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2021年1月11日00時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK278] 日曜討論、コロナを理由に討論は行われず個別の質問、菅曰く助かった〜(まるこ姫の独り言)
日曜討論、コロナを理由に討論は行われず個別の質問、菅曰く助かった〜
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/01/post-1cc040.html
2021.01.10 まるこ姫の独り言


日頃見ない、NHKの日曜討論。

菅が出ると聞いて、どんなものかと見てみたら、何のことはない討論ではなく個別の質問形式だった。

いつものように与野党の代表が討論する姿を見られると思っていた方としては、ガッカリ。

菅はシメタ!

というか、NHKにそういう要望をしたのだろう。


野党の厳しい質問に答えられないからこそ、国会を逃げ回ってきた菅だけに、そこは抜け目がない、

なにせ、安倍さまのNHKは菅様のNHKでもあるわけで、この程度の忖度など屁でもないだろう。。

菅様としては、野党のしつこい質問や批判攻めに太刀打ちできないだろうし、緊急事態会見や報ステ出演も失敗に終わり、NHK出演は言ったもん勝ちの自己アピールの場だろう。と思ってみることに。

いつものようにメリハリの無い口調、魚の死んだような眼、覇気のない姿。

その人が,、ボソボソ、モゴモゴ。。。。

その中で、司会の質問に対して、コロナは「感染源経路不明」と言いながら、その口で「飲食店が感染の原因」と言っている。

根拠のない断定は何なのか。

政府がGOTOキャンペーンを張ってトラベル・イートを推し進めてきたのに、一転、飲食をスケープゴートにするつもりか。

菅の場合、困ったときの尾身会長頼みで、見たくないものは見ない主義の菅が、尾身会長の発言を切り取って都合の良いように利用している。

司会者に、緊急事態宣言を一カ月で解除できるのかどうか問われたら


>これは、分科会の尾身先生も言ってましたけど、みんなが一緒にやっていけば、1か月でもステージ3までに落とすことは可能だという発言をこの間、記者会見でも言っていただきました。

みんなで一緒にやっていけばって何を!はあ?

また菅は精神論全開で具体策を出さず、そして尾身を利用している。

しかも、これは仮定の質問なんだけどね(笑)

もはや、コロナ感染源は「家庭」が一番多くなっている。

去年の初めの当たりは確かに「飲食店が感染源」だったが、無症状の陽性者を野放しにし、GOTOトラベル・イートを政府挙げて推奨した結果、市中感染が爆発状態だ。

やっぱり菅は思い込みが激しいと言うか、柔軟な頭で考えようとしない人間のようだ。

感染者の数が少なかった、春・夏のころに徹底したPCR検査をしていたら、ここまでひどい状況にはならなかったのではないか。

桜を見る会で安倍についての責任を問われると「安倍総理」連発

菅はいまだに官房長官意識なのか、「安倍総理」が頭に染みついているのかもしれない。

枝野や志位は本当に頭が切れる。

枝野はネットでは評判が悪いが、この人は志位同様、論理的かつ具体的な提案をするし、メモなど何一つ見ない。

メモが無いとその場にいられない菅とは大違いだ。

やはり、ボソボソ・モゴモゴ、そして何一つ具体策を持たず感情論で推し進める菅は総理の器じゃない。

どうしてこれだけ理路整然として話す国民の代弁者である野党党首に対して「野党がだらしない」「野党も野党だから」のイメージ操作で貶めることができるだろうか。

維新を除く野党議員たちは、自民党議員の何倍も勉強しているし仕事もしているし、信念・理念が欠如している菅や自公議員より何倍も優れている。

しかしここへ来ての菅の思考力や決断力の無さは絶望的だ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK278] アメリカにバイデン政権が出現すれば、・阿修羅♪の9条平和は崩壊する、
 習近平の共産支那を、あれを共産主義国と呼んでいいものかどうかは、ともかく、バイデンの民主党政権の施策は従来にない親中政策に傾くものと思われる。トランプの米中対立政策から、バイデンの米中協調政策への転換だな。もちろん日本に、それを止めたり、加速させる力はない。ただ、いろいろな状況の変化を予想するなかで、どうしたら日本外交にとって、もっとも安全で、有利な外交が展開できるのかの、政策作成と選択の議論になるのだろう。
 習近平とバイデンの協調対話外交がはじまるとき、取引材料とされる最大の目玉商品は日本列島かもしれない。もっと大きな、EUとか、第三列島線とか、ロシアとか、国連の話題もあるかもしれないが、わたしたち日本人にとっても、もっとも身近で、関心を持たざるを得ないのは米中対話外交のなかで取引材料にされる日本列島の行方にちがいない。

 結論から言えば、それは、★阿修羅♪の9条平和主義の崩壊だろう。はやい話が、憲法前文が自覚した恒久の平和への念願や、人間相互の関係を支配する崇高な理想なんてものは霧散し、平和を愛する諸国民の公正と信義への信頼は裏切られ、日本国民の安全と生存が脅かされる状況である。
 悪いことは言わないから、あなたもいま一度、
http://www.peace-toyama.jp/9jyou/image/pdf/kennpou.pdf
の前文と、第9条を読み返してみるといい。習近平とバイデンの協調外交のなかで、ふたりがこの絵空事を尊重してくれる可能性は蒸発してしまうだろう。
 こんなおとぎ話のなかでの平和主義から、早く脱出しないと、日本が消滅すとの警告は、いままでも何回も聞かされていたのだが、聞く耳もたずに昼寝していた諸君も、今回だけは目を覚まさなければ…



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 野党党首&党首経験者が全員代表辞退すれば政権交代します 
野党党首&党首経験者が全員代表辞退すれば政権交代します
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51991559.html
2021年01月11日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


次期衆議院選挙までに
野党党首経験者一斉隠居です
これができれば政権交代です

前原・野田・枝野・玉木・志位・小沢・福島
菅 彼らはバナナの黒い皮です
中身は熟しています

****

政治が機能していません
旧民主党は 山口組の抗争と同じ内部分裂をし

野田 岡田 前原 枝野 辻元 菅直人一家は
安倍一家と連合を組み
旧民主党を崩壊させました

その後安倍一家は 棚からボタモチの権力を
邪悪な国家財産吸い取りに明け暮れ
中国と真逆の「国力陳腐化」です

****

野田元首相を筆頭に
枝野をはじめ誰一人政権抗争の責任を取らず
「高給野党遊び」に明け暮れています

共産党志位氏も「中国と内部抗争」で
米国CIAと連合を組み=CIA謀略に加勢する始末
で 日本の反中最右翼です

小沢氏も読みを誤りました「国民性善説」で
@共産党も志位勇退最高顧問「複数代表選挙」 党が判断するだけです
A立憲民主党も「代表経験者総退陣最高顧問」 党が判断するでけです

国民は見ています
森山自民国対の飼い犬化し うるさく犬吠するだけの
お気楽民主党 お気楽共産党です
日本崩壊の原因は「惨敗責任知らんふりの腐った立憲民主」なのです



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/452.html

記事 [政治・選挙・NHK278] アベノマスクも学術会議介入もGoToも擁護、もはや権力の「中の人」に…御用ジャーナリスト5位〜2位、そして大賞を発表(リテラ)
アベノマスクも学術会議介入もGoToも擁護、もはや権力の「中の人」に…御用ジャーナリスト5位〜2位、そして大賞を発表
https://lite-ra.com/2021/01/post-5759.html
2021.01.10 特別企画◎安倍〜菅政権御用ジャーナリスト大賞(後編) もはや権力の「中の人」…御用ジャーナリスト5位〜2位、大賞を発表 リテラ

    
    左・三浦氏インスタグラム/右・『バイキング』に出演する平井氏

 リテラ毎年恒例の「御用ジャーナリスト大賞」。2020年は安倍政権が終わり菅政権が誕生したが、両政権がコロナ対応で大きく批判を浴びるなか必死に政権を擁護してきた御用ジャーナリスト・MC・コメンテーターを選出するこの企画。前編では10位から6位までを紹介したが、後編では5位から2位、そして大賞を発表しよう。

 安倍政権の終焉とともに極右応援団の多くがトランプ応援団に転身するなか、華麗に菅応援団へと転身をはかった人たちが上位に名を連ねた。さて大賞は、会食三昧のあのジャーナリストか、悪評だらけのアベノマスクを擁護したあの学者か、2020年にワイドショー出演が激増したあの人か。大賞は誰の手に!

5位●橋下徹
裏で維新や菅首相とがっつり繋がりながらワイドショーでは是々非々のポーズ、世論を誘導する狡猾なやり口


 正直、この人のことはずっと「政界の現役プレイヤー」だと思っていたので、「御用ジャーナリスト大賞」では取り上げたことがなかったのだが、2020年はワイドショーへの出演が激増し、複数の番組でレギュラーコメンテーターの座までゲット。「週刊女性」(2020年5月26日号/主婦と生活社)では「女性が選ぶ好きなコメンテーター」1位に選出されるまでになってしまった。ならば、「コメンテーター」として、きちんと批判しないわけにはいかないだろう。

 大阪市長をやめたあとも毎年、安倍晋三首相、菅義偉官房長官と会食を続けてきた仲の橋下氏が「安倍・菅応援団」であることは言うまでもないが、この人が小狡いのは、その時々の空気を読んで「政権批判」とも受け取れるセリフを随所に散りばめつつ、肝心なところは結局、追及を封じ込めて、最終的に世論を擁護や応援に誘導していくことだ。

 たとえば、「桜を見る会」問題でも、批判らしき言葉は口にする一方で「違法性はない」ことを強調。「官僚から注意がなかったのか」と官僚のせいにしたりして、安倍首相を守り続けた。河井克行・案里夫妻の公選法違反でも同様で、「国民としては1億5000万円と言う額に『ん?』と思い、引いてしまった」と苦言らしきことを言いながらも、「河井さんの問題」として、やはり「自民党に違法性・不正はない」と断言していた。

 さらに、呆れたのは安倍政権のコロナ対応をめぐる姿勢だ。当初は非難殺到の世論に迎合して、特措法を改正しないことなどを批判していたが、7月、安倍首相を自身の冠番組『NewsBAR橋下』(AbemaTV)にゲストに迎える。すると、特措法改正をやらないまま国会を閉じたことにまともな批判もせず、「日本がここまで国際社会で存在感を発揮できたのは総理の前の政権ではなかった」「トランプ大統領やプーチン大統領や習近平国家主席が待機児童の問題なんか絶対やっていないと思うんですよ」などとどうでもいいヨイショや擁護を繰り広げたのだ。

 こうしたやり口は、菅政権が誕生してからさらに露骨になった。日本学術会議任命拒否問題でも、「説明不足」などといちおう批判ポーズを取りながら、「説明不足」を追及するのではなく、「学術会議にも問題がある」などと話をすり替え、学術会議のほうを攻撃しまくった。

 さらに、この学術会議問題では、デマまで拡散し、菅首相を擁護している。〈学者がよく口にするアメリカとイギリス。両国の学者団体には税金は投入されていないようだ。学問の自由や独立を叫ぶ前に、まずは金の面で自立しろ〉などとツイートしたのだが、実際は、米国科学アカデミーには約160億円以上、英・王立学会にも約65億円、政府から補助金が出ていた。

 これだけでもひどいものだが、橋下氏はこのデマをめぐって、その本質が露わになるような対応をしている。東京新聞が10月15日に「「デマです」と橋下徹氏のツイートに批判 学術会議問題で誤情報が拡散」という記事で、橋下氏に問い合わせをしたのだが、橋下氏側の回答はなんと「現在は一私人としての立場なので、無償でのインタビューには応じていない」というものだったという。

 デマ発言の説明を求められて「一私人」だから「無償でのインタビューに応じていない」って、いったいどういう倫理観をしているのか。ご都合主義としか言いようがないが、この「公」と「私」を都合よく使い分けるダブルスタンダードこそ、橋下氏の最大の問題と言っていい。

 周知のように、橋下氏は大阪市長辞職後も、「大阪維新の会」の法律顧問を務め、その政策に大きな影響力を持ってきた。また、安倍政権時代から当時の安倍首相や菅官房長官とも太いパイプを持ち続けてきた。とくに、維新の政策に全面協力してきた菅首相との関係は非常に緊密だと言われている。

 ところが、橋下氏はそうした政界への影響力を持ち続ける一方で、「市長を辞めたんだから私人」であると強調して、自分に対する批判を封殺。さらにここのところ報道番組やワイドショーに連日のように出演し始め、政治からは距離を置いたかのように振る舞いながら、維新擁護、さらには安倍・菅政権擁護を口にしてきた。

 実際、橋下氏は、『グッとラック!』(TBS)で、9月の菅政権誕生時に、「橋下さんだけが知る“菅首相”ってどんな人?」と質問された際、「食事も一緒にさせてもらってますけど、その時の話の内容とかもしゃべっちゃうと、田崎史郎さんグループに入っちゃうじゃないですか。それは絶対に言えないので」などと答えていた。

 裏で特定の政治勢力とつながりながら、表ではあたかも「是々非々」のポーズで世論を騙しながら誘導していく。「御用」というより、自分の政治的野心の実現が目的のにおいが消えないため、このランキングでは5位にとどめたが、その手口や世論への影響力という意味では大賞クラスの悪質さと言っていいだろう。

4位●『ひるおび!』
菅政権誕生で“菅応援団”番組がさらに露骨に! 田崎スシローいわく「菅首相の奥さんも見てる!」


 4位の称号は、異例だが、『ひるおび!』(TBS)という番組そのものに捧げようと思う。御用ジャーナリストの代名詞・田崎史郎氏、ネトウヨ安倍応援団の八代英輝弁護士が出演している同番組だが、2020年はそういう個人のレベルではなく、番組じたいが菅首相の応援団と化していたからだ。

『ひるおび!』と菅首相の関係の近さはMCの恵俊彰とプロデューサーが菅官房長官と会食したという噂も出回るなど、以前から有名で、2018年半ばからは、放送で露骨に菅ヨイショするシーンもしばしば見られるようになった。

 元号発表で菅氏の注目度が高まると、「令和おじさん」「パンケーキおじさん」「次期首相」と大はしゃぎで持ち上げたのはもちろん、菅原一秀・前経産相、河井克行・元法相、和泉洋人首相補佐官など菅側近の不祥事が次々と明らかになり菅官房長官が追い込まれていた時期も、菅官房長官の誕生日を番組で祝うほど。

 さらに「桜を見る会」問題の会見対応でボロボロになって多くのメディアが珍しく菅官房長官を批判していた際も、恵らは「安定のガースー」「安心感がある」などと無理やり擁護していた。

 しかし、ターボ全開になったのはやはり2020年、安倍首相が辞任を表明したあと。とにかく菅首相を誕生させようと番組一丸となってプロモーションを展開したのだ。

 象徴的なのは、柿崎明二・共同通信論説委員を頻繁に出演させ、ことあるごとに菅氏の出世譚や政治手腕などを熱く語らせたことだろう。

 柿崎氏がその後、すぐに菅内閣の補佐官に就任したことが、何よりその露骨な偏向を証明したが、『ひるおび!』には何の反省もなし。逆に“『ひるおび!』ファミリーが首相補佐官に!”とお祝いムードで「もう出てもらえないかな」「ダメもとでオファーしてみよう」などと大はしゃぎする始末だった。

 こんな調子だから、菅政権誕生後も、当然、菅応援団ぶりはより露骨になっていった。

 コロナ感染が徐々に拡大しているなかでも、例の携帯値下げ問題を何度も特集し、菅首相の手柄だと賞賛。学術会議問題でも田崎氏や八代弁護士らが学術会議をすり替え攻撃、菅首相を正当化し続けた。そして12月、支持率が急落すると、“安倍政権では常に味方だったはずの読売・産経の論調が変化し、菅首相を批判”などというマニアックな特集までして、菅首相をかばってみせた。

 最近は、さすがにコロナ対応の失態をめぐって厳しいツッコミもするようにはなったが、それでも「これ柿崎さんに言えばいいのかな」などと、自分たちが官邸に近いことを自慢している始末。そんな軽口を叩く前に、こんな酷い政権の誕生をアシストし、持ち上げてきた責任をとれ、という話だろう。

 しかも、ありえないのは、安倍政権、菅政権と通じて、これだけ政権擁護に偏った放送を繰り返しておいて、長くコメンテーターを務めてきた作家の室井佑月を突如降板させたことだ。室井は2020年5月、前新潟県知事の米山隆一と結婚したが、その米山前知事が11月27日、次期衆院選で新潟5区に立候補することを正式に表明。そのため、選挙出馬予定者の配偶者は情報番組のコメンテーターとして公平でなくふさわしくない、という判断があったというのが表向きの説明だ。

 しかし、配偶者とはいえあくまでそれぞれ独立した個人であり、選挙期間中の出演見合わせならともかく、選挙じたいいつ行われるかもわからないのに、降板させるというのは異例だ。実際、父親が田村憲久厚労相である田村真子アナウンサーや、夫が小泉進次郎環境相である滝川クリステルは、いまも変わらずTBSの情報番組に出演し続けている。もちろん、田村厚労相も小泉環境相も次期衆院選に必ず出馬するはずだが、なぜか降板になったのは室井だけなのだ。これ、ようするに、室井が政権批判を繰り返していたためではないか。

 田崎氏のような御用ジャーナリストに官邸の言い分を垂れ流させ、直後に首相補佐官として官邸入りするような人間に総裁選を解説させて、なんの反省も検証もない。それでいて、政権批判者を追放していく。立川志らく司会の『グッとラック!』を終わらせるらしいTBS だが、次は『ひるおび!』を終了するべきだろう。

3位●田崎史郎
安倍政権から菅政権になっても、コロナでも、田崎スシローぶりは健在!会食を隠さない開き直りにあ然


 いまや御用ジャーナリストの代名詞ともなった「田崎スシロー」こと田崎史郎氏。この御用ジャーナリスト大賞も上位常連だが、2020年もその御用ぶりはいささかも衰えることはなかった。

「桜を見る会」招待者名簿をめぐる違法管理問題では「民主党がー」、河井克行・案里夫妻の公選法違反問題では案里議員の出馬の背景に安倍首相の思惑を指摘されると「案里さん自身がー」、コロナの感染拡大が進む一方PCR検査不足を指摘されると「町医者がー」「厚労省の医系技官がー」と、あらゆる安倍政権の不祥事・失政を、デマまで交えながら責任転嫁しまくった。

 4月に緊急事態宣言を出したにもかかわらず休業要請を2週間見送り、安倍政権が批判を浴びた際も、田崎氏は『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日、4月9日放送)で、西村康稔担当大臣に直接、電話をして確認をした話として、「(西村大臣は)専門家の意見として2週間やめたら効果が出る可能性がありますと伝えたということ」と代弁。しかも「西浦さんがおっしゃっていますよね」と、西浦博・北海道大学教授(当時、現・京都大学教授)の名前まで出した。

 ところが、これはまったくのデマで、数時間後、当の西浦教授からツイッターで名指しで否定されてしまった。

すぐにバレるデマまで駆使して安倍政権を擁護するとは「御用ジャーナリスト」の面目躍如だが、2020年はその安倍首相が辞任。安倍擁護でメシを食ってきた田崎氏はいったいどうなるのかと気になっていたのだが、さすがスシロー。安倍首相が辞任するや否や、菅首相誕生に向けて、立ち回り始める。

 当初は「菅さんは出ない」「出ると言ったら自分が止める」などと菅氏の総裁選出馬を潰されないようギリギリまで隠したあげく、菅氏が出馬を表明した途端、菅礼賛コメントを展開。返す刀で対立候補の石破茂氏や岸田文雄氏らを攻撃しまくった。

 菅政権が誕生してからももちろん、スシロー氏の菅御用ぶりは全開だ。日本学術会議の任命拒否問題では、「会員を推薦する過程が不透明」「こんなことで萎縮するような学者はだめ」「なんで学術会議のメンバーにならないと言えないのか」などと言って学術会議を攻撃するなど、菅政権を擁護しまくった。

 しかし、2020年を振り返り、あらためて指摘しておきたいのは、“田崎スシロー”というあだ名の由来ともなった、会食ぶりだろう。

 田崎氏といえば、総裁選のときに石破茂氏に対して「飲み食いの数が少ない」と批判していたように、会食=取材、会食=政治と思っているフシがあるのだが、コロナ感染が拡大してもその姿勢は変わらなかった。東京で第2波の感染拡大していた7月中旬には、東京医師会の尾崎治夫会長が会食を控えるよう呼びかけていたのに、「6、7人で会食始めた」と平気で話していたし、菅内閣が誕生すると、さっそく、菅首相御用達の「ORIGAMI」で会食。

 さらに極め付けは、12月16日夜に行われた会食だろう。感染拡大を受け会食自粛が呼びかけられるなか、菅首相が二階俊博・自民幹事長や王貞治氏、みのもんた氏ら大人数でステーキ会食をし大顰蹙を買ったのが14日夜のこと。批判を受け、16日夕方には「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」などと釈明したのだが、なんとその日の夜にも2件会食、そのひとつが田崎氏らメディア関係者とのフランス料理会食だったのだ。平時であっても、ジャーナリストが為政者と会食するなどまともな民主主義国家ではあり得ないことだが、この状況下でもまだノコノコと出かけていくとは……。

 さらに、あ然としたのは、店から出てきた際、取材陣に対してこんなコメントをしたことだ。

「話の内容は全部オフレコ。君らと同じだよ。取材した話、ベラベラしないでしょ」 

「取材した話、ペラペラしないでしょ」って、田崎氏はジャーナリストとして、それこそ何の目的で菅首相と会食したのか。

 いろんな意味で、田崎氏は「永田町の論理」を体現しているということらしい。

2位●平井文夫
“フジのスシロー”は本家よりアクロバティックな政権擁護で一時は重宝されるも、デマ連発でテレビから追放


 安倍政権のコロナ対応に対して、坂上忍がMCを務める『バイキング』(フジテレビ)が厳しい政権批判を続けた結果、お目付役として投入された平井文夫・フジテレビ上席解説委員。その露骨な政権代弁ぶりから付いたあだ名が“フジのスシロー”。

 だが、そのアクロバティック擁護ぶりは、本家・田崎スシローもびっくりのシロモノだった。たとえば、黒川弘務・元東京地検検事長の“賭け麻雀”問題について「点ピンはセーフ」と、過去の摘発事例を無視して無理やり黒川氏を擁護。世論調査で安倍内閣支持率が低下すると、「朝日や毎日は『これは下がるな』と思ったらやってくる」などと朝日や毎日が恣意的なタイミングで世論調査をおこなっているかのように攻撃した。

 さらに、河井克行元法相が摘発されると、安倍首相への責任追及を退けるために「じつはですね、安倍さんって河井(克行)さんのことね、そんなに好きじゃない」と、言い放った。

 なかでも、ひどかったのが安倍氏に代わって首相に就任したばかりの菅氏が引き起こした日本学術会議の任命拒否問題でのデマ発言だ。10月5日放送の『バイキングMORE』で、こう学術会議を攻撃したのだ。

「だってこの人たち6年ここで働いたら、そのあと学士院というところに行って、年間250万円年金がもらえるんですよ。死ぬまで。みなさんの税金から。大体。そういうルールになっている」

 しかし、これは紛れもないデマ、フェイクニュースだった。日本学術会議と学士院は管轄も違えば役割も異なる組織だが、そもそも日本学術会議の会員数は210人(任期6年)なのに対し、学士院の定員は150人のうえ終身会員。平井氏は日本学術会議の会員は任期が終われば自動的に学士院に行けるかのように語ったが、定員150人の組織に入ることなど不可能だ。

 この平井氏のデマには間違いを指摘する声が相次ぎ、平井氏は翌6日放送の『とくダネ!』(フジテレビ)に出演すると、「学術会議の会員全員が学士院会員になれるとの誤解を一部に与えてしまった」などと釈明。同日の『バイキング』でも、伊藤利尋アナウンサーが「昨日の放送について補足と訂正があります」と言い、平井氏の発言を訂正する結果に。

 ところが平井氏は、上席解説委員でありながら人に謝らせたうえ、釈明をおこなった『とくダネ!』でも「学術会議の会員は学士院の会員に推薦されますが、ならない人もいますし、学術会議以外の人も学士院会員になる道はあります」などと発言。そんな決まりはどこにもないのに日本学術会議の会員が全員学士院の会員に推薦されるかのように語り、性懲りもなく“年金デマ”を助長するかのような発言をおこなった。

 さらに日本学術会議に約10億円の予算が国から出ていることに対し、「やっぱり口出してほしくないなら自分でやればいいじゃないですか。なんで『口は出すな、税金はくれ』って言うの」などと主張。デマを流した反省もなく、学問の自由を無視した暴論まで展開したのだ。

 このデマ発言以降、『バイキング』などから平井氏の姿が消えたのは不幸中の幸いだが、平井氏はその後アメリカ大統領選をめぐってもフジテレビが運営する「FNNプライムオンライン」上のコラムでデマを飛ばし、やはり訂正・削除するという騒動を起こしている。

 しかし、これでもまだ平井氏を上席解説委員に据え続けているフジテレビ。さすがフェイクメディアのフジサンケイグループというしかない。

1位●三浦瑠麗
アベノマスクまで「うちはありがたい」、菅政権の「成長戦略会議」メンバーとしてGoToを後押し


 角度のついた政権擁護で毎年、御用ジャーナリスト大賞常連の三浦瑠麗センセイだが、2020年は栄えある大賞に選出された。

 決定的だったのはやはり、あの「アベノマスク」まで擁護したことだろう。安倍首相がろくなコロナ対策も打たなかった一方で、4月1日に布マスクの配布を発表したときは、日本国民の怒りが沸騰。政権への非難が集中した。

 ところが、三浦氏はこんなツイートをしたのだ。

〈布マスクうちはありがたいですよ。自分でマスクを縫う暇はないし、子供にさせたくても市中にはないもんね。洗って使える布のものはもっと高性能なマスクが必要な人の分を妨げないし。郵便を利用してプッシュ型支援をやったのは画期的だから、引き続き他の経済対策も頑張って下さいでいいんじゃないの。〉
〈中高年男性中心の政権が、がんばって各家庭に対する想像力や蟻の視点を持とうとしているのだから、叩くんじゃなくて、こんなことがしてほしい、あんなことがしてほしいっていうチャンスだと思うな。(以下略)〉

 普段は「国際政治学者」を名乗りながら、いきなり「うちはありがたい」などと自分の生活事情に矮小化。問題は三浦氏個人にとって布製マスクが有用かどうかじゃない。本当に政治学者なら、効果の低い布マスク配布を最優先で打ち出し巨額予算を注ぎ込むことの政策的妥当性をきちんと検証すべきところを、いきなり庶民ぶって「うちはありがたい」。あげくは「中高年男性中心の政権が、がんばってるんだから叩くな」って。

 とにかく無理やりでも安倍政権を擁護しようと、もはや学者としての良識を投げ捨てているとしか思えない言説を連発したのだ。

 多くの人が抗議の声をあげたあの検察庁法改正問題における発言もひどかった。検察庁法改正案を擁護・正当化するツイートを20ツイート以上連投したのだが、約3000文字に及ぶその内容は、ネトウヨのフェイクと大差ない間違いだらけのシロモノだった(詳細は過去記事参照→https://lite-ra.com/2020/05/post-5422.html)。

 しかし、三浦氏の罪が大きいのはやはり、コロナ問題をめぐる発言だろう。菅政権誕生以降も、とにかく「コロナなんてたいしたことない、経済を回せ」と連呼し、菅内閣のコロナ軽視を正当化してきた。この年末年始も「緊急事態宣言は竹槍精神」「コロナよりがんのほうが致死率高い」などと雑でめちゃくちゃな論理を振り回して、コロナ軽視の菅政治をアシストし続けている。

 しかも、問題なのは、その言説がどんどん雑に劣化してゆく一方で、現実政治における三浦氏の影響力はどんどん増していることだ。

 三浦氏といえば、2018年には安倍政権の有識者会議「安全保障と防衛力に関する懇談会」の有識者メンバーとなっているが、2020年はさらに安倍政権の「未来投資会議」のメンバーにも加わり、その後継組織である菅政権の「成長戦略会議」にもそのまま名を連ねている。「未来投資会議」といえば、あの悪名高い「GoTo」キャンペーンの言い出しっぺでもある。

 ようするに、三浦センセイはいまや、外から政権を擁護するだけでなく、いまの菅政権のひどいコロナ対応を内部で後押ししているというわけだ。もはや「御用」を超えて「戦犯」と言っていいかもしれない。

…………………………………………………………………………………………
 いかがだったろうか。安倍政権から菅政権に変わっても、酷すぎるコロナ対策で国民の命が危機に晒されようとも、御用ジャーナリストやコメンテーターたちが政権擁護や批判封じに勤しんできたということがわかってもらえただろう。

 実はリテラは1年前のこの企画で〈年内に安倍政権の終焉という可能性もゼロではない〉と予測し、安倍応援団や御用ジャーナリストたちが雲散霧消していてほしいと期待していたのだが、この予測と期待は半分当たって半分外れた。安倍政権は終焉したが、ご覧のとおり、政権応援団や御用ジャーナリストたちの存在は相変わらずだったのだ。安倍政権・菅政権を通じて10年近くものあいだ、圧力と忖度に慣らされてきたメディアの構造や体質が改善されるのは簡単なことではない。今後も、御用ジャーナリストやメディアの御用報道を注視し続けなければならない。

⚫️前編はこちら

(編集部)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 1月世論調査:菅政権支持率は不支持率逆転。コロナ対策評価せず(かっちの言い分)
1月世論調査:菅政権支持率は不支持率逆転。コロナ対策評価せず
https://31634308.at.webry.info/202101/article_5.html

直近の1月の世論調査が、共同通信、JNNから出てきた。この調査は、毎日新聞、朝日新聞の調査結果より政権に甘い数字がでる傾向にあるが、ほぼ2つの内閣支持率はほぼ同じ41%となった。私から言えば、この命の危険に晒されている中で、この数字が操作されていないとすればまだ41%も支持している人がいること自体が信じられない。これが命に係わらないときは仕方ないと甘受しなければならないが、しかし菅内閣の無為、無策は甘受は出来ない。

共同通信世論調査
〇菅内閣支持率、続落41%
12月調査から9%下落。
〇緊急事態宣言79%「遅過ぎた」

JNNの世論調査
〇菅内閣を支持できるという人:41.0%(先月の調査結果より14.3ポイント減)
 支持できないという人は14.8ポイント増加し55.9%と、支持と不支持が初めて逆転。
〇新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組み:「評価しない」が63%、「評価する」を上回る。

政治家は世論調査を最も気にする。マスコミは小沢一郎が陸山会事件のとき、1週間毎に大々的に調査し、それを小沢悪ということをこれでもかという程公表した。マスコミは1か月に1回ではなく2週間毎に調査し、政府に圧力を掛けなければならない。世論調査の中に、オリンピック開催是非に関する調査は意識的に避けていると感じている。もう調査して、その数字を明らかにすべきだ。この状態で国民はもう期待していない。

もう直ぐ、朝日、毎日の調査も出て来るはずである。支持率は明らかに40%を切る数字が出て来るはずである。
それを見てみたい。


http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 「検査と隔離」の徹底と、武漢肺炎陽性患者のすべてを入院させるように。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2021/01/blog-post_11.html
1月 11, 2021 日々雑感(Daily miscellaneous feelings) 

<新型コロナウイルスの感染者は10日、国内で新たに6113人が確認され、1日当たりの感染者数は日曜日としては最多を更新した。クルーズ船の乗客乗員らを合わせた累計の感染者数は28万9594人、死者は45人増えて4080人。重症者数(10日午前0時現在)は前日比25人増の852人で、過去最多となった>(以上「毎日新聞」より引用)


<東京都で10日、日曜としては最多となる1494人の感染が確認されました。感染急増が止まらない中、入院できず自宅待機を余儀なくされている30代の女性から悲痛なメッセージが届きました。

入院待機中の女性:「今の体温は36度4分です。今の症状は、胸の痛みと胸が苦しいです」

今月3日に陽性が確認された女性はシングルマザーで、3人の小学生の子どもも全員陽性。保健所は当初「一緒に入院できる」と言っていましたが、5日に「(無症状の)子どもは入院できない」「お母さんも必ず入院できるわけではない」と言われたため、現在3人の子どもは元夫が面倒を見ているといいます。SNSで窮状を訴えている女性。

「呼吸は苦しいし、胸だか肺は痛いし、子供達ともいられないし、夜になると涙が止まらなくなる」

陽性判明から1週間、食料が入っていた引き出しは空っぽに‥

今は昆布と飴、飲むゼリーを数回に分けて食べ、水に砂糖を入れて砂糖水にして飲んでいるといいます。

入院待機中の女性
「食事はあるものでしのいでいますが、コロナで死ぬか餓死で死ぬかと思っています」

何度も意識がもうろうとなり、体をぶつけて打ち身や切り傷も負ってしまいました。

「入院待機中でも入院が長引くなら医師に症状を見てもらいたい。立つのもやっとで食べ物の心配をするのがつらい。自宅療養や入院待機者にも物資の支援を早急にお願いしたい」

都内では急激な感染拡大で入院先の調整が難航し、この女性のように自宅待機を余儀なくされる人が急増しています。都内で入院やホテル療養などを「調整中」だという感染者は10日時点で6930人。この2週間で5倍近くに膨れ上がっています。

9日、都内のクリニックでは‥

目黒の大鳥神社前クリニック 北村直人院長
医師「結論から申しますとPCRの結果が出まして陽性だったんですけれども、保健所からの連絡はきました?まだ来てないですか…」「症状の変化はありますか?息苦しくなってないですか?」

医師がPCR検査で陽性が判明した患者に、電話をかけていました。

北村院長が心配しているのは“容体の急変”です。8日も入院調整中の男性患者の容体が急変し、急遽、自宅に駆けつけたといいます。

目黒の大鳥神社前クリニック 北村直人院長
「一人暮らしで息苦しくなって動けない。動くとハーハーしてどうしようもない、病院に行くこともできないどうしたらいい、という相談で。切迫しているどころか、このままいくとご自宅で亡くなるケースが出てきてもおかしくないかなと、実際出ているみたいですが、あちこちで」>(以上「テレビ朝日」より引用)


 武漢肺炎の感染拡大は第三波になってから「10日、国内で新たに6113人が確認され、1日当たりの感染者数は日曜日としては最多を更新した」という。そして「クルーズ船の乗客乗員らを合わせた累計の感染者数は28万9594人、死者は45人増えて4080人」に達したそうだ。

 そうすると当然のことながら、感染患者を受け入れる病院のキャパを超えてしまう地域が出て来る。後段で引用した記事にある通り「東京都で10日、日曜としては最多となる1494人の感染が確認されました。感染急増が止まらない中、入院できず自宅待機を余儀なくされている」という状況が発生する。

 しかも陽性患者を自宅待機させることは自宅内感染を引き起こす。後段記事にあるケースでは「今月3日に陽性が確認された女性はシングルマザーで、3人の小学生の子どもも全員陽性」という自宅感染の典型的な例が出ている。しかも「保健所は当初「一緒に入院できる」と言っていましたが、5日に「(無症状の)子どもは入院できない」「お母さんも必ず入院できるわけではない」と言われたため、現在3人の子どもは元夫が面倒を見ているといいます」と「SNSで窮状を訴えている女性」がいるという。

 こうした事態に到る前に「検査と隔離」を徹底して、自宅内感染を防止し、指定感染症で義務付けられている「隔離」を徹底させなければならない。陽性患者を自宅内で待機させる危険性は宅内感染だけではなく、「北村院長が心配しているのは“容体の急変”です。8日も入院調整中の男性患者の容体が急変し、急遽、自宅に駆けつけたといいます」という事例でもある通り、容体の急変に即時対応できないことだ。

 「入院待機中の女性」の実例では「食事はあるものでしのいでいますが、コロナで死ぬか餓死で死ぬかと思っています」とある。陽性患者を自宅待機させることは避けなければならないが、一人暮らし患者の命に係わる危険性は論を俟たない。

 医療は既に崩壊している。すべてにおいて対応が遅きに失したというべきだ。この期に及んでもPCR検査は効果がない、などとほざく無責任な似非・評論家が跋扈しているのには驚く。彼らは本心からそう思っているのか、それとも政権に忖度しての発言なのか真意を疑う。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 大相撲、コロナ恐怖で休場できず引退の是非+国内で新変異種+菅の曖昧な説明&野党は人災と攻撃( 日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29367338/
2021年 01月 11日

【10日から大相撲の初場所が開催されている。横綱の白鳳をはじめ65人の力士が、コロナ陽性と診断され欠場することになったし。8日から緊急事態宣言が出ているので、開催を中止するという選択肢もあったと思うのだが。相撲協会は、開催を強行した。 
 
 この開催には世間的にも、賛否両論あった様子。mew的にも、開催強行には疑問を覚えているるのだが。

 もっと疑問に思ったのは、佐渡ケ嶽部屋の序二段・琴貫鐵(22)が、「コロナ感染が怖いので、休場したい」と申し出たところ、それを認めず。協会にも「休場をするには、医師の診断書が必要だ」と言われ、親方に「出場するか力士を辞めるか」と迫られたため、引退をせざるを得なくなったことだ。(-_-;)<本人は心臓に疾患があることも気になっていたという報道もあった。>

 本人のツイッターには「今日を持って引退することになりました。このコロナの中、 両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので 休場したいと佐渡ケ嶽親方に伝え協会に連絡してもらった結果 協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく 出るか辞めるかの選択肢しか無く 自分の体が大事なので」「コロナに怯えながら我慢して相撲を取ると言う選択肢は選べず」「今までの応援ほんとにありがとうございました」と記されていた。

 この件に関して、日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)は取材に応じて、「組織の中にはそういう人もいる。会社にもコロナが怖いから出社したくないと言う人もいるだろう」「それをみんなが言っていたら仕事にならない。対応ができないなら本人が出処進退を考えるしかないということ」と発言。「『コロナが怖いから休場させて』では理屈が通らない」と苦言を呈したという。<発言部分は東スポ1.10から引用。>

 この件については、いずれ改めて取り上げたいと思うのだが。他のプロ・スポーツはどうするのか。一般人が職場内で感染者が出た場合、感染を警戒して仕事を休むことは「アリ」なのか。<あと学生の大会、クラブ活動でも、休みたくても休みにくい状況が生じていたりもする。>

 ちょっとマジで考えてみる必要があると思う。(・・)】

* * * * * 

さて、10日、新型コロナウィルスの新規感染者数が、東京では1494人と4日ぶりに2千人割れ。全国でも6113人と、数字の上ではチョット減ったかのような感じではあるのだが。

 東京も全国も日曜日としては過去最多。<先週の日曜日は、東京は816人、全国は3157人だったので、倍増に近い。大阪も253→532人と倍増。減少傾向にあった北海道は、68→183人と3倍近くになってしまった。^^;>

 重症者数も、852人と過去最多。死者も45人いたという。(ノ_-。)

 さらに気になるニュースがあった。^^;

 昨日の記事で、英国や南アフリカ、また近時、その他の国(ナイジェリア、ロシアなど)で見つかっている第3,4の変異種の日本流入を防ぐ必要があるという話を書いたのだが。既に2日、海外からの入国者の中に、英国・南ア型とは異なる変異種に感染していた人がいたという。(・o・)

『厚生労働省は10日、ブラジルから到着し、空港検疫で新型コロナウイルス感染が判明した男女4人から、英国や南アフリカの型とは異なる新たな変異種が検出されたと発表した。
 英国や南アとは共通の変異部分もあるが、感染力や重症度、ワクチンへの影響は不明という。国立感染症研究所は世界保健機関(WHO)に通報し、詳しく調べている。(時事通信21年1月10日)』

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 昨日の記事『菅、ビジネス往来を停止せず&大阪などの緊急事態宣言の要請もすぐに認めず。頑固さで後手後手』にも書いたように、mewは、変異種流入の防止のためのビジネス往来停止や関西圏への緊急事態宣言について、かなり気になっている。

 菅首相は昨日の朝、NHKの番組に珍しく生放送で出演したので(民放の夜のニュース出演は録画)、その辺りを突っ込んできいて欲しかったのだが。NHKの中には、安倍政権同様、相変わらず、官邸や自民党を忖度する(または指示を受けている)スタッフやアナウンサーがいるためか、ビジネス往来に関しては一切質問せず。

 関西圏への宣言に関しても、また都合のいい時だけ「分科会が〜」と持ち出して、曖昧な説明に終始。案の定、すぐには宣言の発出を認めようとしなかった。(ーー)

『菅義偉首相が10日、NHK「日曜討論」に生出演し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、緊急事態宣言などについてインタビューに答えた。

 大阪、京都、兵庫の3府県知事が、緊急事態宣言の発令を要請していることを聞かれると、「私も緊迫した状況であるのは、もちろん承知しています」と述べた。

 そのうえで「きのう分科会をやりまして、分科会の先生方はもうしばらく様子を見て、分析をしたいという方向だったようです」と現状を説明した。

 政府としては「いずれにせよ、必要であれば、すぐ対応できるような準備はしております」としたうえで、「もう数日の状況をみる必要があるということでしたので、そこはそのように考えております」とした。(デイリースポーツ21年1月10日)』

<菅首相が昨年10月にNHKのニュース番組に出た際、有馬キャスターの質問に不快感を覚え、官邸から「総理、怒っていますよ」「事前の打ち合わせと違う」との電話があったとか。有馬氏が降板させられるかもとの報道があったりして。NHKはかなりビビッているのかも。>

* * * * *

 最近、TVなどのニュースは、ほとんど野党のことを取り上げてくれないのだけど。<それも支持率が上がらぬ一因かも。大阪の吉村知事が目立つ分、維新がやや得をしている。>

 昨日のNHKでは、各政党の党首が出演して、コロナ対策や予算について言及した。

『立憲民主党の枝野幸男代表は10日のNHK番組で、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、政府に令和2年度第3次補正予算案と3年度予算案を組み替えるよう求めた。(略)

 枝野氏は、3次補正が観光支援事業「Go To トラベル」関連で1兆円以上を計上していることを問題視し、「この(首都圏一都3県での)緊急事態宣言下、国会を開いて何をやるかといったらトラベル事業の補正予算か。めちゃくちゃなことになっている」と政府を批判した。

 3年度予算案をめぐっても「緊急事態宣言に陥ることを想定しないで作った。感染拡大防止などの予算が決定的に欠けている」と指摘し、両案について「組み替えをしていく必要がある」と強調した。(産経新聞21年1月10日)』

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『公明党の山口那津男代表は「飲食店だけでなく、関わるところに支援の手が及ぶようにしていくことも重要だ」と強調した。

 これに対し、立憲民主党の枝野幸男代表は「事態を一番軽く見て対応を進めてきている」、共産党の志位和夫委員長は「菅政権による人災」などと政府を批判した。

 枝野氏は通常国会での対応について「政治とカネの問題は重要だが、感染症から命と暮らしを守ることが大前提だ」と述べた。新型コロナに軸足を置くことで政府に打撃を与えられるとの思惑がみえる。枝野氏は「緊急事態宣言に陥ることを想定せずに作った予算だ」として、令和2年度第3次補正予算案と3年度予算案の組み替えも求めた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「まずやるべきは入国制限、水際対策だ。自国民に行動制限などを求めるなら、国外からの入国はいったん全面停止する(べきだ)」と主張した。(産経新聞21年1月10日)』

* * * * *

 そうそう。昨日、政府の方針で、ちょこっと評価できることが一つあった。

 野党側は、時短要請に応じた飲食店と取引を行っている業者への財政支援を行なうように、ずっと要求していたのだけど。<飲食店に食材を納めている業者なども仕事や収入が減ってしまうので。>

 政府もやっと、これに応じる姿勢を見せたのは幸いだった。<額や条件については、ビミョ〜だけど。>

『菅総理は、緊急事態宣言に伴い時短要請に応じた飲食店と取引を行っている業者への財政支援について、「対応すべきだと思っている」と表明しました。

 政府関係者によりますと、1月または2月の売り上げが前の年の同じ月と比べて半減した業者を対象に、最大40万円を支給する方向で調整が進められていて、連休明けに決定する見通しです。(JNN21年1月10日)』

 実は、観光地の旅館や飲食店に食材などを納めている業者、農牧業・漁業者なども、収入面で大きな打撃を受けているのだが。その業者or関係者への補償や支援も十分ではないようで、それも気になっている。(-"-)

<コロナとは関係ないけど。暮れにも触れたが、今、鳥インフルや豚熱などの感染症が収束していないことも心配。政府はこちらにも、しっかりと補償や支援をして欲しい。(・・)>

* * * * *

 今、記事をアップする前に、JNNのニュースで「支持率と不支持率が逆転」と出ていて、「お〜っ」って思ったのだけど。まだ41%も支持率があるかとビツクリ。(・o・)

<経済界や観光業界などは、菅首相の経済対策に期待しているからかな〜。でも、ここで感染者や重症者を激減させないと、もっと経済、観光にダメージを与えることになりかねないんだよ。>

 既に自民党内で「菅おろし」の声が出始めているという報道も出ているのだけど。ここで国民がしっかりと声を上げて行くことが、自分や家族の命や生活を救い、コロナ収束をさせるために何より大事なことだと思うmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 菅内閣の支持率41.3%、前回から9.0ポイント急落 不支持率は42.8% 世論調査(東京新聞)
菅内閣の支持率41.3%、前回から9.0ポイント急落 不支持率は42.8% 世論調査
https://www.tokyo-np.co.jp/article/79137
2021年1月10日 19時09分 東京新聞


8日、閣議に臨む菅首相(中央)=首相官邸で

 共同通信社が9、10両日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣の支持率は41・3%だった。12・7ポイント急落した前回昨年12月から、さらに9・0ポイントの続落となった。今回の不支持率は42・8%で、政権発足から約4カ月で不支持と支持が拮抗した。新型コロナウイルス感染拡大で1都3県に再発令した緊急事態宣言のタイミングは「遅過ぎた」との回答が79・2%に上った。政府のコロナ対応を「評価しない」が68・3%だった。

 営業時間の短縮要請に応じた飲食店に協力金を給付する一方、要請に従わない場合には罰則を科すとの菅義偉首相の方針に絡み、罰則導入に反対が48・7%で、賛成の42・7%を上回った。緊急事態宣言の対象地域について「他の都市圏も含めるべきだ」との回答が39・8%で、「全国を対象にするべきだ」の37・7%を合わせると77・5%が対象地域の拡大が必要だとした。

 「桜を見る会」前日の夕食会費用補てん問題について、これまでの国会答弁を訂正し謝罪した一方で、ホテルが発行した明細書の提示を拒否した安倍晋三前首相の対応は「不十分だ」との回答が78・1%に上った。

 東京五輪・パラリンピックの今年夏の開催は「中止するべき」が35・3%で、「再延期するべき」の44・8%を含めると80・1%が見直しを求めた。(共同)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 五輪を中止してコロナ対策費に回そう(上)<本澤二郎の「日本の風景」(3961)<電通オリンピック・経済優先で墓穴を掘った菅義偉内閣>
五輪を中止してコロナ対策費に回そう(上)<本澤二郎の「日本の風景」(3961)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27650702.html
2021年01月11日 jlj0011のblog


<電通オリンピック・経済優先で墓穴を掘った菅義偉内閣>

 筆者が五輪返上論を提起したのは、2019年3月25日のことだった。子供や若者たちに夢や希望を与える健全なスポーツ大会とは無縁の、商魂たくましい利権のスポーツ大会ということだけではなく、五輪獲得にさいして道義的倫理的にも、恥ずべき裏工作で勝ち取った、不浄極まりないものだったからだ。発祥の地・ギリシャのアテネに返上することが、日本国民の総意に違いないと判断したからである。

 311による東電福島原発の大爆発炎上を安倍晋三は、日本を代表して「アンダーコントロールできている」とほざいたものである。とんでもない大嘘である。1000もの汚染水タンクはあふれている。これを海に投機しようとしている。

 それどころではない。3号機の東芝製原発は核爆発を起こし、中性子を放射させ、猛毒のプルトニウムを飛散させていた。原子炉の燃料は、ウランではなくプルトニウム混在のMOX燃料だった。廃炉さえも不可能にさせている。

 このことだけでも日本の前途は、暗雲が垂れ込めている。打つ手なしだ。よくぞ安倍は、世界に向かって「安全」といえたものである。彼は、普通の心臓の持ち主ではない。鬼か悪魔に相違ない。

 さらに国際オリンピック委員会関係者に大金を握らせて、賛成票を獲得したことも発覚した。賄賂提供である。フランス検察の捜査で、既に日本オリンピック委員会の会長は、首になっている。「捜査の手は、森喜朗や安倍、石原慎太郎ら清和会に伸びている」と見られている。

 そこにウイルスという手ごわい相手が現れた。最近の人気アニメ「鬼滅の刃」である。まるで因果応報を裏付けるような、電通五輪退治を予想させるではないか。

 2019年秋から冬にかけて、新型コロナウイルスが襲来した。2020年の東京五輪は、1年延期となった。2021年を迎えてその猛威は止まらない。 

<新聞テレビを牛耳ってもコロナは退治できない>

 負け惜しみのような安倍の後継者・菅義偉らの、五輪強行論で「コロナに打ち勝った証としたい」という虚しいばかりの言葉が、空を切っている。

 電通にひれ伏す日本の新聞テレビやスポーツ新聞が、必死で笛や太鼓ではやし立てても、人びとは踊ってくれない。国民は、それどころではない。命が危ないのだ。無事に2021年を越せるのか、に懸命なのである。

 安倍晋三のいい加減なコロナ対応を継承した菅も、その延長線で指揮を執っている過ぎない。マスコミを躍らせても、コロナは姿を消してくれない。

 なんでもワシントンにひれ伏してきた日本政府・財閥・言論人も、コロナ対策で学べる材料はない。ワシントンがコロナで政権が、共和党から民主党に代わってしまったのだから。安倍が首相として宣伝した、仲間の富士フイルムのワクチン?は見事にはねられてしまった。株のインサイダー取引か、という疑惑を呼んでいるという。

<GoToキャンペーンで急増した新型コロナウイルス感染者>

 菅と、もう一人の二階のコロナ対策は、GoToトラベルとGoToイートだった。

 富裕層向けに血税を投入した愚策である。日本破滅に突進する財務省と真っ黒な黒田・日銀に、福沢諭吉の絵を無尽蔵に印刷させての暴政に声も出ないが、それを7年8か月ウルトラ超金融緩和を継続させている。

 こんなことがまかり通るのであれば、貨幣経済の人間社会も終わりである。極右の清和会政治・神社本庁日本会議・創価学会のカルト政治の、無様すぎる正体を見せつけて余りあろう。

 今は誰も認識している。血税を使ってのGoToは、コロナ拡大に好機を提供したことにある。つまりは、これを容認した政府の専門家会議のレベルの低さからすると、彼ら疫学の専門家は、間違いなく生体実験で勇名をはせた731部隊の後裔に違いないだろう?

<二兎を追うもの一兎も得ず、電通五輪に暗雲>

 古来より二兎を追う者は一兎をも得ず、と言われてきた。電通五輪を強行するための経済優先と、反対に人々の命を守る政策を、共に成功させることは出来ない。

 経済優先策は、すなわち電通五輪強行策である。結果、新型コロナウイルスは急増することになるのである。これくらいのことが、なぜわからないのか。

 コロナは、人間に住みつくことで生きている。個々の人間の自覚と完ぺきな防御が不可欠となる。政府も専門家も、防御する人間の環境を提供することが役目である。

 経済優先は、人々の防御環境を破壊する。よってコロナは、容易に人間の体内に住みつくことが出来る。日本政府の対策は、コロナを喜ばせているのである。五輪強行策は、新型コロナウイルスの繁栄をもたらしている。

2021年1月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


菅義偉首相は7日の記者会見で、緊急事態宣言発令を受け、東京五輪・パラリンピックの開催方針について問われ、「感染対策を万全にし、安全・安心な大会を実現したい」と改めて決意を示した。 (時事)


2021/01/06 13:5加藤勝信官房長官は6日の記者会見で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令は、夏の東京五輪・パラリンピックの開催判断に影響しないとの認識を示した。加藤氏は東京大会を開く方針に変わりはないことを強調した上で、宣言について「現下の(首都圏)1都3県を中心とした新規感染者の発生状況を踏まえて判断している」と説明。ただ、開催の在り方に関し「国内外の感染状況の影響も受ける」と指摘した。


【ジュネーブ共同】新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、今夏の東京五輪開催に海外メディアから懐疑論が出始めている。首都圏1都3県に緊急事態が宣言された7日、AP通信は「ウイルスの急速な広がりが五輪の計画を危うくしている」と報じた。中止や再延期を否定する国際オリンピック委員会(IOC)や政府、大会組織委員会と、開催に否定的な国内世論との温度差を指摘する報道も目立つ。


(BBCニュース)今夏開催予定の東京オリンピック・パラリンピックについて、国際オリンピック委員会(IOC)最古参のディック・パウンド委員は、開催できるかは不透明だとの見解を示した。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 東京都が濃厚接触者の追跡調査を中止に!神奈川県に続いて見直し(情報速報ドットコム)
https://johosokuhou.com/2021/01/11/42851/

東京都が濃厚接触者の追跡調査を中止に!神奈川県に続いて見直し 積極的疫学調査の対象を高齢者などに限定へ

2021年1月11日

東京都が新型コロナウイルスの濃厚接触者について、調査範囲を大幅に縮小する方向で調整していることが分かりました。

日本経済新聞の記事によると、1月10日に東京都は感染者の感染経路や濃厚接触者を調査する「積極的疫学調査」の対象を高齢者などの利用者が多い場所に限定すると発表し、今まで行っていた濃厚接触者の調査を大幅に縮小すると表明。
調査対象を重症化リスクの高い人に集中することで、保健所の負担を軽くするとしています。

濃厚接触者の調査は神奈川県も縮小すると発表しており、神奈川県に続いて東京都も見直した形です。

このような調査が減ることで感染経路の特定が難しくなる上に、クラスター感染の予防や早期発見も困難になると思われます。

東京都、感染調査対象見直しへ 重症化リスクの高さ重視
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG101YF0Q1A110C2000000
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 早くも「ポスト菅」探し? コロナ対応で求心力低下、自民党内で孤立との見方も(J-CASTニュース)
早くも「ポスト菅」探し? コロナ対応で求心力低下、自民党内で孤立との見方も
https://www.j-cast.com/2021/01/08402590.html?p=all
2021年01月08日20時20分 J-CASTニュース

急速な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、菅義偉首相が1都3県で緊急事態宣言に踏み切ったが、対策の遅れに不満が続出して支持率回復の糸口がつかめないままだ。

自民党内では、早くも「ポスト菅」探しが始まっている模様で、無派閥の菅首相が党内で孤立し始めているとの見方が強まっている。


早くも求心力低下がささやかれるが…(写真は、1月7日撮影)

ビジネス目的入国を巡っても、下村博文政調会長らから異論

中国などでも変異ウイルスが見つかったと報じられる中、2021年1月に入って、政府は、中国や韓国など11の国・地域から受け入れていたビジネス目的の入国を停止する方針だと報じられた。

ところが、緊急事態宣言を発令した7日になって、今度は、一転して入国の継続を決めたと報じられ、ネット上では、今後の影響を懸念する書き込みが相次いでいる。

「財界の強いご要望もあるんだろ」と推測する向きもあったが、「なんで自国民には制限かけて入国は自由なんだよ...」「国内でいくら頑張って自粛しても意味ない」などと不満がくすぶっている。

朝日新聞のウェブ版記事によると、菅首相の下で5日に検討したところ、変異種の感染拡大がみられる場合に停止することになったという。経済を重視する二階俊博幹事長側の意向もあるとしている。

とはいえ、入国の継続について、自民党内では、一枚岩とは到底言えない状況だ。下村博文政調会長が本部長を務める党内の新型コロナウイルス感染症対策本部は7日、入国を全面停止すべきだと意見が一致し、党として政府に求めると報じられた。

安倍晋三前首相が所属した細田派の下村氏は最近、菅首相に距離を置く姿勢を示している。

唯一拠り所の二階派も、女性総理擁立の動きが見えて...

1月5日夜に放送されたBSフジの番組に出演した下村氏は、4月25日投開票予定の衆院北海道2区と参院長野選挙区の両補選で自民党が負けた場合について、「菅政権にとって大ダメージになる」とクギを刺した。

下村氏は、現状では補選の状況は厳しいとし、両補選とも負けるような場合は政局になる可能性まで指摘した。

一方、菅首相誕生の立役者になった二階氏も、菅首相から距離を取り始めつつあるらしい。関係者によると、首相がGo To トラベルの全国一斉停止に踏み切った後、首相を招いた著名人らとの忘年会で、二階氏は、「Go Toをなぜ止めたのか」といった内容で苦言を呈していたという。

二階派からは、早くもポスト菅探しの動きも出ているようだ。初の女性総理として、野田聖子幹事長代行を擁立したらどうかとの話が出ていると、いくつかの週刊誌が1月に入って報じるまでになっている。

政治評論家の有馬晴海さんは8日、菅首相の立ち位置について、J-CASTニュースの取材にこんな見方を示した。


「菅さんは、気の利いた答弁をするのが苦手で、会見をするたびに支持率を下げています。選挙でボーダーラインにいる自民党議員もけっこういて、菅さんの顔では選挙が戦えないと考える人も増えているようです。無派閥ですと、直接応援する人がいませんので、大変でしょうね。二階さんが支えないとその時点で終わりですので、党内で板挟み状態になって、孤立してきているようにも思えます。党内から揺さぶりも始まって、菅さんも官邸でイライラしているとも聞いています」


菅首相は、解散・総選挙をするまで辞めると言わないとみるが、五輪実施がうまくいかなければ、厳しい状況に追い込まれかねないという。


「選挙は、補選と同じ時期の4月に行われる可能性もありますね。30議席以上減らすと交代論が出てくると思いますが、すでにポスト菅の動きが出てきています。女性総理誕生を目指す二階派のほか、安倍さんの再々登板を望む向きも多いですね。最近、元気になってきており、コロナ後の経済立て直しを期待する声も上がっていましたから」


(J-CASTニュース編集部 野口博之)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK278] NHKは不公正な扱いを改めよ 山本太郎 



NHKは不公正な扱いを改めよ
https://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12648592802.html
2021-01-06 17:33:16 山本太郎のオフィシャルブログ 山本太郎の小中高生に読んでもらいたいコト


拡大→http://img.asyura2.com/up/d12/5756.jpg

NHKの「日曜討論」から、
1月10日放送回への出演依頼がきた。

スタジオでの討論ではない。

スタジオでの討論は、
自民、立憲、公明、維新、共産、国民が生出演をする。

それ以外の政党はVTR収録(1分30秒)である。

れいわ新選組が2019年の参議院選挙で政党要件を満たしてから、
同番組より出演依頼が何度かあったが、
全てVTR収録での依頼のみ。

そもそも依頼がくるのは節目企画のみで、
上記政党がそろい踏みの回でも、
VTR収録の依頼すら無いことが多い。

同番組のスタジオでの参加については、
NHKが独自の出演基準を設定したため、
私たち「れいわ新選組」をはじめ、国会に議席を有する複数の政党が、
参加を許されていない。

独自の出席基準とは何か?

一貫した基準ではない。
言葉を選ばずに言わせて頂けば、
コロコロと何かしらの都合によって変わる独自ルールだ。

現在、採用されている基準は、
立憲と国民の合流後の放送で、新党である新立憲と新国民が出演していることから、


公職選挙法第86条の1項を満たす政党がスタジオ生出演、
ということになっている模様。

公職選挙法第86条の1項とは何か?

ざっくりいうと、
政党の所属国会議員が5人以上いる、ということ。

しかし、公職選挙法第86条における「政党の定義」は、
下記の各号の「いずれか」に該当するもの、と規定されている。

一 当該政党その他の政治団体に所属する衆議院議員又は参議院議員を五人以上有すること。
二 直近において行われた衆議院議員の総選挙における小選挙区選出議員の選挙若しくは比例代表選出議員の選挙又は参議院議員の通常選挙における比例代表選出議員の選挙若しくは選挙区選出議員の選挙における当該政党その他の政治団体の得票総数が当該選挙における有効投票の総数の百分の二以上であること。

つまり、公職選挙法第86条には2項があり、
これは直近に行われた選挙で2%以上の得票を得たことを意味する。
れいわ新選組はこの2項を満たしているので、公党として認められている。

しかし、NHKの摩訶不思議なルールとやらではそれを認めない、ということである。

なぜ、摩訶不思議か。

過去のNHK日曜討論では、
政党要件のいずれかを満たしていれば、スタジオでの討論に参加できていた。

直近の選挙で2%の得票を得た、というひとつの要件を満たしていただけの社会民主党、
新党改革、まだ政党ですらなかった結党前のおおさか維新の会が討論に参加した事例もある。

それどころか、
新党改革に至っては、2%要件も失い、議員数が代表一人のみにもかかわらず、
討論に参加していた前例もある。

※この部分には事実確認に誤りがありました。

何に忖度した結果、緩められたルールなのだろうか。
摩訶不思議である。

これだけの前例がありながら、2019年参議院選挙後に政党要件のいずれかを満たす政党を、国家の緊急事態における重要な局面で放送から締め出し、
極端に不公正な出演のさせ方でお茶を濁すやりかたは、
公共放送にあるまじき行為であり、許されるものではない。

この件についておかしい、と感じる方は、
ぜひNHKにあなたのご意見を届けていただきたい。

0570-066-066
https://www.nhk.or.jp/css/goiken/call_center.html





http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 野上忠興氏が衆院選大予測「自民42議席減で菅首相は退陣」(日刊ゲンダイ)

※2021年1月7日 日刊ゲンダイ7面 紙面クリック拡大


野上忠興氏が衆院選大予測「自民42議席減で菅首相は退陣」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283567
2021/01/11 日刊ゲンダイ


野上忠興氏(C)日刊ゲンダイ

 衆院議員は今年10月21日に任期満了を迎える。それまでに必ず総選挙が実施されるが、菅政権はここへきて逆風にさらされている。「自民敗北」は、あり得るのか。選挙情勢分析に定評のある政治評論家・野上忠興氏に話を聞いた。(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

選挙は五輪後 勝敗ラインは単独で絶対安定多数

 誰が考えてもコロナ禍が、ある程度収束するまで選挙は難しい。菅首相自身も「まずは新型コロナウイルス対策に全力を尽くす」と言っています。机上では、来年度予算を3月中旬に上げて「春解散」ということも考えられますが、東京五輪があると仮定すれば、常識的には五輪後に時間を置かずに選挙をやって、自民党総裁選は「追認」という形でしょう。「五輪後総裁選吹き飛ばし解散」ですね。

 五輪が中止になった場合は、残り任期を全うして、解散は次の総理に譲るという可能性もなくはないですが、とにかく菅首相は五輪にかけ、ワクチンに期待しているのだと思います。「人類がコロナに打ち勝った」とうたい上げて成果をアピールするのでしょう。ただし、総裁選で「追認切符」を手にするためには、言わずもがな、衆院選でそこそこの数字(議席数)が必要となります。安倍前首相は責任を問われる勝敗ラインを「自民党が50以上、負けなければいい」と言っていました。しかし、現有議席は282ですから、50減なら232で、単独過半数(233)を割り込みます。与党で過半数を維持したとしても、それで勝利とはいえません。勝敗ラインは、せいぜい自民単独で絶対安定多数(261)確保、つまり、21議席減まで。「よく奮闘した」という格好に収まるのはこのラインでしょう。

公明の組織弱体化が自民にも影響
 議席予測は<別表>の通りです。全選挙区を個別に分析し、自民党は現有から42議席減となりました。自民党自体も昨年12月の第1週に独自の情勢調査を行い、やはり40議席程度を減らすという結果だったと聞いています。

 世論調査で内閣支持率はガタ落ちなのに、自民党の支持率が堅調なのは、野党が相変わらず不甲斐ないからで、「平時」なら選挙で自民が負けることはありません。しかし、コロナ禍は命と生活に関わる問題であり、後手後手のコロナ対策への不満で有権者は鬱屈しています。

 さらには、有権者が首相の資質に疑問を抱き、桜を見る会や鶏卵汚職と不祥事も続いた。経済状況も厳しい。信を問うには最悪な状況です。いざ選挙となれば、自民支持者でも、選挙区は自民に投票しても、比例は自民に入れないという現象が起き得るのではないでしょうか。

 自民にとって、もうひとつ痛いのは、友党である公明党の組織の弱体化でしょうね。最盛期だった小泉時代の898万票(2005年衆院選比例)から前回は697万票(17年衆院選比例)まで200万票も減っています。これは、各選挙区で公明票をもらっている自民にも影響する。

 前回、野党候補と1万5000票差以内で勝利した自民議員は34人。公明票は表向き各選挙区に2万〜2万5000票といわれますが、比例票を選挙区数で割ると、実質1万7000票程度になります。自民でギリギリ当選してきている34人は、公明票がしっかり出なければ落選の憂き目に遭うことになります。

 ただでさえ、自民議員の4割を占める3回生以下は、これまで「風」に乗って楽な選挙ばかりしてきた。後援会活動や党員集めもほとんどしていないツケが回ってくるということになります。

 選挙関係者の中には、自民が70議席くらい減らしてもおかしくないという見方もありますからね。


野上忠興氏の獲得議席予測(C)日刊ゲンダイ

4.25補選勝利で野党一本化に弾み
 野党については、共産党が候補者を降ろすかどうかが鍵です。吉川貴盛元農相の辞職に伴う北海道2区の補欠選挙(4月25日投開票)は、立憲民主党の候補に一本化することで調整が進みそうです。補選で野党が大勝すれば、他の選挙区での一本化にも弾みがつく。前回1万5000票差以内で負けたような選挙区は、野党がひっくり返すことになるでしょう。

 現状、立憲の支持率は低迷しています。直近の朝日新聞の世論調査でも、前回の6%が5%に落ちました。しかし、比例区の投票先では12%から14%にアップしています。政党支持率の約3倍です。ある与党の選挙関係者の言葉を借りれば、「選挙というのは自民党に入れたいか、入れたくないか」となります。このご時世に積極的に自民に投票したい人がいるのかどうか。特に無党派層は、そうでしょう。全国の有権者は約1億人。自民にお灸を据えようということで投票率が2ポイント上がっただけでも200万票増え、比例区への影響は大きい。

 野党の一本化に加わらない日本維新の会については、関西は強いものの、全国的な広がりはないとみています。東京でも候補者を擁立しますが、選挙区での当選は難しく、自民に投票したくないけれど、立憲にも入れたくないという保守票の受け皿にはなるでしょう。れいわ新選組は山本太郎代表の人気だけなので、選挙区と比例区で1人ずつ取れば御の字でしょう。

東京、静岡で閣僚経験者が落選危機

 ブロック別では、北海道は立憲と共産の共闘が他ブロックより進んでいます。共産は北海道で比例1議席獲得を悲願にしています。前回、8000票強足りずに議席に届きませんでしたからね。

 今回は共産が選挙区で候補者を降ろす代わりに、立憲系の労組が比例で共産に協力するなどバーターがあるかもしれません。北海道は自治労を中心に労組が強いところですからね。そうなると自民は現有6議席から半減の可能性があります。

 東北は青森と山形以外は、自民にとって厳しい選挙となりそうです。コロナ禍の影響で野菜が大暴落して、農家は参っている。東北、新潟、長野は農家の「反乱」が起きやすい土壌。秋田、福島、岩手では、花の1区で自民が敗れる可能性があります。

 勝敗の行方を左右する首都圏については、自民党調査でも厳しい結果が出ているといいます。特に大票田の東京では自民は1区が厳しい。野党が候補者を一本化できれば、埼玉1区と千葉1区も自民現職が危なくなります。都市部は政治意識が高いので、「政府は何をやっているのか」という怒りが投票行動に結びつきやすいのです。東京は共産が候補者を降ろすかどうかで結果が大きく変わってくる。野党が一本化できれば、8区の石原伸晃元幹事長や14区の松島みどり元法相が敗れることも。24区の萩生田光一文科相も安泰ではありません。

 東海では静岡1区の上川陽子法相。後援会活動をおろそかにしていることが響いていると言われています。まだ野党が乱立しているので落選までは分かりませんが、大苦戦しそうです。

山口では林待望論、安倍前首相は不出馬情報

 西日本では広島3区が話題です。公選法違反で起訴され公判中の河井克行元法相の選挙区に、公明が斉藤鉄夫副代表を擁立しました。これに地元の自民は反発していて、「もう自民党員を辞める」との声も出ていると聞いています。漁夫の利で野党が議席を獲得しそうです。公明は最悪ケースでは、広島3区に加え、北海道10区、神奈川6区、大阪3区の計4議席を落とす可能性があります。

 中四国、九州は波乱の少ないブロックですが、香川1区の平井卓也IT担当相は選挙があまり強くなく、波乱要因です。

 注目は、やはり山口。自民の河村建夫元官房長官の3区で、同じく自民の林芳正参院議員が立候補を模索しています。実は山口では、安倍政権が幕を下ろしたことで、林待望論がジリジリと増している実相があります。下手すれば、林氏が3区ではなく、安倍前首相の4区で出馬する可能性もないとはいえない。4区の大票田の下関市は、もともと林氏の地盤ですからね。

 安倍前首相については、再々登板はあり得ません。体調も、総理大臣のプレッシャーから解放され、ストレスがなくなって気分が良くなっているようですが、決して潰瘍性大腸炎の持病が良くなったわけではないと聞いています。そのため、安倍氏が衆院選に不出馬で政界引退する可能性も絶無ではないとの情報もあります。その場合、後継は弟の岸信夫防衛相の長男になるのか、兄の長男になるのか不確かですが、いずれにしても故・晋太郎から3代続けて安倍家が4区を確実に維持できるのかどうか。

 国会で虚偽答弁を繰り返した桜を見る会の件で、安倍氏は地元でもかなり評価を落としていますからね。(表あり)

▽のがみ・ただおき 1940年生まれ。64年早大政経学部卒。共同通信社横浜支局勤務後、政治部へ。佐藤栄作、田中角栄両首相番後、主に官邸・自民党を担当し、福田派・安倍派をカバー。政治部次長、整理部長、静岡支局長などを経て2000年からフリー。著書に「気骨 安倍晋三のDNA」(講談社)、「ドキュメント安倍晋三」(同)、「安倍晋三 沈黙の仮面」(小学館)などがある。


関連記事
<週刊ポスト これが有権者の審判だ!>さらば菅総理 自民40議席減の大惨敗で退陣へ 令和3年 総選挙465議席 完全予測 
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/444.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 感染者確認したら対応する謎の水際対策(植草一秀の『知られざる真実』)
感染者確認したら対応する謎の水際対策
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/01/post-f14d68.html
2021年1月11日 植草一秀の『知られざる真実』


菅内閣の支持率が順当に下落し続け、不支持率が順当に上昇し続けている。

国民の命と暮らしを守る。

これが政府の最大の責務。

その最大の責務を放棄しているから支持率が急落し、不支持率が急上昇するのは当然のこと。

直ちに政策運営の刷新が求められるが、菅内閣が実行しない場合には、内閣の刷新が求められることになる。

コロナ感染が爆発的状況に移行しているが、これは菅内閣の政策運営の誤りによってもたらされた人災だ。

東アジアのコロナ被害は相対的に軽微だ。

不幸中の幸いと言える。

しかし、その環境下でも政府には感染収束への行動が求められる。

台湾政府は一昨年12月に武漢市の異変を確認し、直ちに水際対策を強化した。

中国政府が武漢市を封鎖した昨年1月23日には、直ちに武漢市からの入境禁止措置を採った。

マスクの重要性を正確に認識し、市民にマスクが行き渡るように政府が主導的役割を果たした。

役に立たないマスク配布に数百億円を無駄遣いした安倍内閣の対応と好対照を示した。

また、安倍内閣は中国政府が武漢市を封鎖した翌日に中国国民に対して2月春節の休暇に際しての日本旅行を要請した。

人口100万人当たりのコロナ死者数で日本は台湾の100倍に達している。

日本全国に感染拡大が発生した主因はGoTo事業と考えられる。

人の移動拡大がタイムラグを伴って新規陽性者数を拡大させることはデータが裏付けている。

私は11月24日付メルマガ記事
「反知性主義支離滅裂政策が日本を亡ぼす」に
https://foomii.com/00050

「11月3連休の人の移動を全面推進したことで、12月中旬の新規陽性者数が一段と激増することが予想される。

その主因がGoToトラブルキャンペーンにあることを予め告知しておく。

12月中旬に感染爆発状態が広がれば、年末年始の人の移動について、全面的な抑止措置が必要になる。

大津波特別警報を発令しておきながら、GoToBeachキャンペーンを展開するような非論理性、反知性主義、支離滅裂政策が日本を破綻に追い込む。」

と記述した。

そもそも感染収束を実現する前にGoToトラベル始動を強行したのが誤り。

7月下旬にGpToトラベル始動を強行した首謀者が菅義偉氏である。

10月1日には東京都がGoToに組み入れられて感染拡大地から全国各地への人の移動が急拡大した。

これに連動して11月には感染急拡大が現実化した。

11月12日に全国の新規陽性者数が3ヵ月ぶりに過去最高を更新。

11月16日には全国の新規陽性者数が初めて2000人を突破した。

11月21日からの3連休に人の移動が一気に拡大することは目に見えていた。

そこで、政府のコロナ分科会は菅首相に対してGoToトラベルの見直しを強く求めたが菅首相が拒絶した。

12月27日までGoToトラベルを強行推進して感染爆発をもたらした。

国民の命と暮らしを守るどころか、国民の命と暮らしを人為的に危険に晒す政策運営を続けている。

英国で変異種が確認され、12月28日に菅首相が

「国民のみなさんの命と暮らしを守るため、先手、先手で対応するために、全世界から外国人の新規入国者の停止を発表させていただきました」

と述べたが、実態はまるで違う。

外国人入国の太宗を占める「ビジネストラック」入国を制限していない。

ビジネストラックで月に5万人以上も外国人が入国している。

これを止めなければ入国規制は単なる「ザル」だ。

菅首相は1月8日テレビ朝日番組で、一人でも変異種が確認されれば入国を禁止すると述べたが、ビジネストラック11ヵ国で変異種はすでに確認されている。

それなのに入国禁止措置を取らない。

知事が緊急事態宣言発出を求めているのに、これに応じない。

菅首相の罷免が求められる段階に事態は移行している。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/463.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 「PSR」の意識が完全欠落した菅政権が第3波をもたらした 特別寄稿 浜矩子 同志社大学教授(日刊ゲンダイ)



「PSR」の意識が完全欠落した菅政権が第3波をもたらした 特別寄稿 浜矩子 同志社大学教授
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283694
2021/01/11 日刊ゲンダイ


PSRの意識の低さが感染者増を招いた(C)日刊ゲンダイ

 昨今、CSR(企業の社会的責任)への高い意識が企業に求められるようになっていますが、それと同等か、それ以上に我々は政治に「PSR(政治の社会的責任)」を強く意識してもらうべきなんじゃないか。そんなことを思っています。

 新型コロナウイルスの感染拡大に対する菅政権のむちゃくちゃな対応を通して、PSRが日本においていかに低いか、この政権においていかに酷いかを日々、目の当たりにさせられています。首都圏の1都3県を対象に、遅ればせながら「緊急事態宣言」が再発令されました。本当は発令して欲しくなかったのですが、それをもたらすに至った一因は「Go To トラベル」という名の「Go To トラブル政策」。これぞ、PSR意識の低さを表していると言えます。

 CSRの重要な土台を形成するものは、「倫理観」と「利他性」です。菅政権には、これらが完全に欠落しているのは間違いありません。人々が痛み、恐れおののいている時に、「旅行に行け」「飲み食いに出ろ」とけしかけ、そのことが明らかに感染者数の悪化を招いている。当初は「エビデンスがない」などと言い訳していましたが、時間的な経過や数値を見れば、相関関係は明白です。

「Go To」をもっと早いタイミングで一時停止にしていたら、緊急事態宣言の再発令には至らなかったかもしれません。菅政権に、この「社会的責任」をどうやって取らせるべきか。

 CSRの世界で最近もっぱら注目されているのは、「SCSR」という概念です。Sは「strategic(戦略的)」。どういうことかと言うと、CSRは「倫理観」と「利他性」という「清く正しくすばらしいもの」ではあるけれども、余裕のない企業にはコストとして受け止められがち。そこで、「利益追求と社会的責任を上手に結びつけるやり方があるのではないか」という考え方が出てきたのです。「本業に近いところで社会貢献するのがいい」と言っている学者もいます。

社会的責任の取り方を全く理解できない集団が政策展開

 ただし、そうした考え方は、一方でご都合主義の利益誘導にも見えてしまう。いかにも虫のいい考えだと思われ、ステークホルダーに嫌悪されかねない、と顔をしかめる企業もある。むしろCSRは本業から遠いところで考えるべきという企業もあったりと、なかなか複雑ではあります。

 とはいえ、方向性としてはやはり、あちらを立てればこちらは立たず、などと言わないで、ダイナミックな発想でCSRを経営に有機的に取り込んでいくべきだと思うんですね。

 同じことは政治についても言えるのですが、問題は、今の日本の政治が、何はともあれ自分たちにとって利益になる方向性しか選択できないこと。せめて「情けは人のためならず」くらいのことは知っていて欲しいものですが、これさえもなさそう。社会的責任の取り方を全く理解できない政治集団が、政策を展開していることが恐ろしい。

 利益追求が本務である企業でさえ、社会的責任意識を高めているのに、社会的責任意識の塊であって、それ以外の何ものであってもいけない政治が、その意識を持ち合わせてない……。そんな政治がもたらした災禍が、今のコロナ第3波なのです。



浜矩子 同志社大学教授
1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。「2015年日本経済景気大失速の年になる!」(東洋経済新報社、共著)、「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/464.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 「軍師不在」で「裸の王様」菅首相の機能不全(フォーサイト)
「軍師不在」で「裸の王様」菅首相の機能不全
https://www.fsight.jp/articles/-/47659
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ff7f222c5b66f3f795c7ee9?utm_hp_ref=jp-news
2021年01月08日 16時00分 新潮社 フォーサイト ハフポスト


年頭の記者会見で緊急事態宣言発令の検討を表明した菅首相

東京都の小池百合子知事が政府に緊急事態宣言の発令を直接求めようとしていた元日。菅義偉首相はこう言って、突っぱねる姿勢を示していた。

「小池はやること(午後8時までの営業時間短縮要請)をやらずに求めることばかり。1都3県の足並みが揃わなければやらない」

これを間接的に聞いた小池知事は、まず埼玉県の大野元裕知事に「一緒に西村(康稔・経済再生担当)大臣に直談判しよう」と電話で了承を取り付け、その後、神奈川県の黒岩祐治知事にも同行を求めた。

こうして2日夕、千葉県の森田健作知事も合わせ、4知事で西村大臣と面会することになるのだが、菅首相は小池知事により着々と外堀を埋められていることを知らなかったという。彼らの動向に関する情報が入っておらず、西村大臣も菅首相に細かな説明をしていなかったのだ。

結局、4日の年頭記者会見で緊急事態宣言の発令検討を表明せざるを得ない事態に追い込まれた菅首相は、小池氏の対応の「後手」という印象をぬぐえない。

このところ、ちぐはぐな政権運営の原因として指摘されるのが、菅首相の「軍師」となるような調整役の不在だ。外部の危機を首相の耳に入れる側近が少なく、これが政権としてのチームワークの欠如にもつながっている。

「官邸がどうしたいのか分からない」

「官邸が一体どうしたいのかよく分からない。下村さんの発信ばかりが目立ち、正直困っている。特措法を本気でやるなら、こちらもそれ相応の準備が必要だ」

自民党の森山裕国対委員長は12月17日、衆院本会議場の裏にある控室を密かに訪れた加藤勝信官房長官に不満をぶちまけた。

自民党の下村博文政調会長がこの直前、コロナ対策を強化するための新型インフルエンザ特別措置法の改正議論をめぐり、次期通常国会で改正する意向を突然ぶちあげていた。

森山氏は当初、政府側から「特措法に手を付けるのはコロナの収束後」と聞いていただけに、官邸の真意をつかもうと加藤氏を呼び出したのだ。

現行の特措法では、感染防止策として飲食店などに休業要請したり外出を自粛するよう求めたりすることに、罰則規定がない。全国知事会などは感染対策の実効性を強めるため、罰則を加えた法改正を求めているが、私権制限を一気に強めることにつながるほか、休業を強いる見返りとしての金銭補償の定義など、随所に細かな制度設計も必要だ。

自民党国対幹部は、特措法の改正は「通常なら1年以上かけて微細な議論をしなければならない案件」と説明する。

今年は7月に東京都議選や東京五輪の開幕を控えるだけに、6月に会期末を迎える通常国会の大幅な延長は難しい。政府が当初、「改正議論は今回のコロナが収束した後」と考えたのはこのためだ。

加藤氏は12月17日、森山氏に「政府はあくまで感染収束後に抜本的な法改正に着手するという立場だ」と重ねて説明したが、当の菅首相が数日後、次期通常国会で改正を目指す方針を講演などで表明し始めた。

「本気で特措法を仕上げるなら、次の国会の運営方法も相当工夫しなければならないのに、官邸はどうなっているんだ」

と周囲に怒りをぶちまけたという。


時事通信社 菅首相と閣僚ら 撮影日:2020年09月16日

機能していない官房副長官

「加藤氏が直接森山氏のもとを訪れた経緯には、もう1つ深刻な危機が隠れている」

別の自民党国対関係者は、憤りながら政権のさらなる足並みの乱れを訴える。

本来、官邸と自民党国対をつなぐ橋渡し役は、官房長官でなく、その下の官房副長官が行うはずだが、その役割を担うはずの坂井学官房副長官が機能していないというのだ。

坂井氏は毎週自民党国対の朝の打ち合わせに参加し、政権の動きなどを報告している。しかし、この国対関係者によると、坂井氏は菅首相の初外遊となった2020年10月のベトナム・インドネシア歴訪の日程などを森山氏に詳細に伝えず、同月に始めた臨時国会の召集時期などが二転三転する原因となった。

以後、森山氏と坂井氏との間はぎくしゃくし続けている。森山氏が加藤氏を直接呼んだのも、坂井氏への潜在的な不信感の裏返しと言える。

坂井氏はもともと無派閥で、菅首相の側近グループ「ガネーシャの会」のリーダー的な存在だ。官房副長官となったのは、菅氏が同じ神奈川県選出で特に親しいことを見込んでのことだった。

ただ、官房副長官は、自民党と官邸をつなぐ連絡係だけでなく、霞が関の省庁に細かな指示を下し、彼らの要望を首相に上申すべきものかどうかを振り分ける「下手な閣僚ポストより権限が集まりやすい」(閣僚経験者)重職だ。安倍晋三前首相や加藤氏が頭角を現した政界の登竜門でもある。

ただ、自民党幹部は、

「坂井は党の主要派閥に人脈がなく、個人的にも調整能力に乏しい。逆を言えば、外部から火の手が近づいていたとしても、情報をキャッチする能力も低い」

と手厳しく語る。

「伝書鳩」のような側近は不要

もっとも、首相も坂井氏を登用する際、その政治能力をまったく知らなかったわけではないだろう。

首相は就任時、「国民のために働く内閣」と定義づけ、携帯電話料金の値下げや不妊治療への公的医療保険の適用拡大などを素早く実現すると訴えた。

この背景には、「首相が官房長官時代のように自分でそれぞれの所管省庁に細かく工程表などの指示を出す」(首相周辺)ワンマン的な手法で乗り切れるという自負があった。

実際、携帯電話を所管する総務省幹部は、

「大手3社の主力ブランドがどの程度値下げしなければならないかまで、首相から直接電話で指示を受ける」

と打ち明ける。

言い換えれば、「伝書鳩」のような側近は不要ということだろう。

政権運営において首相の指示が際立っている現状は、前任の安倍首相時代とは大きく異なる。

野党からは「ワンマンの安倍1強」などと批判されたが、実際は安倍首相だけでなく、当時は官房長官として首相の軍師役だった菅氏や今井尚哉首相補佐官らの官邸官僚らが丁々発止のやりとりを行い、重要政策の行方を決めていた。

国内で新型コロナの初感染が確認された2020年1月から春ごろまでは、菅氏と今井氏が対立することもあったが、夏以降は、菅氏が肝入りで進めた観光支援策「Go Toトラベル」を首相以下官邸が一丸となって支えるなど、チーム力が光った。

安倍氏に仕えた佐伯耕三元首相秘書官は、9月に官邸を去った後、

「よく『安倍独裁政治』などといわれたが、安倍さんはスタッフの諫言を割と柔軟に聞くタイプだった」

と周囲に語ったこともある。

これが7年9カ月もの長期政権のバックボーンとなった。

翻って今の菅官邸の内情はどうだろうか。

本来、女房役となる加藤氏について、官邸関係者は、

「良くも悪くも大蔵省出身の役人気質が抜けず、政治家として『ここがリスク』と進言するような機会が少ない」

得意の厚生労働分野でも、科学的知見に基づく意見を淡々と語るだけで、世論の批判が急速に高まった「Go To トラベル」をめぐっても、事業継続に固執する首相をたしなめるような場面は「ほとんどなかった」(同)という。

西村経済再生担当相との溝


時事通信社 記者会見する西村経済再生担当相 撮影日:2020年11月20日

菅首相は、コロナ対策の司令塔を担う西村康稔大臣とも溝が深まっている。

最近の西村氏は全国で感染が急拡大している現状を見据え、政府の新型コロナ分科会の尾身茂会長とともに、首相により厳しい対策を取るよう日に影に求めている。

しかし首相は12月上旬、気の置けない党内の若手議員と会食した際、「Go To トラベル」を全国一斉に即時停止するよう暗に求めた西村氏への不満をまくし立てたという。

「新幹線や飛行機に乗って移動することが感染を広げるわけではないでしょ。旅先だろうが日常生活だろうが、大人数の会食やマスクの非着用や取り外しが感染拡大の理由であることには変わりない。なのに医者たちは、感染者がゼロになるために最適な手段ばかり考える。最近の西村は『医者の側』に行ってしまった」

政治家ならば、一定のリスクを負っても経済不況を忘れてはならない――。言下にこう言いたかったのだろう。

西村氏は12月13日夕、官邸で首相と加藤氏、田村憲久厚生労働相を交えた協議に臨み、尾身氏の助言をもとに、「年末年始の人の移動を極力抑えなければならない」として、全国一斉の運用一時停止に踏み切るよう強く求めた。

しかし、当時の首相はこの場で難色を示したばかりか、西村氏に北海道が感染拡大のピークを越えたとして、事業を一時停止している札幌市の規制を緩和できないか打診したという。西村氏は、「そんなのは世論が持ちません」と激高。

結局、首相は提案を取り下げ、翌14日に28日から1月11日まで事業を全国一斉に一時停止することを発表した。

「官邸官僚」の影響力もなし

「官邸官僚」と呼ばれる面々も、安倍政権時代ほど影響力を持っている輩は見当たらない。

当初、往時の今井氏のような存在になると見られていたのが、旧民主党政権から官邸に居続ける和泉洋人首相補佐官だった。

首相が10月、ベトナムで首脳会談に臨んだ際、和泉氏は首相と通訳を挟んだすぐ左隣に座り、同じく同行した北村滋国家安全保障局長らを飛び越え、「政治家以外では随行トップ」(官邸関係者)の地位となった。

安倍政権下では、海外出張の際に、当時部下だった大坪寛子・現厚生労働省大臣官房審議官を同行させ、「コネクティングルームに一緒に宿泊した公私混同」などと騒がれた和泉氏だが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けた工事着手などでは司令塔的な役割を担い、基地問題に入れ込んでいた菅氏も厚い信頼を寄せるようになった。

しかし、和泉氏は現在、政権の看板政策である「デジタル庁」設置に向けた「データ戦略タスクフォース」などの指揮を執るものの、今井氏のように政権運営全般に口を出すような様子は見られない。

和泉氏の古巣の国土交通省が所管する「Go To トラベル」をめぐっても、「経済再生に不可欠」と事業継続に固執する首相に的確なアドバイスをしたような様子は見られない。

そもそも政府が7月に事業を始めた際、官邸は急に東京除外やキャンセル料の負担などを言い出し、対応が二転三転。所管する観光庁の職員は、何日間も未明まで残業を続ける地獄を味わった。

国交省幹部は、

「和泉氏は急に無理筋の指示を出せば、所管官庁がどんな厳しい目に合うかわかるはずなのに、首相にきちんと進言した形跡はない」

6人の事務担当の首相秘書官もあまり機能している節がない。菅首相はこのうち4人を官房長官時代からそのまま登用し、当初は「チーム菅」を構成するようにも見えた。

このなかには、特に首相がかわいがっている外務省出身の高羽陽氏のような存在もいる。しかし、官邸の内情をよく知るスタッフは、

「それぞれの秘書官は自身の出身官庁のノリを超えて仕事をするような雰囲気がなく、みんな他人行儀のように映る」

と現状を打ち明ける。

「何でも自分で決めすぎる」

即座に政権の成果をあげるためにも、自分がトップダウンで指示を出せばいい――。官房長官時代に「強面」で鳴らした菅首相はこう考えたのかもしれない。これが、側近の弱体化を招いた原因という指摘は多い。

側近らもいつの間にか、菅首相の指示を待つ機会が増え、能動的に政権の危機に対処するような力が弱まったという面もある。あるいは、坂井氏のように、最初から菅首相が「割り切ってポストを充てた」(自民党幹部)人事もあっただろう。

しかし、官房長官時代と違い、菅首相は国民の命がかかるような政治決断を、毎日のように行わなければならない存在だ。その過程を最初から最後まで個別に把握して処理するには限界がある。逆に、時には厳しく諫言できる側近がいなければ、菅首相が「裸の王様」となるのにそう時間はかからない。

菅首相は12月上旬、知己のメディア関係者に、「首相になってから、情報がまったく入らなくなった」と愚痴をこぼした。ある官邸スタッフは「首相はなんでも自分で決めすぎる。現場に決断をゆだねない弊害は『Go To』などで一気に出た」とも分析する。

もし、緊急事態宣言が発令されるこの局面で菅首相が対応を誤り、欧米のような爆発的感染を日本でも招いたならば、再選がかかる今年9月の自民党総裁選や次期衆院選は大荒れとなりかねない。このピンチは首相1人の力では乗り越えられないはずだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <さらば菅首相 虚像の仕事師>それにしても前評判との落差に愕然(日刊ゲンダイ)

※2021年1月10日 日刊ゲンダイ2・3面 紙面クリック拡大




※文字お越し

「だめだこりゃ」――。多くの国民はそう言って、悪夢のような「もしもシリーズ」を終えたい心境だろう。その「もしも」とは、どうしようもないポンコツが総理大臣になってしまったら。就任から3カ月余り。菅首相が見せつけたのは、笑うに笑えないコントのような失政の連続だ。

「最優先課題は新型コロナウイルス対策です」

 菅は昨年9月16日の就任会見でそう息巻いたが、自ら旗振り役として始めた「Go To トラベル」に固執し、コロナ対策は後回し。11月以降、政府分科会の尾身茂会長がGo Toの運用見直しを強く主張したのに、とことん「専門家」の意見を軽視。65歳以上の利用自粛など半端な制限にとどめ、感染拡大が止まらない悪循環に陥った。

 ようやく先月14日に重い腰を上げ、全面停止を決めた理由も、直前の世論調査で当初70%近かった支持率が3割台にほぼ半減したことへの焦燥感から。わが身可愛さで国民のことなど二の次、三の次。その上、停止まで約2週間の猶予を設ける「うすのろ」ぶりだ。

 とうとう大晦日には東京の新規感染者が1000人を軽く突破。新春早々、緊急事態宣言の再発令に追い込まれたが、この期に及んで「感染リスクが高い」と勝手に決め付けた飲食店を狙い撃ちの限定策に過ぎない。

 こんな生ぬるい対応で、1日1万人に近づく感染者数を封じ込められるわけがなく、恐らく宣言延長や対象地域の拡大、規制を強化することになるだろう。再び小出し、後出し、国民のダメ出しは目に見えており、つくづく菅は学習能力に欠けている。

 まさに「バカな大将、敵より怖い」。今や後手後手首相の存在こそ感染爆発の元凶と言っていい。政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「感染症対策はスピード勝負です。早いほど対策期間は短くて済むのに、菅首相は後手後手の場当たり策の連続で感染を拡大。医療機関はコロナ対応に追われ、崩壊寸前です。実際、冬場に増える脳卒中や心筋梗塞の『緊急患者を受け入れられない』と明言する大学病院も出てきました。救える命が救えない事態なのに、その惨状を招いた自覚と反省が菅首相からは感じられません。いまだに『人類がウイルスに打ち勝った証し』として“バラ色の五輪”開催にこだわり、海外から人を呼び込もうとするヨコシマな気持ちが抜本対策への重しとなっている。国民の命より五輪優先の政治姿勢は万死に値しますよ」

庶民派どころか、強烈な選民思想の持ち主

 記者会見や国会答弁では言い間違いを連発。許されないタイミングで「ガースーです」とやらかす。たった3カ月強で誰の目にもポンコツぶりが露呈した菅だが、それにしても前評判との落差に愕然とする。

「最強の官房長官」「鉄壁の危機管理」なんて触れ込みは全部嘘だ。首相になっても「その指摘は当たらない」「答えは差し控える」とマトモな説明を拒み続けた7年8カ月もの長官時代と変わらぬスタンス。その場しのぎの逃げと、ごまかし話法で塗り固めたメッキは、はげ落ちた。

 発足当初に「手堅い仕事師内閣」とか言われたのも、今となっては信じがたい。菅は「Go To 感染」の失政を、さも飲食店の感染リスクは高いと決め付け、論点ずらし。宣言発令の土壇場で政令改正によって休業や時短営業を要請できる施設に飲食店を追加。要請に応じない店名を見せしめ的に公表し、新型コロナ特措法を改め、罰金まで科そうとしている。

「『仕事師』のクセにロクに仕事もせず、意に沿わない国民に罰を与えるとは、まるで『仕置人内閣』の恐怖政治です。かように愚劣な政治家の『雪深い秋田の農家に生まれ』というメッセージをことさら強調。『パンケーキ好きの令和おじさん』などと庶民派PRに加担した大マスコミの責任も重い。高ゲタを履かせた印象操作で、無能首相に期待を持たせた国民に謝罪すべきです」(本澤二郎氏=前出)

 時短要請の夜8時までの繰り上げに応じなかった小池都政に、菅は不満タラタラだったようだが、Go To 全面停止の発表当日の夜を忘れたのか。夜9時寸前に銀座の高級ステーキ店に駆けつけ、忘年会に興じていた二階幹事長や「世界の王」と野球談議に花を咲かせたのは、どこの誰だ?

首相にひれ伏し、ヨイショしてきた自民党も同罪

 首相である自分は特別な存在で、多人数での夜の会食も許されると思っていたなら、大間違い。あのステーキ会食が象徴するのは庶民派どころか、菅の選民意識。「自助」だけで総理の座まで上り詰めた強烈な自負心というよりも、勘違いの上に成り立つ驕りだ。

 菅の目に国民は愚弄し、見下す対象としか映っていないのだろう。でなければ、コロナ禍の苦境に立つ国民をさらに痛めつけ、見殺しにするような失政を続けられるわけがない。こんな首相にひれ伏し、ヨイショしてきた自民党も同罪だ。

 しゃべれない、逃げる、ごまかす。Go Toに頑迷固陋と政策の優先順位はトンチンカン。このコロナ禍にマイナンバーと免許証や預貯金口座のひもづけなど不要不急の仕事をやりたいと力む。やっぱり、菅はただのバカだ。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言った。

「もはや国家観がないというレベルではなく、菅首相には政治観がないのです。そもそも人前に出ることを恐れていては政治家としての資質にも欠けます。権謀術策を好み、闇に隠れて生きるタイプで、コロナ禍に必要な国民との絆は結べそうにない。安倍前首相同様、嘘とゴマカシにたけた人物をトップに担ぎ上げた自民党の“土壌”が腐敗しているとしか思えません。4月25日予定の2補選で『連敗すれば菅降ろし』との声も聞こえてきますが、そんな悠長なことを言っている場合ではない。政権の命脈よりも国民の命の方が大事。無能首相には即、退場を勧告します」

 感染爆発という国の危機に、虚像の仕事師の出る幕はない。さらば菅首相。サッサとお引き取り願い、「次、行ってみよう」が国民の望みだ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/466.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 報ステ・日曜討論「仮定の事は考えない、答えを差し控える」に批判の嵐(まるこ姫の独り言)
報ステ・日曜討論「仮定の事は考えない、答えを差し控える」に批判の嵐
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/01/post-cc54c7.html
2021.01.11 まるこ姫の独り言


>仮定の質問には答えられません。
捜査中なのでお答えは差し控えます。
ご批判は全くあたりません。
全く問題ありません。
答えられることと答えられないことがあります。


「仮定の質問には答えられない、お答えを差し控える」は安倍前首相も使ってきた手法だ。

安倍のメディア統制は完ぺきだったのか、ほとんど安倍批判がされてこなかったと私は思っている。

が、菅にはコロナ禍への後手後手対応と、優柔不断で決断力のない政治姿勢や、魚の腐ったような眼であり、なおかつ金壺まなこでボソボソ喋る、貧相な姿かたちも影響しているのか、今や菅への批判が止まらなくなってきている。

官房長官時代、これと「全く当たらない、問題ない」も駆使して、記者の質問はもとより、腰抜けメディアの批判を抑えてきたのが「菅官房長官」だ。

官房長官時代、菅のこの発言で内閣記者の質問をシャットアウトしてきた。

ほとんど、菅のこの木で鼻をくくったような答弁で、望月記者以外は異議を唱えず従順に従うお粗末さ。

しかも記者連中が、官房長官の味方をして望月記者を排除するまでになっては、異常としか思えなかった。

菅もこの成功体験が、総理になった場合でも通用すると思っていたのだろうが、今では「仮定の質問に答えらえない」を言った途端、総突っ込みにあう。

やはり有事の際に、「仮定の質問には答えられない」で逃げる総理に、国民は何を期待したらいいのか。。

総理となれば、最悪の事態(仮定)を想定して議論をする必要もあるし、仮定の質問にも、自分だったらこうしたいと答える必要も当然あると思うし、嫌な質問や答えたくない質問には「魔法の言葉」でシャットアウトするようでは、国民は総理への不信しか抱かない

今後五輪はどうするのかとか、防衛はどうするのかとか、すべて仮定の問題なのに「考えない」では国のトップとして話にならない。

こんな行き当たりばったりの総理に国を任せて来た結果が今にあるし、自民党議員は本当にこの男が国をリードして行けると思っていたのか、総裁選もお粗末極まりなく狂っていた。

今後のコロナ対策、本当に大丈夫だろうか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/467.html

   

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