★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年6月 > 20日01時40分 〜
 
 
2021年6月20日01時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK281] 高いチケットで五輪観戦後、談笑もだめ・直帰直行、何が楽しいんだか(まるこ姫の独り言)
高いチケットで五輪観戦後、談笑もだめ・直帰直行、何が楽しいんだか
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/06/post-0687b3.html
2021.06.19 まるこ姫の独り言

あれもダメ、これもダメの五輪観戦、これで本当にスポーツを楽しめるんだろうか。

東京五輪 観戦者へのガイドライン素案公表 直行直帰求める 社会へ不要不急の外出も? 
               6/18(金) 13:18配信 デイリースポーツ

>複数の資料を公開し、観戦者へのガイドライン素案を公表した。マスク着用や手指消毒などの基本的な感染対策のほかに、人流抑制の観点から会場への直行直帰や時差来場、路上での飲食、談笑の自粛などを求めた。

>岡部信彦座長(川崎市健康安全研究所長)は「人流増加は社会全体の影響が大きい。不要不急の外出を控えるように政府、都には呼びかけてもらいたい。


このガイドラインのどこが「安心安全」なのか

五輪期間中は不要不急の外出を控えるようにと言う、この文言も「安心安全」じゃないからこその呼びかけだろうに。

国民の税金を使っての五輪開催は多くの人にとって喜ぶべき大きな行事なのに、五輪のチケットを持っている人、あるいは五輪ファミリーなど一部の人しか恩恵を受けられないとは。

ほとんどの国民は家でテレビで観戦、不要不急じゃなかったら家にこもっておれ。

全く矛盾だらけだ。

スポーツ観戦にしても、声を上げるな、談笑するな、見たらすぐ帰れ。
高いお金を払ってチケット入手した人が、感染に対してお通夜のような扱いでは、私は違うところで記念になるというか記憶に残るのではないかと思う。

しかし、わざわざスポーツ観戦した人に対して「直行直帰」は気の毒にもなる。

「安心安全」なのに、本来するスポーツ観戦に際して、大声を上げたり、笑ったりもできず、黙って拍手のみ。

そしてご贔屓の選手や、日本国が勝利したら、街に繰り出し祝杯を挙げることさえできない五輪のどこが「安心安全」なのか。

しかし、テンションが上がれば呼びかけたり、声援を送るのは無意識のうちに出るものだろうに、それさえ禁止で、拍手だけ。

高いチケット購入した人の中には、想像しただけでゲンナリする人もいるのではないか?

五輪を観戦しない国民には、不要不急の外出は控えるようにと言い、五輪を観戦する人達には、声を上げるな、談笑するな、試合が済んだら直行直帰とのガイドラインを作り、ものすごく不自由な五輪を開催する、そこまでして五輪を開催する意味がどこにあるのだろうか。

本当に意味が分からん。

誰も心から喜べない五輪として黒歴史に残るだろう事は確かだが。




http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 解散・総選挙で自民50議席減 単独過半数割れの衝撃データ(日刊ゲンダイ)




解散・総選挙で自民50議席減 単独過半数割れの衝撃データ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290811
2021/06/20 日刊ゲンダイ


執行部は引責辞任必至(C)日刊ゲンダイ

 通常国会が閉じて、来月の東京都議選、秋までの衆院選と政界は一気に選挙モード。各党の情勢調査も活発になってきた。自民党内では壊滅的な数字が出回っている。

 ◇  ◇  ◇

 菅首相は17日夜の会見でも「この秋のどこかで判断したい」と、自身の手で衆院を解散する意向を示した。その頃には新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、東京五輪の高揚感で衆院選に勝利、総裁再選のシナリオに強気で突き進む。

 だが、菅首相の看板で衆院選を戦えば、50議席減――。自民党が重点地区を中心に行った調査で、こんな予測データが出て関係者は真っ青になっているという。

「まだワクチン接種が進まず、菅政権のコロナ対策に対する国民の不満が最高潮だった時期の調査とはいえ、マイナス50は衝撃的な数字です。50議席も減らしたら、自民党は単独過半数(233議席)を割り込んでしまう。公明党との連立与党では過半数で政権は維持できますが、格段に政権基盤が弱くなる。党内を引き締める目的で、あえて厳しい数字を流しているとの見方もありますが、これが本当なら、“魔の3回生”と呼ばれる安倍チルドレンの多くが落選でしょう」(自民党中堅議員)

 自民党は現在、衆院で277議席を占め、野党第1党である立憲民主党(114議席)の倍以上の勢力だ。仮に自民が減らす50議席がそのまま立憲に移れば、自民227議席、立憲164議席と一気に100議席も差が縮まる。

“クラブ活動”議員復党でさらに下振れも

 そんな中、緊急事態宣言中の今年1月深夜に銀座のクラブで楽しんだことがバレて自民離党に追い込まれた松本純・元国家公安委員長(衆院神奈川1区)、大塚高司衆院議員(大阪8区)、田野瀬太道衆院議員(奈良3区)を衆院選前に復党させる案が自民党内で浮上。3氏とも次期衆院選に無所属で出馬し、「当選したら復党」が既定路線だっただけに、党内では「やはり、そんなに情勢が厳しいのか」という声が上がっている。

「不祥事を起こしても半年間ほど反省したフリをしていれば選挙前に復党できるなんて完全に国民をバカにしています。衆院選で3議席でも上乗せしたいという思惑が執行部にあるのかもしれませんが、そんなことをすれば、かえって有権者の反発を招いて、自民党は票を減らすのではないか。そのうえ、五輪強行で新型コロナ感染拡大となれば、50議席減どころでは済まない可能性もあります」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏) 

 そうなれば、菅首相の総裁再選どころか、執行部の引責辞任は免れない。場合によっては、政権交代も視野に入ってくる。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 浜矩子「『スカッと』とは縁遠い首相の答弁模様 スカも甚だしすぎる」〈AERA〉
浜矩子「『スカッと』とは縁遠い首相の答弁模様 スカも甚だしすぎる」
https://dot.asahi.com/aera/2021061400043.html
2021.6.15 17:00 浜矩子 連載「eyes 浜矩子」 AERA 2021年6月21日号


浜矩子/経済学者、同志社大学大学院教授

 経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。

*  *  *
「今週もスカッとする原稿をお待ちしております!」。本誌の編集者からメールでその言葉を受け取った。ありがたい激励だ。

 ただ現状において「スカッ」の3文字を見ると、どうしても本来の語感とは違うイメージが浮かんでくる。菅義偉首相。すなわち、かのスカノミクス親爺に向かって「お前、スカッ!退場!」と吐き捨てるように筆者が言い飛ばす。その場面を想像してしまう。

 そう言えば、彼が首相に就任して間もないころ、本欄では「すがすがしい」という言葉をその正しい意味で使うことが出来なくなった、と嘆いた(2020年10月26日号)。これらの言葉を、気持ちよく使える日々の再来が待ち遠しい。

 折しも6月9日、スカノミクス親爺と野党トップとの党首討論が行われた。およそ、本来の語意での「すがすがしさ」とも「スカッと」とも縁遠いスカノミクス親爺の答弁模様。正視に堪えないそのテレビ中継を、必死の忍耐とともに見守った。

 そして思った。これは犯罪行為だと。

 党首討論といえば、政治家たちにとって、至高の晴れ舞台のはずだ。名優たちによる真剣勝負。知的バトルの最高峰。小気味よく質の高い言葉の応酬。議会制民主主義の舞台を観る側としては、これらを堪能したい。堪能する権利がある。

 それなのに、あの誠意のかけらもない話しぶりは、一体、何事か。聞かれたことには答えない。聞かれてもいないことに勝手に答える。いきなり、1964年の東京五輪を持ち出して、当時高校生だった自分がいかに「東洋の魔女」に魅了されたかを語り出す。柔道のヘーシンク選手のスポーツマンシップにいかに酔いしれたかを延々と喋る。

 時間稼ぎの無駄話作戦か。そうではなくて、ひょっとすると、感動を呼び起こすつもりだったのか。そうだとすれば、スカも甚だしすぎる。

「いま命をリスクにさらしてまでオリンピックを開催しなければならない理由」を聞きたい。日本共産党の志位和夫委員長がこう問いただした。だが、答えは全くなかった。スカノミクスのスカを裏返せば、カスになる。上から読んでも下から読んでも、救いようがない。退場!

浜矩子(はま・のりこ)/1952年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。前職は三菱総合研究所主席研究員。1990年から98年まで同社初代英国駐在員事務所長としてロンドン勤務。現在は同志社大学大学院教授で、経済動向に関するコメンテイターとして内外メディアに執筆や出演



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 国民はオリンピックを「安全・安心」とは全く思っていない。東京インパールオリンピックとなる。(かっちの言い分)
国民はオリンピックを「安全・安心」とは全く思っていない。東京インパールオリンピックとなる。
https://31634308.at.webry.info/202106/article_10.html?1624148475

毎日新聞が、菅首相、橋本会長、小池知事が念仏のように安心・安全にオリンピックをやると言っている。その念仏を国民は断を下した。安全・安心な東京五輪 「できない」と64%の人が思っていることがわかった。

この数値は、今までの設問のオリンピックは中止、もしくは延期の60%、70%の数値と意味がかなり違う。設問はもうオリンピックをやることを前提に、菅、橋本が言う安全・安心なオリンピックが出来ると思うか?という問いである。これに64%は出来ないと思っている。これに菅、橋本、小池はどう思っているのか?

最近、小池知事は極力、オリンピックの話に出て来なくなった。相当引いている。風見鶏の小池の本領発揮である。なるべく目立たないようしている。オリンピックが成功することがわかっていれば、どんどん出て来るはずである。個人的な推測では、小池は自民党にオリンピックは中止にした方がいいのではないかと言っているように思える。これは菅は困るので小池をなだめている状態ではないかと思っている。だから、目立つことを第一とする小池が全然表に出て来ない理由ではないかと思っている(あくまで推測)。

今日、ウガンダのオリンピック選手9人が入国しただけで、1人のコロナ陽性者が出た。他のメンバーは濃厚接触のはずだが、受け入れ先の泉佐野市に行ってしまった。この例をみても、検査体制の弱いアフリカ大陸、南アメリカ大陸等の国々がどんどん入って来る。きっと最悪のオリンピックとなる。これで日本ばかりでなく、全世界にコロナが蔓延する。
東京インパールオリンピックとなる。

安全・安心な東京五輪 「できない」64% 毎日新聞世論調査
https://mainichi.jp/articles/20210619/k00/00m/010/137000c
西日を浴びる五輪マーク=東京都新宿区で、小川昌宏撮影
 毎日新聞と社会調査研究センターは19日、全国世論調査を実施した。東京オリンピック・パラリンピックに関して、政府が国内の観客を入れて開催する検討をしていることについて「妥当だ」との回答は22%にとどまった。「国内の観客も入れずに無観客で開催すべきだ」は31%に上った。5月22日の前回調査で「無観客で開催すべきだ」は13%だった。「中止すべきだ」は30%で前回(40%)より10ポイント減少し、「再び延期すべきだ」は12%で前回(23%)より11ポイント下がった。「中止」と「再延期」を合わせて4割超となった。「わからない」は5%(前回3%)だった。
 菅義偉首相は東京五輪について「安全・安心な大会を実現する」と繰り返している。安全、安心な形で開催できると思うかとの問いでは、「できると思う」は20%にとどまり、「できるとは思わない」は64%に上った。


東京五輪へ来日のウガンダ選手団 1人がコロナ陽性判明
https://mainichi.jp/articles/20210620/k00/00m/050/001000c
 東京オリンピック出場のため19日午後、成田空港に到着したウガンダ代表選手団が新型コロナウイルスのPCR検査を受け、メンバー9人のうち1人が陽性反応を示した。残り8人はホストタウンの大阪府泉佐野市に向け、20日未明にバスで出発した。
 同市などによると、空港での検査で判明した。来日したのはボクシング、重量挙げ、競泳の選手やコーチら計9人。いずれも新型コロナワクチンの2回接種を終えていたという。
 残りのメンバーは20日午前に同市に到着する予定で、合宿期間は7月19日まで。新型コロナ感染拡大で五輪延期が決まった後、海外チームの来日は2例目。【高橋昌紀】

http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」 私が東京五輪に断固反対する理由(日刊ゲンダイ)





宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」 私が東京五輪に断固反対する理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/290718
2021/06/20 日刊ゲンダイ


演出家の宮本亞門氏(C)日刊ゲンダイ

宮本亞門さん(演出家)

 このパンデミック禍でなぜ今、五輪をやらなければいけないのですか?

 IOCは国民の多くが中止を求めていても知らん顔。菅首相も国会では答弁ではなく、ただ同じことを繰り返すばかりで会話を遮断。国民はそれを悶々としながら眺めている。私が一番心配しているのは、このまま何も論じ合わず、説得することもなく開催したら、国民が「どうせ、何を言っても変わらないんじゃないか」「どうせ日本はいつもこう」「いちいち選挙に行っても無駄」と無気力になったり、心が折れることです。

 私は、今年1月のある世論調査で国民の約80%近くの人が、中止か再延期、つまりNOと言ったのはとても素晴らしいことだと思っています。むしろ、日本の誇りに思っていい。

 57年前の東京五輪は素晴らしかった、でも、それは五輪憲章に基づいていたからです。しかし今はコロナ禍で世界的格差が進み、予選も出られない選手や練習状況も悪化した中、選考もフェアではなく、五輪憲章が言う「人類の尊厳や平和な社会の模範」とは、正反対の強引な弱肉強食で強権的な状況です。

 憲章では、IOCは模範となって、いかなる種類の差別を受けることなく、権利及び自由を享受されなければならないとあります。でも現実は、開催地の国民の意見を聞かないだけではなく、科学者や医療関係者の意見にも耳を傾けず、利権と損得を軸に、強引に開催へと進める。菅首相やIOCの行動はどう考えてもおかしくないですか。どうしても五輪を実行するなら、単なる一つの「スポーツイベント」にして、五輪憲章を外してください。

リオ五輪行きの機中で見た異様な光景

 私がIOCや五輪関係者への疑問を持ち始めたのは、2016年、リオ五輪に行ったときです。航空機のエコノミー席の周りには、五輪の選手たちが鍛え上げた大きな体を小さく縮め、リクライニングを倒すこともなく座っていた。ところが、トイレへ行こうと近くのビジネスクラスのカーテンを開けると、そこは大宴会場。選手の雰囲気とはかけ離れ、背広を着たIOCや関係者がワインボトルをいくつも開け盛り上がっていた。

 これは初めて言いますが、東京の招致決定後、あるトップの方とお会いした時、招致が決まった会場で、裏でいかに大金の現金を札束で渡して招致を決めたか、自慢げに話してくれたのです。驚いた私は「それ本当の話ですか?」と言ったら笑われました。

「亞門ちゃん若いね。そんなド正直な考え方で世の中は成り立ってないよ」

 それからです、透明性のない現実の恐ろしさを知ったのは。お金や利権の場所に集まる人はいます。でも、五輪は美辞麗句を盾にした、生半可じゃない利権だらけの集合体だったのです。

 途上国に対する対応や、反対意見を聞かない独裁的な判断。IOCこそが選手を守るべきはずなのに、選手も不安を感じながら、コロナ禍の強引なルールで厳しく取り締まられる。

 もう一度、言います。なぜコロナ禍の今、五輪を行われなくてはならないのですか?

 コロナによって亡くされたご家族の思いは、一人でも同じような悲しみを味わって欲しくないはずです。この世界中が苦しんだコロナ禍の一年、我々は何を学んできたのでしょう?

 僕は、どんな宣誓が行われようと、誰が金メダルを取ろうと、何も感じないと思います。それがとても残念です。

▽宮本亞門(みやもと・あもん) 1958年1月4日生まれ。63歳。東京都出身。両親が新橋演舞場前で喫茶店を営んでいた影響で、幼い頃から演劇に親しむ。87年に演出家デビュー。2004年、東洋人初の演出家としてニューヨークのオン・ブロードウェイにてミュージカル「太平洋序曲」を上演し、トニー賞4部門でノミネート。今年4月、スペイン風邪のパンデミック禍を生きた女優、松井須磨子を題材にしたリーディング演劇「スマコ」をYouTubeで無料公開。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 銀座豪遊3議員「復党プラン」で衆院選大敗に突き進む自民党。国民は自粛無視で応戦、感染再爆発からの与党下野に現実味(まぐまぐニュース)
銀座豪遊3議員「復党プラン」で衆院選大敗に突き進む自民党。国民は自粛無視で応戦、感染再爆発からの与党下野に現実味
https://www.mag2.com/p/news/501358
2021.06.18 by tututu まぐまぐニュース



緊急事態宣言下の今年1月の深夜に東京・銀座のクラブで豪遊したとして離党していた、松本純元国家公安委員長ら3氏の次期衆院選前の復党論が浮上している。共同通信が報じた。衆議院の解散総選挙を睨んでの措置とみられるが、「やっぱり自民党は身内に甘い」と批判の声があがっている。

銀座豪遊3議員を許してしまう自民党の甘さ

離党していたのは松本氏のほか、大塚高司議員、田野瀬太道の3氏で現在はいずれも無所属で活動している。

3氏については、次の総選挙で当選すれば党から追加公認されるとみられていたが、コロナ禍の選挙を無所属で戦うことは厳しく、比例復活もないため復党案が浮上してきたとみられる。

松本氏は麻生太郎副総理兼財務相の側近中の側近。国対委員長代理を務めていたことから二階俊博幹事長とも関係が良いといわれ、選挙で落選させないための救済措置といえそうだ。

しかも、不祥事で辞任や離党が相次いだ自民党は、空白区での候補者選びを決めているが、それぞれ3氏の地元である選挙区では代わりの候補を公募する動きがないという。

それゆえ松本氏らの自民党復帰ははじめから予定されていたものとみられ、身内に甘い自民党を露呈することになってしまいそうだ。

【関連】二階幹事長の陰謀。突然「安倍取り込み議連」を立ち上げた“老兵”の魂胆

感染再爆発で自民党が衆院選で大敗の可能性も

国民に自粛生活を強いておきながら、銀座で豪遊するという愚行を働いた3人の議員。離党させるという“とりあえず”の対応でその場をしのぎ、時期が来たら復党させるとはあまりにも酷い話である。

それが許されてしまうなら、政府が定めたルールを国民が破ったとしても文句は言えない。

国民が怒りを覚えるのは当たり前で、政府の言うことなど聞いていられないと思ってしまう人がいても仕方ないだろう。

もし、「政府の人間たちが決めたことを守らないなら、自分たちも勝手にする」という人たちが増え、結果としてコロナ感染者が増えたとしてもそれは国民のせいではない。最悪の場合、東京五輪や衆院選の頃にコロナが感染爆発してしまう恐れさえある。

そうなれば、コロナ対応を誤ったとして、総選挙で自民党が大敗してしまう可能性が高いだろう。衆院選に勝つことしか頭にないような自民党の政治家たちにとって皮肉な結果だ。

【関連】五輪開催「G7全首脳が強い支持」と大嘘を吐く菅首相の厚顔無恥

こうした身内への甘い対応を続けていては統制が取れなくなってしまう。国民を代表するはずのリーダーたちが先頭に立って自らを律し、まずはお手本を示さなければ誰もついてはこない。


Twitterの反応











image by: 首相官邸


関連記事
解散・総選挙で自民50議席減 単独過半数割れの衝撃データ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/513.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 東京4回目の宣言発令「5つの根拠」リバウンド兆候アリアリ(日刊ゲンダイ)





東京4回目の宣言発令「5つの根拠」リバウンド兆候アリアリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/290809
2021/06/20 日刊ゲンダイ


対応にドタバタ(C)日刊ゲンダイ

 緊急事態宣言の20日の解除に伴い、21日からまん延防止等重点措置が適用される東京都の感染状況は予断を許さない。むしろ4回目となる宣言発令の可能性は高まっている。根拠は5つある。

【リバウンド】

 18日の都内新規感染者数は453人。3日連続で前週の同じ曜日を上回った。下げ止まりからリバウンドに転じている兆候はアリアリだ。思い出されるのが、2回目の宣言が解除された3月21日。感染者の増加傾向が見られる中、解除に踏み切り、リバウンドが加速。解除直前の新規感染者数は300人ほどだったが、1カ月後には800人を超えた。4月12日に重点措置を適用したが効果は見られず、同25日に3回目の宣言発令に追い込まれたのだ。

【重点措置】

 今回は間髪入れず、重点措置が適用されるが、そもそも効果は疑問だ。国立感染症研究所や京大などのグループが行った4月以降の宣言と重点措置の分析によると、宣言発令後1週間で実効再生産数が「1」を下回ったのは、10都道府県のうち9都道府県。重点措置の場合は16県中6県にとどまる。

【酒類解禁】

 実質的な“禁酒令”が敷かれた都内の飲食店は21日以降、「2人以内90分制限」などを条件に午前11時から午後7時までの酒類提供が認められる。自粛明けの発散で羽目外しが横行する懸念がある。

【人出増】

 都内の人出は増加傾向だ。都医学総合研究所によると、銀座、新宿、渋谷など都内7つの繁華街の人出は、GW後、5週連続で増加。3回目の宣言前の水準に戻りつつある。

【インド株】

 都内では感染力の強いインド株の感染が広がっている。都のスクリーニング検査(5月31日〜6月6日)では、変異株に占めるインド株は3割超。インド株が流行の主体になるとみられている。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「政府はリバウンドの予兆があった前回の宣言解除と同じ過ちを繰り返しています。今回はインド株など感染拡大の要因がいくつもあり、早晩、都内の新規感染者数が1000人に迫る事態も十分想定できます。東京五輪開幕までに数字を抑えるために、4回目の宣言を出さざるを得ないのではないか」

 重点措置の適用は来月11日まで。「勝負の3週間」は2敗となるのか。




http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK281] <政界地獄耳>「菅で勝てるか」「菅の応援は必要か」が選対のテーマ(日刊スポーツ)
 


【政界地獄耳】「菅で勝てるか」「菅の応援は必要か」が選対のテーマ
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202106180000154.html
2021年6月18日8時31分 日刊スポーツ


★16日、自民党政調会長・下村博文はテレビ番組で「首相が総裁任期中に解散を模索する意向を表明しているため自民党内では『9月解散、10月衆院選』が有力視されている」と見通しを語った。下村はポスト菅の1人でもあり、党3役として政局の見立てをする数少ない党人派といえる。下村にとっても身の振り方も考えた熟慮の末の発言だろうが、悩ましいのは党総裁である首相・菅義偉の総裁任期は、前首相・総裁の安倍晋三の任期である9月30日までということ。その際、総裁選挙が先にあって総選挙となるか、総選挙の結果を受けて総裁選挙になるのかが1つの焦点ということだ。

★菅が総裁である限り、総裁選挙は総裁の都合でどうにでもなる。それを前提に下村は番組で「衆院議員の任期は10月21日までだが総裁選は柔軟に対応できる。任期満了で衆院解散すれば11月もあり得る。新型コロナウイルス次第だ。流動的だ」と仕掛けを放った。菅が、選挙前に総裁再選を固めて解散する流れを固めてきていることへのけん制もあるだろう。理由はコロナウイルス次第だといっているが、自民若手の菅と今の内閣では選挙は戦えないという空気の醸造にある。

★前首相・安倍晋三や幹事長・二階俊博が議連などを立ち上げ主導権争いを始めているが、国会が閉じれば議連など役には立たない。それよりもだれの応援が欲しいか、だれが総裁なら自分の選挙は勝てるのかと選挙を控える候補者たちは地元の声も聴きながら、勝てる選挙態勢を模索する。「菅で勝てるか」「菅の応援は必要か」が自民党候補選対の分析のテーマになっているはずだ。総選挙後の総裁選挙ならば本格的総裁選挙になる公算が高い。それぞれの思惑が交差する選挙戦がジワリと動き出す。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 初めて聞く原発労働者の声<本澤二郎の「日本の風景」(4120)<目を覚まそう!コロナ電通五輪強行はフクシマ隠しだった!> :原発板リンク 
初めて聞く原発労働者の声<本澤二郎の「日本の風景」(4120)<目を覚まそう!コロナ電通五輪強行はフクシマ隠しだった!>

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/604.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 薄っぺらな言葉で64年東京五輪「忘れられない」というが… 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)



薄っぺらな言葉で64年東京五輪「忘れられない」というが… 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/290699
2021/06/18 日刊ゲンダイ


党首討論での菅首相と枝野立憲民主代表(C)日刊ゲンダイ

『実は私自身、57年前の東京オリンピック大会、高校生でした』(菅義偉・総理大臣)

 これは6月9日の党首討論で立憲の枝野代表に「なぜこのような時期に五輪を開催するのか」を問われ、菅さんがいきなり喋り出した自分の思い出話の冒頭。

 この後、菅首相は『東洋の魔女』や『マラソンのアベベ』、『柔道の勝者となったオランダのヘーシンク』についての印象を語った。

 そしてこうつづけた。

「あの瞬間というものは私はずっと忘れることができなかったんです。そうしたことを子どもたちにも、やはり見て欲しい」

 はぁ? 枝野さんは、菅さんの思い出話を聞くために質問したわけじゃないだろう。強めにいうなら、最後に質問に立った志位和夫共産党委員長とおなじことを質問したのだ。

 ちなみに、志位さんの質問はこう。

「今、(国民の)命をリスクにさらしてまでオリンピックを開催しなければならない理由は? 感染対策をいくらやってもリスクを下げることはできるかもしれないけれども、ゼロにはできない。理由を答えてください」

 もちろん、菅首相はあたしたちが望むような答弁はしなかった。なにしろ、東京五輪を強行したい理由が、自分の思い出だものね。

 菅さんよ、コロナのせいで、入学式や卒業式を無しにされた子どもがいる。卒業旅行や、運動部で大会が飛んでしまった子も。

 あなたは薄っぺらな言葉で「印象に残ってる」「忘れられない」などというが、多くの子どもたちの人生においていちばん意味のあることは、テレビで観たアスリートの素晴らしい演技ってことはないだろう。

 自分の人生の中での、別れと出会いの体験。地元の小さな大会であろうと、自分が試合に出て歯を食いしばって頑張った経験。大事なのはそういうものではないのか? そっちは無理で五輪はOKって、絶対におかしいと思う。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。



【LIVE】菅政権で初 2年ぶり党首討論 新型コロナ対策・五輪開催が焦点

※13:30〜 菅首相「実は私自身、57年前の東京オリンピック大会、高校生でした」 再生開始位置設定済み

志位委員長は44:40からです。





http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 五輪入国2ヵ国目で早くも感染発覚(植草一秀の『知られざる真実』)
五輪入国2ヵ国目で早くも感染発覚
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-84350a.html
2021年6月20日 植草一秀の『知られざる真実』


菅義偉氏が自分の利益のために開催を強行しようとする東京五輪。

東京五輪が災厄をもたらす。

コロナ感染は再拡大し、秋の総選挙で自民党は大敗する。

天網恢恢疎にして失わず

菅義偉氏は天の網に捕らえられることになる。

五輪開催強行はコロナ感染を再拡大させる。

さらに、世界中から変異株を日本に集結させる。

安全性を確認できていないワクチンを接種するのは情報不足の人々が中心。

高齢で基礎疾患を持つ人は、感染した場合に重篤化するリスクが高いからワクチン接種は一つの選択肢にはなる。

しかし、高齢で基礎疾患を持つ人はワクチンで急死するリスクも相対的に高いと考えられる。

危険で利権まみれのワクチンを思慮なく接種することがないよう、十分な注意が必要だ。

賢明な人の多くはワクチンを接種しない。

ワクチンを接種してもコロナ感染を防止できるか定かでない。

アストラゼネカ社製ワクチンの南アフリカ変異株への有効性は10.4%であったとの検証結果も報告されている。

https://bit.ly/3xvFGuD

東京五輪に出場するため、ウガンダ代表選手団が6月19日に来日した。

成田空港の検疫でPCR検査を受けて、1人が陽性であることが判明した。

9人の来日者のうち1人が陽性で、入国できなかった。

残りの8人はバスで移動し、6月20日、ホストタウンである大阪府泉佐野市で宿舎入りした。

東京五輪での外国選手団入国はオーストラリアに続いてウガンダが2ヵ国目。

2ヵ国目の段階で早くもコロナ陽性者が確認された。

ウガンダの選手は英アストラゼネカ製ワクチンを2回接種し、出国前72時間以内に受けた検査での陰性証明書を提出していた。

ところが、到着した9人のうちの1人が抗原検査で陰性にならず、PCR検査を受けて陽性が判明した。

橋下徹氏がこの事例を踏まえて見当違いのコメント発しているが、重要なことはまったく別の点にある。

橋下氏は何度も検査しないと判明しないケースがあることを挙げてPCR検査の必要性を主張してきた者を批判したが失当だ。

1回のPCR検査で感染を取りこぼすことがあるが、このことは検査の必要性を否定するものでない。

より徹底的な検査で感染者を特定することが感染拡大抑止に必要で有効であることは、コロナを封じ込めた国の実績が証明している。

橋下氏の、論理を捻じ曲げての我田引水は極めて筋が悪い。

ウガンダの事例は東京五輪が変異株流入をもたらす恐れを再確認させるもの。

出発72時間前の検査と到着時の検査で取り逃がす感染が必ず生じる。

その取り逃がしを防ぐには、全員に対する例外のない、入国後隔離措置が必要不可欠。

入国後2週間の隔離を例外なく、全員に実施するべきだ。

今回は、到着時の検査で感染を捉えることができたが、これを潜り抜けていたら、国内に流入していた。

入国者全員に対する毎日の検査も必要不可欠。

選手に対して「原則毎日検査」が謳われているが、「原則」が付いたら意味がない。

「原則」は「例外」を作るためのもの。

「例外」が作られるのは「例外」をスタンダードにするため。

入国後の隔離措置について組織委は例外を用意。

特例の理由を記載すればほぼすべての入国者が例外を適用できるようになる。

要するに、徹底的な検疫体制を敷く考えがないのだ。

菅義偉氏は五輪の観客規制について、他のスポーツイベントに準じるとしているが、他のスポーツイベントと五輪では規模がまったく違う。

五輪は同時に多数の会場で興行が行われる。

人流の規模がまったく違う。

菅流で東京五輪開催を強行すれば大惨事になる。

菅義偉氏は必ず天の裁きを受けることになる。



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/522.html

記事 [政治・選挙・NHK281] <政界地獄耳>山尾に早速噂「来年の参院選、自民党から?」(日刊スポーツ)
 


【政界地獄耳】山尾に早速噂「来年の参院選、自民党から?」
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202106190000124.html
2021年6月19日8時43分 日刊スポーツ


★にわかに期待してしまう人がいるかもしれないが、やっぱり野党はダメなのではないか。「議員パス」はもう十分すぎるぐらい私用で使い切ってしまったのか。次期衆院選では比例東京ブロックの単独1位で出馬することが決まっていた国民民主党・山尾志桜里がSNSで「私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。そこで今回の任期を政治家としての一区切りとしたいと思います」と政界引退を表明した。ところが早速政界には「政界を引退し、メディアに出まくって野党批判を展開し、『ロンダリング』完了後、来年の参院選で自民党に擦り寄って、出させてもらうのではないか」とのうわさでもっぱらだ。

★この4年間で民進党、立憲民主党、国民民主党と野党を渡り歩いたが、自らの数あるスキャンダルには答えず、今では党広報委員長だというのだから野党内でも信用されず、こんなうわさが広がるのだ。自民党が欲しがる人材とも思えない。一方、五輪開催の陰でカジノ誘致などの是非が問われる8月8日告示22日投開票の横浜市長選挙は与野党とも候補者が定まらず、市民をやきもきさせている。

★立憲民主党代表代行・江田憲司も候補者擁立にあぐね、横浜市立大学教授・山中竹春の擁立に動きだした。立憲の議員が言う。「この選挙はカジノ反対を軸に野党統一候補を立てることが目的。カジノとは縁のない学者に市民をはじめ立憲中央も共産、市民グループも困惑している。つまり野党の分断を目的とするならば、4年前の希望の党で野党を分断した都知事・小池百合子と同じだ。江田は統一候補を準備できないのに首相・菅義偉と自民党に野党分断という“貸し”を作り助けている」と解説する。国会閉会の翌日連合に出向き「共産党とは理念が違うので、部分的な連携と候補者の統一だけをやる」という立憲民主党代表・枝野幸男については解説する価値もない。(K)※敬称略


関連記事
山尾志桜里氏、任期限りでの政界引退を発表。「『政治家一筋が標準モデル』に何度も違和感」(ハフポスト)
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/493.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK281] 女帝・小池百合子知事の都民ファが都議選で大惨敗の危機 自民、立憲が躍進<世論調査入手>〈AERA〉
女帝・小池百合子知事の都民ファが都議選で大惨敗の危機 自民、立憲が躍進【世論調査入手】
https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2021061900019.html
2021.6.20 09:00 今西憲之 AERA dot.


小池百合子東京都知事と菅義偉首相(C)朝日新聞社

 これから政局の焦点は6月25日告示、7月4日に投開票される東京都議会議員選挙、23日に開幕する東京五輪・パラリンピックに移る。都議選は秋にも行われる衆院解散・総選挙の前哨戦とされるだけに「関ケ原の合戦」と各党の鼻息は荒い。自民党が先週末、東京都内の全選挙区で行った世論調査データをAERAdot.編集部は独自入手した。

 その結果によると、前回は55議席を獲得して圧勝した小池百合子・東京都知事が率いる都民ファーストの会(以下は都民ファ)が、今回は6〜19議席と厳しい予測となっていた。前回は23議席とかつてない惨敗となった自民党は今回、48〜55議席という予測で勢いを盛り返している。前回は都民ファ、今回は自民党と組む公明党は14〜23議席と横ばい。野党の立憲民主党は前回の8議席から今回は20〜26議席まで躍進しそうだ。共産党も18議席から今回は17〜23議席と伸びるという予測となっている。


先週末に行われた自民党の東京都議会選挙の世論調査データよりAERAdot.編集部が作成(立憲は生活ネットワーク1議席も含む)

「ここまで減るとは。絶望的な数字ですね…」

 こう真っ青な顔で話すのは、都民ファの現職都議だ。前回は小池旋風で自民党候補を次々に破った都民ファの候補たちだが、今回は与党として逆風を受けることになった。

 前回の選挙後、都知事という立場から小池氏は都民ファの「特別顧問」と一歩、引いたような肩書きになった。また、都議選では対立しても、小池氏は都政運営では政権与党の自民党との関係修復を図った。

 小池氏のダブルスタンダードなどに反発し、都民ファで“内紛“が勃発。「ファーストペンギン」といわれた上田令子都議、音喜多駿前都議ら数人が相次いで離党した。

「都民ファといえば、小池氏の党というイメージ。しかし、肝心の小池氏が今回は全面にでないということで、候補者たちは自分の名前で戦わねばならない。前回のように小池氏が応援に入ってくれると勝負になるが、今回は応援はないと聞いている。非常に厳しい選挙になる」(前出・都議)


自民党本部で会見する二階俊博幹事長と小池百合子都知事(C)朝日新聞社

 都知事の任期がまだ3年ある小池氏。かねてから国政復帰も噂される中で、自民党の二階俊博幹事長とも最近、頻繁に連絡を取り合っているという。その一方で東京都は新型コロナウイルス対策、7月23日から開催する東京五輪・パラリンピックという大きな問題に直面している。

「小池氏にしてみれば、コロナ禍の五輪開催で大変な中、『都議選まで構ってられない』とぼやいている。都議選の話をすると、機嫌が悪くなりますね。一期は経験したんだから、しっかり自分でやりなさいと所属の都議らに言っているそうです。しかし、小池氏の風だけで当選した都議ばかりですから、半分以上は淘汰されるでしょう」(小池氏と近い自民党幹部)

 国政復帰が囁かれる小池氏。都議選惨敗となれば、政治生命の危機に直面する可能性が大だという。前出の自民党幹部が言う。

「小池氏が二階幹事長とコンタクトを頻繁にとっている理由の一つは、都議会対策でもある。都民ファが負けても、自民党と組めるように根回しをしているようだ。五輪後に解散総選挙が行われれば、小池氏は都知事を辞めて、国政復帰すると読んでいます。自民党に再入党するのか、都民ファをベースに戦うのか、維新などと組むのか、まだわかりません。しかし、都議選で都民ファが惨敗すると、国政復帰の道が絶たれるだろう。都知事の任期満了が政治の花道になる。しかし、彼女は自民党総裁、首相の座をまだ、諦めていないはず。カメレオンのように突然、豹変する小池氏ですから、油断なりません」

 政界の一寸先は闇のようだ。(AERAdot.編集部 今西憲之)



http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/524.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年6月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。