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2020年12月18日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK277] 菅、大人数会食を反省をすると言った先から「国民の誤解」に責任転嫁(まるこ姫の独り言)
菅、大人数会食を反省をすると言った先から「国民の誤解」に責任転嫁
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/12/post-b71590.html
2020.12.17 まるこ姫の独り言


まったく。。。

政治家、特に自民党政治家の言い訳はどうにかならないか。


この時期の、菅や二階が出席した大人数会食に対して批判が殺到しているが、それに対して珍しく(支持率低下が原因だろうが)素早く反省をしていると言っていたが、そこでもまだ誤解を招くからとの発言はやっぱりだな。。。。と言う感じしかしない。

自民党政治家はほとんど何か一言文言を付け加えないと気が済まないのか、素直に謝罪をしたら死ぬ病にでもかかっているのか、必ず余計な一言が入る。

首相、大人数会食を反省 「国民の誤解を招く」
        12/16(水) 23:23配信 共同通信

>菅義偉首相は16日、観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した夜に自民党幹部らと大人数の会食をしたことに関し「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と述べた。新型コロナウイルス感染拡大が続く現状を「真摯に受け止めている」とも語った。

真摯に受け止めているのなら、心から反省している所を訴えかければいいものを、「誤解を招くと言う意味において」と言う。

言い訳ばっかり言えば、誰だって反感を持つ。

一国の総理がコロナに立ち向かうことなくのんきに会食三昧。


医療に携わっておられる方は、どんな気持ちで総理の行動を見ているのだろう。

誤解も何も、国民への発信と裏腹の行動をしている。

しかも、幾ら会食のスケジュールが組み込まれていると言っても、「真摯に反省している」発言の後にも堂々と会食に行っている。

本当に真摯に受け止めているのかと思うほど、説得力がない。

要するに民意がどこにあるのか分からない総理じゃないのか。


この人は、毎日、記者を集めてパンケーキ朝食をしているらしいが、その理由も、いろんな人からの情報を集めて、どこに民意があるのかを理解することらしいが、どんだけ自分に都合の良い情報ばかり集めているのだろうと思うほど、菅の考える民意と、私達一般庶民の民意とは全然違う。

しかしどう考えても、要請する方が要請内容とは全く違う事を平気でやる神経が理解できない。

やっぱり、この人には政治的センスが欠落しているのではないか。

まあ、自民党議員全般に言えることだが、国民にはいろいろ押し付ける割には、自分達はやりたい放題、言いたい放題。

整合性の取れない事ばっかりやっている。

昨日の報道1930では、なぜ若年層が自民党を支持するのかとの疑問で街の若者に聞いたところ、表面的に、「 パンケーキおじさん、令和おじさん、ガースー」が、「可愛いから」が理由だった。

政治と芸能ネタをミックスするような感覚なのか。

結局、表面的なもので支持して困るのは若年層だと言う事さえ気づいていないみたいだ。

アホらしくなってきた。

もう好きなように支持してくれと言いたいが、それに巻き込まれる方の身になって欲しい。

トンチンカンな人達がトンチンカンな政治を支持することで、この国が悪い方向へどんどん進んでいく。




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 菅首相忘年会「アクリル板なし」西村大臣の墓穴発言で窮地 (女性自身)
菅首相忘年会「アクリル板なし」西村大臣の墓穴発言で窮地
https://jisin.jp/domestic/1927192/
2020/12/17 17:06 最終更新日:2020/12/17 22:06 女性自身



「GoToトラベル」の全国一斉停止の発表を行った14日夜、菅義偉首相(72)が銀座のステーキ店で8人の忘年会に出席し、批判が噴出している。さすがに耐えきれなくなったのか、菅首相は16日午後に日本テレビのニュース番組で単独インタビューに応じると、「すぐ帰るつもりが長引いた」と言い訳しながらも「大いに反省している」と述べて幕引きを図った。

しかし、ひと足遅すぎた。西村大臣が菅首相に忖度した“珍回答”を世に放った後だったからだ。

西村大臣は15日の会見で、会食する際は「クラスター(感染者集団)の8割以上は5人以上だということも頭に置き、長時間、大人数はできるだけ避けていただきたい」と「5人以上の会食は控える」よう呼び掛けていた。それを踏まえ、16日午前の衆院内閣委で野党議員から「5人以上の会食はいいのか悪いのか、結局国民はどっちだ(と思う)」という趣旨で追求されると、西村大臣は次のように説明。

「一律にですね、5人以上はダメだということを申し上げているわけではございません。できるだけそれは控えていただきながら、もしどうしてもされる場合には、それは感染防止策を徹底して、アクリル板のある店を選んでくださいとか、換気に注意してくださいとか、こういったことも併せて申し上げております」

誰が見ても苦しい発言なのは明らかだが、つまるところ、換気をしてて、アクリル板があって、感染対策をしていれば5人以上でも問題ないということらしい。

しかし、菅首相が会食したステーキ店には、アクリル板はなかった。

ごく最近この店を利用した常連客によると、

「この店には個室にもカウンターにもアクリル板はありません。ただ、他のグループとは接触しないように、個室か、カウンターであれば1グループを貸切で利用させるような対策は取っています」

なぜ、わざわざ具体的に「アクリル板」と言ったのだろう。野党の追及は予測できたはず。「アクリル板」と言うならせめて事前に菅首相に確認しておけばよかったものだが…。

二階幹事長も、「マスク会食したのか」と記者から聞かれると、「マスクとらなきゃ食事できないじゃないですか」とキレ気味に解答。11月19日に菅首相自らが「ぜひ『静かなマスク会食』をお願いしたい。私もきょうから徹底したい」と国民に呼びかけたのだが、二階幹事長はもしかすると”マスク会食”を知らなかったのかもしれない。

さらに、政府の分科会は感染予防対策として「短時間」での会食も呼びかけていた。菅首相は45分の滞在だったと強調するが、110分遅刻しているので会自体は2時間半。いたって普通の長さだ。

しかも、今回の参加者は菅首相と二階幹事長のほか、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長(80)、俳優の杉良太郎氏(76)、タレントのみのもんた氏(76)、林幹雄幹事長代理(73)と、元宿仁・自民党事務総長(75)、政治評論家の森田実氏(88)。菅首相が国民に自粛を求めた「65歳以上」どころか、全員70代以上の高齢者だ。

これまで政府が提唱したことを無視しているような今回の会食。西村大臣は、そんな菅首相を肯定化するためだけに“言い訳”して菅首相を擁護。結局、菅首相がテレビで謝罪に至ったが最初から「首相の会食の感染対策は不十分だった」と言えばよかったのでは――。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 復興五輪のため 福島原発周辺移住で200万円支援のあくどさ(日刊ゲンダイ)



復興五輪のため 福島原発周辺移住で200万円支援のあくどさ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282812
2020/12/18 日刊ゲンダイ


慢性的は人手不足(双葉町の除染作業=2017年12月)/(C)共同通信社

 菅政権は東京電力・福島第1原発周辺に移住する人に、支援金を出す方針だ。対象地域は双葉町や南相馬市、大熊町など12市町村。来春以降、県外から家族で移住した場合は200万円、単身移住の場合は120万円を支給する。条件は移住後5年以上住み、就業すること。県内からの移住者への支援金はそれぞれ120万円、80万円になるという。

 ほかにも移住後5年以内に起業する場合は必要経費の4分の3(最大400万円)を支給するなど、かなりの大盤振る舞い。目的は何なのか。復興庁に問い合わせた。

「対象12市町村には工場や研究機関、飲食、物販などの会社があり、人手不足が続いています。そこで移住者の新しい力で地元を盛り上げて欲しいと考えました。現地には居酒屋やスーパー、イオン、ラーメン屋などもあり、普通に生活できます。予算額や財源などはまだ申し上げられません」(原子力災害復興班)

 ただ、対象地域のうち双葉町や大熊町など6市町村には、今も広範囲にわたって帰還困難区域が存在する。また、避難指示が解除された区域の人口は、住民基本台帳の2割にとどまる。

人手不足で除染作業にも駆り出され

 故郷を離れた人の大半が戻ってきていない現実が示す通り現地には今も「危険」のイメージが漂う。はたして原発の近くに移住したい人は現れるのか。はなはだ疑問だ。

「支持率低下に悩む菅政権の人気取り策。被災地復興のため、骨を折っていることをアピールしたいのでしょう」とは、ジャーナリストの横田一氏だ。復興をアピールしたい背景には、来年開催予定の東京五輪の存在がチラつく。来年は3・11から丸10年。移住できるほど復興が進んだことにして、被災者支援も打ち切りたい。そんなヨコシマな思惑も垣間見える。

「国は復興予算を注ぎ込み、三陸自動車道や防潮堤、東日本大震災・原子力災害伝承館のような箱モノを造り続けています。そのせいで慢性的な人手不足となり、原発の除染作業をする人も足りない。だから移住者を使おうという狙いもありそうです。国の責任で汚染された土壌などを、札束で集めた人たちに除染させることになります」(横田一氏)

 そんなに移住させたければ、まず「隗より始めよ」だ。国会や行政府を移転して、国会議員から住み始めたらいい。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK277] イージスアショア代替艦2隻建造、政府が閣議決定…長射程巡航ミサイル開発も 〈焼け太りで先制攻撃能力も?!〉
 調査不足の設計ミスで猛反発を食らい撤退した陸上イージス計画。それがいつの間にか「先制攻撃計画」にすり替えられていたとは。
そもそもミサイル問題は、先に使えば国際社会で破滅する外交で処理すべき問題。打ち落とそうとすれば限りなく金がかかる。だからと言って「真珠湾」よろしく先制攻撃できる「1000km巡航ミサイル」配備となればどうなるか。
 撃っていいというのは撃たれる覚悟が有ると言う事だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
イージスアショア代替艦2隻建造、政府が閣議決定…長射程巡航ミサイル開発も
読売新聞 2020/12/18 11:23

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/e3-82-a4-e3-83-bc-e3-82-b8-e3-82-b9-e3-82-a2-e3-82-b7-e3-83-a7-e3-82-a2-e4-bb-a3-e6-9b-bf-e8-89-a6-ef-bc-92-e9-9a-bb-e5-bb-ba-e9-80-a0-e3-80-81-e6-94-bf-e5-ba-9c-e3-81-8c-e9-96-a3-e8-ad-b0-e6-b1-ba-e5-ae-9a-e2-80-a6-e9-95-b7-e5-b0-84-e7-a8-8b-e5-b7-a1-e8-88-a/ar-BB1c1Chr

 政府は18日の閣議で、地上配備型迎撃システム「イージスアショア」に代わって「イージス・システム搭載艦」2隻を建造することや、敵ミサイルの射程圏外から攻撃できる長射程巡航ミサイル「スタンド・オフ・ミサイル」を開発する方針を決定した。

 政府は今年6月、ミサイルのブースター(推進装置)が周辺民家に落下する恐れがあることから、イージスアショアの導入を断念した。代替案として〈1〉イージス艦を含む護衛艦〈2〉民間船〈3〉海上の浮上施設――の3案を検討した結果、敵からの攻撃に強く、広い海域に柔軟に展開できる護衛艦をベースとすることになった。

 イージス・システム搭載艦は、イージスアショア用に契約したレーダー「SPY7」やミサイル発射装置などを装備する。ミサイル開発を進める北朝鮮や中国に備えるため、弾道ミサイルだけでなく、巡航ミサイルも迎撃できる多機能型対空ミサイル「SM6」を搭載する方向だ。

 ミサイル防衛能力に加え、対艦、対潜能力も持たせるかどうかは今後検討する。来年度予算案に調査費など17億円を計上する。

 長射程巡航ミサイルは、陸上自衛隊の「12式地対艦誘導弾」を基に開発し、5年かけて完成させる見込み。現在の百数十キロ・メートルの射程を約1000キロ・メートルまで伸ばし、ステルス性も持たせる。来年度予算に335億円の開発費を盛り込む。

 防衛省は、F15戦闘機に搭載する米国製空対地ミサイル「JASSM」(射程約900キロ・メートル)などの長射程ミサイルの導入計画も進めている。各種ミサイルの導入を通じて、抑止力の一層の強化を図る。

 政府はこの日の閣議で、敵基地攻撃能力を含む「ミサイル阻止」の新たな方針について、来年以降も検討を続けることを決めた。安倍前首相は退陣前の9月の談話で、新方針を年内にとりまとめるとしており、結論を先送りした。

 敵基地攻撃能力の保有に慎重な公明党に配慮し、「ミサイル阻止」の文言を使わず、「抑止力の強化について、引き続き検討を行う」との表現にとどめた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
関連:
◇イージス・アショアの導入が極めて妥当である理由 導入費用、効果をめぐる批判は誤解に満ちている 
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/927.html
投稿者 うまき 日時 2019 年 2 月 27 日 00:49:48: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
◇イージス・アショア中止は当然 総辞職に値の大ボラ政治(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/519.html
投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 6 月 19 日 16:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU


http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 首相、会食時にマスクせず 14日夜、8人でステーキ(東京新聞)
首相、会食時にマスクせず 14日夜、8人でステーキ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74929
2020年12月17日 18時28分 (共同通信) 東京新聞

 菅義偉首相が観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した14日夜に、東京都内のステーキ店で会食した際の様子が明らかになった。出席者は、感染リスクが高まるとして政府が注意を促している「5人以上」の8人。鉄板を囲む半円形のカウンター席で横に並んで座り、自ら国民に呼び掛けた会食時のマスク着用はしていなかった。

 会食に出席した政治評論家の森田実氏が17日、共同通信の取材に明らかにした。

 首相は料理が提供されるとマスクを外し、店が用意したケースに収納。会食中にマスクを着けたり外したりすることはなかったという。






http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 日本の政治は1年間進展なし 感染爆発と医療崩壊が近づく 中村敦夫 末世を生きる辻説法(日刊ゲンダイ)



日本の政治は1年間進展なし 感染爆発と医療崩壊が近づく 中村敦夫 末世を生きる辻説法
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282838
2020/12/18 日刊ゲンダイ


小池都知事(C)日刊ゲンダイ

 人間とチンパンジーの間には1・6%の遺伝子の違いしかない。人間は2本足で歩き、手を使うことで脳が大きくなり、言葉を獲得した。

 しかし、日本の政界を見ている限り、飛び交う言語は不可解で、チンパンジー社会との違いが分からない。

 とくに、コロナ危機が始まって以来、内閣や省庁、担当専門家たちは、矛盾に満ちた提案や数字を、ブチ上げてきた。

「この3週間が勝負!」と西村大臣は叫んだ。何を根拠に言っているのか分からない。これまで、「勝負」とか「正念場」は、小池都知事も乱発してきた。公営ギャンブルのダメ予想屋と同じで、当たったことはない。そもそも、コロナ問題の担当者がだれか、初めも今もはっきりしないのは奇妙だ。安倍はマスクと全国一斉休校で恥をかき、菅は「Go To Hell」(地獄へ行こう)につまずいて、支持率急落。

 通常なら、代表責任者は首相で、代弁者は官房長官だ。しかし、コロナに関しては、安倍と菅には、最初から意思の疎通がなかった。2人とも、知的に判断する習慣も能力もないのだから、会っても無意味ということか。

 こうなると、もっとも重要なのは、専門知識があり実務にたけた厚労大臣である。ところが、これは、今の官房長官をやってる加藤だった。うすら笑いを浮かべて、意味不明の答弁を垂れ流す。そのむなしさを買われ、官房長官に昇格した。前任の菅を真似て、「答えは控えさせていただく」を繰り返している。

 改正人事で唯一まともだったのは、田村厚労大臣の起用である。医療行政に通じた唯一の専門家であり、醜聞もない。自民党には、利権あさりの族議員は掃いて捨てるほどいるが、各分野の専門家が圧倒的に少ない。

 専門家の「分科会」もあるが、ここの意見が無視され、政府との対立が丸見えというのも異常だ。

 こうしたドサクサに紛れて、用もないのに記者会見をやりたがる知事群もうるさい。マスコミ利用を知っており、存在感を押し出すために、内容のないおしゃべりを続ける。

 東京と大阪でGo To戦術がバラバラなのは、猿知恵以上の政策ができなかったからだ。医者や評論家たちにも、政府の顔色を見ながら虚言を弄する者も少なくない。

 要するに、世に飛び交う言葉のほとんどは、デタラメと知っておくに限る。1年間、何の進展もなく、感染爆発と医療崩壊が近づくばかりだ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 「首相の器じゃない」菅首相は党内政局で頭が一杯 Go To停止で業界からの悲鳴も届かず〈週刊朝日〉
「首相の器じゃない」菅首相は党内政局で頭が一杯 Go To停止で業界からの悲鳴も届かず
https://dot.asahi.com/wa/2020121600080.html
2020.12.17 08:00 週刊朝日オンライン限定記事


党内政局で頭がいっぱいの菅首相(C)朝日新聞社


 菅義偉首相が突然、発表したGoToトラベルの停止の影響が感染者の多い東京や大阪だけではなく、全国で広がっている。だが、首相に近い自民党の衆院議員はこう話す。

「菅首相は専門家や医師会から批判されていたGoToトラベルをとりあえず止めたからいいんじゃないか、という雰囲気。二階派をはじめ、各派閥の幹部クラスも菅政権の迷走ぶりを見て急に冷たくなっている。『菅さんなんか推すんじゃなかった。官房長官が適任で首相の器じゃぁない』との声も聞こえてくる。菅首相も支持率低下で政局、党内事情で頭がいっぱい。特段、新しい画期的な支援策などを打ち出す様子はない」

 Go To中止で窮地に陥ったのは、旅行業界だ。

「新型コロナウイルスの感染が急増し、GoToトラベルが停止になるかもしれないと想定はしていた。だが、菅首相はずっと停止を明言しなかった。それが年末年始の稼ぎ時を目前に急に来るとさすがにキツイ」

 こう頭を抱えるのは、東京の旅行代理店「A Travel」の沼田和幸社長だ。沼田氏の会社は、個人より団体旅行を多く扱う。GoToトラベルで旅行業界の全体的な需要が増え、新型コロナウイルスの感染が下火になると、団体旅行も増えると期待をしていた。しかし、GoToトラベル自体がストップしてしまったことで、さらに厳しい状況に追い込まれた。

「新型コロナウイルスの流行で事務所を縮小。今春には金融機関から融資も受けました。キャンセル料は国が負担するとアナウンスしているので、旅行業界はいいじゃないかと思われがちですが、団体旅行中心のうちはキャンセルされる予約すらない」(沼田社長)

 山梨県の温泉旅館は、年末年始はほぼ満室だった。しかし、菅首相の会見以降、キャンセルの電話が鳴るばかり。半分近くの部屋があいてしまった。温泉旅館の女将さんはこう嘆く。

「年末年始で何とかこれまでのマイナスを取り返したいと、休んでいた従業員も復帰させた。中止するなら、あらかじめ感染者数や重症者数の目安を設定して、この数字になれば、GoToトラベルは中止などを決めておいてほしかった」

 旅館の大型冷蔵庫には、すでに年末年始向けに大量の食材を発注。すでに一部は届けられている。

「年末年始は勝負と、借金をして仕入れしていました。GoToトラベルは35%が国の補助。お客様は増えたが、その35%を国に請求する事務作業が大変。そして、35%が約2か月後にならないと、振り込まれない。つなぎのお金を借りなければ、営業できないのです。菅首相はGoToトラベルの現場のことを本当に理解しているのか」(女将)

 GoToトラベルの停止は、旅行とは関係ない業界にも影響を及ぼしている。

「これみてくださいよ」

 大量の酒などの飲料が山積みされた東京都内の酒販卸会社の倉庫でこう店主が話す。

「GoToトラベル停止となれば、旅行業界ばかりが注目されます。しかし、うちはホテル、旅館などにも商品を納入しています。そこにお客様が来なくなると、商品の注文が止まってしまう。GoToトラベル停止の発表あってからは、年末年始にいただいていた注文のキャンセルはもちろん、返品を言ってくるホテルもあります。年末年始ですから、値段の張る日本酒やウィスキーなどの注文が多いのでよりダメージが大きい。戻された商品を見ると、涙が出ますね」

 伊勢神宮で知られる三重県の水産業の経営者もこう途方に暮れる。

「年末年始は伊勢エビ、ウニ、カキなど高級食材の注文が1年で最も多い。それが、GoToトラベルの停止後は一気に注文が激減。温泉旅館からは100はあった注文が10以下に減りました」

 冷凍庫には、出荷できない大量の高級海鮮があるという。

「もちろん、海鮮ですから賞味期限もある。売れなきゃ捨てるしかないでしょう。それにもお金がかかるんですよ。GoTo停止しておいて菅首相や二階幹事長らはこの時期でもステーキ会食といいご身分で、呆れましたよ」(同前)

 GoToトラベルの所管は国土交通省だ。国交官僚の一人はこう打ち明ける。

「私たちもGoToトラベルが全国で停止までは知らなかった。だから、支援策なども策定する想定もありませんでした。職員総出で、徹夜して、今、支援策を練っています。この二日ほどは、かなりの職員がほとんど寝ていない。しかし、うちでもすでにコロナ感染が広がり40人近くになる。密で仕事できないし、リモート勤務の人もいて、なかなかはかどりません」

 旗振り役の国交省がこんな様子では、とても旅行業界や周辺に支援の手がすぐには届きそうにない。前出の沼田さんはこう訴える。

「国交省も菅首相も、もっと現実を見てほしい。GoToトラベルを止めるのはやむを得ないところもある。なら、止めた時の支援策、それも旅行業界だけでなく関連の業種にも広げることをどうして、想定していなかったのか。無策ぶりには本当に腹が立つ」

(今西憲之)




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 菅首相にブーメラン…問題解決しない人はリーダーではない(日刊ゲンダイ)
菅首相にブーメラン…問題解決しない人はリーダーではない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282824
2020/12/18 日刊ゲンダイ


航空自衛隊観閲式での菅首相=11月(代表撮影)

 政府の新型コロナ対策分科会が指摘する「感染リスクが高まる5人以上の飲食」自粛を無視し、大人数の忘年会に出席して批判が続出している菅首相。「真摯に反省」と言いつつも、「国民の誤解を招いた」などと誤魔化す姿には呆れるばかりだが、国民を唖然呆然とさせているのは連夜の“ハシゴ宴席”だけじゃない。

 菅首相は16日、防衛省・自衛隊の幹部約90人が参加したビデオ会議で訓示したのだが、このセリフが驚きだった。

「リーダーたるもの、問題を解決しなければならない。問題を解決しない人はリーダーではない」

 いやはや、訓示を聞いた自衛隊幹部は思わず、「お前が言うか!」と仰天したに違いない。国の新型コロナ対策を見ても、解決するどころか、解決に向けた戦略すら見られない。行き当たりばったりの泥縄作戦は明らかだからだ。

 菅首相の発言がメディアで報じられると、たちまちネット上には怒りの声が並んだ。

<私のように!って最後に付けたほうがいい。ブーメラン訓示だ>

<スピーチライターがわざと地雷をしのばせたのだろう>

<この原稿を読んでも恥ずかしいと思っていないようだから、ハシゴ会食についても反省していない>

 もはや「勘違いのリーダー」であることがハッキリした菅首相にコロナ禍は解決できない。「馬鹿な大将、敵(コロナ)より怖い」である。





大人数夜会合などで批判、政権発足から3か月も菅首相に逆風【Nスタ】

2020/12/16  TBS NEWS

菅政権の発足から16日で3か月です。菅総理がGoToトラベル一斉停止表明や、自らが参加した大人数の夜会合をめぐり、野党などから批判を浴びるなか、自民党との力関係にも変化の兆しがあるようです。

●菅総理「“リーダーたるもの、問題を解決しなければならない。問題を解決しない人は、リーダーではない” 米国統合参謀本部議長を務めたコリン・パウエル氏の言葉です」
菅総理は自衛隊幹部に向けたビデオメッセージで「リーダーたるもの問題を解決しなければならない」と強調しました。
しかし、その足元は揺らぎつつあるように見えます。

●記者レポート「二階幹事長との会食を終えた菅 総理が出てきました」
14日の夜、銀座のステーキレストランで自民党の二階幹事長らと8人程度の会合をおこなったことが国会で問題視されました。

●大西議員「5人を超える会食をこのタイミングで総理が行われたことについて、どのように受け止めておられるか」

政府が大人数の会食を避けるよう呼びかける中で不適切なのではないかと訴える野党側に対し、政府側は・・・。

●西村大臣「一律にですね、5人以上はダメ だということを申し上げているということではございません。何かそうした強制力があるわけでもありませんし、こうした感染リスクが高いということを頭に置いて対応して頂ければというふうに考えております」

政府側が火消しに追われるなか、自民党との力関係に変化に出てきたのではないかという指摘も出てきました。

●自民党・閣僚経験者「二階幹事長に呼ばれたら総理も行かざるを得ないでしょう」

●自民党・閣僚経験者「二階さんは自分の言うことを聞いてくれる人なら誰でもいいんだ少し官邸が弱くなってきた」

そして先ほど、会合を巡る批判について、加藤官房長官は・・・。

●加藤官房長官「今回の総理の会食について、国民の皆さんの誤解を招いたというのではないかという指摘については真摯に受け止めていかなければならないと考えております」




http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK277] OH NO!菅は官邸を去れ!<本澤二郎の「日本の風景」(3938)<ハマのあんちゃんが野球馬鹿や役者馬鹿を集めてコロナ忘年激励会炎上止まず>
OH NO!菅は官邸を去れ!<本澤二郎の「日本の風景」(3938)98)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27372779.html
2020年12月18日 jlj0011のblog


<ハマのあんちゃんが野球馬鹿や役者馬鹿を集めてコロナ忘年激励会炎上止まず>

ここ数年、真冬をコンクリート社会に住んでいたことから、すっかり霜の世界を忘れていた。今朝は室温ゼロ、眼鏡をかけると、曇った。水道は凍結している。そんな中で、人びとは必死で寒さをこらえながら、ハマのあんちゃんが、コロナを馬鹿にして、銀座の最高級ステーキハウスでの激励忘年会のことを、毎日あらんに限りの罵詈雑言で、わめき散らしている。

 読者からの連日の叫びを記事にしているが、本日も書くことを約束させられた。そこに野球馬鹿も参加していたことから、英語好きは「OH NO」と繰り返した。突然嫌なことが起きたり、現れたりすると、オーノー(OH NO)である。

 主権者をあざける日本国首相の、非常識で馬鹿丸出しの連日の高級ホテルでの会食もあるものだから、インターネット大炎上止まず、である。

<高級太鼓持ち・御用評論家は自腹?それとも官房機密費におねだり?>

 ともかく、常識のない馬鹿のそろい踏みに、人々は開いた口が塞がらない。

 安倍犯罪もみ消し人の正体そのものであろう。コロナ危機に対処することよりも、来夏の電通五輪しか能のないケダモノ人間か。参加者の中には、高級太鼓持ちと言われる御用評論家もいたと、電話の主は怒る。

 「彼は自腹を切ってステーキを食べたのか。それとも、血税である官房機密費におねだりしたのか。調べたい」という。幸いなるかな、ここにはテレビ芸者もいたようだが、映像でラッパをふく高級太鼓持ちはいなかった。

<国民向けの自粛要請は血も涙も情けもない悪戯か>

 「GoToトラベル推進者である菅は、その日、コロナ感染者急増で、清水の舞台から飛び下りて、一時停止を決めた。その日の夜の出来事だった」

 「国民への自粛要請は表向きか。自分は公助で飲み食い三昧に励んで、自粛を自ら破っている。ハマのやくざではないが、血も涙も情けもない正体を暴露している」

 「菅と加藤の釈明は、国民に誤解を与えたと押し切っている。そうではない。国民は誤解などしていない。だから怒っている。もう3か月天下で十分ではないか。菅を生かす野党もひどい」

 安倍の美食三昧も、コロナ感染悪化して、仕方なく止めている。ということは、菅の倫理観は、安倍よりもはるかに悪い。

<安倍晋三に似て恥知らずで倫理道徳ゼロの政治屋は官邸から去れ!>

 安倍の犯罪もみ消し人として7年8か月、すっかり慣れ切って、ハマの体質が表に出てきた、と指摘する者もいる。

 仮に少しでも倫理道徳があれば、朝飯ぐらいは、妻に作らせればいい。味噌汁と納豆で充分である。また議員宿舎を出て、公邸に住めばいい。食堂もある。名コックもいる。

 昼夜は、官邸の立派な食堂で食べればいい。栄養満点の高級料理もある。そこで、一般の官邸職員と自腹を切って食べればいい。これが一番の菅の健康食でもある。もうこれだけで、何もしなくても安倍の支持率を上回るだろう。太鼓判を押せるがどうか。菅よ、真剣に検討せよ、といいたい。

 もしも、秋田県の貧しい農家の長男、集団就職で苦学して法政大学を卒業したと、これが本当の事実なら、決して以上のことは厳しいことではない。ナベツネはもう動けないだろうが、田原でも森田でも、官邸の食事をおごってやってはどうか。それくらい自分の金でサービスできるだろう。

<平壌電撃訪問は計画倒れになるのか>

 「1日1食で耐えて生きている32歳の女性がテレビに出ていた。涙が出た。失業して路頭に迷っている国民はゴマンといる。菅は、そこに目を向けて政治をすればいいだけのことである。出来ないのであれば、官邸を出て行ってもらうしかない」と今朝の電話の主は怒った。

 昨日は平壌電撃訪問のことを書いた。加えて、実現すれば内閣支持率80%に上る、と指摘したい。しかし、品性愚劣の徒には無理か。ならば、首相官邸を去れ、と強く諫言するほかない。

2020年12月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/852.html

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020121701002276



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 懲りない昭恵夫人「勝負の3週間」でも“マスクなし密旅行”(日刊ゲンダイ)



懲りない昭恵夫人「勝負の3週間」でも“マスクなし密旅行”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282871
2020/12/18 日刊ゲンダイ


スピリチュアル大好き(安倍前首相の妻・昭恵夫人)/(C)日刊ゲンダイ

 やっぱりアッキーは懲りていなかった――。

「勝負の3週間」真っただ中の今月8〜10日、安倍前首相の妻・安倍昭恵氏が、知人らと旅行を楽しんでいたことが分かった。行き先は、リゾートの定番・沖縄県宮古島。昭恵氏が慕うY・M氏と「スピリチュアルな合宿」を行うためだ。Y・M氏は、いわゆる「スピリチュアル」の力を信じる昭恵氏にとって先生のひとり。旅行の様子は、Y・M氏のフェイスブック上で公開されている。

 よほど心酔しているのか、10月末には札幌から「Go To トラベル」を使って東京へ来ていたY・M氏を囲む会食にも参加していた。

 Y・M氏のフェイスブックによると、宮古島旅行は、2泊3日の日程。10人程度が参加し、食事やワークショップを楽しんだようだが、新型コロナ禍とは思えない様子なのだ。写真を見る限り、昭恵氏をはじめ、マスクを着けている人はほとんどおらず、多くの場面で「密」な状況が生まれていた。さらに、参加者同士で10秒以上もの間、抱き合う様子が確認されている。

 前ファーストレディーでありながら、なぜ、過去最悪のコロナ禍に「マスクなし密旅行」へ行ったのか。感染拡大中の行動として適切かどうか、安倍晋三事務所へ問い合わせたが、回答は返ってこなかった。

 3月下旬には、芸能人らと「密」に会食した写真が見つかり、安倍前首相が弁明する事態に発展している。それでも懲りていなかったようだ。

 参加したある会合で「主人が総理を降りていなければ出席していないと思います」と挨拶して会場を笑いに包んだという昭恵氏。「もう自分はファーストレディーじゃない」「何をやっても大丈夫」と考えているようだが、クラスターを発生させる恐れは考えなかったのだろうか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 第2類相当指定1年延長でよいのか(植草一秀の『知られざる真実』)
第2類相当指定1年延長でよいのか
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-34b19a.html
2020年12月18日 植草一秀の『知られざる真実』


コロナに明けてコロナに暮れる1年が終わりに近づいている。

コロナ禍の下に置かれた2020年。

際立つのは政府の無策無能ぶり。

中国政府が武漢市を封鎖したのは1月23日のこと。

この日に台湾政府は武漢市からの入境禁止措置を決定した。

これに対して安倍首相は1月24日、在中国日本大使館から中国の人々に対して春節の休暇を利用しての訪日を呼びかけた。

ダイヤモンドプリンスが横浜港に帰港したのは2月3日。

沖縄県、那覇港で検疫作業がすでに終了していたから実質的に国内船の取り扱い。

香港で下船した乗客のコロナ感染確認が通知された。

乗員・乗客3711人に対して、日本政府が実施したのは273人に対してだけのPCR検査だった。

乗員・乗客を2週間監禁したダイヤモンドプリンセスは洋上培養皿と化した。

感染症対策の基本は「検査と隔離」だが、日本政府は徹底的に検査拡大を妨害し続けてきた。

北海道が学校の一斉休校を実施したことを受けて唐突な小中高一斉休校が実施されたが、3月24日に東京五輪延期が正式に決定されるまで政府と東京都は7月の五輪開催に突き進んでいた。

アベノマスク、コラボ動画など、コロナ対策は迷走を続けた。

5月25日の記者会見で安倍首相は「わずか1か月半で、今回の流行をほぼ収束させることができました。正に、日本モデルの力を示したと思います」と述べたが、その後の現実はすべての者が知るとおりだ。

当初はコロナ感染症の実態が分からなかった。

そのなかで、安倍内閣は1月28日にコロナ感染症を第2類相当指定感染症に区分した。

コロナ感染症の実態が不明なこの段階では、コロナを極めて深刻な感染症と指定したことを非難することはできない。

しかし、第2類相当指定感染症に区分したことと、その後の対応は整合的でない。

重大な問題が二つある。

第一は、感染抑止よりも五輪開催が優先されたこと。

この過ちがいまなお維持されている。

第二は、検査を広げる措置が取られてこなかったこと。

この過ちもいまなお継続されている。

こうしたなかで菅義偉氏肝いりのGoToトラブル事業が推進されてきた。

この政策は二つの意味で最悪の政策だ。

第一は、GoToが第2類相当区分と整合的でないこと。

第2類相当指定は、この感染症が極めて重大で危険な感染症であることを意味する。

その政府指定とGoToがもたらす効果は真逆のもの。

GoToは感染拡大を推進する事業である。

大津波警報を発令しながらGoToBeachを推進するようなもの。

第二は、GoToがもたらす恩恵がごく一部の大企業と富裕層に限定される一方、GoToが基礎疾患を持つ人、高齢者、医療従事者、介護従事者に重大な迷惑を与えていること。

GoToは経済政策として最悪だ。

コロナ感染拡大がさまざまな問題を引き起こしている。

したがって、政府の施策としては、感染拡大阻止を最優先するべきだ。

GoToは感染拡大推進効果を有しており、感染拡大抑止に軸足を置かねばならない局面でGoToが実施されること自体があり得ない。

政府は感染収束を最優先課題に明確に位置付けるべきだ。

もうひとつの重大問題は、第2類相当指定が大きな弊害をもたらしていること。

この見直しが必要である。

日本におけるコロナ被害は欧米と比較すれば軽微である。

第2類相当指定が適正でない部分がある。

これを是正しないために医療崩壊等が生じることは本末転倒。

厚生労働省が12月17日、新型コロナウイルス感染症に対する現行の、感染症法に基づく「指定感染症」と、検疫法の「検疫感染症」に指定する政令を2021年2月から1年間延長する方針を固めたと報じられている。

極めて重要な問題であるにもかかわらず、十分な検討が行われた形跡がない。

この問題にこそ首相のリーダーシップを発揮するべきだが、菅首相の行動がまったく観測されていない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK277] NW9の遺恨…菅首相が出演渋りNスペ政治特番が見合わせに?(日刊ゲンダイ)





NW9の遺恨…菅首相が出演渋りNスペ政治特番が見合わせに?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/282803
2020/12/18 日刊ゲンダイ


「学術会議」の質問でブチキレ(菅首相)/(C)日刊ゲンダイ

「年末の政治特番が官邸の圧力で潰されたらしい」――。今月初旬、そんな噂が永田町で囁かれていた。

 話題になっているのはNHKスペシャル「証言ドキュメント 永田町・権力の興亡」。2009年の初回「“政権交代”誕生と崩壊の舞台裏」から、これまで6回、政局の節目に放映されてきたNスペ渾身のシリーズだ。

 昨年の「最長政権その光と影」では、「政権維持が優先されるあまり、政治のモラルハザードや立法府の地盤沈下を招いたとの指摘は与党からも上がっている」と踏み込むなど、NHKには珍しく政権批判も辞さない硬派な番組で知られる。

「8年ぶりに首相が交代した今年も年末に放映予定で、現場は取材を進めていた。ところが、急に局の上層部からストップがかかったと聞いています」(NHK関係者)

 今年は政治が大きく動いた一年だった。新型コロナに翻弄され、アベノマスクをはじめとする政府の失策、検察庁法改正案に世論の批判が高まり、安倍前首相が突然の辞任。“石破潰し”の総裁選を経て菅政権が誕生……。まさに「権力の興亡」が繰り広げられ、特番の放映は絶好のタイミングだ。

 本当に、決まっていた特番が中止になったのか。日刊ゲンダイが12月8日にNHKに問い合わせたところ、「放送予定が確定した番組以外は、お答えしていません」(広報部)とのことだった。


”権力との攻防”も見もの(C)日刊ゲンダイ

質問したキャスターには降板説も

 そんな中、17日発売の「週刊文春」が、〈「十一月十八日には年末恒例のNHKスペシャル『永田町・権力の興亡』の放映中止が急遽決定しましたが、首相から出演拒否の意向が伝えられたことがキッカケだとされます」〉というNHK報道局員のコメントを紹介している。

 臨時国会の冒頭、10月26日に所信表明演説を行った菅首相は、その夜のNHK「ニュースウオッチ9」に生出演。学術会議の任命問題について繰り返し聞かれ、「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」とキレていた。

 放送後、事前の質問項目に学術会議の話はなかったとして、内閣広報官がNHKに抗議したという話が広がっている。

 文春によれば、官邸のイラ立ちに上層部は慌てていたといい、学術問題について質問した有馬嘉男キャスターの降板が取り沙汰されているという。

「受信料値下げの圧力も高まる中で、上層部の官邸に対する忖度はますます加速しそう。現場には不満もあります」(前出のNHK関係者)  

 そのうち菅礼賛の特番が放映されかねない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK277] 菅首相「コロナ会食」に今度は田崎史郎が参加! 読売・日テレ幹部も…『ひるおび』は菅・田崎の会食事実をスルー(リテラ)
菅首相「コロナ会食」に今度は田崎史郎が参加! 読売・日テレ幹部も…『ひるおび』は菅・田崎の会食事実をスルー
https://lite-ra.com/2020/12/post-5732.html
2020.12.17 菅首相「コロナ会食」に今度は田崎史郎が参加! 読売・日テレ幹部も… リテラ

    
    TBS 『ひるおび!』12月16日放送より

 どうやら、この男の辞書に「反省」の二文字は存在しないらしい。批判を浴びている「大人数での高級ステーキ忘年会」について、菅義偉首相は昨日16日夜、「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」などと釈明。ネット上では「どこが『国民の誤解』なのか!?」と国民に責任転嫁した菅首相への批判がさらに高まったが、しかし、度肝を抜かれたのは、そのあとの菅首相の行動だった。

 というのも、「真摯に反省」と述べたあと、なんと菅首相はその足で永田町のザ・キャピトルホテル東急に向かい、日本料理店「水簾」で横浜銀行の大矢恭好頭取、大久保千行顧問と会食。これだけ批判を浴び、さらには「反省」を口にした直後なのだから、普通は会食自体を自粛する場面だが、菅首相はそうしなかった。むしろ、5人以上の「大人数」でなければ問題ないという姿勢を押し通してみせたのだ。

 その上、菅首相はまたも「はしご会食」した。しかも、問題はその面子だ。時事通信の首相動静にはこうある。

〈午後7時37分、東京・日比谷公園のフランス料理店「日比谷パレス」着。小田尚読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員、粕谷賢之日本テレビ執行役員、政治ジャーナリストの田崎史郎氏と懇談。〉

 この面子は安倍晋三・前首相とも会食を繰り広げていた“御用ジャーナリスト”メンバーであり、内閣支持率がダダ下がりの菅首相が会食でメディアを懐柔しようとしていることはミエミエ。こうした菅首相の問題もさることながら、信じられないのは、この状況下でノコノコと総理と会食するメディア、ジャーナリスト側の姿勢だ。

 本サイトでも昨日の記事でお伝えしたが、二階俊博・自民幹事長やみのもんたらとの「高級ステーキ忘年会」が批判されていた15日夜も、フジテレビの宮内正喜会長と遠藤龍之介社長が菅首相と六本木の高級ステーキ店で会食をおこなっていた。同日夕方のフジテレビのニュース番組では「菅首相の行動が物議を醸している」「(会食メンバーは)重症化リスクが高いとされる65歳以上の高齢者ばかり」などと報道していたにもかかわらず、だ。

 ジャーナリストを名乗りながら、国民から批判を浴びている菅首相との会食に、恥も外聞もなく出かける……。まったくその神経を疑わざるを得ないが、とりわけ罪深いのは、「安倍応援団」から「菅応援団」へと華麗に転身した田崎“スシロー”史郎氏だろう。

 田崎氏といえば、昨日16日放送の『ひるおび!』(TBS)で、菅首相の「高級ステーキ忘年会」について、「これね、あらかじめ申し上げておくとね、菅さんが招待したんじゃないですから」と言い、二階俊博幹事長が招待したものだと説明。「菅さんにすれば、党の幹事長から『来たら』と言われたら断れないと思いますね。だから政府主催じゃまったくないんです」「(二階幹事長に)誘われたら断れるかっていうと、たぶんそうじゃないんです。建前に勝てない。これね」などと二階幹事長の責任を強調していた。

 二階幹事長との力関係を強調してみせても、むしろ国民にしてみれば「国民の命・健康より二階幹事長の顔色を優先させるのか」という話でしかない。だが、このような無茶苦茶な擁護を繰り出していた田崎氏本人が、まさかその夜に菅首相との会食に出かけるとは……。無論、番組中に田崎氏は「じつは今晩、会食に誘われている」などとはひと言も口にしていなかった。

 一体、菅首相との会食を田崎氏はどのように正当化、あるいは釈明するのか──。気になってきょうの朝からワイドショーをチェックしたのだが、準レギュラー状態の『ひるおび!』にも『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)にも、田崎氏の姿はなし。

 しかも、『ひるおび!』にいたっては、菅首相の会食問題を取り上げ、総理就任から約3カ月のあいだにおこなわれた会食が149回におよぶことまで紹介しながら、昨晩、田崎氏らと会食があったことは一切触れなかった。ようするに、ほぼ準レギュラーの言動を棚に上げ、“身内”の問題隠しをおこなったのだ。

■菅首相との会食を終えた田崎史郎は「話の内容は全部オフレコ」「取材した話、ペラペラしないでしょ」

 一方、さすがに『モーニングショー』のほうは、昨晩の会食に田崎氏らが出席したことを取り上げ、店から出てきた田崎氏がマスコミに囲まれた様子を放送。そこで田崎氏は「距離はお互い1メートル以上あって、かつアクリル板がついていた」「食べているときは(マスクを)外して食べて、喋ってるときはマスクしている」などと主張し、こうコメントしたのだ。

「話の内容は全部オフレコ。君らと同じだよ。取材した話、ベラベラしないでしょ」 

「取材した話、ペラペラしないでしょ」って、いま喋らなくていつ喋るというのだろう。というか、いま取材内容を明かさなくては意味がないというのに、こいつはジャーナリストとして、この状況で、何の目的で菅首相と会食したのか。

 実際、田崎氏といえば、安倍政権下で「御用ジャーナリスト」と呼ばれつづけるなか、こんな反論を繰り返していた。

「今も利用されていると感じているが、利用されるかどうかはこちらの判断。『いずれ書くぞ』というのが、最大の良心でありプライドだ。言いなりの記者には視聴者の目も厳しい」(東京新聞2018年1月8日付)

「時に「安倍政権ベッタリ」などと皮肉る声が聞こえてこようとも、利用されるかどうかはこちらの判断。いずれ書くぞ、という刀を懐にして取材するのが僕の最大の良心であり、プライド。真相を知らずに外から批判するだけでは、何も変わらない」(毎日新聞2019年10月18日付)

「聞いて、それをすぐに書けないときもありますよ。書けないときがあってもそれを溜めておいて、いずれ書くぞ!という気持ちをつねに自分で持ってることが大事だと思うんですよ。僕はそうやってやってきた」(『ひるおび!』2020年5月21日放送)

 しかし、「いずれ書く」と言いながら、田崎氏はその「書けない話」をついぞ書かず、ワイドショーに出演しては安倍官邸が「流してほしい話」「書いてほしい話」だけを垂れ流してきた。そして「菅応援団」へと鞍替えした田崎氏は、会食を「取材」と呼びながら、菅首相がコロナ対応についてどう考えているのか、その成果を国民に明かすにはいましかないこのタイミングで「取材した話、ペラペラしないでしょ」などと開き直り、準レギュラー化している『ひるおび!』にも出演しなかったのである。

 肝心なときに何も喋らない人物が、ワイドショーに解説者として出てくる意味などまるでない。そのことがはっきりと証明されたようなものではないか。

■有働由美子『news zero』に単独出演しコロナ失政を専門家に責任転嫁した菅首相、裏では日テレ幹部と会食

 それにしても、田崎氏のみならず、渦中の菅首相と会食した読売新聞の小田尚氏や日テレ執行役員の粕谷氏、フジテレビの宮内会長と遠藤社長といったメディアの政権への擦り寄りには呆れ果てるしかない。

 しかも、今回の会食問題で、すでにメディアは菅官邸にいいように利用されている。

 実際に、昨晩、菅首相は日テレの『news zero』にVTR出演し、有働由美子キャスターの単独インタビューに登場。この局面で国会が閉じられていること自体が異常なのだが、本来は国会で説明すべき問題であり、さらには正式な記者会見をおこなうべきであることは言うまでもない。それを菅首相は御用メディアへの単独出演で逃げた。さらには、このインタビューでも菅首相はコロナ失政を専門家に責任転嫁する始末だった。

 しかし、一方の有働キャスターは手ぬるい追及に終始。一応、スタジオコメントでは、菅首相が「専門家の判断」という言葉を約15分のインタビュー中に13回繰り返したことを指摘した上で「その専門家で言うと、先月20日に『GoToトラベル』の見直しを提言している」と苦言を呈し、「(国民に)届く言葉はなかったように感じました」などと批判的にまとめたが、それは本人に厳しくぶつけなければ意味がないだろう。

 東京都では本日、新規感染者数が822人にもおよび、菅首相の「勝負の3週間」は大失敗に終わったにもかかわらず、国民に対してしっかり説明もせず、性懲りもなく会食に出かけつづける。この国民をバカにしきった菅首相の態度に対し、いまこそメディアやジャーナリストがその責任を徹底して問わなければならないのはほかでもない。なのに、よりにもよってメディアやジャーナリストが仲良く会食し、その内容も明かされることはないという体たらく……。これを異常と言わずして、なんと言えばいいのだろうか。

(編集部)



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/887.html

記事 [政治・選挙・NHK277] <Go Toだけじゃない錯乱>誰もが口にし始めた「菅じゃやっぱり無理だった」(日刊ゲンダイ)

※2020年12月17日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2020年12月17日 日刊ゲンダイ2面



※文字お越し


「他の方との距離は十分にあったが、誤解を招くという意味においては真摯に反省しております」


 下校途中の買い食いは禁じられているのに、ガキ大将にノコノコついていったのがバレた小学生みたいな言い訳だ。新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、政府が「勝負の3週間」と国民にハッパをかけた最終日の16日、ぶら下がり取材に応じた菅首相はこんな情けない釈明に追われていた。肝いりの「Go To トラベル」の全国一斉停止(28日から来年1月11日まで)を表明した14日、自民党の二階幹事長ら8人で「夜のステーキ会食」を楽しんだことが物議を醸したためだ。その前段、「先週末に3000人を超える(新規)感染者があった。高止まりの状況を真摯に受け止めている。専門家からは、飲食の場面は感染リスクが高いと指摘されている」と眉をひそめていたのだから、その言動は支離滅裂。口先だけにもほどがある。


 16日の感染状況も深刻だった。東京都では過去最多の678人の新規感染が判明。全国の新規感染者は過去2番目に多い2994人を数え、最多に並ぶ53人が死亡した。さらに、17日は新たに800人を超える感染者が確認され、2日連続で過去最多を更新した。


 北は北海道、南は沖縄まで14都道府県が飲食店に対して営業時間の短縮や休業、酒類提供の制限を要請中。広島市を目的とする旅行は一斉停止を待たず、トラベル事業の追加対象外が決まった。「Go To イート」「Go To イベント」もトラベル事業と同期間は全国一斉停止。「感染拡大防止と経済社会活動を両立させる」と菅がいれ込んでいた事業が次々に頓挫に追い込まれているが、錯乱はGo Toにとどまらない。


この期に及んでも利権と思惑丸出し


 閣議決定された今年度第3次補正予算案は総額21兆8353億円。そのうち新型コロナ向けの追加経済対策に対応するのは19兆1761億円とされているが、本来の目的であるはずの新型コロナ拡大防止策に投じられるのは、たったの2割。


 医療機関向け緊急包括支援交付金の増額に1兆3011億円、ワクチン接種体制整備に5736億円、時短営業への協力金に使える地方創生臨時交付金の増額に1兆5000億円……。締めて4兆3581億円に過ぎない。菅政権の「生みの親」でもある二階が絡む国土強靱化などに3兆1414億円が充てられるほか、ポストコロナに向けた経済構造転換と称した11兆6766億円はドサクサ紛れの火事場ドロボーがアリアリだ。菅が新たに看板に加えた脱炭素化を支援する基金創設に2兆円が回され、トラベル事業とイート事業の延長にそれぞれ1兆311億円、515億円が計上されている。


 毎日新聞の世論調査(12日実施)では、トラベル事業を「利用したことはない」との回答が68%に上っていた。国民の7割が利用もしていない世紀の愚策に追加で1兆円超の予算措置。コトここに至っても、「今だけカネだけ自分だけ」。菅は支持基盤の観光業界のためだけでなく、二階や利権に群がる連中に忖度しているのだ。


 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。


「新型コロナ関連の数字は悪化傾向に歯止めがかからず、各地で医療体制が逼迫し始めている。北海道旭川市や大阪市には自衛隊の看護師が派遣される危機的状況です。この異常事態を察知していないのは、官邸と自民党中枢だけなのではないか。3次補正を賄うのに国債を22兆3950億円も追加発行し、フタをあければ不要不急策ばかり。そもそも、恩恵が一部に偏る経済政策なんて政策とは言えません。ネット上では〈アベノマスクの次はガースートラベルか〉などと呆れられている。この期に及んでも利権と思惑の丸出し。それを国民に見透かされて恥ずかしくないのでしょうか」


 16日は菅政権誕生から3カ月を迎えた節目でもあった。女房役の加藤官房長官は会見で「国民のために働く内閣として、国民目線で当たり前のことが当たり前にできるよう、一つ一つの課題に取り組んできた3カ月だと考えている」などと歯の浮くような模範解答を並べていたが、党内からも「やることが中途半端」「いまさらトラベル停止で内閣支持率は戻らない」などと批判ゾロゾロ。「菅じゃやっぱり無理だった」と誰もが口にし始めている。


支持率急落でさらに遠のく定額給付

 当たり前のことが分からない、国民よりも自分優先、政策のトンチンカンに霞が関は疲弊し、どんどん人が離れている。特にひどかったのが、やはりトラベル事業の全国一時停止だ。所管の観光庁に方針が伝えられたのは、菅が表明する直前。そのため赤羽国交相が東京都を目的地とする旅行について「14日から一時停止」と誤って発表し、半日ほど過ぎた翌日明け方に変更点を発表する突貫工事だった。このドタバタをして、菅による「急転直下の政治決断」との解説もあるが、“敗戦処理”に駆り出される方はたまらない。


 国交省は旅行会社や宿泊施設などの事業者向けに電話の特別相談窓口を地方出先機関に設置。書き入れ時の年末年始に人の動きが止まれば、経営のさらなる悪化は必至だからだ。雇用維持などの相談に応じるほか、政府の雇用調整助成金や融資支援といった制度も紹介するという。経産省の出先機関である経済産業局や厚労省の都道府県労働局とも連携するというが、イートやイベント事業も中止で仕事は山積みだろう。「補償」という名の血税乱費も生じる。科学的知見に目もくれず、専門家の意見に耳を傾けず、独断専行で突っ走ってきた結果がこうだ。


 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。


「菅首相が肝いり事業への固執で感染再拡大に拍車をかけた。そればかりでなく、引き時を見誤まったことで、恩恵を期待していた関連業界の書き入れ時に人の動きを止めてしまい、かえって大きな打撃を与えつつある。冬が迫るにつれ、感染が再燃する可能性が高いのは分かっていたことです。それなのに、根拠のない楽観論で感染を抑え込めるとタカをくくっていた。特別定額給付金の2次、3次支給に税金を投入した方がよほど効果を上げたのではないか。金銭面の支援だけでなく、政府に見捨てられていないという安心感にもつながったはずです。しかし、菅首相は給付金を政権浮揚の最後の切り札だと考えているのでしょう。そのカードを切るのは解散・総選挙の間際でなければ意味がない。となると、支持率が急落し、解散を打てなくなった菅首相が給付金を出し惜しむ。給与補償や事業継続の支援で社会経済活動の維持に腐心する欧州との違いは歴然です。無能な政権に場当たりを許していたら、人災は広がる一方です」


 立憲民主など野党4党は3次補正予算案を巡り、新型コロナ対策に直接関係のない事業が盛り込まれているとして、首相が出席する予算委員会集中審議を求めたが、自民は案の定の難色。閉会中審査の23、24両日実施でまとまった。政権発足から100日間はお手並みを拝見するハネムーン期間は間もなく終わる。マトモな新型コロナ対応は待ったなしだ。政権のデタラメを止められなければ、野党にも厳しい目が向けられることになる。



http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/888.html

   

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