★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年2月 > 26日08時30分 〜
 
 
2021年2月26日08時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK279] 給与も飲食代も返納返金して終わり、素晴らしきかな高級官僚の世界よ!(まるこ姫の独り言)
給与も飲食代も返納返金して終わり、素晴らしきかな高級官僚の世界よ!
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/02/post-b02476.html
2021.02.25 まるこ姫の独り言


今日の国会予算委員会を見ていたが、山田真貴子、シレ〜と答弁していた。

広報官の山田真貴子に限らず、どの官僚も裏で行ってきた悪事がバレたら謝罪して、給与の一部を返納して終わり。

しかも、あの高額な接待に批判が集まると急に返金をすると言い出す。
それは自民党政治家にも言えることだが、給与を自主返納したり、業者から接待された金額を返せばいいと言うものではないと思うが。

批判が集まり、急に返金をすると言うが、それでも接待の事実が無かったことにはならないし、裏を返せばバレなければそのままご馳走になっていた。

業者も、何かなければただ酒やただ飯を食わせるわけがないし、見返りを期待しての高額接待だろうに。

素人でも分かる。

特に、東北新社の場合、企業が菅長男を役職に就けたと言う事は、総務相であった菅の威光が相当効いていたからだともいえるし、官僚の方も」菅長男と言う事で忖度させる効果は大きい。

だから他企業からは接待が行われていないのに、東北新社だけが恐ろしい程の接待漬け。

それにホイホイ乗る高級官僚達。

しかも大挙して、「東北新社」からの接待に応じている。


総務省の原官房長が、調査をした結果「特に首相の長男だからという影響はなかった」とか「不適切な働き掛けはしていない」とか屁理屈を言って擁護していたが、一介の名もないサラリーマンが高級官僚を接待をすることなどできないし、官僚も接待に応じるわけがない。

接待に嬉々として応じたのは「菅の長男」と言う権威があるからじゃないか。

現代の贈収賄事件なのにバレた途端に返納返金。

そしてその事案は終了予定。


下っ端の公務員はそうはいかないが、政権の中枢に入れば悪事が悪事で無くなるアベスガ政権。

自民党政治家が、今まで行ってきたことを官僚もやっている。

そんなみみっちい事で罪が逃れられるとでも思っているのか。

何のために公務員倫理規定を作ったのか。

まったくのザル。


アベスガ政権になってから、なんでも返したらそれでなかったことになるらしい。

こういう事ばかりやってきたから、国民が政治に関心が持てず棄権することになるのだ。

自民党の場合、それが狙いのようなところもある。

ようやく安倍が表舞台に出て来なくなったと思ったら、今度のその番頭が総理になって悪事が表に出てきている。

番頭も相当な悪だ。

諸悪の根源は安倍晋三で、安倍的な悪習が至る所に存在している。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/349.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 500万人のマイナンバー情報が中国に流出か
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20210222-00223860/

安積明子 政治ジャーナリスト

・告発メールの驚くべき内容

 過ちては改むるに憚ること勿れ―。これは過ちを犯したと知ったら、見栄や面子に拘らず、すぐに改めよという意味だ。引用は論語で、孔子が「君子」の素養について述べている。

 さて、日本年金機構から500万人の年金受給者の個人データの入力業務を委託された「SAY企画」(現在は廃業)が、禁止されている再委託を中国業者に行っていたことが発覚したのは2018年3月のことだった。6万7000人の受給者が所得税控除が受けられず、本来より少ない年金しか受領できなかったことがきっかけだ。しかも入力ミスは86万か所もあり、極めてずさんな仕事だった。ミスの多くは日本での作業から発生したと言われているが、ここでとんでもない問題が発覚した。個人情報漏洩だ。

「これは日本年金機構の法令等違反通報窓口にどなたから来たメールの実物です」

 2月17日に開かれた衆議院予算委員会で、立憲民主党の長妻昭副代表は厚労省年金局から入手した資料を提示した。2017年12月31日11時31分に受信したメールには、以下のような内容が記されていた。

------------
最近中国のデータ入力業界では大騒ぎになっております。

「平成30年分 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」の大量の個人情報が中国のネットで入力されています。普通の人でも自由に見られています。一画面に受給者氏名、生年月日、電話番号、個人番号(マイナンバー)、配偶者指名、生年月日、個人番号、配偶者の年間所得の見積額等の情報が自由に見られます。

誰が担当しているかはわかりませんが、国民の大事な個人情報を流出し、自由に見られても良いものでしょうか?(以下略
-----------

そして同人物から同日11時54分に受信したメールには、まさに流出した情報が添付されていたのだ。とりわけ重要なのはマイナンバーで、その使用は現在のところ税、社会保障、災害発生時に限定されているが、なりすましの危険性は否定できない。

・長妻氏の質問に水島理事長はどのように答えたか

「このマイナンバーの番号は本物の番号でございますか」

 長妻氏が質問すると、日本年金機構の水島藤一郎理事長は次のように答えた。

「このマイナンバーが正しいものであるかということに関しましては、私どもとしてはこれを確認させていただくことは差し控えたいと思います。ただし当機構といたしましては、この通報メールを把握後ただちに調査にとりかかっておりまして、外部の専門事業者の調査等を実施いたしました結果、マイナンバー等を含めまして情報流出は生じていないというふうに判断をされ、また委託事業者から中国の事業者に再委託された情報に関しましては氏名とふりがなのみだと報告を受けています」

 この答弁は矛盾を孕んでいる。まずは告発メールに記載されたマイナンバーの実在について「確認を差し控える」という主張だ。長妻氏はその前日、事務所に水島氏を呼び、マイナンバーを含めて個人情報が実在の人のものだと確認をとっている。にもかかわらず、なぜ1日で水島氏の答弁が180度変わったのか。

 長妻氏が重ねて聞くと、水島理事長は次の通りに答弁した。

「マイナンバー、配偶者、氏名、生年月日、配偶者の年間所得等が記載をされております。これに関しまして、基本的に正しいものだというふうに考えておりますが、正しい情報であると、ご本人の情報であると考えておりますが、マイナンバーについていま私がそれが正しいということを確定的に申し上げるわけにはまいりませんので、いま差し控えたいと申し上げました」

 よくわからない答弁だが、マイナンバーを含めて実在の人物の個人情報が流出した事実を認めたということになる。では、SAY企画から中国の事業者への委託が氏名とふりがなだけだとしたら、その他の情報はどこから漏れたのか。これについて水島理事長は「流出していない」と答弁。再答弁では「流出したことが確認されていない」と述べたのだ。

・典型的な無責任体質を貫く政府

 いやもう、全く意味がわからない。流出していることが事実なのに、それを確認していないというのは、確認作業のミスではないのか。そして通報メールから3年も、この問題は放置されていたのである。

 なお、告発メールを受けて日本年金機構は2018年1月6日に特別監査を実施し、日本IBMに調査を委託した。ところがその委託内容に、SAY企画が中国の企業に委託した個人情報が氏名・ふりがな以外が含まれていたかどうかはなかったのだ。これではマイナンバーなどの情報が洩れていないかどうか調査したとはいえないのではないか。

 これほど深刻で重要な情報漏洩だが、2月18日の官房長官会見では、加藤勝信長官はマイナンバーの情報が中国に流出した可能性をきっぱりと否定。19日の会見でも同様の答弁だった。ちなみにSAY規格による情報漏洩問題が発生した当時の厚労大臣は加藤長官。当時の事情を最も知るひとりのはずだ。

 そもそもの情報漏洩の責任は自分の能力を省みずに無謀な価格で落札し、無責任にも中国企業に仕事を投げたSAY企画だが、その落ち度を認識しながら、あるいは可能性を認識しながら、きちんとした調査を怠った日本年金機構および政府に責任がある。そして今なお、責任から逃げようとするのはいかがなものか。

 孔子はまたこうも述べる―小人窮すればここに濫す。もはや菅政権には君子はいないのか。


http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/350.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 五輪念頭にフクシマ重大事実隠蔽か(植草一秀の『知られざる真実』)
五輪念頭にフクシマ重大事実隠蔽か
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-82a475.html
2021年2月25日 植草一秀の『知られざる真実』


2013年9月7日、アルゼンチンのブレノスアイレスで開かれたIOC(国際オリンピック委員会)総会。

2020年東京五輪招致に向けて、安倍首相は次のように述べた。

「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています」

英語での表現は

“The situation is under control .”

また、安倍首相は質疑応答では次のように答えた。

「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の、0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされています」

真っ赤な嘘だった。



『国家はいつも噓をつく』
https://amzn.to/3snWYaq

2月22日、福島県沖で行われている漁で水揚げされたクロソイから、基準を超える放射性物質が検出された。

測定の結果は、放射性セシウムの濃度が1キロ当たり500ベクレルで、国の食品基準を5倍上回った。

県漁連の自主基準を10倍上回った。

東京電力は原発の港湾出入り口に魚の出入りを防ぐ網を設置しているが、港湾内と外界との間に遮蔽壁が設置されているわけではない。

安倍氏の「完全にブロックされています」の発言は「完全に嘘」だった。

港湾は放射性物質で汚染されており、この港湾と外海は隔てられておらず、放射性物質が港湾外に流出していると考えられる。

東京電力は、港湾内の海水の44%が1日で港湾外の海水と交換されていることを明らかにしている。

このフクシマ原発でリスクが増大している。

2月13日午後11時7分、福島県沖でマグニチュード7.3の地震が発生した。

最大震度は6強だった。

フクシマ原発立地地点も激しい揺れに襲われた。

この地震によって重大な事態が発生している。

しかし、五輪に直結する重大事案であるために隠蔽が図られている。

菅義偉首相は2月14日未明、首相官邸で記者団の質問に対して、

「津波の心配はなく、原子力関係もすべて正常だ」

と述べた。

しかし、この発言も真っ赤な嘘だった。

嘘つき総理が二代続いている。

東電がフクシマ原発の異常を発表している。

東電によると、1号機で15日から、3号機で17日以降に、それぞれの格納容器内の温度計の一部で測定温度が低下していることから、温度計が水につかっていないと判断して、水位低下と結論付けた。

1号機では1.9メートルの水位が40〜70センチ低下。

3号機も6.3メートルの水位が約30センチ低下したと見られるとした。

また、格納容器には水素爆発を防ぐため窒素が注入され、圧力が高められているが、1号機では大気圧との差を計測する圧力計の値が1.2キロパスカルから0.1パスカルまで低下し、格納容器内の圧力がほぼ大気圧になっていることも公表された。

極めて重大な事態である。

福島第一原子力発電所では、1号機、2号機、3号機でメルトダウンが発生した。

圧力容器内の炉心が溶融して溶け落ちた。

1号機では格納容器の底を破って地下にまで核燃料が溶け落ちていると見られている。

溶融した燃料デブリを冷却するために注水が行われているが、水位が低下すれば燃料デブリがむき出しの状態に移行する可能性がある。

2011年3月12日正午のニュースでNHKは次のように放送した。

https://www.youtube.com/watch?v=WHUyLdPhcbg

「原子力発電所に関する情報です。

えー、原子力安全保安院などによりますと、福島第一原子力発電所一号機では、原子炉を冷やす水の高さが下がり、午前11時20分現在で、核燃料棒を束ねた燃料集合体が水面の上、最大で90センチほど露出する危険な状態になったということです。

このため消火用に貯めていた水など、およそ2万7000リットルを仮設のポンプなどを使って水の高さをあげるための作業を行っているということです。

この情報を繰り返します」

この原稿を読み上げたあと、約7秒間の沈黙があり、横から。

「ちょっとね、いまの原稿使っちゃいけないんだって」

という声が入った。

アナウンサーは、当初の原稿を繰り返さずに別の原稿を読み上げた。

本年2月13日の地震でフクシマ原発の格納容器に新たな損傷が発生した疑いが強い。

格納容器の水位が低下して燃料デブリがむき出しになれば、新たな水素爆発が発生する恐れがある。

2011年の東日本大地震の余震が続いている。

次の強い揺れで格納容器の損傷が拡大すれば重大事態が発生するリスクが高い。


「UIチャンネル」第380回放送、鳩山元首相との対談がアップされております。

https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。


関連記事
福島沖地震で東電と菅首相が福島原発の異変を隠蔽! 地震計は故障、汚染水タンクがずれ、格納容器が水位低下しても「すべて正常」(リテラ)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/316.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/351.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 血税の官房機密費で返納か? 渦中の山田広報官に怨嗟の声(日刊ゲンダイ)
血税の官房機密費で返納か? 渦中の山田広報官に怨嗟の声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/285690
2021/02/26 日刊ゲンダイ


反省して謝ったからオシマイではない(25日、衆院予算委での山田真貴子内閣広報官)/(C)日刊ゲンダイ

<いやはや、首相会見を仕切るだけで、そんなにもらえるのか><これじゃあ、どれほど批判の声が出たって辞めないわけだよ>

 ネット上では怨嗟の声が広がっている。放送関連会社「東北新社」に務める菅義偉首相の長男らによる総務省幹部接待問題で、同社から総務審議官時代の2019年11月に約7万4000円に上る高額な接待を受けていた山田真貴子・内閣広報官(60)。山田広報官は25日の衆院予算委に参考人として出席。「公務員の信用を損なったことを深く反省している。本当に申し訳なかった」と陳謝したものの、「今後、職務を続ける中で、できる限り自らを改善したい」と述べ、引き続き内閣広報官を務める意向を示した。

 90年代前半のテレビCM「反省だけなら、サルでもできる」のセリフではないが、反省して謝ったからオシマイではないだろう。内閣広報官とは文字通り、内閣の広報マンという重責を担う「顔」だ。今後、首相会見に登場する度、記者や国民からは疑惑の目で見られることになる。「本当に申し訳ない」と思うのであれば、きちんとけじめをつけるために広報官を辞するべきではないのか。

 国民が不信感を募らせているのは、山田広報官が何ら“お咎めなし”という理由だけではない。その破格というも言える高額な給料に対しても憤りの声が上がっている。

 加藤勝信官房長官は25日の会見で、接待問題を受けて給与報酬月額の10分の6を自主返納することになった山田広報官の返納額が70万5000円に上ると明らかにした。つまり、広報官の給与報酬は月額で117万5000円。地域手当などを含めると給与は月額で約140万円ほどになるだろう。

 国税庁の調査によると、サラリーマン全体の平均月収は約35万円(推定)だが、このコロナ禍では残業代も減り、給与はさらに下がっているだろう。わが身を削る思いで必死に納めた税金が、疑惑の広報マンに対して自分たちの月収の約5倍も支払われ、さらに業者からも賄賂性の高い飲食代を負担してもらっていたのだから驚天動地だ。

<10分の6じゃなく全額返納しろ><俺たちの税金を何だと思っているんだ>

 ネット上で怒りの連鎖が広がっているのも無理はない。

 野党国会議員がため息交じりにこう言う。

「国民には自助を求めながら、家族や取り巻きには公助するのが菅首相。山田さんは菅首相のお気に入りのため、自主返納すると説明されているお金の原資も実は官房機密費ではないか、などとささやかれています」

 不祥事で返納するお金も税金でなんて冗談ではない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/352.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅首相が山田内閣広報官を処分しない理由に「女性」を強調! 女性問題を悪用し「飲み会を断らない」不正官僚を守る態度こそ性差別だ(リテラ)
菅首相が山田内閣広報官を処分しない理由に「女性」を強調! 女性問題を悪用し「飲み会を断らない」不正官僚を守る態度こそ性差別だ
https://lite-ra.com/2021/02/post-5807.html
2021.02.25 菅首相が山田内閣広報官を処分しない理由に女性問題を悪用! リテラ

    
    首相官邸HPより

 こんな処遇で許されていいのか──。昨日24日、総務省の高級官僚たちが菅義偉首相の長男である菅正剛氏ら東北新社の幹部と違法会食を繰り返していた問題で、政府は谷脇康彦・総務審議官ら11人を減給や戒告の懲戒処分とすると発表。しかし、その一方で、一晩で7万円を超える接待を受けていた山田真貴子・内閣広報官は「厳重注意」となり、給与の10分の2の3カ月分を自主返納するだけで「続投」させるというのだ。山田内閣広報官の月額は117万5000円だというから、返納額は70万5000円となる。

 山田氏が接待を受けたのは総務省の総務審議官時代だが、現在は特別職の国家公務員であるために処分の対象外となったというが、そんな馬鹿な話があるか。

 ご存知のとおり、山田内閣広報官は総理大臣会見でも司会進行役として現場を取り仕切っているだけでなく、菅首相の右腕として重要政策の広報を担う人物であり、何より国民からの信頼が担保されなければならない要職に就いている。にもかかわらず、今回、山田氏は当初「菅総理の長男と会食した明確な記憶はない」と否定しておきながら、追い詰められてようやく「接待を受けた」と認めた。つまり、国民の信頼を真正面から裏切ってみせたのだ。

 しかも、多くの国民が「7万円もの接待を受けておいて忘れることなんてあるのか」とツッコミを入れる事態となったが、当の山田氏自身は総務省の調査の際、〈7万円超という金額について、それほど高額ではなかったはず、などと不満を示した〉(朝日新聞24日付)という。

 違法接待を受けておいてこんな態度をとること自体が信じられないが、こうした国民を裏切ったことに無反省な態度は、本日25日おこなわれた衆院予算委員会での参考人招致でもあらわになった。

 参考人として山田内閣広報官が招致されたことを受け、「衆議院インターネット審議中継」はアクセスが集中し配信が一時ストップするなど注目度の高さをうかがわせたが、そこで山田内閣広報官は絶句するような答弁を繰り返した。

 たとえば、立憲民主党の今井雅人衆院議員が“会食時に同席していた正剛氏が菅首相の長男だと認識していたのか”といった質問を投げかけたが、山田内閣広報官は「認識していたのかな、とは思う。(会食の席は)横並びだったと思うので、お話しもしておりません。どういう方がいたかについて、にわかにちょっと思い出せなかった」などと答弁。これには今井議員も「そこに首相の息子がいたかどうかわからないなんてことがあるのか」と疑義を呈したが、山田内閣広報官はこう言い返したのだ。

「私自身、仕事、プライベートでも、お会いする方がどういった方のご子息であるかとかは、あまりお付き合いに関係がないと思っている」

「(菅氏の長男の同席は)私にとって大きな事実だったかというと、必ずしもそうではないのではないかと思う」

■7万円ゴチ山田広報官の処遇について聞かれて菅首相は「女性の広報官として期待している」

 まったく何を言っているのだか。本サイトでも指摘してきたように、山田内閣広報官といえば菅首相が贔屓にしてきた官僚の筆頭であり、安倍政権下の2013年から2015年まで広報担当の首相秘書官を務めた際も官房長官だった菅氏が安倍晋三首相に対して推薦したと言われ、新政権発足にともなって菅首相が官邸に呼び戻したのだ。それほどの寵愛を受けながら、その息子と会食したことを忘れるはずがない。なのに、言うに事欠いて「誰の子息かは関係ないと思っている」「私にとっては大きな事実ではない」と強調するとは──。

 しかも、会食の際にBSやCSなど放送行政にかんする話をしたのではないかと追及を受けると、山田内閣広報官は「放送業界全体の実情に関する話はあったかもしれないが、全体としては一般的な懇談だった」などとしらばっくれたのである。

 7万円もの高級接待を受けておいて「一般的な懇談」なわけがないだろう。その上、山田氏と会食では、正剛氏だけではなく東北新社の二宮清隆社長も同席。総務省の報告書では、二宮社長が会食に参加していたのは山田氏と、「次期事務次官」と目されていた総務省ナンバー2の谷脇康彦・総務審議官のときだけ。二宮社長や正剛氏らから直接的な働きかけがおこなわれていなかったとしても、相手を見れば“接待の意図”は十分に理解していたはずだ。

 このように、終始、人を食ったような答弁を貫いた山田内閣広報官だが、最大の問題は、違法接待にとどまらず贈収賄の疑いさえ濃厚な人物の続投を決定した菅首相にある。

 しかも、けっして看過できないのは、菅首相が山田氏を内閣広報官に続投させる理由として「女性」であることを持ち出したことだ。

 菅首相は昨日24日、記者団の囲み取材の際、山田氏の処遇についてこう述べた。

「やはり女性の広報官として期待しておりますので、そのまま専念してほしい。私はこういうふうに思っています」

 山田氏が問題となっているのは、総務審議官という立場でありながら明白な利害関係者から接待を受けていたことであって、男性か女性かといった性別はまったく関係ない。なのに「女性の広報官として期待しておりますので」などと女性であることをわざわざ強調し、持ち出す──。

 ようするに、森喜朗氏の性差別発言に端を発して注目が集まるようになった「女性登用の少なさ」の問題を、菅首相は「悪用」し、処分をおこなわないことの理由にしたのである。

 いま女性たちが声をあげ、是正を求めているのは、性差別的な社会構造に基づいた男女格差の解消であり、意思決定の場に女性が参加できるようになることだ。なのに、それをよりにもよって官僚の汚職問題に利用し、罷免しなかった理由として「女性として期待している」と言う。これは、まさしくいま声をあげている女性たちをも冒涜する暴言ではないか。

■菅首相が緊急事態制限解除の会見を中止に 会見をやると山田内閣広報官が司会を努めなければいけないため

 そもそも、山田内閣広報官は「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。飲み会も断らない。断る人は二度と誘われない。出会うチャンスを愚直に広げてほしい」などと発言していたことも問題になっているが、この発言自体、家事や子育てを押し付けられながら仕事を抱える女性たちが男社会の組織内で「飲み会に参加しない」などという理由で阻害されてきたことをまったく理解しない、あ然とするようなものだ。しかし、こうした「わきまえた女」だからこそ、菅首相は山田氏を高く評価してきたのだろう。

 だが、菅首相が山田氏を身びいきし、これほどの問題が発覚しても何の処分も下さなかった理由は、そこではない。山田氏が“自分にとって忠実な右腕”だからだ。

 山田内閣広報官は、菅首相が出演したNHKの『ニュースウオッチ9』で有馬嘉男キャスターが食い下がって質問したことに対し、放送の翌日、原聖樹・NHK政治部長に電話口で「総理、怒っていますよ」「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思います」などと“恫喝”をかけたと言われ、有馬キャスターを降板に追い込んだ張本人と目されている。この“働きぶり”は安倍政権時にメディアに圧力をかけまくっていた菅首相そのものだ。

 しかも、山田氏の忠臣ぶりは、菅首相の長男・正剛氏の問題でもうかがえる。正剛氏は東北新社で部長職にあるだけではなく同社の子会社であるCS局「囲碁・将棋チャンネル」を運営する株式会社囲碁将棋チャンネルの取締役も兼任しており、その「囲碁将棋チャンネル」の番組はハイビジョンではない標準テレビジョンであるにもかかわらず2018年に「東経110度CS放送に係る衛星基幹放送の業務認定」を総務省から受けているが、この認定を判断する最高責任者の総務省情報流通行政局長の職にあったのは山田氏だからだ。

 時に官僚として長男の事業を特別待遇し、時に内閣広報官としてメディアに恫喝をかけて睨みをきかせる。つまり、こうした忠義者を菅首相はそばに置いておきたいために不問に付し、批判を封じ込めるために山田氏を「女性」であることを強調したのである。

 しかも、菅首相はきょう、緊急事態宣言の先行解除にともなって明日26日に予定していた会見を中止し見送ったという。前述したように山田内閣広報官は総理会見の司会進行役であり、渦中の人物が司会進行をおこなうことでさらなる非難を浴びることになるのを避けたのだろうが、そもそもそんな人物にいまだ内閣広報官をやらせていること自体が問題なのだ。いずれにしても、こんなやり方で幕引きをさせてはならない。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/353.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 署名4分の1が指印不正 愛知リコール、複数の同一人物(中日新聞)

※2021年3月26日 中日新聞1面トップ


署名4分の1が指印不正 愛知リコール、複数の同一人物
https://www.chunichi.co.jp/article/208418
2021年2月26日 05時00分 (2月26日 05時02分更新)  中日新聞 会員限定

 

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動で偽造の疑いがある大量の署名が提出された問題で、複数の人物が繰り返し指印を押したとみられる署名が約十万八千筆あったことが、関係者への取材で分かった。提出された約四十三万五千筆の四分の一ほどを占めていた。

 関係者によると、各市区町村の選管で職員らが指印の角度や形などを確認し、同一人物が押したかどうかを判断した。ただ、指印の確認をしなかった選管もあり、不正な指印の数がさらに多かった可能性もある。

 提出された署名の収集期間だった昨年八月二十五日〜十月二十五日ではない日付が書かれた署名も約一万一千筆あった。

 関係者らへの取材では、署名の提出期限だった昨年十一月四日の朝に、名古屋市内のホテルで「指印がないものはまとめて押す」と話す活動団体の人物がいた。ホテルを出た後に、一人で数十人分の指印を押す別の関係者もいた。

 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らが署名を提出後、「勝手に名前を使われた」といった指摘が相次いだため県選管が全署名を調査。83・2%に当たる約三十六万二千筆が無効と判断された。

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。



署名集め終盤にバイト募集 愛知リコール問題
https://www.chunichi.co.jp/article/208419?rct=national
2021年2月26日 05時00分 (2月26日 05時02分更新) 中日新聞  会員限定

 署名偽造問題で、名古屋市の広告関連会社がリコール活動団体の事務局幹部からバイト募集の依頼を受けた時期が、署名集めの活動終盤だったことが関係者への取材で分かった。選管へ提出する署名数を水増しする目的だったとみられる。

 広告関連会社が受け取った発注書は昨年十月十九日付。署名集めの締め切りが大半の自治体で六日後に迫っていた。発注書には事務局幹部の自筆とみられる個人名と押印があった一方、リコール活動団体の名前の記載はなかった。

 受注金額は約四百七十万円で、同社は現金で受け取った。同社はバイトへの給与などに少なくとも計千数百万円を支出しており、多額の赤字が出たという。

 発注書には「代筆行為について、事前に代筆元に対して発注者が代筆する旨の了解を得ていることを確認する」などと、署名を書き写す業務を正当化するような記載もあった。

 関係者らへの取材では昨年十月二十日ごろから約十日間、佐賀市内の貸会議室にバイトが集められ、何らかの名簿をリコール活動団体の署名簿に書き写す不正が行われていた。アルバイトは時給九百五十円で、一日に数十〜百人以上が参加。交通費は原則として一律五百円だったが、夜まで残業する人に...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。





http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/354.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 政治史の中でも悪質 菅首相長男をめぐる「東北新社疑惑」 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



政治史の中でも悪質 菅首相長男をめぐる「東北新社疑惑」 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285661
2021/02/26 日刊ゲンダイ


衆院予算委員会の答弁で、長男の接待問題に関し陳謝する菅首相(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権下では、森友学園や加計学園の問題で、公的資産の不当廉売や、恣意的に基準を歪め、悪用された事例が相次いだ。当然、世論は怒ったが、一連の経過で安倍前首相側に資金が流れていたという話は聞かない。

 しかし現在、明らかになっている菅首相の長男をめぐる「東北新社疑惑」は、菅氏側が金銭的利益を得ている。その意味では日本の政治史の中でも悪質な事件だろう。

 総務省の高級幹部が東北新社側から複数回に上る接待を受け、この席にはほぼ常に菅首相の長男がいた。

 この事件の本質については、毎日新聞社説がこう報じている。
<見過ごせないのは、昨年12月の会食時期だ。東北新社の別の子会社が手がける衛星放送の認定を、同省が更新する直前だった。また、長男が役員を務める子会社の「囲碁・将棋チャンネル」は約3年前にCS放送業務の認定を受けている。この時認定された12社16番組のうち、ハイビジョンでない放送はほかになかった。審査基準はハイビジョン化を進めるために改正されたばかりだった。しかし、ハイビジョンであるにもかかわらず認められなかった番組もあった>

 つまり、総務省から東北新社が得た認可は、通常の基準では認可されない類いの性格を持っていたのである。別の報道によれば、<東北新社はグループの650億円の売り上げの内、衛星放送事業の売り上げは150億円、総務省の認定を受ける事業である>とある。だからこそ、社長自らが接待に出向き、対総務省工作を行ったのである。

 こうした事業認可が特段の配慮によって実施されることは、これまでもあろう。しかし、菅首相は東北新社から特別の金銭的利益を得ている。長男の正剛氏の入社後、東北新社の植村伴次郎氏らは6年間で、菅氏が代表を務める自民党神奈川県第2支部に計500万円の寄付をしていると報じられている。

 認可を与えたのは総務省である。しかし菅首相はここにも「クモの網」を張っている。昨年9月13日のフジテレビ系番組でも、政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は「異動してもらう」と強調していた。

 今回の問題で、総務省官僚の判断としては、@菅首相の意向を忖度して規制を曲げるA閑職に異動し退職する――のいずれかだったろう。

 日本の官僚機構は今、こういう選択を突き付けられているのである。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/355.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 人殺し兵・海兵隊は鬼か<本澤二郎の「日本の風景」(4006)<日米軍事同盟解消の21世紀日本へ=平和友好条約が最善!>
人殺し兵・海兵隊は鬼か<本澤二郎の「日本の風景」(4006)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28198537.html
2021年02月26日 jlj0011のblog


<日米軍事同盟解消の21世紀日本へ=平和友好条約が最善!>

 世界恐慌とコロナの、二重苦の地球という厳しい時代状況下、日米安保による軍事同盟は、東アジアに生きる日本にとって、負の要素が余りにも多きすぎる。解消して、平和友好条約を締結する機会としなければなるまい。

 沖縄に駐留する、世界で最も野蛮な兵士・海兵隊のレイプ事件は、恒常的に繰り返されている。被害者は女性である。このことは対抗して沖縄と、特に女性の自立が不可欠であることを物語っている。他人任せではなく、全女性が決起しないと、腐った警察も検察も作動しない。日米安保を吹き飛ばす時代であることを、平和の島が東アジア諸国民に向かって叫んでいる。

 昨日の国会では、菅の長男による東北新社賄賂疑惑で、内閣広報官の山田真貴子が国会に呼ばれた。男性官僚の倫理喪失と異なり、潔く責任を取るだろうと信じたジャーナリストは、結局のところは、森友事件の佐川某と50歩100歩であることを裏付けただけだった。

 腐敗は、官界の男女のすべてに及んでいることを証明したことになる。倫理と正義において、男性よりは優れていると感じていたのだが、全く裏切られてしまった。情けない。泣けてくる。菅は急遽、彼女が采配を振るう内閣記者会との会見をキャンセルした。

<海兵隊は防衛のための任務はない=敵地攻撃部隊>

 国民の多くが誤解している問題の一つは、沖縄に駐留している海兵隊のことである。海兵隊のレイプ事件は、この70年の沖縄の性虐待事件を整理することで、一目瞭然である。海兵隊は強姦魔・鬼である。

 「彼らは沖縄と日本を守ってくれている」と信じ込んでいる国民がほとんどであろうが、海兵隊に防衛の任務はない。有事の際、敵基地深く侵入して、米国人の救済や米国資産を保護するためが、本来の任務である。

 沖縄の武器弾薬は、米国・米軍の敵を攻撃するためのもので、日本防衛は絵空事である。ワシントンの政権が発足すると、日本政府は真っ先に「尖閣を守ってくれますね」「イエス」を取り付けて、大喜びする。実に馬鹿げた日米軍事同盟であろうか。

 もう目を覚ます時である。「ヤンキーゴーホーム」の鐘を打ち鳴らすしかないのだ。米国のリベラル派は、耳を傾けてくれる。本当のことである。

 米中関係が壊れている現在、当然のことだが、大陸の武器も沖縄に照準を合わせる。日本にとって得るものはないどころか、油断すると、悲惨な戦争に巻き込まれる。子供でも分かる理屈である。日中友好は、普遍的な日本外交の基軸である。そのための、覇権否定の日中平和友好条約の締結(福田赳夫内閣)だった。

<やくざ強姦魔と同じ海兵隊か=沖縄から追放するしかない>

 木更津市では、やくざ強姦魔による美人栄養士殺害事件が起きて、7年を迎える。この悲惨な事件を、千葉県警と木更津署は、少し動いただけで、本格的な捜査を始めようとしていない。

 「公明党創価学会が捜査を止めている」との疑惑も浮上している。やくざによる強姦・性奴隷・殺人事件は、列島のいたるところで発生している可能性を否定できない。

 女性は安心して、天下の大道を歩けない。油断すると、誰もがレイプ被害者になりうる。やくざと海兵隊のいるところは、特に危険である。

 主権者と日本政府の出来ることは、海兵隊とやくざを、沖縄から追放することことである。軍事同盟を解消して、平和友好条約に切り替えることだ。同時に日本の全女性は決起して、女性が安心できる誇れる日本政府を誕生させるのである。不可能ではない。

<レイプ文化返上!女性が安心して暮らせる社会へ>

 「木更津レイプ殺人事件」が発生するまで、日本のレイプ文化への理解がまったくなかったジャーナリストを、この7年ずっと恥じている。

 レイプ文化は、入れ墨・刺青文化なのだ。海兵隊員の中にも、刺青兵士が少なくないのである。この影響を受ける一般人も少なくない。その代表がTBS強姦魔であろう。

 やくざは覚醒剤と入れ墨と凶器で、女性を簡単に強姦する。それを放任する日本警察の体質は、間違いなく鬼そのものであろう。恐ろしい社会である。

 肉体的弱者の女性が、油断すると、強姦魔に襲われてしまう社会は不健全極まりない。男社会は、依然としてこのことに目を向けない。永田町も霞が関も大手町も目を伏せている。

<伊藤詩織さんに続け!声を上げる女性を泉下の戦争の遺児も>

 この重大事件に巻き込まれた伊藤詩織さんは、声を上げた勇者である。日本のジャンヌダルクと高く評価したい。

 女性の人権を蹂躙する強姦は、殺人事件に相当しよう。さらなる重罰化が、今の法相・上川陽子の肩にかかっている。詩織さんの無念を理解できないはずがない。やくざ浜名に殺害された泉下の戦争遺児も、いま強姦魔退治を叫んでいる。彼女らの悲痛な叫びを理解できない人間は、悪魔か鬼だと断罪したい気分である。

 永田町を見聞してきていえることは、福島瑞穂・辻元清美・蓮舫・森裕子の4人組はまともな政治家である。彼女らの決起を強く求めたい。女性の生きる安全な土台を固めることに成功すれが、この国は変わる。女性の覚醒が、今こそ求められている時代はない!

2021年2月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


沖縄県議会(赤嶺昇議長)は24日の本会議冒頭で、在沖米海兵隊員の強制わいせつ事件について、抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。綱紀粛正と実効性のある再発防止策を講じるよう求めた。海兵隊員が1月31日に那覇市内で成人女性を駐車場に連れ込み、わいせつ行為をしたとして逮捕された事件を、「人間としての尊厳を蹂躙(じゅうりん)する犯罪」と非難。 事件事故が繰り返されていることに、「人権教育への取り組みや隊員の管理体制が機能していないと言わざるを得ず、激しい憤りを禁じ得ない」と厳しく指摘した。(沖縄タイムス)


ジュネーブの国連人権理事会会合で韓国が23日に慰安婦問題を「普遍的な人権問題」などと取り上げたことを受け、日本政府は24日の同会合で「受け入れられない」と反論した。2015年の日韓慰安婦合意の着実な履行を韓国側に要求していることも説明した。加藤勝信官房長官が25日の記者会見で明らかにし (時事)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/356.html

記事 [政治・選挙・NHK279] “鉄壁ガースー”どこが?東北新社「わからない」のテキトー(日刊ゲンダイ)



“鉄壁ガースー”どこが?東北新社「わからない」のテキトー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/285715
2021/02/26 日刊ゲンダイ


東北新社は「漠然としか分からない」とデタラメ(22日、衆院予算委で答弁する菅首相)/(C)日刊ゲンダイ

 総務省幹部の接待問題で明らかになったのは、菅首相親子を中心とした官民の癒着構造だけではない。菅首相の答弁がいかにテキトーか、改めて浮き彫りになった。

 25日の衆院予算委員会で、立憲民主党の黒岩宇洋議員が接待問題を巡る菅首相の答弁を問題視。国家公務員倫理審査会が総務官僚の倫理法違反を認定する前に、菅首相が違反と断定していたことを追及した。

勝手に違反認定

 問題の答弁は22日の衆院予算委で飛び出した。菅首相は「私の長男が関係して、結果として公務員が倫理法に違反する行為をすることになった」と陳謝。総務省が接待問題を調査している最中だったにもかかわらず、だ。

 違反が濃厚だったとはいえ、菅首相には白黒を断定する権限はない。答弁を作成したはずの総務省は、黒岩議員から「総理が答弁した時点で違反したと認定していたか」と問われ、「しておりません」(武田総務相)と否定。黒岩議員によると、「参事官は『総務省はこの答弁は作っていない』と言っていた」というから、菅首相が先走って答弁したのは明らかだ。

東北新社を「漠然としかわからない」とデタラメ

 首相就任以来、菅首相の答弁のメッキは、すっかりボロボロ。テキトーぶりは、総務官僚を接待した東北新社に関する答弁にも表れている。

 15日の衆院予算委で東北新社がどのような会社か問われた菅首相は、「映像とか、そういう仕事をしている会社っちゅうことは漠然と分かっていますけど、具体的に何がどうこうというところまで知りません」と答えている。ところが、間違いなく知っている証拠が残っているのだ。

 東北新社のニュースリリース「〜囲碁・将棋界の発展に向けて〜『囲碁・将棋チャンネル』新社名披露パーティーを開催!」(2010年8月10日付)には、〈主な出席者〉として〈菅義偉衆院議員〉と明記されている。主催はもちろん、東北新社だ。

「囲碁将棋チャンネル」は東北新社の子会社であり、首相の長男・正剛氏が取締役を務めている。お披露目パーティーに出席する間柄なのに、「漠然としか分からない」のはいくら何でも不自然である。

「鉄壁」とモテはやされたガースー答弁なんて、しょせんこんなものだ。






【国会中継】山田内閣広報官を参考人招致「公務員の信頼損なった」と陳謝 衆院予算委(2021年2月25日)

26:32〜 黒岩宇洋議員質疑 再生開始位置設定済み




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/357.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 贈収賄の疑いで市民団体が告発 山田広報官や菅氏長男ら(朝日新聞)
贈収賄の疑いで市民団体が告発 山田広報官や菅氏長男ら
https://digital.asahi.com/articles/ASP2V52KLP2VUTIL02J.html
2021年2月26日 15時35分 朝日新聞


東京地検が入る庁舎

 総務省幹部らが、菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から繰り返し接待を受けていた問題で、東京都や神奈川県の市民でつくる「検察庁法改正に反対する会」が26日、総務省幹部ら13人を収賄の疑いで、長男や社長を含む東北新社側の4人を贈賄の疑いで、東京地検特捜部に告発した。

 収賄容疑で告発されたのは谷脇康彦・総務審議官、吉田真人・総務審議官、秋本芳徳・前情報流通行政局長ら総務省の職員ら12人と、総務省出身の山田真貴子・内閣広報官。市民団体は、飲食接待が職務に関して受け取った賄賂に当たると主張している。

 総務省の調査によると、職員ら12人は2016年以降、東北新社から延べ計38回、計約53万円分の飲食接待を受けていた。同省はこのうち11人について、利害関係者による接待や社会通念上許されない接待だと認定し、タクシー券や土産も利害関係者からの贈与にあたると判断。国家公務員倫理規程に違反したとして、減給などの処分にした。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/358.html

記事 [政治・選挙・NHK279] コワモテ菅長男は陽キャ…令和おじさんモノマネが鉄板ネタ(日刊ゲンダイ)





コワモテ菅長男は陽キャ…令和おじさんモノマネが鉄板ネタ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/285654
2021/02/25 日刊ゲンダイ


このポーズを“完コピ”(C)共同通信社

 宴会芸にまで父親の威光を利用だ。菅首相の長男が勤める東北新社から総務省幹部への違法接待問題は、火の手が広がる一方だ。渦中の長男・正剛氏(40)も、父親あっての自分だと自覚していたようで、その証拠が宴会の「一発芸」に表れていた。東北新社主催のパーティーに出席した人物はこう明かす。

昭和カルチャー踏襲の“イタいヤツ”

「正剛氏の鉄板ネタは、父親である“令和おじさん”のモノマネ。神妙な顔つきで『令和』と書かれた色紙を掲げ、『新しい元号は令和であります』と口調までコピーしてくれます。周囲がはやし立てると、つい軽いノリで披露してしまう。ネタのため、常に『令和』の色紙を持ち歩いていたかは分かりません」

 肩にかかるロン毛とヒゲ。一見、コワモテな風貌だが、「雰囲気はお父さんに似てなくもないけど、あそこまで陰湿な印象はない。とっつきやすい『陽』のイメージです」とは知人の評価だ。

 東北新社の関係者によると、正剛氏は「飲みニケーション」能力に秀でており、年配者にかわいがられるタイプらしい。ただ、“イタい”要素もあるという。

「やや自己評価が高いんですよ。『自分は仕事ができて面白いヤツ』と思っているフシを感じますが、周囲はそこまで評価していません。今の『統括部長』の肩書やBS子会社の取締役を兼務しているのも、菅さんの息子だから優遇されているのは間違いない。社内でも花形のクリエーティブ部門には一切携わっていませんからね。確かに気が利くし、接待の前には部下に、相手が喜びそうな菓子折りを準備させたりしていますけど、それだって“昭和の宴会カルチャー”を踏襲しているだけです」(関係者)

 さらに、正剛氏を知る人物はこう言う。

「総務省幹部を接待したのも会社のためだったとはいえ、彼にすれば普段の飲み会の延長くらいの感覚だったのではないか。本人は軽いノリでも、相手は『菅さんの息子の誘い』と捉える。元大臣秘書官として倫理規程違反も理解できたはず。それでも『自分なら許される』というおごりがあったのかも知れません」

 入社する際、父親が「総務省とは距離を置いて付き合うように」と釘を刺した言葉は、長男の心に響かなかったようだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/359.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 総務省幹部ら接待 「東北新社」社長辞任 首相長男は人事部付に(NHK)
総務省幹部ら接待 「東北新社」社長辞任 首相長男は人事部付に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210226/k10012887591000.html
2021年2月26日 18時23分 NHK



総務省の幹部らが衛星放送関連会社の「東北新社」から接待を受けて処分された問題で、「東北新社」は、26日付けで二宮清隆社長が辞任し、接待を行っていた菅総理大臣の長男を含む幹部3人の役職を解く処分を行ったことを発表しました。

総務省の幹部職員らが、東北新社に勤める菅総理大臣の長男らから、国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていた問題で、東北新社は外部の弁護士などでつくる委員会を設置し、事実関係などの調査を進めています。

東北新社は委員会からの中間報告をもとに、26日付けで二宮清隆社長が問題の責任をとって辞任し特別顧問に就任したこと、後任の社長には中島信也副社長が就任したことを発表しました。

また、菅総理大臣の長男で、メディア事業部の趣味・エンタメコミュニティ統括部長を務めていた菅正剛氏を含む幹部3人についていずれも役職を解任し、人事部付とする処分を行ったことも合わせて発表しました。

二宮前社長がコメント「経営責任痛感 おわび申し上げます」

26日付けで辞任した東北新社の二宮清隆前社長は次のコメントを発表しました。

「このたびは、私を含む弊社役員および社員による行動に起因して、お客様、お取引先、投資家の皆様をはじめ関係者の方々に多大なるご迷惑をおかけしておりますこと、深くおわび申し上げます。国会やメディアでも連日大きく取り上げられる事態となり、弊社に対する信頼を大きく毀損することとなりましたことは、慚愧(ざんき)の念に堪えません。本日、特別調査委員会から現時点での報告がなされ、それに基づき私としては、今回の事態を招いた要因として弊社のコンプライアンス体制の不備に加え、コーポレートガバナンスが及んでいない点があると考えざるを得ず、経営責任を痛感しております。かかる事態を厳粛かつ真摯(しんし)に受け止め、本日付で代表取締役社長を辞任いたしました。後任には、取締役副社長である中島信也が同日付で代表取締役社長に選任され、同じく取締役副社長である伊藤良平が代表取締役副社長に選任されました。弊社は、本年2月12日に特別調査委員会を設置し、事実関係の解明および原因の分析を進めるとともに、2度とこのような事態を引き起こすことがないよう、再発防止に向けた取り組みの策定に全力を挙げて取り組んでおります。最終的な調査結果につきましては、新たな経営体制のもと特別調査委員会から調査報告書を受領しだい、速やかにご報告するとともに、再発防止策に基づき迅速な対応を進めてまいります。関係者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねておわび申し上げます」



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/360.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 島根・丸山知事は東京でも堂々90分超 これぞザ・記者会見(日刊ゲンダイ)
島根・丸山知事は東京でも堂々90分超 これぞザ・記者会見
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/285694
2021/02/26 日刊ゲンダイ


都道府県会館で会見した丸山知事(C)日刊ゲンダイ

「東京五輪の聖火リレー中止検討」発言で注目を集めた島根県の丸山達也知事(50)が25日に上京し、政府や地元選出の国会議員に対し、新型コロナウイルスの第3波の検証を踏まえた感染症対策の改善・強化や、緊急事態宣言の影響を受けている飲食店などへの支援策の拡大を要請した。

 丸山知事はこの日、内閣府や厚労省、中小企業庁を訪問して要請書を提出。その後、自民党細田派の細田博之会長(76)や、丸山知事の発言について「呼んで注意する」とコメントして批判が出た竹下派の竹下亘会長(74)ら島根県選出の同党国会議員と面会。地元飲食店らの窮状を訴えた。

 その後夕方に都道府県会館(東京都千代田区)の会議室で会見を開いた丸山知事。竹下会長と面会した際のやり取りを記者に問われ、竹下氏に啖呵を切ったのかと思いきや、「私は政治経験も、人生経験もない。注意していただけるのはありがたいこと」と謙遜し、「私の所作が問題があったとしても、県民のためにきちんと対応しようと言っていただいた」と語った。

「小池都知事は知事会に参加していない」とチクリ

 総務官僚出身であり、聖火リレーの中止検討発言や上京して支援策拡大を求めた自身の行動について「政治のルール破り」と理解しつつも、「今の状況で知恵がなければ島根県の飲食店がなくなってしまう」と切実な思いを訴えた丸山知事。政府を介さず、東京都の小池百合子知事(68)と直接、やり取りするべきではないかーーといった趣旨の質問に対しては、「私は知事会に出席していますが、ここ5回ほど本人(小池都知事)は参加していない」と答えた。

 会見は予定時間を大幅に超える1時間半にも及び、司会者が「それでは時間がまいりましたので…」と会見終了を促したが、丸山知事は挙手する記者を指名し続けた。島根県民のために現状を訴え、何とか改善したいという真剣な気持ちが記者らにヒシヒシと伝わってきた。

 なお、朝日新聞デジタルが25日、菅首相は緊急事態宣言の先行解除に伴う26日の記者会見を取りやめる方向で「山田広報官の問題も影響か」と報じた。首相会見で司会進行役を務める山田真貴子・内閣広報官(60)が、首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から7万4203円の食事接待を受けていたことが発覚、給与10分の6(70万5000円)を自主返納する意向だが広報官は続投するため、逆風が止む気配はない。

 情報公開や改革などを訴え当選しながら、今や自身が「伏魔殿の女帝」と揶揄される小池都知事ともども、丸山知事の「The 記者会見」と呼ぶべき対応をお手本にするべきだろう。




丸山知事が竹下氏と面会 聖火リレー問題「注意されたが理解は得られた」

2021/02/26  ちゃんねるテレポート山陰

25日、都内で記者会見した島根県の丸山知事は、聖火リレー問題について、県選出の竹下亘衆院議員から「注意されたものの、理解は得られた」と
話しました。



“現状なら聖火リレー中止” 島根県知事が直談判(2021年2月25日)

2021/02/25  ANNnewsCH

聖火リレー中止の検討を公表した島根県知事が東京を訪れ、「発言を注意する」と言われたあの国会議員などと面会しました。

 大会組織員会は25日、東京オリンピック聖火リレーの運営方法などについて説明会を行いました。

 一方、そのころ、島根県の丸山達也知事が感染症対策の強化などを求める要望書を山本厚生労働副大臣に提出。丸山知事といえば・・・。

 島根県・丸山達也知事:「現在、存在する問題点の解消がなされない場合には(聖火リレーの)中止をして頂きたい」

 国や東京都の感染防止策に不満をあらわにし、中止の検討を明らかにしていました。

 島根県内での新型コロナウイルス感染者は25日午前の時点で284人と全国的には少ないものの、飲食店など経済的な打撃は緊急事態宣言の地域と等しく深刻な状況にあると訴えました。

 25日朝、飛行機で上京した丸山知事は到着後、ただちに省庁や地元選出の国会議員などのもとへ次々と足を運びました。午後には竹下亘衆議院議員と面会。丸山知事が聖火リレー中止の意向を示したことを受け、竹下議員は「不用意だ。注意しようと思う」などと発言。2人の直接のやり取りに注目が集まりましたが・・・。あいさつの後、グータッチ。和やかな雰囲気で始まった話し合い。カメラの前では聖火リレーについて語られませんでした。

 竹下議員は面会後、島根県知事から「相談しないまま、しゃべってしまった」と聖火リレーの発言についておわびがあったと明かしました。

 丸山知事は今後の国や東京都の感染症対策など対応を見て最終判断をするとしています。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/361.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅のロン毛息子の接待による山田広報官の問題が菅内閣のボデーブローと効いてくる。(かっちの言い分)
菅のロン毛息子の接待による山田広報官の問題が菅内閣のボデーブローと効いてくる。
https://31634308.at.webry.info/202102/article_7.html?1614341776

菅首相は、今日の記者会見を急遽止めた。その理由は山田広報官の問題があったからではないかと言われている。やはりあったのだろう。

以下の記事で山田氏がここまで成り上がってきた理由がわかる気がする。やはり、「飲み会は絶対に断らない」女ということがわかる。ジジイ殺しと言われたように、男社会の中の紅一点でいろいろなセクハラ的な雰囲気の中であまり嫌がる雰囲気を出さず切り抜けてきたと書かれている。だから、男社会から見れば、直ぐに嫌な顔をしないから、綺麗だし好まれると書かれている。

その典型が、国の若き女性官僚がゲームで民間の男性とポッキーを両側から食べていくエピソードはその象徴だろう。こんな姿は学生の合コンである。そんなことを平気で出来る性格なのだろう。安倍内閣の時、首相秘書官に選ばれた。スケジュールも乗り継ぎで何分歩くとか綿密に気配りしていたという。所詮、そこには国家、世界の施策を考えるような仕事ではない。今の官僚はこんなことばかりやっているのではないか。そんなどうでもいいような仕事を首相、大臣が求めるのであろう。

ひと昔、行政改革という話が随分と盛り上がった時期があったが、安倍、菅になってからそんな話は死語になった。総務省幹部が菅義偉首相の長男正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」側から接待を受けていた問題で、市民団体が26日、「一連の飲食接待は贈収賄容疑に当たる」とする告発状を東京地検特捜部に提出した。この提出は、当然考えられる成り行きである。
特捜部が受理するかわからない。しかし、検察がその気ならやれる話である。なぜなら東北新社しか会食してないからだ。菅首相としてもこの動きを無視は出来ない。この事態になれば山田広報官は結局辞めざるを得なくなる。不起訴にすれば、検察審査に告発される。
国民の中に、ドロドロした怒りのマグマが徐々に溜まってきている。この問題は、菅内閣のボデーブローとして効いてくる。

http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/362.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 官僚の堕落の責任の一端は記者たちにもある。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2021/02/blog-post_70.html
2月 26, 2021 日々雑感(Daily miscellaneous feelings) 

<放送政策を所管する総務省の幹部が放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男・正剛氏らから複数回に渡って接待を受けていた問題で、総務省は2月24日、谷脇康彦総務審議官ら11人の処分を発表した。

この問題は週刊文春オンラインが2月3日、総務省で衛星放送の許認可を担当する秋本芳徳・情報流通行政局長(当時、現在官房付)をはじめ、谷脇康彦・総務審議官、吉田眞人・総務審議官、湯本博信・官房審議官(当時、現在官房付)の4幹部が個別に接待を受けていたと報道。利害関係者との「違法接待」と指摘していた。

国会で野党から追及を受けた総務省側は、当初は省内の調査結果として報道内容を否定。秋本氏は「東北出身者の懇親会」と釈明。放送事業についても「話題にあがった記憶はない」などと疑惑を否定していた。

ところが2月17日、週刊文春オンラインは疑惑を裏付ける音声データを会食時の会話記録として公開。総務省側の国会答弁を「虚偽」と報じた。

総務省は2月19日の衆院予算委員会で、これまでの説明を一転。接待の場で放送事業に関する会話があったこと、正剛氏が「利害関係者」であることを認めた。秋本氏は「利害関係者ではないと思い込んでいた」「記憶力不足を反省する」「文春の報道が出たとき、天を仰ぐような驚愕する思いだった」と釈明した。

総務省は2月24日、国家公務員倫理規定違反にあたるとして11人を処分。うち7人が減給、2人が戒告、1人を訓告、1人を訓告相当とした。秋本氏は大臣官房付に異動となり、事実上更迭された。武田良太総務相も大臣給与3カ月分を自主返納する。

山田内閣広報官も総務審議官時代に7万超の接待「和牛ステーキや海鮮料理」

また、首相会見などを仕切る山田真貴子内閣広報官も2019年、総務審議官時代に正剛氏ら東北新社の幹部と都内で会食。加藤勝信官房長官は2月24日の内閣委員会で、山田氏が和牛ステーキや海鮮料理などが供され、7万4203円の接待を受けていたことを明らかにした。

山田氏はすでに総務省を退官しており、現在は内閣官房の特別職の身分にある。そのため法律上、総務省の処分対象とはならないが、月給の10分の6を自主返納するという。総務省側の「減給」処分と一致させたかたちだ。菅首相は山田氏を続投させる意向だ。

野党側は、正剛氏の接待を受けたことで政府の放送事業に「ゆがみ」が生じていないか、さらに追及する構え。山田氏は2月25日、国会の求めに応じて衆院予算委員会に出席する。
総務省、農水省…相次ぐ「国家公務員倫理規定」への抵触

国家公務員をめぐっては、利害関係者による接待をめぐる問題が相次いでいる。

今回明らかになった総務省幹部の接待のほか、鶏卵大手「アキタフーズ」前代表と吉川貴盛・元農水相(収賄罪で在宅起訴)の会食で農水省幹部が飲食費を負担せずに同席していたことが発覚。枝元真徹・事務次官ら幹部数人が近く処分される見通しだ。
国家公務員は「国民全体の奉仕者」——汚職を教訓とした「国家公務員倫理規定」

そもそも憲法15条第2項では「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と定められている。

また、国家公務員法96条では「すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務しなければならない」と定めている。

こうした憲法や法律に記された「国民全体の奉仕者」たる国家公務員の職務を公正・公平なものにするため、民間の関係者との関係について定められた政令が「国家公務員倫理規程」だ。旧大蔵省の官僚が金融機関から過剰な接待を受けた汚職事件を受けて、2000年に施行された。

国家公務員倫理規程2条では、国家公務員が職務上で関わる以下の8つの事業者・個人を「利害関係者」と位置づけている。

許認可等の申請をしている者、許認可等の申請をしている者、許認可等を受けて事業を行っている者

補助金等の交付を申請しようとしている者、補助金等の交付を申請している者、補助金等の交付の対象になっている者

立入検査、監査、監察を受ける者(*原則、法令規定により立入検査などをされ得る状態にある時は「利害関係者」となる)

不利益処分の名宛人となるべき者(*追徴課税や営業停止処分を受ける相手方)

行政指導により現に一定の作為または不作為を求められている者

内閣府または各省が所掌する事務のうち事業の発達、改善及び調整に関する事業を行っている者(*各省庁が所管する業界で営利目的で事業を営む企業)

国との契約を申込もうとしている者、契約の申込みをしている者、契約を締結して債権・債務関係にある者

予算・級別定数・定員の査定を受ける国の機関

今回明らかになった菅首相の長男らによる接待は、「1」の規定に抵触する。

国家公務員は「利害関係者」から飲食やゴルフ、旅行、麻雀などの接待を受けることが原則禁じられている。また、香典や花輪の受け取りにも禁止規定がある。

(*)ゴルフに関しては「利害関係者の参加が想定できない大規模なコンペで利害関係者と一緒になってしまった場合」、旅行に関しては「公務のための旅行の場合、ツアー旅行で利害関係者と偶然一緒になった場合」は可能。

また、利害関係者でなくとも同じ対象から複数回にわたり費用を負担せずに飲食の饗応を受けるなど、社会通念を超える接待を受けることもNGだ。

「割り勘」についても規定がある。国家公務員は自ら飲食費を負担したり、利害関係者以外(第三者)が負担する場合に限り、利害関係者と飲食をすることができる。

ただし、金額が「1万円」を超える場合は自己負担でも倫理監督官へ事前の届け出が必要になる。また、利害関係者以外でも課長補佐級以上の職員には、5000円以上の接待・贈与では報告を義務付けている。

国家公務員倫理規程に抵触した可能性がある場合、各省庁は人事院の国家公務員倫理審査会に報告。懲戒処分を下す場合は、審査会の承認を得た上で処分する。
祝儀は?香典は?「倫理保持のルール」の例

以下に、国家公務員倫理審査会の「国家公務員の倫理保持のためのルール」から抜粋した倫理規定の内容を紹介する。

Q.利害関係者は、国家公務員の結婚披露宴で祝儀を渡せるか?

A.○

国家公務員は、利害関係者からであっても、披露宴の実費相当の祝儀を受け取ることができる。また、配偶者や親との関係で出席した利害関係者から、通常の社交儀礼の範囲内の祝儀を受けとることは認められる。

Q.利害関係者は、国家公務員が喪主となっている葬儀に香典を渡せるか?

A.△

国家公務員は、本人との関係に基づいて利害関係者が持参した香典は受け取ることができない。ただし、亡くなった家族との関係に基づいて持参された香典は、利害関係者であっても、通常の社交儀礼の範囲内のものであれば受け取ることができる。

Q.利害関係者は弔電、花輪を贈ることができるか?

A.弔電は○、花輪は×

国家公務員が、本人との関係に基づいて利害関係者からの“弔電”を受け取ることは問題ない。しかし、利害関係者からの“花輪”の提供は、倫理規定で禁じられている『物品の贈与』にあたるため受け取ることができない>(以上「Business insider」より引用)


 既報の通り「放送政策を所管する総務省の幹部が放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男・正剛氏らから複数回に渡って接待を受けていた問題で、総務省は2月24日、谷脇康彦総務審議官ら11人の処分を発表した」。しかし、それまでは知らぬ存ぜぬで逃げ回っていたが「2月17日、週刊文春オンラインは疑惑を裏付ける音声データを会食時の会話記録として公開。総務省側の国会答弁を「虚偽」と報じた」ものだから態度を一変した。

 証拠さえなければ何をやっても構わない、というつもりなのだろうか。いつから日本の官僚はそこまで堕落したのだろうか。彼らには国家公務員たる倫理意識はないのだろうか。

 総務省だけではない。「鶏卵大手「アキタフーズ」前代表と吉川貴盛・元農水相(収賄罪で在宅起訴)の会食で農水省幹部が飲食費を負担せずに同席していたことが発覚。枝元真徹・事務次官ら幹部数人が近く処分される見通しだ」というから呆れるしかない。

 そして山田内閣広報官も総務審議官時代に7万超の接待「和牛ステーキや海鮮料理」 を総務省関係の放送局役員の菅氏長男から接待を受けていた。当然のことながら便宜の計らいを依頼されたか否かに関わらず国家公務員倫理規定に反するのは明らかだ。

 山田氏の場合は接待を受けたが、倫理監督官へ報告していないとすれば「金額が「1万円」を超える場合は自己負担でも倫理監督官へ事前の届け出が必要になる。また、利害関係者以外でも課長補佐級以上の職員には、5000円以上の接待・贈与では報告を義務付けている」という規定の存在を知らなかったのだろうか。

 いや、知らなかったでは済まされないだろう。当時の山田氏は総務省参事官という高い身分にあった。範となるべき立場ではないのか。

 安倍自公政権以来、公務員・官僚の堕落が目立つ。それも極めて確信犯的な倫理違反を犯してもシレッとしている堕落ぶりだ。そして政治家たちも秘かに官僚たちの堕落を期待している。

 国会審議で追い詰められないように公文書を改竄して欲しい、隠蔽して欲しい、そんなことは言う前に忖度して実行した欲しい、という政治家の思いを汲み取って、官僚たちは率先して先を争うように堕落した。そして真っ正直な公務員は苦悩して自ら命を絶ってしまった。

 政治家は三流でも官僚が一流だから日本は持っている、といわれたものだが、政治家は依然として三流だが、官僚までも政治家並の三流になってしまって、日本は一流だった経済でも後進国入りしようとしている。

 だれが日本を堕落させたのか。週刊誌が日本の恥部を抉らない限り、主要マスメディアは官邸発表をそのまま国民に伝達する政府広報機関でしかない。かつて紙面を賑わせたスクープ記事などお目に掛かれなくなって久しい。「記者(汽車)ではなく、トロッコだ」と揶揄されるのを恥とした記者魂は何処へ行ったのだろうか。

 記者たちの取材力の低下こそ、官僚たちの堕落を手助けしている。緊張感なき官邸記者会見を仕切っているのが山田真貴子内閣広報官だというから、世も末だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 山田広報官「菅さまがいたかは大きな事ではない」〜のれんに腕押しの国会招致+菅首相も差別発言?(日本がアブナイ!)
https://mewrun7.exblog.jp/29424601/
2021年 02月 26日

 今回は、山田真貴子内閣広報官の国会招致のことを中心に書こうと思うのだけど・・・。

 菅首相は、ぶらさがり会見で、問題行為があった山田氏を続投させる意向を表明。その際に、こう言っていたのをきいて、チョット引っかかったところがあった。

「やはり女性の広報官として期待しているので、そのまま専念してほしい」

 ふと思うに、この発言もトンデモ性差別的ではないだろうか?(**)

 内閣広報官が問題行動を起こしたのに、「女性」の広報官として期待しているので辞任させない・・・ということは、「男性」の広報官ならダメということにもなりかねず。

 これは、男性に対する差別になるし。それに、「オンナだから大目に見て、許してやる」という考えであれば、女性蔑視にもつながるのではないかと思いません?(・・)

 まあ、菅首相は、女性の要職起用に前向きな姿勢を示したかったのかも知れないけど。やっぱ、女性を特別扱いしている(敢えて女性を選んでやってる感がある)ように思えて、何だかな〜と思ったmewなのだった。_(。。)_

<ここは、男と女とか言わず、「有能な広報官として期待している」と言うべきだったのでは?・・・菅首相にとっては、自分も息子も擁護してくれるという意味で、有能かも知れないけどね。(~_~;)>

* * * * *

 そうそう。この話も、もし本当なら、おかしいと思うのだ。(`´)

 政府は新型コロナウィルスの感染拡大がおさまって来た岐阜・愛知・京都・大阪・兵庫を、緊急事態宣言の対象から今月末に先行して解除する方針を固め、26日に発表することになったのだけど。

 当初、菅首相が会見を行って解除を発表する予定だったのに、首相の会見は見送られることになったというのだ。それも、山田広報官を会見に出すことを避けるためだというのである。(゚ロ゚)haa?

『菅義偉首相は緊急事態宣言の先行解除に伴う記者会見を見送る方針だ。当初は26日夕の政府対策本部後に会見を予定していたが、25日に取りやめる方向になった。首相は1月の首都圏への宣言や関西など7府県の追加、2月上旬の10都府県での延長の際には、いずれも会見を開いていた。(略)

 政府・与党内では会見見送りの背景に、首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から高額接待を受けた山田真貴子・内閣広報官が会見の司会進行役を務める影響を指摘する声がある。コロナ対応を担う政府関係者は「会見をしない理由は広報官だろう」。別の関係者は「山田氏をめぐって官邸内で意見が割れ、やらないことになったようだ」と話した。

 首相は宣言を延長した2月2日の会見では「国民にきちんと情報発信し、説明責任を果たしたい」などと語っていた。(朝日新聞21年2月25日)』

 菅首相は、ただでさえ発信力不足だと言われてて、できるだけ会見を行なって国民に語りかけることが大きな課題だとされているのに・・・。

 進行役の内閣広報官をオモテに出さないために会見実施を見送るぐらいなら、やっぱ、広報官を辞任させるべきだろう。(-"-)

 さて、25日の衆院予算委員会には、その山田真貴子内閣広報官が参考人として出席して、野党の質問に答えた。(・・)

 残念ながら、TVで中継されず。TVのニュースやネット中継で質疑の一部を見たのだが・・・。
 野党議員も懸命に切り込んではいるのだけど、山田広報官が「のれんに腕押し」みたいな感じで、のらりくらりとパンチを交わすため、これぞという有効打が決まらず。つい「イラ〜ッ」「ムカ〜ッ」っと来てしまうようなやりとりが結構あった。(~_~;)

<何か最初は殊勝な感じでいたのに、だんだん質問された後、参考人の席で手を挙げる様とか、答弁の席まで歩いて来る様、答え方とかが、妙に堂々として来たように見えた。そのくせ、肝心なところは「記憶にない」を繰り返して逃げまくってたりして。たぶん、接待に関しては、ほとんど反省していないと思う。^^;>

* * * * *

 山田広報官は、まず「この度は、私の総務省在職中の国家公務員倫理法違反にあたる行為により、公務員の信用を損なうことになりましたことを深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 そして、会食での会話の内容に関しては、「懇談の場で何か仕事の難しい話をするというタイプでもございません。全体としては一般的な懇談であった」「働き掛けというものはなかった」と答えた。<あれ?「東北新社の社長の誕生会に招待された」という説明はどこに行ったの?>

 質問者が会話について踏み込んで行くと、「記憶がつまびらかではございませんけれども、情報交換という形でございまして、それ以上でもそれ以下でもない」「何をどんな形でお話しされたかは覚えていない。覚えていないというか、きっちりと記憶があるわけではないですが、何かを頼まれたとかいう記憶はございません」と「記憶にない」を連発して、煙幕を張った。

<官僚or元官僚の「記憶にない」は、半分ぐらいは「事実なので、ここでは答えられない」の意味だと思ってもいいかも。・・・最近で言えば、安倍官邸にいた今井殊勝補佐官は「記憶にない」を8連発。財務省にいた佐川理財局長も、困ったらすべて「記憶にない」と答えていたけど。2人とも後から、指摘されたことは真実だったと判明したからね〜。(・・)>

* * * * *

 懇談の場合も「基本的には割り勘が適当かなと思って」いるが、「それは本当に心の緩みでございまして、利害関係のチェックが行き届かなかったという面があるかなと思っております。改めて申し訳ありませんでした」と釈明。

 そして、菅首相の長男については「菅正剛さまとは、名刺交換はこの会合以前にしていた」ものの、会食の当日は名刺交換もしておらず、「横並びだったと思うので、お話もしておりませんので。どういう方がいたのか、にわかに思い出せなかった」とのこと。

 さらに「菅さまがいたことについて、こういう言い方は適当かどうか分かりませんが、私にとって大きな事実かというと必ずしもそうではないのではないかと」「(会食は)情報交換という形で、それ以上でもそれ以下でもないです」と語った。

<「菅さま」という呼び方にも驚いたけど。菅氏長男がいたかどうか、私にとって大きな事実でないとして、片付けようとしたとこには、さらにビツクリ。(・o・)>

 また、例のNHKに「菅総理、怒っていますよ」と電話をした件についても質問が出たのだが・・・。

『山田広報官は「首相の番組出演後に(NHKに)電話したことはない」、「NHK関係者に発信したことはない」などと否定した。同委にはNHKの前田晃伸会長も出席し、「山田広報官から抗議の電話を受けた事実はない」と述べた』という。(ロイター2.25)<抗議の電話はなかったけど?・・・ここは改めてネット録画チェックをしたい。>

* * * * *

 昨日、山田真貴子氏の夫も総務省の官僚で、今回の問題で更迭された秋本審議官の後任として、審議官に昇進したという話を書いたのだけど・・・。

 昨日は、夫ぎみも臨席していたとのこと。山田氏のアシストのために、答弁席に立ったものの、こちらは一蹴されてしまったようだ。^^;
 
『総務省の幹部時代のことを問われると…

総務省 吉田情報流通行政局長:総務省の所掌事務に関することなので、私の方からお答えさせていただきます。

助け舟を出したのは、総務省の吉田博史情報流通行政局長。接待を受け異動した秋本芳徳氏の後任で、山田広報官の夫だ。しかし、今の職に就いたのは6日前。

立憲民主党 桜井議員:当時の局長(山田内閣広報官)に聞かないと分からない。昨日一昨日になったばかりの人じゃ。(FNN21年2月25日)』

* * * * *

 昨日は、農水省の幹部の処分も発表された。贈収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛元農相と鶏卵生産大手元代表との会食に同席していたことが判明したからだ。(-"-)

『農林水産省は25日、贈収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛・元農水相と鶏卵大手「アキタフーズ」の前代表の会食に同席した枝元真徹(まさあき)・事務次官ら幹部職員6人を減給などの処分にし、発表した。1人あたり2万円を超える飲食代を同社が負担し、利害関係者からの供応接待を禁じた国家公務員倫理規程に違反すると判断した。野上浩太郎農水相は大臣給与を1カ月自主返納する。

 発表によると、会食は吉川氏の大臣就任直後の2018年10月と退任直後の19年9月、東京・日比谷の和食店であり、当時生産局長だった枝元次官ら課長以上の計7人が参加した。飲食代は1人あたり1回約2万2千〜2万3千円だった。

 枝元次官らは「吉川大臣に誘われたので大臣が支払ったと思っていた」と説明したが、同省が同社に問い合わせた結果、2回とも秋田善祺(よしき)前代表がクレジットカードで支払っていたことが確認された。(朝日新聞21年2月25日)』

* * * * *

 何度も書いてしまうのだが、安倍二次政権になってから、昭和時代の自民党の悪政を思い起こさせるような政官財の癒着がまた広がっているような感じに。<Go To 関係でも政官財癒着の話が出てるしね〜。(・・)>

 しかも、閣僚や官僚、国会議員など政府関係者が(首相も?)、平気でウソをついたり、都合が悪いことは「記憶にない」とごまかしたりするんが当たり前のようになりつつある。(-"-)

 日本の民主主義が後退しないためにも、国民の利益が失われないためにも、ここでもう一度、政官財の癒着&利権分配の構図をしっかりと壊すべきだと思うし。そのためにも、まずは菅首相(&二階幹事長)をおろして、国民の力で政権運営のあり方を見直させる必要があるのではないかと・・・。そして、野党も、自民党政権の問題点をしっかり指摘して、クリーンさをアピールして、政権交代を目指して欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。

 THANKS



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK279] TV情報番組に「御用バッジ」を導入(植草一秀の『知られざる真実』)
TV情報番組に「御用バッジ」を導入
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-724216.html
2021年2月26日 植草一秀の『知られざる真実』


山田真貴子氏が総務省情報流通行政局長の職位にあった時期に東北新社子会社の衛生放送事業会社が不自然な認可を得た。

菅正剛氏が取締役を務める東北新社グループの子会社「株式会社囲碁将棋チャンネル」が2018年に総務省から「東経110度CS放送に係る衛星基幹放送の業務認定」を受けた。

この認可が極めて不自然である。

当時、総務省はハイビジョン化を進めるために衛星基幹放送の大幅な組み替えを行なっていた。

認定においてはハイビジョン放送であることが重視された。

実際、このとき認定を受けた12社16番組のうち、11社15番組がハイビジョン放送だった。

ところが、「囲碁将棋チャンネル」番組だけ、ハイビジョンではない標準画質放送であるのに基幹放送の業務認定を受けた。

この認定を決定した情報流通行政局のトップが山田真貴子氏だった。

その山田氏が総務省職員ナンバー2の総務審議官の職位にあった、疑惑認可の翌年に東北新社から過剰接待を受けた。

一人7万4000円の飲食饗応接待を受けた。

東北新社衛生放送事業子会社の役員は利害関係者であり、公務員倫理規定に違反する。

しかも、7万4000円の高額接待は収賄罪が成立する可能性のある金額だ。

国会に招致して説明を求めても、明白な証拠がない限り、口からでまかせの問題にならない答弁を行うことは目に見えている。

TBSの情報番組に出演するコメンテーターが山田真貴子氏の説明を絶賛したが、TBSは工作員まがいの茶坊主のようなコメンテーター起用をやめるべきだ。

日曜朝の情報番組でも司会者や出演者が工作員であることを告白するような政権擁護発言を繰り返す。

電波メディアの生殺与奪の権を総務省情報流通行政局が握っている。

その支配下に置かれているからテレビ局は政権工作員的な人物を番組の要所に配置しなければならないのだろうが、仮にそうであるなら、バッジなどを付けさせて、視聴者に分かるような配慮をすべきだ。

「御用バッジ」のようなものを製作して、御用コメンテーター、御用司会者には、そのバッジを付けさせる。

これがあれば、視聴者は御用発言があっても、「これは御用人の発言」と認識して受け止めることができる。

インターネット上のニュースポータルサイトに、ニュース記事を装った広告が散りばめられている。

しかし、よく見ると「PR」の表示がついているから一般の記事と区別できる。

テレビに登場する「御用人」については、その属性が分かるように「御用バッジ」を付けさせて視聴者に配慮するべきだ。

テレビ局が自主的に対応できなければ、市民がコメンテーター等の属性を評価、判断する格付機関的な第三者機関を立ち上げて、広く市民に情報を周知させる必要もあるだろう。

その一方で、政治権力に対しても厳しく批判を展開する良質な指揮者が画面から遠ざけられている。

そのマスメディアに睨みを利かせるのが総務省情報流通行政局。

菅義偉氏は菅氏に巨額の資金支援を行う企業に長男を入社させた。

親のコネで入社したことは客観的に見て間違いないと思われる。

バンドマンをしてぶらぶらしていた菅正剛氏を、菅氏が総務相に就任した際に大臣秘書官に起用した。

菅正剛氏は大臣秘書官を退職したあと、東北新社に入社した。

大臣秘書官時代に総務省幹部と面識を得た。

東北新社に入社し、衛星放送事業子会社の役員を兼務して、総務省幹部に対する違法接待に邁進したのが菅正剛氏だ。

菅氏ら東北新社幹部による総務省幹部に対する違法接待の場では、衛星放送事業子会社の業務にかかわる会話をしていたことが明らかにされた。

総務省幹部は国会に招致されて追及されてもウソを突き通していた。

しかし、音声データという決定的な証拠が突き付けられると、発言内容を変えて事実を認めた。

国会に招致しても、決定的な証拠がなければウソを突き通す人物たちなのだ。

総務省情報流通行政局は極めて不透明な認可を行った。

その時期の局長に対して翌年過剰接待が行われている。

この関係を突き詰めれば、贈収賄事件に発展する可能性もある。

国会でいい加減な答弁を行い、懲戒処分もなし、内閣広報官更迭もなし、で幕引きを図ろうとするなら、主権者国民が黙っていない。

この一点を理由に次の世論調査で内閣不支持を広げる国民運動の展開が必要だ。


「UIチャンネル」第380回放送、鳩山元首相との対談がアップされております。

https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <破廉恥が繰り返されるのはワケがある>麻痺してイカれている 自民党政権と仲間たち(日刊ゲンダイ)

※2021年2月25日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年2月25日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 国民をなめるにも程がある。役人に責任を押しつけて、すべて“闇”に葬り去るつもりだ。

 放送事業会社「東北新社」に勤める菅首相の長男から“違法接待”を受けていた総務官僚11人が処分された。そのうち9人は懲戒処分となった。役人は懲戒処分されると1年間昇進できない。この夏、次官就任が確実視されていた谷脇康彦総務審議官も、このまま退職することになる。

 菅官邸は、接待を受けた官僚を片っ端から処分することで“違法接待問題”に幕引きするつもりだ。実際、この問題は、官僚を処分したことで菅ファミリーという“本丸”にたどり着くことなく下火になる可能性が高い。早くも自民党からは「これから話題はワクチンに移る」「野党も予算審議を優先せざるを得ない」という声が飛ぶ始末だ。

 しかし、これは、菅ファミリーを巻き込んだ贈収賄事件に発展してもおかしくない大問題である。

「菅首相の長男による違法接待は、ある意味、安倍前首相のモリカケより問題です。モリカケも、トップのために行政が歪められたが、表向き金銭の動きはありませんでした。それに比べて今回、菅首相は長男が勤務する東北新社の創業一族から500万円もの献金を受けています。菅首相が、東北新社の利益のために動いたことはなかったのか。そもそも、営利企業が見返りを求めず、役人を接待するでしょうか。違法接待だけがクローズアップされ、違法接待を理由に官僚が処分されていますが、一番の問題は、便宜供与があったのかどうか、不正が行われたのかどうかです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 どうにも不自然なのは、2018年、東北新社の子会社「囲碁・将棋チャンネル」がCS放送業務の認定を受けていることだ。審査基準は、ハイビジョン化推進のために改正されたばかりだった。認定された12社16番組のうち、「囲碁・将棋チャンネル」だけがハイビジョン対応していなかった。ハイビジョン対応していたのに認められなかった番組もあったから、どう考えてもおかしい。裏で何があったのか。

上級国民になった自民党議員

 それにしても、安倍前首相のモリカケサクラに続いて、菅長男の違法接待とは、自民党の腐敗堕落は行き着くところまで行ったのではないか。底なしである。

 この半年間だけでも、現職議員1人が贈収賄事件で辞職し、4人が「夜遊び」が発覚して離党に追い込まれている。吉川貴盛元農相は、大臣室で2回も鶏卵業者から現ナマを受け取っていたのだから、完全に倫理観が麻痺している。かと思えば、女性蔑視発言をした森喜朗元首相を、世耕弘成・参議院幹事長は「余人をもって代え難い」とかばい続けたのだから、こちらも感覚が麻痺している。

 次から次に湧いて出てくるスキャンダル。いまや自民党は破廉恥の殿堂である。スキャンダルが絶えない理由はハッキリしている。

「自民党のスキャンダルは、安倍・菅政権の8年間ですっかり見慣れた光景になってしまいました。やはり長期政権による驕りだと思う。どんなに悪政失政を行おうが、選挙で当選し、政権を維持してきたから、自分たちは何をやっても許されると特権意識が染みついたのでしょう。国民に『飲みに行くな』『家にいろ』と外食自粛を要求しながら、次から次へと4人も銀座や麻布の高級クラブで豪遊していたのが象徴的です」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 それともう一つ、この8年間で、縁故主義が蔓延したことも大きい。モリカケが典型である。権力者に気に入られれば、国有地が格安で手に入り、大学新設も特別に認められる。国会議員も、役人も、メディアまで、権力者に連なれば、甘い汁を吸える社会にしてしまった。その一方、少しでも権力者に盾突く者は徹底的に冷遇される。いま、自民党議員は、上級国民にでもなったつもりで浮かれているのだろう。スキャンダルが絶えないのも当然である。

「国民のために働く」のお笑い

 菅首相は「国民のために働く」をキャッチフレーズに掲げ、「国民から見て当たり前のことをする」などと口にしているが、ブラックジョークもいいところだ。

 この半年間、国民のための政治をどれほどやったのか。政治倫理だけじゃない。政策も「国民のため」とは程遠い。

 菅政権が推進してきた「GoToキャンペーン」にしたって、潤ったのは、通常は高くて行けないような高級ホテルや高級レストランだけだ。中小事業者には、ほとんど恩恵がなかった。

 利用者だって、カネと暇を持て余した富裕層が多かったのではないか。旅行する余裕のない非正規社員はもちろん、コロナ患者と向き合っている医師や看護師は、旅行したくてもできなかっただろう。菅政権が想定している「国民」って、いったい誰のことなのか。

 国民にもう一度、一律10万円を給付するかどうか国会で聞かれた時も、「考えていない」と冷たく言い放ち、生活困窮者に限定した給付について質問されても「考えていない」と全否定している。麻生財務相に至っては、「お金に困っている方の数は少ない」と答えるありさまだ。

「安倍・菅政権には、最初から“国民のため”という発想はないのだと思う。国民よりも、自分たちの利権や政治目的を最優先にしているように見えます。GoToにしても、自民党の選挙基盤である観光業界に利益誘導する目的なのはミエミエです。驚いたのは、自助、共助、公助を唱える菅首相が、『最後は生活保護がある』と平然と発言したことです。庶民の暮らしは目に入っていないのでしょう」(金子勝氏=前出)

 緊縮財政論者で知られてきたドイツのメルケル首相は、コロナ感染が広がると一転、国民に「政府に頼ってください」と呼びかけ、借金をして国民に大盤振る舞いをしている。これが「国民のための政治」なのではないか。

残された手段は政権交代だけか

 もはや、腐りきった自民党に自浄作用を求めても仕方ない。八百屋で魚を求めるようなものだ。 かつて田中角栄は、こう口にしていたそうだ。「子供が10人いるから羊羹を均等に切るってのは共産主義。自由主義は別だよ。羊羹をチョンチョンと切ってね、一番年少の子に一番でっかい羊羹をやるんだ」

 力の弱い者、困っている者にこそ手厚くするべきだ、ということだろう。しかし、いま自民党の中に、弱者に手を差し伸べようという議員は一人もいないのではないか。安倍・菅政権の8年間で、自民党は上から下まで腐りきってしまった。ここまでくると、もう政権交代しかないのではないか。

「安倍1強体制までは、自民党内での“疑似政権交代”にも期待が持てました。主流派と反主流派が競い、振り子の理論もあった。でも、干されるのが怖いのか、この8年間で、トップに異論を唱える気骨ある議員はいなくなってしまった。安倍首相が退陣しても、後継は同じ体質の菅首相です。やはり、日本でも政権交代が必要でしょう。政権交代が頻繁に起これば、政治腐敗も、役人の忖度も、起こりにくくなる。政権を失う緊張感があれば、国民に顔を向けた政治も行われるようになります」(五十嵐仁氏=前出)

 最後は国民がケリをつけるしかない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 山田真貴子の首を切れない菅の感覚は鈍し!総理会見が急遽見送りへ(まるこ姫の独り言)
山田真貴子の首を切れない菅の感覚は鈍し!総理会見が急遽見送りへ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/02/post-648855.html
2021.02.26 まるこ姫の独り言


山田真貴子は一躍時の人だ。

初めは、昨日の衆議院予算委員会によく出ると回答したなと思ったが、あれだけのらりくらりと答弁をし、なんだかんだ言って言質を取られなかったと言う事は、それだけの自信があったのだろう。

男女関係なく官僚の鑑と言うところか。

しかし、この答弁で世の中が収まる筈もなく、やっぱり影響が出てきている。

今日26日金曜日に、菅は緊急事態宣言の先行解除に伴う記者会見をする予定でいたが、それが急遽中止になったと言う。

その代わりに、官邸のエントランスホールで首相が記者団の質問を受ける方式を検討していると言うが、山田真貴子が総理会見で司会者を務めたら務めたで、あれだけ、菅総理に好意的な記者ばかり指名できなくなるし、どのような顔して記者の前に立つのか話題もさらうだろうし、出すに出せない。

しかし菅は冷徹冷酷と言われながら、山田の首を切れなかったところを見ると、民意が分かっていないし、そうとう感度が鈍いのかもしれない。

仕方がないから、ぶら下がり会見をするのだろうが、あれだとすぐに逃げることができるし、よほど記者の質問が嫌なのかと推察をする。

やっぱり山田真貴子は、菅にとってはいなくてはならない守護神みたいなものか。

しかし山田真貴子が続投することで会見中止に追いやられ、さっそく影響が出た形だが、当の山田真貴子は、菅長男が接待した高額会食について自主返納するそうだが、その額70万5000円だと言う。

高額接待の約10倍返納でことを納めることにしたのか。

しかしバレたら返せばいいってものでもないと思うが。。

それで済むなら、犯罪者はいなくなる。


自主ではなく「官房機密費」で返納? 渦中の山田真貴子内閣広報官に怨嗟の声
           2/26(金) 9:06配信 日刊ゲンダイDIGITAL

>加藤勝信官房長官は25日の会見で、接待問題を受けて給与報酬月額の10分の6を自主返納することになった山田広報官の返納額が70万5000円に上ると明らかにした。つまり、広報官の給与報酬は月額で117万5000円。地域手当などを含めると給与は月額で約140万円ほどになるだろう。

この人の70万円返納は痛くもかゆくもないだろう。

なにせ高級官僚で、年収何千万円も貰う身分だし、夫も高級官僚と来たら何の問題もない。

庶民にしたら大金だが、この人達にしたら何の痛みもない金額じゃないか。

別に生活に支障が出てくるほどの金額でもないし。

しかも、この記事では、官房機密費から支出されるのではないかと。。。

だとしたら余計に何の憂いもない。

しかし、菅政権そして官僚の印象はますます悪くなる。


あの答弁でものらりくらりとかわすことしか答弁していないし、高級官僚たちは裏ではそうとうアクドイ事をやり、「国家公務員倫理規程」など絵に描いた餅、あるいは「ルールは破るためにあるもの」を自ら実践している官僚、そして自公政治家たち。

この国はアベスガ政権で相当壊れてしまった。

今もその延長線上にある。



関連記事
血税の官房機密費で返納か? 渦中の山田広報官に怨嗟の声(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/352.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/367.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年2月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。