★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年1月 > 31日00時50分 〜
 
 
2021年1月31日00時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK278] 二階が指示をだし自民党全職員PCR検査、自分達には超甘く国民には冷酷に(まるこ姫の独り言)
二階が指示をだし自民党全職員PCR検査、自分達には超甘く国民には冷酷に
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/01/post-ee194e.html
2021.01.30 まるこ姫の独り言


自民党らしいと言えばらしいが、自分達のことになると対応が早いよな。。

自民党は全職員にPCR検査したんだと。
しかも二階幹事長が指示したとさ。


二階幹事長が自民党全職員のPCR検査実施指示…ネット上は大荒れ「上級国民の集まりか!」
                         1/29(金) 20:04配信 東スポWeb

>同男性職員は直近の1週間で国会内や衆参議員会館への入館歴はなく、党職員に濃厚接触者はいないという。これを受けて二階俊博幹事長らの指導に基づいて、党本部に勤務する全職員約200人を対象にPCR検査を今週から開始。来週までにすべて終了する予定だという。

>永田町の党本部においては、同男性職員の行動履歴に基づいて、消毒作業を済ませた。


これ以上ないと言うような完璧な対応。

素晴らしい!


と、皮肉の一つも言いたくなるほど国民への対応はおざなりだ。

政府はこの1年間国民へは「PCR検査をすると医療崩壊が起きる」とか「PCR検査の精度はあてにならない」とか驚くような言い分で検査を抑制しまくってきた。

一年経った今でもだ。

最近でもまったく国民へのPCR検査が増えていないのに、自民党のPCR検査の早い事は!

PCR検査の精度が当てにならないのなら、検査することないじゃんね。

石原伸晃の場合、「21日に会食、その後PCR検査を受けるよう勧められ都内の医療機関で検査、22日午後、陽性が確認され発熱などの症状はないものの、持病があるからとの理由で22日入院」

早!

今まで腑に落ちなかったのは、無症状なのに石原が会食後のPCR検査を受けたのはなぜなのか。

自民党議員は定期的にやってきたのではないか。

今回、職員を対象にPCR検査の実施は言うものの、政治家に検査と言わないのは、前から恒例になっていたから今更指示をする必要がなかったと。

そういうことにならないか?

自公政権がこの1年やってきたのは、コロナ対策よりもGoTo優先。

こちらも、菅が12月11日に出演したニコ生で、「いつの間にかGoToが悪いということになってきましたが、移動では感染しないという提言もかつてしていただいているんです」と分科会からお墨付きをもらったかのように言っている。

これ一つとっても無能さが分かる。

感染状況は刻一刻と変わってきているのに、「かつて」にこだわる菅。

最新情報を常に上書きすればいいものを、いつまでも過去で思考停止しているから対策が後手後手になるのと違うのか

国民への対応は、すったもんだしているのに、どうして自民党の自分達の対応は光のように早いのか。

いざ身近に危険が迫ると自分達だけ電光石火で検査を受けられてしまう事に、底なしの絶望を感じる。

何なんだ自公政権は。

緊急事態宣言を出し、国民へは不要不急の外出は自粛と言いながら、出した側は、深夜に高級クラブに行き、バレるとクラブ閉店後に陳情を受けたと開き直る。

総理からして、8人会食やハシゴ会食、そして朝会食までルーティンのようにやっているのだから、下が従うわけないわ。

危ないとなったら、特権階級の人達は、即PCR検査を受けられるし、即入院できるし、至れり尽くせりだもの。

税金で飯を食ってる側がこの待遇。公僕意識はないのか。


関連記事
二階幹事長が自民党全職員のPCR検査実施指示…ネット上は大荒れ「上級国民の集まりか!」(東スポ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/748.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 梅沢富美男 菅首相「生活保護」発言に怒り爆発「こんなにバカにされて自民党に入れるヤツいるのかね」(スポニチ)
梅沢富美男 菅首相「生活保護」発言に怒り爆発「こんなにバカにされて自民党に入れるヤツいるのかね」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/28/kiji/20210128s00041000498000c.html
2021年1月28日 22:39 スポニチ


俳優の梅沢富美男 Photo by スポニチ

 俳優の梅沢富美男(70)が28日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演、物議をかもしている菅首相の「最終的には生活保護がある」発言について「国民をバカにしている」と怒りをぶつけた。

 問題発言が飛び出したのは、27日の参院予算委員会の答弁。菅首相は新型コロナウイルス対策で「10万円」を給付する特別定額給付金を「再び支給することは考えていない」と否定。一方で、政府の支援が届いていない人がいるのではないかとの質問に「最終的には生活保護という仕組みもある」と語った。

 これに対し、「国民が生活保護に陥らないようにすることが政治の役割ではないのか」との声が噴出し、SNS上などで大炎上する騒ぎになっている。

 梅沢は「言っちゃいけないことを言っちゃったよな。国民をなんだと思ってるんだ」と憤った。コロナ禍で経済的に困窮する人が続出している状況を知りながら「10万円なんて出しませんよ…と。よくそこまで言えたよな」。

 一方で、「国民が試されている」との見方も示した。「今度の選挙ではっきりするんじゃない。これで応援する国民なら、生活保護受ければいいじゃない。でも、おれは変わってくると思うよ、こんなにバカにされてまで自民党に入れるヤツいるのかね、疑問だな」と声を荒げた。

 MCの垣花正キャスター(49)が「経済政策と生活保護とは全然違います。生活保護は福祉ですから」と応じると、梅沢は「あいつら、偉いもんだな、うん、大したもんだ」と、世論と乖離する菅政権を皮肉ってもみせた。



バラいろダンディ 2021年01月28日

※4:16〜 梅沢富美男氏「こんなにバカにされて自民党に入れるヤツいるのかね」
再生開始位置設定済み




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/754.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 日本はアジア初のカモ…廃物利用の原発を“万歳購入”した人 中村敦夫 末世を生きる辻説法(日刊ゲンダイ)



日本はアジア初のカモ…廃物利用の原発を“万歳購入”した人 中村敦夫 末世を生きる辻説法
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/284512
2021/01/29 日刊ゲンダイ


日本の保有プルトニウムは国内外で45トン(関西電力高浜原発に到着した輸送船から陸揚げされるMOX燃料)/(C)共同通信社

 いくら「反戦」を唱えても、なかなか戦争はなくなりそうもない。なぜなら、戦争は夫婦喧嘩と違い、経済行為だからである。

 究極の経済政策とは、「強盗」のことだ。

 他者の所有物を奪うのは、暴力が一番手っ取り早い。そして、暴力の決め手は大量破壊兵器である。人類は76年前に核兵器を発明し、広島、長崎の悲劇を実現した。その後は、他国にも核が渡ってしまったため、現実的に使用は不可能となった。

 いやいや、必ずしもそうとは言えないか? 大統領退陣式でトランプがやけになり、イランに向けた核攻撃のボタンを押すことだってあり得た。無論、その時点で、人類史は終わっていただろうが。

 さて、人間というのは一見賢そうに見えて、相当バカっぽい動物だ。原爆開発に大金をつぎ込んだ揚げ句、やたらに使用できないと知った米政府、軍部、投資家たちは原爆製造技術を利用し、元金を取り返そうとジタバタした。原子力潜水艦での応用には成功したが、何隻も需要がある代物ではない。苦しまぎれにたどり着いたのが、「原発」だった。

 原発が生み出すプルトニウムは、核兵器に転用しやすいのを知りながら、世界に向け大々的に売り出した。そのキャッチコピーが「原子力の平和利用」だった。

 アジアで最初のカモになったのは日本だ。1953年、米国の諜報機関は、当時改進党の若手代議士だった中曽根康弘をハーバード大学に呼び寄せ、3カ月間の原発教育を浴びせた。どう考えても異常な出来事だ。翌年には早くも、日本初の原発関係予算が、国会通過。

 中曽根と並んで、日本の原発振興に身を投じた大物がもうひとりいる。読売新聞の創始者であり、後にNTVをつくった正力松太郎。公安警察出身、普通選挙運動弾圧、大政翼賛会幹部。戦後はA級戦犯として投獄されていたが、釈放後は政界に入る。

 水爆実験反対の国民運動が広がるのを危惧し、米諜報機関と組んで、原発の安全神話デッチ上げに没頭した。

 正力、中曽根は2人とも、科学技術庁長官、原子力委員会委員長の役職に就き、この狭い地震列島に危険な原発を造りまくった。

 アメリカ政府にとっては、2人ともウハウハのオ友達だ。原爆を落として20万人も殺したはずの相手国が、今度は廃物利用の原発を、万歳しながら買ってくれたのである。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/755.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 優秀な官僚が消えていく…今すぐ国会議員の意識改革が必要だ! 国民に犠牲を強いる前に自分を改めよ(現代ビジネス)


優秀な官僚が消えていく…今すぐ国会議員の意識改革が必要だ! 国民に犠牲を強いる前に自分を改めよ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79725
2021.01.31 野口 悠紀雄 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問 一橋大学名誉教授 現代ビジネス

国会の質問取りが、いまだに旧態依然たる対面・口頭でなされている。これが官僚の深夜勤務の温床になっているとかねてから指摘されていたが、コロナ下では、在宅勤務の妨げになっている。3密回避ができないので、感染拡大の点からも問題だ。

技術的には簡単に実行できることが導入されないのは、国会議員の意識が古いままだからだ。民間企業に在宅勤務や時短を要請するなら、まず国会議員の意識改革が必要だ。

対面質問取りがあるため在宅勤務ができない

霞ヶ関の若手官僚が国会答弁の作業で疲弊していると報道されている。



質問取りを電話かメール、あるいはビデオ会議で済ませればよいのに、議員会館まで出向いて、対面で聞いてこなければならない。これがあるために、中央官庁は在宅勤務への切り替えができない。

政府が「在宅勤務で出勤者7割減」と民間企業に要請しているのに、中央官庁と政治家の間では、旧態依然たる世界が続いているのだ。

批判を受けて、1月21日の衆院議院運営委員会理事会で、官僚による国会議員への「質問取り」について、対面形式をできる限り自粛するとの合意がなされた。

しかし、「できる限り」であり、「当面の期間」となっている。これで抜本的な改革になるのだろうか?

内閣府が20年12月に実施した調査では、公務員のテレワーク実施率は14.5%で、他の業種も含めた全体平均の21.5%を大幅に下回った。

コンサルティング会社のワーク・ライフバランス社が、国家公務員480人を対象に行なった調査では、「議員への説明はオンラインに移行せず対面のままだった」との回答が83%を占めた。(「コロナ禍における政府・省庁の働き方に関する実態調査)。

長時間にわたり、対面で、3密に該当する環境での説明が求められた。マスクを外させられたケースもあったという。

「国会の質問取り」とは?

「国会の質問取り」といっても、多くの人はあまりよく知らないことだと思うので、説明しておこう。

国会の委員会における質疑は、その場でのやり取りで丁々発止の議論が行われていると考えている人が多いと思う。しかし、実際にはそうではない。質問も、それに対する答弁も、あらかじめ準備されたものなのだ。それをただ読み上げているに過ぎない。

質問は、前日の昼頃までに担当官庁に通告する必要がある。それを見て、官僚が答弁書を作成し、答弁者である大臣に渡す。

実際には、若手官僚が議員会館までいって質問を聞いてくる。そして、それに対する答弁を準備をする。まず担当の省庁が答弁を作成する。予算措置と絡んでいる場合には、財務省がチェックする。

こうしたプロセスの是非も問題なのだが、ここではやり方を問題としよう。

私も経験した「質問待機で深夜勤務」

「質問取り」は、深夜勤務の元凶であるとして、数年前から問題視されるようになった。

質問通告は前日の昼頃までとなっているのだが、実際には、夜遅くになってしまうことが多い。官庁では、その間、待機している。そして、深夜からの作業が必要になってしまうのだ。

これがいかに辛いことか、私にはよく分かる。なぜなら50年前、私は大蔵省(現在の財務省)主計局調査課で課長補佐をしており、その仕事をさせられていたからだ。

質問が来るのが10時過ぎだ。他省庁宛の質問の場合、各省庁がまず答弁を用意し、それができた後で、主計局の各係にチェックしてもらう。調整が終わるのは、深夜の2時、3時になってしまう。

超勤時間が月に300時間を超えてしまうこともあった。ピーク時には、家に帰れなくなる。時々家に戻ると、翌朝出勤する時に、子供たちから「お父さんまた来てね」と言われた。これは、創作ではない。実際にあったことだ。

その頃に比べて、役人の相対的地位は低下している。だから、若手官僚にとって事態が悪化していることは、容易に想像できる。

ビデオ会議など別世界の日本の政治家

深夜勤務の問題は、「通告は前日昼まで」というルールが無視されていることから生じるものだ。この問題は、いまでも残っている。

コロナ下では、それに加えて、「対面」という問題が生じた。これが、冒頭で述べたことだ。「対面・口頭」という方式は昔から続いているものだが、コロナ下では、これが「感染拡大」という問題を引き起こすことになった。

しかし半面で、昔は利用できなかった情報技術が利用できるようになっている。メールは随分前から使えるようになっているし、いまでは、ビデオ会議によって対面に近いことができる。そうした手段を使えば、対面回避は簡単にできる。情報漏洩が問題というなら、そうした問題が生じない回線を用意すればよい。

それにもかかわらず、一向にそれを使おうとしないのだ。前回の緊急事態宣言下でも、議員への対応をオンラインで済ませたことは、一度もないといわれる。当然予想されることではあるが、メールでのやりとりを嫌う議員も多いそうだ。
 
こうして、議員との面会待ちのため、事務所の廊下に若手官僚が列を成す風景が続く。これでは、3密回避もできない。

民間に犠牲を強いる前に自分たちの意識改革を

前回の緊急事態宣言で、営業自粛が要請された。今回の緊急事態宣言下では、飲食店に時短要請をする。人と人との接触を少しでも少なくするためにそうせざるをえないのだが、民間事業者の生活の基本である営業に制約を加えようというのだ。
 
そうした犠牲を強いようというのだから、政治家は、自らの行動も見直すべきだ。
 
上で述べたように、問題は、技術的な点にあるのではない。実際、民間企業では、ビデオ会議は、ごく普通の日常事になった。企業活動だけではない。幼稚園児でさえ、設定さえなされてあれば、ビデオ会議など 軽々とこなしている。しかも、オンライン化は、営業時間短縮のように犠牲を強いることではない。

本来は、関係者すべてにとって望ましいことだ。

必要なのは、意識を変えるだけのことである。コロナ下で、多くの人々が対面からリモートへと意識を切り替えた。本来であれば人々に模範を示すべき国会議員が、もっとも遅れている。信じられないほど遅れているといわざるをえない。

それができないで、民間企業に「在宅勤務で出勤者数7割削減」といっても、全く説得力がない。

菅内閣は、「デジタル化」を標榜するのであれば、まず国会質問とりのデジタル化を実現すべきではないか?

それだけではない。本来は、議会活動そのもののデジタル化が考えられるべきだ。イギリス議会や欧州議会では、オンライン議会が採用された。そして、オンライン審議や遠隔投票が行なわれている。

それは、万一議員の間に感染が広がった場合においても、なおかつ議会活動を止めないための安全策であり、最悪の事態に備えるという意味で必要な措置だ。

日本でも、地方議会が委員会や本会議をオンライン化できるよう、国に対して法改正を求めている。

デジタル化は、行政手続きの印鑑廃止で終わりになってしまってはならない。

優秀な人材が集まらなくなる

内閣人事局の調査によると、20年10〜11月に、国家公務員の正規勤務時間外の在庁時間は、20代総合職で3割、30代で15%程度が、月80時間を超えた。

こうした状況下で、若手官僚の退職が増えている。19年度には、自己都合を理由とした20代の国家公務員総合職の退職者が87人いた。6年前に比べると4倍の増加だ。危機的な状況だといわれる。

官僚の問題は、なかなか世の中の人々の共感を得にくい。しかし、有能な人間が集まらなくなるのは、由々しき問題だ。 

彼らの勤務環境の改善は、日本の社会を少しでもよくするために、不可欠なことだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/756.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 日本の捜査協力は限定的、と仏側 招致疑惑で竹田氏聴取内容が判明(東京新聞・共同)
 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/83165
 
2021年1月31日 06時00分 (共同通信)
 
 2020年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑に関し、フランス当局の予審判事が18年12月にパリで日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長(73)に事情聴取した内容の大枠が30日、関係者への取材で分かった。前年に国際捜査共助に基づき行った東京地検特捜部による竹田氏ら招致関係者の聴取について、判事は「限定的で欠陥が多い」と指摘した。捜査は継続しており、立件可否の判断が注目される。

 招致委理事長だった竹田氏へのフランス判事による聴取内容が判明するのは初めて。日本の刑法には民間人同士を対象にした贈収賄規定がないため、判事は捜査協力が「任意」にとどまったとした。
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/757.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 2.7宣言解除なら「国内コロナ死者2万人増」米データの衝撃(日刊ゲンダイ)





2.7宣言解除なら「国内コロナ死者2万人増」米データの衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284582
2021/01/30 日刊ゲンダイ


「1カ月で絶対阻止」はハナから無理(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルスの感染収束は見通せないが、緊急事態宣言の期限まで1週間あまりとなった。政府は「専門家の判断をいただいて、今後の対応を判断したい」(コロナ担当の西村経済再生相)と繰り返しているが、宣言延長は不可避の情勢だ。2週間、あるいは3月末まで、丸々1カ月間延長など、さまざまな案が浮上する中、米国の研究所がショッキングな数字をはじき出した。

  ◇  ◇  ◇

 新型コロナ感染による日本国内の死者(29日現在5597人)は、5月1日までに2万3957人に達する――。こんな予測を28日に公表したのは、世界各国の感染データをまとめている米ワシントン大医学部の保健指標評価研究所(IHME)。ワクチン接種した人の移動がパンデミック以前の水準に戻る「最悪の場合」との条件付きではあるものの、社会活動が正常化した場合、この先3カ月で2万人近い死者が出るということだ。

 IHMEは他にも、同期間の死者数を3パターンに分けて予測。変異ウイルスの南アフリカ型が世界中に広がり、英国型が特定の地域で広がり続ける「変異株が急速に広がる場合」は1万6958人。90日にわたってワクチン接種が進み、英国型が特定の地域で広がり続ける「現状の場合」は1万5224人。さらに、95%の人が公衆でマスクを着ける「マスク着用の場合」ですら1万4670人に達するという。

過去1年の13倍のハイペース

 国内のコロナ死者がどれくらいのペースで増えてきたかを踏まえると、予測に基づく死者数の増加は超ハイペースだ。1000人に達したのが昨年7月末で、2000人超えが約4カ月後の11月末。そこから1カ月で3000人、2週間余りで4000人、さらに2週間後に5000人を突破した。

 ただでさえペースは加速しているのに、3カ月で1万〜2万人も死者が増えたら、目も当てられない大惨事である。政府は新規感染者数が減少傾向にある地域を念頭に「段階的に解除する」との方針を打ち出しているが、「解除ありき」でコトにあたる余裕なんてないはずだ。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)がこう言う。

「IHMEの数字は現実的な数字だと思います。そもそも、今月7日の宣言発令時に、一体誰が1カ月で解除できると考えたでしょう。最初から無理な話だったのです。それなのに『1カ月で感染拡大を絶対に阻止する』と大見えを切った揚げ句、今は3週間か1カ月か、さして変わらない期間の延長を議論している。失政だとしか言いようがありません。こんなことなら、初めから宣言の期間を2カ月程度にして、総理が『状況が改善したら私の責任で解除する』と表明していればよかったのです」

 変異株による「第4波」も懸念材料だ。ここで気を緩めたら、とんでもない春を迎えることになる。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/758.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <衆院選予測>「寝返り」細野豪志自民入り王手 愛知1区は河村たかしが国政復帰?〈週刊朝日〉
【衆院選予測】「寝返り」細野豪志自民入り王手 愛知1区は河村たかしが国政復帰?
https://dot.asahi.com/wa/2021012900016.html
2021.1.31 08:02 西岡千史,亀井洋志,上田耕司,今西憲之 週刊朝日 2021年2月5日号


細野豪志衆院議員 (c)朝日新聞社

 コロナ対策の失敗で急速に求心力を失いつつある菅政権。与党からも解散への動きを菅首相は封じられている。衆院選全国289選挙区の当落を政治ジャーナリストの野上忠興氏と角谷浩一氏に予測してもらった。今回は北信越、東海について。

【主な候補者の落選予想はこちら】

*  *  *
 新潟1区は秘書への暴行で有罪判決を受けた元自民の石崎徹氏が無所属で立候補を準備。自民の塚田一郎氏と保守票を食い合うことに、塚田氏を応援する自民議員はこう言う。

「党内には石崎支持に回る人が多少いるでしょうが、自民は一本にまとまらないと立憲の西村智奈美氏に勝てない。出馬を辞退してほしいが……」

 新潟5区は自民の泉田裕彦氏と無所属の米山隆一氏の「元知事対決」。18年に女性問題で知事を辞職した米山氏が巻き返しているという。地元の野党県議がこう話す。

「一時はひどい評判だったが、妻の室井佑月氏とこまめに地元を回り好感度も上昇。県内は米山氏でまとまっており、実質、野党統一候補です」

 静岡5区は自民党二階派入りした元民主党の細野豪志氏が無所属で出馬。自民現職で岸田派の吉川赳氏との保守分裂選挙となる。地元の自民関係者は「これは二階派と岸田派の戦争ですよ」と言い、こう解説する。

「細野氏は二階派入りで一時は支持を減らしたが、地元を細かく回ってかつての勢いを回復。二階派のバックアップでこれまで食い込めていなかった経済界、大企業にも浸透している。二階俊博氏も党本部で静岡の関係者を見ると必ず『細野君をよろしく』と声をかけています」

 対する吉川陣営の地元市議は厳しい視線を送る。

「細野氏の支持組織は旧民主党系のサポーターがかなり去ったと聞く。ずっと反自民だった人を自民党員が推すのか。そんなに甘くないですよ」

 野上氏、角谷氏ともに細野氏有利との予測だが、果たしてどうなるか。

 伝統的に野党が強い愛知では「自民が苦戦を強いられ3議席ほど減らしそう」(野上氏)。1区では河村たかし名古屋市長に出馬の噂があるという。河村氏は本誌の取材に、「総理を目指すことをあきらめたわけじゃないが、選挙よりまずコロナ対策。市政にまい進する」と言うのみだが、地元政界関係者はこう語る。

「河村氏の後援会の中に国政復帰への待望論がある。1区は自民が立憲をリードしているが、河村氏が来れば情勢が一気に変わると両陣営とも動向を気にしています」

(本誌・西岡千史、亀井洋志、上田耕司/今西憲之)


関連記事
菅政権下で「解散」なら自民単独過半数割れも「ホワイトアウト現象が起きたような状況」〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/726.html



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/759.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 菅首相「最終的には生活保護」に“怒りのウイルス”拡散中!(日刊ゲンダイ)
菅首相「最終的には生活保護」に“怒りのウイルス”拡散中!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284514
2021/01/28 日刊ゲンダイ


国民が生活保護に陥らないようにするのが政治の役割ではないのか(菅義偉首相=27日、参院予算委)/(C)日刊ゲンダイ

「#もういらないだろ自民党」

 SNS上でこんな声が全国に拡散している。広がり始めたのは27日夕方ごろ。2020年度第3次補正予算案をめぐる参院予算委の質疑が終わった直後からだ。世論の“怒り”に火をつけたとみられているのが菅義偉首相の答弁だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 この日の予算委では参考人として、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長の大西連氏が出席し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って生活困窮者が増えている状況を説明。政府の施策が非正規雇用者や失業者には届いていないとして、給付金支給など政府支援の必要性を訴えた。そして立憲民主党の石橋通宏議員が国民の強い要望があるとして、特別定額給付金の再支給に対する考えをただすと、菅首相は「考えていない」と素っ気なく答え、さらに「最終的に生活保護がある」などと冷たく言い放ったのだ。

 昨年9月に発足した菅政権のキャッチフレーズは〈国民のために働く内閣〉だったはず。このフレーズ通りであれば、新型コロナで苦しむ国民のために働くということ。つまり、医療体制の充実はもちろん、給付金や生活支援など、あらゆる知恵と政策を使って国民が安心して暮らせるように手を尽くすべきで、国民が生活保護に陥らないようにすることが政治の役割ではないのか。「最終的に生活保護あるよ」では何のために国会議員が存在するのか。

 菅発言に対し、SNS上では〈国民のために働くのは嘘〉といった声が続出。次第に批判の矛先は自民党議員の会食にも向けられ、〈菅首相は国民には外出を控えろ、会食するなと言いながら、自分は銀座で二階幹事長と8人で高級ステーキ会食。このお金を給付金に回したら〉〈博多で9人も集まってフグ宴会した石破元幹事長の食事代も税金〉〈緊急事態宣言中に麻生財務相の側近、松本元国家公安委員長は銀座クラブでハシゴ酒〉〈二階幹事長の秘書は和歌山のカラオケバーで騒いでクラスター。これも血税〉〈自由飲酒党はいらない〉と“祭り”状態になった。

 国民の“怒りのウイルス”も感染拡大を続けているようだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/760.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 安倍も菅義偉も「総理の器ではない」と田中真紀子! 

インタビューに答える田中真紀子元外相=東京都文京区で2021年1月7日、内藤絵美撮影
※補足https://mainichi.jp/articles/20210122/k00/00m/030/435000c


安倍も菅義偉も「総理の器ではない」と田中真紀子!
https://kot8asb9070.at.webry.info/202101/article_396.html
2021年01月31日 半歩前へ

 安倍晋三は人の心が分からない男だ。そんな男がなぜ、議員バッジを付けているかと言えば、後援会と称する利益集団が世襲議員を担ぎ出すからだ。

 晋三の父、晋太郎は病で命を落とした。安倍後援会の連中は、ほかの者が当選すれば、それまで培った「権益」を失う恐れがある。だから自分たちの利権を守るために「適性や能力など質はどうでもよく」前任者の肉親から候補者を担ぎ出す。

 後援会の神輿に乗って出てきたのが安倍晋三だ。小泉進次郎もこの類である。2人とも頭はパー。それでも国会議員になれるのだから日本は世襲天国である。

 安倍晋太郎が「情のない晋三は、政治家には向いていない」と生前言った。後藤田正晴が安倍晋三について「アイツだけは総理にしてはならない」と繰り返し警告した。

 菅義偉は世襲ではないが、「無能者」である点は安倍晋三と変わりない。

 世界が国を挙げてコロナと戦っているさ中に、「GoToトラベルだ」「Go Toイートだ」と言い出す始末。人が動けば当然、新型コロナウイルスも移動して拡散する。

 Go Toイートで激安割引だと言えば、人が飲食店に殺到するのは当たり前。こんな幼稚園児でも分かることが分からない菅義偉は指導者の器ではない。二階俊博の顔でなく、国民の顔を見てものを言えと言うのだ。

 角栄の一人娘、田中真紀子も「2人は器ではない」と私と同じことを言っている。

******************

田中真紀子がハッキリ言った。正解だ。

 「人には器というものがあります。そもそも安倍前首相も菅氏も絶対にウソやごまかしを言わないという人間としての基本がまったくできていない。

 その上、あの言語能力では基礎学力を疑われても仕方がないですね。国民の不幸ですよ。今ごろになって緊急事態宣言では手遅れです。GoToなんて小手先の思いつきは政治ではありません」



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/761.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 陽性→即入院 石原モデルと同じ待遇を全国民にしてほしい ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)



陽性→即入院 石原モデルと同じ待遇を全国民にしてほしい ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/284445
2021/01/27 日刊ゲンダイ


無症状なのに即入院(自民党の石原伸晃衆院議員)/(C)日刊ゲンダイ

 自民党の元幹事長である石原伸晃議員がコロナ陽性であることが発覚し、速やかに入院となった。

 政治家がコロナ感染という以外は、ともすればそのままで受け流すニュースだった。しかし、国民は黙っていなかった。無症状だが大事をとってPCR検査を受け陽性。次の日に即入院。おいおい国会議員だからって優遇されているのではないか、と批判が集中したのだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(36枚)
【写真】この記事の関連写真を見る(40枚)

 おりしも同じ日に、病床が足りず自宅待機を余儀なくされた人々の中から、そのまま死に至ったというニュースが何件も報じられた。

 90歳以上の高齢者が心臓も悪いのに無症状であるという理由で自宅待機になり、容体が急変して死亡。また60歳以上のある男性は陽性になってから4、5日目に、昨日まで普通に暮らしていたのに突然亡くなった。

 このタイミングで石原議員は、上級国民は優遇される不公平ではないか、と批判にさらされたわけだ。

3万人の待機を飛び越えて入院

 国会議員は重責だから当然だという意見もある。それでは野党議員である立憲民主党の羽田議員は普通にPCR検査を待たされ、やっと検査に向かう車の中で亡くなったのはどうなるのか。

 そもそも一般庶民は症状が出てもPCR検査で待たされ、熱が出ても受け入れ病院がないから、今度は自宅待機で待たされる。今や待機している人数は3万人を超えている。それが自分は1泊2日18万円ともいわれる病院にすぐ入院とあれば、庶民感情は爆発するだろう。

 昔から自民党のお偉い方々は、何か追及されるような事件があると具合が悪くなくても即入院、なかなか出てこないのがお家芸であった。まあ、そういう時にすぐ入院させてくれる医者の知り合いをお持ちなのだろう。つまりは金とコネがあれば検査も入院も思うがまま。自分の知り合いの病院に入院するのがどこがいけないんだ、という話だろうが。ただの金持ちではない。国会議員たるもの国民に範を示さなければいけない。無症状であるなら、まずは自宅待機を選ぶべきではなかったか。それを言われるまま、ほいほい入院するところが、さすがお坊ちゃん政治家だ。

 いや、間違ってはいない。むしろ石原議員のケースは正しいのである。それが国民みんながあるべき姿なのである。これはむしろ石原モデル(伸晃モデル)なのだ。

 無症状でも心配であればすぐに検査が受けられる。陽性であれば隔離施設に入り容体を常にチェックされる。高熱などが出たらすぐに入院できる。これが国民みんな平等に行われてこそ、まっとうなコロナ対策である。

 石原氏は身をもってこの石原モデル(伸晃モデル)を示してくれたのだ。ありがたいことである。ぜひ全国民同じ待遇でお願いしたい。



ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/762.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 石破か、河野か…菅政権はもう終わり「次の総理は誰か」という大問題 22人の識者にアンケート(週刊現代)

※週刊現代 2021年1月9日号 各紙面クリック拡大










石破か、河野か…菅政権はもう終わり「次の総理は誰か」という大問題 22人の識者にアンケート
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79570
2021.01.27 週刊現代 2021年1月9日号 :現代ビジネス

這い上がり、のし上がり、菅がようやく掴んだ地位と力も、わずか3ヵ月でメッキが剥げた。打開策はあるのか。政権の寿命はいつまでか。そして「次」は―。大規模調査と総力取材で明らかにする。

早くも限界に達した

宰相・菅義偉の内心は手元を見ればわかる。昨年12月のある夜、菅と会食した人物が証言する。

「異様だった。菅さんが終始、箸の入っていた袋をいじり回して、しまいにはビリビリに破いてしまったんです」

菅には人と話しているとき、名刺やメモ用紙といった手元の紙を弄ぶ癖がある。ストレスが大きければ大きいほど、手遊びは激しくなる。いつものポーカーフェイスを保ってこそいたが、このとき菅の心は箸袋と同様、千々に破れ乱れていた。



首相就任から3ヵ月余りが過ぎ、あっというまにハネムーン期間は終わった。当初70%近かった支持率は3割台に半減。「ガースーです」とおどけて見せても、もはや笑ってくれる人はいない。

「菅政権のパワーも、3割に急落だな」

ある自民党議員に対し、菅はボソリと自嘲気味に漏らしたという。

それだけで済めば良いほうだろう。安倍政権成立の'12年から昨年まで、「最強の官房長官」そして「たたき上げの総理」と称えられ人生の絶頂を走ってきた菅だが、2021年は「暗転」の年になるのが目に見えている。

新型コロナの再々流行と、得体の知れぬ「変異種」の出現。菅と近い議員らに浮上した汚職疑惑。一向に見通しの立たない東京オリンピック……。

「あまりのストレスで、菅さんの生活は崩壊している。このひと月ほどは、床についても2時間ほどで目覚めてしまい、途切れ途切れに一日3〜4時間しか睡眠を取れていない」(自民党閣僚経験者)

菅政権の支持率急落で、永田町では新年早々から政局の突風が吹き始めている。後述するが、「菅政権の次」を意識した大物たちの動きが活発化しているのだ。

それを受け、本誌は政治評論家、記者・ジャーナリスト、政治学者ら総計22人に、政界の今後を予測する緊急大規模アンケートを実施した(5ページ目にアンケート結果を一覧で掲出している)。

まず目につくのは、菅政権はいつまで続くのかとの問いに、多くの識者が「今年限り」との厳しい回答を寄せていることだ。

〈支持率が回復しなければ、今年9月の自民党総裁任期いっぱいで終わることも考えられる〉(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

〈よほどの幸運でもない限り、総裁任期とともに退陣に追い込まれる〉(東京大学先端科学技術研究センター教授で政治学者の牧原出氏)

ともすれば、春を迎える前に命脈が尽きるとの見方さえある。

〈任期満了までが既定路線だが、正月明けにコロナがひどくなれば、3月の予算通過後に終わりもありえる〉(前東京都知事の舛添要一氏)

この難局の中、菅政権が短命で倒れれば、その混迷は安倍政権が倒れた時の比ではないだろう。



党内力学で選ばれた「ポッと出」の菅にとって、国民に信を問う解散総選挙は、抜けば党内の異分子を黙らせることのできる「伝家の宝刀」である。これをいつ振るうかが、菅にとって最大の懸案だ。

識者には、次の解散総選挙の時期は今年9〜10月との意見が多かったが、早ければ春にも実施されるとの見方もある。

〈最速で年度内(=3月)。その後なら秋口か任期満了〉(東京工業大学准教授の西田亮介氏)

〈オリンピック直後に、選挙にちゃんと勝てるのであれば(解散が)行われる公算が高いでしょう。すべては総裁選との兼ね合いです。総裁選に勝つための総選挙、といういささか倒錯的な構図になっています〉(国際政治学者の三浦瑠麗氏)

官邸はバラバラだ

いま実際に菅が模索している解散の時期は、オリンピック明けだという。菅に近い自民党ベテラン議員がこう証言する。

「'21年夏に東京オリンピックをなんとか観客入りで開催し、終了直後に勢いを駆って解散、大勝利をおさめる。そして、9月の総裁選で無投票再選される。これが菅総理のベストシナリオだ」

だがこのシナリオは「東京オリンピックの成功」、さらにそのための「コロナ抑え込み成功」が前提である。つまりは、東京オリンピックを今夏に開催できるか否かが、菅政権にとって最重要の課題になるのは明らかだ。



この点については、

〈政府としてはなんとしても開催したいだろう〉(大和大学准教授で政治学者の岩田温氏)

〈海外からの観客を受け入れるか、無観客で実施するかなどいくつかの選択肢があるが、政権浮揚策として開催にこだわる〉(東洋大学教授で元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏)

と、強行開催するのでは、との見方が多かった。しかし無観客での開催となれば、盛り上がりに欠け、支持率アップの起爆剤にはなりづらい。むしろ、かえって政権批判を招く可能性も高い。

だから菅はなんとしても、春までにワクチンを承認することにこだわっているのだが、打開の兆しは一向にない。目に見えず忖度もしてくれないウイルスという敵に、苛立ちは募る。

昨年12月22日午後、官邸の首相執務室には菅の舌打ちが響いていた。

「ワクチンができても、副反応で死者が出るおそれもあります」

そんな厚労次官・樽見英樹の言葉に、菅は不快感を隠さなかった。一刻も早くワクチンを使わないと、失われるのは国民の生命だけではない。オレの政治生命も絶たれてしまうではないか。

同時期、菅にコロナ関連で説明に赴いた別の官僚に対しては、苛立ちのあまり、執務室で説明資料を面前で投げつけた。

しかし、官僚に当たり散らしたところで何も好転しない。春先までにワクチンないし治療薬が颯爽と現れ、コロナは消滅、そして夏の国立競技場は満員御礼―そんな夢物語があり得ないことは、菅も分かっている。

要するに、手詰まりになりかけているのだ。

もし解散に打って出たとして、自民党は菅総裁で選挙に勝てるかとの質問には、政局のプロたる政治部記者たちの見解は「勝てない」でほぼ一致している。それどころか、菅はその前に退陣に追い込まれるとの見方も少なくない。

〈8月末から9月末に総裁選が行われ、菅氏は降板。解散総選挙は新総理総裁のもと行われる。『菅では勝てない』という党の判断で、菅氏は解散権を奪われる〉(朝日新聞政治部記者・40代)

〈党内で選挙を見据えた「菅降ろし」が始まる。五輪を花道に退陣〉(毎日新聞政治部OB・50代)

〈菅総理はコロナに解散権を封じられた。任期満了まで打つ手なし〉(時事通信政治部記者・40代)

自民党関係者に取材すると、「菅は選挙の顔になり得ない」というこの記者たちの分析に同意する向きが多い。それは単に菅の見た目が暗いだとか、喋りが下手だといった理由からだけではない。人心が離れているのだ。ある自民党幹部議員が言う。

「官邸がバラバラになりかけている。変なことを言うとすぐ吊し上げられて飛ばされるから、みんな黙っている。



最近も、鳴り物入りで共同通信から一本釣りした柿崎(明二)首相補佐官を陰で非難していた。『世間の声を伝えるのが仕事なのに、GoToトラベルが不評だということすら報告しなかった』と。菅さんは和泉(洋人)首相補佐官以外の話を聞かなくなっている」

菅さんは総理になって変わってしまった。官房長官時代も明るい人ではなかったけれど、今はそれに加えて陰湿で攻撃的になった―。自民党の議員秘書らの間では、そんな世評が流れる。

一方、菅は菅で「総理になると、官房長官の時より情報が入らなくなった気がする」とぼやいている。それは菅が耳に痛いことを言う人間を遠ざけているからなのだが、自覚がない。

こうした菅の現状を象徴する事件があった。来年度予算案の折衝で、菅が諸々の判断を副総理・財務相の麻生太郎に任せきりにしたため、麻生が「総理なんだから自分で考えろ」とキレたのだ。

「おい、いつまでも官房長官気分でいるんじゃねえぞ。役人は何でもハイハイ言うことを聞くかもしれんが、国民はそうはいかん。官邸がリードしなきゃ政権も続かんぞ」

周囲は菅に苛立ち始めているのである。

安倍の復権はあるか

次の総選挙で自民党が獲得する議席数についても、菅のもとで選挙が行われた場合、現有の282議席から減らすとみる識者が大半だった。

〈このまま総選挙を戦えば、かろうじて単独過半数ギリギリ、40議席減程度になる〉(ジャーナリストでテレビ朝日コメンテーターの川村晃司氏)

〈菅で選挙をやっても厳しい。現時点での分析でも240議席前後まで減らすとみられる〉(政治ジャーナリストで元共同通信記者の野上忠興氏)

もちろん、安倍政権下と変わらず野党が弱小のいま、自民党は大敗を喫するわけではない。しかし、勝てない総裁は引きずり降ろされるのが掟だ。選挙が迫り、自民党の苦戦が明らかになるにつれ、「菅降ろし」の動きは本格化するだろう。

菅政権のおしまいを、永田町の住人、また日頃政界をウォッチする識者たちも感じ取っている。では、菅の「次」を担う政治家とは誰なのか。

次の総理大臣は誰になるかとの問いに、最も多く名前が挙がったのが行政改革担当相の河野太郎、そして次が前自民党政調会長の岸田文雄だ。

〈やむを得ずだが、各派閥が担ぎやすい岸田文雄が有力〉(政治評論家の小林吉弥氏)

〈細田派・竹下派・麻生派・岸田派の4派が担ぐ岸田氏が軸。選挙の顔としてうまく時流に乗れれば河野氏もありえる〉(前出・朝日新聞政治部記者)





安倍の正統後継者と見られていた岸田は、前回の総裁選では途中まで「本命」だった。政治家では安倍に次ぐ213万人ものツイッターフォロワー数を誇る河野は、急速に国民人気を高めつつある。確かに二人とも、ネームバリューは十分だ。

さらに「初の女性総理」を目指す野田聖子が次期総裁選に打って出る可能性や、前回の総裁選で最下位となり、派閥会長を退いた石破茂の復活を指摘する声も多かった。

〈自民党支持率が低迷した場合、党として「女性総理」のサプライズで人気の挽回に賭ける可能性がある〉(前出・小林氏)

〈自民党には「振り子の論理」がある。金権からクリーン、タカ派からハト派というように、男から女、主流から非主流へと目先を変える。その場合、野田や石破になる〉(前出・野上氏)

ただし今、前述の通り、政局は急速に流動化している。キーパーソンはおなじみの顔ぶれ、安倍、麻生、そして幹事長の二階俊博だ。彼らの都合で「次の総理」が決まることを考え合わせると、少し様相は変わってくる。

「今年の国会は、久しぶりに予算委員会をテレビで野次りながら見れたよ」

昨年12月、安倍は自民党議員らの前でそう言って目尻を下げた。連日、「桜を見る会」に関する疑惑が報じられていた中で、余裕の構えだ。追及をのらりくらりとかわし、公設第一秘書に責任を押し付けることに成功したのだから、当然だろう。



一方この間、菅は必死だった。鶏卵大手のアキタフーズから金銭を受け取った疑惑が浮上したのは、菅の衆院初当選同期で「菅さんが最も個人的に親しい」(前出・自民党ベテラン議員)元農水相の吉川貴盛だった。二階派の大幹部でもある。

「吉川さんは総裁選で菅さんの選対事務局長を務めていたし、菅さんは二階さんに頼んで、吉川さんのために党執行部にも『選対委員長代行』というポストをわざわざ新設したほど。議員では一番頼りにしていたから、議員辞職は大ダメージです」(同・自民党ベテラン)

疑惑は菅のもう一人の側近、国対委員長の森山裕にも飛び火した。菅は一連の捜査の背後に安倍がいるのではないか、と疑心暗鬼に陥り、本件が大きく報じられないようマスコミ各社に直電を入れたとも噂される。

二階は誰を選ぶのか

意気軒昂な安倍は、親しい周辺の人物に「あと10年は(議員を)やりたい」と豪語する。悪化した潰瘍性大腸炎もすっかり持ち直し、令和のキングメーカーとなる意欲を隠そうとしていない。

何せ、安倍は在任中、石破を筆頭に、自身に歯向かう可能性のある輩を潰し切ったのだ。いまや最大のライバルとなった菅が消えれば、再び安倍の天下というわけである。

「コロナで一番大変な今年を菅さんに押し付ける。去年の総裁選で岸田さんの苦戦が濃厚になった時、安倍さんは『(岸田総理は)次の次でいい』と言っていましたが、実際にその通りになりつつある」(前出・自民党閣僚経験者)

菅を「露払い」にしてコロナを切り抜け、自分の意を汲む者を総理にする。安倍の意中にあるのは岸田、そして意外にも外相の茂木敏充だ。安倍はかねて茂木を高く買っており、総理在任時にも「岸田でなければ茂木だな」と繰り返していた。

麻生は自派閥に注目株の河野を抱えるが、河野の党内ウケが悪いこともあり、総理のタマではないと見ている。何より河野の後ろ盾は、いまや麻生が蛇蝎のごとく嫌う菅である。麻生派が河野を推すはずもなく、次の総裁選では安倍と歩調を合わせるとの見方が党内の大勢だ。

そうなれば、カギは今のところ菅の側についている二階の動向である。

両者に近い議員らは「菅・二階の関係は磐石だ」と言う。実際、二階は菅と膝詰めで話し合い、事態を打開するための解散日程を精査してもいる。

しかし、それとは別に81歳の二階には大きな宿題がある。自身の後継問題だ。三人息子の誰に継がせるか決まるまでは、意地でも議席を手放せない。菅と心中するわけにはいかないのだ。



今回、二階の引退の時期についても識者の意見を問うたが、

〈本人の体力が続くまで〉(前出・牧原氏)

〈次の選挙には挑む。菅内閣での引退は考えていない〉(ジャーナリストの田原総一朗氏)

〈幹事長でなくなった時〉(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)

と、引退は当面ないとの見解が多く寄せられた。菅の進退が窮まれば、かつて安倍から菅へと乗り換えたように、二階が再び勝ち馬に乗ることは目に見えている。

二階が菅に引導を渡す日。そのとき、早くも「次の総理」をめぐる闘争が幕を開ける。2021年は引き続き、政局の年となるだろう。(文中一部敬称略)

 『週刊現代』2021年1月9日号より




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/763.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <菅政権内は悪夢のような大混乱>今の野党 腐った与党よりはるかにマシ(日刊ゲンダイ)

※2021年1月30日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年1月30日 日刊ゲンダイ2面




※文字お越し

「なぜ菅首相は補正予算を組み替えなかったのか」

 28日に成立した2020年度の第3次補正予算について取材すると、自民党議員からも、こうした声があった。予算案を編成したのは昨年12月上旬であり、新型コロナの感染拡大の深刻度は今とは全く異なる。今年3月末までに執行する緊急性の高い補正予算なのに、「GoToキャンペーン」1兆円なんてありえない。「緊急事態宣言も再発令され、状況が変わった」として組み替えるべきではなかったか、という至極当然の見解である。

 だが、菅首相の耳には届かない。補正予算には「GoTo」だけでなく「国土強靱化」の予算も含まれ、後ろ盾である自民党の二階幹事長に対する配慮も透けて見える。

 国民の生命と財産よりも保身。その二階は我が世の春で、菅政権のコロナ対策について問われたNHKの番組で「全力を尽くしてやっている。いちいちケチをつけるものじゃない」と言い放った。

“老害コンビ”のもうひとり。政権ナンバー2の麻生財務相は、一律10万円の再支給について「あれは国債発行だから、政府の借金。子孫に借金を増やすということか」と、毎度の上から目線で大炎上した。

 コロナ禍で客が激減して店や会社を畳む。解雇されて収入が途絶える。一生懸命働いてきたのに、生活できなくなって、どうにもならないという“下々の”悲鳴など、まったく意に介さないのだろう。そんな弱者切り捨て姿勢は、27日の国会での菅の答弁、「最終的に生活保護がある」が象徴的だ。

オレ様政党の慢心

 自民党は安倍・菅と続く8年にわたる長期政権で、国民の生活が目に入らない「オレ様政党」になってしまった。慢心の行き着いた先が、国民に大人数での会食自粛を求める中での菅と二階の「高級ステーキ会食」だ。「8人で会っただけで、飯を食うために集まったんじゃない」と二階は開き直ったが、政権幹部が厚顔だから、下もユルユル。松本純国対委員長代理が緊急事態宣言下の深夜に、銀座のクラブをハシゴしていたことがスクープされただけでなく、連立を組む公明党の遠山清彦幹事長代理の銀座のクラブ活動も発覚。まさに「鯛は頭から腐る」である。

 松本と遠山は党の役職を辞任、両党のトップは「迷惑をかけた」(公明党・山口代表)、「私どももすみません」(菅)と互いに謝罪し合ったというが、謝るべき相手は国民だろう。

 そのうえ、罰則導入については、15日に開かれた厚労省の感染症部会で慎重な意見が多数だったことも分かった。それなのに田村厚労相は国会で「おおむね賛成だった」と答弁していたから大問題だ。反対意見多数が明記された議事録は、27日夜まで公開が遅れ、立憲民主党など野党は「隠蔽だ」と非難している。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)は言う。

「菅政権はコミュニケーション能力がないため、国民に理解を求め、自発的に協力してもらうことができず、罰則という力ずくで従わせようとする。さらには、専門家が罰則導入に反対意見だったのに、学術的知見を軽視する。一種の反知性主義でもあります。緊急事態宣言下に銀座のクラブへ行くという行動もそうですが、長期政権の成功体験で今の与党には緊張感がなくなっている。国民に寄り添い、弱者の声に耳を傾けることもない。激しく劣化してしまいました」

危機を増幅させた自公政権の罪深さ

 安倍前首相は口を開けば「悪夢の民主党政権」と揶揄したが、今の菅政権には、その言葉がブーメランだ。コロナ対策をめぐって、おぞましいほどの、悪夢のような大混乱が起きていると言っていい。

 菅と小池都知事のさや当てに代表されるような、官邸と自治体の主導権争いが幾度となく繰り返された。それは、緊急事態宣言の再発令が遅れた背景でもある。

 政府に医師会や政府分科会と軋轢を生じていることは、国民の目にもハッキリ分かる。医療現場の逼迫を招き、対応が手遅れになるほどに「GoToトラベル」停止が後手になったのは、政治がエゴむき出しで、科学に対して真摯に向き合わなかった結果だ。

 直近では、菅が「コロナ対策の決め手」と力を入れるワクチンをめぐる混乱。担当大臣に任命された河野行政改革相と菅の側近である坂井官房副長官の、ワクチン供給スケジュールをめぐる発言の食い違いは醜悪だった。

 坂井が「6月までに対象となる全ての国民に必要な数量の確保を見込んでいる」とした発言を、河野が「削除」し、当の坂井は「撤回」を拒否。メンツの張り合いで、国民不在である。

 実際、ファイザー社との契約は、当初の「6000万人分を6月まで」が「7200万人分を年内」にずれ込み、3月下旬を予定していた高齢者の接種は、早くても4月以降となっている。

「悪夢の民主党政権」の対比としての自民党政権のウリは、与党経験の長さ故の危機管理能力だったはずだ。しかし、現実はこのザマ。東京五輪や「GoTo」を優先して、国民の命を危機にさらし、その一方で、罰則という強権だけは当たり前のように振りかざす。そんな腐った与党に比べれば、野党の方がはるかにマシじゃないか。

 元朝日新聞政治部次長でジャーナリストの脇正太郎氏がこう言う。

「3・11の東日本大震災の時は危機に対応できず、『悪夢の民主党』と言われても仕方のない面はあります。しかし、危機対応においては、今回のコロナ禍での自公政権の方が罪が深い。PCR検査を抑制して感染を拡大したり、入院できずに自宅療養で亡くなる人が続出したりと、危機を増幅させているのですから。さらには、そうした対応に国民の不信感や批判が高まるのは当然なのに、強権で抑えつけようとする。これを許したら、強権政治がまかり通ってしまいます。今は、そうした悪政を阻止する瀬戸際にあると思います」

野党は選択肢を示せ

「野党はダメだ」というのは安倍の発言に乗っかった大メディアのプロパガンダであり、国民に浸透させた大メディアの罪も重い。

 国会質問をよく聞けば、前述した感染症部会の議事録問題でも分かるように、野党は正しくチェック機能を働かせている。

 ただ、救いようのないほど菅政権が酷くても、野党の支持率がちっとも上がらないのは、立憲民主党の枝野代表を筆頭に、野党が国民の期待を集められない不甲斐なさがある。しかし、それでも政治がマトモになるには、これ以上、自民党を傲慢にさせない緊張感が必要で、それは政権交代以外に道はない。

「菅政権に厳しい目が向けられている今こそ、野党はもっと存在感が欲しい。立憲民主党だけでなく、共産党や国民民主党など次の衆院選で共闘する野党が一緒になって、自公政権に代わる選択肢を示すべきです。『我々の政権になったら、こういう政策を実行します』というものを出すべきです。民主主義が守れるかどうかの瀬戸際ですから、野党第1党の責任が重大。2017年の衆院選で『枝野立て』と言われて立憲民主党をつくりましたが、今こそ、枝野氏は立ち上がる時ではないですか」(脇正太郎氏=前出)

 出口の見えないコロナ禍で、これ以上、自公政権に舵取りを任せていたら、この国は破滅に向かうだけ。いまや多くの国民が分かっているはずだ。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/764.html

記事 [政治・選挙・NHK278] おかわり寄越せ!(コラム狙撃兵・長周新聞)
おかわり寄越せ!
https://www.chosyu-journal.jp/column/20098
2021年1月30日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 3月までの残り2カ月間に必要な予算として、菅政府は総額19兆円にものぼる補正予算案を国会に提出し、それを国会が可決した。内訳を見てみると、医療体制の整備や支援、検査拡充やワクチン接種体制の整備といったコロナ対策のための費用が4兆円余りなのに対し、ここにきてとくに緊急性も乏しい国土強靱化や脱炭素社会への取組におよそ15兆円もの費用を計上している。火事場泥棒とはこのことで、残りの2カ月で15兆円ものカネがGoToキャンペーン(3月までにGoToを再開するつもりなのだろうか?)に1兆円等々、自民等スポンサー企業をはじめとした業界団体にばらまかれるというのである。昨年実施した1人10万円給付の事業費総額がおよそ12・8兆円だったが、それなら2回目の1人10万円給付をした方が、コロナ禍で困窮する国民にとっては遙かに有益じゃないかと思う。

 頑なにPCR検査も拡充しないが、頑なに補償もしない。そのなかでコロナによって経済的に困窮するパート・アルバイト女性が増加しており、野村総合研究所の調べでは、仕事が5割以上減り、休業手当も受けていない「実質的失業者」は昨年12月時点で90万人にも及ぶという。女性に限らず失業者の数は増大し、行き場のない人々が路頭に迷い、恐慌さながらの勢いで増えているのも現実だ。これは生活の補償が絶対的に必要な人々が急増していることを示しており、せめてこのような困窮者限定でも現金給付するとか、政治が動いて解決しなければならない問題なはずだ。通常の失業手当や休業手当の条件や対象からあぶれるというのであれば、生活保護まで生活が破綻してしまう手前で歯止めを掛け、「コロナ手当」なりの特別の支給対象条件を整備して予算を充てればできるはずなのだ。

 どこかの飲食店経営者が緊急事態宣言をはじめとした政府のコロナ対策に対して、「ふざけんなよ!」と本音をぶちまけて共感を集めていたが、同じように「ふざけんなよ!」と心の底で思いを抱えている人が社会のあそこにもここにもたくさんいるのが現実だ。内閣支持率の急降下はそのことを端的に物語っている。安倍晋三が第二波襲来に耐えかねて一目散に首相の座から逃げ出した後、ババ抜きのババをつかまされたような格好でバトンを引き継いだ菅義偉も、既に疲れ果てた表情をひきつらせてボロボロである。今年必ず実施される衆院選は、こうしてコロナ禍で溜まりに溜まった国民感情が暴れる選挙となることは疑いない。生活が破綻の淵に追い込まれてみんなが苦しんでいるのに放置し続ける政府、感染症対策・医療供給体制の整備がまるでポンコツな政府のままでよいのか誰しもが考えるだろうし、成り代わる政治勢力としてふさわしいのは誰なのかを問う選挙になるのだろう。「自民党も政権与党としての危機感があるなら、もう一回1人10万円のおかわり寄越せ」と、近づく選挙を前に社会的な圧力を加えたっていいと思う。どうせいつもとられてばっかりなのだから。 

 武蔵坊五郎



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/765.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 人間として未熟なのは蓮舫より「一生懸命やっている」としか言えない菅総理だ(まるこ姫の独り言)
人間として未熟なのは蓮舫より「一生懸命やっている」としか言えない菅総理だ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/01/post-7d1dc9.html
2021.01.31 まるこ姫の独り言


やっぱりヤフコメでは、菅に対して厳しい意見を言った蓮舫に対して批判が集まっている。

テリー伊藤も参戦して、蓮舫が人間として未熟だと言い放った。

本当にそうだろうか。

テリー伊藤氏、蓮舫氏の菅首相追及に「政治家としてよりも人間として未熟」
                    1/31(日) 11:20配信 スポーツ報知

>コメンテーターで出演した演出家のテリー伊藤氏は「蓮舫さんは政治家としてよりも、その前に人間として未熟。全く成長していない。もっと穏やかに優しく話した方が、本当にみんな蓮舫さんの気持ちを理解出来ると思う。あの人はカッカッしているから。

穏やかに優しく追及したら、蓮舫が蓮舫で無くなってしまう。

蓮舫の持ち味は厳しく追及するところにあるし、辻元のような追及の仕方もあるし、森ゆう子のようなスタイルもあるし、それはそれでいいと思うけど。

皆、一律に冷静で大人しくなったら面白くない。

昔はと言っても政治に関心がなかったからよく知らないが、ハマコーなんて国会占拠していたこともあったし、破天荒な質疑とか権力者を厳しく追及する質疑とか、今以上にあったと思うが。

ヤフコメでは蓮舫の質疑の一部を切り取って、上から目線とか、思いやりを知らないとのコメントが散見するが、共産党の小池晃も、ものすごく胸がすくような厳しい質疑をしていた。

弱者の側に立った質疑は溜飲が下りたが、権力者側の視点に立てば小池晃の質疑だって「いい加減に黙れよ」と言われるような迫力満点だった。

なぜ蓮舫だけが批判されるのだろう。

キツキツ言うのは蓮舫の個性であって、何も「人間性が未熟」と言われる話ではないと思う。

テレビで蓮舫は無礼だと言っている芸能人たちは、切り取りされていない蓮舫と菅のやり取りをきちんと見て来たのか。

そして、国会での菅内閣のショボい答弁、閣僚がこぞって居眠りをしている姿を見ても、野党が駄目だなんて言えるのか。

人間性が未熟と言うなら、政治的には日本で一番権力を持っている人間が厳しく追及されたら、ムキになって「わたしは一生懸命やっている」とか「全力でやってきた」を免罪符にすることの方がよほど人間的に未熟だと思うが。

そして、無能な総理が、蓮舫から被害を受けた的な立ち位置にいるのもなんだかなあだ。。。

総理としての資質も覚悟も全く感じられないのにだ。

この人、何のため、誰のために総理になったんだ?


権力を持っているのに、一般庶民を救う事が出来ないようなら今すぐ辞任してほしい。

そもそも政治家の中には、特に自民党議員の中に、政治家としての前に人間として成熟したような人はほとんど見当たらない。

コロナが感染拡大中に、総理自ら会食三昧で、未だに高級クラブに通いバレたら、「閉店後に陳情を受けた」と言い訳する議員がいることを考えたら、成熟した議員を探す方が難しいことくらい、よくわかるじゃないか。

蓮舫
>いつも反省するのですが、想いが強すぎて語気を張ってしまうことを。提案した内容がきちんと皆さんに伝わるよう、引き続き取り組みいる

本人も反省していると言っているしこれでいいじゃないか。

しかし、角が取れ過ぎるのも蓮舫が蓮舫で無くなるから。。。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/766.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年1月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。