんて、二階幹事長の顔に泥を塗るようなものだ。『誰のおかげで総理になれたんだ』『もう次はないぞ』と派閥から強硬意見も飛び出した」(前出の二階派幹部)

 一方、菅首相と“すきま風”もささやかれる、麻生派の衆院議員は冷ややかに党内の状況をこう話す。

「自衛隊まで出動してコロナは災害になっている。そんなときにGoToトラベルで税金投入して、旅行してくれというのもおかしなこと。菅首相が二階幹事長の意向を気にしすぎて、ズルズルと先延ばしした結果、コロナ感染拡大、医療体制ひっ迫でしょう。おまけに菅首相は、記者会見も十分に開かず、説明も不十分だから、支持率激減は当然のことですよ。この状態があと1、2か月続けば、来年秋の自民党総裁選、衆院解散の期限まで菅首相は持たない。コロナ退陣となりかねない。『ポスト菅は誰か』などと模索する動きもあります。『やはり安倍さんがよかった』との声が聞かれますね」

 菅首相誕生の最大の功労者、二階派だけでなく、支援した麻生派からも厳しい声が相次ぐ。コロナ禍で解散総選挙は極めて難しい情勢で四面楚歌に陥りつつある、菅首相。難局を切り抜けられるのか?

(本誌取材班)



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 遅すぎたGoTo一斉停止 コロナ第3波はそれでも止められない(日刊ゲンダイ)





遅すぎたGoTo一斉停止 コロナ第3波はそれでも止められない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282688
2020/12/15 日刊ゲンダイ


正月明けに強い警戒感(新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長)/(C)共同通信社

 ブレーキが遅すぎる。菅首相は14日、今月28日から1月11日まで「Go To トラベル」を全国一斉に一時停止する方針を表明した。だが、すでに新型コロナ第3波は日本全国で猛威を振るっている。もはや手遅れだ。

 7月22日に東京発着を除く「Go To トラベル」がスタートし、東京は10月1日に追加された。

 全国の累計感染者数は、7月22日時点で2万7265人だったが、10月1日時点で8万4371人に膨らみ、現在は18万人超と雪だるま式に増えている。

 第3波では、これまで感染者が少なかった岩手、青森、山形など“優等県”にも感染が拡大し、あちこちで深刻な事態に陥っている。「Go To トラベル」が全国に感染を広げたのは間違いない。東大などの研究チームは「トラベル」利用者の新型コロナの発症リスクが2倍になるとの調査結果を公表している。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「Go To トラベルが感染を拡大させたことは確かでしょう。とくに、10月1日の東京追加が大きかった。東京など感染拡大エリアの旅行者からウイルスが地方に持ち込まれ、現在は地方の中で感染が広がっています。県内の移動により感染が拡大している。こうなると、Go Toの停止だけでは、外部からウイルスが持ち込まれることは防げても、地域の感染抑制には不十分。外出自粛などで地域内の移動も抑える必要がありそうです」


グーグル予測では28日間で感染者10万人超…(C)共同通信社

グーグルの予測では28日間で感染者10万人超

 今さら、Go Toを止め、外からのウイルス流入を食い止めても手遅れだ。今や、地方では自立的に感染が広がっている。

 正月明けまでに感染拡大が止まらなければ大変なことになりそうだ。

 コロナ対策分科会の尾身茂会長は11日の分科会後の会見で「静かな年末年始」を呼び掛けたが、こう警告している。

「年末年始のお休みが終わって職場にみんな復帰する。帰省した人も帰ってくる。年末年始が終わった後になると、人の動きがまた活発になり、また感染がガッと上がる可能性がある。今のうちに(感染を)もっと低くしておくことが大事だという思いもある」

 精度に定評のあるグーグルの感染予測によると、12月12日から1月8日までの28日間の感染者は10万2999人で1日当たり約3700人。今より大幅に膨れ上がる見通しだ。

 落ち着けない正月になりそうだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/838.html

記事 [政治・選挙・NHK277] さらなる日米軍事連携強化を要求 CSISが「第5次アーミテージ・ナイレポート」で対日政策提言(長周新聞)
さらなる日米軍事連携強化を要求 CSISが「第5次アーミテージ・ナイレポート」で対日政策提言
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19433
2020年12月12日 長周新聞


 アーミテージ元米国務副長官、ジョセフ・ナイ元米国防次官補らが主導する米国の政策研究機関「戦略国際問題研究所(CSIS)」が7日、第5次となる対日政策提言「アーミテージ・ナイレポート」を発表した。「アーミテージ・ナイレポート」は米国の対日要求をまとめた「年次改革要望書」(民主・鳩山政府の時に廃止)を引き継ぐ提言で、日本政府が政策立案の指南書にしている。提言は「中国が安全保障上の最大の課題」と指摘し、敵基地攻撃力保有の具体化、日米間の軍事機密共有、思いやり予算(在日米軍駐留経費)交渉の早期決着、日米豪印(クアッド)の連携強化、米国の環太平洋経済連携協定(TPP)の復帰などを求めている。

日本を対中攻撃基地に 米国のTPP復帰も


リチャード・アーミテージ

 「2020年の日米同盟」と題した提言は、前書き部分で「変革の功績の多くは安倍晋三前首相に与えられるべきだ。憲法第九条を長期間かけて再解釈し集団的自衛権行使を認めた。米国や他の志を同じくする国々と国際的に安全保障協力できる体制づくりを彼が主導した」「彼は中国の野心に対抗するためインド太平洋戦略の枠組みを作り上げた」と主張し、「日本の革新的でダイナミックな地域のリーダーシップは米国に利益をもたらす」とのべている。さらに「菅義偉首相がこうした方向で指導的役割を果たし、バイデン大統領と会うもっとも早い訪問者の一人となることを勧める」と太字で記載している。

 そのうえで「日米同盟にとって最大の安全保障上の課題は、アジアの現状変革を試みる中国だ」「米国と日本は歴史上どの時期よりも双方を必要としている」と主張し、南西諸島の軍事力強化等、日米同盟の更なる強化を求めている。また中国に次ぐ安全保障上の懸念として北朝鮮情勢に触れ「短期的に非核化を目指すのは非現実的」「抑止と封じ込めが日米韓の優先事項となる」とのべている。

 今後の方向性としては「マルチドメイン防衛力(陸海空だけでなく、宇宙・サイバー・電磁波を含む全領域の防衛力)」の構築を進めながら、反撃能力(事実上の敵基地攻撃能力)とミサイル防衛の強化に言及している。加えて英語圏5カ国のみで軍事機密情報を共有するネットワーク・「ファイブ・アイズ」(米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランド)に日本を含めるべきだと主張し、「日米両国はシックス・アイズネットワーク(ファイブ・アイズへの日本参画)にむけて真剣にとりくむべきだ」「これは同盟を強化し地域を構築する力だ」と強調している。思いやり予算交渉については「交渉をできる限り早く完了させるべきだ」と要求。中国に対抗する日本版NATO(北大西洋条約機構)形成に向けたクアッドの連携強化に関連して、韓国との関係を強めるよう求め、早い段階でクアッドの範囲を広げた「クアッド・プラス」形成を目指す意図をにじませている。

 経済分野では、米国がTPPに復帰するよう要求し「日本とともに経済のルール作りを主導するうえで必要」と主張。デジタル分野のグローバル化や規制緩和を進めることに言及している。また中国の一帯一路に対抗するインド太平洋戦略とも関連して、新技術(5G、モノのインターネット、人工知能等)分野で日米間の連携を強めることを強調している。こうしたアーミテージレポートについて、発表翌日の8日、加藤勝信官房長官が記者会見で「政府としてしっかりと受け止めていきたい」とのべた。

 今回のアーミテージレポートは2000年、07年、12年、18年に続く5回目となった。その内容は世界的なコロナ禍と相まって経済危機が進行し、朝鮮半島やアジア圏で米国が主導してきた軍事的・経済的な覇権が崩れていくなか、日本を米国の先兵として前面に押し出していく方向が色濃くあらわれている。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK277] <この政権は統治能力を失っている>無能政権に日本全国で反乱ののろし(日刊ゲンダイ)

※2020年12月14日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2020年12月14日 日刊ゲンダイ2面




※文字お越し

「下落は一時的なものだ。右往左往してはいけない」

 首相に近い自民党幹部からこんな声が出るほど、支持率の急落に政権が動揺しているという。

 毎日新聞が12日実施した世論調査は、菅内閣の支持率が40%となり、前回(11月7日)の57%から17ポイントもの大幅下落となった。一方、不支持率は49%で、前回の36%から13ポイントのアップ。支持と不支持も逆転した。新型コロナウイルス対策への無策が原因になったのは確実で、菅政権のコロナ対策を「評価する」はわずか14%。前回の34%から20ポイントも下がった。「評価しない」は62%で、前回27%から急上昇だ。

 感染拡大に何の手も打たず、そのくせ「Go To トラベル」継続には、「Go Toが感染原因となるエビデンスはない」とエビデンスを示さず非科学的な頑迷固陋。国民が苛立ち、呆れるのは当然で、支持率急落は、無能政権に対し日本全国で反乱ののろしが上がったということだ。幹部が今さら動揺とは、それこそ世論と政権の意識がいかに乖離しているかの証左である。

「政権発足3カ月で支持と不支持が逆転するのは異例のことです。支持率は30%台突入が視野に入ってきました。世論は『菅首相は叩き上げをアピールしていたけれど、庶民感覚を分かっていない』と落胆し、強い不信感を抱いている。時に『頑固に貫き通す』のは長所になることもありますが、失政となって逆回転すると、頑迷は欠点としか見られません」(政治評論家・野上忠興氏)

事実上、感染拡大を放置

「Go To トラベル悪者論」が世論の多数派となる現状に、ようやく菅も焦ってきたのか、週末、東京都と名古屋市もトラベル事業の一時停止対象とすることを検討し始めた。

 13日の日曜、菅、西村経済再生相、田村厚労相が官邸に集まり、都や愛知県との調整が行われた。14日、政府は対策本部を開き、最終的な対応を決定する。

 焦点は「Go To」の“主役”である東京都の扱いだが、札幌市と大阪市同様に、東京都や名古屋市を目的地とすることを一時停止し、出発については自粛で調整されているようだ。

 しかし、全国一斉の停止ではないし、あくまで自粛。飲食店などの営業時間短縮もそうだが、政府や自治体の呼びかけが、果たしてどれほど効果があるものなのか。それは、ここまでの菅政権のコロナ対策が支離滅裂だからだ。

「勝負の3週間」として集中的な感染防止を国民に要請しながら、その一方で「Go To トラベル」の6月末までの延長を決め、予備費から3000億円超を支出するのが菅政権なのである。旅行を推奨しているのだから、感染防止要請に説得力はなく、「自粛だし、外出したっていいよね」となっておかしくない。

 実際、この2週間、都市部の人出はちっとも減っていない。東京の新宿・歌舞伎町や札幌・すすきのなど、「勝負の3週間」の最初の週末の人出こそ微減だったものの、次の週末は微増に転じてしまった。12日は全国主要駅や繁華街の全95地点のうち約7割で前週より増加していた。国民がまともに政府の警告に耳を貸さなくなっているのだ。

 経済評論家の斎藤満氏がこう話す。

「政府は言っていることとやっていることが違うので、誰も言うことを聞かなくなりますよ。医師会などが示す強い危機感を共有すると言いながら、積極的な感染防止対策を取っていない。20〜50代の移動が感染拡大の要因になっている可能性が高いというのに、トラベル事業を続けているのは、事実上、感染拡大を放置しているようなものです。自粛にとどめていることも、多少ならば動いてもいいという誤ったメッセージになっています」

命を軽視し、税金を死に金にして浪費

 菅は11日に出演したニコニコ生放送の番組で、コロナ対策で経済を回すことにこだわる理由を「命と暮らしを守る」「経済が悪くなると、暮らしも雇用も守れなくなる」と強調していた。

 確かに自殺者の増加が止まらない。11月まで前年同月比で5カ月連続して増えていて、コロナ禍での生活苦や将来不安などが影響していると推測される。

 菅が国民の命と暮らしを守りたいならば、なおさら、大手旅行代理店ばかりが潤い、金持ちの物見遊山に利用される「Go To」より、困っている人に給付金を出すなどの直接支援の方が意味があるのではないか。「Go To」をやめたら経済が冷え込むと言うなら、大手だけじゃなく中小・零細にも行き渡る給付金を手当てすればいい。7兆円も残っている予備費をどうして使わないのか。

「Go To イート」にしても登録しているのは飲食店全体の3分の1に過ぎない“欠陥事業”だ。オンライン予約には10社を超える予約サイトが参加していたから、登録店が重複しているのは確実で、恩恵を受けられない飲食店が山ほどあったのは間違いない

 そのうえ飲食店は時短要請を受け入れても、40万円や50万円ぽっきりの協力金しかもらえず、後は自助でよろしく。それも自治体に責任丸投げで、政府は涼しい顔をしているのだから、たちが悪い。

「菅政権が『Go To』に固執するのは、観光業界のためだけでなく、二階幹事長や利権に群がる連中に忖度しているからなのではないですか。そう疑いたくなるほど、命を軽視した政策が継続され、本当に困っている人が救済されない。“死に金”が浪費されている状況です。こんな無能力政権には、早く辞めてもらうしかありません。これから年末にかけ、一番怖いのは医療崩壊です。いざという時に病院で何とかしてもらえる、という安心感が大事なのに、通常でも医者が少なくなる年末年始に、ここまで重症者が増えれば、命の不安に陥れられる人が増えかねません」(斎藤満氏=前出)

届かない医療支援にも他人事

 医療従事者も限界だ。春以降、休む間もなく第2波、第3波と続き、差別にさらされながらも使命感で働き続けてきた。むろん、「Go To」などとは無縁の生活を送っている。それなのに、日本医労連によれば、今冬のボーナスは4割超の医療機関で、昨年よりも今夏よりも減額。医療従事者の心中察するにあまりある。

 ボーナスカットは受診控えなどで病院経営が悪化しているからだが、政府が緊急包括支援交付金として3兆円を支出済みの医療支援は、まだ6000億円分しか医療機関に届いていない。あまりに遅い。遅すぎる。

 この問題について、菅は11日の番組で質問されると、「1日でも早くお届けできるようにしたい」と、反省なく他人事のような回答だったからア然だ。

 一般企業でも冬のボーナスカットは、2008年のリーマン・ショック以来の減額幅。もはや錯乱としか言いようがない政府のコロナ対策の無策無能には、医療従事者だけでなく、庶民の怒りもふつふつと湧き上がってきている。

「自民党議員が地元のシニアクラブに挨拶に行ったら、『コロナで命の危険にさらされているうえに医療費は2倍なんて、俺たちに死ねということなのか』と叱られたそうです。身近な問題には世論は敏感です。デジタル化や携帯料金値下げは小手先の手法だと、すっかり国民に見破られた。内閣支持率はもっと下がるでしょう。来年10月までに必ず衆院選が行われますから、『菅首相では選挙を戦えない』という空気が自民党内に広がる可能性もあります」(野上忠興氏=前出)

 この政権に統治能力がないことはハッキリした。このままコロナ対策を任せていたら未曽有の混乱になりかねない。菅政権に退陣要求を突きつける国民が、ますます増えていくだろう。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/840.html

記事 [政治・選挙・NHK277] <東京新聞、スクープ!>「首相の違法行為」学術会議任命拒否に抗議し辞任 東大名誉教授が文化庁の会議座長を 





【独自】「首相の違法行為」学術会議任命拒否に抗議し辞任 東大名誉教授が文化庁の会議座長を
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74395
2020年12月15日 20時54分 東京新聞


佐藤康宏・東大名誉教授=本人提供

 文化庁の登録美術品調査研究協力者会議の座長を務めていた佐藤康宏東大名誉教授が、菅義偉首相が日本学術会議の推薦した新会員候補6人の任命を拒否したことに抗議し座長を辞任していたことが分かった。(望月衣塑子)

◆「迷惑かけなければ抗議の意味ない」

 佐藤氏によると、10月1日に報道で任命拒否を知り、同3日午後、文化庁の担当者らにメールで「専門家を専門家として尊重しない政府のために働くつもりはない。今後は政府関係の仕事はすべてお断りする」「会議直前で迷惑をかけるが、多少とも迷惑をかけなければ抗議の意味もない。よろしく御理解願う」などと辞意を伝えたという。5日に担当者から電話で慰留されたが、意思は固く、別のメンバーを座長にしてもらうことで合意し、7日付で辞任した。

 佐藤氏は「菅首相や杉田和博官房副長官は、一貫して戦争目的の科学研究に慎重な姿勢を示してきた学術会議を邪魔な存在とみなし、特定秘密保護法や安保関連法に異を唱えてきた6人を意図して排除した」と指摘。「任命拒否は、大学やその他の研究機関を軍事研究に向かわせようという明確な目的をもって行われた。官邸は、法を犯してでも人事に介入し、学術研究を政府の意思に従わせようとしている」とみる。

◆市民への影響を懸念

 「私は学術会議とは縁もゆかりもないが」と前置きした上で、「拒否された6人の教授の自由を守らないことは、いくらでも学問の自由を時の政権に売り渡すことになる。首相の違法行為を許せば、研究者だけの問題にとどまらず、芸術家やメディアを含め、あらゆる表現者、そして市民にも確実に影響を及ぼすものになるだろう」と警鐘を鳴らす。

 文化庁は本紙の取材に「コメントすることはない」と答えた。

 佐藤氏は、1980年に東大大学院人文科学研究科修士課程修了後、東京国立博物館技官、文化庁文化財保護部美術工芸課技官、同絵画部門文化財調査官を経て、2020年3月まで東大大学院教授(美術史学)を務め定年退官。08年からは放送大客員教授を兼任していたが、15年に自主退任した。

 文化庁では09年から文化財指定の専門調査会委員、20年4月より登録美術品調査研究協力者会議の座長をつとめていた。雑誌「UP」(東京大学出版会)で「日本美術史不案内」を連載。20年、『若冲伝』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/841.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 大阪が「時短営業要請」延長…飲食店から上がる悲痛な叫び(日刊ゲンダイ)



大阪が「時短営業要請」延長…飲食店から上がる悲痛な叫び
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282685
2020/12/15 日刊ゲンダイ


ガラガラの大阪・新世界(C)日刊ゲンダイ

 大阪府は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、大阪市の北区と中央区に出していた酒類を提供する飲食店への「時短営業・休業要請」(11月27日〜12月15日)を市全域に拡大し、29日まで2週間延長することを決定した。

 吉村洋文知事は「感染拡大は高止まりの状態。年末年始の書き入れ時だが、ブレーキを強化する必要がある」と説明した。

11月までの飲食店倒産件数は全国最多

 東京商工リサーチの調査によると、今年1〜11月の大阪府の飲食店の倒産件数は146件と、東京都の129件を上回り、全国最多。市内の飲食店からは悲鳴が上がっている。

「10月中旬から地域共通クーポンが使えるようになり、前年比60%ほどまで回復しましたが、時短要請が出された12月以降、売り上げがガクンと落ち込み、それからは全然ダメです」と、ミナミでお好み焼き・鉄板焼き「道頓堀一明」を経営する原田正明社長がこう続ける。

「12月29日まで時短営業を続けたら干上がってしまい、大打撃です。たこ焼き屋など、周りの店もだいぶ閉まっています。店を開けたら赤字が増えるだけですが、従業員のモチベーションにも関わるので開けている状況です。どれくらい持ちそう? 持っていないんですよ。廃業の話も出ています。ただ皆、次の仕事も決まっていませんし、こんな状況ですから仕事も簡単には見つからないので、店を続けている状態です。今は給料を全額支払っていますが、廃業したら雇用調整助成金をもらえなくなります。従業員の生活を守るためにも何とか方法を考えながら、やっていくしかありません」

 今回、新たに時短営業要請の対象となった浪速区の通天閣近くの「串カツ大吉新世界店」の木下茂考店長もこう嘆く。

「もともと観光地なので、大阪がGo To対象外となってからはピタッと客足が止まり、ほとんど人が歩いていません。この年末に時短営業要請は厳しいですよ。お客さんもおらず、ホント、ただ店を開けているだけですが、社員やアルバイトには店に出てもらっています。皆、飲みに出ていないのに感染者が一向に減らないわけですからおかしいですよね。府には一刻も早く感染拡大を止めてもらい、時短営業を解除して欲しい。皆、そう思っています」

 市全域が営業自粛要請の対象となったことから、市外の飲食店で忘年会をすることにした会社もあるという。府全域を対象にしなければ、大阪市民は隣接する豊中市や吹田市、堺市などの飲食店に繰り出し、感染拡大を抑え込めない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 菅首相VS西村大臣の暗闘でGo To停止「後手後手」に〈週刊朝日〉
菅首相VS西村大臣の暗闘でGo To停止「後手後手」に
https://dot.asahi.com/wa/2020121500052.html
2020.12.15 15:47 西岡千史,上田耕司 週刊朝日12月25日号の記事に一部加筆


菅義偉首相(C)朝日新聞社


西村康稔コロナ対策担当相(C)朝日新聞社


 新型コロナウイルスの第3波が日本を襲うなか、政府は12月14日、「Go To トラベル」を12月28日から1月11日にかけて、全国で一斉に停止することを表明した。Go Toについては以前から専門家や医療関係者などからも停止すべきだという声が上がっていた中で、なぜ、ここまで対応が遅くなったのか。本誌の取材で、コロナ対策を担う二人の政治家の“対立”が元凶となっていた構図が浮かび上がってきた。

「みなさん、こんにちは。ガースーです」

 日本国内で2800人の新規コロナ感染者が確認され、6県で1日当たりの感染者数が過去最多を記録した12月11日、菅義偉首相はインターネット放送の「ニコニコ生放送」に出演し、冒頭で照れ笑いしながら自らニックネームを名乗って挨拶した。

 一方、菅首相と違って緊迫した表情で同日に記者会見したのが、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長だ。会見では、感染が急拡大する「ステージ3」相当の地域について、観光事業を支援する「Go To トラベル」の適用を一時的に停止するよう求めた。尾身氏は「さらに(対策を)加えないとだめだ」とも強調。国民に向けて年末年始の移動や会食を控え、静かに過ごすよう強く訴えた。

 だが、この時点で菅首相の態度に危機感は感じられなかった。前述の番組内でGo Toの停止について聞かれると、「まだ、そこは考えていない」と断言。両者の“温度差”を印象づけた。

 札幌市など一部地域で一時停止にしたが、菅首相はGo To継続にこだわり続けてきた。その理由を菅首相周辺はこう解説する。

「Go Toは菅さんと二階(俊博・自民党幹事長)さんが安倍晋三政権時代に作り上げた政策で、これが菅首相誕生につながった。二階さんは全国旅行業協会の会長でもある。二人は感染状況を見極めながら、ギリギリのところで観光支援を続けるつもりです」

 それにしても、政府が招聘した専門家の代表である尾身氏の提言を首相が無視し続け、Go Toの停止を先延ばしし続けた状況は異常と言うほかない。政府内でコロナ対応に関わる官僚の一人が嘆く。

「感染対策優先か経済優先か、政府内で本質的な議論ができていない。この迷走には、コロナ対策を担う西村康稔経済再生担当相が菅首相とひそかに対立していることが影響しています」

 西村氏は安倍政権時代にコロナ対策担当相として全権を任され、テレビ出演など露出が激増した。妻の父が岸信介元首相の側近だった吹田ナ元自治大臣で、安倍氏とは「身内」のような関係。こうしたアドバンテージもあり、一時は「将来の首相候補」とまで言われた。だが、菅政権が誕生してからは存在感がまたたく間に低下。前出の官僚はこう話す。

「安倍政権時代、西村大臣はコロナ発生初期の感染防止対策で専門家会議と官邸の根回しや調整役を担った。尾身会長と携帯電話で緊密にやりとりする関係を築くなど、専門家が政権のシナリオ通りに動くようコントロールしてきた。それが、今では尾身会長がGo Toを批判するなど、菅政権の方針と真っ向から対立することを言っている。政府内では、西村大臣が調整をせずにあえて尾身会長に自由に発言させているのではないかと疑念を呼んでいる」

 この間、もともと良好な関係だった菅首相と西村氏の間の溝が、徐々に広がっているという。

 安倍政権時代に西村氏が重用されたのには、同じ経済産業省出身の今井尚哉首相秘書官(当時)がコロナ対策の中心だったことも影響したと言われる。一方、当時、官房長官だった菅氏は一時期、今井氏らと対立し、重要な意思決定のプロセスから外されていた。

 それが、Go To政策などで巻き返した菅氏の政権奪取を機に力関係が逆転。今井氏は政権中枢を去り、当初、官房長官など重要ポストへの起用がささやかれた西村氏も結局は留任。菅政権ではコロナ対策担当相の役割は以前ほど重視されなくなった。さらに、西村氏の威信を低下させる事件があった。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「10月下旬に西村氏が突然、経団連などの経済団体に年末年始休暇の分散を要請して、自民党内から激しい反発を受けました。年末年始の日程は年明けの国会や解散総選挙のスケジュールに影響するからで、二階氏は『聞いていない』と不快感を示した。その結果、西村氏は自民党本部に呼ばれて釈明に追われることになりました」

 12月1日には、小池百合子東京都知事が首相官邸を訪れ、菅首相と感染防止対策について協議。「犬猿の仲」だった二人が直接会い、小池氏のカウンターパートである西村氏がスルーされたことに、永田町がざわついた。

 西村氏としては、こうした状況に心中穏やかではないはずだ。西村氏はコロナ対策で知名度を上げた後、メディアのインタビューに「これまでの政治経験を国民のために生かしたい」と、将来の首相就任を視野に入れた発言をしていた。前出の官僚がこう語る。

「次期総裁への野心がある西村大臣としては、尾身会長を前面に押し出して菅首相の経済優先とは逆方向のことを言わせることで、菅首相に後ろから鉄砲を撃つことができる。『菅首相ではコロナ対策はできない』『国民を守ることができるのは西村だ』と、世間に印象づけたいのではないか」

 ただ、その“野心”がコロナ対策を混乱させているという声もある。内閣府関係者は言う。

「西村大臣は11月まで毎日のように記者会見を開いていた。大臣室の官僚は毎回違う資料を作らされるうえ、注文も細かい。それで官僚の残業時間が月300時間を超えるようになってしまった。コロナ対策より西村大臣の個人的アピールとしか思えない仕事も多く、官僚たちが疲弊している」

 西村大臣室のスタッフは約10人。官僚たちの間では「西村大臣室にだけは異動したくない」との声が広がっているという。

 前出の角谷氏は言う。

「西村氏の指導力不足も問題ですが、そもそも経済再生担当とコロナ対策担当を一人に兼任させていること自体がおかしい。アクセルとブレーキの両方を一人が持ってしまっている。官邸には今、司令塔が不在なのです」

 前出の内閣府関係者は、こう話す。

「コロナという国難の時に残業が多くなるのは当然のこと。ただ、現状は政治家の思惑でたくさんのスタッフが振り回されている。これでは、国民の利益にもならない」

 官邸内に巣くう“エゴ”の一掃こそが、コロナ対策の第一歩ではないか。

(本誌・西岡千史、上田耕司)



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